ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

1月20日の給食

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献立名           麻婆豆腐丼
              小松菜と白菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 今日は、たくさんの豆腐を使った「麻婆豆腐丼」の献立です。ピリッと辛いのは、中華料理でよく使われる調味料の「トウバンジャン」が入っているからです。トウバンジャンは、唐辛子とそら豆から作られています。唐辛子のカプサイシンという成分は、体を温める働きがあるので、寒い季節には唐辛子を使った料理がぴったりです。
 今日は、二十四節気のひとつの「大寒」です。2月3日の立春までは、一年のうちで最も寒い頃と言われています。しっかり食事をとって体の中から温め、寒さを吹き飛ばすことができるようにしたいものです。

1月19日(火)

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 3学期も、先生達の授業の様子を見て回る「授業観察」を今日から行っています。校長と副校長で1時間の授業を観察し、後日の面談を通じて、教員の指導力向上に結び付けていきます。
 今日は、2校時に2年1組の道徳の授業を見に行きました。道徳の教科書に掲載されている「おせちのひみつ」という資料を使った授業でした。日本の国の文化に親しみ、愛着をもとうとする心情を育むことをねらいとした授業でした。
 まず、お正月に食べるおせち料理には、どんな意味が込められているのかを学習しました。おせち料理は、昔から日本に伝わる料理で、お祝いの意味合いがあることはなんとなく分かりますが、一つ一つの料理の意味を知っている人は大人でも少ないのではないでしょうか。
 担任の先生が、「おせち料理を食べた人〜」と聞いただけで、子ども達は口々に「栗きんとんがおいしいよ」とか「たくさん食べ過ぎた…」と話していました。(写真上)
 では、子ども達の大好きなその栗きんとんが、どういう意味でおせちに入っているかと言うと・・・「光り輝く黄色で、豊かに暮らせるように」という願いが込められているそうです。黒豆は「まめに働いて過ごせるように」、れんこんは「穴が開いていて先が見えることから」、ごぼうは「長く根を張り、しっかり生きるため」、かまぼこは「紅白のめでたさと、日の出の形から」、昆布巻きは「喜ぶ(こぶ)」、えびは「腰が曲がるまで長生きできるように」・・・と、それぞれ『寿』に通じる意味合いがあります。(道徳の教科書には、おいしそうな写真と説明が載っています。)さらに、おせちを重箱に入れるのにも理由があります。重箱は、重ねる箱です・・・「おめでたいことを重ねる」という意味があるそうです。
 続いて授業の後半は、おせち料理のように人々の願いが込められているものについて考え合いました。お祭りや七五三、ひな祭り、節分など、様々な文化が日本にあります。そして、その多くは、健康や豊作を祈願したことが始まりとなっています。特にそれらの中でも多いのは、子どもの成長を願う行事です。昔は、疫病などで命をおとす子どもがたくさんいました。親の願いは、「まず何よりも、健康な子に育ってほしい」ということであったのです。「勉強ができる子になってほしい」とか、「スポーツ選手になってほしい」という現代の親の希望は、昔の親からしたら贅沢すぎる願いであると言えそうです。
 1年生は、生活科の時間に「きたかぜとあそぼう」という学習をしています。今日は、2組と3組が風車を作って遊んでいました。生活科の教科書には、ぐにゃぐにゃ凧と風車の作り方が載っていて、「かぜにはどんな力があるのかな?」と書いてあります。3年生から始まる理科の学習につながるような言葉です。確かに、1,2年生の生活科は、3年生以上の学年の理科や社会科につながる部分が多くあります。自然の中から遊びを見つけ、楽しむ段階が生活科であり、科学的に確かめていくのが理科の学習とも言えます。
 子ども達が作った風車は、紙コップを切り開いて羽にし、竹ひごやストローで回転する仕組みになっています。作り終わった子から中庭に出て回してみました。勢いよく走ると、すごい勢いで風車が回転しました。体の前に風車を持って、池の周りをぐるぐる走り続ける子もいました。今日は、ちょうど北風が強く吹いていたので、止まって手に持つだけでも羽が回転していました。子ども達は、いろいろな不思議に気がついていたようです。(写真中)
 先週金曜日から、校内書き初め展が始まりました。夕方の4時から行っている書き初め展の公開では、毎日数名の保護者の姿を見かけます。校内でも、他のクラスや学年の作品を見て学ぼうと、クラスごとに書き初めを見に行っています。
 6年生が、同じ階の4年生の書き初めを見学していました。(写真下)3年生以上の毛筆は、今年からお手本の文字が変わりました。ですから、6年生にとっては初めて見る書き初めです。(6年生が4年生の頃は、「流れる星」を書いていました。)

1月19日の給食

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献立名           マーガリンパン
              ビーフシチュー
              キャロットドレッシングサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日は、牛肉を使ったビーフシチューの献立です。
 先週に続き、畜産農家さんを支援するために、国から無償でいただいた牛肉を使用しています。角切りにした牛肉を野菜と一緒に煮込んで作りました。
 豚肉で作るシチューの時は、肉をやわらかくするために、野菜とは別に長い時間コトコト煮ています。しかし今日の牛肉は、脂がほどよく入っているので、長い時間煮なくてもやわらかく食べることができます。さらに、野菜にもスープにも肉のうまみが出ておいしく仕上がりました。
 シチューに入っているブロッコリーは、冬の野菜の王様といってもよいくらい栄養豊富な野菜です。風邪の予防に有効なビタミンや、成長期に必要なカルシウムなどもたっぷり入っています。

1月18日(月) その2

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 コロナ禍での授業は、区のガイドラインが2学期よりも厳しくなったこともあり、様々な制約のもとで実施をしています。先生が一方的に説明して教え込む授業であれば、感染リスクを減らしてどんどん学習を進めることは可能でしょう。また、そのような授業であれば、オンラインで十分です。しかし、少なくとも小学校の先生達は、そのような授業はしません。「対話的で主体的な学び」という言葉を昨年度まで盛んに聞いているのではないでしょうか。今年度からスタートした学習指導要領の核となる言葉です。
 教師と子ども達、さらには子ども同士の対話がなければ本当の学びのある授業にはなりません。6年生の教室では、4人グループでの話し合いを授業の中で行っていました。もちろん密を避けて、机は極力離すようにしています。(写真上)
 2年生の音楽の授業では、鑑賞教材「ゆかいな時計」を扱っていました。オーケストラで時計の動きを表現した曲です。ウッドブロックが時計の「チック、タック…」と秒針が動く様子を表し、目覚ましのベルの「ジリリリ…」をトライアングルが担当しています。2年生の子ども達にも、すぐに情景が思い浮かび、分かりやすくて楽しい曲です。(写真中)
 正式な曲名は、ルロイ・アンダーソン作曲の「シンコペイテッド・クロック」です。4小節目にシンコペーションが入り、規則正しいはずの秒針が一瞬足踏みをするような動きを見せます。アンダーソンらしい、独特のコミカルさとユーモアを取り入れた小品です。
 放課後、家庭科室にて「地域未来塾」が行われていました。未来塾は、2学期から2年生と3年生の希望者対象に、月1〜2回程度実施しています。5校時が終わった後、2年生の子ども達がやってきました。密にならないように、今年度は全体の人数を減らして実施しています。今日は、2学期に習ったかけ算九九の復習問題にチャレンジしていました。地域の方々が講師となり、丸付けや個別指導をしてくださっています。(写真下)

1月18日(月) その1(全校朝会の話)

 月曜日の全校朝会は、放送室からZoomを使って行いました。6年生のあいさつ当番の子ども達(4名)が元気よくあいさつをしてから開始しました。今日は、俳優の福本清三さんについての話をしました。Zoomだと、写真を拡大して画面に映しながら話をすることができます。福本さんについては、先日のニュースで訃報を聞いたばかりでした。ぜひ子ども達に話をしておきたいと考えていた内容です。
・・・『今日は、この写真の人物についてのお話をします。(写真を見せながら)刀を手に持っていますね。昔のお侍さんの格好をしています。昔から時代劇のテレビドラマや映画に出演してきた、役者の福本清三さんです。今までたくさんの時代劇に出演してきましたが、福本さんの顔や名前はあまり知られていません。なぜかというと、福本さんはいつも正義の味方と戦う悪役ばかりで、チャンバラのシーンに登場すると、主役の役者さんに刀で斬られてすぐに倒れて死んでしまう役をしてきたからです。(2枚目と3枚目の写真を見せながら説明する)時代劇に出ては刀で斬られて倒れる…ということを昔からずっと演じてきた、いわゆる『脇役』の役者さんでした。福本さんは、いつかきっと主役になって、時代劇で顔を知られる役につきたいなと考えていました。
 そんな福本さんは、ある時、大俳優の萬屋錦之介さんから声をかけられました。「おい、おまえ、死に方がうまいのぉ。死に方がうまいということは、芝居がうまいということや。」と言われたのです。その言葉を聞いて、福本さんはハッと気がつきました。「萬屋さんのような大俳優が、いい芝居だと言ってくれた…。そうか、主役だけで映画が成り立っているんやない。脇役といっても、おれも映画に必要な俳優の一人なんや。」と考えるようになったのです。
 それから福本さんは、主役の俳優さんが強くかっこよく見えるように、刀で斬られて倒れて死ぬ演技を自ら研究し、工夫していきました。そして、脇役を演じ続けて44年目のある日、「今度、ハリウッドで作られる『ラスト・サムライ』という時代劇映画に出ていただけませんか。」という電話がかかってきました。福本さんは、「どこかでだれかが見ていてくれるんやな。」とつぶやいたそうです。福本さんのこのお話は、以前小学校5年生の道徳の資料として取り上げられたことがありました。みなさんは、福本さんの生き方からどのようなことを感じたでしょうか?
 学校の中では、一人一人がいろいろな役割をもって生活をしています。目立つ役割もあれば、目立たない役割もあるでしょう。でも、それらのどれもが、学校生活においてとても大切な役割となっているのです。12月に行った子どもまつりのことを思い出してみてください。店番の時に、それぞれどんな役割をしていたでしょうか。ゲームの説明をする係や点数を数える係もあれば、受付でハンコを押す係の子もいました。中には、倒れたペットボトルを直す役割や、ストップウォッチで15秒間計るだけの子もいたかもしれません。でも、その役割一つ一つが、自分達のお店のためにとても大切なものであったということを忘れてはなりません。
 高学年の委員会活動でもいろいろな役割があり、目立たないところできちんと仕事をしている姿を見かけます。みんなが休み時間に遊んでいる時に、うさぎのお世話をしている委員会や、竹馬をきれいに直してくれている委員会の子がいます。そういう姿を、きっとだれかがどこかで見ているのです。
 実は、今日お話しした福本清三さんは、今月1日、病気のために亡くなられました。   77歳でした。「日本一の斬られ役」として、映画やテレビで活躍してきた福本さんを惜しむ声が、全国から寄せられたということです。』・・・

1月18日の給食

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献立名           麦ご飯
              白身魚の甘酢あん
              わかめと卵のスープ
              果物(みかん)
              牛乳


一口メモ

 今日は、デザートにみかんがついています。みかんは、柑橘類の一種で、正式な名前を「温州みかん」といいます。日本には、今から400年ほど前の江戸時代の頃に伝えられたと言われています。
 みかんには、風邪の予防に有効な栄養素のビタミンAやCがたっぷり含まれています。栄養があるのは黄色い果肉だけと思っている人も多いでしょう。実は、みかんの果肉が入っている袋や周りの白い筋には、お腹の調子を整える食物繊維やペクチン、血管を丈夫にするビタミンPなどの有効成分が含まれています。
 手軽に食べられて、体に良い成分がたっぷり含まれているみかんです。白い筋を取ったりせず、袋ごとよく噛んで食べると良いです。

1月15日(金)

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 今日から、校内書き初め展が始まりました。各教室の廊下に、3学期に入って書いた全員の力作が展示されています。1,2年生の硬筆で書いた書き初めは、色画用紙の台紙に貼って掲示しました。また、3年生以上の毛筆作品は、雲華紙(うんがし)という台紙に貼るようにしています。
 書き初めは、少し離れた位置から見るとよいと言われます。中心がそろっているか、文字のバランスはどうか、とめ・はね・はらいの筆づかいはどうか・・・様々な視点で見ると、一人ずつの作品の良さが感じられます。
 各学年で選んだ代表児童の作品は、全校分をまとめて南校舎1階に展示しました。(保健室の向かい側の掲示板です。)登校後、さっそくいろいろな学年の子ども達が見に来ていました。(写真上)
 都の書き初め展を始め、区展も今年は中止になってしまいました。本来ならば、練馬区立美術館に代表作品が飾られる予定でした。きっと毎年楽しみにしていた子もいたことでしょう。練馬区では、各校の代表者にいつも通り出品証を用意することにしています。後日、全校朝会で紹介し、表彰をする予定です。
 本日から、保護者の皆様にも書き初め展を公開いたします。平日の16時〜17時に、児童玄関よりお入りください。
 2学期の後半から作成してきた、6年生の卒業文集に向けた取り組みがいよいよ大詰めとなってきました。クラスの寄せ書きページが出来上がりつつあります。また、1組では、作文ページの清書に真剣な表情で取り組む様子が見られました。(写真中)
 下書きを何度も繰り返し、やっと出来上がった原稿を見ながら、ペンを使って清書用紙に向かっていました。当然、間違えたら消しゴムで消すことはできません。先生に修正液で消してもらうことになります。一文を書くたびに、何度も大きく深呼吸をしながら、時間をかけてていねいに書き進めていました。
 文集にした作文の内容は、一人一人いろいろです。6年生の思い出から、体育発表会について書いた子や、6年間の自分の成長について書いた子、あるいは織田信長から学んだことについて書いた子もいました。今年度の卒業アルバムは、卒業後しばらく経ってから届くことになります。作文の内容も、緊張してペン書きした文字も、全て一生の思い出として残ることでしょう。
 1年3組の教室で、道徳の授業がありました。「せかいの こどもたち」という資料を使い、「国際理解、国際親善」にかかわる内容でした。教科書には、6つの国の子ども達が遊んでいる場面の写真が載っています。それぞれに「アメリカ」、「ネパール」、「チリ」、「インドネシア」、「フィンランド」、「トーゴ」という国名がついている他は、文章は何も書いてありません。どうやって授業を進めるのでしょう?
 まず、自分が知っている国の名前を発表し合います。次に、教科書の6つの国の子ども達の写真を見て気がついたことを話し合います。さらに、日本の生活や遊びと似ているところや違うところを探して発表します。そして最後に、世界の子ども達と、どんなことをしてみたいかを考えさせます。
 テレビを通じて、様々な国の気候や生活の様子について知っている子がたくさんいました。先生がフィンランドの写真を出すと、「サンタさんがいる国だ!」とか、「サンタさんは飛行機に乗ってくるんだよ。」という声が飛び交いました。
 また、子ども達が住んでいる地域で、いろいろな国籍の人を見かける場合もあるでしょう。そういう方々への関心を広げていくことも、道徳の学習の一つとなっています。

1月15日の給食

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献立名           麦ご飯
              肉豆腐
              白菜のゆず風味
              牛乳


一口メモ

 今日の肉豆腐では、牛肉を使用しています。学校の給食は、限られた予算で作っているため、値段の高い牛肉はなかなか使用できません。
 今日、牛肉が使用できるのは、新型コロナ感染症の拡大にともない、外国からの旅行者が少なくなったことに関係があります。旅行者が減り、観光地での牛肉の消費が落ち込んでしまったことから、畜産農家さんを支援するための取り組みです。国がこの牛肉を買い取り、全国の学校給食に無料で提供してもらいました。
 今日の給食では、肩ロースという部位を使っています。脂がほどよく入り、すき焼きなどでもおいしく食べられる牛肉です。畜産農家さんが大切に育てた牛肉を使い、肉豆腐としていただくことにしました。

1月14日(木)

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 みそ汁の塩味が足りない時に、何と言いますか? 「このみそ汁は、○○〇。」
 きっと、「みそ汁の味がうすい」というように、「うすい」を使うと答えた方は、東京(あるいは関東)出身の方ではないでしょうか。私は、(私の両親も含めて)「みそ汁の味があまい」というように「あまい」という言葉を使います。味が薄いことを「あまい」と表現する人たちは、全国的に見ると多いようです。北海道を含めた東日本や九州・中国地方の人たちも「あまい」という言葉を使っているようです。
 5年生の国語の教科書に「方言と共通語」という学習があります。5年1組では、塩味が足りない時の表現について、全国にどのような方言があるのかを学習していました。教科書には、日本地図に方言を色分けした分布図が載っています。先ほどの「うすい」を使う人たちは、関東の他に、静岡県〜紀伊半島、高知県と、太平洋側の地域に分布しているようです。(写真上)
 関西では、塩味が足りない場合に「みずくさい」という言葉を使うようです。子ども達は、びっくりしていました。そしてもう一つ色分けしてあるのは、「しょうむない」あるいは「しょむない」という言葉です。石川県〜富山県の北陸地方の人たちの方言です。
 きっと、さらに詳しく分布を調べると、塩味が足りないことを表すだけで、もっといろいろな方言が使われているのでしょう。ちなみに、塩味が濃いことを何と言いますか? 「味が濃い」が共通語であれば、「からい」は方言なのでしょうか。「このみそ汁は、ちょっとからいな…」は、「辛い」のではなく、「塩味がきつい」ということを言っています。私が幼少期を過ごしてきた新潟では、「しょっかい」という言葉を使っていました。しょっぱい味が濃い時に「しよっかい」です。
 毎年、「方言の授業」を5年生対象に行っています。元小学校の校長をされていた先生に来ていただき、クラスごとに出前授業をしてもらっています。今年は来週の土曜日に行う予定でしたが、来月の27日に延期しました。鹿児島県喜界島出身の先生による授業です。今年も5年生に授業をしていただけるといいなと思っています。
 2年3組で、毛糸を使ってあやとりをしていました。2年生は、生活科の学習として、昔遊びに取り組んでいます。担任の先生から「ほうき」の作り方を教わりながら、指で一生懸命毛糸をたぐっていました。(写真中)
 あやとりは、昔遊びの一つになってしまっているのですね。クラスの子ども達に聞いてみましたが、今日初めてあやとりをしたという子がほとんどでした。私が小学生の頃は、クラスであやとりが流行っていました。女の子だけでなく、男の子も夢中になってやったものです。さかずきや豆電球の作り方は、手に毛糸をかければ今でもできます。東京タワーやはしごを作ったりと、難しい技ができる子がクラスのヒーローになったものでした。また、ひもを長くして、二人で取り合う「二人あやとり」も楽しいものです。
 折り紙もそうですが、手先を使う遊びは、昔遊びと言わずに日本の伝承遊びとしていつまでも残していきたいものです。
 4年生は、社会科の時間に年間を通じて東京都の学習をしています。3学期は、「豊かな自然環境を守り生かす八丈島」の学習からスタートしています。八丈島は、同じ東京都でありながら温暖な気候に恵まれた島であり、観光地としても有名です。1組では、漁業の特色について資料を基に学習をしていました。
 八丈島で獲れる魚の資料には、トビウオやムロアジの名前が載っていました。伊豆諸島の特産品の「くさや」は、このトビウオやムロアジを使って作られています。また、漁獲量で一番多いのは、キンメダイでした。伊豆の旅番組では、必ずと言ってよいほどキンメの煮つけとして登場する高級魚です。
 1年前に、5年生(現6年生)の下田移動教室がありました。2日目の朝、水族館に行く前に、漁港の様子を見学に行き、キンメダイが水揚げされる様子を間近に見ました。水深の深いところにいる魚なので、目が猫の目のように光って見えます。(それで「金目鯛」です)
 教室の電子黒板に真っ赤なキンメダイが映し出されると、子ども達から「おいしそ〜」という声が上がりました。(写真下)今年の4年生は、来年度6月に下田移動教室が予定されています。下田の港で、本物のキンメダイをぜひ見てきたいものです。
 
※昨日の理科の問題の答えです。正解は、「振り子が往復する時間はどれも同じ」です。おもりの重さによって振り子の振幅は変化しません。言い換えると、木の球と鉄の球を同じ高さから落としても、同時に地面に落ちるということです。(球の大きさは同じとします。)

1月14日の給食

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献立名           広東風つけ麺
              大学芋
              牛乳


一口メモ

 今日は、さつまいもを使ったデザート「大学芋」の献立です。
 さつまいもは、今から400年以上前の江戸時代に、沖縄県に伝えられたと言われています。栄養分の少ない土の中でも丈夫に育つため、食べ物が少なかった時代には、お米の代わりにもなる貴重な食糧になっていました。
 さつまいもは、英語で「スイ−トポテト」と言うように、芋類の中でも甘みがあるのが特徴です。
 今日の大学芋は、砂糖や水あめで作った甘いたれをからめて作っています。芋の外側のカリッとした食感も合わせて楽しめます。

1月13日(水)

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 3年3組が、1校時にパソコン室を利用していました。3年生は、総合の学習の時間に、お正月について調べる学習をしています。インターネットの検索機能を使って調べてみようということで、パソコン室に来ていたようです。
 パソコン室を使って授業を行う学年は、4年生以上で多く見られます。3年生では、まずパソコンの使い方に慣れさせることから始める必要があります。検索して調べるには、キーワードとなる言葉を入力しなければなりません。3年生は、2学期に国語の時間を使ってローマ字を習いました。ローマ字表を見ながら、そしてキーボードの配列から文字を探しながらパソコンに向かっていました。(写真上)
 コロナ禍の影響もあり、学校におけるICTの推進が急速に求められるようになってきました。以前から教育のICT推進については予算化されてきていましたが、3年計画であったものを前倒しして今年度に移行することになったようです。ということで、練馬区でもいよいよ児童一人に一台のタブレットパソコンが配備されることになりました。今月から来月にかけて、区内の全小中学校にタブレットパソコンが届きます。(本校は、来月上旬に全校児童分が届く予定です。)タブレットパソコンは、学校や家庭での学習に利用していくことになります。つまり、ランドセルに入れて持ち運びながらそれぞれの場所で活用するということです。
 学校では、子ども達への指導にかかわる教員の研修や各学級での指導が必要になります。また、各家庭にプリント等でガイドラインをお伝えしたり、利用における同意書をお願いしたりしていかなければなりません。その準備は、今年度中に始まっていきます。今後、順次お伝えしていくようにします。
 昨日は、2年生の図工の学習についてお伝えしました。今日は、1年生の図工の様子を紹介します。1,2校時に、1年1組で図工の授業が行われていました。題名は、「おしらせします! にっこりニュース」です。2年生の図工と同じく、冬休み中の楽しかった出来事を絵に表す学習でした。
 一人一人の絵を見て回るだけで、とても楽しい冬休みの情景が伝わってきました。たこ揚げや家族で買い物に行った絵、自転車に乗っている場面などが、クレヨンで伸び伸びと描かれていました。昨日の2年生と同じく、ケーキの絵がありました。聞いてみると、やはりお誕生会をみんなでしたそうです。
 きれいな着物を着ている絵がありました。休み中に七五三のお祝いをしたそうです。着物を着て写真を撮ってもらったのでしょうか。そういえば、私の住んでいる隣の市(川越市)の神社では、11月から12月にかけて、毎週のように七五三で訪れる人たちが見られました。今年は、時期をなるべく分散して行うようにしているのかなと感じていたところです。(写真中)
 5年生は、理科の時間に「ふりこの動き」の学習をしています。今日は、理科室で5年1組が実験をしていました。糸に重りをつけた振り子を左右に振り、その振幅がどんな条件によって変わってくるのかを調べる実験です。振り子を左右に振って1往復する時間は、何によって変わってくるでしょうか? まず、実験として考えられるのが、振れ幅です。大きく振った時と小さく振った時とでは、往復する時間に違いが出てくるでしょうか? 次に、糸の長さです。短い糸と長い糸とで、振り子の振幅に差が出てくるでしょうか?
 そしてもう一つは、重りの重さの違いによる実験です。今日は、その実験を行っていました。重りは3種類あります。木製、ガラス製、金属製と3種類の丸い球状の重りです。(大きさは3つとも同じです…これが重要!)
 もちろん、振れ幅と糸の長さは同じにして実験をします。ストップウォッチを手に、10往復の時間を計測します。実験結果を正確にするために、3回実施して平均を出します。みんな真剣な表情で行っていました。(写真下)
 実験の予想を聞いて回ると、それぞれ違った考え方に分かれました。重さが違っても往復する時間は同じという予想。重い方がゆっくりと動きそうだから、軽い方が速いという予想。重い方が力強く感じるから速いという予想。・・・さあ、結果はどうなったと思いますか? 正解は、明日お知らせすることにします。

1月13日の給食

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献立名           麦ご飯
              ししゃもの香味焼き
              凍り豆腐の卵とじ
              牛乳


一口メモ

 今日の煮物は、凍り豆腐を使った煮物です。昔、寒い地方で家の外に豆腐を吊るしておいたところ、寒さで豆腐が凍ってしまったのが凍り豆腐の始まりと言われています。コチコチに凍ってしまった豆腐を乾燥させると保存がきくため、日本では保存食としていろいろな料理に使われています。
 以前はカルタのような大きさのものが主流でしたが、最近は今日の煮物に入っている一口サイズのものや、もっと細かく刻まれているものなど、さまざまなものが販売されています。
 スポンジのようにおいしいだしをたくさん吸い込むのも、凍り豆腐の特徴です。今日は、かつお節や鶏肉、野菜のだしがよくしみ込んで、おいしく仕上がっています。

1月12日(火)

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 2年生は、3学期最初の図工の時間に、「楽しかったよ!」という題名の絵を描いています。冬休みのことを振り返り、楽しかった出来事を絵に表す学習です。画用紙に、それぞれ冬休みのことを思い出しながらクレヨンを手にしていました。
 冬休みに入ってすぐに「GO TO」がストップしたこともあり、家の中で過ごす時間が多かったことでしょう。また、親戚の家などにも行けず、いつもとは全く違う年末年始を過ごした子がほとんどだったのではないでしょうか。
 今日は、1,2校時に3組で図工の授業がありました。子ども達が描いた絵を見て回ると、ステイホームでもとても楽しそうな表情をした人物がたくさん描かれていました。たこ揚げやけん玉、一輪車、家族でトランプをしているところなどが上手に描き表されていました。
 大きなケーキにたくさんのろうそくが灯されている絵を描いていた子がいました。聞いてみると、冬休み中に誕生日を迎え、家族でお祝いしてもらったそうです。チョコレート色をしたホールケーキが、とてもおいしそうでした。(写真上)
 今日から、なわとび月間がスタートしました。なわとび月間中は、休み時間になわとびカードを使って友達と検定をしながら級を進めていきます。すでに先週のうちになわとびカードが配られていたこともあり、カードの色塗りがどんどん進んでいる子がいました。
 全校児童の多くがなわとびに取り組むようになっても、田柄小の敷地は広いので、十分に運動を楽しむことができます。中庭では、1年生から3年生の多くがなわとびに挑戦していました。(写真中)また、東門側のバスケットコートもなわとびの練習場所として開放しています。反対側のけやき広場では、おもに4〜6年生がなわとびを行っていました。高学年は、二重跳びやはやぶさに挑戦している子が多く、回転している縄が見えないほどです。
 なわとびは、呼吸機能を高めるとともに、リズム感や持久力を高めることにもつながる優れた運動です。寒い日でも、すぐに体を温めることができます。今週から4週間かけて、さらに体育の時間も含めてなわとびの技を高めていきます。
 2年1組では、道徳の時間に「お年玉をもらったけれど」という資料を使った授業が行われていました。道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる資料です。
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・お金を無駄遣いしてしまうことは、だれにでもよくあることです。子ども達にとっては、とても考えやすく身近な話題であるだけに、よく手を挙げて意見を発表していました。(写真下)
 自分も2年生か3年生の頃、似たような経験があります。自分が貯金箱代わりにしていたビニール袋に、10円玉が5枚入っていることに気がつきました。喜び勇んで駄菓子屋さんに行き、大盤振る舞いでお菓子を買いあさりました。たくさんの駄菓子を何の疑いもなく買ってしまいました。(その頃の50円は、子どもにとっては大金でした。)
 家に帰ると、「今月のおこづかいを入れといてあげたよ。」と母親に言われてハッとしました。そう言えば、以前から月ごとにおこづかいをもらうことに決まっていたのでした。だまってお金を入れておく母親も母親ですが、何の計画もなくあっという間にお金を使ってしまった自分が情けなくなりました。・・・そういう経験を積んで、子どもはお金の大切さを学んでいくものです。

書き初め(1年生)

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 1年生は、先週と今週で4枚書き初めに取り組んでいます。
 「お正月におぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」という文章を書いています。

 書く時の姿勢や鉛筆の持ち方、一画一画丁寧に書くことなどを意識して取り組んできました。どの子も段々と力強い字が書けるようになり、成長を感じます。

 校内書き初め展は、15日〜29日です。子どもたちが一生懸命に書いた作品をぜひご覧ください。

いい字が書けました!書き初め(3年生)

 1,2時間目に体育館で書き初めを行いました。
 3年生は、7月から書写の毛筆を始め、毎週練習をしてきました。
 書き初めは、大きな半紙に書くので、字の大きさやバランスにも注意しなければなりません。冬休みにたくさん練習してきた子もいたようです。

 文字の中心や大きさ、名前も丁寧に、を意識して取り組みました。一画一画、お手本を見ながら書いていきました。

 「友だち」と書いた書き初めは、今週金曜日から展示します。ぜひ見にいらしてください。

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1月12日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              おしるこ
              牛乳


一口メモ

 昨日の1月11日は、「鏡開き」でした。そこで、今日の給食の献立として、おしるこを出しました。
 「鏡開き」とは、お正月にお供えしていた鏡もちをいただく行事です。昔から、鏡もちには神様が宿ると考えられてきました。お正月が明けた1月11日に、一年間無事に過ごせることを願い、そのおもちをいただきます。
 おしるこにするのは、あずきの赤い色には悪いものを追い払う力があると考えられていたからです。また、おもちを「切る」「割る」というのは縁起が悪いため、「開く」という言葉を使って「鏡開き」と言われるようになりました。
 今日は、白玉団子が入ったおしるこになっています。

書き初め(2年生)

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 1月9日(土)、2年生は書き初めを行いました。
 2学期の書写の授業や冬休みの宿題で繰り返し練習に取り組んできました。一文字一文字しっかりとお手本を見ること、鉛筆をきちんと持って濃く書くこと、書き順など、たくさんのことを意識しながら練習してきました。
 「次はもっとこうしよう」と、自分の課題を考えながら取り組む子もいました。練習を重ねることで、上達が見られました。
 子供たちの作品は、教室外の廊下に掲示します。

1月9日(土)

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 3学期に入り、どの学年も書き初めに取り組み始めました。低学年は硬筆で書きます。全員が心を落ち着かせたところで清書用紙が配られ、お手本を1行ずつ折って左側に置き、ゆっくりていねいに書き始めました。1,2年生は、昨日と今日で何枚か清書用紙を書かせていました。残りの清書用紙を来週書き、その中から校内書き初め展に出す作品を決めていきます。
 4Bの濃い鉛筆で書くのですが、すでにだいぶ短くなってきている子がいました。冬休み中にもたくさん練習をしていたのでしょう。12月から何度か書き初めの指導をしてきました。姿勢に気をつけ、集中して取り組む力が身についてきたように感じます。
 3年生以上の書き初めは、毛筆です。今年は、全学年が体育館で一斉に書き初めを行うことにしました。教室で行うよりも密にならずに取り組むことができます。(体育館用のストーブ3台を使い、十分に換気をしながら取り組みました。)昨日5年生が書き初めを行い、今日は1,2校時に4年生、3,4校時に6年生が実施しています。(3年生は、来週火曜日です。)
 6年生は、小学校最後の書き初めということになります。体育館に入ると、一枚一枚に集中して取り組む真剣な姿が見られました。体育館のフロアやステージ上、ギャラリーをぐるっと回って、いろいろな角度から子ども達の様子を見ました。さすが最高学年です。集中力が書く文字にしっかり表れているなと思いました。(写真上)写真からは分かりませんが、体育館には終始音楽が流されていました。宮城道雄の「春の海」など、お正月らしく箏の音色が響いていました。(他学年も同様)
 6年生が書く文字は、「将来の夢」です。筆づかい(とめ・はね・はらい)も大切ですが、まずは中心をそろえて全体をバランスよく書くことがポイントになります。そのために大切なことの一つに、「書き順」があります。「将」の字の1画目はどこから始めるでしょうか? 正解は、縦画です。
 6年生の「将来の夢」は、卒業文集の寄せ書きにも載せられています。6年2組では、2校時に卒業文集の寄せ書きページの作成に取り掛かっていました。(写真中)プロフィールのページでは、自身の似顔絵とともに、生まれ変わったら何になりたいかが書いてありました。クスっと笑えるものがいくつかありました。
 その他にも、クラスの思い出を川柳にした寄せ書きや、心に残った出来事を集めた寄せ書きページもありました。「つらいこともあったけど、とても楽しいクラスでした。」と書いてあったので、「つらかったことってどんなことなの?」と聞いたら、「長なわの時にひっかかったらどうしようって、すごい大変なんですよ…」と言っていました。6年2組は、5年の時から長なわでとてつもない記録を出すクラスですが、それだけにプレッシャーを抱えながら取り組んできたのでしょう。それもいい思い出です。
 1年生の道徳の教科書に「にほんの あそび」という資料があります。日本に昔から伝わる遊びとして、竹馬やこま回し、羽根つき、すごろくなどの絵が描いてあります。生活科でも、1年生は昔遊びに取り組んでいるところですが、なぜ道徳の教科書にこういう学習があるのでしょうか。
 道徳の内容項目の中に、「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」があります。日本に伝わる遊びのよさについて考えさせることから、日本や郷土への愛着を深め、親しみをもって生活しようとする子どもを育てることをねらいとしています。
 1年1組では、「福笑い」を取り上げて、みんなで遊んでみました。それも、手作りの福笑いです。顔の輪郭を描き、目や鼻、口などのパーツを作り、2人組で遊んでみました。出来上がった顔を見て、みんな大笑いをしていました。(写真下)
 今の子ども達にとっては、「遊び=ゲーム」という感覚が強いのではないでしょうか。身近なもので簡単に楽しめる日本の伝統遊びから、「日本の良さ」を1年生なりに体感できたようです。

書き初め(6年生)

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 9日(土)の3、4校時に体育館で書き初め大会を行いました。
 初めに半紙で何枚か練習した後、長い紙に清書していきました。全員がお手本をよく見て、自分の文字と向き合いながら真剣に書いていました。
 仕上がった文字を15日から29日まで校内に掲示します。16時から17時の間にご来校いただき、ぜひご参観ください。

書き初め(4年生)

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 4年生は、体育館で書き初め大会を開き「明るい心」を書きました。
 「春の海」という曲を聴き、新春の雰囲気も味わいながら書き進めていきました。そして、今年一年の抱負や自分の気持ちも込めて、一文字ずつ丁寧に書き上げました。
 校内の書き初め展は、15日〜29日です。子ども達の気持ちを込めた作品をぜひご覧ください。

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