6月7日の給食チリコンカン カラフルソテー 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「清潔に気をつけて食事をしよう」です。これから暑くなると、食中毒などの原因になるばい菌が増えてきます。そこで一番大切なのは、給食前の手洗いです。 いろいろなものに触る手には、汚れがたくさんついています。その手を洗わずに食事をしてしまうと、気がつかないうちに菌を体の中に入れてしまうことになります。給食前には、石鹸を使ってよく泡立ててから、隅々までていねいに洗い、きれいなハンカチやタオルで拭くように指導しています。 朝起きてから寝るまでに、何回手を洗うと良いのでしょうか? 1日11回以上が目安だそうです。何回手を洗ったか、一度数えてみると分かると思います。 5年生 調理実習(お茶をいれてみよう)今日は、初めての調理実習で「お茶をいれる」活動に挑戦しました。家庭でお茶をいれたことがない子どもがほとんどで、念入りに流れを確認し、ドキドキワクワクした面持ちで実習をスタートしました。 特に「お湯を沸かす」「お茶をいただく」活動は緊張したようです。ガスコンロのつまみをゆっくりと握り、火の様子を何度も確認していました。また、自分たちでいれたお茶を飲むのは格別だったようで、「苦いけど、、、美味しい」という声が聞こえてきました。 班のみんなで協力し、安全に活動することができました。今後の調理実習も、今日できたことを忘れずに活動していきます。 全国小学生歯みがき大会(5年生)歯のクイズをしたり、歯肉炎がないか自分の歯肉を観察したりしました。実習では、正しいブラッシングやフロスの使い方を学びました。 6月6日(木)まず、ノートに始点となる点を書きます。そこにものさしの端を合わせて、引きたい直線の長さを測って点を打ちます。次に、ものさしの目盛りのない方を使い、2つの点が通るように合わせます。そして、点と点を結ぶように鉛筆で直線を引きます。 2組で直線の引き方を練習していましたが、子ども達にとってはとても難しかったようです。まず、ものさしの目盛りの読み方が習熟できている子がまだ少ないようです。10cmの場所と言っても、1cm、2cm、3cm…と目盛りを一つずつ数えている子が多く見られました。 次に、2点を打つことができても、ものさしの反対側をあてがって線を引いているうちにずれてしまう子がいました。右利きの子は左から右へ、左利きの子は右から左へ直線を引くときれいに書くことができます。さらに、直線が引けたと思ってものさしをどかしてみると、直線が点からわずかにずれた位置にある場合も見られます。厳密な話、点と点をものさしであてがう時には、鉛筆の芯の幅だけ少し下にずらした位置にものさしを置くと、点の中心を通る直線が引けます。こういういくつかのコツを教えながら、繰り返しものさしで線を引く練習をしていくことが大切です。(写真上) ところで、ものさしで直線を引く場合は、なぜ目盛りの反対側を使うのでしょうか? ものさしは竹製であり、目盛りがついている側を汚さないためや傷めないためという理由があります。また、目盛りの無い方には、「溝引き」と言って、筆で直線を引く場合の「溝」がついています。筆と棒1本を一緒に持って、棒の方を定規の溝にあてて、線を引いていきます。ものさし1本にも、様々な歴史と秘密が隠されています。 5年生が、初めて家庭科の調理実習を行いました。5年生の最初の調理実習は、ガスコンロの使い方とお茶の入れ方の実習です。やかんに水を入れて、ガスコンロにかけてお湯を沸かす…簡単なことのように感じますが、意外と家でやったことのない子が多いものです。IH調理器の家庭が増え、ガスの火を見るのが珍しいという子が年々増えてきました。ガス栓を開けてつまみを回して火をつけますが、初めての子にとっては貴重な経験になりました。 さらに、ほとんどの子ども達にとって初めてだったのが、「急須でお茶を入れる」ということです。聞いてみると、「家に急須がない」とか「熱いお茶を飲んだことがない」という子が多数派でした。確かに、今はお茶と言えばペットボトルの冷たいお茶が主流です。「食後に急須でお茶を入れ、家族で湯飲みを手にする」という光景は、日曜日の夕方のサザエさんでしか見られなくなりました。 1,2校時に2組、3,4校時に1組が家庭科室で実習をしました。用意したお茶は、煎茶とほうじ茶の2種類です。両方飲み比べて、お茶のおいしさを味わいました。が、煎茶の方はとても苦かったようです。急須にお湯を注いで、しばらく置いてから(1分蒸らす)湯飲み茶わんに注ぎます。見ていると、茶わんに注ぐのに時間がかかってしまったのが原因のようでした。お茶を注ぐときには、時間をかけずにサッと入れなければ渋みが出てしまいます。 それでも子ども達は、初めて入れたお茶の味を十分に堪能することができました。苦みや渋みの中にも、お茶の香りや味わいがあります。できれば、甘いお茶菓子があったら最高でした。(写真中) 給食室前に、歯と口の健康週間に合わせた掲示物が登場しました。まず、日本の古代の女王「卑弥呼」について紹介しています。卑弥呼の食事は、噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。そのことから、卑弥呼は良い歯や歯ぐきをしていたと考えられ、「ひみこのはがいーぜ」という食育ワードのキャッチフレーズが生まれました。 ひ…肥満予防、み…味覚の発達、こ…言葉の発音はっきり、の…脳の発達、は…歯の病気予防、が…がん予防、い…胃腸快調、ぜ…全身の体力向上と全力投球・・・よく噛むことは、これだけたくさん体によいことがあるということが分かります。(写真下) 一昨日の給食は、噛み応えのある献立になっていました。硬いものをしっかり食べる習慣は、とても大切なことです。また、少し違う話ですが、その日はカルシウムを多く含むシシャモが出ていました。毎年低学年に聞いてみると、家でシシャモを食べたことがなく、学校の給食て初めて食べたという子がいます。シシャモだけのことではありませんが、改めて様々な食材に出会うことができる給食の大切さを感じます。 6月6日の給食サバの味噌煮 切り干し大根のサラダ 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、サバの味噌煮を作りました。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作ることが多いと思います。しかし、給食では大量に作らなければならないので、給食室の大きなオーブンを使って作っています。 鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味料、魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱したらでき上がりです。しっかりと味がしみ込んでいて、ふっくらとした仕上がりになっています。ご飯にぴったりの味付けです。 サバには、頭の働きをよくするDPAやEPAという栄養素が多く含まれています。この栄養素は、人の体の中では作ることができません。ですから、サバなどの魚から摂ることが大切です。 6月5日(水)スイミーの原作は、オランダ出身のアメリカの絵本作家レオ・レオニが作った絵本です。それを日本では、谷川俊太郎の翻訳によって「スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし」という題名で出版しました。そして、様々な教科書会社で採用されることになりました。原作の英語版がどのような感じかは分かりませんが、谷川俊太郎の翻訳がすばらしいことは間違いありません。文章がとても読みやすく、スイミーの活躍が生き生きと感じられる言葉が選ばれています。 2年生にとっては、まずは繰り返し音読を練習することが重要です。1組での音読の様子を見ましたが、スラスラと読める子もいれば、たどたどしい読み方の子、読み間違えをしている子などいろいろでした。声に出して読む「音読」は、国語の学習の第一歩となります。 ところで、スイミーが教科書に掲載される中、ある変更があったと言われています。もちろん、スイミーの物語自体が変更されることはありません。挿絵の一部に変更がありました。昔の教科書では、スイミーたちが作る大きな魚の向きが左向きになっていたそうです。レオ・レオニが作ったもともとの絵本は、左開き(左側へ本の扉が開く形)になっていました。その関係から、ページが続いていくように魚が右向きに描かれていました。しかし、国語の教科書は右開きです。それに合わせて教科書会社が絵を反転させて、魚の向きを左に変えたそうです。しかし、現在の教科書では原作に忠実にしようと考えたのか、魚の向きは右向きに戻してあります。(写真上) 4年生は、理科の時間に「天気と気温」という学習をしています。天気と気温の変化に着目し、1日の気温の変化を調べる活動を行います。その活動から、天気によって気温の変化が起こることを理解させていきます。また、気温を観測するための機器の扱い方を知り、正しい気温を測る技能を習得させます。 1組の教室では、正しい気温の測り方についての学習をしていました。「調べる場所を決め、晴れの日と、曇りや雨の日に、約1時間ごとに同じ場所で気温を測る。」と教科書に書いてあります。この場合、「同じ場所で気温を測る」ということが重要です。もちろん、できれば同じ温度計で、同じ測り方であることも欠かせません。 気温の正しい測り方についても教科書に載っています。「地面から1m20cm〜1m50cmの高さで測ること」、「直射日光を避けて、風通しの良いところで測ること」、さらには棒温度計の目盛りの読み方についても学習しました。 授業の後半には、校庭に出て百葉箱の観察に行きました。旭町小には、校庭の西側の体育倉庫横、飼育小屋の隣に百葉箱があります。先生が百葉箱の扉を開けて、中の様子を見せてあげていました。現在は最高最低温度計や乾湿度計が置いてありますが、自動記録温度計を入れる場合もあります。 全体が木製でできていることや、白い色で塗られていること、正しい気温を測るための高さになっていること、すき間があり風通しがよくなっていることなど、百葉箱には様々な工夫があることが分かりました。(写真中) 6年生は、理科の時間に「動物のからだのはたらき」の学習をしています。2組では、「血液のはたらき」について、実験を通じて学んでいました。人の血液の流れを実験するのは難しいことですが、いくつか手がかりになる実験があります。まず、脈拍を調べることから血液の流れを感じ取ることができます。手首の内側に指の腹を乗せて、脈拍が測れる場所を探しました。自分の脈拍を測ったことがないという子もいたようで、脈の位置を探すのに苦労していました。15秒間で20回前後の子が多かったようです。小学生の脈拍数は、1分間で80〜90回と言われています。(大人よりやや多い) 続いて、聴診器を使って自分の心臓の鼓動を聞いてみました。心臓の位置は、体の中心よりやや左寄りです。自分の心臓の音を初めて聞いて、驚いていたようです。心臓の鼓動と脈拍数がほぼ同じことから、それぞれが関連していることが分かりました。(写真下) 6月5日の給食ねり丸キャベツのポトフ キャベーキ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った献立になっています。練馬区と地域の農家さんの協力で、前日に収穫されたばかりのキャベツを学校にたくさん届けていただきました。農家のみなさんが大事に育ててくれたキャベツなので、残さず食べてもらえるように心を込めて調理しました。 キャベーキは、なんとキャベツが入ったケーキです。キャベツをみじん切りにしてゆでて、水気を絞ってからケーキの生地に混ぜ、オーブンで焼きました。キャベツのケーキの味はどうだったか、家庭に帰ってどのように伝えるか楽しみです。 ブックトーク(6年)全部で7冊、紹介していただきました。 「メアリー・スミス」「トムは真夜中の庭で」 「なぜこうなった?あの絶景のひみつ」 「300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート」 「ベサニーと屋根裏の秘密」「古典がおいしい!平安時代のスイーツ」 「まっている。」 どの本に対しても興味津々で、お話を聞いていました。読書旬間でたくさんの本に親しみ、すすんで読書に取り組んでほしいです。 おはなし会(2年生)どの絵本もとても面白くて、子どもたちは興味津々でした。身近にいるナメクジやカタツムリのお話もあって、大盛りあがりでした。 結末が気になる絵本もたくさんあり、読書への意欲が高まったようです。 6月4日(火)光が丘図書館の方々の協力により、おはなし会(低学年)やブックトーク(中・高学年)を全クラスで実施します。昨日は1年生、今日は2年生と6年生に行ってもらいました。 また、今週は図書委員会の児童が、低学年に大型絵本の読み聞かせをする取り組みを行っています。朝読書の時間に、1年生と2年生の各教室に図書委員の子ども達が2〜3人ずつ入ってきました。1年1組の教室では、「100かいだてのいえ」という大型絵本の読み聞かせをしました。縦に長い超ビッグな絵本で、1年生の子ども達はその本の大きさにまずびっくりしていました。 100階建てのてっぺんに住む誰かから、「遊びに来てね」とトチくんは手紙をもらいました。地図を見ながら歩いていくと、急に100階建ての家が目の前に現れました。見上げても、上の方はかすんでよく見えません。中に入り、1階から順に上の階をめざしました。その建物には、いろいろな生き物が住んでいて・・・。 10階ごとにいろいろな生き物が住んでいる部屋の断面が、とてもカラフルに描かれています。ページをめくるたびに、それらの生き物の部屋が見えてきます。カエル、テントウムシ、ヘビ、ミツバチ…と、縦長のページが開かれるたびに驚きとワクワクが高まる仕組みです。(写真上) 他の教室では、「ノラネコぐんだん 汽車ぽっぽ」、「そら豆くんのベッド」、「パパ、お月さまとって」が読まれていました。今週の金曜日の朝も、低学年の教室で読み聞かせをする予定です。 1年生は、国語の時間に「おばさんとおばあさん」という学習をしています。「おばさん」と「おばあさん」の違いは何でしょう? 年齢とかではなく、文字の違いについてです。「おばあさん」は、「ば」の次に「あ」が入ることで、「ば」が伸ばす音(長音)になっています。教科書には、唱え歌のように書かれています。「まほうの ほうきで そら とぶ おばさん。げんきに たいそう おばあさん。」…長音がたくさん含まれているのがお分かりでしょうか。「まほう」、「ほうき」、「たいそう」にも長音が入っています。 長音にはきまりがあります。ア列の長音は、ア列の仮名に「あ」を添えます。(おかあさん、おばあさん等)同様に、イ列の長音は、イ列の仮名に「い」を添えます。(おにいさん、おじいさん等)そして、ウ列の長音は、ウ列の仮名に「う」を添えます。(くうき、ふうせん等) しかし、ここからが難しくなります。エ列の長音はエ列の仮名に「え」を添えるのは「おねえさん」だけです。他は必ずしもそうなりません。エ列の長音はエ列の仮名に「い」を添えることになります。(せんべい、せんせい等) さらに難しいのがオ列の長音です。基本的には、オ列の長音はオ列の仮名に「う」を添えます。(おとうさん、おはよう等)しかし、オ列の長音には例外が多く、「おおかみ、こおり、とおい、おおい」など、「お」を添える場合があります。つくづく日本語は難解だと思います。(写真中) 1週間前、6年生が1年生にタブレットの使い方を教えていました。その後、自分でIDとパスワードを入れて起動させる練習をして、一人でそこまでできるようになりました。今後、少しずつ学習場面で利用していくことになります。 以前にもお伝えしましたが、1年生に渡されたタブレットは、昨年度の6年生が3年間使用してきた機種です。確認したところ、多くのタブレットに不具合がありましたが、すでに修理済みです。ということで、新品の機種ではありませんが、このタブレットをあと2年近く使用することになります。引き続き大切に扱うように指導します。 1年生は、本日初めてタブレットを家庭に持ち帰ります。各ご家庭では、プリントを参照しながらパスワードを再設定してください。また、練馬区で貸与されているタブレットを、保護者の方もぜひ手に取ってご確認いただければと思います。(重さや使い勝手等)1週間後(11日)、タブレットを学校に持ってくることになっています。(写真下) 6月4日の給食シシャモの青のり焼き ごぼうと大豆の甘辛揚げ 根菜たっぷり味噌汁 牛乳 一口メモ 6月4日〜10日は、歯と口の健康週間です。歯と口は、食べ物を食べたり飲んだりする他に、呼吸をしたり話をしたりと、生きていくうえでとても重要な役割をしています。歯と口の健康を保つには、歯みがきはもちろん、よく噛んで食べることがとても重要です。 今日の献立には、たくあんやシシャモ、根菜、揚げた大豆など、歯ごたえがある食材をたくさん使用しています。よく、「一口で30回噛むと良い」と言われています。しかし実際は、平均すると10〜20回くらい噛む程度で、とても少ない回数で食べている人が多いそうです。 30回噛んで食べているのか、いつもどのくらいの回数噛んでいるのか、一度チェックしてみてください。 6月3日(月) その21年生が1学期に習うたし算は、「3+5=8」や「4+6=10」のような1桁同士のたし算で、繰り上がりがない場合(答えの最大が10)までです。今までは、たし算のお話に対する式と答えを書いていましたが、今日は数式と答えだけの計算問題でした。いよいよ算数らしくなってきました。 あちらこちらで、自分の指を使って計算している子が見られました。算数ブロックを使う方法もありますが、子どもにとってブロックに代る一番の計算機は「指」です。計算で指を使うのは、2年生の子にもまだ時折見られます。繰り返し学習していくうちに、数字を見ただけで数の合成・分解ができるようになっていきます。1年生には「計算カード」も配られているようなので、何度も繰り返し練習させることが指折り計算から卒業する第一歩になるでしょう。(写真上) 1年生が4月に入学し、算数でたし算の学習をしたのは5月末のことでした。小学校で最初に習う算数は、たし算ではありません。数を数えたり、同じ仲間を見つけたり、ものの数と数字を一致させたりすることから始まりました。さらに、数の合成・分解(5は2と3、6は2と4など)や数の大小、順番としての数(右から何列目、上から何番目など)を学んできました。まだ2か月が過ぎたところですが、すでに1年生は、多くのことを積み上げたうえでたし算を学習していることになります。 2年生は、算数の時間に「長さをはかってあらわそう」という学習をしています。「cm」や「mm」の単位を習ってから、全員にものさしが渡されました。そして、ものさしを使って長さを測る学習が続いています。 ものさしと定規の違いは何でしょうか? ものさしは長さを測るための道具で、定規は線を引くための道具です。(2年生では、ものさしで直線を引くことも学習内容に入っています。)その大きな違いは、目盛りにあります。定規には0から始まる目盛りが書いてあり、定規の端から余白があって「0」が始まっています。一方のものさしには目盛りの数字がなく、端をそろえて測るように余白がありません。 すでに定規の目盛りに慣れている子がいるようですが、ものさしの読み方にはどの子も苦戦します。よく見ると、5mmや1cm、5cm、10cmと、分かりやすくはありませんが、目盛りが入っています。最初のうちは、端から「1,2,3,4cm…」と数えていきながら、やっと長さを読む感じです。どんな道具も、繰り返し使いながら慣れてくるものです。顔をものさしの目盛りに目いっぱい近づけながら、正確に測ろうとがんばっていました。(写真中) 先週から、大谷選手から届いたグローブを使ってキャッチボールや的あてをする遊び場ができました。運動委員会の子ども達が計画し、昼休みに投てき板の近くにそのコーナーを設けることになりました。曜日ごとに学年が割り当てられています。月曜日…1,2年生、火曜日…3年生、水曜日…4年生、木曜日…5年生、金曜日…6年生です。今日は低学年の日ということで、何人かの子が集まってきました。 投てき板の上の方には、大谷選手の拡大写真が貼ってあります。ボールは、硬式テニス用のボールを使っています。子ども達に聞いてみると、家にグローブがあるという子は少ないようでした。確かに、グローブがあったとしても、硬いボールでキャッチボールができる場所がありません。となると、少年野球に入っている子ぐらいしかグローブを持っていないのではないでしょうか。 今後も、休み時間にどんどんグローブに触れて、キャッチボールの楽しさを感じてほしいと思います。(写真下) お話会(1年生)2、3時間目に、光が丘図書館の方が「お話の会」を実施してくださいました。 1年生には、「○○くてびっくり?!」というテーマで、本を紹介していただきました。 胴が長くてびっくりなダックスフントのお話「どうながのプレッツェル」、「このはなだれの?」は、長くてびっくりなぞうの鼻、人間の何倍も匂いを感じる犬の鼻などが紹介されていました。 子どもたちは、楽しそうに歓声を上げたり、笑ったりしながらお話会を楽しんでいました。 「○○くてびっくり?!」にちなんだ本を40冊、新たに貸していただいたので、読書の時間が充実することでしょう。 下水道出前授業(4年生)水は私たちの生活の身近にありますが、どのように雨水や生活排水が処理されているのかは、まだ子供たちは知りませんでした。洪水などが起きず、清潔な街で生活できているのは、下水道に関わる仕事をしてくださっている方や街全体に様々な工夫が施されているからだということを教えていただきました。 また、生活排水の処理の仕方を知り、自分たちにできることも考えました。油分が多く含まれるものなどは、そのまま排水口に流さずに、拭き取ってから流すようにしていきたいなど、環境を意識したこれからの生活の仕方について考えることができました。 6月3日(月) その1昨日までの大雨で校庭の状態が良くなかったため、体育館で全校朝会を行いました。今日は、「みんなちがって、みんないい」という話をしました。 ・・・先週の木曜日に、全校遠足がありました。たてわり班ごとに並んで光が丘公園に行き、ポイントラリーや班遊びを楽しみました。全校遠足の様子から、とても心が温かくなる光景をたくさん見ることができました。 あるポイントでは、平仮名のカードが示されて、「この文字で始まる言葉を一人ずつ言っていきましょう。」という問題が出されていました。他の人が出した言葉以外のものを言わなければならないので、低学年から順に言わせていきました。でも、急に問題を出されて、1年生ではなかなか言葉が見つからずに困っている子が多かったようです。ある班の子ども達は、そっとヒントを伝えてあげていました。また、ケンケンリレーのポイントでは、2人組でタオルをつかんでケンケンし、往復する時間を競いました。当然高学年の方が速い子が多いのですが、ペアになった学年の子に合わせてスピードを調節してあげている子がいました。 お弁当を食べている時にも、心が温かくなる様子があちこちで見られました。シートをくっつけて一緒にお弁当を食べながら、高学年の子が年下の学年の子にいろいろと話しかけてあげていたのです。いくら公園でお弁当を食べたとしても、黙ってぽつんと一人で食べていたら楽しくはありません。ちゃんと班の6年生が気を利かせて、いろいろな学年の子に声をかけてあげていました。これこそ、たてわり班の意義をしっかり考えた高学年としての優しさであると感じました。 今、「優しさ」という言葉を使いました。みなさんは、日頃どんなところに友達の優しさを感じているでしょうか。先ほどのポイントラリーの話では、「1年生にヒントを伝えてあげたこと」や「ペアになった子の速さに合わせてケンケンをしたこと」が優しさになります。つまり、相手のできる力を考えて配慮してあげることは、すばらしい思いやりの心であり、優しさです。また、お弁当の場面で低学年に声をかけてあげた6年生も、すばらしい思いやりの心があると言えます。「声をかけてあげる」ということは、相手が安心することであり、優しさなのです。 人に対する優しさは、一人一人違いがあるということを認識するところから生まれます。つまり、自分と違う考え方や行動の仕方をきちんと認めてあげることが優しさなのです。ここに、金子みすゞさんが作った「わたしと小鳥と鈴と」という詩があります。(詩を読んで紹介する)小鳥と鈴、そして人間である私、どれも全く違うものではあるけれど、それぞれに良さがあります。そしてその良いところは、他の人がまねのできないものなのです。今ここにいる300人の旭町小の子ども達も、一人一人違った考えや得意なところがあります。その一人一人の違いが大切なのであり、「みんな違って、みんないい」のです。 今日から6月の学校生活が始まりました。毎年6月は、練馬区全ての学校で「ふれあい月間」として、いじめを絶対に許さないという姿勢で取り組みます。いじめは、身近なところから起こります。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。自分達の周りに、いじめやいじめにつながるようなことはないでしょうか? 「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」、いじめは心の問題であり、なかなか目に見えにくいものです。もし、心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。 今日からあいさつ運動が始まっています。あいさつを進んで行う子は、人をいじめたりしません。明るい心、正しい心を広めていくためにあいさつ運動があります。自分から進んであいさつをして、旭町小学校があいさつでいっぱいの学校になるようにしていきましょう。・・・ 6月3日の給食豆腐と青菜の味噌汁 オレンジ 牛乳 一口メモ 今日は、かき揚げに甘辛いタレをかけてご飯にのせていただく「かき揚げ丼」を作りました。かき揚げには、イカやコーン、にんじん、玉ねぎ、ちくわ、インゲンと、6種類の食材を使いました。「かき揚げ」という名前は、「かき混ぜて揚げる」ことからきているそうです。 かき揚げを給食で作る時は、クッキングシートに一つずつ形を作り、シートごと油に入れて作っています。形が崩れやすいかき揚げを全校分作ることは、とても大変な作業です。 子ども達が、楽しくおいしく給食を食べられるようにと、調理員さんたちが工夫しながら給食を作っています。作っている人たちへの感謝の気持ちを大切にして給食がいただけるように、日々指導していきます。 5月31日(金)6年生は、総合の学習の時間を通じて、軽井沢に関する調べ学習を続けてきました。各自で調べるテーマを決めて、タブレットのスライドを使ってまとめています。1校時に、1組でその発表会がありました。 軽井沢の気候について調べた子は、東京との気温の違いが大きいことをグラフなどを使って発表していました。移動教室は6月中旬にありますが、東京よりも8度ほど低いことを頭に入れいおく必要があります。練馬区の軽井沢少年自然の家(ベルデ軽井沢)があるところは、海抜1000mを超える位置にあります。また、軽井沢は昔から避暑地として有名なところです。冬の寒さだけでなく、夏も涼しいということを考えておかなければなりません。特に、初日の夜にキャンプファイヤーを予定しているため、防寒対策が必要になります。 軽井沢の特産品やお土産について調べた発表もありました。特産品として、高原野菜やジャム・ジュース、信州牛を挙げていました。軽井沢方面の移動教室では、嬬恋高原まで行ってキャベツの収穫体験をする学校もあります。(最近、軽井沢のコースに入れることができるようになりました。)お土産は、ベルデの研修室で購入する時間があります。お土産屋さんが移動販売に来てくれて、宿舎の中で買い物をします。(写真上) 4年生は、算数の時間に「角の大きさの表し方を調べよう」という学習をしています。角度の大きさについての概念をとらえ、角度の単位について学びます。また、分度器の使い方を知り、角度を測るとともに、角度を作図する方法について学習する単元でもあります。 分度器は4年生のこの時期に初めて使います。分度器を使った角度の測り方を身に付けさせるには、4年生のうちに何度も繰り返し習熟を図ることが大切です。(意外に高学年になっても、分度器の使い方が身についていない子が見られます。) 分度器の使い方で難しいのは、まず測る角への合わせ方です。分度器の中心と角の頂点がぴったりと合うようにするとともに、角度の一辺が0度に合わせるようにしなければなりません。これが難しい理由は、分度器にいろいろなタイプのものがあることが原因になっています。大きさや目盛りのつき方など、クラス内だけでも様々なタイプの分度器があります。90度よりも小さい角度か、または大きい角度の目盛りを読むのか、慣れないうちはどこの目盛りを使うのかでつまづく子が多いものです。 さらに、角度がいろいろな方向を向いている問題があると、分度器をどの向きにするかで迷います。(問題用紙を回転させれば見やすくなるのですが、子どもは自分が回転しようとする。)そして、90度よりも大きい角度、さらには180度よりも大きい角度の読み方にも苦戦します。しかし、習うより慣れろです。自分で分度器と格闘しない限り、理屈を聞いているだけで身につくものではありません。(写真中) 6年生は、国語の時間に「時計の時間と心の時間」という説明文の学習をしています。「時計の時間」は、時計の針が示している時間(時刻と時刻の間の時間)です。一方、「心の時間」は、私たちが体感している時間のことです。筆者は、「様々な事柄の影響を受けて進み方が変わったり、人によって感覚が違ったりする」のが心の時間であるとしています。(写真下) その一つの具体例として、「朝や夜の方が、昼間よりも時間が速く経つように感じる」と書いてあります。これは、体の動きに関係しているようであると作者は論じています。私は、「朝は時間に追われているため、速く時間が過ぎるように感じる」と思っていました。 40日間ある夏休みも、最初と最後で心の時間はずいぶん変化して感じられるものです。8月最後の数日間は、なんと速く過ぎ去るものだといつも思います。それが歳をとると、さらに心の時間はとてつもなく速くなっていくのですから…。 5月31日の給食キャベツの塩昆布和え こしね汁 牛乳 一口メモ 明日は豊渓中学校の運動会があるので、運動会応援献立ということで「ソースカツ丼」を作りました。受験の前日や試合の前の日には、「勝つ」というげん担ぎで「カツ」を作り、活躍ができるようにと祈りをこめます。 ソースカツ丼は、群馬県の郷土料理の一つです。カツ丼というと、カツをだし汁で煮て卵でとじるのが一般的です。一方のソースカツ丼は、ソースをかけたカツをご飯の上にのせていただきます。ソースがしみた衣がおいしく感じられます。 こしね汁は、群馬県の名産であるこんにゃくやしいたけ、ネギが入った汁物です。それぞれの具材の頭文字をとって、「こしね汁」と呼ばれています。 5月30日(木)校庭にたてわり班ごとに整列してから、光が丘公園をめざして歩いて行きました。先頭を歩く6年生が、後ろを時々振り返りながら、低学年の歩幅を気にしてあげていました。旭町小学校は、すぐ近くに光が丘公園があります。これほど恵まれた環境にある学校はありません。とても幸せに思います。 芝生広場にある建物を本部とするために、朝早くから主事さんがビニールシートを敷いて場所を確保しておいてくれました。たてわり班ごとに集合し、「始めの会」を行いました。終わりの会も含めて、司会や児童代表の言葉は、全て班長の中から代表の子ども達が率先して担当していました。 最初に、ポイントラリーを楽しみました。広い芝生広場の7か所にポイントが設置され、教員が2名ずつ担当していました。各ポイントの内容は、次の通りです。「はい!ポーズ」…写真屋さんに班の集合写真を撮ってもらうポイントです。すてきな笑顔で撮れたことでしょう。「暗号を解読しよう」…カードを見ながら暗号を解読するポイントです。国語が得意そうな子が大活躍でした。「順番に並ぼう」…今朝起きた順や名前順など、班のメンバー内で並び替えます。お互いのコミュニケーションが大切なポイントでした。「〇のつく言葉集め」…お題として提示された文字がつく言葉を全員が1つずつ言っていきます。言葉が出てこない子には、ヒントを教えてあげるなど、優しさが見られました。「ケンケンリレー」…2人一組でタオルをつかみ、ケンケンでの往復の時間を競いました。みんな必死でした。「池に落ちてはいけません」…大きな円の中にあるペットボトルを、2本のロープを使って円の外に出す方法を考えます。ロープの使い方を工夫して、あっという間にクリアした班がありました。「あなたの好きを教えて」…リズムに合わせて、好きな色や好きな食べ物など、お題に沿った答えを一人ずつ言っていきました。 各ポイントをクリアすると、文字か書かれたシールを受け取ることができます。7か所全てのシールが集まると、合い言葉が完成しました。ポイントラリーは1時間ほどありましたが、どの班も全てのポイントをクリアすることができました。 お弁当は、たてわり班ごとにシートを敷いて食べました。広々とした公園で食べるお弁当は、とてもおいしく感じられたことでしょう。いろいろな学年の子ども同士で会話がはずむ時間にもなりました。 その後、たてわり班で自由に遊ぶ時間が30分間ありました。だるまさんが転んだやドンチケタ、氷おにや増やしおになど、元気いっぱいに遊び回る姿が見られました。たてわり班でたっぷり遊んでたっぷり楽しみ、仲間同士の絆が一層深まった全校遠足になりました。 全校遠足遠足のめあては「たてわりはんの友だちと、なかよくしよう」です。広い芝生広場の中で迷子にならないように声を掛け合いながら移動したり、遊びの待ち時間にもおしゃべりをしたりと、行動を共にする中で今年一年間一緒に活動するたてわり班の友達との絆を深めることができました。 6年生の児童は、この全校遠足に向けて計画的に準備を行い、リーダーとして自信をもって行動することができました。帰校後の6年生は、大役を終えてほっとしたような、達成感のあるいい表情をしていたのが印象的でした。 |
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