ようこそ、練馬区立田柄小学校ホームページへ!  〜「わくわく・どきどき」の学びを目指して〜

体育発表会(6年生)

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 11月28日(土)に、田柄陸上〜6年〜が行われました。例年の運動会の代替行事として、全員が100m走、リレーに取り組みました。

 100m走では、タイムが近い人同士走りました。練習では、スタートのみ、カーブまでの練習にしました。なので、全力で走り切ったのは当日のみ。緊張の中、全力を出し切り、走り終えることができました。

 リレーでは、クラスを4つに分けたチームを、他クラスと合体させた学級混合チームで取り組みました。「最高のバトンパスをしよう」をめあてに取り組んできました。「前向き」「加速して」「バトンを落とさずに」などたった一瞬のバトンパスの中にいくつもポイントがあります。その一つ一つをできるようにするために、何度も練習しました。また、特に難しかったのは他学級とのバトンパスです。数少ない学年練習の中で必死に練習してきました。
 順位にとらわれることなく、記録が伸びることに重点をおいて指導してきました。1秒、4秒縮めるのも難しい陸上競技。どのチームも、当初より20秒近くも記録を更新しました。全員の力が伸びた証拠だと思います。

 苦手なことにもきちんと取り組むこと、努力し続けることで成長できることを学び、次の持久走記録会につなげていきたいと思います。

体育発表会(5年生)

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 11月28日(土)に体育発表会(田柄陸上)が行われました。
 残念ながら今年度の運動会は中止となりました。しかし、5年担任として、子供たちの普段の頑張りを保護者の皆様に見てもらえる、よい機会ができたことをうれしく思いました。
 子供たちは、100M走では、長い直線を全力で走り抜けること、全員リレーでは、チームとして作戦を考え、バトンをうまく渡すことをめあてに取り組みました。
 『バトンをうまく渡す』とは、スピードに乗って、後ろを見ずにバトンを貰い、すぐさま持ち替えて走りに集中することです。練習を重ね、友達からのアドバイスでみるみる上達していきました。
 当日は、緊張のあまり、力を出し切れない子もいたかもしれませんが、緊張感の中で走ることはきっと子供たちの成長につながったことでしょう。

11月30日(月)

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 今朝は、3週間振りに全校朝会がありました。今日は、「毎日続けること」という題名で話をしました。
・・・みなさんにとって「毎日続けていること」に、どんなことがあるでしょうか? 学校生活に関係があることで言えば、あいさつもそうですし、毎朝検温カードを提出すること、学校内では必ずマスクをすること、そして宿題をすることも毎日続けていることの一つです。あることを最後まで続けていくということは、とても大切なことです。続けるということは、がまん強さでもあり、ねばり強さにもつながります。特に、学習をするうえで重要なのが、このがまん強さやねばり強さであると言えます。
 2年生のみなさんは、算数の時間にかけ算九九の学習をしています。かけ算九九は、1日や2日、一週間で身につくものではありません。毎日毎日何度も繰り返して、お経のように唱えながら覚えることが大切です。3年生以上のみなさんもそのようにして覚えてきました。そして、2年生のうちにしっかり九九を覚えておかないと、3年生以上の算数の学習で大変苦労するということも知っています。
 3年生は、体育の時間に鉄棒の学習に取り組んでいます。また、4年生は、マット運動に挑戦しています。鉄棒もマット運動も、誰もが1回の練習できれいに技ができるようになるわけではありません。何度も何度も練習を続けることでできるようになっていきます。「きっと自分にはできない」とあきらめてしまうか、「絶対にできるまでがんばろう」と思って挑戦し続けるか、自分自身の心のもち様で決まってくるのです。
 先週から持久走月間が始まりました。休み時間に校庭を元気よく走る子が増えてきました。持久走は、まさに毎日続けることが重要です。そして、自分で「今日は何周走る!」と決めたら、最後までしっかり走り切るように続けていくことが大切です。来週の土曜日に、持久走記録会があります。毎日校庭を走ることを続けていき、最後まで走り切るがまん強さ、ねばり強さを身につけていきましょう。・・・
 続いて、サクラ草のことについても話しました。すでに花が咲き始めた鉢があることや、今の時期の手入れのポイントについて話しました。手入れで大切なのは、鉢の中の落ち葉や枯れた葉を取り除くことと、水やりをたっぷり行うことです。葉っぱが茂ってきているので、土にしっかりしみ込ませるように水をあげなければなりません。サクラ草に水やりと愛情を注ぐことも、「毎日続けること」として取り組んでいくように伝えました。
 2,3校時に、2年生が生活科の学習で、町探検に出かけました。学校を出発してから、まず光が丘公園にある区立図書館をめざして歩いて行きました。光が丘図書館は、団体貸し出しで学校でもよく利用させてもらっています。2年生の子ども達も、たくさんの子が利用カードを持っていると話していました。
 続いて、公園の芝生広場まで歩いて行きました。1年生の春、みんなで遠足に来てお弁当を食べた場所です。大きなイチョウの木が黄色く染まる下で、しばらく自由遊びの時間を過ごしました。(写真上)今日は日差しがとても暖かく、芝生広場で伸び伸びと遊ぶことができました。公園内では、ところどころで犬を連れた人たちの集まりが見られました。犬も人間も、広い公園内でゆったりと過ごす時間はとても幸せそうでした。
 2年生の町探検は、帰りに光が丘第八小とけやき台団地、近隣の文具店、田柄公園を通って学校に無事到着しました。
 1年生は、「家族にこにこ大作戦」に取り組んでいます。生活科の学習として、「家庭生活を支えている家族のことや、自分でできることなどについて考え、自分の役割を積極的に果たすこと」をめあてとした学習です。
 まず、「家族がにこにこしている時とは、どんな時であるのか」について考えました。(写真中)クラス全体で出てきた意見では、『みんなで一緒に過ごしている時』(食事やテレビ、お出かけなど)が多く出されていたようです。次に、『家族のために何かをした時』です。これは、お手伝い関係のことを指しています。日頃から「自分のできるお手伝いをしていこう」という気持ちに結び付けていきます。もう一つは、『自分ががんばっている姿を見た時』です。勉強をがんばっている様子や、体育発表会でがんばった姿は、家の人がにこにこするということが分かりました。
 4年生は、これから理科室を使った実験内容が多くなってきます。今まで理科の授業は、教室で行っていました。アルコールランプや実験用コンロを使うなど、いよいよ高学年の理科に近い内容になっていきます。そこで、理科室がどんなところかを知る「理科室探検」を行いました。
 顕微鏡やビーカーなど、理科室ならではの物品がたくさん並んでいることが分かりました。中でも、4年生の子ども達にとっては、理科室の棚の上に置いてあったニワトリや魚の標本が真っ先に気になっていたようでした。(写真下)

11月30日の給食

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献立名           野沢菜チャーハン
              中華風すいとん
              きゃべつの浅漬け
              牛乳


一口メモ

 今日のチャーハンには、「野沢菜漬け」が入っています。野沢菜は、アブラナ科の植物で、「かぶ」の仲間になります。かぶのように根は大きくならないため、主に葉っぱを食べます。塩漬けやしょう油などの調味料に漬けた漬物として食べられることが多い野菜です。
 野沢菜という名前は、長野県の野沢地方で栽培されているためです。野沢菜漬けの味も感じられるように、調味料は控えめに味つけをしています。野沢菜の味と食感を楽しめるチャーハンになりました。

11月28日(土)

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 今日は、4年生から6年生の体育発表会「田柄陸上」がありました。前回の低学年の部に続いて快晴に恵まれ、子ども達が力いっぱい走る姿を保護者の皆様にご覧いただくことができました。
 本来であれば、各教室での授業の様子を公開したいところです。(写真上)は、3年1組の道徳の授業の様子です。保護者の参観が無くてもこんなにみんな張り切って手を挙げているのですから、きっとどの子も家の人に普段の授業の様子を見てもらいたいと思っているはずです。
 今後の学校公開の予定については、来週月曜日に配布する学校だよりに記載しました。10月は、1年生のみ3日間教室の授業公開を行いました。2〜6年生は、体育館と校庭の体育の授業を参観していただきました。今月は学年ごとに体育発表会を公開し、12月は第二土曜の持久走記録会を公開します。
 教室内の授業公開は、1月と2月に予定しています。各学年とも、平日の3日間を授業公開とするように考えています。なるべく分散して授業を見ていただけるように計画中です。
 1校時は、4年生の体育発表会でした。80m走の後のリレーは、学年全体を4チームに分けて行っていました。半周ずつの全員リレーは、大接戦となりました。4年生は、学年で実行委員を決めて取り組んできました。司会や代表の言葉を話す子が、ところどころでマイクを持つ場面がありました。学年が一体となって取り組んできた様子が伝わったことと思います。
 5年生は、1校時に屋上に集まり、チームごとに作戦会議を開く時間をとりました。(写真中)リレーは、学年全体を6チームに分け、3チームずつ競い合いました。走順はもちろん、バトンゾーンをどのように使ってバトンを渡したらよいかということは、作戦としてとても重要です。友達同士で教え合う姿に、5年生としての成長を感じました。2校時の本番での走りに、練習の成果が全て表れていたように思います。
 6年生は、小学校最後の運動会が行えず、今日の「田柄陸上」がその代替行事となりました。ところどころに児童代表の言葉を入れ、子ども達の思いを伝えるように構成されていました。夏休み後、急に大きくなった6年生を見ていると、運動会の最後を飾る組体操でどんな姿を見せていたのだろうかという思いをもちます。組体操が終わり、フィナーレで6年生全員が清々しい表情で集まり「ありがとうございました!」とあいさつをして退場していく・・・整然と集合している姿から、きっと毎年活躍してきた6年生のように、あるいはそれ以上の感動を伝えてくれたのだろうという思いをもちました。(写真下)
 力強い走りの100mに続き、リレーは学年全体を4つのチームに分けて競い合いました。バトンパスの練習を何度も繰り返してきたことが感じられるすばらしい戦いでした。子ども達一人一人が、達成感や充実感がたっぷり味わえた田柄陸上になりました。

体育発表会(4年生)

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 4年生は、80m走とクラス混合の学年リレーを行いました。
 リレーは、発表会当日まで何度も練習を重ねてきました。選抜リレーとは違い、全員でバトンをつなぐのは初めての経験で、最初はバトンの受け渡しがなかなか上手くいかずに苦労しました。どうしたらスムーズにバトンを渡すことができるのか、練習の中で気づいたことを話し合い、徐々に上手くなっていきました。
 今日は、たくさんの保護者の方々に見守られ、かなり緊張をしたという子が多くいたようです。こういった緊張感を味わうのも久しぶりでした。
 結果は、悲喜こもごも色々ありましたが、子どもたちからは「全力を出して頑張れた。」「楽しかった。」といった声が多く聞かれました。この達成感を、次の持久走記録会にもつなげていきたいと思います。

11月27日(金)

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 1校時に、4年1組が体育館でマット運動の授業を行っていました。体育館にたくさんの練習場所を設け、各自の課題に合わせていろいろな技の練習ができるように工夫されていました。開脚前転と開脚後転の他に、側転を練習していた子がたくさんいました。
 器械運動の練習では、自分自身で技の評価を行うのはとても難しいものです。「もっと足を真っすぐ上に振り上げる」とか、「膝を伸ばして」ということは、やっている本人にはなかなか感じ取れません。そこで、友達同士で見合う・教え合うという活動が大切になります。そのためにも、学習に入る前に、各技のポイントをしっかり伝えて授業を進めるようにしています。また、拡大した掲示物を用意し、子ども達が技のポイントを振り返ることができるようにもしています。
 ところで、(写真上)は何という技でしょうか? 「補助倒立ブリッジ」の練習をしているところです。補助をする2人組が手をつなぎ、まず倒立をする子の肩に腕が当たるように支えます。次に、倒立をして体が倒れてきたところの腰の部分にもう片方の腕をあてがいます。(写真上はちょうどその瞬間)最後に、ブリッジの姿勢を保持するように支えます。
 これを練習していくと、次第に補助なしで「倒立ブリッジ」ができるようになっていきます。最初のうちは、倒立してそのまま背中からマットに落ちてしまう子がほとんどです。まず、腕を真っすぐに伸ばした壁倒立を練習していくことが第一段階です。そして、ブリッジをしっかり練習することです。倒立からブリッジに移るには、相当な衝撃に耐えなければブリッジが崩れてしまいます。それができたところで補助を入れて練習すると、次第に一人で技ができるようになっていきます。
 2年1組の教室で、「いじめ撲滅宣言」の作成に取り組んでいました。(写真中)今月は、6月に続いて2回目のふれあい月間です。毎年練馬区では、11月のふれあい月間に合わせて、いじめをなくすための取り組みを全小中学校で実施しています。「いじめ防止ポスター」や「いじめ防止標語」を募集する年がありますが、今年は各学校で「いじめ撲滅宣言」の作成に取り組むことになりました。
 低学年には「撲滅宣言」という言葉は難しいのですが、「いじめについて自分はどうしたいですか? 言葉に表してみましょう。」という投げかけで指導しています。2年1組の子ども達からは、「みんなでいじめをなくそう」、「だれにでもなかよくしよう」、「見て見ぬふりをしないようにしよう」、「かならずきみをたすけるよ」という言葉が見られました。
 今後は、各学年から代表作品を選び、校内に掲示するとともに、区の募集に提出します。また、全校児童の作品も各教室に掲示する期間を設ける予定です。
 6年生は、国語の時間に狂言「柿山伏」の学習をしています。日本の文化や伝統に関心をもたせるとともに、音読を通して狂言の面白さを表現する力を身につけることを目的とした学習です。「柿山伏」は、主人公「山伏」が柿を盗もうとしたところ、柿の持ち主に見つかり、猿や鳶(トビ)などのまねをさせられ、自分の罪をおおい隠そうとする姿を面白おかしく描いている作品です。日本の伝統文化である狂言を、「柿山伏」の物語を通して理解することで、伝統芸能の面白さや、昔の人々の生き方を考えさせていくことにつなげていきます。
 6年1組では、狂言「柿山伏」の動画を視聴し、実際の舞台の様子をつかんでいました。(写真下)狂言は、独特なリズムや言い回しが随所に見られます。今年の6年生の子ども達にとっては、狂言は少し身近なものなのかもしれません。それは、最近よくテレビで、日本の伝統芸能の狂言ネタでブレイクしている芸人さんを見かけるからです。「〜でござる。」とか「〜じゃ。」、「そろりと参ろう。」など、テレビの番組でよく出てくる言葉として知っているかもしれません。確かに、狂言は当時の庶民にとっての娯楽として親しまれ、今でいう「コント」のようなものでした。

11月27日の給食

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献立名           麦ご飯
              じゃこと小松菜のふりかけ
              魚の煮つけ
              呉汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚は、「赤魚(あかうお)」という魚です。とても深い海に住む魚で、名前の通り赤色の魚です。また、「めぬけ」とも呼ばれています。深い海から釣り上げられると、気圧の変化で目が飛び出してしまいます。その様子の「目が抜けてしまう」ということから、「めぬけ」と呼ばれるようになりました。
 魚の身は、白身の魚で味にくせがありません。今日は、ご飯に合うように甘辛いたれで煮つけにしました。

リコーダー講習会(3年生)

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3年生は、リコーダー講習会を行いました。
 換気を十分に行い、間隔を広く開けたうえで3年生全員が体育館に集まり、講習会のスタートです。

 東京リコーダー協会から講師の先生が来てくださり、まずは、ソプラノリコーダーの演奏を聴かせてくださいました。300年前のリコーダーのために作られた曲から「鬼滅の刃」「マリオ」「ピタゴラスイッチ」など、子どもたちにおなじみの曲を次々と演奏してくださり、楽しそうに聞き入っていました。

 そして、指の体操、舌の体操、息の入れ方など、奏法のアドバイスをいただき、実際に少しだけ吹いてみました。

 その後、色々な種類のリコーダーを紹介していただきました。一番小さい手のひらサイズのクライネソプラニーノリコーダーから約1mもあるバスリコーダーまで、同じリコーダーでもそれぞれ違う音色をもつことがわかりました。

 リコーダーを始めて、その楽しさや難しさを知っている3年生にとって、プロの素晴らしい演奏を目の前で聴かせていただき、リコーダーに取り組む楽しみを再発見させていただくような講習会でした。

11月26日(木)

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 今日の外国語の授業では、ALTとしてマイケル先生に来ていただきました。木曜日はマリア先生の日ですが、急遽代役としての指導です。マイケル先生と言えば、先月アメリカに帰国した先生の名前です。子ども達から「えっ、もう日本に戻ってきたの?」という声が聞かれましたが、そのマイケル先生とは違う別のマイケル先生でした。
 6年2組の外国語の授業では、子ども達がALTの先生のところに行って、1対1で会話をする学習をしていました。カードに英語で自己紹介を書き、その内容をマイケル先生に伝えます。また、マイケル先生に質問する英文を考え、会話文に入れていました。(写真上)
 子ども達からの質問・・・「好きなことは何ですか?」に対して、「shogi(将棋)」という言葉が返ってきたのにはびっくりしました。後でマイケル先生に聞いてみると、チェスが得意で、将棋は少しできる程度と話されていました。とても気さくな先生で、私も片言の英語交じりの日本語でしばらく話をしてみました。・・・日本には1年前から来ているそうです。スウェーデンの出身とのことでした。スウェーデンは寒い国ですよねと聞くと(これは日本語です)、日本の気候はちょうどいいと言っていました。中庭で話をしていたので、子ども達のサクラ草を指さして「サクラ草です・・・え〜と、プリムラです。」と説明しましたが、「???」のようでした。「食べるのですか?」と聞かれたので、「ノーノー、notベジタブル・・・フラワー」と言ったら通じたようでした。
 今日は校庭で、4,5,6年生のリレーの練習が、それぞれ1時間ずつ行われていました。あさっての体育発表会に向けた学年練習です。どの学年も、バトンの受け渡しがとても上手になりました。また、チームごとに応援をする姿も見られ、子ども同士で高め合っていく様子にも高学年らしさを感じます。
 4年生は、2クラスを4つのチームに分けて学年リレーを行います。一人半周ずつ走ってバトンをつないでいきます。(5,6年生は、一人1周ずつのリレーです。)バトンゾーンをたっぷり使いながらも、ラインをオーバーしないように気をつけていました。走りは真剣そのものです。(写真中)今のところ、あさっての天気も良さそうです。どうぞお楽しみに…。
 6年3組が、パソコン室でプログラミングの授業を行っていました。算数の教科書会社からリンクしているソフトを使ったプログラミングでした。10人の子ども達がいて、身長の小さい順に並び換えるためのプログラムを考えるという内容でした。大きい数が小さい数よりも前にあったら、どんなプログラムを組み合わせて指示を出していけばよいのかを考えていきます。
 「もし身長が隣の選手と比べて今の選手が大きければ順番を入れ換える」と「小さければ順番を入れ換えない」という「if」に相当する指示を、端から順に繰り返しながら並び換えをしていきます。そして、並び換えがなくなったところで終わりにするという指示も出さなければなりません。プログラミング的思考の初歩的なものなのかもしれませんが、大人でも迷うほどなかなか正解が見つからない難しい問題でした。(写真下)
 自分が大学生の頃は、もちろん今のようなパソコンは存在していませんでした。大学の4年間、地球物理の気象に関する研究室に入っていました。気象研はデータ解析がほとんどだったので、大学の工学センターのコンピュータをよく使っていました。自分で数式のプログラムを組み、穴を開けたカードを読み込ませてコンピュータで計算させるということをよくやっていました。・・・あれから数十年経ち、パソコンなしではいられない世界になっています。そして、プログラミング的な思考を生かした仕事をしている人がたくさんいる世の中でもあります。未来で活躍する子ども達に不可欠な力として、これからさらに学校教育に導入されていく気配を感じます。

11月26日の給食

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献立名           ごまきなこトースト
              パンプキンシチュー
              果物(みかん)
              牛乳


一口メモ

 今日のトーストには、和風の食材であるごまときなこが使われています。きなこは、大豆を煎ってからすりつぶし、粉にしたものです。丸のままの大豆は、そのままではあまり消化が良くないのですが、粉にすることで消化が良くなります。形は変わっても、大豆の栄養はそのまま摂れるので、成長期の子ども達にはおすすめの食品です。
 もう一方のごまも、小さな粒の中に栄養がぎっしりと詰まっています。中国では、昔から「食べる薬」と言われていたほどです。香ばしいごまの香りを感じながら食べられるトーストになっています。

11月25日(水)

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 1年生は、算数の時間に「かたちあそび」の学習をしています。先週から、手さげにいろいろな箱を詰め込んで1年生が登校してきていました。「図工の時間に何か作るのかな?」と思っていましたが、算数の学習で使う箱でした。
 「かたちあそび」の単元は、1年生にとって初めての習う図形の学習です。身の回りにあるいろいろな立体について、その特徴をとらえることがねらいとなっています。そして、立体図形の構成要素としての平面図形の理解を図っていきます。
 1組では、まず持ってきたいろいろな箱を使い、グループごとに東京タワーを作りました。(写真上)子ども達が家から集めてきた箱は、大きさも形も様々なものがあります。中でも一番多かったのが、お菓子の箱です。ふたを開けてクンクンと匂いを確かめている子もいました。その他には、マスクの箱も見られました。今年ならではの光景です。
 何度か箱を積み上げていくうちに、土台とする箱や上の方にふさわしい箱などの気づきが生まれてきます。また、箱の向きも大切な要素であることが分かってきます。形の概念は、こうした遊びを通じて形成されていくわけです。昔から、小さな子どもの遊び道具として、積み木が使われてきました。色や大きさ、面の形と、知らず知らずのうちに算数の基本となる形の概念を育てることにつながってきていたわけです。
 ちょうど1週間前、5年生の図工作品「色を重ねて ゆめを広げて」という彫り進み版画についてお伝えしました。今日は、その作品を利用してカレンダー作りに取り組んでいました。(写真中)
 印刷した版画作品を切り取り、2021年のカレンダーの台紙に貼り付けます。さらに、空いているスペースに自分へのメッセージを入れて出来上がりです。まさに、自分だけのオリジナルカレンダーが完成しました。
 来年の自分へのメッセージは、どの子も真剣に考えていました。「勇気をもって 楽しい一年に」「何事にもあきらめない心を大切に」「明るく 楽しく 前向きに」「自分を信じて生きる一年間」・・・どれもすばらしい言葉です。作品を持ち帰ったら、ぜひ各ご家庭で利用してもらいたいと思います。カレンダーは、一年間部屋に飾るものなので、常に視界に入って自分自身を奮い立たせてくれることでしょう。
 今年もあと一か月余りとなりました。確かにそろそろカレンダーを準備する頃です。私が買うのは、いつも花か犬のカレンダーです。校長室は犬のカレンダーで、すでに先日買ってきました。(ポメラニアンの俊介くんのカレンダーにしました。2年前に亡くなってからも、相変わらず人気のようです。)花のカレンダーは、吉見町のガーデンセンターでいつももらってきます。この連休中に行ってきました。親戚にシクラメンの鉢を選んで贈り、レジでカレンダーをもらうのが我が家の定番コースです。
 先週の5年生に続き、6年生もクラスごとに学力テストの問題に取り組んでいます。今日、6年2組では、算数のテスト問題に真剣に向かう姿が見られました。(写真下)
 当初、4月に実施する予定だった「全国学力学習状況調査」です。全国の小学6年生全員が一斉に受けるテストなので、かなり大掛かりなものですが、1学期早々に中止という連絡が入りました。その後、各学校にテスト用紙が届き、「12月末までに活用すること」と通知が来ました。田柄小では、クラスごとに実施するとともに、昨年度までの既習内容の復習に役立てるために活用していきます。
 このテストは、知識理解だけでなく、様々な知識や技能をもとに、それらを活用する力を試す内容となっています。普段のワークテストとはまた違った試験として、子ども達にとっては難しかったのではないでしょうか。

11月25日の給食

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献立名           麦ご飯
              野菜とちくわの炒め物
              じゃが芋のカレー煮
              牛乳


一口メモ

 今日は、いつもの肉じゃがをカレー味で味付けしました。
 給食でもよく登場するじゃが芋には、風邪を予防するビタミンCという栄養素がたくさん含まれています。ビタミンCは熱に弱いので、炒めたり煮たりすると効果が弱くなってしまいます。でも、じゃが芋は、たくさんのでんぷんがビタミンCを熱から守ってくれるので、煮物にしても効果は変わりません。
 今日は肌寒い一日になりました。温かい煮物を食べて、風邪を予防できるようにしていきます。

11月24日(火)

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 1,2校時に、3年3組が図工の授業を行っていました。3年生は、先月から今月にかけて、「なかよしハウス」という作品に取り組んできました。段ボールを専用のカッターで切る学習から始まり、自分が考えた楽しい家になるように製作を続けてきました。家の中に登場する主人公(人や動物など)や家具、遊び道具、食べ物などは、全て絵の具で色づけしたクラフト粘土で作ってあります。長年にわたって愛され続けている人気おもちゃ、「〇〇ファミリー」シリーズのような趣のある作品が出来上がりました。
 今日は、完成した作品の発表(鑑賞会)の時間でした。「友だちの家に遊びに行って、よいところや工夫しているところを見つけよう」というめあてで授業が始まりました。まず、自分と同じテーブルの友達との作品交流を行いました。自分の作品で作った主人公を手に、友達の「なかよしハウス」に遊びに行きます。女の子2人が、それぞれ自分のマスコットを手にして男の子のハウスの前にやって来ました。「ピンポーン、こんにちは!」…すでに女子の2人は自分のマスコットになり切っています。「遊びに来ました。家の中を見せてください。」と言ったかと思うと、マスコットを家の中に入れていきました。
 最初はそういう設定に照れていた男の子でしたが、ようやくその「ごっこ遊び」に慣れてきたのか、家の中にあるものを紹介し始めました。たくさんのおにぎりが作ってあるハウスでした。(写真上)
 授業中にマンガを読んでいるのではありません。2年1組で道徳の授業が行われていました。道徳の授業は、教科書に書かれているいろいろなお話を読む中から、自分の心や行動を考える時間にしていきます。しかし、毎回文章ばかりの読み物資料とは限りません。今回の「どうしよう」という内容は、場面絵をもとに構成されたマンガのようになっています。(写真中)
 教室に忘れ物をした私が戻って来ると、ちょうど花瓶を割ってしまったゆかちゃんを見つけます。ゆかちゃんは、誰も見ていないことを確認して、教室からそっと出ていきました。そして最後の絵は、私が割れた花瓶を前に「どうしよう。」と悩む場面で終わっています。
 この授業でねらいとする価値は、「善悪の判断」です。花瓶を割ってしまったゆかちゃんを見つけた「私」の立場で考えさせます。(ゆかちゃんの立場で授業を展開すると、「正直・誠実」の価値項目になります。)自分が正しいと思うことでも、他人の目や人間関係を気にすると、なかなか行動に移すことができないということがあるものです。そして、他人が悪いことをしていると思っていても、それを見過ごしてしまった経験は誰にでもあるでしょう。そうした人間の弱さを乗り越えて、自分がよいと判断したことを積極的に行えるように考えさせていきます。
 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。豆電球がつく時の回路について学んだり、電気を通すものと通さないものがあることを実験で確かめる学習です。学年で各自の実験用セットを購入し、授業を進めていきます。3年1組では、今日はまず電池ボックスや導線の準備から行いました。実験セットは、全てが完成した状態で箱に入っているわけではありません。導線を同じ長さに切り分けたり、電池ボックスにつなぐところのビニールをむいたりと、説明書を見ながらの準備が必要です。実は、その準備自体が電気の通り道を理解するうえで重要な工程となっています。
 昔と違って、乾電池(単一)と豆電球を初めて手にしたという子がたくさんいたようです。豆電球は、ソケットに回して入れなければ使えません。感心したのは、子ども同士の教え合いです。豆電球がついた子が、他の子のところに行ってつなぎ方を見てあげていました。(写真下)

11月24日の給食

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献立名           さつまいもご飯
              鮭の紅葉焼き
              沢煮椀
              牛乳


一口メモ

 今日、11月24日は、「和食の日」です。11月24日の数字の語呂合わせから、「1124(いい日本食)」と言えることから、和食の日に決められました。
 お米を主食とする和食は、昔から日本人が食べてきたものです。いろいろな食品を組み合わせて食べることや、料理で季節を感じられること、年中行事と食事の結びつきなどから、世界遺産にも登録されています。
 和食の特徴の一つとして、「旨味」を感じるだしを料理に使うということがあります。かつお節や昆布を煮だして、汁物や煮物のだしを取ります。今日は、かつお節と昆布でとっただしを使い、具だくさんの「沢煮椀」を作りました。

11月20日(金)

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 3年3組では、朝からみんなで教室の大掃除をしていました。(写真上)昨日、教室の換気をするために窓を開けていたところ、校庭からの強風でかなり砂が入ってきてしまいました。みんなで雑巾を手に床ぶきをしていくと、雑巾が真っ黒になるほど砂ぼこりが取れました。
 11月の中旬を過ぎていますが、今週はとても暖かな日が続いています。昨日は、練馬区で25度近くまで気温が上がりました。先月、ラニーニャ現象がまだ続いているという情報がありました。ラニーニャ現象とは、南米ペルー沖の海面水温が平年より低い状態が続くことを言います。ラニーニャ現象が起こると、日本付近では夏季に太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり、気温が高くなる傾向にあります。一方、冬季は、西高東低の冬型の気圧配置が強まり、気温が低くなる傾向となります。(エルニーニョ現象の逆)実際に、12月や1月の長期予報では、平年よりも全国的に気温が低くなるのではないかということが伝えられています。
 今月、気温が高くて好都合だったのは、まず第一に校庭での体育の授業でした。今月は、体育発表会が行われるために、どのクラス・学年も走る練習を盛んに行ってきました。(高学年は、来週の発表会に向けて、今まさにがんばっているところです。)
 もう1つは、全校で育てているサクラ草にとって都合のよい気候であるということです。今日気がついたのですが、6年生のサクラ草の中に、ピンク色の花をつけた鉢を1つ見つけました。20年近くサクラ草を育ててきましたが、こんなに早く花を咲かせたのは初めてです。確かに全校で最初に植え替え作業をしたのは6年生からでしたが、きっと他の学年の鉢からも、今後花芽が伸びてくることでしょう。
 サクラ草の生育に差が出る要因の一つに、植え替え時期があります。これは、他の全ての植物(特に野菜)にも言えることですが、いかに根をしっかり張らせるかということにかかわってきます。暖かいうちにしっかり根を張ることで、苗が立派に育っていきます。
 4年生は、理科の時間に「季節と生き物」の学習をしています。年間の季節に合わせて行っている学習で、今まで春〜夏〜秋の植物や動物の様子について調べてきました。今回は、冬の生き物の様子について調べます。と言っても、先ほどお伝えしたように11月の気温が高いので、まだ秋という感じがする中での学習となりました。
 動物は、冬の間をどのように過ごしているでしょうか。特に、春から夏にかけてたくさん見られた昆虫は、最近見かけなくなっています。カマキリのように卵で冬を過ごすものもあれば、カブトムシのように幼虫で冬を越すものもいます。では、テントウムシはどうでしょうか? テントウムシやダンゴムシ、カメムシなどは、成虫のまま越冬するものがほとんどです。たいてい、落ち葉や木の皮の下に集まってじっとしています。それにしても…テントウムシが1匹ずつではなく、集団で冬を越すというのが不思議です。みんなで体を寄せ合うことで暖が取れるということなのでしょうか。(写真中)
 そう言えば、ミッキー池のカメ吉もカメ助も、そしてザリガニも姿を見せなくなりました。10月下旬頃から見かけません。きっと池の底の泥の中で暖かな春を待っているのでしょう。
 今日も南風が時折強く吹き、校庭に砂ぼこりが舞い上がっていました。そんな中でも、子ども達は元気よく遊んだり運動したりしていました。4校時に校庭で体育の学習をしていた1年1組は、ボールを使った運動遊びを行っていました。
 2人組で向かい合い、ボールを投げたり捕ったりというキャッチボールの学習をまず行いました。投げ方をいろいろと工夫し、上から投げたり下から投げたり、両手で投げたり、バウンドさせて投げたりと、ボールに慣れることから始めていきます。(写真下)
 「投げる」という運動では、まずたくさん経験させることが大切です。普段スポーツを習っていなければ、なかなかボールを投げるという動作をする機会がありません。小さい頃からのキャッチボールはとても大切な運動経験になります。ぜひご家庭でも、親子でキャッチボールをしてみてください。

11月20日の給食

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献立名           麦ご飯
              さばの文化干し
              ひじきと枝豆の炒り煮
              みぞれ汁
              牛乳


一口メモ

 今日の汁物は、「みぞれ汁」という名前がついています。「みぞれ」とは、天候を表す言葉で、雨と雪が混ざって降る現象を言います。今週は暖かい日が続いているので、まだみぞれの天気模様は想像できないかもしれません。
 日本の料理では、このみぞれの様子を大根おろしで表します。汁物に入れると「みぞれ汁」、煮物に入れると「みぞれ煮」というように呼ばれます。みぞれ汁では、すりおろした大根をそのまま入れると大根がバラバラになってしまうので、水で溶いた片栗粉を汁に入れてから大根おろしを加えて作ります。
 風邪などの感染症の予防には、好き嫌いをしないで食べて丈夫な体をつくることが大切です。

11月18日(水)

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 5年生は、図工の時間に「色を重ねて ゆめを広げて」という掘り進み版画に挑戦しています。彫り進み版画は、「彫る」と「刷る」を色を変えながら何度か繰り返していく版画です。色を考えながら彫り進み、刷るごとに彫った形が表れてくるので、毎回刷った後の感動があります。このことは、実際にやってみると理解できるものの、未経験の子ども達にどこをどの色にするかを考えて彫らせるのはとても難しいことです。しかし、彫り進み版画の仕組みを理解していなくても、何度か刷りを重ねるうちに自然と仕組みが分かってくるものです。彫っては刷り、彫っては刷りを繰り返すので時間はかかりますが、多色刷りの美しさに子ども達は満足していたようでした。(写真上)
 江戸時代に栄えた日本文化の一つ「浮世絵」には、この木版画の多色刷りの技法を使ったものが数多く存在しています。もっとも有名なものに、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」があります。現在の横浜沖から富士を眺めた絵で、「浮世絵と言えば、これ!」というくらい世界的に有名な作品です。北斎が長年に渡って描いてきた波の作品の中でもダイナミックな構図と静と動が交錯する圧巻の浮世絵です。この同じ作品が、世界各地の有名な美術館に存在しているのは、多色刷りの版画であるからです。
 ついでにお話しすると、この北斎の浮世絵は、当時のヨーロッパの芸術家にも大きな衝撃を与えました。作曲家のドビュッシーは、あの有名な交響詩「海」の作曲の際に、浮世絵の影響を受けたのではないかと言われています。
 6年生は、家庭科の学習で「まかせてね今日の食事」という学習をしています。今までの家庭科での学習を生かして、バランスの取れた1食分の献立を考える学習です。とは言っても、6年生になってからまだ調理実習を1回も行っていません。(行うことができない状況です。)本来ならば、1学期から2学期にかけて、炒め物の料理や卵を使った料理の実習が済んでいた頃でした。
 そこで、計画は立てますが、調理は各家庭で行っていただくということで学習を進めています。2組では、炒め物の料理を1品、卵を使った料理を1品ずつ考えさせていました。それぞれ教科書や家庭科ノートにいくつかの料理が載っているので、それらを参考に計画を立てていた子が多かったようです。中には自分のこだわりがあるのか、凝りに凝った料理を計画していた子もいます。(写真中)
 炒め物で悩んでいた子に話を聞くと、「野菜が嫌いなので…」と話していました。自分で作れば、きっとおいしく感じるはずです。そのための家庭科の学習でもあります。
 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)」という学習をしています。5年生の算数の学習で一番の山場となるとても大切な単元です。
 先週までは、その前の単元「ならした大きさを考えよう」という「平均」を求める学習をしてきました。今度は、込み具合を比べる学習です。体育館に30人いる場合と教室に30人いる場合では、教室の方が混み合っています。校庭に全校児童がいる場合と校庭に30人がいる場合では、全校児童がいる場合の方が混んでいます。では、体育館に30人いる場合と校庭に全校児童がいる場合とでは、どちらが混み合っているでしょうか? こういう場合に単位量あたりの人数で比較する必要が出てきます。
 今日は、人口密度について学習していました。(写真下)北海道と沖縄県、東京都では、それぞれの人口と面積が様々です。同じ面積(1平方キロメートル)あたりの人数を算出して比べるのが人口密度の考え方です。
 この後、「速さ」についても学習していきます。速さは、同じ単位量(時間)に進んだ距離で表されます。昨年度まで6年生で学習していた内容が、今年から5年生で学習することになりました。

11月18日の給食

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献立名           麦ご飯
              蝦仁豆腐(シャーレンドウフ)
              もずくスープ
              牛乳


一口メモ

 今日のスープには、海藻の仲間であるもずくが入っています。もずくは、水のきれいな海でしか生育できないため、日本で生産されているもずくのほとんどは沖縄の海で育ったものです。他の海藻にくっついて成長する「藻付(もづく)」から「もずく」という名前がついたそうです。
 もずくは、お店で酢の調味料で味つけされたものがよく販売されています。一年中見かけますが、冬から春にかけてがもずくの旬です。夏には、海の中で枯れてしまうそうです。
 もずくの表面のヌルヌルは、アルギン酸という体に良い成分です。今日のスープには、もずくの他にも卵やもやしなど、いろいろな食品が使われています。

11月17日(火)

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 今朝、東門の前を2年前に卒業した中学生が、ノートを片手に足早に学校に向かっていました。声をかけると、今日から試験が始まるとのことでした。
 小学校には「定期考査」はありませんが、単元ごとのワークテストやプリント類で学習の定着を確認しています。また、国語では漢字テスト、算数では計算テストのようなミニテストがつきものです。1年生でも、2学期から漢字を習い始めているので、漢字テストが時々行われています。
 今日の1校時、2組で行われていた漢字テストでは、「川」や「水」、「空」、「月」などの漢字が出題されていました。「きれいな□(かわ)の□(みず)。」や「□(そら)に□(つき)がでる。」というように、漢字だけではなく、文章の中に出てくる漢字を書く問題になっていました。(写真上)
 漢字を忘れてしまったら、また練習して覚えるしかありません。その繰り返しで、たくさんある漢字を誰もが覚えていくようになるのですから。昔からよく行われてきた漢字練習の方法がいくつかあります。しかし、「同じ漢字だけを何回も書かせるのはムダな練習」と言われてきました。漢字のノートに「川」をマス目に一列書き、次の列は「水」だけ書くというやり方です。私は、子どもの頃の宿題がそのような方法だったような記憶があります。鉛筆を持つ手が真っ黒になったものです。
 自身が教員になって心がけたのは、「文章で書かせて練習する」ということでした。「きれいな川の水」という文章を3回練習させます。そして、ドリルの裏のページ(平仮名だけで書かれた「きれいなかわのみず」)を見ながら、自分でテストしてみるという方法です。漢字は、お手本を見ながら書く練習も大切ですが、覚えたかどうかは何も見ないで書けるかを試すことが重要です。
 最近は、小学生用に楽しく取り組める漢字ドリルが発売されています。漢字練習に対して、いかに興味をもたせるかということも大切ですね。
 6年生の音楽の時間に、「サウンド・オブ・ミュージック」の映画の一部を鑑賞していました。1965年に公開されたジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画です。55年前の映像とは思えないほどきれいな作りの映画です。(写真中)
 「サウンド・オブ・ミュージック」は、もともとは1959年にブロードウェイで初演されたミュージカル作品でした。オーストリアのザルツブルクを舞台にしたこの物語では、「ドレミの歌」や「エーデルワイス」などの多くの名曲が歌われています。それらは、現在の小学校の音楽の授業に欠かせない曲になっています。3年生で「ドレミの歌」、4年生で「エーデルワイス」、そして6年生で「サウンド・オブ・ミュージック」をリコーダー演奏で練習していきます。まさに、名曲は時代を超えて愛され続けるということでしょうか。
 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習では、地層のでき方について学習を進めています。地層は、長い年月をかけてできるものですが、2通りのでき方があります。1つは、流れる水のはたらきでできる地層です。川から運ばれてきた土砂が海底に堆積して地層になるという場合です。もう一つは、火山のはたらきでできる地層です。火山灰や火山弾が堆積して地層ができる場合です。
 今日は、理科室で火山灰の観察をしていました。地学の学習では有名な「椀がけ法」というやり方で、簡単に火山灰に含まれている鉱物を取り出すことができます。まず用意するのは、赤玉土や鹿沼土といった園芸用土です。赤玉土は、関東ローム層を焼いて固めた土です。元々は、昔関東地方に降り積もった火山灰でできた土です。(関東地方のほとんどの表土は、この関東ローム層です。)鹿沼土は、その中でも特に栃木県の鹿沼地方にあるローム層で、赤城山の噴火で積もった火山灰からできています。
 それらの土を蒸発皿に少し入れ、水を加えながら親指の腹でこすっていきます。濁った上澄み液を捨てながら、水を加えて何回か繰り返すとザラザラとした粒状のものが残ります。それらを双眼実態顕微鏡で観察すると、たくさんの鉱物を見ることができます。長石や石英、黒雲母などを確認することができます。また、火山によってこれらの鉱物の成分が違うので、日本の各地の火山灰を集めて比較するのも楽しいものです。
 小学校ではそこまで詳しい内容は学習しませんが、顕微鏡をのぞいてキラキラ光る物体を見つけて、子ども達はとても楽しそうでした。(写真下)

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