第64回卒業式桜も咲き始め、卒業生の門出を祝っていました。雨に降られることの多い学年でしたが、最後の行事である卒業式は雨に降られることなく実施できました。 感染予防については緩和され、卒業生と教職員は歌以外は、原則マスクを外しての参加でした。3年間の学校生活はマスク生活でしたので、卒業式では笑顔(泣き顔?)をお互い見ることができました。 卒業証書授与では、一人一人と対面で証書を手渡すのですが、近距離でマスクなしの顔を見るのは、ほぼ初めてでしたので、こういう顔をしていたんだと卒業生も思ったはずです。卒業証書が私の手から離れて卒業生の手に渡る瞬間、上石神井中から離れていってしまうんだなと、卒業生一人一人に感じていました。そして受け取った証書を見て顔を上げたときの卒業生の顔は最高の笑顔でした。 卒業生が答辞として話す別れの言葉は、コロナ禍での学校生活について話していましたが、その中で負けずに頑張ってきたことがしっかりと伝わってきました。また、所々ユーモアもあり笑いを誘っていました。 今回の卒業式では、国歌・式歌・校歌を歌うことができました。最後に学校で歌う歌が校歌であったことがとても良かったです。時が経つにつれて、学校は生徒、教職員、時には校舎まで変わっていってしまいますが、時が経っても変わらないものが校歌です。どんなに年が離れていても、校歌を知っていることで同窓として繋がりがもてると思います。コロナ禍の3年間で大変でしたが、逆境に負けなかった第64期生として上石神井中の伝統を受け継いでください。卒業生一人一人の発展を願っています。 卒業おめでとうございます。(校長記) ※写真は今後、アップしていきます。 |
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