音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

6月17日(金) その1

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 3年生の算数「計算のしかたをくふうしよう」の単元では、暗算のやり方を自分なりに考える学習をしています。2位数+2位数、あるいは2位数−2位数の計算が、暗算ですぐに答えが求められるように学習していきます。(写真上)
 暗算は、数の感覚を磨いたり、活用したりするのに適した学習です。低学年までは、具体物(おはじきなど)を使って、直接数の操作をしてきました。中学年では、数字を見ただけで数の大きさを判断したり、数の分解ができるようにしていきます。
 例えば、「54−38」の暗算は、どのように考えるでしょうか? 頭の中で筆算を書いて行ったとしたら、「14−8=6」と「40−30=10」で16という答えが出ます。あるいは、十の位から先に引くと、「50−30=20」そして「24−8=16」となります。(私は、いつもこのやり方です)
 また、54を50と4に分けて考えると…「50−38=12」さらに、「12+4=16」となります。一方、38を30と8に分けて考えたら、「54−30=24」さらに「24−8=16」となります。ここまでの考え方は、どこかで繰り下がりのある引き算が含まれることになります。
 では、こういう考え方はどうでしょう。38を40とみて、「54−40=14」、2つ多く引いたから、「14+2=16」…なるほど、ですよね。こういうふうにすぐ考えられる人は、算数的なひらめきのあるタイプなのでしょう。どのやり方が良いというのではなく、自分のやり方で間違いなく、そしてすばやく暗算ができれば良いのです。
 子どもの頃、東京の親戚の家に遊びに行くと、ボーリング場によく連れて行ってもらいました。その頃のボーリング場は、現在の自動計算とは違います。ボールを投げるたびに、倒れたピンの数を自分で紙に書き込み、点数を計算しなければなりませんでした。スペアやストライクをとった時の計算の仕方を、親戚のおじさんから教えてもらいました。計理士をしていたおじさんの暗算がとても速くてびっくりしました。
 5年生は、社会科の時間に「米づくりのさかんな地域」の学習をしています。2組では、「安全でおいしい米を作るために」というところの授業が行われていました。
 教科書では、南魚沼市(新潟県)の農家での米作りが紹介されています。「安全」ということで、農薬をあまり使わない工夫がいくつか紹介されていました。人の健康にも良いとされている「玄米黒酢」を稲に散布しているそうです。害虫を防ぐとともに、稲の生育のための栄養分にもなります。
 また、アイガモ農法についても教科書に紹介されていました。水田にカモを放し飼いにしておくことで、雑草や害虫を駆除する効果があります。さらに、カモのフンが稲の栄養分になります。社会科では、特にデジタル教科書が指導に役立ちます。電子黒板に映し、関係するところをクリックすると、動画を見ることができるようになっています。たくさんのカモが水田で動き回る様子に、子ども達から「かわいい!」と声が上がりました。(写真下)

6月17日の給食

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献立名           練馬スパゲティ
              根菜のペペロンチーノ炒め
              冷凍みかん
              牛乳


一口メモ

 練馬スパゲティは、給食で大人気のメニューの一つです。
 今日は、全校分の練馬スパゲティを作るのに、68kg(約61本)の大根を使いました。大根をすりおろして、ツナと調味料、だし汁を合わせてじっくりと煮込んで作りました。よく煮込むことで、大根の辛味成分がとんで、甘みがししっかりと感じられるおいしいソースに仕上がります。
 1年生にとって、給食では初めての練馬スパゲティの献立です。きっと大好きになったのではないでしょうか。

6月16日(木)

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 1年生は、算数の時間にひき算の学習をしています。繰り下がりのない、ひかれる数が10以内のひき算の学習です。単元名は、「のこりはいくつ ちがいはいくつ」となっています。実は、この単元名がひき算の全てを表しています。
 今回の単元では、3種類のひき算について学習をします。「ひき算に種類なんてあるの?」と思われるかもしれませんが、例題を示しますので、よくお考えください。
(1) 8人遊んでいました。3人帰りました。残りは何人ですか?
(2) 子どもが8人います。男の子は3人です。女の子は何人ですか?
(3) 男の子が8人、女の子が3人います。どちらが何人多いですか?
 式と答えは、どれも「8−3=5」になります。しかし、これら全てがひき算になることを1年生が理解するのは、とても難しいことです。
 一番分かりやすいのは、(1)の引き算で、算数用語で「求残」と名付けられています。「〜個取ると」「〜個なくなると」「〜人減ると」「〜本使うと」など、問題文から少なくなることがイメージしやすいのが「求残」の場合です。
 一方、今日2組で学習していたのは、(2)の場合のひき算でした。「求補」と名付けられているひき算です。求補は、何かが減るわけではありませんが、やり方は求残と似ています。分かっているものを減らすと、分からないものが残るという考え方です。授業では、算数ブロックを動かしながら、ひき算で答えが求まることを何度も確認していきました。(写真上)
 ちなみに、(3)は「求差」というひき算です。多い方から少ない方をひくことや、どちらが何人多いという答え方まで、1年生にとっては難関です。算数の文章題の難しさは、もうすでに1年生の時から始まっています。
 3年2組で、毛筆による書写の授業がありました。3年生から毛筆を習いますが、その最初の授業でした。子ども達は、真新しい習字道具を早く使いたくて仕方がない様子でした。
 まず、習字セットの一つ一つの使い方について、先生から説明を聞きました。そして、机の上にどの様に準備をするかということや、汚さないように使うコツなどの指導がありました。その後、墨汁をすずりに出し、筆に墨をつけて半紙に試し書きをしました。縦や横の線を引いたり、丸を書いてみたりと、いろいろな太さで書けることが分かってきました。教室中に墨汁のにおいが漂う中、初めての作品にみんな満足そうでした。(写真中)
 2年生に、野菜名人による授業がありました。各教室に2名の野菜名人が訪れ、1時間ずつ授業をしていただきました。野菜名人とは、農家の相原さんとJAにお勤めの岩井さんのお二人です。今年度から始まった「練馬区農業者と連携した教育活動」では、区内の農業関係者を学校に派遣する事業を推進しています。先月申し込みをしたところ、まず2年生に野菜名人として授業をしていただくことになりました。
 2年生は、生活科でミニトマトを全員が育てています。また、学年の畑では、ナスやキュウリ、オクラなどの苗を植えました。その後の管理について、野菜名人から詳しく話を聞くことができました。
 相原さんは、光が丘公園の近くで農家をされている方です。インターネットで相原さんの畑の作物を見せてもらうと、ナスやキュウリもオクラも、学校のものとは比較にならないくらい元気に育っていました。学校の野菜苗が元気がないのは、土が固くなっているからとのことでした。4月に苗を購入して、そのまま畑に植え付けたのですが、たい肥をすき込んでいませんでした。牛糞たい肥を買って、もう一度よく耕してから植え付けると良いそうです。(写真下)
 JAの岩井さんからは、ミニトマトの間引きについて説明を聞きました。2年生は、種をまいてミニトマトを育てています。10本以上苗が茂ってきました。しかし、このままだと全体の生育が悪くなってしまいます。間引きは、土の中の養分を集中させて生育を良くするためと、病気にかかりにくくするために行います。
 先生用のミニトマトの鉢を使い、実際に間引きのやり方を見せていただきました。大きく育っているものを残して、はさみで根元から次々と切っていきました。子ども達からは、「かわいそう…」という声が聞こえてきました。岩井さんは「このままだと、全部の育ちが悪くなるから、その方がかわいそうだよ」と言い聞かせながら切っていきました。明日以降、2年生は自分のミニトマトの間引きをしっかり行うことができるでしょうか。

図工「お気に入りの場所」(6年生)

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 今、6年生は、いいなと思ったり思い出があったりした、お気に入りの場所をスケッチして絵に表現しています。
 人気のある場所、意外な場所、子どもたちの着眼点は様々で、とても面白いです。晴れの日は実際の場所で、雨の日はタブレットで撮影した写真を見ながら、6月中の完成を目指して制作しています。
 小学校生活の記念になればいいなと思っています。

野菜名人の授業(2年生)

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 生活科「野菜名人になろう」の一環で、農家や農協の方を野菜名人としてお招きして授業をしていただきました。
 事前に、子ども達は、野菜名人に聞きたい質問をたくさん書いていました。鉢植えでミニトマトを、そして花壇ではナス・ピーマン・オクラ・キュウリを育てています。その中で、困ったことや悩んでいることを通して、質問を考えました。
 また、国語「メモをとるとき」の学習とも関連させ、話を聞いてメモをとる学習も事前にしました。野菜名人に教えてもらったことを聞き逃さずに、大切なことをメモに残せるように頑張りました。
 実際に野菜名人が教室に来ると、どの子もとても嬉しそうな顔を見せていました。自分の質問が採用された子は、にこにこと喜んでいました。今育てている野菜を元気にするためにはどうしたらよいか、間引きとは何か、どのようにやるか、上手な水やりの仕方は・・・等について話していただきました。子ども達も一生懸命メモをとりながら、野菜名人の話をうなずいて聞いていました。
 この授業をきっかけに、野菜を育てることにさらに親しみをもっていけたら嬉しいです。

第3回 体育朝会

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 今朝は、体育朝会がありました。今日は、体操の隊形と簡単な準備運動をしました。

 体操の隊形は、体育の学習で体操をするときによく使い、以前は運動会などでも使っていました。中心の児童を基準に、縦横に大きく広がります。

1.ひじを90度に曲げ、腰の横につける。
2.広がる方向を向く。
3.かけ足で広がる。

 基本的な動きを再確認することができました。

 後半は、「パプリカ」の音楽に合わせて、準備運動をしました。ジャンプをしたり、ひざを曲げ伸ばししたりしながら、リズミカルに体を動かすことができました。

 低学年・中学年はノリノリで体を動かしていました。高学年は少し恥ずかしそうでしたが、運動委員の6年生が朝礼台の上で手本を見せているのを見て、一緒になって体を動かすことができました。

 体力テストが先週で終わりました。体力向上に向けて、体育の学習や体育朝会も工夫していきます。



5年生 調理実習(ゆでいも)

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 家庭科の「おいしい楽しい調理の力」の学習で、『ゆでいも』を作りました。
 初めて包丁を使う子もいたようで、とても慎重に扱っていました。安全に気を付けながら包丁やピーラーで皮をむき、一口大の大きさに切ることができました。
 さらに、ゆで具合を竹串で確かめながら、好みの硬さになるまでしっかりゆでることができました。
 試食では、塩で味付けし、おいしくいただきました。「やわらかくておいしい!」「家でもおうちの人と作ってみたい!」などの感想が聞かれました。実習後には、ゆでるとどのように変化するかをワークシートにまとめました。じゃがいもは、ゆでるとやわらかくなり、色も変化することが分かりました。

6月16日の給食

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献立名           かてめし
              ゼリーフライ
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 かてめしは、埼玉県秩父地方に伝わる郷土料理です。昔、お米は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜を混ぜてボリュームを出して食べるようにしていました。その「混ぜ合わせる」という意味の「かてる」が語源となり、「かてめし」と言われるようになったそうです。
 今日のかてめしには、高野豆腐やきざみ昆布、油揚げなどが入っています。いろいろな具材から出るうまみがたっぷり入っていて、とてもおいしくできあがりました。
 一方、ゼリーフライは、埼玉県行田市に伝わる郷土料理です。形が小判(銭)にそっくりだったことから、「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったと言われています。衣がついていないコロッケのような料理です。行田市は、足袋を中心とした工場が多く、そこで働く人たちがおやつとして食べていたそうです。

6月15日(水)

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 5年1組で、外国語のテストが行われていました。ワークテストの表側は、リスニングテストになっていました。CDから流れてくる英会話を聞き取り、設問に答える形式でした。
 5年生の外国語では、月を表す言葉(1月、2月…の英語での言い方)や日付の言い方などを習ってきました。英語でのスピーチを聞いて、それにふさわしい絵を選ぶ問題や、会話に対する返事としてふさわしい答え方を選ぶ問題などがありました。聞こえてくる単語が分かっていても、英語で話している前後の文脈がしっかり分かっていないと難しい問題です。子ども達は、よく耳を澄ませて英語を聞き取り、設問に答えていました。(写真上)
 3,4年生が週に1時間行っているのは、「外国語活動」です。外国語による聞くことや話すことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る素地となる資質・能力を育成することをめざして指導しています。一方、5,6年生が週に2時間行っているのは、「外国語科」という教科指導です。外国語による聞くことや読むこと、話すこと、さらには書くことの言語活動を通して、コミュニケーションを図る基礎となる資質・能力を育成することをめざして指導しています。
 教科指導なので、他の教科同様に通知表に評定をつけます。もちろん、テストだけで評価するのではなく、普段の授業での発言や取り組み姿勢も加味して成績をつけることになります。(3,4年生の外国語活動は、所見で評価します。)
 2校時に、算数の少人数指導の視察がありました。区の教育指導課から2名の方が来校し、4年生の算数の授業を参観していただきました。これは、全校に毎年行われている視察で、少人数加配の教員が正しく校内で運用されているかを確認するためのものです。
 旭町小では、3年生以上の学年に対して、少人数加配の教員が算数の習熟度別指導を行うように配置しています。レディネステストを基にして、学年の児童を「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3つのコースに分け、担任+少人数担当とで指導しています。
 今日の4年生は、「小数のしくみを調べよう」という単元での「千分の1の位までの小数の書き方や読み方の学習」を行っていました。それぞれのコースの子ども達に合った、分かりやすい授業になるように指導が行われていました。(写真中)
 5年2組が、家庭科室で調理実習を行っていました。5年生は、先月「お茶の入れ方」の実習を行いました。家庭科室での調理は、それ以来のことです。
 5年生では、「ゆでる調理」を中心に実習をすることになっています。今日は、「ゆでいも」を作りました。じゃがいもを「洗って、切って、ゆでる」という調理です。教科書では、青菜のおひたしも紹介されています。小松菜を使って、先生が子ども達の前で実践して見せていました。ゆでると青菜(小松菜)が柔らかくなるだけでなく、かさが減り、たくさん食べることができるということが分かりました。
 じゃがいもは、1人1個ずつ用意されていました。当然というか…皮むきに大苦戦でした。ピーラーと包丁が用意してありましたが、全員必ず包丁での皮むきを経験するように指導していたようです。包丁を持つ手の親指が刃の部分に添えていない子が多く、思わずカメラを置いて私も指導に回りました。じゃがいもを持つ方の親指をけがしないか、ひやひやしました。(きっと保護者の方々が家庭科室にいたら、つい大声と手を出していたことでしょう。)幸い、感染症対策でゴム手袋をつけていたこともあり、けが人は出なかったようでした。(写真下)
 グループの4人分のじゃがいもが切り終わり、鍋に入れて15分ほどゆでました。お皿にとり、塩をふっていただきました。苦労して皮むきをしただけあって、とてもおいしそうでした。
 続けて3,4校時に、6年2組が「いろどり炒め」の調理実習をしていました。フライパンに油をひき、様々な形に切った野菜とベーコンを炒めていました。家庭科の時間だけでなく、ぜひ各家庭でも積極的に子ども達を台所に立たせてください。包丁の使い方も、コンロの使い方も、そして片付けの仕方も、自分の家で行うことができるようになることが家庭科の学習のゴールです。

調理実習「いろどり炒め」(6年生)

 「いろどり炒め」の調理実習を行いました。6年生にとっては、今回がはじめての炒めものでした。
 まずは、野菜を洗い、均等な大きさに切っていきます。5年生の時の経験を活かして、上手に包丁を扱う子が多くて驚きました。
 次に、火の通りにくい食材から順に炒めていきます。炒めものの野菜は、短い時間で強火で仕上げなくてはなりません。油をひいて、にんじんから順に炒めました。野菜に少し色がついたら、仕上げに塩・コショウをふって完成です。油をひくことで香りがよくなり、おいしくなることに気がついていました。
 野菜の苦手な子も、たくさん食べていて嬉しかったです。お家でも今日学んだことを活かして、料理の手伝いなどやってほしいと思います。

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6月15日の給食

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献立名           ビビンバ
              トックスープ
              牛乳


一口メモ

 今日の給食に出ているビビンバやトックスープは、韓国の料理です。
 日本でもおなじみの「ビビンバ」は、韓国語では「ピビンパ」と発音します。「ピビン」は「混ぜる」、「パ」は「ご飯」という意味だそうです。ご飯や肉、野菜が一緒にとれるので、これから暑くなって食欲が出ないような時には、おすすめの料理です。
 トックスープには、「トック」という韓国のお餅が入っています。日本のお餅はもち米から作りますが、トックは普段食べている「うるち米」から作っています。煮くずれしにくいので、今日のようにスープに入れたり炒め物に使ったりします。

租税教室(6年生)

 6月14日(火)に税理士の方をお招きし、租税教室が行われました。
 まず、税金には種類がたくさんあり、50種類もあるということに子供たちはとてもびっくりしていました。また、集められた税金は、みんなの生活を豊かにするために使われていることを知りました。
 さらに、選挙で選ばれた国会議員が話し合い、税金の使い道などを決めているという話を聞き、子供たちは選挙に行くことの大切さについても学ぶことができました。

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6月14日(火)

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 朝読書の時間に、低学年の教室に図書委員会の子ども達が行き、読み聞かせをしていました。用意した絵本は、1年1組は「はらぺこあおむし」、2組は「半日村」でした。(2年生の2クラスにも読み聞かせが行われました。)大型絵本を使ったので、教室の前に集まった子ども達の関心を大いにひきました。読み聞かせを担当した委員会の児童は、少し声の小さな子もいましたが、何度も練習してきた成果が感じられました。
 「半日村」の作者は、斎藤 隆介です。日本の児童文学作家として大変有名な人です。「八郎」や「ベロ出しチョンマ」など、多くの絵本が出されています。「モチモチの木」は3年生の国語の教科書で、「花さき山」は4年生の道徳の教科書に使われています。さらに、さし絵が切り絵作家の滝平 二郎であるところも、この絵本の魅力となっています。
・・・一日の半分しか太陽の当たらない半日村がありました。稲の出来は悪く、人々の暮らしは貧しい毎日でした。生まれた場所が悪かったと諦めてしまう大人たちに対して、一人の少年は違いました。その日から毎日毎日、山の石を削って、湖に埋めるという行動に出たのです。周りの人に無理だと言われても、ひたむきに続ける姿に少しずつ周りの人間が影響され、次第に人々が協力していきます。そして、長い長い年月を経て、半日村は「一日村」へと変わりました。・・・
 ラストシーンでは、山の上に太陽が輝き、それを見上げながら喜ぶ村人の絵が強烈な印象で描かれています。全般的に暗いイメージの絵本ですが、このラストの明るさがすごいインパクトで迫ってきます。(写真上)
 実は、私の子どもが3年生の頃、国語の教科書にこの「半日村」が掲載されていました。毎日音読の宿題があり、時々音読カードを手に聞いてあげました。3年生にとっては、ページ数の多い物語です。つっかえつっかえ読みながら、少しずつ上手に読めるようになっていきました。
 4年生は、国語の時間に「一つの花」(今西祐行 作)の物語文を学習しています。この物語は、昔から4年生の国語の教科書で扱われてきており、読めば読むほど悲しみが伝わってくる内容です。戦争がはげしかった頃を舞台にした物語です。食べ物がなく、欲しいものが手に入らなかった時代背景を理解させながら、登場人物の気持ちを読み取らせていきます。2組の教室では、全ての場面を読み取った後の感想と初発の感想とを比較させて、単元のまとめをしていました。(写真中)
 「一つの花」という題名について、4年生の子ども達はどれだけ理解することができたでしょうか。よくこの物語の学習場面で、「どうしてお父さんはゆみ子にコスモスを一つだけしか渡さなかったのか」を問うと、子ども達は「戦争で焼けて一つしか咲いてなかったから」とか、「一つしか見つけられなかったから」と答えることがあります。よく読むと、戦場に行くお父さんは、たくさん咲いているコスモスの中から一つだけを選び、ゆみ子に手渡したことが分かります。「一つだけのお花、大切にするんだよう…」というお父さんの最後の言葉は、「一つしかない命を大切にするんだよ」というメッセージが込められています。戦場での様子が描かれているわけではありませんが、当時の生活の様子や戦争のやるせなさがよく伝わってくる物語です。
 1年生は、体育の時間に「マットを使った運動遊び」を行っています。低学年では「マット遊び」という言い方をします。「マット運動」という器械運動の分野は、3年生から学習します。ですから低学年においては、マットを使って様々な体の動きをしっかりと体感させることが重要です。
 1年生は、「ころころランド」と名付けて、いろいろな場を用意して遊ばせていました。坂道コースやでこぼこコース、じぐざくコースなど、マットの敷き方に変化をつけて、子ども達が楽しく学習できるようにしていました。また、学習の始めには、動物歩きやカエルの足うち、ゆりかごなど、マット運動の基本につながる動きも取り入れて指導していました。
 すでに前転や後転、側転などに挑戦していた子もいました。友だちの動きを見て、自分もやってみようという子が増えてきました。支持感覚や回転感覚、逆さ感覚など、マットでの遊びを通して体で獲得していくものがたくさん含まれています。(写真下)

6月14日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              肉団子のスープ
              レモドレサラダ
              牛乳


一口メモ

 今日の給食は、子ども達に大人気の「きな粉揚げパン」です。
 朝早くからパン屋さんが焼いてくれたパンを、給食室で一つ一つ油でカリッと揚げて、熱々のうちにきな粉と砂糖をまぶします。熱いうちでないと、パンにきな粉がしっかりとくっつきません。ですから、とても熱くて大変な作業ですが、調理員さんたちががんばって作ってくれました。
 きな粉は、大豆をすりつぶして作ったものです。節分で食べる炒り大豆をすり鉢やミキサーにかけてすりつぶせば、きな粉のでき上がりです。家庭でも作ることができるので、手作りきな粉にチャレンジしてみるとおもしろいと思います。

6月13日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文を学習しています。国語の教科書に取り上げられる説明文は、それぞれの学年の発達段階に合ったものが採用されています。「時計の時間と心の時間」の説明文は、全体は6ページ程度ですが、具体的な実験例をいくつか取り入れながら、とても分かりやすい文章で書かれています。特に、「心の時間」という言葉が示すものが、6年生に伝わりやすい表現で描かれています。(写真上)
 この説明文の作者は、一川 誠(いちかわ まこと)さんです。日本の心理学者で、千葉大学の教授をされている方のようです。日本科学未来館での「時間旅行展」のサイエンスナビゲーターもされているそうです。
 6年生にも分かりやすく書かれた説明文であり、筆者の主張が「初め」と「終わり」にある双括型の文章構成となっています。さらに、「中」に主張を支える事例が示されていて、子ども達にも身近な例を使って説明しています。授業では、段落ごとの要旨をまとめ、筆者の伝えたい内容を明らかにするとともに、それに対する自分の考えをもたせていきます。
 ところで、「心の時間」とは・・・。子どもの頃からずっと感じていることがあります。日曜日の夕方から月曜日の朝は、特別早くやって来る気がしてなりません。また、夏休みの後半は、毎日が過ぎていくのがとても早く感じられたものです。(こういう仕事柄、それは今も変わっていませんが…。)子ども達にとっては、「勉強をしている30分は長いのに、ゲームをしている30分はとても短く感じる。」と言うと分かりやすいでしょうか。こういう時間が「心の時間」です。
 今日から読書旬間が始まりました。旭町小では、1学期と2学期(10月)の年2回、読書旬間を行っています。3年生の教室では、読書カードを配布して、目標を書かせたり記録のつけ方を指導したりしていました。(写真中)
 学校では、登校後の朝読書の時間や、授業の中でもこの2週間は意図的に本に親しむ時間を確保していく予定です。実際に校内を回ると、ワークテストやドリルが終わった子から読書をするなど、本を手にしている様子が多く見られました。
 また、担任の先生が読書旬間に合わせた取り組みをすることも大切です。読み聞かせやブックトークなど、いろいろな方法で子ども達に読書に関心をもたせる方法があることを伝えました。(校長通信を毎週校内の先生達に配っています。今回、そのことを書きました。)
 読み聞かせは、低学年のものだけではありません。高学年にも読み聞かせにふさわしい本がたくさんあります。また、絵本に限らず、エッセイ集や物語を毎日少しずつ読み聞かせることもできます。
 一方、ブックトークは、本の最初の部分を読んだり、途中までのあらすじを紹介したりして、本の魅力を語る取り組みです。子ども達が、「その本、自分も読んでみたいな」と思うように、語ってあげるのがブックトークです。
 本は心の栄養になります。多くの力が身につくと同時に、心を豊かにしてくれるのが読書のすばらしさです。各ご家庭でも、「読書をしなさい」という前に、何か手立てを考えてみてはどうでしようか。
 6校時に、5年生がプールサイドに行って、来週から始まる水泳の準備作業をしていました。プールは、5月末に清掃業者に来てもらい、一度きれいにしてあります。その後、すぐに水を入れて機械を動かし、水質を保っています。今日は、プールサイドに道具類を出したり、更衣室の掃除を5年生と先生達とで行いました。(写真下)
 アメンボがすいすいと水面を進む姿を見て、5年生の子ども達も早くプールに入りたいという気持ちをもったようです。

6月13日(月) その1

 久し振りに晴天の朝を迎えました。今日の全校朝会は、「みんなで使う物、みんなで使う場所」という話をしました。
・・・先週、あいさつ運動が行われました。代表委員会の人たちが登校してくる全校児童に進んであいさつの声をかけていました。実際にあいさつの声をかける側になってみると、いろいろなことに気がつくものです。代表委員会の人たちは、「あいさつをきちんと返してくれる子がいると気持ちがいいな」とか「相手の顔を見てあいさつをするだけで、こんなに受け止め方が違うんだ」ということに気がついていたようです。また、「こちらからあいさつをしても、何も言わずに通り過ぎる子がいるのは残念だな」ということにも気がつきました。校長先生も、あいさつ運動中に気がついたことがあります。それは、自分から先にあいさつをする子が以前よりも増えてきたことです。登校時間には、門を入ってすぐの辺りにいつもいるようにしています。校長先生の姿を見て、すぐに「おはようございます!」とあいさつをする子が増えてきました。自分から先にあいさつをするのは、言われてからあいさつをするよりも気持ちのいいものです。そのことが分かってきた子が増えてきたのは、とてもすばらしいことです。校長先生は、子ども達の顔を見るとすぐにあいさつをする方ですが、それよりも先にあいさつができる子はなかなかのあいさつ名人です。今後は、自分から先にあいさつをするということを意識して取り組んでみましょう。
 さて、今日はもう一つ、「みんなで使う物、みんなで使う場所」というお話をします。先日、校庭にクラスボールが1個落ちていました。休み時間に友達とボールを使って遊んだまま、片付けを忘れてしまったのでしょうか。片付けておかないと、次の休み時間にボールを使おうとする時に困ります。それだけでなく、ボールが雨にあたると、しだいに傷んできてしまいます。同じように、一輪車も休み時間に使う子が多い遊び道具です。きちんと元の場所に返されていなかったり、ていねいにしまわれていなかったりすることがあります。壊れてしまったら、また買ってもらえば良いのでしょうか。そういう考え方はいけません。他にも、学校にはみんなで使う物がたくさんあります。理科室の実験器具や給食の食器、掃除の時間に使うほうきなど、学校では毎日たくさんのみんなで使う物を手にしているはずです。物は、大切にあつかわないと壊れてしまいます。みんなで使う物は、自分の物以上に大切にあつかうことが重要です。
 では、みんなで使う場所とはどういうところでしょうか。教室や廊下、階段は、いつも用務主事さん達がきれいに掃除をしてくださっています。先日、階段のところについた黒い汚れを、用務主事さんがきれいに落としてくださっていました。また、トイレもみんなで使う場所の一つです。学校のトイレを大切に使っているでしょうか。大切に使うというのは、次にトイレに入る人が気持ちの良い状態にしておくこと…汚さないということです。最近、トイレの使い方が悪く、いろいろな学年に指導をしています。毎日トイレの掃除をしてくださっているのも用務主事さん達です。また掃除をしてもらえるから…という考え方はいけません。みんなで使う場所は、自分の家以上にきれいに使うようにしなければなりません。旭町小学校には、いろいろなお客様も来て、トイレを使用します。いつもきれいで気持ちの良い学校でありたいものです。・・・

6月13日の給食

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献立名           ご飯
              魚のねぎ味噌焼き
              カリカリ油揚げサラダ
              鶏肉と野菜のすまし汁
              牛乳


一口メモ

 6月から、給食時の盛り付けの仕方を変更しています。今日のような和食の献立の時には、ご飯を小皿に、おかず2種類を大皿に盛るようにしています。さらに、ご飯が左側、汁物が右側、おかずが中央、箸は先が左になるようにトレーに置かせています。
 これは、長い和食の歴史の中で引き継がれてきたことです。給食を通じて、このような文化をしっかりと身につけさせたいと思います。ご家庭でも、「いただきます」の前に、配膳がきちんとそろっているかを、ぜひ確かめさせてみてください。

6月11日(土)

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 今日は、今年度初めての第二土曜学校公開日でした。昨年度と同様に、各家庭1名ずつ1時間の参観として、分散していただいての公開としました。
 1年1組では、国語の時間に「くちばし」という説明文の学習をしていました。小学校の国語の授業では、物語文とともに毎学期必ず学習する教材として、「説明文」があります。この「くちばし」は、小学校で最初に習う説明文です。鳥のくちばしについて、問答形式で分かりやすく説明している文章なので、クイズに答えているような楽しい気持ちで読み進めることができます。
 まずは、全員で教科書を持って、音読を行いました。丸読みを繰り返して、全員が音読の発表ができるようにしていました。今日は、全クラスで国語の授業が1時間ずつ行われました。同じように音読を入れて、いろいろな子ども達に発表の機会を設定していたクラスが多く見られました。(写真上)
 今日の授業では、先生がプリントを用意し、ツバメのくちばしについて学習をしました。「ツバメは くちばしをひらいて そらをとびます。」と書いてありました。虫をつかまえるためのようですが、私は初めてそのことを知りました。あんなに速いスピードで飛んでいるツバメが、口を開けているとは・・・今度ツバメが飛んでいるところを見つけたら、くちばしに注目してみようと思います。
 6年生は、今週から社会科の時間に、歴史の学習が始まっています。2年前に教科書の改訂があり、6年生の社会科は政治を先に学習し、その後に歴史を学ぶようになりました。
 2組では、縄文時代と弥生時代の生活の違いについて、子ども達に考えさせていました。3〜4人のグループで、ホワイトボードに記入しながら話し合いをする様子が見られました。(写真中)
 他の学年やクラスでも、同じような授業形態が見られたと思います。今日の中・高学年の算数や国語の時間にも、グループで話し合いをする場面がありました。また、低学年では、隣りの子と意見交流をする場面が授業の中に設定されていました。新学習指導要領での教育がスタートするにあたり、「主体的・対話的で深い学び」という言葉が盛んに使われるようになりました。(一時期、「アクティブラーニング」という言葉が使われていました。)小学校では、以前から授業の中で話し合い活動は行ってきていましたが、さらにそのような活動場面を積極的に取り入れていくことになっています。
 3校時までの授業公開でしたが、全校では様々な教科の授業がありました。音楽室では、4年生各クラスに箏の授業があり、今まで練習してきた成果を発表する場面がありました。また図工室では、2年1組が「あったらいいな 夢の島」という作品を楽しそうに製作している様子が見られました。
 理科の授業は、4年2組が2校時に「電池のはたらき」の学習を行っていました。実験セットを用いて、乾電池のつなぎ方と豆電球の明るさの関係を調べる授業でした。単3乾電池を2本使い、直列つなぎと並列つなぎで豆電球につないだ場合の明るさの違いを比べていきました。(写真下)
 実験セットには、モーターやスイッチ類も入っていて、学習の最後にモーターカーを作ることができるようになっています。また、モーターカーの本体がそのまま電池ボックスを兼ねていて、事前に様々な実験ができます。今後は、検流計を使うことで、電流の大きさと乾電池のつなぎ方の関係を学習していきます。

朝顔の観察(1年生)

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 本日、3・4校時の生活科の時間に、朝顔の”本葉”の観察を行いました。

 今日で朝顔の種を植えてから、ちょうど一か月が経ちました。毎朝、子どもたちが一生懸命水やりをし、先週には間引きをしたおかげで、朝顔はすくすくと成長しています。朝顔がどのくらい大きくなっているのか、どんな形の葉っぱが出てくるのか、子どもたちは毎朝とても楽しみにしています。

 今回の観察は、前回の”子葉”の観察とは違い、葉っぱが大きいこと、葉っぱが増えたことなどもあり苦戦している様子でした。その一方で、興味深く観察していたのは「葉っぱの感触」です。「パリパリしている。」「ふわふわしている。」など、子どもたちなりに様々な言葉で表現していました。

 すくすく成長し、たくさんの発見がある朝顔。一瞬を大事に、これからも観察を続けていきます。

 

歯みがき大会(5年生)

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 今日は、日本歯科大学東京短期大学より、歯科衛生学科の先生と学生さんをお招きして、1組は5校時、2組は6校時に、「歯みがき」についての学習をしました。

 前半は、DVDを見ながら健康な歯や歯茎の状態、さらに歯についたプラーク(歯垢)についての学習をしました。口元の写真がスクリーンに映ると、子ども達は歯の色に気を取られていましたが、歯茎も弱っていることを知りました。今は10〜14歳の3人に1人が歯肉炎であると言われているそうです。映像を見ながらクイズを解き、優しく学生さんに教えてもらっていました。

 後半は、顎模型を使って、歯みがきの仕方を学びました。一番磨ききれていないところは、「歯と歯の間」だそうです。学生さん1人につき子ども2人の3人組になって、正しい歯ブラシの持ち方や、磨く場所ごとにコツを教えていただきました。初対面の学生さんに緊張しながらも、顎模型に興味津々で、楽しく学習することができました。

 今日の学習を通して、「こんなにしっかり磨いてなかったな・・・」と自分の歯みがきについて振り返ることができた子もいたようです。歯を大切にしていこうとする気持ちが続くといいなと思いました。

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