6月27日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 池の周りでは、シオカラトンボがスイスイと飛んでいました。胸から背中にかけて、気持ちの良いくらいきれいな水色をしているトンボです。枝先に止まったので、そっと子ども達が近づいてみました。一人の子が手を差し出してつかもうとした瞬間、シオカラトンボはすばやく逃げていきました。しかし、指先でかすかにトンボに触れることができたようです。トンボも、まさか子どもが手を出してくるとは思ってもいなかったのか、油断していたようでした。(写真上) また、トンボのヤゴの抜け殻を見つけた子がいました。草むらの中から、ヤゴの形をした背中の部分が割れている状態の殻を探し出してきました。先ほどのシオカラトンボの抜け殻かもしれません。 せっかく中庭に子ども達が来ていたので、サクラ草の苗の様子を見せてあることにしました。日陰のところで連休明けに種をまいたサクラ草が順調に生育し、一気に茂ってきました。ネコ除けとしてかぶせていた網を取ると、青々と葉が伸びてきています。来週あたりから、いよいよ植え替え作業を開始する予定でいます。まず、7月中に小さなビニールポットに植え替え、8月には一回り大きなポットに植え替えてと、徐々に大きくしていく予定です。(写真中) サクラ草の説明をしているうちに、子ども達の関心はすっかりカエルの方に行ってしまいました。サクラ草の苗床の周辺には、小さなヒキガエルの赤ちゃんがたくさんいます。サクラ草の苗に寄ってくる虫を捕食してくれるので、私にとっては「カエル様」として大切にしている仲間です。 ところで、1年生のアサガオと2年生のミニトマトの鉢が大ピンチになりました。土日の猛暑で、くたくたになってしまったのです。朝一番に子ども達が水やりをしていましたが、元通りに元気になるかが心配です。1年生の何人かの鉢には、きれいなアサガオの花がもう咲き始めました。置き場所と水やりを毎日確認しながら、この暑さをなんとか乗り越えられるようにしていく必要があります。 4年1組で保健の授業を行っていました。4年生では、1学期の保健の学習として、「変化してきたわたしの体」について学びます。今日は、身長や体重が年齢とともにどのように変化していくかということについて、学習していました。 まず、身長の変化について見ていくと、毎年同じように伸びていくわけではないということが分かりました。大きく伸びる時もあれば、少しだけ伸びる時期もあります。そして学齢期では、これから小学校の高学年〜高校生に向けて、身長や体重が大きく変化する時期にさしかかります。ただし、ここで大切なことは、身長の伸び方や体の発育の仕方には、個人差があるということです。(写真下) 1組の教室に入った時に担任の先生に声をかけられ、「校長先生はいつ頃から身長が伸びましたか?」と聞かれました。小学校の時はそれほど背が高い方ではなく、中学校に行ってから大きくなったということを子ども達に伝えました。(実際、小学校の時の背の順は、後々ずいぶん変わるものです。)これから高学年になると、自分の体の成長や変化について、様々な悩みが生じる時期です。大人が自身の経験を話してあげることが一番の安心につながるのではないでしょうか。 |
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