7月7日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「おっ!」と思い、教室に入って最後まで聞き入りました。実はこの絵本は、私のお気に入りの一冊なのです。以前、国語を専門とする知り合いの先生からプレゼントしていただいたことのある絵本です。(昨年度、読書旬間に合わせて子ども達にも紹介したことがあります。) 「ぼくは いつもおこられる。家でも 学校でも おこられる。」というところから始まります。妹を泣かせてお母さんに怒られたり、友達とけんかをして先生に怒られたりしますが、それぞれにその子しか知らない事情があったのです。お母さんも先生も、その過程を知らずに怒っていました。 7月7日、七夕様のお願いを短冊に書くことになりました。男の子は、一番のお願いを一生懸命考えました。小学校に入学してから教えてもらった平仮名で、一番のお願いを心を込めて書きました。短冊には、『おこだでませんように』と書きました。(「ま」の字が鏡文字になっています。) 先生のところに持っていったら、先生はじっと短冊を見ていました。そして、先生は泣き出したのです。「せんせい・・・。おこってばっかりやったんやね。・・・ごめんね。よう かけたねえ。ほんまに ええ おねがいやねえ。」と言いました。男の子は、先生に褒められたことを喜びます。さっそく願いごとがかなったと思いました。 家に帰ると、先生からお母さんに電話がありました。お母さんも、怒ってばかりいたことを反省し、男の子をぎゅっと抱きしめてあげました。・・・ この絵本は、大人(子どもを育てている全ての家の人や学校の先生)に読んでもらいたいお話です。この絵本を読んだら、きっと目の前の子どもにもっともっと優しくなれるような気がします。 4年2組の子ども達が、理科の時間に校庭〜中庭に出てきました。「季節と生き物(夏)」の学習として、学校で見られる植物や生き物の様子を調べる観察が目的だったようです。4年生の理科では、季節による気温の変化と、動植物の様子の変化とを関連付けて観察させていきます。 中庭から校庭に抜ける一帯(東側の道路沿いの辺り)は、雑草がうっそうと生え茂った自然観察園になっています。子ども達が、足で草むらをかき分けながら、虫を探して歩いていました。カメムシやダンゴムシを見かけましたが、まだバッタ類はいなかったようです。(写真中) 中庭の池の周りにも子ども達が集まっていました。やはり、池の中の生き物が気になるようでした。最近、中庭によくトンボが飛んでくるので、まだヤゴが池の中にいるのかもしれません。また、クロアゲハも最近よく見かけます。 午前中に自転車で練馬駅近くまで出張に行きましたが、光が丘公園では、セミが声高らかに鳴き始めていました。来週あたりには、旭町小の周りもセミの大合唱になるのではないでしょうか。 5,6校時に、6年生が部活動体験のために豊渓中学校に行ってきました。毎年6年生の子ども達にとって、中学校への進学の楽しみの一つとなるのが部活動です。あらかじめやってみたい部活動を決めておき、たっぷりと1時間、体験を楽しみました。 今日は、中1と中2の生徒達が中心になり、6年生を優しく受け入れてくれました。今の6年生が4年生の頃の高学年だった子ども達が、すっかり中学生として立派な姿でリードしてくれました。(写真下) どの部活動も、生徒が自主的に準備をしたり活動を進めていました。小学校のように、先生が全て指示を出して授業をするのとは違います。小学校との違いとして、自分で考え自分で行動する力が必要であるということが分かりました。夏が過ぎると、6年生は来年度に向けた進路について考える時期になります。 |
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