代表委員会募金活動中学校体験身体測定全校朝会の話おはようございます。 1学期が始まって2週間が過ぎましたが、規則正しい生活が出来ていますか。規則正しい生活ができるように「大西っ子24時」を付けてみましょう、というお話を今までもしてきました。毎日付けることができている人は、これからも頑張ってください。そして、まだ付けていない人は、今日からでも付けることができると良いなと私は思います。是非、担任の先生と話をしてみてください。 さて今日は、皆さんの夏休みの自由研究についてお話します。教室や廊下に展示されている自由研究の中で、これは素晴らしいなあと私が感じた作品を各学年1点選んでみました。 まず1年生、柴田君の「むしの標本」。たくさんのトンボを捕まえて、ピンを刺して、標本にしました。よく1年生でここまで細かい作業ができたなと感心しました。次は2年生、比嘉さんの「十円玉ピカピカ作戦」、汚れた十円玉を何で磨くときれいになるかという実験。牛乳やケチャップやお酢等、台所にあるもので実験しました。どれが一番きれいになったのでしょう。次は3年生、菱沼君の「顕微鏡」、虫の足の一本一本の毛の様子や塩の結晶が上手に撮影されています。次は4年生、樋口君の「水を濾過する研究」、石や砂を使って濾過装置を作って、泥水をきれいにすることができました。ところが、色水を透明な水にすることはできませんでした。それはなぜか、また新たな課題が見つかりました。次は5年生、和田さんの「甘さは光ではかれるか」、光は水に入ると曲がります。それを屈折と言いますが、砂糖水や食塩水、その濃さによって、光の屈折率が変わるかという実験でした。最後は6年生、那須君の「スケルトン卵の実験」、卵を酢に漬けると泡が出てきて、殻が溶けて、スケルトンの卵になりました。その卵は殻のあったもとの卵よりも大きくなっていました。それはなぜか?新たな疑問が生まれました。 観察して、仮説を立て、実験または調査をして、考察する。これが科学的な考え方です。理科だけでなく、他の教科でも必要な考え方です。来年度は小学生科学展に夏休みの自由研究から代表作をひとつ出品するつもりですが、日頃からそのような考え方をもって、自分の力で学習してほしいと私は願っています。是非、O24ノートを作って、自分が疑問に思ったこと、調べてみたいなと思ったこと等をO24ノートに表してほしいなと思います。こちらも担任の先生と話をしてみてください。 それでは、これで全校朝会の話を終わります。 教育委員会指導課訪問一斉防災訓練連合水泳記録会二学期始業式長い夏休みが終わりましたね。夏休みの宿題は終わりましたか。自由研究をやった人はどのくらいいますか。 今日は、校長先生の自由研究を紹介しようと思います。 私は出雲大社という神社に行ってきました。島根県というところにありますが、日本地図でどのあたりか分かりますか。皆さんが住む東京はここで、島根県はここです。この出雲大社は日本の神話、神様の物語のふるさとで、古事記という大昔の本の中にあります。そして、この出雲大社にはオオクニヌシノミコトという神様が祭られています。神様と言えば、スサノオ。八岐大蛇を退治したというお話があります。そして、このスサノオのお姉さん、アマテラスが日本の神様の一番てっぺんにいる神様だということを覚えておいてください。 さて、この神様の話が書いてある古事記という本。英語に訳され、外国に渡りました。この本を読んで、日本に強く興味を抱いた人がいます。それは、イギリス人のラフカディオ・ハーンという新聞記者。ハーンは日本にやってきて、出雲大社の近くに住み、小泉八雲という日本人の名前になりました。小泉八雲は日本の神話や昔話を沢山調べました。そればかりではなく、怪談も。 皆さんは「雪女」という話を知りませんか。「ろくろくび」は? 「幽霊滝の伝説」は? では、今日はその怪談のひとつをお話しましょう。 琵琶という楽器を操る若いお坊さん。幽霊に祟られ、もうあの世に連れて行かれそうになっています。そこで、偉いお坊さんがあることを考えます。それは、体中にお経、仏様のありがたいお言葉を書けば、その体は幽霊には見ることができない。だから、あの世に連れて行かれることはないと。そして、体中にお経を書きました。顔にも書きました。どこか忘れてない? お経の書いてないところがない? そう、耳にお経を書き忘れたのです。お経の書かれていない耳だけが幽霊には見えました。幽霊はその耳を引きちぎって、あの世に行ってしまいました。これが「耳なし芳一」の話でした。怖かったですか。 さて、皆さんはどのような自由研究をしたのでしょうか。これから、教室や廊下に飾られると思いますが、その中からひとつかふたつ、この全校朝会で紹介してもらいたなと考えています。 それでは2学期も元気に学校生活を送っていきましょう。 これで2学期始業式の話を終わります。 |
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