ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

1月27日の給食

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献立名           コメッコカレーライス
              かりかりじゃこサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日の献立は、広報委員会が行った給食アンケートで第3位になった「コメッコカレーライス」です。
 カレーライスのとろみは、小麦粉とバターを炒めたルーを使いますが、コメッコカレーライスは、バターを使わずにお米の粉「こめこ」でとろみをつけています。そんなところから、「コメッコカレーライス」という名前がついています。
 学校給食の歴史の中では、ご飯が登場したのは今から45年ほど前です。でも、当時はご飯の回数が少なく、初めは月に一度くらいでした。その当時のご飯の日のメニューは、子ども達に人気のあったカレーライスでした。いつの時代でも、カレーライスは人気のメニューと言えます。

1月26日(火) その2

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 3校時は、3年1組の授業観察がありました。理科「じしゃくのふしぎ」の学習単元でした。今日は、「磁石についた鉄は、磁石になるだろうか」というテーマで実験をしました。
 磁石に鉄釘をくっつけ、そっと磁石から離すと、釘はしばらく何本かくっついたまま残ります。そのことから、釘が磁石になったのかどうかを予想して確かめる実験を考えました。今までの磁石の学習をもとに、子ども達はいろいろな実験方法を考えていました。
 磁石にしばらくっつけておいた釘を別の釘に近づけてみたり、方位磁針に近づける、砂鉄に近づける、水に浮かべてみる…と、様々な方法でしっかり調べていました。(写真上)磁石には、いろいろな不思議がたくさんあります。
 4校時は、3年2組の国語の授業を見に行きました。「伝わる言葉で表そう」という単元の学習でした。言葉には、考えたことや思ったことを表す働きがあります。「とってもおもしろかった。」と言うだけでは、何がどう面白かったのかが伝わりません。状況やできごとが、聞いてる人(読んだ人)に伝わるように表現することが大切です。
 授業では、先生へのインタビューをもとに、どこをどのように直すと伝わりやすい文章になるのかをみんなで考えました。また、近くの友達同士で意見交換もしました。(写真中)
 ところで、授業観察に行くと、いつも授業内容だけでなく、後ろの掲示板にも目が行きます。3年2組の教室には、冬休みの宿題となっていた「冬休み新聞」が掲示してありました。一人一人いろいろな冬休みを過ごしていたことが分かり、見ていてとても面白かったです。
 写真入りの新聞がいくつかあり、目を引きました。中でも特に注目して読んだのが、「誕生日プレゼントにもらった包丁セットで鯛をさばいた」という子の新聞でした。包丁セットには、出刃包丁と刺身包丁と研ぎ石が入っていました。(大きな鯛とともに、写真に立派な包丁が写っています。)3年生で、誕生日に包丁セットをもらうとは…将来は、ぜひ立派な料理人となり、お店に招待してもらいたいものです。さらに、その子の新聞には、子犬を手にしている写真も載っていました。3月に犬を飼う予定で、ペットショップに見学に行って撮った写真のようでした。値段がすごく高かったけどかわいかったということが書いてありました。・・・その通り、最近特にペット(犬)の値段が高くなりました。(ペットを大切に育ててほしいから?)犬を飼うのはおすすめです。癒されます。
 5校時は、5年1組の道徳の授業を見に行きました。「うばわれた自由」という資料を使い、「善悪の判断、自律、自由と責任」について考えさせる内容でした。思いのままに行動することが自由だと思っている王子が、その考えが間違っていることを森の番人ガリューに諭されるが聞き入れませんでした。その後、王になったジェラール王がとらわれの身となり、改めて真の自由とは何かを考えるという内容です。(写真下)
 外国のお話であることと、王様と番人という設定のため、身近な「自由」に置き換えるのが難しい資料でした。でも、5年生ともなると、自由のとらえ違いをして、相手や周りのことを考えずに自分勝手な振る舞いをしてしまうことは誰しもあるものです。「自由の中にもルールを守らなければならない」や「自由なことにも責任をもたなければならない」と、真剣に考えを書いていた子がいました。

1月26日(火) その1

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 今日は、1校時から5校時まで授業観察がありました。1校時の前半は、4年1組の図工の授業を見に行きました。4年生は、「トントンつないで」という木工作に取り組んでいます。角材を切り出し、うすい板と釘を使ってつなぎ合わせることで、角材がへびのおもちゃのようにくねくねと曲がる仕組みを作ることができます。
 4年生になると、木工作で使う道具が多岐にわたります。のこぎりや金づちの他に、きりやくぎ抜きなども使っていました。きりは、くぎを打つ場所の下穴用に使用します。特に今回の作品づくりでは、角材が釘を支点にして自由に動くようにするためにも下穴を開けておくことが重要です。子ども達は、角材をつなぐうすい板の端の方に下穴を上手に開けてから釘を打っていました。(写真上)
 子ども達にとって難しそうだったのは、まず釘打ちです。金づちが垂直に当たらずに途中で曲がってしまい、何度も釘を抜いてやり直しいる子が見られました。また、角材とうすい板の大きさや間隔の取り方によって、曲がる仕組みがうまくいくかどうかが決まります。(ある程度すき間を開けて固定しないと、曲がる「遊び」がなくなってしまいます。)そういう仕組みの理解も、失敗しながら分かっていくのだなと思いました。
 続いて1校時の後半は、5年3組の外国語の授業を見に行きました。好きな季節とその行事にすることを英語で伝え合う授業内容でした。英語での会話文を学習してから、クラス内で友達とペアを組んで実際に会話を練習していきました。外国語の授業では、ここが重要です。いろいろなペアを変えていきながら、何度も発音して英語を身につけていく必要があります。
 今日のALTの先生は、マリアン先生でした。もちろん、マリアン先生も子ども達に積極的に語りかけていきます。相手の好きな季節と行事(やりたいこと)を聞いて、感情を表す言葉も会話文に入っていました。「fan」とか「exciting」などの言葉を言うのですが、さすがマリアン先生は外国の方だなと思いました。喜びや驚きを自然なボディランゲージで伝えていました。外国語の授業では、英語を話すだけでなく、こういう表現力も身につけさせていきたいものだと思いました。(写真中)
 2校時は、1年1組の国語の授業観察に行きました。「かくれていることばを見つけよう」という学習内容でした。『「はちまき」の中には、「○○」がいる。』という問題がありました。言葉をよく見ると、何かがいるみたいです。子ども達から、「あっ、わかった!」と次々と手が挙がりました。「はち」(蜂)と答えた子がいました。正解です。「ほかにもあるよ」と、別の子が「ちまき」や「まき」(薪)を挙げました。でも、文末に注意すると、「ちまきがいる。」とか「まきがいる。」という言い方はしません。「はちがいる。」というように、生き物が入ると「いる。」になります。子ども達は、「なるほど…」という顔をしていました。
 次に、『「すいとう」の中には、「○○」がある。』という、文末が「ある。」になる問題が出てきました。今度は、生き物ではないものが入ります。答えは「いと」(糸)だと簡単に考えていましたが、子ども達からは「とう」(塔)という答えも出てきました。子どもは鋭い・・・確かに正解ですね。
 黒板には、子ども達から出てくる言葉を予想し、かわいらしい絵が用意してありました。板書カードと言いますが、低学年にはこういう準備が大切です。(写真下)

1月26日の給食

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献立名           ホタテご飯
              コーンじゃがバター
              石狩汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、北海道の特産品を使った料理がたっぷり味わえる献立になっています。
 北海道は、47都道府県の中で一番面積が広く、じゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどの作物が日本で一番多く作られています。広い面積を生かした酪農もさかんで、牛乳を始めとして、チーズやバターなどの乳製品も多く作られています。
 また、周りを海に囲まれているので、漁業も盛んです。今日のホタテご飯のホタテ貝や、石狩汁の鮭は、北海道が主な産地となっています。

七輪体験(3年生)

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 3年生では、総合的な学習の時間に、昔の道具についての勉強をしています。初めて七輪を子どもたちに見せると、「これは何に使うの?」と興味深々の様子でした。
 そこで子ども達はパソコンを使い、七輪の使い方・片づけ方等を調べて理解を深めていきました。調べていく中で、七輪は水に弱いこと、炭は再利用できることなどを初めて知りるとともに、驚きがたくさんあったようです。
 当日は風が強く、なかなか火が点かずに苦戦している子ども達でしたが、新聞紙や木の枝、割りばし等を上手に組み合わせながら、無事に炭に火を行き渡らせることができました。
 初めての七輪体験でしたが、子ども達からは「昔の人たちは火をおこすのに、こんなに時間をかけて苦労していたんだ。」「七輪の火がすごく暖かい!」といった振り返りをしていました。
 今はコンロやIHで、ボタン一つで簡単に火が点く時代ですが、昔の人の気持ちを考えながら七輪体験をすることができました。

1月25日(月) その2

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 先週は、いくつかの学年の説明文について紹介しました。当然ながら、1年生の国語の教科書にも説明文があります。3学期に学習するのは、「どうぶつの赤ちゃん」という説明文で、ライオンやシマウマ、カンガルーの赤ちゃんについて書かれた文章で構成されています。それぞれの動物の赤ちゃんの特徴や違いなどを考えながら、どんなことがどのように書かれているのかを読み取っていきます。すると、同じ赤ちゃんでも、動物の種類によって生まれたばかりの様子や食べ物などに違いがあることが分かってきます。
 1年1組では、学習の導入として、いろいろな動物の赤ちゃんの画像を見せながら子ども達の興味・関心を高めていました。教室の電子黒板は、パソコンに接続してあり、インターネットで画像を取り込んで映し出すことができます。「動物 赤ちゃん」で画像検索をすると、様々な動物のかわいらしい赤ちゃんの姿を見ることができました。
 ブタの赤ちゃんの写真が画面に出ると、「かわいい〜」という声が教室全体に広がりました。(写真上)小さくてふわふわの体ですが、ちゃんと鼻がブタさんになっています。他にも、カバの赤ちゃん(お母さんの体よりもずっと小さいのに、ちゃんとカバの形をしている)やツキノワグマの赤ちゃん(真っ黒な子犬と言ってもいいくらい愛らしい顔つき)の写真を見ることができました。
 1年生のこの説明文の学習では、本文の学習の後に自分達で動物図鑑を作る学習もします。いろいろな動物に興味をもって調べていけるようにしていきます。それにしても、赤ちゃんはどの動物でもかわいいものです。それは、人間であればなおさらです。赤ちゃんは体に対して頭がずんぐりと大きく、目もくりくりと大きく見えます。手足がぷっくらとしてやわらかく・・・そういうかわいらしさがあることで、親に養育の本能が働き、子どもを大切に育てようとしていくと考えられています。自分のお子さんを改めて見てください。まだまだかわいいじゃありませんか。
 3年生は、理科の時間に「じしゃくのふしぎ」について学習しています。各自が購入した実験セットを使い、磁石の特徴について実験を通して学んでいます。3年2組では、水に浮かべた磁石の向きがどうなるのかを実験していました。磁石には、N極とS極があることを学びました。棒磁石をプラスチック容器に乗せて水に浮かべてみると、赤い印のN極側が必ず北校舎の方を指すことが分かりました。(写真中)
 自分も子どもの頃、3年生か4年生で磁石について勉強したことを覚えています。担任の先生が棒磁石をひもで天井からつるし、N極がどこで止まるのかを何回か実験して見せてくれました。磁石が鉄を引き寄せることは理解できました。しかし、「地球上のどこでどうやってもN極は北を指す」という言葉には、子どもとして納得がいきませんでした。さらに、地球全体が磁石になっていて…と説明されても、小学生の自分には、とうてい信じられなかったのです。
 4校時に、4年1組の国語の授業観察に行きました。先週紹介した「ウナギのなぞを追って」の説明文の授業でした。授業の開始から最後まで、子ども達が積極的に手を挙げ、発言をしていました。説明文全体に対して、段落を追って読み取っていくためのワークシートが有効に使われていました。先生が作った教材は、子ども達の意欲を高めます。1時間の授業で、4年生としてはとてもたくさんの段落を読み取っていきましたが、先生の指示ですぐにワークシートに記入し始めていたのは、今までの学習の積み重ねと言えます。5年生に近づいた4年生の姿を見ることができました。
 ここでも、電子黒板を有効に活用していました。教科書には、「レプトセファルス」というウナギの幼生の名称が繰り返し出てきます。YouTube動画で検索すると、その泳いでいる姿を見ることができます。(写真下)体はウナギのように細長いのですが、無色透明の透き通った体に、子ども達の目が釘付けになりました。広くて深い海の中から、小さなウナギの幼生、さらにはたった1.6mmの卵を見つけるまでの研究の執念に、改めて感動しました。

1月25日(月) その1

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 今朝もZoomを使って全校朝会を行いました。今日は、「適切な返事ができる子に」という題で話をしました。以下、その内容です。
・・・みなさんは、自分の名前を呼ばれてすぐに「はい!」と返事をしていますか? 返事は、あいさつとともに人と人とのコミュニケ―ションを図るうえで、とても重要なことです。
 名前を呼んだのに返事がなかったら、どう思われるでしょうか? 病院の待合室で、あるいはレストランの入口で名前を書いて待っている時のことを考えてみましょう。名前を呼ばれても返事をしなかったら、その人はそこにいないとみなされて順番を飛ばされてしまいます。これは、返事が小さくて相手に聞こえなかったとしても同じことです。まず、返事をする時は、相手に聞こえる声ではっきりとすることが大切です。
 学校で返事をするのは、多くの場合が先生から名前を呼ばれた時にします。朝の健康観察で名前を呼ばれます。また、授業中に手を挙げて、指名された時に名前を呼ばれるでしょう。その時に、どんな「はい」という返事が言えているでしょうか。返事は、短くはっきりと「はい!」と言うものです。「は〜い」という長い返事や「はい…」という暗い返事が返ってきたら、先生はどう感じていると思いますか? きっと、「今日は元気がないのかな。どこか具合が悪いのかな。」と思われたり、授業中の返事であれば、「この子は自信がないんだな。」と感じられたりすることになります。返事一つで、全てのことが相手に伝わってしまうのです。
 「はい」という返事は、約束をする時にも使う言葉です。教科書を忘れてきたとします。先生のところに行き、忘れ物をしたことを伝えました。先生は、「次回から気をつけましょう。」とか「連絡帳をよく見て用意をしてきましょう。」と注意をします。その時に、「はい」と素直な返事ができているかが大切です。先生から注意をされることは他にもいろいろありますよね。廊下を走って注意されるとか、チャイムが鳴り終わってから遅れて教室にもどり注意されるなど、ルールを守っていない時に先生方は注意をします。どの先生方も、注意した子がどれだけ反省をしているか、その子の返事の仕方で判断をしています。先ほど「素直な返事ができているかが大切です。」と言いました。注意されて「はい」と言うのは、「もうしません。気をつけます。」という約束の返事です。「は〜い」とか「はいはい…」という返事をした場合に、それが反省の気持ちを伝えることになるでしょうか。
 その他にも、「はい」と言う返事は、気持ちを入れる時にも使います。「これから1時間目の授業を始めます」と日直が言った後、全員で「はい!」と返事をするようにしているクラスが多いです。その時の全員の「はい!」は、「さあ、勉強をがんばるぞ!」という返事です。
 返事は、たった2つの言葉、「は」と「い」だけで成り立っています。返事の仕方一つで、自分の気持ちが相手に伝わります。あるいは、相手が自分を判断することになります。いつもその場に応じた、適切な返事ができる子に育ってほしいと思います。・・・
 各ご家庭でも、子どもの返事の仕方を意識してみてください。子どもが「はいはい…(わかりましたよ)」みたいな返事をする時ってありませんか? 返事の仕方一つで気持ちが伝わるということを教えてあげたいですね。
 Zoomでの全校朝会では、書き初めの表彰も行いました。まず、1年生から6年生まで、代表作品に選ばれた子ども達の名前が呼ばれました。各教室で、名前を呼ばれた子どもが返事をして立ちました。今年は各クラスから2名ずつ選ばれているので、34名の子ども達が代表になりました。全校を代表して、放送室に待機していた6年生に賞状を渡しました。(写真)

1月25日の給食

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献立名           きなこ揚げパン
              インゲン豆のクリームシチュー
              牛乳


一口メモ

 今週は、全国学校給食週間です。日本で学校給食が始まったのは、今から約130年前になります。山形県のある小学校で、貧しい子ども達に無料でお昼ご飯を提供したのが始まりです。
 昔の学校給食は、食べ物の少ない中、子ども達の身体が丈夫に大きく成長することを願って作られていました。今は、将来も健康に過ごせるように、栄養バランスのとれた食事のお手本として提供されています。
 今日は、先日広報委員会が実施した「好きな給食」アンケートで1位になった揚げパンの献立です。揚げパンは、60年以上前からある人気の給食メニューです。子ども達のお家の方々にとっても、好きなメニューだったかもしれません。お家の方々が食べた頃の給食のメニューについて、ぜひ子ども達に話をしてあげてください。

1月23日(土)

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 2年生は、算数の時間に「長い長さを はかってあらわそう」という学習をしています。2年生では、今まで「mm」や「cm」の単位を習ってきました。そして、30cmものさしを使っていろいろなものの長さを測ったり、cmとmmの単位の換算をしたりする学習をしてきました。
 今回は、30cmものさしでは足りない長い長さについての学習です。そこで先生が用意したのが、1mのものさしです。家庭にはなかなかない道具で、洋裁のお店などで生地を測る時に見かけるものさしです。まずは、2人組で手に取り、目盛りの読み方を確認していきました。(写真上)そして、この長いものさし全体で100cmあることから、「100cm=1m」という新しい単位についてまとめました。
 ところで、「あた」、「つか」、「ひろ」という長さをご存知でしょうか? 日本で昔使われていた長さの呼び名です。2年生の算数の教科書に、それぞれが身体のどの部分を使った長さであるかが載っています。「あた」は、親指と中指を広げた長さです。そして、「つか」は握りこぶしの幅、「ひろ」は両腕を広げた長さを言います。しかし、当然のことながら一人一人それらの長さが異なるため、共通の長さの単位としてのものさしが必要になるというわけです。
 3年1組で、「たし算トーク」をしていました。(写真中)ピア・サポート(仲間を支援する、つまり仲間づくりやコミュニケーション活動として使われる言葉です。)の研修等でよく行われるゲームの一つです。子ども同士で楽しく会話をしたり、関心をもって相手の話を聞いたりすることにつながる活動です。
 グループでジャンケンをして、全員が出した指の本数をたし算します。その数をもとにして、たし算トーク用の「話の種シート」からお題を見つけ、みんなで答えていくというゲームです。お題には、「自分の趣味は?」というものから、「無人島に持っていきたいものは?」、「社長と副社長、どちらになりたい?」など、様々なものが書いてありました。
 クラスの仲間とは、いつも一緒に過ごしてきた者同士なのですぐに会話がはずんでいきますが、4月の学級開きの頃にこういう活動を取り入れたらまた面白いだろうなと思いました。人と人との良い関係をつくるためには、コミュニケーションを促進することが重要となります。それは、子ども同士であっても同じで、会話を通じて相手を知ることにつながります。(逆に、自分を知ってもらう機会にもなります。)
 今年も6年生に向けて、PTAおやじの会主催の「キャリア教育の授業」を実施しました。6つのブースに分け、様々な職業の方々を講師として、直接お話を聞く機会となるように企画していただきました。
 おやじの会の皆さんには、昨年度からこのキャリア教育の授業を企画していただいています。今年度は、「警察官」、「保育士」、「ピアノ講師」、「公務員(官公庁)」、「ITエンジニア」、「自動車関連企業」の職業をされている方々にお越しいただきました。事前アンケートをもとに、各自聞いてみたい職業をあらかじめ決めておきました。15分ずつ入れ替えながら、全員が2つの職業について話を聞くことができました。
 どの講師の方々も、6年生向けにとても分かりやすい説明をしてくださいました。仕事の内容やどのようにしたらその仕事に就けるのか、そして仕事のやりがいまで、熱心に子ども達に語りかける姿が見られました。それぞれの仕事に対する子ども達からの質問は、事前にアンケート調査をしておいたので、講師の皆さんも説明がしやすかったようでした。
 6年生の子ども達は、2学期の総合の学習の時間に職業調べをしてきました。どのブースでも、自分の職業について堂々と胸を張って語りかける講師の皆さんの姿は、とても輝いて見えました。卒業を2か月後に控えた6年生です。今日のキャリア教育の授業は、将来へのあこがれや希望をもつための良いきっかけとなったようです。

1月22日(金)

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 3年生は、音楽の時間に「聖者の行進」の合奏に取り組んでいます。自分のパートの役割を生かして合奏し、アンサンブルの楽しさを味わう教材です。使っている楽器は、鉄琴や木琴、エレクトーン、打楽器類です。リコーダーは使っていません。
 練馬区から示された3学期の感染症対応のガイドラインでは、「音楽における歌唱の活動や管楽器(リコーダーや鍵盤ハーモニカ等)を用いる活動は行わない」と記されています。1学期の音楽の授業もそのような対応でした。2学期に入ってから一旦ガイドラインが緩み、マスク越しの歌唱指導やリコーダー演奏(距離をとって吹く時だけマスクを外す)が認められていました。今学期に入ってから、またもや各校の音楽専科の先生方に指導の工夫が迫られています。
 全体の楽器の数とともに、ソーシャルディスタンスも考え、クラスを半分に分けた人数で合奏するように指導しています。発表する子ども達と聞く子ども達に分かれて、お互いの合奏を確かめ合うようにしていました。(写真上)
 ところで、「聖者の行進」は、日本では「聖者が街にやってくる」とも訳されて、スポーツの応援や吹奏楽で有名な曲です。もともとは、アメリカの黒人霊歌の一つとして歌われていた曲です。それをルイ・アームストロングがジャズにアレンジしたことで、世界的に知られる超有名曲になりました。
 5年生は、理科の時間に「電磁石の性質」の学習をしています。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験で確かめていく予定です。
 今日は、さっそく実験セットの中身を取り出し、電磁石となる「コイル」を製作するところから始めました。あらかじめ100回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、50回巻きのコイルは自分で導線を巻き付けるところから行わなければなりません。いろいろな会社から出されている実験セットの中には、たまに初めから全て完成しているコイルが用意されているものがあります。しかし、自分でコイルを巻くという経験をさせる方が手作り感もあり、また興味・関心をもたせるうえでも必要なことです。(写真中)
 私も高学年の担任をしている時に、このコイル作りの指導で苦労した覚えがあります。当時は、電磁石の学習は6年生の理科の内容でした。そして、使っていたのはエナメル線でした。(今回の5年生のセットは、ビニール線なので巻き付けやすくできています。)エナメル線を使っていてどんなハプニングが生じたかというと、巻き付けているうちに何回巻いたかを忘れてしまい、巻き直そうとしてからまってしまうということでした。放課後、ぐしゃぐしゃにからまったエナメル線と格闘し、翌日までにほどいてあげたことが何回かありました。
 3年生は、社会科や総合の学習の時間に、昔の道具についての勉強をしています。今日は、3年1組が中庭に出て、七輪の使い方の体験学習を行っていました。
 七輪は、電気やガス器具が主流になる昭和の中頃まで、各家庭でよく使われていた道具です。木炭を燃料として火をおこします。もちろん、魚や肉を焼く調理器具としての役割がメインですが、ストーブ代わりとして暖をとるために使われることもありました。毎年、田柄小の3年生には、うまく炭に火がついたところで網を乗せ、おもちを焼いて食べさせていました。しかし、感染症ガイドラインで調理実習が禁止されていることもあり、今年は控えることにしました。炭に火がつき、暖まることで炭おこしの苦労を喜びに代えていました。(写真下)
 あるグループの子ども達に聞いてみると、9本目のマッチでやっと火おこしに成功したそうです。焚きつけ用の新聞紙に火をつけてから、その上に乗せた割りばしを燃やします。炭にきちんと火がつくためには、しばらく割りばしが燃え続けていなければなりません。どのグループもこの段階で火が消えてしまい、苦労するものです。
 炭火の良さは、一度火がつくと長い時間燃え続けるところにあります。また、遠赤外線の作用で、魚も肉もおいしく調理することができます。最近は、七輪が安価で手に入ることもあり、ホームセンターなどでよく売れているそうです。ステイホームの日々が続きそうです。自宅の庭やベランダで、七輪を使ってバーベキューはいかがでしょうか。スルメやサンマを焼いたり、干し芋を焼くのもおすすめです。(ご近所への匂いに注意して)

1月22日の給食

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献立名           麦ご飯
              ゆかり入りひじきふりかけ
              鯖のおろしソース
              田舎汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、給食室の手作りふりかけを献立にしました。梅干しを漬けるのに使う赤じその葉を乾燥させた「ゆかり」に、ごまや味付けをしたひじきを混ぜて作ってあります。
 ごまやひじきは、一度にたくさんの量を食べることはできませんが、成長期に必要な鉄分やカルシウムといった栄養素がたくさん含まれています。
 中国では、ごまは昔から「食べる薬」と言われるくらい健康に良い食べ物とされてきました。ご飯と一緒に、おいしく食べられるようにしました。

風車を作って遊ぼう!(1年生)

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 生活科「北風と遊ぼう」という学習で、風車を作って遊びました。
 教科書には、風車と凧揚げの凧の作り方が載っています。凧揚げは、作って遊んだことがある子が多かったので、今回は風車に挑戦しました。

 風車は、紙コップと長めの竹串を使って作りました。羽根の色塗りでは、模様や色を工夫し、「回った時にどんな色になるかな」と想像しながら作りました。

 完成したら中庭で遊びました。「たくさん回ってうれしいな」「タケコプターみたい」と楽しそうに中庭を走り回っていました。

 北風が吹く寒い冬でも楽しめる、日本の手作りのおもちゃを知ることができました。ぜひ、おうちでも遊んでみてください。

昔遊びをしています!(2年生)

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現在2年生は生活科の時間に、こま回し、あやとり、お手玉、羽子板、めんこなどの昔遊びに取り組んでいます。
 普段の生活ではあまりやることはない遊びなので、「初めてやる」、「この道具、初めて見た」などの声が子どもたちから多く聞こえました。
 遊び方を教えると、とても楽しそうに活動していました。コツをつかんだ子は、難しい技にも挑戦していました。活動後、子どもたちからは「またやりたい」、「次はもっと難しい技に挑戦したい」などの感想が聞かれました。 
 昔からあるこのような日本の伝統的な遊び遊びを、子ども達の未来にも受け継いでいってほしいと思いました。

1月21日(木)

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 昨日は、6年生の説明文についての紹介をしました。今日は、4年生が国語の時間に学習している「ウナギのなぞを追って」の説明文を紹介します。(写真上)
 この説明文は、昨年度までの教科書にも掲載されていました。内容はとてもおもしろいものなのですが、かなり専門的な語句が出てきたり、理科や社会の知識が必要でもあり、4年生には難しい説明文です。「うなぎは、新月の頃に合わせて、一斉にたまごを産んでいるようなのです。」というところでは、月の満ち欠けとの関係が説明されています。(理科に関する部分)また、海流に乗って稚魚が日本に到達することや、地図上の方位を使って流れてくる方向が説明されています。(社会科に関する部分)
 「ウナギのなぞを追って」を書いたのは、海洋生物学者の塚本勝巳さんです。その内容は、大人が読んでも大変興味深いものになっています。川や湖に生息しているウナギについて、その生態は長年にわたり謎とされてきました。「どうも海に行って卵を産んでいるようだ。」ということぐらいしか分かっておらず、海の中のどこで卵を産み、どのようにして川に戻って来るのかということは、なかなか研究が及んでいませんでした。
 この説明文を読んでまず驚くのが、日本中のウナギが二千キロメートルも離れたマリアナ諸島の海底で産卵をしているということです。(説明文では、この場所を突き止めるまでの苦労を、段落ごとに順を追って説明しています。)なぜわざわざそんなに遠いところまで卵を産みにいかなければならないのでしょうか? さらにびっくりするのが、広い海の中でごく小さなウナギの稚魚を探した調査の様子です。プランクトンネットを使って海水の中から数ミリメートルの稚魚を探していくのは、気の遠くなるような作業だったことでしょう。それだけに、1.6ミリメートルの卵をやっと見つけた時の喜びは、計り知れないものがあったはずです。調査を始めてから36年の年月が経っていたというので、これにも驚きます。
 現在は、日本の沿岸にやってきたウナギの稚魚を捕まえで養殖をするのが一般的な方法のようです。しかし最近は、ウナギに卵を産ませて育てていく完全養殖の研究も進んでいます。近い将来、近大マグロならぬ「近代ウナギ」が登場することがあり得るのではないでしょうか。そして、その研究の様子が説明文となり、小学校の教科書に掲載される日が来るかもしれません。
 6年生の英語の授業では、「What`s your best memory?」(一番の思い出は何?)という学習をしていました。6年生は、今月に入って卒業アルバムの文集ページの仕上げを行っているところです。6年間を振り返って作文を書いたり、クラスの寄せ書きページに思い出を載せたりしました。改めて英会話文にして、小学校の思い出を友達同士で楽しく伝え合っていました。さらに、「What did you enjoy?」(何を楽しんだの?)という会話も入れ、進んで友達と英語を通じた交流を行っていました。(写真中)
 自分が使っているスマートフォンには、翻訳アプリが入っています。外国語の授業を見た後、校長室に戻ってきて授業で取り上げていた会話文をスマートフォンに向かって発音してみるようにしています。ショックなのは、自分はうまく発音していると思っていても、全く違う英語が表示される場合が多いことです。ALTの先生を通じて習っている今の子ども達の方が、ずっと発音が良い英語を話せるようになっているはずです。(でも、このアプリがあることで、外国の人に出会っても自信をもって会話ができそうです。日本語で話すと、英語の発音が出てくるという優れものです。)
 3年生は、社会科で「かわる道具とくらし」の学習をしています。学校に保管してあった昔の道具類を廊下に展示し、いつでも見られるようにしています。コロナ禍のために、社会科見学に行けなくなってしまったのが残念でした。毎年3年生の社会科見学として、石神井公園にある「ふるさと文化館」に行っています。展示室にはたくさんの昔の道具があり、詳しく説明を聞くことができます。(ぜひ機会があったら出かけてみてください。)
 今回、廊下に並べた昔の道具は、学校の資料室(北校舎2階の2年1組の隣の部屋)にあったそうです。なかなかおもしろいものがたくさんあります。まず、黒電話です。近くにいた子ども達に電話の使い方を聞いてみました。ダイヤルの番号を回すのは知っていたようですが、「最初に受話器を取る」ということは知らなかったようです。(写真下)
 他には、茶釜と柄杓(ひしゃく)や鰹節削り器がありました。鰹節削り器は、箱を開けるとかんなが入っていて、鰹節を動かして手動で削っていく道具です。下の引き出しに削り節がたまります。子どもの頃、お正月に父親の実家に行くと、いつも鰹節を削るお手伝いをさせてもらいました。削りたての鰹節のいい香りの記憶とともに、祖母の顔を思い出します。

1月21日の給食

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献立名           麦ご飯
              鰆の塩こうじ焼き
              さつまいものきんぴら
              雪ん子汁
              牛乳


一口メモ

 今日のおかずに出ているきんぴらは、いつものきんぴらのごぼうの代わりに、さつまいもが入っています。さつまいもを細い千切りにして、油でカラッと揚げています。きんぴらのしょうゆ味の中に、さつまいもの甘さも感じられる味付けです。一緒に入っているれんこんのシャキシャキ食感も感じながら味わえるようになっています。
 雪ん子汁は、たくさんのすりおろした大根が雪のように見える汁物です。吉田農園さんから届いた大根を使っています。きのこの仲間で、茶色いつるっとした「なめこ」も入っています。

1月20日(水)

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 6年生は、国語の時間に「メディアと人間社会」という説明文の学習をしています。今年の教科書から新しく入った教材で、作者は池上彰さんです。教科書には、ご本人の写真も載っています。(写真上)池上さんについては、テレビにも多く出演されている方なので、子ども達もよく知っているでしょう。元NHK記者からスタートし、現在はフリージャーナリストとして活躍中です。NHKにいた時は、週刊子どもニュースという番組の初代お父さん役を長らく務めていたことでも有名です。
 NHKを退社後もテレビの各局からの出演依頼が多いのは、その分かりやすい解説の仕方にあるのではないでしょうか。そして、なんでも実によく知っていると感心するほどの情報量をもっている方です。その池上さんが書いた説明的な文章なので、小学生にも受け取りやすいということで教科書に採択されたのでしょう。
 6年生の国語の授業では、文章全体の構成を考えながら読み、各段落の要旨をとらえることを中心に学習を進めていきます。全体は、「始め・中・終わり」に分けられ、「中」にあたる段落では、歴史的な順序に合わせたメディアの登場について説明しています。「文字を使った伝達」から始まり、「電波」、「映像」、「インターネット」と、段落ごとに各メディアについて紹介しています。そして最後の段落では、「人間の欲求を意識してメディアとつき合うことの大切さ」を筆者の主張としてまとめています。いかにもメディアで活躍されている池上さんらしい文章だなと感じました。
 教科書には、続けてもう1つ説明文が掲載されています。「大切な人と深くつながるために」という、鴻上尚史(こうがみしょうじ)さんが書いた文章です。人と会話をする時間を増やしていき、「コミュニケーションの練習をしている」と思い、上達させていくことが大切であること。そして、「大切な人とのコミュニケーションをする機会を増やしていこう」という主旨で書かれた説明文です。
 大人も子どもも、SNSを利用した社会が当たり前になりつつあります。直接会話することの重要性を、国語の教材を通して訴え、警鐘を鳴らしているようにも感じられます。
 3校時は、けやきルームの授業観察に行きました。2つの部屋に分かれて、3人ずつの児童への小集団指導が行われていました。感染症対応として、本来なら全員で行っているところを、2つに分けて人数を減らしていました。また、一人一人の机に飛沫防止のアクリル板を立てて授業を行っていました。(写真中)
 3学期のけやきルームの指導は、今週からスタートしています。そこで、初日の今日は、冬休みの出来事と3学期のめあてを発表するスピーチから始めました。自分の教室のような大人数の中で発表するのが苦手な子も、けやきルームの少人数の場所では、自分の言いたいことをしっかりと話すことができます。けやきルームでは、こういう経験を積ませることによって、自信を高めていくように指導しています。授業の後半は、冬に関する言葉を集めたビンゴゲームをして盛り上がりました。
 4校時は、2年2組の道徳の授業観察を行いました。「空色の自転車」という資料を使った、生命尊重について考える授業でした。交通事故にあって、意識不明の重体になっていたかんた君のところに、先生や友達が次々とお見舞いに来ます。家族の支えもあり、やっと意識が回復して松葉づえをつきながらリハビリに励むようになりました。リハビリをがんばる主人公の気持ちを考えながら、後段では命の大切さについて考えさせました。(写真下)
 道徳の授業では、年間を通じてどの学年もたくさんの内容項目を指導しています。その中で最も指導が難しいのが、「生命尊重」にかかわる内容です。2年生のこの資料では、主人公の命に対し、周りの多くの人たちが心配をするとともに、回復を喜んでくれました。そういう中から「自他の生命を尊重する心」へと結び付けて指導しています。

1月20日の給食

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献立名           麻婆豆腐丼
              小松菜と白菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、たくさんの豆腐を使った「麻婆豆腐丼」の献立です。ピリッと辛いのは、中華料理でよく使われる調味料の「トウバンジャン」が入っているからです。トウバンジャンは、唐辛子とそら豆から作られています。唐辛子のカプサイシンという成分は、体を温める働きがあるので、寒い季節には唐辛子を使った料理がぴったりです。
 今日は、二十四節気のひとつの「大寒」です。2月3日の立春までは、一年のうちで最も寒い頃と言われています。しっかり食事をとって体の中から温め、寒さを吹き飛ばすことができるようにしたいものです。

1月19日(火)

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 3学期も、先生達の授業の様子を見て回る「授業観察」を今日から行っています。校長と副校長で1時間の授業を観察し、後日の面談を通じて、教員の指導力向上に結び付けていきます。
 今日は、2校時に2年1組の道徳の授業を見に行きました。道徳の教科書に掲載されている「おせちのひみつ」という資料を使った授業でした。日本の国の文化に親しみ、愛着をもとうとする心情を育むことをねらいとした授業でした。
 まず、お正月に食べるおせち料理には、どんな意味が込められているのかを学習しました。おせち料理は、昔から日本に伝わる料理で、お祝いの意味合いがあることはなんとなく分かりますが、一つ一つの料理の意味を知っている人は大人でも少ないのではないでしょうか。
 担任の先生が、「おせち料理を食べた人〜」と聞いただけで、子ども達は口々に「栗きんとんがおいしいよ」とか「たくさん食べ過ぎた…」と話していました。(写真上)
 では、子ども達の大好きなその栗きんとんが、どういう意味でおせちに入っているかと言うと・・・「光り輝く黄色で、豊かに暮らせるように」という願いが込められているそうです。黒豆は「まめに働いて過ごせるように」、れんこんは「穴が開いていて先が見えることから」、ごぼうは「長く根を張り、しっかり生きるため」、かまぼこは「紅白のめでたさと、日の出の形から」、昆布巻きは「喜ぶ(こぶ)」、えびは「腰が曲がるまで長生きできるように」・・・と、それぞれ『寿』に通じる意味合いがあります。(道徳の教科書には、おいしそうな写真と説明が載っています。)さらに、おせちを重箱に入れるのにも理由があります。重箱は、重ねる箱です・・・「おめでたいことを重ねる」という意味があるそうです。
 続いて授業の後半は、おせち料理のように人々の願いが込められているものについて考え合いました。お祭りや七五三、ひな祭り、節分など、様々な文化が日本にあります。そして、その多くは、健康や豊作を祈願したことが始まりとなっています。特にそれらの中でも多いのは、子どもの成長を願う行事です。昔は、疫病などで命をおとす子どもがたくさんいました。親の願いは、「まず何よりも、健康な子に育ってほしい」ということであったのです。「勉強ができる子になってほしい」とか、「スポーツ選手になってほしい」という現代の親の希望は、昔の親からしたら贅沢すぎる願いであると言えそうです。
 1年生は、生活科の時間に「きたかぜとあそぼう」という学習をしています。今日は、2組と3組が風車を作って遊んでいました。生活科の教科書には、ぐにゃぐにゃ凧と風車の作り方が載っていて、「かぜにはどんな力があるのかな?」と書いてあります。3年生から始まる理科の学習につながるような言葉です。確かに、1,2年生の生活科は、3年生以上の学年の理科や社会科につながる部分が多くあります。自然の中から遊びを見つけ、楽しむ段階が生活科であり、科学的に確かめていくのが理科の学習とも言えます。
 子ども達が作った風車は、紙コップを切り開いて羽にし、竹ひごやストローで回転する仕組みになっています。作り終わった子から中庭に出て回してみました。勢いよく走ると、すごい勢いで風車が回転しました。体の前に風車を持って、池の周りをぐるぐる走り続ける子もいました。今日は、ちょうど北風が強く吹いていたので、止まって手に持つだけでも羽が回転していました。子ども達は、いろいろな不思議に気がついていたようです。(写真中)
 先週金曜日から、校内書き初め展が始まりました。夕方の4時から行っている書き初め展の公開では、毎日数名の保護者の姿を見かけます。校内でも、他のクラスや学年の作品を見て学ぼうと、クラスごとに書き初めを見に行っています。
 6年生が、同じ階の4年生の書き初めを見学していました。(写真下)3年生以上の毛筆は、今年からお手本の文字が変わりました。ですから、6年生にとっては初めて見る書き初めです。(6年生が4年生の頃は、「流れる星」を書いていました。)

1月19日の給食

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献立名           マーガリンパン
              ビーフシチュー
              キャロットドレッシングサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日は、牛肉を使ったビーフシチューの献立です。
 先週に続き、畜産農家さんを支援するために、国から無償でいただいた牛肉を使用しています。角切りにした牛肉を野菜と一緒に煮込んで作りました。
 豚肉で作るシチューの時は、肉をやわらかくするために、野菜とは別に長い時間コトコト煮ています。しかし今日の牛肉は、脂がほどよく入っているので、長い時間煮なくてもやわらかく食べることができます。さらに、野菜にもスープにも肉のうまみが出ておいしく仕上がりました。
 シチューに入っているブロッコリーは、冬の野菜の王様といってもよいくらい栄養豊富な野菜です。風邪の予防に有効なビタミンや、成長期に必要なカルシウムなどもたっぷり入っています。

1月18日(月) その2

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 コロナ禍での授業は、区のガイドラインが2学期よりも厳しくなったこともあり、様々な制約のもとで実施をしています。先生が一方的に説明して教え込む授業であれば、感染リスクを減らしてどんどん学習を進めることは可能でしょう。また、そのような授業であれば、オンラインで十分です。しかし、少なくとも小学校の先生達は、そのような授業はしません。「対話的で主体的な学び」という言葉を昨年度まで盛んに聞いているのではないでしょうか。今年度からスタートした学習指導要領の核となる言葉です。
 教師と子ども達、さらには子ども同士の対話がなければ本当の学びのある授業にはなりません。6年生の教室では、4人グループでの話し合いを授業の中で行っていました。もちろん密を避けて、机は極力離すようにしています。(写真上)
 2年生の音楽の授業では、鑑賞教材「ゆかいな時計」を扱っていました。オーケストラで時計の動きを表現した曲です。ウッドブロックが時計の「チック、タック…」と秒針が動く様子を表し、目覚ましのベルの「ジリリリ…」をトライアングルが担当しています。2年生の子ども達にも、すぐに情景が思い浮かび、分かりやすくて楽しい曲です。(写真中)
 正式な曲名は、ルロイ・アンダーソン作曲の「シンコペイテッド・クロック」です。4小節目にシンコペーションが入り、規則正しいはずの秒針が一瞬足踏みをするような動きを見せます。アンダーソンらしい、独特のコミカルさとユーモアを取り入れた小品です。
 放課後、家庭科室にて「地域未来塾」が行われていました。未来塾は、2学期から2年生と3年生の希望者対象に、月1〜2回程度実施しています。5校時が終わった後、2年生の子ども達がやってきました。密にならないように、今年度は全体の人数を減らして実施しています。今日は、2学期に習ったかけ算九九の復習問題にチャレンジしていました。地域の方々が講師となり、丸付けや個別指導をしてくださっています。(写真下)

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