7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

7月21日(木)

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 夏休みの初日、8時45分から学力補充教室がありました。手さげやリュックに学習用具を入れて、たくさんの子ども達が登校してきました。
 3日間にわたって行われるので、低・中・高学年に分けて、補充教室の様子をお伝えします。今日は、低学年の様子です。
 一番参加希望が多かったのが1,2年生です。ということもあり、指導する先生方を複数名にして対応しています。音楽や図工専科、少人数担当、学力向上支援講師、生活支援員の先生方に低学年の各教室に入ってもらいました。
 1年生は、国語や算数のプリントの他に、夏休みの宿題のサマースキルに取り組む子が見られました。算数は、たし算・ひき算の問題(繰り上がり・繰り下がりなしの10までの計算)を繰り返し行わせます。とにかく1年生のこの時期は、これにつきます。指を折りながら計算している子も、次第に暗算で数字が出てくるようになります。以前もお知らせしましたが、2学期には「繰り上がり・繰り下がり」の計算があります。それまでに、しっかり数の合成分解に慣れておくことが大切です。
 国語の問題で悩んでいる子を見つけました。「わ」と「は」の使い方のプリントでした。□に「わ」か「は」を入れて文を作りましょう…という問題でした。問題文には「□□□、やさしいです。」となっていました。その子は、3つ目の□に「は」を入れてから、ずっと考え込んでいました。私も最初は「?」と思ったのですが、少し考えてから分かりました。「はは(母)は、やさしいです。」と、「は」が3つ入るのです。
 これをどう教えたらよいでしょうか? 「お母さんのことを何て言ってる?」と聞いたら、「ママ」と言っていました。「ママ以外に言い方あるよね。」と言ったら、「かあちゃん?」と言われ、「他にもない?」と聞いても「わかんない」と言っていました。「母親とか母っていう言い方は聞いたことある?」と、もう答えを教えるしかありませんでした。
 もう一つ、サマースキル(P2)に濁点「゛」や半濁点「゜」がつく言葉を入れる問題がありました。「えん□つ」は、鉛筆の絵も描いてあるので、□に簡単に「ぴ」が入りました。次の問題で悩んでいた子がいます。「さん□つ」という問題で、床屋さんで髪の毛を切ってもらっている絵が載っています。「ぱ」を入れて「さんぱつ(散髪)」が答えですが、1年生の子どもの何割の子が「散髪」という言葉を知っているでしょうか? サマースキルの問題を考えた人たちも迷ったと思いますが、もう少し1年生の子ども目線で問題を作ってほしいなと思いました。
 2年生の教室に行くと、国語も算数もグンと1年生よりも難しくなっていることを感じます。国語では、1学期に習った漢字を復習するプリントがありました。算数では、2桁同士のたし算・ひき算・・・それも、繰り上がり・繰り下がりのある筆算が1学期の大切な内容になっていました。たくさんある計算問題を、てきぱきと解いていくことが大切です。集中してどんどん進む子もいれば、しばらく鉛筆が止まっている子も見られました。計算のしかたが分からないわけではなく、気持ちが前に行かないだけのようでした。
 補充教室で学校に来ていれば、問題に取り組まなければ…という気持ちになります。しかし、今後夏休みに自分の家の中で学習する時は、そういうタイプの子は大丈夫かなと気がかりになります。学習は、理解するだけで終わりなのではなく、自主的に取り組む力も必要です。

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