5月23日の給食ジャーマンポテト ほうれん草とレンズ豆のスープ 牛乳 一口メモ 「セルフフィッシュバーガー」は、お好みでパンにはさんで食べられるようになっています。 今日のフィッシュフライの魚は、ホキという白身の魚を使っています。ホキというと、あまりなじみのない名前に聞こえますが、お弁当に入っている白身魚のフライや、かまぼこなどの原料によく使われている魚です。 魚の臭みがなく、身が柔らかで、とても食べやすくておいしい魚です。ホキは、ニュージーランドやオーストラリア付近の深海でとれる魚で、体長は大きいものだと120cmにもなるそうです。 5月23日(月) その1・・・今の時期は、一年の中で学習にも運動をするにも、とても適した季節です。特に子どもにとって、外に出て運動をするということは、体をじょうぶにし、健康な毎日を過ごすためにとても大切なことであると言われています。 子どものうちに外遊びが大切であると言われるのには、いくつかの理由があります。まず、何よりも健康な体をつくるためです。今、健康であるからいいというのではなく、将来大人になっても健康な暮らしが続けられるようにするために、子どもの頃の外遊びが大切です。そして、丈夫な体となる骨や筋肉をつくるためだけでなく、大けがをしないように身をかわしたり、転んだ時に手をついてけがを防いだりする動きを獲得するためにも、外遊びの経験が大切であるとされています。 また、小学生にとって外遊びが大切なのは、勉強ができるようになるためでもあります。外で遊ぶことと教室で勉強することと、どういう関係があるのでしょうか。勉強ができるようになるためには、集中して学習に取り組む力が必要です。休み時間にしっかり身体を動かしたり、外の空気を吸ったりすることで、勉強に対する集中力を高めることができます。一週間の生活の中で、土曜・日曜の休みの日があるように、勉強の合間に休み時間があって、気持ちを切り替えることが必要なのです。授業中は、45分間席に座っていたり、同じ教室の中で過ごしたりすることがほとんどです。そこで、休み時間に教室から出て外の空気や景色に触れるとともに、体を動かして血液の流れを盛んにすることで、頭がすっきりすることにつながります。勉強ができる子は、外遊びも上手にできる子ということなのですね。 体育の時間は、1週間に2〜3時間と決まっています。それだけでは運動する時間が限られています。学校では、中休みや昼休みの過ごし方が大切になってきます。外遊びができる日は、進んで外に出て体を動かすように心がけましょう。 では、放課後の時間の過ごし方はどうでしょうか。校庭開放やひろば、学童で遊んでいる子ども達や、公園で遊ぶ子ども達をよく見かけます。さらに、スポーツ団体に入って運動を盛んに行っている子も多いのではないでしょうか。体をじょうぶにするとともに、心も豊かにするために、外遊びや運動を積極的に行うようにしていきましょう。 ところで、来週水曜日から6月に入ります。1学期の学校生活のちょうど中間地点にさしかかりました。新しい学年がスタートしてから、もう半分が過ぎてしまったことになります。1学期の初めに立てた自分の目標を覚えていますか? そして、その目標に向けて今もがんばっていますか? 目標を立てても、その目標に向かって日々努力しなければ意味がありません。靴ひもをしっかり結び直すように、自分の目標をしっかり確認して1学期の後半もがんばろうという気持ちを高めていきましょう。・・・ 続いて、先日練馬区で行われた「わんぱく相撲」の表彰を行いました。4年生の男の子が準優勝を修めました。賞状とトロフィーを手渡し、全校で大きな拍手を送りました。3年生の頃から週1回、相撲の練習に通っているそうです。(写真上・中) 最後に、2週間前の全校遠足での「先生とじゃんけんバトル」の結果発表がありました。1位の2つのグループの発表をしました。2位からは、たくさんの班が僅差で続いているようです。たてわり掲示板(保健室前)に、それらの結果を貼っておくとのことでした。(写真下) 5月20日(金)旭町小では、2年生から音楽の授業は専科教員が担当し、音楽室で指導しています。2年生の音楽の授業では、45分間に様々な活動を取り入れながら、子ども達が楽しく学べるように工夫しています。 まず、校歌を全員で歌いました。マスク越しに歌えるようになって3週間余りが過ぎました。やはり子どもの元気の良い歌声は、小学校ならではの光景であり、心をなごませるものがあります。次に、手拍子の音の工夫について学習しました。全員で一斉に手拍子をしたり、一人ずつ手拍子をしたりと、様々な「音楽」が作られていくことを体感させていました。手拍子だけでも、音の強弱やリズム、テンポの変化によって、音楽が生まれていきます。 スティーヴ・ライヒという作曲家をご存知でしょうか。アメリカの現代音楽の作曲家で、ミニマル・ミュージックの様々な作曲を手がけています。初期の代表作に、「手拍子の音楽」という曲があります。たった2人の手拍子で演奏されるという変わった曲です。同じリズムをたたきながら進んでいくのですが、2人の間に少しずれが生じるように作られていて、微妙な変化が不思議な音楽を作り出していきます。 授業では、次に鍵盤ハーモニカの練習が始まりました。昨年度1年生の時は、吹奏楽器がほとんどできない期間が続いたので、電子ミニキーボードで練習をしてきました。鍵盤ハーモニカが4月下旬からやっと使用できるようになったので、基本からしっかり教わっています。「かえるのがっしょう」をみんなで繰り返し練習していました。指使いもしっかりできている子がたくさん見られました。「吹き終わるとすぐにマスクをする」という約束を守り、しっかり練習をしていました。(写真上) 2校時は4年2組に行き、算数の習熟度別(ステップコース)の授業観察を行いました。旭町小では、3年生以上の学年の算数は、少人数担当教員と学年の担任とで、2クラスを3つのコースに分けて指導しています。4年生は、1クラスあたり27名の子ども達がいますが、3つのコースに分けると、平均18人ずつの人数になります。先生の目が行き届きやすく、個別に指導する時間を確保することができます。 4年生の算数は、「わり算のしかたを考えよう」という単元に入っていて、筆算のやり方を中心に学習しています。わり算の学習は、3年生の時から始まっています。しかし、わり算の筆算について学習するのは、4年生のこの単元からです。最初は2桁÷1桁の筆算から始まりました。今週からは、3桁÷1桁のわり算筆算の学習をしています。 今日は3桁÷1桁で、商が空位(十の位や一の位に0が入る場合)になる筆算について、その計算方法を考えさせていました。算数は、今まで習ったことを利用して、新たな課題を解決する方法を見つけるところに面白さがあります。今日の学習課題では、2桁÷1桁で一の位が0になる場合の筆算を利用することで、解決に向かうことができます。あとは、わり算の筆算の方法である「立てる⇒かける⇒ひく⇒おろす」を繰り返していきます。(写真中) 4年生のこの1学期のわり算は、1桁で割る計算です。2学期に入ると、今度は2桁で割る筆算が出てきます。4年生の算数の山場がそこにありそうです。 6年1組が、調理実習を行っていました。「いろどり炒めを作ろう」という炒める調理の実習でした。先週も紹介しましたが、朝食として手軽に調理ができ、野菜をしっかりとるために、6年生では「炒める」調理法を実習することになっています。 食材として、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、キャベツが用意されていました。それぞれ、「短冊切り、千切り、うす切り、ざく切り」と、切り方に違いがあります。包丁やピーラーを上手に使って、グループで協力して食材の下準備をしていました。 フライパンに油をひき、炒める調理が始まると、家庭科室の廊下にまでいい香りがしてきました。フライパンに入れる順番があり、火が通りにくいものから順に炒めていきます。炒める調理は、サッと手際よく行うのがおいしさの秘訣です。できあがった野菜炒めをお皿に取り分け、おいしそうに味わっていました。塩コショウの味付けだけでも、自分たちで作った野菜炒めの味は格別だったことでしょう。(写真下) 5月20日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 大根きんぴら 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 「油揚げのチーズ入り肉詰め焼き」は、ひき肉やみじん切りにとた大豆と野菜、角切りのチーズを、半分に切った油揚げに詰めてオーブンで焼きました。 パリッと焼きあがった油揚げと、とろっととけたチーズの組み合わせで、とてもおいしく仕上がっています。 クイズです。油揚げは、次のどの食材から作られているでしょうか? (1) 大豆 (2) 牛乳 (3) 小麦 答えは、(1)の大豆です。豆腐を薄く切って、油で揚げて作られています。他にも、味噌やしょう油、きな粉、納豆も大豆から作られており、大豆は変身上手な食材と言えます。 5月19日(木) その2ナス、ピーマンなどの野菜苗が植えられています。 よく見ると、ナスとピーマンの苗に花が咲いていました。ナスの花は、きれいな紫色です。一方、ピーマンの花は白い小さな花です。葉っぱに隠れて下向きに咲いているので、よく観察しないと気がつきません。しかし、すでに小さなピーマンの実がついていたので、子ども達は興味をもって観察していました。(写真上) 野菜類には、ピーマン以外にも「ナス科」の植物がたくさんあります。じゃがいもやシシトウ、トマトなど、家庭菜園でもおなじみの野菜に多く見られます。野菜を育てる場合は、連作障害に気をつけなければなりません。前年と同じ作物を同じ場所に植えると、育ちが悪くなります。ナス科同士の作物でも連作障害が出やすいので、注意が必要です。 5校時に、4年2組が理科の学習のために中庭に出てきました。池の周りを囲むように子ども達が集まり、プリンカップを手に何かをすくい取っていました。カップの中をのぞき込むと、小さな黒いカエルがいました。ヒキガエルが春に産卵し、たくさんのオタマジャクシが産まれましたが、すでにカエルになって池の中を泳いでいました。よく見ると、まだしっぽがついているカエルもいました。(写真下) 3月上旬に冬眠から覚め、池に卵を産みにやってきたヒキガエルは、体長が12〜13cmはありました。子ども達が観察していたのは、5mmほどのカエルです。数か月で親ガエルのように大きくなっていくのでしょうか? また、今は真っ黒の体色ですが、いつどのようにヒキガエル独特の模様になっていくのかも疑問です。この小さなカエルを育てて、その成長の様子を確かめてみたい気持ちもありますが、今後中庭で出会うカエルたちを楽しみに、自然の中で観察していくことにします。 池の水が真っ黒になるほどオタマジャクシが産まれ、無数のカエルがこれから池の外に出ていきます。親ガエルになれるのは、そのうちのほんのわずかです。池から出たら、多くの試練がこの小さな命に降りかかってくることでしょう。 グリンピースのさやむき(2年生)さやの中にいくつの豆が入っているのか、どんなふうに入っているのかを見ながら、さやをむきました。むき方がわかってくると作業がどんどん進み、カゴの中はグリンピースの豆でいっぱいになりました。 終わった後、「たくさんむけて、楽しかった。」「一つのさやの中に9こも入っていて、びっくりしました。」などの感想が出ました。 給食では、みんなでグリンピースご飯を味わって、モリモリ食べました。 5月19日(木) その1まず、栄養士さんから、グリンピースについての話を聞きました。グリンピースの豆は知っていても、さやつきの状態を見たことがある子は少ないのではないでしょうか。いろいろな豆類のさやの状態を写真で見せてもらいました。そら豆やインゲンマメ、絹サヤエンドウ、スナップエンドウ、枝豆と、同じ豆類にも様々な形や大きさのさやがあることが分かりました。 グリンピースは、サヤエンドウよりも成長した状態で、熟す前のエンドウをむき実にして食べる仲間の1つです。年中出回っているのは、缶詰や冷凍品などが使われています。畑で収穫されるのは、ちょうど今が旬です。今の時期のとれたてのグリンピースは、ほっくりとして、香りも甘みも格別なものです。 子ども達がさやを2つに割ると、中から行儀よく並んだつやつやのグリンピースが顔を出しました。そら豆のさやむきよりも簡単に豆を取り出すことができますが、グリンピースは真ん丸でコロコロと転がってしまうので大変です。何人もの子が、転がって行ったグリンピースを追いかけていました。(写真上) 給食では、グリンピースご飯として味わいました。自分たちの手でさやむきをした2年生の子ども達にとっては、とってもおいしく感じられたことでしょう。先週、1年生のそら豆のさやむき体験があったので、土曜日にスーパーでさやつきのそら豆を買ってみました。家でそら豆くんのベッドを確かめながらさやをむき、塩ゆでにして味わいました。グリンピースも今が旬なので、スーパーなどでさや付きのものを手に入れることができそうです。 3校時に、5年1組の授業観察がありました。社会科で学習している「自然条件と人々のくらし」の沖縄県についての授業でした。一年中気温が高いことや、台風がたくさん上陸する気候から、どのようなくらしの特徴があるのかを調べていく内容でした。特に、沖縄県の住まい(建物のつくり)に着目して、人々のくらしの工夫について考えていきました。 沖縄県の代表的な家屋として提示された写真は、鉄筋コンクリートの建物でした。屋根の部分は平らで、東京で見られる屋根の三角部分がありません。また、窓には格子がついていたり、屋上にタンクのようなものが見えます。子ども達は、自分の考えをさらにグループ内で広げながら、台風の強風に備えた工夫であることを学び取っていきました。(写真下) ちなみに、なぜ給水タンクが各家庭にあるのかというと、沖縄県の水不足に理由があるようです。台風が多く雨も多いはずなのに、なぜ水不足になるのでしょうか? 一つは、沖縄県の川は短く、降った雨がすぐに海に流れ出てしまうことが挙げられます。さらに、都市化が進み、人口が増えたことも理由の一つのようです。雨水をろ過して、飲料水以外の水として利用するタンクのようです。 5月19日の給食つくね焼き 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、グリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」の献立です。 グリンピースというと、苦手な子もいることでしょう。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の味が楽しめるメニューになっています。 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生が皮むきをしてくれたものを使っています。全校児童分となるグリンピース15kgを、みんなで一生懸命むいてくれました。 50m走 3年生スタート位置や気をつけの姿勢、スタートの合図などを確認してから走りました。ゴールまで走りぬくと、達成感のある表情で戻る子どもたちの顔が印象的でした。 1回目の計測後、子どもたちから「もう一度やりたい!」という声がたくさんあり、2回目も計測を行いました。2回目の計測では、より速く走り切れた子がたくさんいました。みんな最後まで一生懸命に頑張っていました。 これからの体育でも、新体力テストに向けて、様々な種目に取り組んでいきます。 5月18日(水)1校時は、6年1組の社会科の授業を見に行きました。「裁判所のはたらき」の学習をしていました。昔から6年生の社会科は、縄文時代の頃を中心とした歴史の学習から始めていました。2年前に新しい教科書に替わってから、政治の学習を先に行うようになりました。今年の6年生も、歴史の学習がスタートするのは、1学期の後半からになります。 今日の授業では、裁判所の種類を知るとともに、三審制の役割について子ども達に考えさせていました。裁判所の種類については、最初にNHKの動画資料から学びました。簡易裁判所、家庭裁判所、地方裁判所があり、さらにその他に高等裁判所と最高裁判所があります。また、1つの事件につき、3回まで裁判を受けることができるしくみを「三審制」ということも学びました。(写真上) 三審制は、公正で慎重な裁判を行うとともに、裁判の誤りを防いで人権を守るという目的があります。授業の後半は、なぜ日本の裁判が三審制になっているのかをテーマに話し合いをしました。どのグループも、子どもなりによく考えて意見を出していました。また、教科書や資料集には裁判員制度についても掲載され、指導内容に加わっています。 6年1組の教室は、いつも入ると懐かしさを感じます。かつて旭町小で担任をしていた時は、よくこの教室で授業をしていたことを思い出します。窓から見える景色は、昔と大きく変わっていません。すぐ近くにタイザンボクの木があり、教室の窓から見下ろすことができます。すでに、ところどころに大きな白いつぼみが見える時期になりました。 2校時は、3年1組の教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任から3年次までの教員の研修として、年間に何回かアドバイザー訪問があります。研修の一つと位置付け、授業観察を通じて指導や助言をしていただきます。 今年度は、本校の前校長である道山先生が、旭町小のアドバイザーを担当することになっています。道山先生が来校されるのは、2月の展覧会以来です。さっそく3年1組の教室に入ると、子ども達が道山先生の周りに寄ってきました。1年生の頃と比べて大きく成長した子ども達を、目を細めてご覧になっていました。 さて、授業は国語の「もっと知りたい、友だちのこと」という単元の学習でした。「話すこと・聞くこと」についての学習単元です。導入として、朝のスピーチを例に示しました。2人が前に出て、小鳥のことや好きなキャラクターについてスピーチをしました。発表内容は良かったのですが、聞いていた子ども達は、当然のことながら「もっと知りたいな…」と思ったことがそれぞれにあります。そこで、「さらに知りたいと思ったことを考えて質問しよう」というめあてで学習を進めていくことになりました。 話すことと聞くことは、全ての授業での基本となる活動です。今日の授業の中でも、周りの友だちと話し合って意見交換をする活動が取り入れられていました。きちんと向き合って話し合いができる雰囲気がすばらしいなと思いました。(写真中) 中休みに、全校児童が校庭に出て、クラスごとに大なわ跳びに取り組みました。今週は、大なわ跳び週間です。中休みに毎日取り組む計画でしたが、おとといと昨日は雨のために中止となってしまいました。しかしその分、体育の時間を使って練習しているクラスが増えてきました。 今日は、久し振りに青空の中休みになりました。真っ先に校庭に出てきて練習を始めていたクラスがありました。なわを回す先生も気合いが入っています。開始の合図が一斉にかかり、時間内で何回跳べたかを毎日運動委員が記録をとっていきます。クラスの最高記録が出たのか、「やめ!」の合図がかかると同時に歓声が聞こえました。明日以降も続け、最後の記録は来週月曜日にとる予定です。(写真下) 5月18日の給食春雨スープ 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「食事のマナーを身につけよう」です。食事のマナーを守るということは、「クラスのみんなが気持ちよく過ごせるように」という思いやりにもつながります。給食の時間がさらに楽しくなるように、マナーを守って食べることを指導していきます。 給食のマナーでは、配膳の仕方も大切です。ご飯は左側に、汁物は右側になるように置きます。これは、配膳する時の基本です。ご飯を左側に置くことで、スムーズに食事を進めることができます。ぜひご家庭でも、配膳の位置を確認してみてください。 5月17日(火)「はなのみち」の学習では、語のまとまりに気を付けて音読したり、場面の様子に着目して、登場人物の行動を想像しながら読む力を身に付けさせることをねらいとしています。それだけに、教科書の挿絵がとても重要な役割をもっています。挿絵を見ることにより、子どもなりにその場面の想像が大きくふくらんでいきます。 物語は、くまさんが袋を見つけたところから始まります。・・・くまさんは、「なにかな?」と思って、友だちのりすさんに聞きに行くのですが、行く途中で袋に穴が開いていたため、中身を落としてきてしまいます。しかし、くまさんは、袋に穴が開いていたことに気づいていません。暖かい風が吹き始め、花の一本道ができました。・・・というお話です。 物語では、詳しい描写がない分、その表現していない部分を読み取る必要があります。それこそが物語を読み取る楽しさです。そして、表現されていない見えない部分を読み取ることで感動が生まれていきます。 「どうして花の道ができたのかな?」と聞いて、最初は分からない子がいるかもしれません。でも、何度も音読するうちに分かってくるのではないでしょうか。繰り返し音読をすることの大切さを感じます。 先週、「節度・節制」の内容項目で行われた、6年生の道徳の授業についてお伝えしました。今日は、4年2組で「目覚まし時計」という資料を使った道徳(節度・節制)の授業が行われていました。 主人公のよし子は、進級祝いにもらった目覚まし時計をきっかけに「生活のきまり」をつくり、守ろうと努めていました。ところが徐々に守れなくなり、とうとうある日、寝不足から全校朝会の時に気分が悪くなってしまいます。よし子の言動を追いながら、保健室のベッドに横たわるよし子の心情に視点を当てて、時間を守ることや節度のある生活をすることの大切さについて、深く考えさせていくという内容です。 「節度・節制」は、子ども達に最も身近な道徳的実践力でありながら、実際の行動に移すのが難しい内容でもあります。「わかっちゃいるけど…」という気持ちで、ついつい自分のやりたいこと(先週の6年生の授業ではゲームでしたが、今回はテレビに夢中になった内容です。)に気持ちが流れてしまいます。しかし、これは大人にとっても永遠の道徳の課題なのではないでしょうか。食べ過ぎや飲み過ぎは、大人の「節度・節制」の無さからくるものです。 ところで、道徳の授業では、導入の後に教師が資料の範読をします。子ども達の心に残るように、ゆっくりとていねいに本文を読み聞かせることが重要です。(写真中) 1年生が、学年全員で体育の授業を行っていました。新体力テストの種目である「反復横跳び」の練習をしていました。反復横跳びは、体の敏捷性を測定する種目です。中央ラインの両側に、平行な100cm間隔のラインを引き、両足のステップでラインを何回またぐことができるかを測定します。時間は20秒間で、サイドステップにより、ラインをまたいで越すか踏むようにしなければ得点になりません。1年生の全国平均は、27〜28回です。 1年生は、人と同じように動くことはできますが、自分の限界までどんどん挑戦させるのは、練習を繰り返さないと難しいところがあります。他の種目も含めて、本番までに何度かやり方を理解させ、練習を積んでおくようにします。(写真下) 5月17日の給食かつおの香味揚げ 煮びたし けんちん汁 牛乳 一口メモ 「かつおの香味揚げ」は、今が旬のおつおを使った料理です。 かつおには、美味しい時期が2回あります。ちょうど今の時期、初夏の頃は「初がつお」といって、身がしまっていてあっさりとした味が楽しめます。また、秋には北の方から戻ってくる「戻りかつお」が味わえます。戻りかつおは、脂がのっているのが特徴です。 今日は、かつおを一口大に切って、しょう油やにんにく、しょうがなどで味付けをして、片栗粉をまぶして油で揚げました。子ども達の大好きなから揚げの味付けなので、ご飯にぴったりのおかずとなり、とてもおいしくいただけます。 5月16日(月)現在の教科書では、4年生の歌唱共通教材は、「さくらさくら」、「もみじ」、「とんび」、「まきばの朝」の4曲です。選ばれている基準は、「我が国で長く歌われ親しまれている歌曲のうち、我が国の自然や四季の美しさを感じ取れるもの又は我が国の文化や日本語のもつ美しさを味わえるもの」・・・ということのようです。 4年生の授業では、「さくらさくら」を取り上げて指導していました。そして、旭町小には箏が何台かあるので、子ども達が日本の伝統楽器に親しむとともに、全員が箏を演奏できるように練習していきます。(写真上) 教科書には、箏の説明が書いてあるページがありました。箏は、1300年前頃に中国から伝わった楽器です。箏全体を竜の姿にたとえて、「竜頭」や「竜角」「竜尾」などの名前が各部分に使われています。 2年生は、算数の時間に、たし算に続いて引き算の筆算の学習をしています。1組では、2桁−2桁の筆算で、繰り下がりがある場合についての学習をしていました。「47−18」の筆算場面でした。・・・一の位の7から8は、引くことができません。そこで、十の位から「10」を繰り下げてきます。そうすると一の位は17となり、17−8=9と計算することができます。 小学校では、筆算での計算ミスを少なくするために、「補助数字」を書くように指導しています。たし算の筆算の時に、繰り上がりを小さく「1」と書いたように、引き算の筆算でも補助数字の約束を子ども達と決めて指導します。十の位の「4」は、一の位に「10」繰り下げたので、「3」になります。そこで「4」に斜線を入れ、その上に「3」と書かせます。さらに、繰り下げた10を一の位の上に「10」と書かせたり、一の位の7の左側に「1」を書かせて「17」に見えるようにさせたりと、補助数字の書かせ方はいろいろあります。(写真中) ただし、計算の誤りが少なくなれば良いことで、補助数字を必ず書かなければならないというわけではありません。一般的に、子ども達が計算に慣れていくまでは、きちんと補助数字を書かせるように指導した方が良いとされています。(これは、高学年の分数の約分などにも言えることです。) 4年生は、理科の時間に「季節と生物」の学習をしています。四季を通じて、気温の変化とともに動植物がどのような生態や成長をしていくのかを調べていきます。 4年生は、植物教材として、ヘチマとツルレイシを育てていきます。今日は、2組の教室でそれぞれの種の観察をしていました。どちらも同じくらいの大きさの種ですが、ヘチマは平べったくて黒い種です。一方のツルレイシは、薄茶色でごつごつとした種でした。(写真下) 今後、各自で牛乳パックを鉢代わりにして種をまき、成長の様子を観察していきます。(学年でツルレイシの苗はすでに購入していて、校庭の西側の学年園に植え付けてあります。)ちなみに、ツルレイシというのは、一般的に「ゴーヤ」や「ニガウリ」と呼ばれる植物です。沖縄料理の「ゴーヤチャンプルー」があまりにも有名になり、その呼び方が全国的に広まりましたが、正式には「ツルレイシ」と言うようです。つる性の植物であることから、夏の日差しをさえぎるための「緑のカーテン」として利用されるようにもなりました。 5月16日の給食じゃがいもとひき肉の重ね焼き ペイザンヌスープ 牛乳 一口メモ 「じゃがいもとひき肉の重ね焼き」は、蒸してつぶしたじゃがいもの上に、手作りのミートソースやチーズをかけて、オーブンで焼いて調理しています。じゃがいもとミートソースは、とてもおいしい組み合わせです。 じゃがいもは、でんぷんを多く含むので、エネルギーになるというイメージがありそうです。しかし、じゃがいもには、ビタミン類も多く含まれています。フランスでは、果物のようにたくさんのビタミンがとれることから、「大地のりんご」とも呼ばれているそうです。 ビタミンCは、加熱に弱いビタミンです。しかし、じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくいのが特徴となっています。 5月13日(金)教科書に、2つの文章題があります。「6個のあめを、2人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」「6個のあめを、1人に2個ずつ分けると、何人に分けられますか。」・・・どちらもわり算の式が立てられ、「6÷2=3」で答えを求めることができます。しかし、同じわり算でも意味が全く異なってきます。具体物(おはじき)を操作して2つの文章題を考えさせてみるとよく分かります。 わり算には、2つの考え方があります。1人分が何個かを求めるわり算は、「等分除」と言います。そして、何人に分けられるかを求めるわり算は、「包含除」と言います。もちろん、等分除や包含除という言葉を子ども達に教えるわけではありませんが、同じ「÷」の記号を使った計算でも、意味が異なるということを指導します。 わり算は、4年生以上の算数の中で、多くの学習に関係してきます。単位量あたりの大きさや割合を求める問題、平均を求める学習にもわり算がつながっていきます。(写真上) 5年生は、理科の時間に「植物の発芽と成長」の学習をしています。2組の教室では、まず「発芽に必要な条件」について考えさせていました。種から芽が出ることを「発芽」と言います。子ども達は、その発芽のために何が必要であると考えたでしようか? (写真中) 「適度な温度」、「空気」、「水」、「日光」、「肥料」、「土」の6つが子ども達から出されました。(なかなか順当な考え方です。)次は、それらの条件が発芽に必要かどうかを調べるための実験方法を考えさせていきます。発芽の実験に使用するのは、インゲンマメの種子です。大きくて発芽の様子が分かりやすいので、昔から5年生の理科でよく使われてきました。 5年生の理科では、「比較対照実験」の考え方が様々な単元を通して出てきます。その最初となるのが今回の実験です。比較対照実験は、2つの実験を同時に行い、結果を比較して結論を導くという考え方です。例えば、発芽に必要な条件として「水」について調べる場合には、水をあげる方とあげない方の2つの実験を用意します。その場合、その他の条件(光や空気、土など)は、どちらも一緒にすることが重要です。この考え方が分かってくるのが5年生の発達段階です。科学的な思考の第一歩になります。 ここでみなさんに問題です。2組の子ども達から予想として挙げられた6つの条件のうち、発芽に必要なものはどれでしょう・・・3つあります。 6年1組では、家庭科の時間に、調理実習の計画づくりを行っていました。4月から、家庭科の時間に「朝食の役割」について学習してきました。そこで次は、「炒める調理で朝食のおかずを作ろう」という実習に結び付けていきます。5年生の時は、ゆでる調理について学習しました。6年生では、炒める調理を行います。炒め物は、朝食などの時間がない時でも短時間で調理でき、野菜のかたさや味、色、香りがよくなります。また、かさを少なくして、たくさん摂取することができます。 1組では、来週の家庭科の時間に「野菜のいろどり炒め」の調理実習を行うようです。当日、どんな調理器具を準備したらよいかについて、みんなで話し合っていました。包丁、まな板、フライパン、さいばし・・・と考えていくと、事前に様々な器具を用意してから調理に取りかからなければならないことが見えてきました。(写真下) 5月13日の給食フレンチサラダ コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 今日のツナトーストは、ツナとみじん切りの玉ねぎをマヨネーズで合わせたものを食パンにたっぷりのせて、チーズをかけてオーブンで焼きました。ツナとマヨネーズは、とてもおいしい組み合わせです。 ツナは、そのまま食べてもおいしいですが、炒め物や煮物などの料理としても使いやすい食材です。手軽で便利な食材として、いろいろな料理に利用されています。 ツナは、何の魚から作られているのか知っていますか? ツナには、ビンナガマグロやキハダマグロ、カツオなどの何種類かの魚が使われています。そして、この魚を油漬けや水煮にしたものがツナになります。「シーチキン」は、「はごろもフーズ」という会社が販売するツナの名称です。 5月12日(木) その2・・・主人公のひろ子に、転校した仲よしの正子から料金不足の絵はがきが届きます。ひろ子は、正子に料金不足であったことを教えるかどうか迷います。そして、「正子なら、きっとわかってくれる」と、友達を信じることの大切さに気付いて、手紙を書き始めます。 授業の中で、自分だったら料金不足だったことを伝えるかどうかについて、手を挙げさせていました。「伝える」と手を挙げた子が多数いて、「伝えない」に手を挙げた子は数名でした。実際に自分だったら…と考えさせることは、道徳の授業ではとても大切なことです。しかし、本当にその立場にならなければ、真の自分の心は見えてこないかもしれません。実際は、「伝えない」という子がほとんどになるのではないでしょうか。大人を相手にこの授業をしてみたいものです。親しい間柄だったら、料金不足のことを伝えるでしょうか? 少なくとも私はできません。 しかし、資料の中のひろ子は手紙を書き始めました。どういう気持ちでそういう行動ができたのかを考えさせます。そして、本当の友達とは表面的な仲のよさだけでなく、互いに注意し合ったり、意見を言い合ったりすることのできる関係であることに気づかせていきます。 4校時に、3年1組の音楽の授業がありました。「茶つみ」の歌の学習をしていました。この歌は、誰もが知っている日本の歌であり、文部省唱歌として親しまれてきました。(作詞作曲は不詳となっています。) まず、歌の意味を指導しなければなりません。歌は、「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る」で始まります。八十八夜について、まず教えていました。立春から数えて88日目を指しているので、毎年5月2日頃がこの日にあたります。八十八夜を過ぎると、すぐに立夏を迎えます。(今年は5月6日でした。)それで、「夏も近づく〜」というわけです。 続いて歌は、「あれに見えるは茶摘じゃないか あかねだすきにすげの笠」となります。あかねだすき(茜襷)とすげ(菅)の笠については、茶摘み娘の写真を見せて説明していました。今では観光用で衣装が使われることが多いと思いますが、昔は女性がお茶の葉を摘む時の服装として使われていました。(写真下) 昨日は5年生が調理実習でお茶をいれていましたが、今の子ども達は茶葉を見たことがない子がいるかもしれません。音楽専科の先生が、実際に煎茶の茶葉を用意して子ども達に見せてから「茶つみ」の歌の指導を行っていました。 体育朝会内容は、来週一週間取り組む、「大なわとび週間」の練習です。旭町小では、大なわとび週間を設けて、クラスごとに長なわを跳んで体を動かすようにしています。1年生は「波とび」、2年生以上は「八の字とび」で行います。 今日は、まず運動委員の5・6年生が手本を披露しました。運動委員の子ども達は少し緊張気味だったのか、練習通りとはいきませんでしたが、見ていたたくさんの子ども達からの応援で、連続とびをお手本として見せることができました。(応援は声を出さずに拍手をしてくれました。) お手本を見ていると、そわそわしてくる子も多く、やりたい気持ちが伝わってきました。しかし、実際にやってみると、去年のようにはいかない様子・・・。久しぶりなうえに、クラスのメンバーもちがいます。・・・どのクラスもまだまだ伸びしろがありそうです。 中休みに校庭を見ると、早速練習を始めたクラスもありました。来週の大なわとび週間が終わると、再来週の月曜には記録会があります。子ども達が運動を楽しみ、そして友達と協力して仲を深めるよい機会になるようにしていきます。 5月12日(木) その1給食室から、大きなかごにいっぱいのそら豆が教室に届きました。体育朝会が終わって教室に戻ってきた子ども達の目に入ると、「お豆があるよ!」と大騒ぎになりました。 最初に栄養士さんから、そら豆についての話と、さやのむき方についての説明をしてもらいました。そら豆の花は、白に薄い紫色が入ったとてもきれいな花です。実際にその写真を見せてもらいました。また、なぜ「そら豆」という名前がつけられたのかという理由についても教えてもらいました。・・・そら豆は、花が咲いた後に実がふくらんでくると、だんだん空に向かってさやが上向きになっていきます。(漢字で書くと「空豆」で、さやが上向きになるのは、収穫適期のサインでもあります。) いよいよ体験が始まり、そら豆の大きなさやが一人一人に配られました。恐る恐るさやを割ってみると、中からきれいなそら豆が顔をのぞかせました。大きな粒のそら豆を手に取り、においをかいだりふわふわのふとんを確かめたりしました。・・・事前に子ども達は、担任の先生から「そらまめくんのベッド」という絵本を読み聞かせしてもらっていました。絵本に出てくるそらまめくんは、大きくてふわふわのベッドをもっています。えだまめくんやグリンピースの兄弟たちがうらやましがるほどでした。しかし、ある日そのベッドが見当たらなくなり、さあ大変…。この絵本を読むと、実際にそら豆のベッドを誰もが触ってみたくなります。 1年生のさやむきに話を戻します。そら豆は、今日の全校分の給食に提供される食材なので、ゆっくりと観察している場合ではありません。次々とさやをむき、昨日作っておいた「箱」の中に入れていきました。一人何本も挑戦して、ようやく大きなざるに入っていたそら豆が空っぽになり、クラスのみんなで全てむき終わりました。(写真上) 1年生がむいたそら豆は、今日の給食のかき揚げに使われました。ホクホクとした食感と旬の味わいが楽しめました。スーパーにそら豆が出回っています。ぜひご家庭でも購入して、味わってみてはいかがでしょうか。(そらまめくんのベッドを触ることができますよ。) 4校時に、1年1組の図書の時間がありました。図書管理員の先生から、絵本の読み聞かせをしていただきました。「そらまめくんのベッド」は、すでに担任の先生から読み聞かせをしてもらっていたので、今回は「そらまめくんのぼくのいちにち」を選びました。 「そらまめくん」シリーズには、たくさんの絵本があります。絵を見ただけで「そらまめくんだ!」と喜ぶほど、子ども達の大好きな絵本です。まず、絵がとってもかわいらしいのと、とても温かな内容で描かれているのが人気の理由です。そして、同じ豆類の友だち(ピーナッツくんやさやえんどうさんなど)が登場し、優しい友情が感じられるお話になっています。 1組の子ども達が、最後まで絵本の世界に引き込まれるように、読み聞かせを聞いていました。ほんわかとした気持ちにさせられたひと時でした。絵本の読み聞かせの大切さを感じました。(写真下) |
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