7月10日 給食今日はきびについてお話します。 きびというと昔話の桃太郎のきび団子のイメージですが、原産地は日本ではありません。 東アジアや中央アジアの大陸性気候の温帯地域といわれています。日本へは中国、朝鮮を経て渡来したと推定され、かつては五穀の一つとして数えられるほど主要な穀類でした。 きびは黄色い小さな粒で、1000個あたりの重さが4gほどしかありません。お米に混ぜて炊飯したり、粉にしてお餅やお団子にしたりして利用します。 今日は季節の食べ物クイズの日です。大根についての問題です。 問題、大根を使用する漬け物は沢山ありますが、次のうち大根が使用されていない漬け物はどれでしょう? 1番、福神漬け 2番、しば漬け 3番、たくあん 正解は2番のしば漬けです。 大根は「いぶりがっこ」や「べったら漬け」などさまざまな漬け物に使われますが、しば漬けにはきゅうりやナスが使われます。 また大根を細切りにして干すと「切り干し大根」という保存食になります。干すことであまさや風味が増すだけでは無く栄養も凝縮されます。 大根は七草粥には春の七草のひとつである「すずしろ」として使われます。 また、葉に近い方が甘く、先へ行くほど辛くなるので料理によって使い分けると大根がさらに美味しく食べられます。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 7月9日 給食今日は、スイカついてお話します。 スイカは90%以上が水分のため水分補給とともに利尿作用によって老廃物の排出を促し疲れをいやし、体を冷やす効果もあります。 アジア諸国では果肉よりも種を食べる習慣があり、フライパンで煎ってから皮をむいて食べるそうです。 皮にも栄養がありカリウムとシトルリンが多く含まれ高血圧や動脈硬化の予防効果が期待できます。 赤い果肉の方には抗酸化作用のあるカロテンとリコピンが含まれています。 今日のすいかは新潟産です♪ 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 7月8日 給食今日は、はちみつについてお話します。 はちみつはミツバチが花のみつを集めて巣の中に蓄え、その間に濃縮、熟成された甘味物質です。 ハチがみつを吸う植物や時期、場所によって、はちみつの色や味が違います。 日本ではレンゲやアカシアなどの色が薄く、香りの控えめのものが好まれますが、ヨーロッパでは、クローバーやりんご、ローズマリー、もみの木など、100種類以上の種類があり、香りの強いものが好まれているそうです。 栄養は大部分が糖分ですが、ビタミンB群も含まれ、適量を摂取すると疲労回復に役立ちます。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 7月5日 七夕メニュー☆★7月7日は七夕です。ひなまつりのひし餅やあられ、子供の日のちまきや柏もちのように、七夕にはそうめんを食べる風習があります。 七夕は笹かざりや短冊などのイメージがありますが、昔は小麦粉と米の粉を練って、ひものようにした「さくべい」というたべものを厄除けのために作り、7日の夜に食べていました。 そのため、今でも七夕にはそうめんを食べたり、贈り物にしたりする風習が残っています。 今日の給食でも汁物にはそうめん、星模様のなると ゼリーには星空をイメージして星型のナタデココを使用しました。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 7月4日 給食今日のビスキュイパンは、パンに手作りのクッキー生地をぬって焼きました。 ビスキュイとはフランス語で、小麦粉にバターや卵を加えて焼いた、やわらかいクッキーのことで「ビスケット」と同じ意味です。 以上、今日の献立についてお知らせしました。 7月3日 給食&クイズすいか今日は、枝豆についてお話します。 枝豆は若い時期に収穫する大豆です。7月から9月にかけて旬を迎える夏の食材です。 たくさんの種類がありますが、大粒でさやや実が鮮やかな緑色をしているものがおいしいといわれます。また、さやに毛茸という短い毛があるほうが新鮮です。 日本国内の主な生産地は新潟県、群馬県、千葉県です。最近では、山形県のダダチャマメ、新潟県の茶豆などが、独特の香りや風味のよさで人気があります。 今日は季節の食べ物クイズの日です。スイカについての問題です。 問題、スイカは瓜科(うりか)の植物ですが、漢字ではどう書くでしょうか? 1番、南の瓜 2番、東の瓜 3番、西の瓜 答えは3番の、西の瓜です。 スイカの原産地はアフリカですが、中国では《西から伝えられた瓜》としてこの漢字が当てられ、それが日本に伝わりました。 英語で《Watermelon(ウォーターメロン)》、水の瓜と言うように約90パーセントが水分で厚い皮でおおわれ守られているので、暑い時期の水分補給になる果物です。 赤い果肉には、トマトの1.5倍のベーターカロテンのほか、リコピンも含まれ、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。 重さ15〜20キログラムで楕円形の《ジャンボスイカ》、皮が黒い《でんすけスイカ》、重さ2キロほどの《小玉スイカ》、観賞用の《四角いスイカ》など、さまざまな種類が栽培されています。 7月2日 給食今日はわかめについてお話します。 わかめは一万年以上前の貝塚からも発見されたほど古くから食べられてきました。 味噌汁やスープの具、酢の物、サラダなどに利用したり、ふりかけなどの加工品にされるなど、今でも、親しまれている食材のひとつです。 わかめには水溶性の食物繊維が豊富で、コレステロールを正常に保つ働きがあり、動脈硬化や糖尿病の予防も期待できます。 そのほかにも、余分な塩分を体外に出す効果があるカリウムや、骨や歯の健康に役立つカルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル類も豊富に含まれています。 以上、今日はわかめについてお知らせしました。 7月1日 給食今日は、ほうれん草についてお話します。 ほうれん草は緑黄色野菜の中でも栄養価が優れていて、体内でビタミンAに変わるβ(ベータ)カロテンは特に豊富に含まれています。 ほかにも抗酸化作用が強く、がん予防に効果的といわれるビタミンCや、貧血改善に効く鉄分や葉酸を豊富に含んでいます。 植物性の鉄分は体内に吸収されにくいですが、たんぱく質と組み合わせてとると吸収率がアップします。 各クラスにハートのおまけつき♪ 以上、ほうれん草についてお知らせしました。 6月28日 給食今日は、ツナについてお話します。 ツナは食感が肉にも似ていますが、まぐろから作られる海産物加工品です。 かつおを原料にして作られることもありますが、まぐろで作るほうが一般的です。缶詰として売られていますが、水煮のものや、油漬けのものなど種類はたくさんあります。 また、油漬けのものは調味料や野菜スープを加えてあるため、独特の味がついています。サラダに添えたり、さまざまな料理に加えることもでき、手軽に使えるので、自分で食事を作る時などに活用してみてください。 以上、今日はツナについてお知らせしました。 6月27日 給食今日は石狩汁についてお話します。 石狩汁は北海道の郷土料理です。北海道にある石狩川は鮭が産卵のために海から遡上してくることで有名です。 昔から、冬になるとこの地方では、鮭と野菜類をみそで味付けした石狩鍋という料理がよく食べられていました。 このことから、鮭をいれたみそ汁を石狩汁と呼びます。鮭の身の赤い色はアスタキサンチンという色素で、強力な抗酸化作用をもっているため、免疫力を高める効果があります。 以上、今日は石狩汁についてお話ししました。 6月26日 給食&クイズ ゼリー今日はバジルについてお話します。 バジルはハーブのひとつです。ハーブは香りがよく、薬効成分がある植物の総称です。葉っぱの部分を使うものが最も種類が多いとされていますが、実や茎、根っこ、種などもハーブとして利用されます。 バジルは花が咲く前の葉っぱの部分を食用にします。イタリア語のバジリコという名前でも知られていますが、トマトによく合い、イタリア料理には欠かせないハーブです。生でも使われますが、今日のサラダには乾燥して細かくしたものを使用しています。 今日は季節の食べ物クイズの日です。ゼリーについての問題です。 問題、次のうちゼリーに入れると固まりにくくなるのはどれでしょうか? 1番 牛乳 2番 レモン汁 3番 桃の缶詰め 正解は2番のレモン汁です。 レモン汁の様に酸味の強いものや、生のパイナップルやキウイフルーツなどを多く使うち固まりにくくなります。 ゼリーはフランス語で「ジュレ」といい、今から200年ほど前にフランスの菓子職人が考案したと言われています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 6月25日 給食今日はパエリアについてお話します。 パエリアは、スペインのバレンシア地方の料理で米と野菜、魚介類、肉などを一緒に炊き込みます。 パエリアという言葉は、バレンシア語でフライパンを意味しますが、これはパエリアがフライパンで作る料理のためだと言われています。パエリアは、本来サフランとよばれる香辛料を使用しますが、給食では代用品として黄色く色づくターメリックと呼ばれる香辛料を使って作りました。 以上、今日はパエリアについてお知らせしました。 6月24日 給食今日は古代米についてお話します。 古代米には黒米と赤米があります。 弥生時代から作られていたといわれているお米です。どちらも玄米の皮の部分に色素があります。 黒米は濃い紫色で、ほんの少し白米に混ぜて炊くだけで鮮やかな色に炊き上がります。赤米は黒米ほど濃い色はつきませんが、祝い事に用いられる赤飯のはじまりはこの赤米を炊いたものだったそうです。 以上、今日は古代米についてお知らせしました。 6月21日 給食今日は油淋鶏についてお話します。 油淋鶏は、中華料理のひとつで、粉をまぶして油で揚げた鶏肉に、甘酢あんをかけた料理です。 「油淋(ユーリン)」は油で「まんべんなく揚げる」という調理法のことです。鶏肉のほかにも、鯉(こい)などの魚を丸ごとじっくり揚げたりもします。 この油淋鶏にも使われるお酢は、最古の調味料といわれ、メソポタミア文明が栄えていた頃にはすでにあったといわれています。お酢には食欲を増進させる効果や、筋肉の疲れをやわらげたり、血液をさらさらにしたりする健康効果もあります。 以上、今日は油淋(ユーリン)鶏(チー)についてお知らせしました。 6月20日 給食今日は、こんにゃくついてお話します。 こんにゃくは昔から「腹の砂をとる」と言われています。 その理由はこんにゃくの主成分の食物繊維のマンナンというものが体内ではほとんど消化されず、腸の働きを活発にし、体内の老廃物を外に出す働きがあるためです。 しかしこんにゃくは非常に消化されにくいので1度に大量のこんにゃくを食べることは好ましくありません。豚汁や煮物のようにほかの食物と組み合わせて食べるのが体に良いとされています。 こんにゃくの種類には板こんにゃく、したらき、玉こんにゃくなど色々な形と種類があります。 以上、今日はこんにゃくついてお知らせしました。 6月19日 練馬キャベツ献立 &クイズ今日は練馬区立の全ての小中学校で、練馬産のキャベツを使った献立を実施しています。 練馬中では、普段からキャベツや大根、小松菜、ほうれん草、にんじんなど、地場野菜を給食に使用していますが、同じ区内でも、畑が近くにない学校などは使えないこともあります。 そこで、そのような学校でも新鮮な練馬の野菜を味わってもらいたいと、練馬区教育委員会から全校にキャベツが配られました。感謝の気持ちをもっていただきましょう。 今日は季節の食べ物クイズの日です。けんちん汁についての問題です。 問題、けんちん汁に欠かせない食材は次のうちどれでしょう? 1番、肉 2番、魚 3番、油 正解は3番の油です。 欠かせない食材は油です。けんちん汁は千切りにした大根、にんじん、ごぼう、しいたけ、キクラゲ、崩した豆腐などをごま油で炒め、油揚げや湯葉で巻いて揚げる、中国の「ケンチャン」という料理が元になっていると言われています。なのでけんちん汁を作るときは、野菜を油で炒めるのがポイントです。 けんちん汁は仏教のお坊さんが食べる精進料理なので、肉や魚は入れません。 けんちん汁の名前は、神奈川県鎌倉市にある建長寺が作った「建長寺汁」がなまってけんちん汁になったと言われています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 6月18日 給食今日は、ごぼうついてお話します。 ごぼうはユーラシア大陸北部原産で平安時代に中国から薬草として渡来したといわれています。独自の歯ごたえと香りがあり古くから親しまれています。 ごぼうに含まれるイヌリン・セルロース・リグニンの含有率は野菜のなかでもトップクラスです。これらは便秘の解消、動脈硬化やがんの予防に効果があります。また、イヌリンは血糖値を下げる働きがあるので糖尿病にも有効です。 ごぼうは肉や魚との相性がよくごぼうのポリフェノールにはにおいを消す効果があるため、肉や魚と一緒に調理されることが多いです。 以上、今日はごぼうついてお知らせしました。 6月17日 給食今日は、メープルシロップついてお話します。 はちみつとメープルシロップはよく似ていますが、はちみつはハチの巣から採れる蜜のことです。ミツバチが採取した花の蜜で、それを巣の中で貯蓄したものです。ねっとりとした琥珀色の液体で古くから食用や薬用として親しまれています。 一方メープルシロップはサトウカエデというメープルの木から採れる樹液のことです。メープルの木に傷を付けておくとそこから樹液があふれだします。それを集め沸騰させて水分を飛ばし濃縮させたものをメープルシロップと呼びます。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 6月14日 給食今日は、ホキついてお話します。 ホキは体長40センチから100センチで鱈(たら)のような顔をしていますが、尾びれがウナギのように紐状に長いです。 主な生息域はニュージーランドやアルゼンチン、チリなどです。 日本へは昭和40年代後半に切り身用食材として輸入が始まりました。昭和50年代後半からは冷凍すり身にも加工されはじめました。ホキは白身魚でたんぱくな味のためバター焼きやムニエル、白身フライや塩焼きなどに調理されて食べられるのが一般的です。 今日の ホキには玉ネギ、マッシュルーム、マヨネーズ、チーズ・パン粉をのせてオーブンで焼きあげました。 以上、今日はホキついてお知らせしました。 6月13日 給食今日は、海苔ついてお話します。 今では黒い板状の海苔が一般的ですが、板状にするようになったのは江戸時代初期からだそうです。 東京の浅草は紙の産地でしたが、その前に広がる荒川河口は海苔の産地でもあり、もともと摘んではバラバラに干していた海苔を、いつしか紙のように、すくうようになったそうです。同じ頃に養殖も始まり、現代に至ります。 最近の海苔はほとんどが養殖されたもので、年間国内生産量が板海苔で 100億枚近くになっています。 都心から近い木更津は海苔の産地としても有名で収穫は冬に行うそうです。 以上、今日は海苔ついてお知らせしました。 |
|