7月5日(金)一方、ダイズとピーマンは順調に生育していました。共に花が咲き始めていて、ピーマンは実がついていました。ダイズは、白い小さな花が咲きます。「これがダイズの花だよ」と教えてあげなければ、きっと子ども達は気づかないでしょう。数週間後には実がつき、枝豆になります。 ピーマンの花も白い色をしています。星型のかわいらしい花です。これからどんどん実がついていきそうなので、支柱を立ててあげる必要があります。収穫したてのピーマンは、甘味が感じられるほどおいしいものです。(写真上) 5年生は、家庭科の時間に「ゆでる調理をしよう」という学習をしています。今日は、1,2校時に1組、3,4校時に2組が調理実習を行っていました。ゆでる調理として、3つの食材を使っていました。じゃがいもとキャベツ、卵です。教科書では、「青菜のおひたし」(ホウレン草や小松菜)と「ゆでいも」が紹介されています。今年の5年生は、キャベツと卵をゆでることにも挑戦しました。それも、一度に3つの食材をゆでるという、超豪華な調理実習になりました。 じゃがいもは、ピーラーで皮をむくとともに芽をかき、そのまま鍋に入れてゆで始めました。ひと口大に切ってからゆでるのが一般的だと思うのですが、切ると栄養分が出ていってしまうという理由のようです。(でも、家庭では先に切りませんか?)丸ごとのじゃがいもだったので、20分以上ゆでていました。(写真中) 1回目の調理実習は「お茶の入れ方」だったので、包丁を使うのは今回が初めてでした。子ども達の包丁の持ち方を見ていると、経験のある無しがよく分かります。ピーラーを使わずに、包丁でじゃがいもの皮をむいていた子がいました。皮むきの時は、包丁の刃に親指を添えて持つようにします。家庭できちんと教えてもらっている子がいて感心しました。危ないからさせないのではなく、危ないから正しい扱い方を教えてあげることが重要です。 4年生は、社会科の時間に「ごみはどこへ」という学習をしています。家庭から出るごみを収集し、清掃工場に運んで処分をする仕組みについて学んできました。今日は、実際に光が丘清掃工場に社会科見学に行き、ごみが燃やされていく様子を調べてきました。 光が丘清掃工場は、3年前まで建て替え工事が行われていました。以前の清掃工場も何回か行ったことがありますが、最新の設備のある現在の工場は「すばらしい」の一言です。まず、臭いが一切感じられません。光が丘団地の中央に位置する清掃工場であるだけに、外部に臭いが出ないように細心の注意が払われているようです。また、煙突からの煙も一切ありません。燃えた後の煙は、様々な機械や薬品できれいにした後、大気中に放出しているという説明がありました。 さらに、清掃工場としてごみを燃やすだけでなく、熱を利用した発電を行う様子も見せてもらいました。焼却炉で発生する熱を使って高温の蒸気を発生させ、タービンを回して発電します。生成した電気は、清掃工場で使う他、電力会社に売っているそうです。それら全ての管理は、中央制御室で行われています。ごみバンカーで動いているクレーンなど、以前は人が操作していましたが、今はほとんどオートメーション化されていました。(写真下) 見学コースには、タッチパネル式のクイズや写真を撮影するコーナーがあり、子ども達が楽しめるようになっていました。ごみの分別やごみを減らす意識につながる社会科見学になりました。 |
|