8月9日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 昨日に続いて、旭町小の教員が、中堅研修の一環としてお世話になっています。学習指導は教員としての専門分野なのでかかわりやすいですが、学童やひろばは保育的な要素が大きく、様々な子どもに目を向けて支援を行わなければなりません。学校では学べないものが得られる貴重な研修になればと思います。(写真上) よく、「夏休み中に、先生達は何をしているの?」と問われる時があります。まず、普段取れない休みをまとめて取っています。第二土曜授業日の勤務の振替や、移動教室の振替、そして夏休の日数が割り当てられています。また、年次有給休暇を学期中も取ることは可能ですが、緊急の場合でなければ取りづらいのが教職です。こういう長期休業中に取得するようにしています。さらに、研修期間として、様々な教科の専門的な研修に参加する先生方も多く見られます。もちろん、校内での会議や校内研修の日もあります。 中庭の池には、多くのトンボが卵を産みに来ています。今の時期によく見られるのは、シオカラトンボとギンヤンマの産卵シーンです。 シオカラトンボは、飛んできたメスが単独で産卵していきます。瞬間的に空中で静止し、水面にお尻をつけるようにして水中に卵を産み付けます。 一方のギンヤンマは、オスとメスがつがいになって飛んで来て、石や草につかまった状態で産卵します。ギンヤンマのオスは、胸と腹の境目がきれいな水色をしています。(写真中)先頭にいるのがオスで、後ろのメスが水面にお尻を深く入れて、今まさに産卵しているところを撮りました。(望遠レンズを付けて撮った傑作写真だと思うのですが…)ギンヤンマは、植物の茎の中に卵を産み付けるため、メスの腹部分がかなり深く水中に入っている様子が分かります。写真では、池の藻の中に卵を産み付けているように見えます。 やがて卵からヤゴが誕生し、長らく池の中で過ごします。ヤゴたちには、ぜひ池に住んでいるボウフラをもりもりと食べてもらいたいと思います。 続いて、校庭の果樹園に行ってアンズの木に止まっていたアブラゼミの写真を撮りました。かなり近づいても逃げなかったのと、まだ鳴いていなかったこと、さらに近くの枝先に抜け殻があったことから、今朝誕生したばかりのアブラゼミと推測しました。(写真下) アブラゼミは、都市部では最も多く見られるセミです。鳴き方が地味(ジジジシ…)なのと、翅が不透明なことから、セミの中では人気が低いような気がします。しかし、幼虫として数年間地中で過ごしていながら、成虫は平均2週間の命と言われています。やっと地上に出てきた成虫を応援してあげたくなりました。 |
|