恩返しプロジェクト 6年生 3月22日 6年生全員家庭科室では、お掃除に使う雑巾を制作し、教室では掃除道具の整理整頓や特別教室の清掃を行いました。 6年生全員で心を込めて行いました。 5年1組 教材名「大造じいさんとガン」2月1日の研究授業で行いました。
情景描写を表す表現を見付けてその効果を考える授業を行いました。本単元では、物語の魅力を見出し、それがどの叙述によるものかを考え、その魅力を交流することによって、物語の読み方や多様性を感じさせることをねらいとしています。
教師の範読を聞きながら、児童は景色や気持ちを表す表現に線を引きます。そしてその一つ一つの表現が醸し出す効果についてまず、自分で考えます。そして、発表したり友達と交流したりしながら物語文において情景表現の工夫による魅力についての考えを広げていきました。 例えば、「秋の日が美しく輝いていました」という表現からは、大造じいさんの自信や、わくわくした気持ちを表していることを感じる効果があります。「暁の光」には、次こそ成功するぞ!という自信と不安や緊張が高まる気持ちの高まりを感じさせる効果があります。「青く澄んだ空」という表現からは自信をもって戦闘準備をしている気持ち、正々堂々と戦いたい気持ちを感じる効果があります。「空が真っ赤に燃えて」という表現からは、胸が高鳴っている様子、「白い羽毛が飛び散りました」という表現からは激しく戦っている様子、「はらはらと散りました」という表現からは、さようなら・・・という切なさや再出発を願っているじいさんの気持ち・・・のように、景色を表す表現はには心情理解につながり物語をより魅力的に彩る効果があることをこの時間に学びました。 講師の相模女子大学 学芸学部 子ども学科 成家 雅史 先生からは、高学年では指導者が長い物語文の特徴を掴み、場面や登場人物の気持ちが分かるようにつなげていく指導が必要であることをご指導いただきました。どこに物語の魅力があるか、指導者が子どもに成り代わって教材研究していくことの大切さもよく分かり、大変充実した研究会となりました。 4年2組 社会科 単元名「わたしたちの東京都」小単元「自然を生かした八丈島」※1月30日に行いました。
小単元8時間のねらいは以下の3点です。
1. 八丈島について人々の生活との関連を考え、地図帳や各種資料を活用して、必要な 情報を調べ、まとめる技能を身に付ける 2. 八丈島の産業と地域の発展を関連付けたり自分たちの住む地域と比較したりして 地域の特色について表現する力を養う。 3. 考えたこと、理解したことを通して地域社会に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚を養う 本小単元では、「八丈島の人々はどのように仕事をしているのか」という学習問題を立てそれを解決するために「農業」「水産業」「観光業」の3つの視点から追究活動を行うことにしました。 前時までは、調べる順番や方法を児童一人一人が選択する個別追究でしたが、8時間扱いの5時間目にあたる本時は、「中間報告会」を行いました。 まず、同じ分野を追求している友達同士が交流しました。例えば、「農業」を追究しているグループでは、フエニックスロベレニーのことだけを調べたAさんは、明日葉やパッションフルーツについて調べたBさんと交流しながら新しい知識を得ていきます。 次に、自分がまだ調べていないことを調べていた友達と交流します。ここで、自分が知ろうと思ったこと、疑問に思っていることが解決していきます。 そして、再び追究活動をします。そのために新しい資料を見たり別の視点が生まれたりして追究したい内容が更に深まっていきます。 「主体的・対話的で深い学び」とは、このように自ら問題を見付けて解決していこうと対話を通して新しい価値を見出し、更に粘り強く深めていく学びで、自分の本当に生きた力として日常生活に生かしていくことです。予測不能な世の中を生きていく児童に今そんな授業が求められています。 きっとこの単元を通して「こんな素敵な魅力ある地域が東京都にはある!」と、多くの児童が東京都の素晴らしさに自信と誇りをもったことでしょう。 4年1組 理科 【単元名 「ものの温度と体積】※1月30日に行われた授業です。
2時間扱いで、水は温めたり冷やしたりすると、その体積が変わることについて実験を通して理解したことを基に、金属は、温度が変わると体積はどのようになるか、予想を立てて実験の計画まで行いました。
前時に、「空気」は、温めるとかなり大きくなると実験を通して学びました。そこで、児童は、水も空気と同じように冷やすと体積が小さくなり、温めると体積が大きくなることを予想しました。しかし、実験を通して水と空気を比べると空気は大きく変化しましたが、水の方が変わる量が少ないことがはっきり分かりました。 さて、金属ではどうでしょうか? 次の時間は、実験用コンロで、金属の玉を熱し、その後輪っかを取りぬけるかを確かめ、次に金属の玉を水に入れて冷やすとその輪っかを通り抜けるか確かめる実験を行います。児童の多くは空気や水と同じように金属も温めると大きくなり、冷やすと小さくなることを予想しましたが、果たしてどうでしょうか? 次の時間のお楽しみ でこの時間を終わったとき、「明日の実験が楽しみだ〜!」と、言いながら実験道具を安全に配慮して所定の場所に戻し、廊下に並んだ児童の表情はとても生き生きしていました。 このように、教科書を読んで覚えるのではなく、実際の実験を通して予想を立て、根拠をもって考察し結果をまとめることで日常生活のなぜ?何?に興味をもつ児童が育っていきます。 3月20日(月)全校朝会のお話 3月を表す季節の言葉
【菜種梅雨 (なたねつゆ)】
この季節のことを菜種梅雨(なたねつゆ)と、表現することがあります。菜の花が咲く3月中旬〜下旬にかけて梅雨のように雨が降る日が続くからです。また、「三寒四温」とも言われます。3日寒くてそのあと4日温かくなり、その繰り返しで本当の春になるように春の陽気は、同じような天気が続かないということで、このような言葉で表現されます。 いろいろな季節の言葉を調べてみると楽しいです。 最後の1週間は学びをつないでいけるかもしれませんね。 年度末・・・いよいよ明日が修了式、明後日は卒業式を迎えます。 今年一年の皆様からのご支援とご協力に、感謝と御礼を申し上げます。 また、卒業、進級する子供たちを、引き続きよろしくお願いいたします。 3月13日(月)校長先生のお話 【World baseball classic】
「WBC」(World baseball classic 野球の国・地域別対抗戦)の一次ラウンド東京プールが、9日(木)東京ドームで開幕しました。野球の世界一を決める大会です。
日本は、中国、韓国、チェコスロバキア、オーストラリア と試合をしました。すべて勝利を収めました。すごいですね。他にも世界のいろいろな国と地域で試合をしています 今年は女子のサッカー、ラグビー、男子のバスケットボールの世界大会があります。バスケットボールは日本で開催されます。とても楽しみな一年になりそうです。興味をもったことは自分で調べてみると面白いですね。 今年の田んぼは…(3月9日 春らしく)今年は、一日の中での気温の幅(最高気温と最低気温の差)が大きいように感じるのですが、毎週田んぼで見る光景や地域の自然・生き物には、そういった影響は出ているのでしょうか…!? ちなみに、校庭の梅の花(紅梅・白梅)は、今が盛りです! 田んぼ前の掲示板に、水田保存会の皆様の様子を知らせる写真が貼ってありました。 お世話になっている3校(大一、大北、橋戸)の体験活動の様子だけでなく、子供には見えない作業や準備の写真もあり、勉強になります。 保存会の皆様の年間を通してのご支援・ご協力に、改めて感謝と御礼を申し上げます。 2月15日(水)家庭科 6年2組 【あなたは家庭や地域の宝物】
本時はご飯と味噌汁の調理実習の計画の時間でした。指導者の指導観は、学んだことを日常生活に生かすことを一貫して指導に臨んでおりました。
教室で行いましたが、児童はさっと家庭科モードになりました。常置活動として気温と服装と体感をチェックします。指導者の意図は、快適な暮らしをするために毎回季節と体感をチェックするのだそうです。 昨年度は一度も調理実習を行えなかったので、この単元の中で昨年度実施予定の「ご飯」と「味噌汁」の調理実習を計画したのだそうです。 地域調べでは地元の郷土料理などを学習ました。今回の味噌汁では、味噌汁の実は3種類、その中に地元で取れる野菜を必ず入れること、調理実習は、2時間扱いで片付けまで行うことを考えて火の通りやすさや包丁で切って厚さをそろえることが可能な野菜を選びました。 まず、一人で考え、グループで何を実にするかを話し合いました。地元の野菜として指導者は大根だけでなく、小松菜や白菜などが出されることを期待しましたが、6年2組の児童は、どのグループも大根を選びました。6年1組の児童からは、小松菜などが出されたそうです。 児童は、大根、油揚げ、ネギ、豆腐、玉ねぎ、ジャガイモ、わかめ、もやし など、おそらくご家庭の味噌汁を思い出して話し合いをした結果3種類の実を選びました。 最後に持ち物を確認しました。ご飯は、一人80グラム必要です。一合は180ミリリットル、1カップは200cc(ミリリットル)、100cc(ミリリットル)は80グラムです。つまり、重さで持ってくる人はグループで320グラム、カップで測って持ってくる人は2杯分です。このような計算にとても慣れていて積み重ねの成果を見させていただきました。 さて、1週間後に調理実習をしましたが、どのグループも片付けまで時間内でできたこと、材料をしっかり測って持参したことが計画の成果です。男子だけのグループがあったのですが、先の見通しを考えて分担し、最も手際よく調理したということでした。 また、調理実習を人一倍頑張れる児童がおり、担任は和やかに行われた調理実習の様子を写真とともに学級通信で発信し、大変有意義な時間でした。 全校朝会での校長先生のお話 【おはようございます】
私達が毎日使っている「おはようございます」は、もともとは、歌舞伎の舞台で使われた言葉だそうです。「早くからご苦労様」というねぎらいが「はよう」で、「お」をつけて丁寧に、さらに「ございます」が付いて今の「おはようございます」になっています。
校長先生は毎朝正門で、全校児童の皆さん、地域の方々、お家の人に挨拶をするので、250回以上「おはようございます」と言っています。中学生や高校生には「行ってらっしゃい」と言うなど、人によって言い方は変えるようにしていますが、「おはようございます」は大変奥が深いですね。一日に250回以上ということは、1年間に5万回以上、5年間では25万回「おはようございます」と、挨拶しています。 皆さんも一日が気持ちよく過ごせるように心を込めて「おはようございます」が言えるといいですね。 5年1組 算数科 「円の直径と円周の関係」
円の直径と円周の関係で、円周=直径×3.14であることを抑える前段階の学習で、児童の思考力、判断力、表現力を伸ばす授業でした。
前の時間に半径5センチの円を描き、半径を使って6つの頂点を決めて正六角形を作図しました。正6角形の中に三角形が6つできます。本時はまず、正6角形の中に正3角形があることに気付かせるために、この三角形がどのような性質の三角形かを考えさせました。児童は半径と三角形の辺が全て同じなので、全てが合同の正三角形であることを導き出します。∴6つの正三角形でできていることが理解できました。 「他に正三角形ということが説明できますか?」と、既習学習を生かして証明させるよ うに促しました。児童は正多角形を学んでいたので、角に着目しました。円の中心を結ぶ角度は360÷6=60 半径で囲まれた角度が60度なので、他の角度も60度であり、正三角形である と別の考えも出させました。 「次は正三角形ではなくて円に着目するよ。」「ところで半径が5センチということは直径は?」と直径に触れると全員が半径×2=10で10センチであることが分かりました。「じゃあ、正六角形の周りの長さは?」というと、直径が3つ分なので、30センチで、直径の3倍であることを抑えました。 本時の最後は、「円の円周と正六角形の周りの長さとどちらが長いでしょうか?」と円周の長さについて考えさせます。円の中に正六角形が収まっているので、30センチより長い、つまり直径の3倍より長いということに気付きました。 算数科は積み重ねの学習です。このように証明させることは、中学校の証明につながり、簡単に円周=直径×3.14ですと公式に当てはめるのではなく、なぜ3倍より長く、4倍より短いかを考えさせたことに大変意義のある授業でした。 2月8日(水)図画工作科 「ギコギコトトン」8時間扱いの7時間目ですので、そろそろ仕上げに向かう中間です。この時間は2つの学習内容がありました。1つ目の内容は作品の中間発表です。友達の作品を見て工夫があって面白いものを紹介します。作品を実物投影機でテレビに映し、材料のつなげ方、切り方、削り方、色など児童の気付きを指導者が補足して説明します。このとき、指導者が素材の使い方の良さを児童の思考に即して価値付けて説明しているのが印象的でした。 例えば観覧車を作成途中の児童に対して初めは、アイスのスプーンを使っていたが、バランスが取りにくいことが分かったから別の素材に変えた・・・のように。 2つめの学習内容は仕上げに向かっての制作です。図画工作科では間違った使い方をすると危険な道具がありますから、のこぎりとかなづちの安全な使い方を実物投影機を使って指導者が示し、確認します。 さあ児童は作品の続きを黙々と作り始めました。 A児童は犬を作っていました。続きは犬のお家を作るとひらめきました。 B児童は鳥らしきものを作っていました。鶏だから嘴と羽を色で表現すると考えました。 C児童は、椅子を作っていたら机にもなることを考えたようです。 D児童はさんは、大きな犬で足やしっぽが自由に動くように。 E児童は、K2さんに教えてもらいながらようやく子犬を作成したい F児童はアイスの棒を使ってブランコを作成中でした。 楽しかったのは G児童です。 適当に切ってつなげているうちに虫に似たものができたから昆虫を作る と。 H児童は材料をつなげてみたら鉄橋になった と夢中で作成していました。 そして、なかなか何を作ろうか分からないI児童は、とにかく材料を切ってつなげているところ。何を作るか分からないけど一生懸命材料を切ることとつなげる作業をしていました。 図画工作科が楽しいのは、自分の思いと向き合えること、そして、作品も初めから思いや意図をもって制作する児童もいれば、初めは分からないがそのうち制作したいものが分かって・・・という児童もいます。その方法を指導者が受け入れ、見守り導いていく・・・それが児童の安心感につながるのだ・・・と良く分かりました。 途中で担任が細かなのこぎりの使い方を助言したことで、児童も大変喜ぶ姿があり、大変和やかな雰囲気でした。 2月17日(金)2年2組 道徳科 主題「ありがとうと思える心」教材「ありがとうの絵」道徳科の授業は、この時間で完結ではなく、この授業を通して自分自身の人生をより良い方向へ導いていくきっかけとなれば・・・・という積み重ねで道徳的心情、態度、実践力を育てていくねらいがあります。 45分間で道徳科の授業として自然な児童の姿を見せていただきました。それは、45分考えたけれどもあまり考えが変わらなかった児童もいましたし、本当に身近な人の善意を新しい気付きとして捉えている児童もいたからです。 指導者が学級の児童に、厳しさの中での真意を分からせ、感謝の気持ちを育てたいからこの教材を選んだ・・・という教材選択の理由があり、この教材を貫く指導観をもって授業に臨んだこと、また、メインの時間をじっくりとったことで、児童が何をすべきかがよく分かかる授業でした。 本日のメインは教材の中で「ピーマンを食べない児童が注意されたときのもやもやした気持ち」を考えると、なぜお父さんがお爺さんに怒られたときのことをありがとうという気持ちだと思ったのかを考えることです。「間違ったことを正すために注意してくれた」「おじいちゃんの注意のお陰で立派な大人になった」お爺さんはお父さんのためを思って叱ったのだ・・というありがとうの気持ちを広げ、深めていくためにペアやトリオで交流しました。児童は交流しながら似ているけれどもちょっとだけ違う気持ちや表現に気付き始めました。 新しい気付きが出されました。「もっといい大人になってほしい」友達の考えの良さを発表すると「叱られて嫌だけれど初めて気付くことがある」「間違ってことを教えてくれた」 さて、「あなたにとってありがとうとは」・・・と聞くと素直にやはり物をいただいたとき、お手伝いをしたとき と答える児童もおりました。それから導入から少し進歩して「分からないことを教えてもらったときありがとうと思った」「けんかを止めてくれた友達にありがとうと思った。」という身近な生活の中からありがとうという考えもありましたし 「お母さんに注意されたこととお姉ちゃんにもう一度同じことを注意されることがよくあった。僕のためなんだと思った。」と、身近な生活から厳しさの真意に踏み込んでいく児童の姿がありました。 今日の授業で分かったこととして、「注意は新しい気付きがある」・・・「注意されるのは自分のため」という考えが出されていました。まだ、注意は自分のためではあるけれど、それをありがとう表現するには及ばない、当たり前の2年生の姿もありました。 こうした授業の積み重ねで厳しさの中の真意をありがとうと言える児童が増えていくことを描いて授業をしていく限りいつの日か「良薬は口に苦し」・・・が分かる児童が育っていくもの考えます。とても2年生の児童らしい実態でした。 6年1組 道徳科 主題【自由を実現させる心】
「スイッチ」という教材を使って、自由を単なる好き放題と捉えるのではなく、自由を得るためには自己を律して努力や忍耐 そして責任ある行動が必要であることを考え、心情を育てる 時間となるよう児童の思考の流れを自然に促していく学習過程、発問を工夫した授業でした。
まず、導入で「自由」について大きくどのように考えるか自分の考えをタブレットの付箋で出させました。「法律がないところで生きていくこと」「やることを自分で決められること」 など自分が考えた自由を次々と出します。 次にお話の中の主人公の自由を考えます。多くの児童が「家にいるときぐらい学校のことを忘れさせてほしい」と述べましたが、その中ですでに「自由すぎると自分の将来に困ってしまうのでときには厳しさが必要である」と、自由には自己を律することが必要であることに触れた児童がいました。 そして本日の中心発問に入ります。お話の中でスイッチが入ると自由を得るためにはどんな心が必要なのだろうか?を考えます。「自分で自分の道を決められるという自由には努力が必要である」「やりたいことを自由にやるためには努力が必要である。自分のやりたいことができるようにやりたいことを自由にできることが真の自由」であることを対話を通して導き出しました。 最後に「自分で自分の生き方を決める自由」とはどんなものかをワークシートに表しました。自分で生きていく道を自分で選ぶ 自分の夢に向かって突き進む とは、失敗してもそれは自分の責任であり、好き放題が自由ではないという自由の捉え方をおぼろげながらでも築いた時間でした。 2月8日(水)2年1組 音楽科 題材名「音のスケッチ おやつのゲームをつくろう」常置活動で毎時間発声練習および今月の歌の歌唱指導をするのですが、2年生の歌声を聞いてびっくりしました。12月に聴いた歌声とは明らかに音楽的に成長していたからです。随所に「音楽大好き!」という児童の気持ちがあふれた45分間であり、特にKさんやMさんも何らかの形で活動に参加していたことがとても印象的でした。 低学年の音楽科で確実に身に付ける力は拍の流れに乗ることと、リズムの聴取です。指導者は真似っこリズム、全員で拍の流れに乗ったリズムリレーを経て本時のメインの活動に入りました。 児童は自分が考えた食べ物?のリズム打ち⇒楽器を使ったリズム打ち⇒音楽に合わせてリズム打ちをし、いよいよ発表です。どの児童も一番早く発表したい気持ちであふれていました。聴いている友達がボンゴの右と左の音の違いや、トライアングルの音を響かせる音とカチカチした音の違いの工夫など、音色や演奏方法について気付いたことが出されました。 発表の前にグループ名と個人が作ったリズムを実物投影機で写したのですが、児童が書いた楽譜を示したところもとてもよかったです。児童はつくったリズムを自分で視覚化できたこと、それを友達に見てもらえたこと、リズムの面白さを聴いてもらえたこと、楽器をどのように使っているかを見てもらえたこと、一つの活動で頭も、心も、耳も目も使ってたくさんの工夫したことを音を通して他者意識をもって活動できたことがうれしかったようでした。 校長先生のお話 2月13日(月)【情報を正しく判断しましょう】
校長先生のお話 【情報を正しく判断しましょう】2月13日(月)全校朝会
1週間前にトルコ、シリアで大きな地震がありました。多くの方々が被害に遭われ、お亡くなりになった人も多くいらっしゃると聞き、大変胸を痛めています。 さて、この報道に伴って数々の間違った映像がSNSを通して拡散されました。原発の爆発の映像、津波は南アフリカの映像、倒れた建物は日本の映像でした。このように真実ではない映像が拡散されており、様々な支援の妨げとなっています。 日本でも最近に起こった中で、回転ずしやフアミリーマートの画像を流して拡散してしまうなど間違った情報がとても迷惑になったという報道がありました。 今の時代は便利になりましたが、間違った情報、うその情報も多いので、本当のことかな?と、立ち止まって見る必要がありますね。 2月1日(水)1年1組 道徳科 主題名 おおきくそだって 内容項目D(17)命の尊さまず、児童はちいさな弟とはじめて布団に寝たとき「温かいなあ」「一緒に寝れてうれしいな」と、生まれたばかりの赤ちゃんと一緒に横で寝たらどんな気持ちになるかを想像しました。 次に「このお布団では寝れなくなったわね」と、お母さんが言ったときのよしこの気持ちを考えるとき、「わたしはこんなに小さかったんだ」「今度は私がお世話をするんだ。ドキドキするな」「自分が大きくなった印なんだ」と、自分だったらどのように考えるかを発表しました。 そして自分が大きくなったと感じるのはどんときときですか?の発問に対して「ご飯をいっぱい食べるようになった」「なわとびが上手になった」「おばあちゃんに久しぶりに会って大きくなったと言われたとき」という体の成長と、「小さい子の面倒を見ているとき」「喧嘩しても仲直りができるようになったとき」という心の成長について自分を見つめるのでした。 今日も自分を見つめて考えたり友達の意見を聞いて考えを広めたりする時間を過ごしました。 2月6日(火)3年2組 道徳科 内容項目 A(1)善悪の判断 主題「よいと思ったことは」中心発問に対して補助発問を準備して児童の思考を揺さぶることで活発な意見が出された授業でした。 「よわむし太郎」の範読から太郎はどんな人かを抑えるときに、児童の考えが一方に偏りそうになったときに「本当に優しいだけかな?」「本当に強いだけかな?」と、児童の思考を揺さぶりました。実に簡単な発問ですが、これがとても大切で、この発問で児童が明らかに動きました。 『「おまえも取りも一緒に射止めてしまうぞ!」と言われても動かなかった太郎はどんなことを考えていただろうか・・・』という発問に対してここで「太郎」・・・が自分事に変わります。「子供たちが大切にしている鳥を守りたい」、「子供たちが喜ぶ顔を見た」「殿様がよくないことをしようとしているのだからを説得しよう」・・・と。殿様は位が高いとはいえ自分勝手だ、どんなに偉くても大事な鳥に手を出すのは許せない・・・体を張って助けた太郎の勇気のすばらしさに気付きました。 いつのまにか「殿様はいくら偉くても許せない!」という児童の心に正義感が育まれた時間でした。 2月6日(月)3年1組 理科 「ものの重さ」まず、導入で金属、プラスティック、木の3種類のほぼ同じ大きさのスプーンで重さを予想させました。3年生児童は知的好奇心が芽生える時期で、実態そのものでした、あれこれとつぶやきました。そのつぶやきを上手に拾って授業が始まりましたさてこの導入はどこでいかされるのでしょうか。 まず本時は電子ばかりの正しい使い方を抑え、単一、三電池、アルミ、スチール缶、消しゴム、スポンジ、スプーン3種類の9個の物が入ったをかごに乗せてたグループに実験道具を分け、実験が始まりました。児童は集中して大きさと重さの関係を知ろうとしていました。実験をしている児童の姿は、やっぱり、へ〜、様々な反応がありました。 さて、実験をまとめます。まとめる指導者の板書の工夫がありました。 まず乾電池1、3をはじめに示す。⇒やっぱり大きさが大きいほうが重いのかなあ? 児童の思考を揺さぶるのです。 次に消しゴムとスポンジです。⇒消しゴムと単3電池が実は同じくらいの重さ、 消しゴムとスポンジは同じくらいの大きさなのに重さが全然違うね。 ここでもののかさを体積という 理科的用語を抑えます。 そして導入で扱ったスプーンです。導入で予想したことがどうか、ここで確かめます。う〜ん同じ大きさでも重さが違う、そうすると、同じ体積でも物の種類が違うと重さが違いそうだ・・・と、気付きます。 次の時間は同じ大きさのサイコロで実験します。 児童の知的好奇心の芽生えから主体性を引き出した授業でした。 2月3日(金)6年生 算数科 小数のかけ算とわり算
本時は少数÷整数の計算やdlや0.1Lを基に考え、説明する時間です。
問題解決型学習で最後に習熟問題に多く取り組み、力を付けた授業でした。 自力解決のときに、指導者は全員のノートを見て児童の思考の流れをいち早く掴みます。そのとき、一人一人に解決意欲がわくようにヒントやら声掛けをします。瞬時に掴むことで、授業が面白くスピーディーに進みます。集団検討では意図的にいろいろな考え方を取り上げ、児童は自分の言葉で分かるように発表します。 そのときに数直線の単位など細かなところに間違いがあったときに聞いている児童に考えさせ、修正します。そのときに必ず「ナイス修正!」と、明るい声掛けをします。 まとめは、どの児童も共通だった「少数÷整数の計算は、整数÷整数で求められることを抑え、次がとても大事です。 習熟問題に多く取り組ませることで力を付けていきます。 そして学習感想では、国語科の研究を生かし、観点を示して何がどのように分かったか、気付いたか、不思議だったかを書かせて終わりました。 児童は自分で考えたり友達の考えを聞いて理解を深めたりしたことを確かめて教室に戻る姿が印象的でした。 |
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