7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

8月22日(月)

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 今週は、毎朝校庭で、PTA主催のラジオ体操が行われています。ここ2年間は中止となっていたので、久し振りの開催となりました。
 初日の今日は、40名を超える子ども達が参加していました。保護者も含めると、60〜70名近く集まりました。眠い目をこすりながら、ラジオ体操のカードを首にぶら下げて校庭にやって来る子どもの姿は、昔からある光景としての懐かしさを感じます。
 ラジオ体操は、第一体操に続いて第二体操も行いました。私自身、ラジオ体操を行うのは久し振りのことでした。しかし、音楽がかかると自然と体が動くものです。子どもの頃は、田舎に住んでいたこともあり、毎夏1か月以上ラジオ体操がありました。そして、高学年になると順番に朝礼台に上がってお手本の体操をする役割がありました。ですから、6年生の子ども達は夏休み前に市の体育館に集められ、ラジオ体操の講習会に参加させられていました。第一体操と第二体操に分けて2日間、夜1〜2時間かけて体操一つ一つのポイントを習った覚えがあります。子どもの頃にそうやって習ったことは、何十年と経っても体がしっかり覚えているものです。
 最近は少なくなりましたが、運動会の準備運動にラジオ体操を行う学校がよくありました。教職に就き、子どもの頃にラジオ体操の研修を受けた経験が役に立ちました。
 ところで、参加した子ども達には、毎日参加賞がもらえることになっているようです。(写真下)明日以降も、たくさんの子ども達の参加を待っています。

8月17日(水)

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 お盆休みが終わり、電車の中にいつもの通勤客が戻ってきました。東京では昨日も猛暑日を記録しました。しかし、今日からは幾分気温が下がり、ようやく秋の気配が感じられそうです。
 「秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」古今和歌集の歌です。秋が来たと、はっきりとは目に見えないけれど、風の音に秋の訪れに気づかされた・・・昔の人は、自然の事象に全身の感覚を使って感じ取る繊細さを兼ね備えていました。確かに今朝、学校の中庭に出てみると、昨日までとは違う空気の流れを感じることができました。
 その中庭の真ん中に、大きな柿の木があります。毎年たくさんの実がつくのですが、日当たりが悪いからでしょうか、熟す前にぼとぼとと落ちてきます。かなり大きな木で、日当たりが良ければおいしい柿の実がつきそうです。
 ところで、その柿の木の樹皮のあちこちに、着生植物が生えています。常緑性のシダ植物の「ノキシノブ」です。日陰でじめじめとした環境が適しているのでしょう。シダ植物なので、胞子で繁殖していきます。細長い葉の裏に茶色い粒々が見えますが、そこから胞子が散らばって増えていきます。(写真上)
 旭町小には、柑橘系の木が多く植えられています。ミカンやキンカンの木が、校庭や中庭のあちこちにあります。そのため、アゲハチョウがよくやってきます。アゲハチョウは、柑橘類の木を選んで卵を産んでいきます。正門を入って右側に、大きなミカンの木があります。アゲハチョウが飛んできたのでカメラを構えてシャッターチャンスをうかがいました。時々枝先の葉にとまりながら、卵を葉裏に産み付けていました。(写真中)
 よく見ていると、卵を1つずつミカンの木のあちこちに産み付けることに気がつきました。生まれてきた幼虫が十分な葉を食べられるように、あるいは敵に狙われずに親になる確率を高めるためでしょうか。アゲハがたくさんの卵を産み付けても、幼虫のうちのほとんどが鳥の餌になってしまうそうです。
 今日はもう1種類、きれいなチョウチョを見つけました。ツマグロヒョウモンのメスです。ツマグロヒョウモンのオスは、翅全体がヒョウ柄のあるオレンジ色です。一方のメスは、オスとは違って翅の先端が青黒く、美しい色合いをしています。(写真下)
 このメスの色合いは、カバマダラというチョウの擬態であると言われています。カバマダラも、オレンジ色できれいなチョウですが、毒を含んでいるそうです。
 ツマグロヒョウモンの幼虫は、スミレ類の植物を好んで食べます。ですから、パンジーやビオラなどにもよく着生しています。黒色でトゲのような突起がたくさん出ているため、一見すると蛾の幼虫かと思うほどです。

8月9日(火)

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 今日も学童クラブでは、9時から学習の時間が始まっていました。学童の部屋では1年生が、家庭科室では2,3年生がそれぞれ机に向かっていました。
 昨日に続いて、旭町小の教員が、中堅研修の一環としてお世話になっています。学習指導は教員としての専門分野なのでかかわりやすいですが、学童やひろばは保育的な要素が大きく、様々な子どもに目を向けて支援を行わなければなりません。学校では学べないものが得られる貴重な研修になればと思います。(写真上)
 よく、「夏休み中に、先生達は何をしているの?」と問われる時があります。まず、普段取れない休みをまとめて取っています。第二土曜授業日の勤務の振替や、移動教室の振替、そして夏休の日数が割り当てられています。また、年次有給休暇を学期中も取ることは可能ですが、緊急の場合でなければ取りづらいのが教職です。こういう長期休業中に取得するようにしています。さらに、研修期間として、様々な教科の専門的な研修に参加する先生方も多く見られます。もちろん、校内での会議や校内研修の日もあります。
 中庭の池には、多くのトンボが卵を産みに来ています。今の時期によく見られるのは、シオカラトンボとギンヤンマの産卵シーンです。
 シオカラトンボは、飛んできたメスが単独で産卵していきます。瞬間的に空中で静止し、水面にお尻をつけるようにして水中に卵を産み付けます。
 一方のギンヤンマは、オスとメスがつがいになって飛んで来て、石や草につかまった状態で産卵します。ギンヤンマのオスは、胸と腹の境目がきれいな水色をしています。(写真中)先頭にいるのがオスで、後ろのメスが水面にお尻を深く入れて、今まさに産卵しているところを撮りました。(望遠レンズを付けて撮った傑作写真だと思うのですが…)ギンヤンマは、植物の茎の中に卵を産み付けるため、メスの腹部分がかなり深く水中に入っている様子が分かります。写真では、池の藻の中に卵を産み付けているように見えます。
 やがて卵からヤゴが誕生し、長らく池の中で過ごします。ヤゴたちには、ぜひ池に住んでいるボウフラをもりもりと食べてもらいたいと思います。
 続いて、校庭の果樹園に行ってアンズの木に止まっていたアブラゼミの写真を撮りました。かなり近づいても逃げなかったのと、まだ鳴いていなかったこと、さらに近くの枝先に抜け殻があったことから、今朝誕生したばかりのアブラゼミと推測しました。(写真下)
 アブラゼミは、都市部では最も多く見られるセミです。鳴き方が地味(ジジジシ…)なのと、翅が不透明なことから、セミの中では人気が低いような気がします。しかし、幼虫として数年間地中で過ごしていながら、成虫は平均2週間の命と言われています。やっと地上に出てきた成虫を応援してあげたくなりました。

8月8日(月)

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 昨日(8月7日)は、二十四節気の「立秋」でした。しかし、秋の気配はまだ先になりそうです。先週後半はいくぶん涼しくなったものの、今日からまた猛暑が続く予報となっています。
 旭町小に咲いているヒマワリが、元気な姿を見せています。まず、(写真上)のヒマワリは、児童玄関前の花壇で飼育・栽培委員会が育てているヒマワリです。春に種をまき、かなり背が高くなりました。このヒマワリは、1本の茎から枝分かれしてたくさんの花をつけるタイプの品種です。すでに花が終わったものもありますが、分枝して花を次々につけるので、これから咲くつぼみもたくさんあります。
 一方、校庭西側の学年園には、3年生が理科の学習で種まきをしたヒマワリが見頃を迎えつつあります。(写真中)こちらのヒマワリは、1本の茎に1つの花がつく「1本立ちタイプ」です。この他にも、ヒマワリには様々な園芸品種が出回っています。コンパクトに背が低く咲くタイプや、赤やオレンジ系の色が入ったタイプ、ゴッホの絵に描かれたような八重咲タイプなど、いろいろあります。
 以前、「ヒマワリは、太陽の動きを追いかけるように花の向きを変える」と言われたことがありましたが、1日のうちに花の向きが動くということはないようです。しかし、若くてグングン伸びる時期は、葉やつぼみが日光に当たるように向きが変わったりすることはあります。そのため、花が咲くころには成長が止まり、花が一定の向きになっていることが多いようです。3年生のヒマワリは、全て東の方を向いて咲いています。
 3年生の畑は、大きな桜の木のために、日当たりがよくない場所です。しかし、日陰に育つ植物にとっては、とても良い環境になっています。その恩恵を受けている植物の一つがツユクサです。(写真下)
 道端にどこにでもある雑草ともとらえられがちですが、ツユクサは小学校ではなくてはならない植物です。6年生の理科「植物の成長と水の関わり」の学習で、葉の裏の気孔細胞を観察する際に、ツユクサの葉が利用されます。葉裏の薄皮がはがれやすく、そのまま顕微鏡で気孔を見ることが可能です。(教科書にも、ツユクサの葉を利用すると良いと紹介されています。)
 ツユクサは、6月から9月まで青い小さな花を咲かせます。アサガオのような一日花で、昼頃にはしぼんでしまいます。俳句では、ツユクサは秋の季語に分類されています。「露」が秋の季語であるからかもしれません。立秋を過ぎ、こんな小さな花に秋を感じることができました。

8月4日(木)

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 昨日、パソコン室の撤去作業がありました。練馬区では、昨年度より1人1台のタブレットPCが貸与されています。タブレットの導入により、児童用のパソコンは不要であるとの考えから、全小中学校のパソコン室の機器を撤去することになりました。
 学校にパソコン室ができたのは、平成12年の3月です。旭町小、あるいは区内の学校を卒業した保護者の方は、パソコン室を利用されていたのではないでしょうか。最初の頃は、デスクトップ型のパソコンでした。途中からノートパソコンに替わりましたが、それでも各校20台の配置だったため、2人で1台のパソコンを使わなければなりませんでした。
 授業での活用としては、インターネットでの調べ学習が中心になりました。教室から移動しなければならず、さらに他のクラスと重ならないように使用時間を調整したりと、指導する側の準備にも手間がかかりました。
 今後は、この旧パソコン室をどう利用するか…ということを検討していきます。他校では、学級増のために普通教室にする工事を予定しているところもあります。旭町小では、今のところ教室に余裕があるので、子ども達の活動ができる環境へと考えていきたいと思います。(写真上・中)
 北校舎1階の給食室前に、栄養黒板や1週間の献立が書かれたホワイトボードがあります。また、給食に関する資料が栄養士さんによって作成され、掲示してあります。その一つに、牛乳パックのリサイクルについてのお知らせが貼ってありました。
 「給食の牛乳パック20枚で、1つのトイレットペーパーを作ることができます。牛乳パックも大切な資源です。きれいに洗ってリサイクルを続けていきましょう。」と書いてあり、実際に20枚の牛乳パックとトイレットペーパー1巻が展示してありました。(写真下)
 少し前までは、区内の給食では牛乳ビンを使っていました。(牛乳ビンの歴史は長かったはずです。)牛乳ビンは、繰り返し使うことができますが、破損や重いこと、回収が大変なことなどから、紙パックに切り替えられました。練馬区が紙パックに切り替えたのは、23区の中では遅い方だったと思います。
 牛乳パックをリサイクルに出すためには、学校で解体して全て洗わなければなりません。コロナ禍前までは、子どもの当番活動として行わせていました。現在は、基本的に担任が行うようにしています。そろそろ子ども達に行わせてもよいかと思いますが、そのたびにビニール手袋をつけさせることを考えると、SDGsに反することになります。
 また、ストローやストローの入っているビニールごみが毎日出ていることも気になります。きっと、そういうごみを減らすことができる良い方法を、どこかで検討してるのではないでしょうか。

8月2日(火)

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 この間の土日に、校舎内全ての廊下と階段にワックスがけが行われました。校内を歩いていると、光が反射して輝き、水の上を歩いているかのようです。(写真上・・・南校舎1階の1年生の廊下です。)
 旭町小では、主事室も給食室も業務委託で運営されています。主事室は、普段は3名体制ですが、ワックスがけなどの時には会社から人を派遣して一斉に行っています。また、職員が勤務しない休みの日に行ってもらえるので、とても助かります。職員室も校長室も、全てきれいにワックスがかかりました。
 夏休み中は、教員はほとんどエアコンの恩恵を受けながら仕事をしていますが、用務主事さんたちは猛暑の中でも通常の勤務です。学校が始まるのは1か月先ですが、子ども達に主事さん方の苦労を伝え、校舎を大切に使うように話していきたいと思います。
 熊谷で41度の予報が出るほど、今日も危険な猛暑日となりそうです。そのような中でも、ひろば室と学童の部屋には、たくさんの子ども達が来ていました。エアコンの効いた部屋を使い、友達と楽しそうに過ごしていました。
 学童の部屋では、学習課題が終わり、本を読んでいる子の姿が多く見られました。1年生の子が、ドラえもんの単行本の44巻と45巻を読んでいました。(写真中)現在出ているのが45巻までのようですが、まだまだ続編を出してもらいたいものです。大学生の頃、18巻までそろえて持っていました。今まで何度かドラえもんの映画を見に行ったこともありますが、温かみと夢のあるアニメで大好きです。
 猛暑とともに、毎日セミの大合唱が聞こえるようになりました。学校だよりの夏休み号にも書いたように、セミを捕まえるのは難易度の高い昆虫採集です。学校だよりの紙面がもっとあれば、さらにたくさんのセミとの思い出を書きたかったほどです。
 セミが羽化する様子を見たことがありますか? 子どもの頃、夏休みのラジオ体操に行く道すがら、その瞬間に出会いました。真っ白な体が青緑に光りながら、殻を破って出てくる神秘的な姿は、今でも脳裏に焼き付いています。
 セミの幼虫は、土の中で数年間、根の汁を吸いながら育っていきます。セミの種類によって土の中にいる年数は違うようです。1〜2年で出てくるセミもいれば、4〜5年かかるセミもいるようです。(昔、13年くらい土の中で過ごすと言われていたことがありましたが、最近の研究ではそこまで長い期間ではないようです。)
 大きな木の周りをよく見ると、セミの幼虫が出てきた痕跡がたくさん見つかります。まず、地面のあちこちに穴が開いています。夜中〜明け方にかけて、幼虫が地面から出てきた穴です。そして、木の幹や枝先、壁などに、幼虫の抜け殻をたくさん見つけることができます。
 学校の中庭にも、たくさんの抜け殻がありました。コンクリートの壁を、6本の爪でしっかり支えて登ってきたのでしょう。1年前、東京オリンピックで初めてスポーツクライミングが競技として採用されました。セミの幼虫たちがこの競技に出たら、時間はかかるかもしれませんが、確実にゴールまで登りつめるはずです。
 殻の背中には、白い糸のようなものがついています。これは、幼虫が呼吸をするための気門という部分が脱皮した跡のようです。成虫と殻とがつながっていた「へその緒」のようにも見えます。(写真下)

8月1日(月) その2

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 続いて10時半から、高学年(4〜6年生)の科学実験教室がありました。「食塩水電池を作ろう」というテーマで、電池の歴史や仕組みを学ぶとともに、身近な材料から電池を作る実験を行いました。
 電池は、今では様々なところで使われ、生活には無くてはならないものです。今から約200年前の1800年、イタリアのボルタが最初の電池を発明しました。そこで今日は、ボルタが発明した電池の原理をもとに、日常にある材料を使った電池を作る実験を行いました。
 食塩水と活性炭、アルミカップ等を使って、簡単な電池を作ることができます。テスターを使うと、ちゃんと電圧が測定できました。さらにその仕組みを2段重ねると、約2倍の電圧が発生することが分かりました。(乾電池の直列の原理です)
 次に、作った電池を利用してモーターにつなぎ、プロペラを回しました。5分間動かし続けた後に電圧を測ると、少し数値が下がりました。(電池が消耗したことが分かります。)アルミカップをはずしてみると、ところどころに穴があいたり薄くなったりしていました。電気の発生のためにアルミニウムが使われたことが分かりました。
 低学年の部でもそうでしたが、スプーンやスポイトの使い方など、実験器具の扱い方についても細かく指導していただきました。実験を安全に行うとともに、正確にできるように教えていくのがディレクトフォースの皆さんのコンセプトであり、毎回感心させられます。
 9月には、科学クラブへの出前実験教室も依頼しています。科学について楽しく学び、子ども達の興味・関心を高めていけるようにしていきます。

8月1日(月) その1

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 一般社団法人ディレクトフォースの皆様による「夏休みの科学実験教室」が開催されました。ディレクトフォースは、様々な企業で活躍されてきた経験を生かし、子ども達に科学の楽しさを伝える方々の団体で、多くの学校等で科学実験の指導をしています。
 昨年度は、科学クラブに「出前実験教室」を行っていただきました。旭町小での夏休みの科学実験教室は、今回が初めての試みでした。6月末に募集をかけたところ、参加申し込みが非常に多く、全校で142名の希望がありました。抽選を行い、低学年と高学年の部ともに、32名ずつの子ども達が参加して行われました。
 8時45分からは、低学年(1〜3年生)に「香りの粒を作ろう」というテーマで実験教室が行われました。
 まず、吸水性樹脂の性質について学びました。吸水性樹脂は、紙おむつや保冷剤など、様々なところに利用されています。吸水してふくらみ、水分を保持するはたらきがあります。
 さらに、吸水性樹脂が「浸透圧」を利用して水を吸収している仕組みを実験で確かめました。吸水してジェル状になった樹脂に食塩を入れて混ぜると、一度取り込まれた水分がまた出てきます。これは、食塩のはたらきで「浸透圧」が生じ、水分が滲み出てくる現象で、漬け物や梅干し作りにこの原理が使われています。
 最後に、吸水性樹脂に色と香りをつけて「香りの粒」(芳香剤)を作り、おみやげとして持ち帰りました。小学生に難しい内容を、様々な実験を取り入れながら分かりやすく教えていただきました。

7月28日(木)

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 9時から11時半まで、図書室開放がありました。夏休み前に借りた本を返却したり、新たに本を借りることができます。図書室に寄って本を借りてからひろば室に行く子もいたりと、たくさんの子ども達が図書室を訪れていました。
 図書管理員さんの他にも図書担当の教員が加わり、本の貸し出しや本を探す相談に対応していました。中には、家で借りたい本のリストをメモしてきて、図書管理さんに聞いていた子もいました。図書室では、本棚を何度も行ったり来たりしながら、すてきな本と出会う楽しみがあります。本を読むことはもちろんですが、たくさん並んでいる本からお気に入りの1冊を選ぶ喜びも大切にしたいものです。
 旭町小の子ども達は、みんな本が大好きです。どの子も、目を輝かせて図書室に入ってきます。次回の図書室開放は、8月25日(木)です。それまで1か月もあるので、ぜひ光が丘図書館など、近隣にある図書館を利用してみてはいかがでしょうか。
 そういう私も、長期休業中はよく光が丘図書館を利用しています。(昨日、光が丘図書館に行って借りてきたばかりです。)区立図書館では、インターネットで本を予約しておき、本が届いてから借りることも可能です。感染状況を考え、図書館にいる時間を短くするためにも便利です。
 旭町小の図書室には、1学期に新しく購入した本を紹介しているコーナーがあります。そこに、「くろくんとふしぎなともだち」という絵本がありました。「くれよんのくろくん」の続編にあたる絵本です。クレヨンのくろくんがいろいろな乗り物と出会う楽しいお話です。この愛くるしい登場人物の描き方は、もしかして…と思って作者を調べると、「なかや みわ」と書いてありました。そら豆くんシリーズの作者です。絵本も作者で本を探したり、同じシリーズの本を探したりすることで、楽しみがどんどん増していきます。
 今日は、1学期に募集した図書ボランティアの方々の集まりもありました。2学期に、朝読書の時間を利用して、本の読み聞かせを行っていただく方向で計画をしています。皆さんで、本が大好きな子ども達を一緒に育てていきましょう。

7月27日(水)

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 飼育・栽培委員会は、夏休み中に当番活動が割り振られています。毎朝8時半頃に玄関前に来て、池の生き物へのエサやりと、花壇の水やりを行っています。
 池の生き物は、カメと鯉です。カメ吉くんは、たいてい石の上でのんびりと甲羅干しをしています。委員会の子が近くにエサを投げ入れると、首を伸ばして届く範囲のエサをゆっくり食べます。(カメ吉というのは、私が昨年から勝手につけている名前で、正式名称にはまだ認められていません。)
 池の中をのぞいたことがある方はお分かりだと思いますが、とてつもなく大きな鯉がいます。他の鯉もそこそこの大きさですが、とにかく大きな鯉が目立ちます。エサを投げ入れると、その鯉がバクバクとほとんど食べてしまいます。この池のスペースではかわいそうなくらい体が大きくなってしまいました。委員会の子ども達が、毎日律義にエサやりをしてくれているので、ますます立派な体格になっていきそうです。(写真上)
 一方、飼育・栽培委員会の「栽培」は、おもに玄関前の正方形の花壇のお世話をしています。春から夏になり、ヒマワリが大きく成長してきました。また、赤いサルビアがたくさん咲き始めています。ほとんどの植物を種から育てていて、自然に生い茂った感じの花壇になっています。(写真中)
 担任として旭町小にいた時(15〜21年前)、私も栽培委員会の担当をしていました。当時は、飼育委員会と栽培委員会は別々で、飼育委員会はウサギのお世話をしていました。私が担当した栽培委員会は、菊をさし芽で増やしたり、サクラ草を種から育てたりしていました。パンジーの植え付けもしていたように記憶しています。忙しい時期にはやることが多く、さらに冷たい水で鉢をたくさん洗わなければならないなど、積極的に希望する子がいるような委員会ではありませんでした。
 5年生も、夏休み中に当番活動があります。稲の水の管理をする仕事を、学年全員で割り振り、毎日数名ずつ当番に来ています。今日は3人の子が来て、田んぼに水を入れたり、バケツ稲に水を追加したりしていました。(写真下)
 5年生が総合の学習で育てている稲は、今のところ順調に生育しています。根元を見ると、バケツいっぱいに根がしっかり張っています。かなり株の分げつ(根元から新しい茎が出てくること)が進み、この調子だとあと2〜3週間後には穂が出てくる様子が見られそうです。

7月26日(火)

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 熱帯低気圧の影響で、朝から時折強い雨が降っています。しかし、学童クラブやひろば室では、子ども達が今日も楽しく過ごす様子が見られます。
 学童クラブの部屋は、体育館下に出入り口があり、夏休み中もたくさんの子ども達が通っています。9時から学習の時間が始まるというので、様子を見に行きました。学童の部屋では、テーブルに向かって1年生の子ども達が、それぞれのワークブックの問題に取り組んでいました。問題文を読みながら、たし算になるのかひき算になるのかを一生懸命に考えながら解いていました。中には、学校の宿題はもう終わったので、家で購入してもらった問題集を持ってきて勉強していた子もいました。(写真上)
 学童クラブの2,3年生は、家庭科室で学習します。サマースキルを使って復習問題に取り組んでいました。昨日までは補充教室があったので、担任の先生に分からないところを聞くことができました。今日からは、学童の先生に聞くことができます。また、職員室まで来れば、学校の先生方も懇切丁寧に教えてくれることでしょう。(写真中)
 一方、ひろば室にも、朝早くから子ども達が集まり始めていました。「あさひっこひろば」は、視聴覚室と図書室を使い、9時から17時まで利用することができます。こちらも、常時スタッフが子ども達の見守りをしているので安心です。登録していれば自由時間を利用することができます。また、夏休み中は、お弁当を持参して半日〜1日利用している子もいるようです。
 レゴがお気に入りの子ども達がいるようで、朝から仲間が集まって組み立てて遊んでいました。(写真下)他にも、子ども達がお気に入りのおもちゃやゲームがたくさん用意されています。また、図書室で宿題に向かう子や、マンガを読む子の姿も見られました。今日のような雨の日は、体育館で遊べる時間を設定したりもしています。

7月25日(月)

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 上練馬公園から、ニイニイゼミに加えてミンミンゼミの声も聞こえてくるようになりました。二十四節気の「大暑」を迎え、いよいよ夏本番に入りました。
 今日は、学力補充教室の最終日でした。汗を拭いながら、たくさんの子ども達が登校してきました。3日目の今日は、高学年の様子をお伝えします。
 5,6年生は、各クラスとも10名前後の子ども達が参加していました。夏休みの宿題になっているサマースキルに取り組んだり、算数プリントの問題に挑戦している姿が見られました。5年生の算数では、1学期に体積や比例、小数のかけ算・わり算、合同な図形のかき方の学習を行ってきました。2学期に入ると、今度は分数の計算が多く出てきます。小数の計算の仕方については、この夏休み中にしっかり復習しておくことが大切です。
 一方、6年生の教室では、算数プリントの習熟とともに、社会科(歴史)の学習を行っていました。6年生の算数では、1学期に分数のかけ算・わり算の学習がありました。整数のかけ算が2年生の九九から始まり、3年生でわり算を学習し、5年生で小数のかけ算・わり算、そして6年生で分数のかけ算・わり算を学習しています。たし算とひき算についても同様に考えていくと、整数〜小数〜分数と、低学年から系統的に学ぶように配列されています。特に算数では、前学年での学習内容が定着していないと、新しい学年での学習が困難であると言われるのは、そういう教科の特色があるからです。
 ところで、6年生の算数プリントに、次のような問題がありました。「2/7mの重さが4/5kgの鉄の棒があります。この鉄の棒、1mの重さは何kgですか?」問題文に出てくる数字が分数になると、途端に難しくなるものです。単位量あたりの大きさ(もとになる1とみる量を求める問題)は、5年生で習っていますが、数字が分数の場合でも同じように計算することができるということは、6年生の1学期の学習内容です。
 数直線を使って考えさせる方法でよく指導しますが、私はいつも「簡単な整数に置き換えて考えさせる」という方法で教えてきました。問題文の分数をそれぞれ整数に置き換え、「2mの重さが4kgの鉄の棒、1mの重さは何kgですか?」とします。この場合は、「4÷2」で求まるので、もとの分数も同様にわり算を使い、「4/5÷2/7」として計算します。
 高学年でよく文章問題に出てくる小数や分数のために、子ども達は具体的な大きさがつかめず、難しくとらえがちです。簡単な整数に置き換えて考えるという方法を使うことで、立式に結び付けることが容易になります。ぜひお試しを・・・。それにしても、分数÷分数という問題文自体が現実的でないと思いませんか? 小数同士のわり算は日常で使われそうですが、分数のわり算をわざわざ文章題にする意味があるのでしょうか。

7月22日(金)

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 学力補充教室の2日目は、3,4年生の様子についてお伝えします。
 3年生の教室では、算数プリントや漢字プリントを中心に補充教室が行われていました。3年生は、1学期にわり算を初めて学習しています。わり算の意味を学んでから、九九を1回使って答えを求めるやり方を学習しました。また、あまりが出る場合についても、7月に学習しています。わり算では、九九を使って答えを求めることになるので、2年生で学習した九九の定着がとても重要です。
 また、大きい数のたし算・ひき算も、1学期の大切な学習内容でした。3位数〜4位数までの筆算なので、千の位までのたし算・ひき算が正確にできるように練習します。繰り上がりや繰り下がりを1か所でも間違えると、答えが違ってきてしまいます。計算練習は、とにかく繰り返したくさんの問題に取り組むことで、正確さを身につけさせていくことが重要です。
 一方、4年生の算数は、3年生の時のわり算をさらに発展させて学習しました。わり算の筆算でのやり方を学習したのが1学期の内容でした。3桁までの数を1桁の数でわる場合の筆算(あまりのある場合も含めて)を、プリントやドリルを使って復習していました。2学期に入るとすぐに、2桁の数でわる学習があります。この夏休み中に、まずは1桁でわる計算がしっかりできるように習熟しておく必要があります。
 また、漢字の学習に取り組んでいた子は、日本地図が描かれたプリントに47都道府県を漢字で書く練習をしていました。4年生は、1学期に習った新出漢字のほとんどが都道府県名の漢字です。何度も繰り返し練習してきたので、全ての都道府県を漢字でスラスラと書けるようになった子がいます。しかし、漢字は普段使わないと忘れてしまうものです。夏休み中も何度か練習しておく必要があります。都道府県ワークシートが4枚、夏休みの宿題として配られています。週に1回、自分でテストをしてみるなど、4枚をどう活用するかで力がついてくるでしょう。
 正直な話、私自身が都道府県名を全て漢字で書けるという自信はありません。先日、「群馬県」とメモを取ろうとしてペンが止まりました。きっと、茨城や鳥取、岐阜など、今はキーボードに打ち込んで変換されていますが、手書きの場合は戸惑いそうです。そもそも、手書きの書類を書くこと自体、今はほとんどありません。自分のスケジュール帳にメモを書く時ぐらいでしょうか。
 ところで、4年1組の教室に、国語の授業でグループごとに作成した新聞が掲示してありました。模造紙1枚に、グループごとにテーマを決めて調べた内容がまとめてありました。
 まず、校長室にインタビューに来た子ども達の新聞に目が行きました。私の顔写真や校長室で撮った花の写真が貼ってあり、インタビュー内容が上手に記事として書かれていました。他にも、クラスのみんなが好きな給食について、アンケート調査をしてまとめた新聞もありました。1位…揚げパン、2位…カレーライスと、ここまでは予想通りでしたが、3位にピザトースト、4位にABCスープ(練馬スパゲティ、タコライスも4位)、5位に豆乳シチューというのには驚きました。家庭であまり食べない料理に人気があるのでしょうか。
 ただ、「ABCスープが好き」というのは、子どもらしいなと思います。ABCスープは、アルファベットの形の小さなパスタが入った野菜スープです。給食の時間に、スプーンで自分の好きなアルファベットを探しながらスープを味わっている光景が浮かんできます。

7月21日(木)

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 夏休みの初日、8時45分から学力補充教室がありました。手さげやリュックに学習用具を入れて、たくさんの子ども達が登校してきました。
 3日間にわたって行われるので、低・中・高学年に分けて、補充教室の様子をお伝えします。今日は、低学年の様子です。
 一番参加希望が多かったのが1,2年生です。ということもあり、指導する先生方を複数名にして対応しています。音楽や図工専科、少人数担当、学力向上支援講師、生活支援員の先生方に低学年の各教室に入ってもらいました。
 1年生は、国語や算数のプリントの他に、夏休みの宿題のサマースキルに取り組む子が見られました。算数は、たし算・ひき算の問題(繰り上がり・繰り下がりなしの10までの計算)を繰り返し行わせます。とにかく1年生のこの時期は、これにつきます。指を折りながら計算している子も、次第に暗算で数字が出てくるようになります。以前もお知らせしましたが、2学期には「繰り上がり・繰り下がり」の計算があります。それまでに、しっかり数の合成分解に慣れておくことが大切です。
 国語の問題で悩んでいる子を見つけました。「わ」と「は」の使い方のプリントでした。□に「わ」か「は」を入れて文を作りましょう…という問題でした。問題文には「□□□、やさしいです。」となっていました。その子は、3つ目の□に「は」を入れてから、ずっと考え込んでいました。私も最初は「?」と思ったのですが、少し考えてから分かりました。「はは(母)は、やさしいです。」と、「は」が3つ入るのです。
 これをどう教えたらよいでしょうか? 「お母さんのことを何て言ってる?」と聞いたら、「ママ」と言っていました。「ママ以外に言い方あるよね。」と言ったら、「かあちゃん?」と言われ、「他にもない?」と聞いても「わかんない」と言っていました。「母親とか母っていう言い方は聞いたことある?」と、もう答えを教えるしかありませんでした。
 もう一つ、サマースキル(P2)に濁点「゛」や半濁点「゜」がつく言葉を入れる問題がありました。「えん□つ」は、鉛筆の絵も描いてあるので、□に簡単に「ぴ」が入りました。次の問題で悩んでいた子がいます。「さん□つ」という問題で、床屋さんで髪の毛を切ってもらっている絵が載っています。「ぱ」を入れて「さんぱつ(散髪)」が答えですが、1年生の子どもの何割の子が「散髪」という言葉を知っているでしょうか? サマースキルの問題を考えた人たちも迷ったと思いますが、もう少し1年生の子ども目線で問題を作ってほしいなと思いました。
 2年生の教室に行くと、国語も算数もグンと1年生よりも難しくなっていることを感じます。国語では、1学期に習った漢字を復習するプリントがありました。算数では、2桁同士のたし算・ひき算・・・それも、繰り上がり・繰り下がりのある筆算が1学期の大切な内容になっていました。たくさんある計算問題を、てきぱきと解いていくことが大切です。集中してどんどん進む子もいれば、しばらく鉛筆が止まっている子も見られました。計算のしかたが分からないわけではなく、気持ちが前に行かないだけのようでした。
 補充教室で学校に来ていれば、問題に取り組まなければ…という気持ちになります。しかし、今後夏休みに自分の家の中で学習する時は、そういうタイプの子は大丈夫かなと気がかりになります。学習は、理解するだけで終わりなのではなく、自主的に取り組む力も必要です。

7月20日(水) その3

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 今日は、各教室において、学期末の様々な光景が見られました。学校だよりを始め、多くの配布物が配られていました。また、1学期に行ったテストやプリント、作品類などが返却されていました。
 また、夏休みの生活についてのプリントには、健康・安全にかかわるきまりが明記されています。それぞれの学年に合わせて、担任の先生が夏休みの過ごし方について説明を加えながら話をしていました。
 さらに、夏休みの宿題についても、各教室で指導がありました。漢字や計算の復習の他に、読書や自由研究などの長い休みならではの宿題が出されています。どの学年も、大きな封筒に宿題の一覧が明示され、まとめて入れて持ち帰るように指導しています。(写真上)
 1年生の宿題もたくさんありました。夏休み用のワークブックやアサガオの観察カード、絵日記、読書カード、鍵盤ハーモニカの練習、自由研究…と、盛りだくさんです。どの課題も、毎日少しずつ取り組むことに意義があります。まずは、決まった時間に学習に取り組む習慣がつくように、家庭で見守ってあげる必要があります。次第にだらだらと、いい加減になってくるのは誰もが経験することです。大人の目と言葉がけがなければ取り組めないという子がほとんどではないでしょうか。
 3〜5年生は、リコーダーの練習が夏休みの課題に含まれています。また、5,6年生は、家庭科の調理実践カードが課題に入っています。5年生はゆでる調理、6年生は炒める調理を1学期に習っています。ぜひ家庭で実践する場を与え、学校での学びを家庭で生かす機会として挑戦させてあげてください。
 4年生は、昨日と今日、算数の時間に「そろばん」の学習をしていました。(写真中)3年生の3学期に初めてそろばんの学習がありました。その時も2時間扱いの学習でしたが、4年生でも同様です。そろばんによる大きな数の表し方や、小数のたし算ひき算について学習するのが4年生の内容です。しかし、4か月前の3月に初めて触ったそろばんについて、復習をするだけで多くの時間が割かれてしまいます。指導時数が少ないだけに、そろばんが難しいものというイメージをもつのではないかと心配になります。
 聞いてみると、クラスには何人かずつそろばんを習っている子がいました。中には、3歳の頃から習っているという子もいました。きっと将来、そろばんを習っていたことが役立つことでしょう。(今も役立っているのでは?)私も2年生の頃、そろばんを習い始めました。2か月半ほどでやめてしまいましたが、教員になってそろばんの指導に役立てることができました。(昔はもっと指導時数がたくさんあったのです。)
 終業式の日に欠かせない光景として、通知表を担任の先生から受け取る場面があります。学年が上がるほど、名前を呼ばれて先生の前に立つ子どもの表情は神妙です。一方、1年生にとっては、小学校で初めてもらう通知表です。担任の先生から、「〜をがんばったね。」「毎日、あいさつが立派でした。」「元気に外遊びをしていましたね。」と声をかけられながら通知表を受け取っていました。中には、「ありがとうございます。」と、きちんと先生にあいさつをしていた子も見られました。(写真下)
 その他に校内では、お楽しみ会を行っていたクラスや、みんなで大掃除をがんばっていたクラスが見られました。5校時が終わり、たくさんの荷物を用意して、机の中が空っぽなのを確かめた時、「いよいよ明日から夏休みが始まるぞ」という思いがもてたようでした。さあ、どんな夏の思い出が待っていることでしょう。

7月20日(水) その2

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 始業式では、最後に校歌斉唱を行いました。Zoomを使って校歌を歌うので、CDデッキから伴奏(歌入り)を流し、音楽専科の先生が画面に向かって指揮をしました。各教室では、十分な換気をしたうえで歌うように伝えてあります。当初は校庭で行う予定でした。全校の子ども達の歌声を聞くことができず、少し残念でした。(写真上)
 終業式の後、続いて生活指導主任の先生から、夏休みの生活についての話がありました。「交通事故」「命」「コロナ・マスク」の3枚のカードを手に持ちながら、夏休みの安全や健康についての話がありました。当初は、3枚目のカードを「タブレット」として用意していたようでしたが、ここ数日の感染拡大を考えて、「コロナ・マスク」に差し替えたようでした。(写真中)
 最後に、代表委員会の委員長から、ユニセフ募金の集計金額についての連絡がありました。今月、3日間にわたって行われた募金活動によって、50,650円もの金額が集まりました。代表委員会のユニセフ集会も含めて、全校児童への呼びかけが実を結んだと言えます。各家庭からもご協力をいただき、ありがとうございました。(写真下)

7月20日(水) その1

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 1学期の終業式がありました。熱中症への対応として、Zoomを使って行いました。水泳指導が昨日で終了したこともあり、プール納めと兼ねて話をしました。
・・・ちょうど1か月前から始まった水泳指導が、昨日の6年生の指導を最後に終わりになりました。残念ながら雨でプールに入ることができなかったり、逆に気温が高すぎて水泳が中止になったりすることもありました。しかしそのような中、1年生から3年生は、今年になって初めて学校のプールに入ることができました。学校の大きなプールで、初めて水の中でもぐったり、体を浮かせることができたりした子がたくさんいたようです。本来の年であれば、夏休み中にも水泳指導があり、さらに9月の初めまでプールに入っていました。また、どれだけ泳げるようになったかを測定する泳力検定も3年前までは行われていました。来年はコロナが完全に収まり、いつも通りに水泳指導ができると良いですね。ということで、今日をもって旭町小学校の今年度のプール納めとします。水の事故がなく、安全に水泳指導をすることができました。
 さて、4月6日からスタートした1学期の学校生活が、今日で終業式を迎えることになりました。今日は、各教室で担任の先生から1学期の通知表「あゆみ」をもらいます。この3か月半の学校生活での成果(できるようになったこと・がんばったこと)をしっかり確認するとともに、2学期に向けての課題(これからがんばらなければならないこと)をはっきりとさせておくことが大切です。
 明日から42日間の長い夏休みに入ります。9月になり、2学期の始業式を迎えた時に、「楽しく充実した夏休みだったなぁ」とか、「よし、2学期もがんばるぞ」という気持ちで会えるようにしたいですね。そのためには、規則正しい生活を心がけることや計画に沿って毎日少しずつ学習をすること、そして夏休みならではの宿題(自由研究や読書など)に進んで取り組むことが大切です。さらに、お手伝いをたくさんすることも欠かせません。
 こうして考えてみると、長い夏休みにたくさんやるべきことがありますね。でも、そんな夏休みも、まずは健康な体がなければ、全てが楽しい思い出として残ることはありません。今月に入り、猛烈な暑さや大雨の被害が日本の各地で起こっています。また、新型コロナウイルス感染症にかかる人が急激にまた増えてきました。熱中症への対策とともに、感染症対応についても引き続き十分に気をつけていかなければなりません。自分自身の健康と安全に留意して、夏休みが楽しい思い出となるようにしてください。そして、9月1日の始業式に、全員が健康で元気な姿でまた会えるようにしましょう。・・・
 続いて児童代表の言葉として、2年生の子が発表しました。1学期に漢字をきれいに書くことをがんばったそうです。とめ、はね、はらいに気をつけて練習し、先生からたくさん花丸がもらえてうれしかったことを話していました。また、2学期には、漢字テストや計算にもがんばっていきたいと発表していました。(写真)

7月19日(火)

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 1校時から3校時にかけて、低・中・高学年の順でセーフティ教室がありました。夏休み前の安全指導を行う時期に、警察や外部講師の方々から指導をしていただくことで、子ども達の意識を高めることができました。
 低学年と中学年には、光が丘警察のスクールサポーターのお二人から指導をしていただきました。低学年は、主に連れ去り被害に遭わないための指導内容でした。ロールプレイでは、知らない人に声をかけられた場合の対処法について、2人の児童が行いました。声をかけて近づいてこられたところで、「助けて〜」と言いながらその場から逃げました。警察の方々から後で話を聞くと、子どもはとっさ場合に大声が出せなかったり、防犯ブザーを持っていても鳴らすことができない場合が多いそうです。大人でも動転している時は同じかもしれません。しかし、せめて普段から大きな声が出せるようには指導しておきたいものです。
 中学年では、最初に情報モラルに関する指導をしていただきました。個人情報をインターネット上に載せないこと、ネット上で会話しただけの人を信用しないこと、ラインやメール、チャットでのいじめや悪口の書き込みをしないこと、スマホやオンラインゲームの依存症にならないようにすることなど、高学年に指導する内容を3,4年生に話してもらいました。ここ数年で、SNSでのトラブルはどんどん低年齢化しています。多くの子ども達が、不特定多数のつながりがもてる環境下に入りつつあります。また、後半は、万引き犯罪の防止についての指導もありました。
 中休みの時間帯には、保護者向けの意見交換会がありました。光が丘警察のお二人と、駐在所のお巡りさんにも入っていただき、12名の保護者の皆様と情報交流を行いました。(写真上)
 万引きについては、日頃から子どもの持ち物に気をつけて見守る必要があるという話がありました。また、スマホを持たせる場合のルールづくりとフィルタリングをかけること、さらには使用状況が保護者に見えるようにしておくことの大切さについて話していただきました。
 3校時のセーフティ教室は、今年度練馬区で契約している会社から派遣された方を講師として、5,6年生に授業をしていただきました。最初に、「ネットは世界最大の町(国)」という話がありました。世界にいる人のうち、52憶人がインターネットを使っているそうです。それだけネット上にはたくさんのユーザーがいるということを理解して使用する必要があります。友達だけに送った写真なのに…というつもりが、いつの間にか世界中に拡散していて取り返しがつかないということにもなりかねません。(「デジタル・タトゥー」という言葉もあるそうです。)
 また、ラインでのメッセージの誤解例についても紹介してもらいました。「今日、遊びに行くね。」という書き込みに、「えっ、おまえ、なんで来るの」と返した場合に、どうとらえられるかを考えました。「なんで来るんだよ」と否定的な言葉とも取れますが、あるいは「何を使って来るの?」という交通手段を聞いている言葉とも受け取れます。そこに誤解が生ずるというわけです。
 情報モラルに関する内容は、学校で機会があるごとに指導しています。しかし、実際に機器を操作するのは家庭内です。保護者の方々の見守りが欠かせません。
 3年生の理科「ゴムや風の力」の学習における、ゴムの力を確かめる実験については、今月の初めに紹介しました。2組では、同じ実験セットを使い、今度は風の力でどのようなはたらきがあるのかを調べていました。ゴムの力を調べた時の発射台が、風の力を受けるための帆を取り付ける部分に利用されていました。また、一定の風を送るために、理科室にある送風機を使って実験をしていました。風の強さを切り替えることができるようになっています。風が弱い場合と強くした時とで、どのように車の動き方が変わるのかを調べました。(写真中)
 1年1組で、「東京マイ・タイムライン」という冊子を使った安全指導が行われていました。毎年、東京都から全ての小学1・4年生に送付されている冊子です。最近、日本の各地で突然の豪雨や線状降水帯に関するニュースが続いています。連休中の土曜日にも、都内で集中豪雨がありました。
 このマイ・タイムラインは、東京都防災ホームページからも同じものを見ることができます。風水害からの避難に必要な知識を習得するとともに、家族で話し合ってマイ・タイムラインシートを作成することによって、適切な避難行動を事前に整理できるようにしています。また、低学年用の冊子にはシールがついていて、1年生の子ども達にも楽しみながら学べるようになっていました。(写真下)
 学校で指導するのは、どんな風水害があるのかという程度です。後は各家庭に持ち帰りますので、家族で話し合ってマイ・タイムラインを作成していただくことになります。いざという場合の避難場所や、がけ崩れや河川の氾濫の危険性がある場所などをご確認ください。1年生は、2組も明日指導する予定です。4年生は、2学期以降の学習として使用してから持ち帰らせます。

7月15日(金)

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 4年2組の教室で、「このままにしていたら」という資料を使った道徳の授業が行われていました。規則の尊重に関する内容です。(写真上)
 自然観察園に友達と3人でザリガニ釣りに行った時の話です。風が吹いてきて、ビニール袋が飛んで行ってしまいました。男の子は、「まあ、いいや。」とそのままにしていたところ、1人の友達がそのビニール袋で滑って転び、それをきっかけにもう一人の友達も川辺のごみ拾いをし始めました。2人の様子を見ていると、ますます「そのビニール袋は、ぼくのだ。」と言いにくくなってしまいました。男の子は、あわてて近くの空き缶を一緒に拾い始めました。・・・というお話です。
 これこそ、小学生の子ども達によくある話ではないでしょうか。遠足や社会科見学に行った際、お弁当を食べた後に必ず先生達が落ちていたごみを見せながら指導をします。サランラップや箸の袋など、「みんなが食べていたところに落ちていたよ。」と話しても、一向に落とし主は現れません。移動教室に行った時も、宿舎で配られる弁当のごみが、昼食後にたくさん落ちている場合があります。風が吹いてきてビニール袋が飛ばされた時に、すぐに走って取りに行く子は少なく、たいていは先生が声をかけなければ取りに行きません。ごみのポイ捨てはいけないとか、地球環境を…などという言葉は何度も口にしながら、実践が伴わないのが現実です。
 しかし、それは子どもだけではありません。夏休みに家族で出かける機会によく見てきてください。海や山の観光地には、たくさんのごみが落ちています。また、車に乗っていると、道路の中央分離帯に、なぜか数えきれないほどのごみがあることに気がつきます。私のような年代に対する、当時の不十分な道徳教育の結果と言えます。
 道徳が教科化され、全国でしっかりと指導されるようになりました。また、理科や社会科、総合の学習などで、環境問題を扱う単元が増えてきました。さらには、SDGsに関する指導も取り上げられるようになりました。現在の子ども達が大人になる頃には、今よりもきれいな日本であってほしいと思います。
 続いて、もう一つ道徳の話題です。2年2組では、「がんばれアヌーラ」という資料を使った生命尊重の授業が行われていました。教科書には、3頭の象が寄り添っている絵が載っています。(写真中)
 ある動物園で飼育されている象のアヌーラは、重い病気で今にも倒れそうになっていました。獣医さんや飼育員さんが一生懸命看病しますが、なかなかよくなりません。病気になった象は、一度倒れてしまうともう立ち上がれなくなり、命を落としてしまうそうです。みんなが心配していた時、同じ象の仲間であるガチャコとタカコが、アヌーラが倒れないように体を支えて寄り添ってあげていました。それも、アヌーラが元気になるまでの3週間もの間ずっとでした。また、アヌーラは、2頭のぞうに助けてもらっただけでなく、飼育員さんの看護や全国から届いた励ましの手紙など、様々な支えで元気を取り戻しました。
 道徳の授業の後半では、資料の内容から自分の生活に振り返って考えさせます。「命の大切さは、どういうところから分かりますか」という問いに対して、病気やけがをして手当てをしてもらった時のことや、火事や交通事故のニュースを見た時のことなどを発表していました。
 なお、このお話は、多摩動物公園で本当にあったお話です。「ともだちをたすけたゾウたち」という絵本としても紹介されています。
 1年2組の教室で、算数の学期末テストが行われていました。1学期に算数で習った内容はいくつかありましたが、10までのたし算とひき算が一番メインの学習となりました。
 今まで計算カードを使って、たし算とひき算を繰り返し練習してきました。まだすぐに答えが出てこない子が多く、両手を使って指を折りながら答えを出す子がほとんどです。(写真下)
 夏休み中に、時々計算カードを使って練習しておくことをお勧めします。2学期には、繰り上がりや繰り下がりのある計算に発展します。そのためにも、今のうちに一桁の計算が暗算で出てくるようにしておくことが大切です。

7月14日(木)

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 1年生は、国語の時間に「はをへ をつかおう」という学習をしています。1年生の国語における最初の壁とも言える「助詞の使い方」の学習です。1年生は、ひらがなの学習が終わり、プリントやノートに短い文章を書き始めるようになってきました。文章を書く上で、1年生が最も間違えやすいのが「〜は」「〜を」「〜へ」という助詞の使い方です。
 教科書には、緑色の大きなワニの絵が載っていて、リズムの良い唱え歌が書いてあります。「かわに、わにが すんで いた。わには、かわから かおを だし、どこへ いこうか、かんがえた。わには、きしべに ねころぶと、なにを しようか、かんがえた。」・・・「は」と書いて「WA」と読んだり、「へ」と書いて「E」と読んだりする場合があること、さらに「お」と「を」の違いをワニの例文から学んでいきます。(写真上)
 子どもからすると、なぜ「は」と書いてあるのに「WA」と読まなければならないのか、大きな疑問のはずです。しかし、言葉と言葉をつなぐ時の「は」は、「は」と書いて「WA」と読む…としか言いようがありません。日本語がそういうルールになっているため、理屈ではなく使えるように覚えていくしかありません。
 きっと、夏休み中の絵日記やアサガオの観察記録を書く時などに、助詞の使い方を間違えることがあると思います。一つ一つ教えてあげて、正しく使えるように見てあげることが重要です。そうしながら自然に身についていくものです。また、声に出して読書をさせるのも効果的です。多くの文章を読むことから、正しい文法を獲得することにつながります。1年生の読書の様子を見ていると、絵を見るだけでページをめくっている子がいます。時間がかかっても、文字を読むことに重点を置いて読書ができるようにさせていくことが大切です。
 夏休みまで、登校日数はあと3日・・・夏休みの計画を立てる時期になりました。各教室では、学年ごとに出される夏休みの課題についての指導が始まっています。
 全学年に共通の宿題として、「自由研究」があります。長い休みを利用して行う、夏休みの定番中の定番の宿題です。昔から、日本全国どこの小学校にも必ずあったのではないでしょうか。
 「自由」という言葉があるので、なんとなく楽しそうでワクワクします。あれもやりたい、これもやってみたい…と、夏休みに入る前は誰もが思うものです。ところが、いざ夏休みに入ると、なかなか取りかかることができなくなるというのが自由研究です。(私も大いに経験ありです。)そこで、ある程度何を自由研究として行いたいのか、あらかじめ計画をもたせておくことが重要です。
 4年2組では、自由研究のヒントカードを参考に、計画を立てさせていました。(写真中)3〜6年生の理科の教科書には、自由研究についてのコラムが載っていて、学年に応じた研究のまとめ方についてのヒントが書いてあります。
 学校で出している自由研究の課題は、理科の内容にかかわることだけではありません。工作や絵画などの図工に関するものや、社会科に関する調べ学習、裁縫や調理などの家庭科に関するものなど、あららゆる教科で自由研究を行うことができます。また、家族で出かけた旅行をまとめた旅行記なども、楽しく思い出深い自由研究になります。自由研究は、親子で取り組むことも可です。(なるべく子どもにやらせてあげましょう。)9月にクラスごとに発表し、展示することになります。
 3,4校時に、2年生が生活科の学習として町探検に出かけました。自分たちの住む地域を歩いて回り、どこにどんなお店や施設があるのかを調べてきました。学校を出て上練馬公園の坂を下ったところに、自転車屋さんがあります。自転車屋さんといっても、スポーツ用自転車の販売店で、モトクロス用の自転車を主に扱っているお店でした。かっこいい自転車がたくさん置いてあるので、子ども達もよく知っていたようです。お店で一番高い190万円の自転車を見せてもらいました。車が買える値段の自転車は、どんな乗り心地なのでしょうか。(写真下)
 その後、同じバス通り沿いにあるコンビニエンスストアとネジ屋さんに行きました。ネジの専門店があるというのは、ご存知だったでしょうか。外から店内を見せてもらっただけでしたが、たくさんの箱が棚に並べられていて、様々なタイプのネジを扱うお店のようでした。
 次に見学したのは、妙安寺です。日蓮宗の寺院で、木々に囲まれた石畳を歩いて本堂の方まで見学させていただきました。練馬の名木に指定されている大きなケヤキの木もありました。
 最後に向かったのが、北地区区民館です。子ども達の中には、様々なイベントを通じて何度か来たことがある子がいたようです。館長さんの話を聞いてから、クラスごとに中を案内していただきました。2階には、広い会議室や調理室、図書室などがありました。また、1階には和室がたくさんあり、主にお年寄りの方々の交流の場として使われています。今年から区民館だよりをホームぺーに掲載しているので、参考にしてみてください。夏休み中にも様々な催しがあるようです。
 旭町の学区には、まだまだ子ども達の知らない施設や場所がたくさんあります。実際に外に出て学ぶことができるのは、とても楽しいものです。私自身もいろいろな発見がありました。190万円の自転車を見たことは、しばらく自慢できそうです。

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