次の体験は、ヤギのお散歩です。子供たちは犬を散歩させるようにたのしく連れまわすと思っていたようですが、なかなか思い通りにはなりません。力が強く、自分の思うように進んでしまうやぎに四苦八苦していました。

鷹山ファミリー牧場です。初めに牛やヤギの経済動物についてのお話がありました。１４歳まで生きられるはずの動物たちが自分の役割（乳牛や肉牛）が果たせなくなると７歳で別の動物のえさになってしまう　ということです。「いただきます」の意味を改めて考えた子供たちでした。
その後、乳しぼりの方法を教えていただき、一人３回ずつ絞りました。

朝食です。朝は、バイキングです。担任の先生からは、「好きなものだけたくさん取るのではなく、バランスよくとりましょう」というお話でした。さて、野菜もたくさん取っているかな。

朝会の様子です。あさ、６時の放送で目覚めた子、その前から起きてしまって子、眠い目をこすりながら、玄関前に集合しました。３分前行動でした。校長からは、履物が乱れていると、心も乱れる　　誰かが乱していたら　だまってそっとおいてあげよう　という藤本幸雄さんの言葉を伝えました。
その後、ラジオ体操で体も目覚めさせます。

夕食の時間です。食事係の人が丁寧に夕飯をそれぞれのテーブルに並べてくれました。
今日のメニューは、ご飯、鶏肉のクリームシチュー、海老フライ、グリルチキン、南瓜サラダ、もやしとささみの中華和え、フライドポテト、温野菜、ミカンゼリーです。

女子のお部屋の様子です。くつろいでいる人や、係の仕事を進めている人がいます。今日は、午後、ゆったりと過ごすことができました。

ベルデ武石に到着です。開校式では、代表の人が３日間の目標を発表しました。素晴らしい発表でした。ベルデの方にもごあいさつ。
その後、広場で学年の写真を撮りました。

帰りはリフトに乗ります。かなりの勾配を４人で降りてきます。怖がる子もいますが、後ろの子に手を振ったり、声をかけたりする子もいます。ようやく降りたかと思ったら、もう一つリフトがありました。景色を見ながら、楽しみながらの時間です。

頂上に着きました。テラスから見る景色は最高です。雨が降らなくて本当に良かったです。
みんなの日ごろの行いですね。

ハイキング出発です。岩や石がゴロゴロした坂道をどんどん上っていきます。途中、山から見下ろした景色に子供たちは歓喜の声が上がりました。頂上までもう少し！

４年生が総合の学習の一環で、視覚障害がある方々の生活について学びました。３時間目は体育館でレクチャーを受けてから、視覚障害がある方をどのように誘導するのか、全員が体験しました。相手の立場に立って考えないと誘導はできません。どうやって腕を支えるのか、曲がるときにはどう声掛けをするのかなど、考えながら体験しました。子供たちはみんな真剣でした。

４時間目には教室で、点字について学びました。視覚障害のある方にとっては、点字はなくてはならない大切なもの。その仕組みや、いわゆる書き言葉との違いなども学びました。こうして少しでも知ることが、理解を深めることにつながります。これをきっかけに、様々な立場の方々の生活を考えていってほしいです。

今日のメニューは、ミルクパン・米粉のラザニア風グラタン・鶏肉と野菜のスープ・牛乳でした。今日のパンはビッグサイズでしたね。ラザニアとよく合って、パン・ラザニア・牛乳をローテーションで食べると、いつまでも止まりませんでした。野菜スープは、肉と野菜の旨味がやさしく広がり、そのローテーションの合間に挟むことで、すべてがさらにおいしく感じられました。

今年は米不足が話題になりましたが、ちょっとしたきっかけで、食料はあっという間に手に入らなくなることがあります。歴史を見れば、人類は飢饉との戦いを繰り返しています。２１世紀になった現代だって、完全に食糧事情をコントロールするすべはもっていません。毎日食べられることを幸せに思い、「当たり前」に感謝できる気持ちをもち続けたいですね。

学校での出発式の後、バスに乗って長野県へ向かいます。バスの中では、バスレクさんのクイズやレクレーションで大いに盛り上がりました。
車山肩に着いたときは、お天気が怪しかったのですが、短い時間でお弁当を食べ、ハイキングに備えました。

今日から１８日金曜日までの３日間、５年生が武石移動教室に行ってきます。今日はその初日。いつもより少し早く学校に集合し、出発式が行われました。校長先生のあいさつや代表児童の言葉、引率の先生方の紹介など、滞りなく進めることができました。天気が心配でしたが、雨も降らず穏やかな気候で、出発には最適な状態でした。みんな出発前に気持ちを引き締めて臨めていました。

たくさんの保護者の方と先生方に見送られて、５年生が出発しました。お見送り、ありがとうございます。２泊３日、いろいろな経験を積んできてほしいと思います。移動教室の様子は、改めて学校ホームページでご紹介していきます。

今日のメニューは、大豆ひじきご飯・のっぺい汁・かみかみチップス・みたらし団子・牛乳でした。今日は十三夜の行事食でしたね。ご飯は具材たっぷりの炊き込みご飯で、あまじょっぱい味わいが噛みしめるほど広がりました。のっぺい汁は、やさしい味わいの中に、具材の旨味が出ていました。かみかみチップスは、本当によく噛まないと食べられませんでした。でも、噛むほど味わいが出てきておいしかったです。最後に甘いみたらし団子がつくと、それだけでうれしいですね。

今日のメニューを見て、今日が十三夜だということを思い出しました。意識しないと忘れてしまいそうになります。食は季節ごとの行事と深くつながっています。現代でも、お月見の時期にはお団子が出るし、お彼岸にはおはぎ・ぼた餅が売られます。お正月のおせち料理はその最たるものですかね。食を通して行事を意識することも、大切な食育です。今日はぜひご家庭でも、十三夜の話をしてみてください。

１年生が南校庭で何かしていました。近付いてみると、水の量をはかっていました。これは、算数の「水のかさ」の学習の一環でした。水の量を表現するとき「多い・少ない」と言っても人によって感じ方が違うので、何らかの基準が必要です。算数では、基準を作って数で表すというのがとても大事な学びです。その学びを通して、量感も育っていきます。教科書上だけの学びではなく、実際にやってみるって大事ですね。