ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

長なわ朝会

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 18日(金)に、長なわ朝会が行われました。5分間で何回跳べたかを数えます。田柄陸上、持久走記録会に続いて、体育的な活動が続いています。
 長なわでは、跳ぶためのポイントがいくつかあります。跳んだ後に、次の人のことを考えて素早く移動すること。跳んでいないときも回数やリズムをとる掛け声を言い、常に縄を意識すること。失敗してしまった時の「ドンマイ」、ちょっとした一言。
 いろいろな困難を乗り越え、クラスで記録を高めていくことで達成感と一体感を味わうことができます。
 今回は、短い練習期間でしたが、どのクラスもまず自分たちの記録に満足できたのではないでしょうか。3学期にも長なわ朝会があるので、他と比べるのではなく、自分たちの記録を高めていって欲しいものです。

薬物乱用防止教室(6年生)

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 17日(木)に薬剤師の齋藤英男さんをお招きし、セーフティ教室(薬物乱用防止)を行いました。
 6年生は、保健の授業でタバコ、アルコールと共に覚せい剤の害についても学習します。中でも今回は覚せい剤の恐ろしさについてお話をいただきました。大麻や覚せい剤の実物見本も見せていただきました。6年生は熱心に耳を傾けていました。
 薬物乱用をしない、覚せい剤の誘いにのらない、絶対に使わないなど、多くのことを学ぶことができました。

12月17日(木)

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 様々な学年で書き初めの練習が行われています。毛筆は、3年生から学習することになっています。ですから3年生にとっては、毛筆で書き初めを行うのは、今年が初めての挑戦ということです。
 3年1組は、習字道具を持って多目的室に行き、書き初めの練習を行っていました。書き初めは、机の上で書く場合もありますが、正座の姿勢で床に向かって書く方が勢いのある字が書けます。また、年明けには学年ごとに体育館で書き初めを行う予定なので、同じ書き方の方が良いということもあるのでしょう。
 新聞紙を広げて自分の場所を作り、練習が始まりました。3年生が書き初めとして書くのは、「友だち」の3文字です。漢字は「友」の1文字ですが、2画目と3画目、4画目は、全て「はらい」の筆づかいです。左はらいが2つと右はらいが1つあり、左右のはらいは筆づかいがそれぞれ違います。一番のポイントとなるのは、この2種類のはらいの筆づかいです。
 また、漢字とひらがなの筆づかいの違いにも注意して書く必要があります。漢字に比べて、ひらがなの筆づかいは丸みがあり、始筆がやわらかく入るようになっています。
 さらに、1学期から習ってきた毛筆の半紙とは違い、書き初め用の長い半紙に3文字をバランスよく書かなければなりません。中心をそろえて、文字の大きさの検討をつけるように、何度か新聞紙を練習用紙にして書いてから清書に向かっていました。(写真上)
 小筆を使って学年と名前を書くのも、3年生にとってはとても難しい課題です。冬休みの宿題として、書き初めのお手本と清書用紙を持ち帰ることになります。冬休み中にも、何度かしっかり練習をしてから作品に向かうように見てあげてください。
 6年生は、卒業アルバムの文集ページの作成に取りかかっています。文集に載せる各自の作文は、下書きの下書きから始まり、ようやく清書前の段階までたどり着きました。(原稿用紙に作文を書き、担任の先生が直す場所を指導して、また下書きを書き・・・を繰り返してきました。)
 3組では、友達同士でお互いの作文を読み合い、内容についてアドバイスを送ったり、誤りがないかを確認してあげたりしていました。(写真中)
 文集に残した作文は、6年間の成長を振り返って書いたものもあれば、思い出に残った出来事を記したものもあります。11月の体育発表会での全員リレーや、先日の持久走記録会について書いた子が何人かいました。今年度は運動会や学芸会がなかっただけに、卒業アルバムの文集もいつもの年とはまた違った感じになりそうです。
 また、昨年の移動教室について書いた文集もありました。6年生は、昨年度の5年生の時に下田移動教室に行っています。2学期の台風の影響で他の施設が使用できなくなったため、1月の下旬に実施しました。冬の移動教室は私も初めての体験でしたが、子ども達にとっては忘れられない唯一の宿泊行事になりました。重ね重ね、今年度の移動教室がコロナウイルス感染症のために全区的に中止になってしまったことが残念です。現在、3学期に卒業前の思い出作りの行事が実施できないか、学年で検討しているところです。
 3年生の理科「電気の通り道」の学習では、学んだことを生かして深める実験が紹介されています。「遠くにある豆電球に明かりをつけよう」という実験です。今まで、「乾電池と豆電球を導線を使って一つの回路にすると明かりがつく」ということを学習してきました。そこで、導線をつなぎ合わせて大きな回路を作ったら、果たして豆電球をつけることができるだろうかということを確かめることになりました。
 2組では、グループの仲間同士で導線をつなぎ合わせ、大きな回路を作って試してみました。導線がしっかりつながっていなかったためか、なかなか豆電球の明かりがつかなかったグループも、しっかり結ぶとやっと明かりがつきました。(写真下)
 この時、一人で実験していた時よりもなんとなく豆電球の明かりが暗いことに気づいていた子がいました。クラス全員で導線を結んだらどうなるでしょうか? うまくいく場合もありますが、乾電池1個ではなかなか難しいものです。

12月17日の給食

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献立名           麦ご飯
              いかメンチ
              せんべい汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、青森県の郷土料理「いかメンチ」と「せんべい汁」の献立です。
 いかメンチは、細かく刻んだいかと野菜などの具を合わせて丸め、メンチカツのように揚げた料理です。青森県の津軽地方の言葉で、「いか」のことをなまって「いが」と言うことから、地元では「いがメンチ」とも呼ばれています。
 「せんべい汁」は、小麦粉で作った「南部せんべい」が入った具だくさんの汁物です。普段の食事では、せんべいを汁物に入れて食べることはあまりないでしょう。だし汁を吸って少しやわらかくなったせんべいの食感を楽しみながら、青森県の郷土料理をたっぷり味わえるように作ってあります。

12月16日(水) その2

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 1年生は、国語の時間に「日づけと よう日」という学習をしています。日付の読み方では、特殊な読み方をする1日〜10日と20日を取り上げて指導します。子ども達が興味をもって何度も繰り返し読みながら覚えられるように、リズム感のある詩になっています。「一月一日 お正月。二月二日は みんなでこたつ。三月三日は ももの 花。四月四日は さくらの花見。・・・」と続き、「十一月十一日 おちばひろい。十二月二十日は、はやく こい こい お正月。」となっています。みんなで声をそろえて、元気よく音読をしていました。(写真上)
 今後は、黒板に書いてある今日の日付を日直の子に読ませてから朝の会をするなど、生活の中に取り入れて使っていくことが大切です。よくお昼の放送で、日付の読み間違いが気になることがあります。放送委員会の高学年の子ども達でしょうか…「〇月20日(にじゅうにち)」や「〇月17日(じゅうなのか)」という放送があり、高学年でもそういう間違いがあるのかと思ってしまいます。
 一方、曜日については、教科書にこう掲載されています。「お日さま 大すき、日よう日。月が 出た 出た、月よう日。・・・」同じ漢字でも、様々な読み方があることを学習していきます。1年生にとって、2学期から習い始めた漢字ですが、これまで多くの漢字を覚えてきました。漢字は、それぞれにいく通りかの読み方があります。そこがまた日本語の難しいところです。
 午前中、特別支援教室の都の視察があり、3名の方々が来校されました。書類の確認や聞き取り調査があった後、3校時の小集団指導を参観していただきました。
 プレイルームでは、6名の子ども達がいろいろなゲームに取り組んでいました。友達や様々な先生達とのゲームでのかかわりを通じて、勝ち負けを気にしないでゲームを楽しむことをねらいとした授業でした。
 ツイスターゲームやジェンガ、ひつじがいっぴき、スピードカップスの4種類のゲームを、時間で区切って順番に行っていきました。感染症対策もしっかり行いつつ、個の課題に応じた指導が行われている様子を参観していただきました。(写真下)

12月16日(水) その1

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 今朝は、今シーズン一番の冷え込みになりました。アメダスのデータでは、朝6時の練馬の気温は氷点下1度でした。きっとこの田柄小の辺りはマイナス2度くらいまで下がったはずです。
 朝出勤したら、ミッキー池に氷が張っていることに気がつきました。きっと今日の朝は大騒ぎになるぞと思い、子ども達を迎えました。案の定、登校してきた子ども達やサクラ草の水やりに出てきた子ども達が、次々と池の周りに集まってきました。
 最初はみんな恐る恐る手を伸ばし、氷に触れていました。冷たい感触やかたい感触を指先からしっかり感じていたようです。そして、思い切りのよい子がガバッと腕を突っ込み、透明なガラスのような氷を取り出してみせました。それが合図のように、氷を手にしたり氷を投げて割れる様子を確かめたりする子が出てきました。(写真上)
 子どもには、こうした自然の中での直接体験が必要です。今日のミッキー池の氷はまだ薄っぺらで、お昼までにはすっかり融けてしまいました。来月辺りには、もっと分厚い氷が張るかもしれません。しばらくミッキー池の関心が薄れてきた頃でしたが、また子ども達にとって毎日気になる場所になりそうです。「そういえば、カメ吉は大丈夫かな…」とつぶやいた子がいました。カメ吉は、10月の終わり頃から姿を見せていません。・・・きっと池の底の泥の中で、「今日は、やけに子ども達の声がするな」と感じていたかもしれません。
 3年生の国語の教科書に「冬のくらし」という単元があることは、このホームページで先週お伝えした通りです。この学習では、冬に関する語彙を増やすとともに、冬を感じたことについて「書く」こともねらいとなっています。そこで今日は、身の回りで見つけた冬らしさを感じるものについて文章にし、みんなで読み合う活動をしていました。(写真下)
 先週の学習で、冬を感じるものとして食べ物についても取り上げていたため、食べ物で感じる冬を書いていた子がたくさんいました。「冬になると、よくなべを食べます。豆にゅうなべやしおなべなど、家族で食べるととてもおいしいです。わたしは、なべを食べると冬を感じます。」…子どもなりに、食べ物で季節を感じているのですね。一方、こたつについて取り上げていた子もたくさんいました。「わたしは、寒い季節によくこたつを使います。こたつは、ふつうのつくえにヒーターのようなものがついていて、とても温かいです。温かすぎるので、こたつから出られなくなってしまいます。」…その気持ち、よく分かります。私の家では、飼い犬がすぐこたつの中に入ってしまいます。「わたしは、クリスマスがあると冬だなと思います。クリスマスの1日前の日には、グッスリねられません。クリスマスが楽しみです。」…こういうところはやはり子どもですよね。大人は、クリスマスと言ったらケーキのことを書きそうです。

12月16日の給食

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献立名           厚揚げ入りホイコーロー丼
              白菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、たくさんのキャベツを使って作ったホイコーロー丼の献立です。ホイコーローは、中華料理のひとつです。本場中国でホイコーローというと、豚肉と葉ニンニクを炒め、豆板醤などで味付けした辛い料理のことをさします。
 ホイコーローが日本に伝えられた時に葉ニンニクがなかったため、手に入りやすいキャベツが使われたそうです。日本で「テンメンジャン」という中国の甘みそを使って味つけをするのも、中国のものとは違うところです。
 今日のホイコーロー丼は、吉田さんの畑で収穫したばかりの新鮮なキャベツを使っています。

12月15日(火)

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 1年生の書き初めの練習が始まりました。1年生にとっては、小学校に入って初めての書き初めです。机の上に4Bの濃い鉛筆を用意し、先生の説明をよく聞いてから練習を行いました。(写真上)
 先週紹介した2年生と同じく、1年生も硬筆で書き初めをします。清書用紙では、消しゴムは使えません。1年生が書くのは、「お正月に、おぞうにを食べました。からだがぽかぽかしました。」という2つの文章です。漢字2文字とひらがな24文字の合計26文字で成り立っています。
 書き初めに出題されている文字は、意図があって出されています。「正月」の漢字2文字や、いろいろなひらがなに混ざって「を」が入っているのもそうでしょうか。(2年生の書き初めにも「を」が入っています。)
 きれいな字とは、バランスの取れた文字のことを言います。毛筆もそうですが、作品全体に整っていなければなりません。そのためには、中心や文字の大きさがしっかりとそろっていることが大切です。担任の先生は、まず、座る姿勢のことから指導をしていました。冬休み中の宿題にも書き初めが出されますが、まずは机にしっかり向かって書く姿勢に気を配ってみてください。
 次に、お手本をよく見ることを指導していました。(先週の全校朝会でも話をしました。)硬筆のお手本は、1行ずつ折って使うようにします。つまり、常に文字を書く左側にお手本の文字がくるようにしていきます。お手本を見て、「はねる・とめる・はらう」ところを見つけます。そして、マス目のどの位置から始まっているかを確認します。・・・というように、一文字ずつていねいに練習していくことが大切です。
 1年生でも、26文字(句読点を含めると29文字)を書くのには、かなりの時間を要するものです。それだけに、粘り強さと集中力が必要です。今週と来週で何度か練習を積んでいくことになるでしょう。
 先日もお伝えしましたが、6年生の家庭科「まかせてね 今日の食事」での調理実習は、各家庭で行っていただくことになりました。学校では、子ども達が栄養のバランスを考えた1食分の献立を立てました。実際の計画を見て、「あら、大変!」と思ったご家庭があったかもしれません。そんな中、多くのご家庭でお子さんと一緒に食事を作っていただけたことに感謝申し上げます。子ども達が持ってきた「調理実習トライカード」を見せてもらうと、家庭で温かく支えていただいた様子がよく伝わってきました。
 3組では、友達のカードを交換し合い、どんな調理でどんな工夫がなされていたのかを調べました。「焼きそば」や「サンドイッチ」、「肉野菜炒め」といった、子ども達が好きなメニューがたくさん見られました。しかし、家庭によって入れる具材が異なり、きっと味付けもそれぞれ違っていたはずです。また、「なめこ汁&サツマイモサラダ」や「納豆ご飯と卵焼き」という家庭的な料理もあり、夕食の一こまを垣間見る楽しさもありました。(写真中)
 友達のカードから、いろいろな工夫に気がつきました。料理は見た目も大切です。おいしそうに見える盛り付けの工夫がありました。また、ロールキャベツの具材にキャベツの芯を刻んで入れるなど、無駄のない調理の工夫もありました。「GO TO」の一旦停止に伴い、今年の年末年始はステイホームになりそうです。6年生のいるご家庭は、ぜひお子さんにまた家族の食事を任せてみてください。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。電池と豆電球を一つの輪(回路)にすると電気が流れるということを確かめてきました。また、電気を通すものと通さないものについても学習しました。
 この単元のまとめとして、豆電球を使ったおもちゃ作りがあります。1組では、計画を立ててから製作し、完成した作品を持ち寄るとともに友達に紹介し合っていました。
 教科書には、いくつかの作品例が載っています。その中の一つに、アルミニウムはくを接点にして、車を動かすと豆電球がついたり消えたりする仕組みがあります。それを実際に作った子がいたので、びっくりしました。また、導線を穴に差し込み、当たりを選ぶと豆電球が光る「どきどきゲーム」を真似て作った子が何人かいました。思わず私も、「中はどうなっているの?」と聞きながら見せてもらいました。担任の先生によると、教科書の仕組みを見ても、よく理解できていなかった子が多かったそうです。(確かに3年生にとっては難しい仕組みです。)どの子もよく作ってきたなと感心しました。
 中には、教科書の「信号機」の作り方からヒントを得た子が、豆電球6個・乾電池3個を使ったおもちゃを作ってきました。(写真下)実験セットに入っていたのは豆電球1個です。5個は、インターネットで取り寄せたそうです。確かに、豆電球を売っているお店は近くにはないですよね。ネット販売とは…便利な時代になりました。

12月15日の給食

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献立名           味噌ラーメン
              うずら卵のしょう油煮
              おかしなお菓子な目玉焼き
              牛乳


一口メモ

 今日のデザートは、目玉焼きのように見える「おかしなお菓子な目玉焼き」です。黄身の部分は、黄色い桃「黄桃」の缶詰を使っています。白身の部分は、海藻の仲間の天草から作られる寒天と、牛乳や砂糖を煮溶かして作っています。
 寒天は、今日の牛乳寒の他にも、ようかんやところてんなどを作る時にも使われています。海藻の仲間なので、骨や歯を丈夫にする栄養の他にも、お腹の掃除をして体の調子を良くしてくれる栄養も多く含まれています。市販のゼリーよりも甘さは控えめにして、桃の缶詰の甘酸っぱさを感じられるように作っています。

12月14日(月)

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 今日の朝会は、校庭で土曜日の持久走記録会の閉会式を行いました。まず、全校児童に話した内容は、次の通りです。
・・・『土曜日に持久走記録会がありました。低学年・中学年・高学年で校庭を走る距離が違いますが、どの学年の子も最後までしっかり走る姿が見られました。たくさんの家の人達が応援に来て、みんなのがんばりに声援を送っていました。ますますがんばろうという気持ちがわいてきたことでしょう。そんな声援の中、最後まで走り切りゴールした時には、どんな気持ちを味わうことができたでしょうか。
 「練習の時は、いやだなあとか、つらいなと思っていたけれど、本番でしっかり走り通すことができて良かった」と感じることができた子は、心が強くなった証拠です。持久走では、走っている途中でだれもが苦しくなってくるものです。そこであきらめてしまうのか、それとも「あと2周…」、「あと1周…」とがんばっていくのかで、大きな違いが出てきます。たくさんの子があきらめずにがんばっていた姿は、とても輝いて見えました。これから嫌なことがあったとしても、あきらめずにがんばって乗り越えていく、そういう力がついたのではないでしょうか。
 最後まで走り切ったことや、ベストタイムを更新することができたのは、5分間走や体育の時間に持久走の練習をがんばってきた成果です。中には、練習はがんばらなかったけれどいい記録が出たという子がいたかもしれません。そういう子は、普段の練習にしっかり取り組めば、もっと伸びていくということです。
 2学期の学校生活が、残り2週間余りとなりました。学期末のまとめの学習が行われている頃です。持久走記録会でのがんばりを活かして、学習にもねばり強く取り組んでいきましょう。』・・・
 次に、各学年の代表の子に、完走証(1,2年生)や記録証(3〜6年生)を渡しました。続いて、児童代表の言葉は6年生が行いました。朝礼台に上がり、持久走記録会でのがんばりとともに、それに向けて練習してきたことを発表しました。(写真上)
 6年生は、社会科の時間に「戦争と人々の暮らし」の学習をしています。日本の歴史の学習も、いよいよ大詰めの第二次世界大戦の頃まで進んできました。教科書には、戦時中の人々の様子を知る手がかりとなる写真が2枚載っています。1つは、物資の配給をしている写真です。戦時中は物がなく、食べ物や着る物全てが配給制でした。少しでも物を手に入れようと、長い行列をつくっている写真です。そしてもう1つは、街に掲げられている看板の写真です。「日本人なら、ぜいたくは出来ないはずだ。」と書かれています。(写真中)
 これは、当時の政策の一つ、国民精神総動員として掲げられた言葉です。他にも、「欲しがりません勝つまでは」とか、「ぜいたくは敵だ!」という言葉がありました。到底、今の時代からは想像もできない世の中です。その頃のことを知っているお年寄りは、80歳代後半以降の方々ですから、直接お話を聞くことが難しくなってきています。私の父は91歳なので、昔はよく戦時中の話を聞かされたものです。
 今月初めに予定していた6年生の社会科見学は、区のガイドラインに則り、中止となっています。可能であれば、昭和館(九段下の駅の近くにあります。)に子ども達を連れていきたかったのですが、残念です。昭和館には、戦争中の人々の生活から戦後の昭和の様子まで、詳しく展示物が用意されています。機会があれば、ぜひご家族で出かけてみてください。
 6年生は図工の時間に、「芸術家の心にふれて」というテーマで、ゴッホやモネなどの芸術家の作品を鑑賞する学習に取り組んでいます。パソコン室を利用し、昔の芸術家の作品をまとめた本やパソコンで得られる資料から、自分のお気に入りの作品を見つけていました。
 印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの絵に興味をもっていた子が何人かいました。(写真下)『アルジャントゥイユの橋』での水面の表現や、『印象・日の出』の朝日の表現は、自分も昔から好きな絵です。また、この頃の画家たちの間で日本の浮世絵が人気を集め、様々な影響を与えていました。モネの描いた作品では、『睡蓮の池と日本の橋』という絵があります。ちなみに、ゴッホや作曲家のドビュッシーまでも、日本の浮世絵からの影響を受けています。

12月14日の給食

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献立名           麦ご飯
              チーズタッカルビ
              わかめスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、韓国の料理「チーズタッカルビ」の献立です。
 「タッカルビ」とは、韓国の言葉で「鶏肉の骨付きあばら肉」という意味があります。本場の韓国では、鶏肉と野菜を炒め、にんにくやしょうが、しょう油などで味つけをしています。ピリッとした辛さは、韓国の調味料のコチュジャンです。
 給食では、このタッカルビにとろとろのチーズをトッピングして、カルシウムたっぷりの「チーズタッカルビ」にしました。細く切ったさつまいもがほんのり甘さを出して、味のアクセントになっています。

12月12日(土) その3

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 夕方5時から、「練馬の星空を楽しむ会」とPTAおやじの会の皆様による、星空観察会が行われました。毎年、夏休みの終わり頃と12月のこの時期の年2回、開催されています。今回も、子ども達と保護者を合わせて100名を超える参加がありました。
 今回は、まず国際宇宙ステーション(ISS)を校庭から見ることにしました。雲の間をぬうように、西の空から南の空に向かって、かすかに輝いて動く光を見つけることができました。現在、野口さんが乗っている宇宙ステーションです。ちなみに、輝いて見えるのは、太陽の光を反射しているからだそうです。
 続いて、初めにとらえていた木星と土星の観測を行いました。しかし、次第に雲が広がり始め、難しくなってきました。その後、体育館に移動して「星空宇宙クイズ」がありました。そのクイズの中には、「はやぶさ2」から地球に向かってカプセルが飛んで来た様子も出題されました。実際の映像がスクリーンに映し出され、子ども達も関心を持って見ていました。
 続いて、プラネタリウムの投影があってから終了となりました。帰り際、天体望遠鏡は、東の空にスバル(プレアデス星団)をとらえていました。子ども達は望遠鏡をのぞき込み、たくさんある星の数を一生懸命数えていました。
 明日の夜中には、ふたご座の流星群が見られる予定です。また、21日にかけて、木星と土星が最接近するという情報も教えていただきました。(これほど接近するのは、次回は60年後とのことです。)
 いつもの年だと、おやじの会特製の豚汁が味わえるのですが、今回は袋菓子を一人ずつに渡しました。他にも感染症対策をしっかり行ったうえで開催をしていただきました。関係の皆様に感謝申し上げます。

12月12日(土) その2

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 (上から4年生、2年生、5年生の写真です。)
 校庭には、普段のトラックの外側に、持久走用の周回コースが引いてありました。1周が200mのコースです。低学年は4周(800m)、中学年は5周(1000m)、高学年は7周(1400m)で練習をしてきました。低学年は、最後までしっかり走って完走することを、そして3年生以上の学年は、自己ベストタイムを出すことを目標として取り組みました。
 ゴールした子ども達の笑顔の爽やかなこと…。コロナ禍の中ではありますが、やはり子ども達にとっては、このような体験をたくさんさせてあげることが大切であると感じました。
 子ども達一人一人のがんばりは、記録にもしっかりと表れていたようです。自己ベストタイムを出した子がたくさんいたと、各学年の先生方から話を聞きました。日頃の努力の積み重ねとともに、ご家庭からの応援のおかげです。どうもありがとうございました。

※持久走記録会のプリントにも記載しましたが、マスクを外して走るように指導しました。子ども同士が密になるということから、感染症対策に反する対応のように感じますが、マスクをしての激しい運動は心肺に大きな負担をかけることになります。練馬区からの指示もあり、持久走等の激しい運動の際は、命にかかわる危険性を重視した指導をすることとしました。

12月12日(土) その1

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 朝方は曇っていましたが、風もなく途中から日が差し始め、持久走記録会には絶好の日和となりました。
 例年、開会式は体育館で行っていますが、今年はZoomを使って各教室と職員室をつないで行いました。私が話した内容は、以下の通りです。
・・・『田柄小学校では、毎年この時期に持久走月間に取り組み、その成果を確認するために持久走記録会を行っています。そもそも持久走は、どういうねらいがあって行う運動なのでしょうか? きっと中には「疲れるからいやだなあ」とか、「苦しくなるからいやだなあ」と感じている子がいるのではないでしょうか? 持久走は、まさにそういう気持ちを克服するための運動であると言えます。「持久走は人との競争ではなく、自分との戦いである。」と言われています。速さを競い合う他の運動とは違い、自分自身の心に打ち勝つための運動です。身体能力を高めたり、呼吸機能を高めたりする運動でもありますが、「持久走は心を丈夫にする運動である」と言ってもいいでしょう。
 持久走をがんばった子は、運動面だけでなく、いろいろなところでのがまん強さが身についてきます。こうして黙って話を聞くことも、がまん強さが関係しています。また、苦手な勉強にもがんばろうとする気持ちや、好き嫌いをせずに体の健康を考えて食事をすること、そして人の行いを許してあげることもがまん強さの一つです。
 さあ、持久走は自分の心との戦いです。苦しくなっても自分のペースで最後まで走り切るがんばりに期待をしています。』・・・
 3年生から始まり、6年、1年、4年、2年、5年の順で行いました。どの学年も、中庭でしっかり準備運動を行うとともに、気合をしっかり入れて校庭に入ってきました。
 各学年の写真を1枚ずつ載せます。(上から3年生、6年生、1年生の写真です。)

12月11日(金)

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 1年生の子ども達は、「ごっこ遊び」が大好きです。そんな1年生にぴったりの国語教材が「ものの 名まえ」です。
 この単元では、「言葉には意味によるまとまりがあること、さらには、一つ一つの名称(下位語)と全体の名称(上位語)という関係があること」を学習します。例えば、「くだもの」という上位語に対して、「バナナ」や「りんご」、「みかん」という下位語があるということを理解させます。
 そして、様々な言葉集めをする学習を通して、「お店屋さんごっこ」の活動へと結び付けていきます。「お店の名前(上位語)は何にするか」と「どんな品物(下位語)を置くか」をグループで話し合わせ、品物の絵を描いてお店屋さんごっこの準備を進めていきます。
 3組では、今日の1校時に、お店ごとのリハーサルをしていました。この単元のもう一つのねらいは、「話すこと・聞くこと」です。つまり、お店側の子は、お客さんに対して「いらっしゃいませ。」や「何にしましょうか。」と話します。一方、お客さん側の子は、「○○をください。」とか「○○はありますか。」と聞きます。たずねたり応答したりという会話のやり取りを学習する内容でもあるわけです。子ども達は、実際にお店屋さんごっこをする本番の日を楽しみにしているようでした。(写真上)
 ところで、子どもは「ごっこ遊び」を通じて、多くの能力を身につけることができると言われています。表現力や想像力、言語力やコミュニケーション力、さらにはルールを守る社会性も含めて、幼児期から学童期にかけて身につけさせたい力がたくさんあるのが「ごっこ遊び」です。再来週には全校で子どもまつりがありますが、これも大切な「ごっこ遊び」と言えます。
 今週火曜日に、4年2組が理科室で実験をしている様子をお伝えしました。空気の温度と体積の変化についての実験でした。今日は、1組が「水の温度と体積の変化」を調べる実験を行っていました。
 試験管の上まで水をいっぱいに入れ、その試験管を熱湯で温めていきます。しばらくすると、水面がふくらんでくる様子を見ることができます。(写真中)つまり、水を温めると体積が増えるということが確かめられました。
 空気を温めると体積が増えるということは、子ども達は日常生活の中でとらえている場合が多いです。へこんだピンポン玉をお湯に入れて膨らませたり、浮き輪を日向に置いておいたらパンパンに膨らんだ・・・という経験をしたことがある子がいるのではないでしょうか。一方、水の温度による体積の変化は、空気の変化よりもわずかなため、日常生活で気がつくことはあまりありません。やかんでお湯を沸かしても、それほど目に見えて増えるというわけではありません。(逆に、水蒸気になって出ていくものもある。)
 水ではありませんが、液体を温めると体積が増えるということを知らせる例として、日本酒があります。とっくりに日本酒を入れて燗をすると、常温の時よりも増えている様子がはっきりと分かります。
 5年生は、音楽の時間に鑑賞教材「剣の舞」の学習をしています。まず1回目の鑑賞では、全曲を聴いて感想を自由に書き出していきます。(写真下)音楽が始まるやいなや、体を上下に揺らしながら聴いていた子が何人かいました。また、「あっ!」という声も…テレビやCMなどでも聴いたことがある曲です。「運動会だ」と言っていた子もいました。
 剣の舞は、ロシアの作曲家ハチャトゥリアンの代表的な曲です。もともとは、バレエ音楽「ガイーヌ」の中の1曲です。ハチャトゥリアンは、ロシアといってもコーカサス地方の出身で、東洋と西洋の様々な民族音楽が混じり合う土地で育ちました。民族音楽の専門家から作曲の道に入ったという経歴があり、どの曲にも独特な「土臭さ」が感じられます。興味のある方は、組曲「仮面舞踏会」のワルツをぜひ聴いてみてください。ハチャトゥリアンらしい、なんとも魅力的な曲です。

12月11日の給食

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献立名           麦ご飯
              ニラ入り卵焼き
              ごまキムチスープ
              牛乳


一口メモ

 今日のスープには、韓国の漬物「キムチ」が入っています。
 キムチは、白菜やニラ、にんじんなどの野菜を唐辛子や魚介のエキスと一緒に漬けこんで作られます。唐辛子には、カプサイシンという成分が入っているので、食欲増進や体を温める働きがあります。寒い季節にはぴったりの食材です。
 ピリッとした辛さもありますが、味噌やごまが辛みを和らげてくれます。キムチの他に、白菜やにんじん、チンゲン菜などの野菜や豆腐が入り、具だくさんのスープになっています。

12月10日(木)

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 2年生は、毎日かけ算九九を繰り返し唱えながら覚えています。とにかく毎日続けて練習することが大切で、一度言えるようになったからと安心してはいけません。条件反射的に九九が言えるようになるには、体に染みつくまで覚える繰り返しが欠かせません。また、間違えて覚えてしまった九九があると、それを後から直すのは大変です。学校では先生が、家庭では保護者の方が聞いてあげることが大切です。
 2年生では、九九の定着のために「かけ算マスターへの道」というカードを使っています。なわとびカードのように検定試験があり、合格するとシールを貼ることができるカードです。(写真上)九九の各段に対して、「見てスラスラ」、「見ないでスラスラ」、「さかさま」、「バラバラ」、「2回連続」、「3回連続」という欄があります。「さかさま」は、「下がり九九」とも呼ばれているもので、「2×9、2×8。2×7・・・」のようにかける数を9から順に少なくしていく唱え方です。「バラバラ」は、先生がランダムに出題した九九をすぐ言えなければなりません。
 毎日全員の九九検定をしてあげる先生も大変ですが、一日の学校生活の中で時間をとって行っています。合格のシールが増えていくことを励みに、毎日の九九の暗唱に取り組ませていきます。
 余談ですが…2年1組の教室の後ろに水槽があり、ドジョウが元気よく泳ぎ回っていました。エサとしてパンくずのようなものを与えているようです。10月頃、生き物係の子ども達がミッキー池でつかまえたドジョウです。きっと他のドジョウたちは、冷たい池の中で眠っている毎日のはずです。教室のドジョウ達は、2年1組の子ども達につかまえてもらってよかったと思っているのかもしれません。
 6年生は、家庭科の時間に「まかせてね 今日の食事」という学習をしています。1食分の献立を考え、調理実習を行う学習単元です。(調理実習は、各家庭で行っていただく予定)
 1食分の献立を立てる際に大切なのが、栄養のバランスがとれた食事になっているかということです。そのことを学習するために、すばらしいお手本が学校にはあります。毎日の給食です。
 まず、給食の写真(ホームページで毎日紹介しているもの)を子ども達に見せて、何種類の食材を使っているのかを考えさせました。1日の給食メニューだけでも、スープやサラダ、ご飯に混ぜ込んだりと、実に多くの食材が使われていることが分かりました。
 次に、毎月配られている献立表(給食だよりの裏面)を全員に配布し、気がついたことをワークシートに書き出していきました。(写真中)献立表から様々なことが分かります。毎日のメニューに対して、使われている食材が赤・黄・緑に細かく示されています。どの日も必ずそれぞれの仲間に入る食材がたくさん記されています。また、エネルギーやたんぱく質、脂質、カルシウムなどが全て計算されていて、小学生が必要な分量に合わせるように考えられていることも分かってきました。
 子ども達が大すきなメニューばかりを出していたら、きっと栄養価は偏ってしまうでしょう。「栄養士さんはすごいな…」と6年生なりに感じることができたのではないでしょうか。1日に30品目の食材を食べるとよいと言われています。なかなか30品目は難しいことですが、昼間の給食で結構たくさんの食材をまかなっています。1日3食のうちの2食は、各家庭での食事です。子ども達の各家の栄養士さん達もがんばってください。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。豆電球の明かりをつけるために、乾電池と導線を使っていろいろ工夫して配線を考えてきました。豆電球の明かりをつけるためには、電池の+極と−極から出た導線が、豆電球を通って一つの輪になるように配線することが大切であるということが分かりました。(回路という言葉を教えます。)
 そこで3年2組では、「豆電球をソケットなしで明かりをつけるにはどうすればよいだろう」ということをテーマに実験を行いました。使うものは、ソケットをはずした豆電球と乾電池、導線2本です。いろいろな予想が出てきたつなぎ方を試していく中で、明かりがつくつなぎ方を発見した子ども達から声が上がりました。そして、教室内から次々と「わかった!」という声が聞こえるようになりました。(写真下)
 豆電球やソケットのつくりを教科書で確かめてみると、電球の中のフィラメントも含めて一つの通り道になっていることが分かります。

12月10日の給食

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献立名           海の幸ピラフ
              きゃべつとベーコンのスープ
              スイートポテト
              牛乳


一口メモ

 今日の「海の幸ピラフ」は、魚介類のえびと帆立貝が入っています。帆立貝は、青森県・岩手県・北海道などの寒い地域が主な産地で、冬の時期が旬になります。
 帆立貝の名前の由来は、移動のスピードがとても速く、まるで貝殻を船の帆のように立てているようだと例えられたことから「帆立貝」という名前がついたそうです。貝のエキスが他の具材やご飯にも混ざり、とてもおいしく仕上がっています。
 デザートのスイートポテトは、たくさんのさつま芋を使って作りました。さつま芋の甘みがたっぷり味わえるスイートポテトになっています。

12月9日(水)

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 3年生の国語の教科書に、「冬のくらし」という単元があります。生活の中で冬らしさを感じる言葉についての語彙を増やしたり、身の回りで冬を感じたものについて文章に表したりする学習をします。
 3年生の国語の教科書には、それぞれの季節に応じて「春のくらし」から「冬のくらし」までの単元があり、2時間扱いで1学期から学習をしてきました。ちなみに、2年生は「〇がいっぱい」、4年生は「〇のたのしみ」(〇には、春夏秋冬が入る)という季節の単元が同じようにあります。
 3年生の教科書には、まず「ゆき」という川崎 洋さんの詩が載っています。(写真上)「はつゆき ふった こなゆき だった くつの下で きゅっきゅっとないた どかゆき ふった のしのし ふって ずんずん つもり ねゆきに なった べたゆき ふって ぼたゆき ふって ざらめゆきに なって もうすぐ 春だ」
 新潟生まれの私にとっては、この詩に出てくるどの雪も、とても身近なものとして育ちました。「ねゆき」は漢字では「根雪」と書きます。3年生の子ども達はいろいろ想像していたようですが、これこそ雪国で生活した人でないと分からないでしょう。11月の下旬頃から、雨が次第にみぞれ混じりになり、地面に雪が積もるようになってきます。しかしそれらの雪は、晴れた日や雨の日になると融けてしまい、また地面が見えてきます。それをしばらく繰り返した後、12月下旬に一度大雪の日がやってきます。するとその雪は全て融けずに残り、1月、2月と降り続く雪の土台となって残っていきます。それを「根雪」と言います。
 「ドカ雪」は「大雪」のことで、一晩で本当に1m以上積もる時があります。大雪が降る時は不思議と静かで、しんしんと積もっていきます。気温が低いと粉雪になりますが、日本海側では「べた雪」と呼ばれる湿った雪が降ることが多いです。「ぼた雪」も同様に湿り気が多く、雪の結晶がくっつき合って大きめの雪がぼたぼたと落ちてくるから「ぼた雪」です。2月に入ると、昼間のうちに表面が融け、翌朝の冷え込みでまた凍るを繰り返すようになってきます。そうするうちに、一度積もった雪の上の部分がまるでザラメのような氷の粒状に変わっていきます。これが「ザラメ雪」です。雪国にも晴れる日が少しずつ見られるようになってきた証拠で、待望の春が近づいてきたことを感じさせてくれます。
 5年生は、理科「もののとけ方」の学習で、水溶液の水分を蒸発させて溶けている物質を取り出せることを学びました。そこで、発展的な学習として、食塩の結晶作りに挑戦していました。(写真中)
 まず、水に食塩をこれ以上溶けきれなくなるまで溶かし、飽和水溶液を作ります。モールで好きな形を作り、糸でしばって水溶液につかるようにします。後は、静かな場所に置いて何日か待つだけです。この「静かな場所」が大切で、なるべく振動のない戸棚などに置いておくのが一番です。数日後には、モールの周りに食塩の結晶がついてくるのが確認できます。
 さらに大きな結晶を作る場合は、一度できた食塩の結晶を核にして糸でつるし、数か月かけて放置しておくようにします。また、ミョウバンを使うと、食塩よりも手軽に大きな結晶を作ることができます。
 5年生は、算数の時間に「面積の求め方を考えよう」という学習をしています。まず、この単元の最初に、平行四辺形の面積の求め方について学習しました。平行四辺形を同じ大きさの長方形に形を変えることで、「底辺×高さ」の公式を導き出しました。そこで今日は、三角形の面積の公式について考えました。(写真下)
 算数の学習で基本となるのは、「既習事項を使って新しい学習を解決する」ということです。ここまで、正方形や長方形、平行四辺形の面積の公式は学習済みです。ということは、三角形の面積をこのいずれかの図形に変形できれば、公式を生み出すことができるということです。いろいろな変換の仕方がありますが、合同な三角形を2つ合わせると平行四辺形ができます。平行四辺形の面積は「底辺×高さ」なので、それを半分にするので、「底辺×高さ÷2」という公式が導き出せます。
 「わかった!」とか、「なるほと!」と思えた子は、算数の面白さが感じられた子です。実は教員側も、この学習は算数を教えていて「面白い!」と思える単元なのです。

12月9日の給食

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献立名           豆腐と豚肉のあんかけ丼
              春雨スープ
              牛乳


一口メモ

 今日のスープには、透明な春雨が入っています。春雨の原料には、中国が産地の緑豆(りょくとう)という豆や、サツマイモやじゃがいものでんぷんが使われています。緑豆を使った春雨はとても細く、こしがあります。一方、芋を使ったものは、緑豆よりも太く、真っすぐなのが特徴です。給食では、芋のでんぷんの春雨を使っています。
 春雨とよく似た食べ物にビーフンがあります。ビーフンは、米の粉から作られ、白い色をしています。
 今日の給食では、春雨の他にチンゲン菜やえのきだけ、ニンジンなども入り、具だくさんのスープになっています。

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