6月18日の給食豆腐のシューマイ タイピーエン 牛乳 一口メモ タイピーエンとは、九州の熊本県での郷土料理の一つです。 中国の福建省という地域のワンタンスープがもとになり、日本に来てアレンジされた中華風のスープです。 春雨やエビ、揚げたゆで卵が入るのが特徴です。給食では、卵は揚げずに、ウズラの卵をつけています。 6月17日(木)学校の玄関前に、大きなヤマモモの木があります。今月から、用務主事さんの仕事が毎日大変なことになっています。ヤマモモの真っ赤な実が、毎日たくさん落ちてくるので、その片づけを日に何回も行ってもらっています。 学校にあるヤマモモの木は2本あります。1本は、どっさりと実をつけていますが、もう1本は全く実がついていません。隣同士に植えてあるので、不思議だなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。ヤマモモの木は、オスとメスの木がある雌雄異株の植物です。イチョウの木で、銀杏がなる木とならない木があるのと同じです。旭町小のヤマモモがこんなに立派に実るのは、隣にオスの木があるからとも言えます。 子ども達は、手に取って確かめたり、落ちている実から赤い汁を集めて遊んだりして楽しんでいます。(写真上)こんなにたくさん収穫できるのなら、みんなでジャムにして味わってもよさそうなものです。きっと、ぐりとぐらがいたら、大きな鍋を運んできて、おいしいジャムを作るのでしょう。 ヤマモモは、ジャム以外にも果実酒やジュースにすることもできます。また、先日3年生の出前授業に来ていただいた渡戸さんからは、塩漬けにするといいと言われました。ああだこうだと考えているうちに、毎日たくさんのヤマモモが落ちてきます。利用してみたいと思われる方は、学校までお知らせください。 4年生は、理科の時間に「電池のはたらき」の学習をしています。3年生の時には、乾電池と豆電球のつなぎ方についての学習をしてきました。4年生では、さらにモーターを扱うとともに、乾電池2本を使って実験をしていきます。様々な実験を通じて、乾電池の数やつなぎ方を変えると電流の大きさや向きが変わり、豆電球の明るさやモーターの回り方も変わることについて学んでいきます。 4年生では、一人一人に実験セットの教材を購入しています。単三電池2本を使い、プロペラを回したりモーターカーを作って遊んだりすることができます。今日は、検流計について学習した後、各自がモーターカーの組み立てに取り組みました。(写真中) 説明書を見ながら、一つ一つ慎重に組み立てている子がいました。昔に比べて、プラモデルを作る子が少なくなったのではないでしょうか。私は子どもの頃、説明図を見ながら黙々と部品を組み立てていく、あの時間が大好きでした。今の子ども達にも、ぜひそんな感覚を味わわせてあげたいものです。学習単元が終わったら、実験セットを家庭に持ち帰ります。電池やモーターを使って、さらにいろいろな遊びに発展させていく子が増えていってほしいと思います。 5校時に、校区別協議会がありました。練馬区では、小学校と中学校との連携を、区全体で重点化して取り組んでいます。各中学校区別に、小学校と中学校との連携を深めるために、年2回の校区別協議会が位置づけられています。旭町小は、もちろん隣の豊渓中学校との連携です。今日は、豊渓中の先生方に5校時の授業を参観していただき、その後体育館で協議会を実施しました。 中学校の先生方は、低学年から高学年までそれぞれの教室を隈なく回り、興味深げに授業を見ていかれました。協議会では、発言のルールが徹底していることや、子ども達がしっかり考えを発表している様子が印象に残ったという声が聞かれました。 5年生は、両クラスとも社会科の授業を行いました。米作りをしている地域の特色を考える学習内容でした。グループで話し合い、ホワイトボードに意見をまとめていく様子を参観していただきました。(写真下) 6月17日の給食シシャモのから揚げ もやしのごま和え 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 夏には欠かせない枝豆は、大豆の未熟な頃の姿です。大豆が熟して豆が固くなる前の柔らかい時に収穫しているのが枝豆です。 大豆と違い、豆の仲間ではなく、野菜の仲間として分けられています。風邪を予防する働きがあるビタミンCや、エネルギーを作るのに必要なビタミンB1、ビタミンB2などが含まれています。 6月16日(水)2年生は、国語の時間に「スイミー」の物語の学習をしています。2年生の国語の物語でも、トップの人気を誇るのが「スイミー」です。多くの教科書に昔から採用されてきました。また、学芸会の2年生の演目としてもよく取り上げられています。 スイミーの悲しみや喜びが、周囲の情景とともに簡潔な文章の中に描かれています。仲間と体の様子が違う小さなスイミーは、大きな魚によって大切な仲間を失い、一人ぼっちになってしまいます。しかし、その後すばらしい海の生き物を目にして、元気を取り戻していきます。そして、新しい仲間を見つけて、今度は協力して大きな魚を追い出し、楽しく海の生活を続けていくというお話です。 スイミーの物語には、様々な比喩表現が用いられています。「ミサイルみたいなまぐろ」、「にじ色のゼリーのようなくらげ」、「水中ブルドーザーのようないせえび」というように、スイミーが出会った生き物について表現するとともに、スイミーの気持ちをも表しています。 2年1組では、場面ごとにワークシートに記入しながら読み取りを進めていました。国語の授業では、教科書やノートの他に漢字ドリルもあり、机の上を整理しながらワークシートを書かなければなりません。タブレットPCの活用が増えてきている中、小学校の児童机の大きさが今後検討されていくべきではないかと思います。(写真上) 3年生は、国語の時間に「気もちをこめて『来てください』」という学習をしています。相手や目的を意識して伝えたいことをまとめ、案内の手紙を書く学習です。手紙の書き方は、低学年の国語の時間にも学習をしてきています。しかし、きちんとした手紙の書き方(はじめのあいさつや、日付・名前の書き方等)を学ぶのは、今回が初めてです。2組の子ども達は、教科書の例を参考にしながら、学校公開や秋の運動会に来てもらうための手紙文を一生懸命考えていました。(写真中) クラスの何人かの子に聞いてみましたが、普段手紙を出すという経験をしたことがある子はほとんどいません。2年生の時に、国語の勉強で出したような…という程度でした。はがきでさえも、書いたことがある子は少ないはずです。大人の我々でさえも、昔に比べて手紙を出すことが極端に少なくなりました。今は、電話やメール(しかも文書を添付して送ることができる)の時代です。しかし、それだけに、きちんと改まった手紙の書き方を指導し、言葉の使い方を練習させておく必要があります。 1年1組で、オリパラの授業が行われていました。東京都教育委員会から配布されている「みんなで学ぼう オリンピック パラリンピック 2020」の冊子を配布して、来月から行われる(であろう)オリンピック・パラリンピックについての指導を行いました。2年生以上の学年には、昨年度以前に配布しています。今年度入学した1年生には、追加して印刷・配布されることになりました。 低学年用に分かりやすく書かれた冊子になっています。オリンピックのシンボルが5色の輪でできていることや、聖火や歴史について、競技のいろいろ等、各ページに書き込む欄を設けて作られています。さらに、パラリンピックについても詳しく紹介してあり、子ども達への理解を深める内容となっています。 昨年から1年延期になり、また今年度の開催についても様々な意見がある東京オリンピックです。そのため、学校現場では2年前まで行っていたような大々的なオリパラ教育は行われていません。8月30日に、6年生が国立競技場に観戦に行くことになっていたはずですが・・・現在のところはまだ情報が止まったままです。 6月16日の給食カリカリ油揚げサラダ 牛乳 一口メモ ハヤシライスには、玉ねぎがたっぷり入っています。玉ねぎは、切ると目に染みる成分が出てきます。硫化アリルという成分で、生で食べると辛いですが、炒めたり煮たりして加熱すると変化して、甘い成分に変わります。 この玉ねぎの甘味が、今日のハヤシライスのおいしさのポイントになっています。玉ねぎをじっくり1時間ほどかけて炒めてあります。 6月15日(火) その32組の子ども達は、それぞれのタブレットPCを手に観察をしていました。タブレットPCのカメラ機能を使い、写真を取り込むことで自分の稲の成長記録の作成に役立てていきます。便利な時代になりました。しかし、それをどうまとめていくかが重要です。(写真上) 「ビブリオバトル」という言葉をご存知でしょうか? 「ビブリオ」は書物などを意味するラテン語由来の言葉だそうで、ビブリオバトルとは、誰でも開催できる、本の紹介コミュニケーションゲームのことです。「人を通して本を知る 本を通して人を知る」をキャッチコピーに、日本全国に広がっています。 発表者は、自分の好きな本を持って来ます。5分間で本の紹介をした後、2〜3分間で来場者からの質問に答えます。全員の発表後、発表された本の中から『どの本が一番読みたくなったか』を基準に、発表者を含む来場者全員で投票を行い、チャンプ本を決定する。・・・というルールです。 6年2組は、4校時に図書室に行ってビブリオバトルを開催していました。まず、グループ内で一人ずつ自分が用意した本の紹介をしました。図書室で借りた本を用意した子もいれば、自分の家からシリーズ本をズラリと用意してきた子もいました。また、本のジャンルもいろいろでした。 一通り発表が終わったところで、グループ内の代表者を選びます。次に、その代表者がクラス全員に本の紹介を順にしていきます。(写真下)最後に、全員の多数決でチャンピョンを決めました。どの代表者にも少しずつ手が挙がり、大変な僅差でした。それだけ人を引き付ける本がたくさん集まったということです。 ビブリオバトルのすばらしさは、まず読書を深めるところにあります。本を読み、内容を理解するとともに、自分なりの感想や意見をしっかり持つことができなければ、発表につながりません。さらに、発表する力を伸ばすという効果も期待できます。聞き手に、自分が選んだ本がいかに魅力のある本であるかをアピールする力は、まさに「アクティブラーニング」そのものです。 大人同士でも、このような取り組みを行ってみたら面白いでしょうね。 6月15日(火) その2小学校の1年生で学ぶ引き算は、「求残・求補・求差」の3つに大きく分けられます。(授業では、実際にその3通りの引き算を指導していきます。)今日、1組で学習していたのは、「5匹の金魚から2匹を金魚鉢に移したら、水槽に3匹残りました」というお話を表した「5−2=3」の引き算でした。この場合の引き算が「求残」です。初めの数量からある数量を取り除いて、残った数を求める計算です。取る、なくなる、消える、食べる…などの問題文になってくる場合の引き算です。引き算のイメージとして、最も分かりやすい場合が「求残」です。 「子どもが全部で8人います。男の子は3人です。女の子は何人ですか。」…こういう場合が「求補」の引き算です。全体とその一部分の数が分かっていて、他方の数量を求める場合をいいます。 さらにもう一つは、「男の子が3人、女の子が5人います。どちらが何人多いですか。」…という場合が、「求差」の引き算です。求差の場合は、男の子3人と女の子3人を対応付けて「取る」というところから引き算をイメージさせるます。と言っても1年生ですから、具体物の算数ブロックを動かしながら引き算であるということを体感させていく指導を繰り返すことになります。 ところで、今日の「5−2」の問題の中では、「金魚鉢に金魚を移す」という言葉を使いました。フッと考えると、金魚鉢自体を1年生は知っているのでしょうか? 担任の先生がクラスの子ども達に聞いてみると、半数ぐらいの子は知っているようでした。しかし、半数の子は知らないわけですし、現物を見たことがある子は、さらに少ないでしょう。教科書には、「金魚鉢」という言葉は出てきていませんが、明らかに絵は金魚鉢の形をしています。算数ブロックが2個入るように描いてあります。(写真上) どの教科書も、問題や説明の文章、そして挿絵に至るまで、考えに考えて作られています。次回の教科書改訂の際には、この金魚鉢の絵が別なものに変わっているか、あるいは問題自体が金魚以外のものになっているかもしれません。 関東地方は、昨日やっと梅雨入り宣言がありました。暑い日が続くようになり、2年生のミニトマトもずいぶん大きくなってきました。追肥をして支柱を立て、毎日たっぷり水やりを欠かさずに育てています。今日は、生活科の時間に、日陰に鉢を移動して観察カードに記録を書いていました。 種から育てて、もうすぐ2か月近く経とうとしています。ミニトマトの黄色い花が、あちこちにつき始めました。実が大きくふくらんでくる頃には、夏休みが間近になっているかもしれません。(写真下) 6月15日(火) その1・・・『旭町小学校では、6月と11月に読書旬間を行っています。1学期の読書旬間は、昨日から始まり、来週金曜日の25日まで実施します。読書旬間中は、本を読む時間を学校でも家庭でも増やし、じっくりと本の世界に親しめるとようにしましょう。 読書をすることの良さは、「本からいろいろな言葉や知識を得ることができること」、あるいは「本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえること」など、いろいろあります。そして、読書の楽しさは、「この本を読んで良かった」という思いをした人にしか味わえないものがあります。 今日は、校長先生が小学校の高学年の時に夢中になって読んだ本を紹介します。江戸川乱歩という人が書いた、「少年探偵団シリーズ」です。(本を見せながら)怪人二十面相と対決する明智小五郎、そして少年探偵団が活躍する推理小説です。一冊読んだのがきっかけで、次から次へと「少年探偵団シリーズ」を借りて読みました。ハラハラドキドキしながらページをめくり、ついつい夜遅くまで夢中になってしまったこともありました。みなさんも、読書旬間を通じて「この本に出合って良かった」という体験ができるとよいですね。 今紹介した本が高学年用とすると、中学年のみなさんには、この本をおすすめします。あまんきみこ さんが書いた「車のいろは空のいろ」です。4年生のみなさんは、「あっ、知ってる。」と思ったのではないでしょうか。4年生の国語の教科書に「白いぼうし」という題名で載っていて、4月に学習したばかりです。「これは、レモンのにおいですか?」で始まる物語です。タクシーの運転手、松井さんが出会うファンタジーな世界が描かれています。この本には、教科書に出てきた「白いぼうし」の他にも、いろいろなお話が載っています。 次に、低学年用の絵本を紹介します。校長先生は、絵本が大好きです。大人になっても、絵本との出会いをいつも楽しみにしています。「絵本」というだけあって、まず絵にひかれます。色がきれいな絵本もあれば、かわいい絵が描かれている絵本もあります。そして、中には悲しい内容の絵本もあったりします。 今日紹介するのは、長谷川 義史さんが書いた「いいからいいから」という絵本です。題名からして面白い本ですよね。では、読み聞かせをします。(Zoomで映しながら読み聞かせをする。) 最後に「おまけ」として、先生方におすすめの絵本を紹介します。くすのき しげのり作の「おこだでませんように」という本です。先生方も読書を一緒に楽しみましょう。 さあ、2週間の読書旬間で、みなさんもいろいろな本との出会いを楽しんでください。』・・・ 全校朝会で紹介した本は、2階の掲示板前にしばらく展示することにしました。休み時間に、さっそくたくさんの子ども達が集まり、興味深げに本を手にしていました。 6月15日の給食いものこ汁 冷凍みかん 牛乳 一口メモ 冷凍みかんは、凍らせていない普通のみかんより甘く感じられます。それは、みかんなどの果物に含まれる「果糖」という甘味成分のためです。 砂糖の甘さは、温かい温度の方が甘く感じますが、果糖は冷たい温度にした方が甘く感じるという性質があります。 農家の仕事 出前授業(3年生)6月14日(月)、農家の渡戸 章さんを講師としてお呼びし、農家の仕事について教えていただきました。毎年、3年生は社会科の学習で、4年生は総合的な学習の時間「練馬大根について」でお世話になっています。(昨年度は、実施することができませんでしたが) 練馬区は、東京23区の中で一番畑が多いこと、その一方で、農家の方の人数が減ってきていること、キャベツの種まきの時期は2回あること、おいしいキャベツづくりの工夫等について詳しく教えていただきました。 特に、渡戸さんの「キャベツだけでなく、つくっている野菜を安心して消費者に食べてもらえるように、使用している種や肥料についての記録は欠かさないようにしています。また、日々研究や本を読んで勉強をしています。」という言葉に、子供たちは改めて食に対する感謝の気持ちをもつことができました。 また、最後に児童からの質問コーナーでは、理科の授業「こん虫の育ち方」で学んだキャベツとモンシロチョウの関係から「蝶の卵がついたキャベツはどうするのですか。」という質問も出ました。モンシロチョウの種類の話にも発展して聞くことができ、理科の学習にも関連付けることができました。 児童は、それまで教科書や映像教材を利用して学習してきましたが、農家の方の話を直接聞くことで、さらに深く学ぶことができた貴重な時間になりました。 6月14日(月)今週も、火曜日の朝をZoomでの全校朝会としています。様々な学校が一斉にZoomを使うようになったため、月曜日の朝はリモートで朝会を行うのが難しい状況です。そのため、月曜日の今日は、朝読書でスタートすることにしました。校内を回ると、静かに自分の席で本を読む子ども達の姿が見られました。(写真上) 子ども達は、どんな本を読書のために選んでいるのでしょうか。高学年の中には、自分で家から本を持ってきている子が多いようです。一言で読書と言っても、一人ずつ好きな本のジャンルには違いがあります。5,6年生ともなると、同じ作者やシリーズものなど、自分のお気に入りの本が固定化してくるものです。そういう傾向が出始めた時期が一番本に興味がわき、「読書が好き」と思える頃なのではないでしょうか。 明日の全校朝会(Zoom)では、読書旬間に関する話や読み聞かせをする予定です。高学年にお勧めの本として、私の行きつけの川越図書館から一冊本を借りてきました。明日紹介します。 3校時に、3年生が体育館に集まり、練馬区の農家の方をゲストティーチャーにお迎えして「畑の出前授業」を行いました。「畑の先生」としてお越しいただいたのは、開進第一小学校の近くにお住まいの渡戸さんです。練馬大根の栽培農家として、昔から大変有名な方です。(今まで練馬大根を取り上げたテレビ番組に、数多く出演されています。) 3年生は、社会科の時間に「練馬区は、23区の中で最も畑の面積が多い」ということを学習してきました。そして、キャベツ作りが盛んな地域であるということも学習済みです。渡戸さんからは、練馬区の農業の歴史について触れながら話をしていただきました。練馬区一帯に、昔はたくさんの農家があり、畑が広がっていたそうです。旭町小の近隣では、光が丘(公園〜団地全て)が全部畑だったそうです。戦争の影響で飛行場となり、多くの農家が立ち退くことになりました。練馬区は、大昔から練馬大根の生産が盛んでしたが、戦後はキャベツの生産に力を入れました。洋食にも合う野菜として、キャベツやレタスなどが全国的に生産量を増したことが要因のようです。しかし、都市化によって農家や畑が減少し、そのキャベツ畑も減りつつあるようです。 さらに渡戸さんからは、肥料や農薬など、日本の農業は厳しい基準で野菜を作っていることや、虫のつかない野菜の品種改良が進められている話などもしていただきました。(写真中) 「この歳になっても、野菜作りの勉強は欠かせない…」と、渡戸さんは話されていました。安全でおいしい野菜作りのために、日々努力されていることがうかがえました。10年以上前のことですが、私は4年間、開一小の副校長をしていました。渡戸さんには、その頃から大変お世話になっていました。毎年3年生の子ども達に、練馬大根の収穫体験を指導していただきました。また、大根を漬物にする工程を教えていただいたりもしました。久し振りにお会いしましたが、年齢を聞いてびっくりしました。現役でバリバリに活躍されている様子が感じられました。 6校時に、5年生がプールサイドに集まり、水泳の準備作業を行いました。プールは、先週木曜日に水を入れ、ろ過機を動かし始めています。今日は、先生達の指示で、プールの更衣室にしまってあった道具類を出したり、コースロープを運んだりしました。(写真下) 本日、今年度の水泳指導に関するプリントを配布しました。プール開きは、2週間後の28日(月)を予定し、各学年とも今学期中に2回の指導を計画しています。 6月14日の給食アジのごま味噌焼き ひじきの炒り煮 なすの味噌汁 牛乳 一口メモ アジは、「味がいい・おいしい」ということから名前が付いた魚であると言われています。 また、春の終わりから夏にかけての今頃が一番おいしい時期であるとも言われていて、うま味成分がたっぷり含まれています。エネルギーを作るのに必要なビタミンB群や、血管を健康に保つはたらきがあるEPAやDHAという栄養素が多くとれます。 6月12日(土)「天地の文」は、「学問のすゝめ」を書いた福澤諭吉が著しました。明治時代の初め(明治4年)に、子ども用の習字の手本として作ったものだそうです。当時日本に入ってきたばかりの時間や週日など、暮らしの基本となる決め事が書かれています。七五調になっているので、調子のよい言い回しで読むことができます。と言っても、文語調で書かれているため、すらすらと読むには練習が必要です。担任の先生も苦労していました。(写真上) 教科書には、現代語訳の文章も掲載されています。明治4年と言えば、文明開化の真っただ中です。子ども達に学問を身につけさせることが重要であると諭吉は考えたのでしょう。習字の手本としながらも、文字の練習だけでなく、文明開化の中で新しく取り入れられた太陽暦についても身につけさせようと考えて作られています。 最後は、このように締めくくっています。「一年一年又一年、百年 三万六千日(じつ)、人生わづ(ず)か五十年、稚(おさな)き時に怠(おこた)らば 老いて悔(く)ゆるも甲斐なかるべし。」・・・「一年一年を積み重ねると、百年ではおよそ三万六千日となるが、人生はわずか五十年程度である。幼い時に努力を怠り、年をとってから後悔しても仕方がない。(だから、今のうちに努力を惜しまないようにするのがよい。)」 「人生わずか五十年」という言葉にギクッとして教室を出ました。調べてみると、明治時代の平均寿命は43歳前後だったようです。最近は、「人生100年時代」と言われていますが、当時の人達は短くも充実した日々を生きていたのですね。 1年生は、国語の時間に「くちばし」という学習をしています。1年生にとって、小学校で初めて習う説明文です。教科書には、3種類(キツツキ、オウム、ハチドリ)の鳥のくちばしが取り上げられ、それぞれの形や役割が、「問いと答え」の形式で書かれています。写真と文章を対応させながら、正しく読み取る学習をしていきます。 ハチドリのくちばしについての説明は、次のように書かれています。「はちどりは、ほそながいかたちのくちばしを、はなのなかにいれます。そして、はなのみつをすいます。」教科書の写真を見ると、空中で羽ばたきながら、花の蜜を吸う瞬間をとらえた写真が載っています。(写真中) ハチドリは、アメリカ大陸の熱帯地方に主に生息していて、世界で一番小さな鳥の仲間です。小さい種類では、体長6cmでわずか2gというから驚きです。蜜を吸うために、ヘリコプターのように、空中でホバリングして静止することができます。 日本でハチドリを見ることはできませんが、それと似たような動きをするスズメガがいます。「ホウジャク」という名前の蛾の仲間です。飛んできたかと思うと花の前でピタッと止まり、空中でホバリングしながら蜜を吸います。これから夏に向けて見られる昆虫です。 3年生は、算数の時間に「数をよく見て暗算で計算しよう」という学習をしています。暗算は、2年生の時に学習をしています。その時は、2位数に1位数をたしたり引いたりする内容でした。3年生では、2位数同士のたし算・引き算の暗算を学習します。日常生活(特に買い物の時)でよく使われる暗算なので、しっかり習熟させておく必要があります。(写真下) 「100−79」の暗算は、どのように考えますか? いろいろな考え方があります。100を20と80に分け、80−79=1から21とする考え方・・・しかし、一般的なのは、ひく数(79)を分解する方法です。70と9に分け、100−70=30から30−9=21、あるいは100−9=91から91−70=21となります。 さらに、79を80とみる方法があります。100−80=20、1多く引いているので、20+1=21となります。・・・大人は、だいたいこの何十とみる暗算のやり方を使っている場合が多いのではないでしょうか。暗算で子どもの頭が良くなると言われます。いろいろな考え方を工夫して「頭を使う」ということが重要です。 緊急事態宣言中のため、学校公開が行えませんでした。本来であれば、今日紹介したような学習の様子をたくさんの保護者の皆様に参観していただけたのですが…残念でした。 6月11日(金) その2今日は、2年生の音楽の時間に、「Kandinsky」というアプリを使った授業をしていました。「Kandinsky」は、Google Chrome向けの音楽Webアプリ集の一つです。画面にお絵描きをすると音楽になるという、新感覚なアプリで、子ども達が夢中になって取り組んでいました。(写真上) まず、タッチペンを使って画面に絵を描きます。次に、画面下の再生ボタンを押すと、左から右へ音楽となって再生されていきます。上が高音で下が低音となるように分かれていて、音階のような感じで再生されていきます。丸を描くと自動的に目が入り、顔になります。また、絵の色を変えることで楽器が変わり、音色の違いを楽しむこともできます。 ところで、Kandinsky(カンディンスキー)とは、抽象絵画の創始者と言われているロシア出身の画家の名前です。彼の抽象画を音楽アプリに合わせたアイデアもすばらしいなと思いました。 5年1組で、外国語の聞き取りテストを行っていました。(写真中)いつものALTの先生の声とは違い、CDを使った音声を聞いて答える問題です。最近学習していた誕生日やプレゼントについての会話文のようでした。(私も教室の後ろから耳を澄まして聞いていましたが、理解できなかった部分が多々ありました。)何人かの子に聞いてみましたが、「難しかった」と言っていました。 3,4年生は「外国語活動」の授業ですが、5,6年生は「外国語」という教科として指導しています。外国語活動の「話す・聞く」の他に、「読むこと・書くこと」が入ってきているのが外国語の授業です。以前の中学1年生の英語が小学校高学年に入ってきたという感じです。 先日、低学年の外国語活動の様子をお伝えしました。ALTの先生と楽しくゲームをしている低学年の子ども達が、高学年になっても外国語の授業を楽しめるように、系統的な指導を心がけていきたいと思います。 1年生のアサガオが、ぐんぐんと伸びてきました。いよいよ支柱を立てて、つるを誘引していく必要があります。アサガオのセットについてきた追肥用の化成肥料をまいてから、支柱を用意していました。今年の1年生の栽培セットは、今までにない優れものの支柱がついてきました。マジックハンドのような伸縮性のある支柱です。(写真下) アサガオは、短日性の植物です。つまり、日が短くなると花芽がつきます。だいぶ日が長くなってきました。今年は、21日(月)が「夏至」です。きっと今月下旬辺りから、アサガオのつぼみが見られるようになると思います。 ふれあい環境学習(4年生)4年生の社会科の学習では、「健康なくらし」という単元の中で、ごみの処理と再利用についての学習を行います。 今回の出前授業に向けて、事前にどれくらいごみの分別方法や処理の仕方などを知っているのか確認したところ、あまり知らない子が多く見られました。知らないからこそ、どうやってごみを処理しているのかなど気になることがたくさんあったようです。 当日の出前授業では、ごみの分別とごみ収集車について、学級ごとに分かれて学習しました。どの学習でも、熱心にメモをとりながら学習を進めている姿が印象的でした。 校舎内のごみの分別についての学習は、密を避けるために学級を4グループに分けて、行いました。どれが燃えるごみや燃えないごみ、資源になるかを、クイズとお話から学びました。 また、校舎外では、ごみ収集車(小型プレス車)をスケルトン車にしたものを見せてもらいました。ごみ袋がどのように回収され、また排出されるのかを確認することができました。 そして最後に、ごみを再利用する仕方についても学習することができました。 子供たちは有意義な時間を過ごせたようで、学習が終わった後には、にこにこしながら「リデュース、リユース、リサイクル!」と、3Rについて話していました。 新体力テスト低学年は、初めての体力テストでした。各学級、学年で練習を重ね、一生懸命取り組みました。この経験を来年に繋げていってほしいです。 中学年は、例年とは異なり、手伝いの先生が少ない中、担任の先生の話をよく聞いて取り組みました。お互いに測定し合う場面もあったので、友達の運動する姿からコツを掴んだ子もいたようです。 高学年は、久しぶりの体力テストを楽しんでいる子が多くいました。友達と競い合い、よい記録を残そうと頑張りました。測定していた担任も、50m走のタイムが速くなったり、ソフトボール投げの記録が伸びたりする子ども達に驚かされました。 昨年は実施していないので、比較する記録が2つ前の学年の時のものになります。自分の成長に達成感をもった子もいたようです。 また、本来なら下級生の測定に手伝いに行く予定でいたので少し残念でしたが、手伝いに送り出しても十分なくらいに正しく測定できていました。 来年に向けて、走る、投げる、跳ぶ・・・などの体力をさらに向上させていけたらと思います。 6月11日(金) その1学習のまとめとして、実際に1kmを歩き、かかった時間や歩数を調べるとともに、その長さを体感させていました。校庭の遊具の周りを歩くコースを作り、200mの道のりになるようにラインを引きました。子ども達は、ストップウォッチを手に、いつもの速度で5周歩いてみました。(写真上) 歩数を数えながら歩かなければならず、さらに途中で虫が飛んできたりと、数々の困難があり大変そうでした。終わった子ども達に聞いてみたら、1kmを歩くのに、約15分かかったそうです。大人の足だと、12〜13分くらいでしょうか。よく不動産屋さんで、「徒歩〇分」と物件に書いてありますが、「徒歩1分=80m」として計算しているそうです。そうすると、1kmを歩くのに12分半かかる計算です。 1kmという道のりを体感させることが目的の学習でした。子ども達は、口々に「疲れた〜」と言っていました。ちなみに、旭町小学校から成増駅の南口までは、900mあります。(スマホの地図アプリは、すぐに道のりを求めてくれるので便利です。)学校から1kmは、成増の駅の改札を入って電車のホームに立ったところでしょうか。・・・これは、まさに私の通勤経路です。ということは、毎日駅から学校までを往復しているので、2kmを歩いていることになります。 さらに余談になりますが…、何年か前から毎日、ポケットに万歩計を入れています。私は1日に、どのくらい歩いていると思いますか? 正解は、1万〜1万2千歩です。(今日も、現在15時の時点で、9千歩を超えています。)カメラを手に校内を歩き回っていると、自然にそのくらいの歩数になります。問題は土日の歩数です。1万歩を超えるためには、犬の散歩にプラスして歩かなければなりません。 3,4校時に、4年生の「ふれあい環境学習」がありました。練馬区の清掃事務所からたくさんの方々に来ていただき、社会科のごみの学習に関する出前授業がありました。 視聴覚室では、ごみの分別の仕方について学びました。一つ一つのごみの見本について、どのように分別をしたらよいかを考えました。また、ごみを出す時に、どのように工夫をすればごみを減らすことができるのかを教えてもらいました。 玄関前では、スケルトン清掃車の見学をしました。ごみの集積所で、どのように清掃車でごみを回収していくのかを教えてもらいました。スケルトンなので、機械で押し込まれたごみが車体の中に入っていく様子を見ることができました。 後半は、視聴覚室に学年がそろい、資源とごみの行方についての学習をしました。各家庭から出されたごみが、清掃工場や埋め立て地に運び込まれていく様子を、写真やイラストを使って分かりやすく学ぶことができました。また、3Rの大切さについても教えていただきました。 最後に、近年話題になっている「海ごみ問題」についての話もありました。海ごみは、漂着ごみ、海底ごみ、漂流ごみの3種類に分けられます。それらのごみを調べてみると、圧倒的にプラスチック製品が占めていて、ペットボトルやお菓子の袋がほとんどであるとのことでした。(写真下) 毎年、区内のほとんどの小学校で、ふれあい環境学習が行われています。清掃事務所の皆さんは、誇りをもって授業をされているなと思いました。ある子が、「ごみ捨て場」という言い方をしたところ、すかさず「ごみ集積所です。ごみ捨て場ではありません。」と話されていました。 6月11日の給食野菜の甘味噌和え けんちん汁 牛乳 一口メモ 舞茸は食物繊維が多く、お腹の調子を整えてくれるはたらきがあります。 食物繊維には、その他にも様々なはたらきがあります。油や脂質が体に取り込まれるのをゆっくりにするはたらきでは、体を太りにくくしてくれます。また、舞茸に含まれる食物繊維には、免疫力を高める力もあり、体全体の調子を整えてくれます。 6月10日(木)先週金曜日にプール清掃があり、専門業者の人達が一日がかりでプールをきれいにしてくれました。明日からプールのろ過機を動かす予定なので、朝から水を入れ始めたところでした。プールに水がたまるまでは、6時間以上かかります。昨年度は、水泳指導が中止だったため、ろ過機を点検してからすぐに機械を止めることになりました。今年は、先日メール配信したように、水泳指導を実施する方向で検討しています。(詳細は、月曜日にプリントでお伝えします。) ところで、水泳を実施しない期間中もプールに水を入れておく必要があるのをご存知でしょうか。学校のプールは、火災等の緊急時の防火水槽の役目をしています。ですから、プール清掃で水を抜いた時は、必ず消防署に届け出をしています。 6年2組が理科室で実験をしていました。「体のつくりとはたらき」の単元での食べたもののゆくえについての学習でした。「ご飯は、口の中でだ液と混ざるとどうなるのだろうか」という実験テーマで、デンプンとだ液のはたらきについて調べていました。 ジッパー付きの小さいビニール袋を2つ用意し、それぞれにご飯粒を入れます。片方にはだ液を、もう一方には同じ量の水を入れて、よくもみほぐします。約40度のお湯に3分ほど浸した後、ヨウ素液を入れてデンプン反応を確かめます。(写真上)・・・これは、ご飯を食べた時の口の中を再現した実験です。「よくもみほぐす」のは、口の中でよく噛んで、ご飯とだ液が混ざり合っている状態です。また、40度のお湯に浸すのは、人の体温に近づけるためです。 結果は、水を入れた方は青紫色のデンプン反応がありました。だ液を入れた方は、紫色が薄くなりました。この結果から、だ液はデンプンを別なものに変化させる働きがあるということが分かりました。 今週月曜日の給食のニュースに、「ご飯を一口食べて30回ほど噛んでみると、甘く感じられるようになります。だ液には、ご飯の成分を体に取り込みやすくする働きがあります。」と書かれていました。昔から、よく噛んで食べなさいと言われてきましたが、それは食べ物を細かくするとともに、消化を良くする(だ液と混ぜる)ための言い伝えだったわけです。 今日の実験で使ったご飯は、担任の先生が家で炊いたものを用意してきたそうです。子ども達の学習のためならと、教材準備に余念がありません。 3年生は、社会科の学習で練馬区の様子について調べています。練馬区は、練馬大根とともに、キャベツが特産品になっています。これもホームページの給食のニュース(昨日)に書いてありました。「練馬区は、東京都23区で一番畑が多く、そこで作られている野菜の約40パーセントがキャベツであると言われています。」…たくさんのキャベツ畑をあちこちで見かけるわけです。 授業では、トラクターで畑を耕したり、畑にビニールマルチを張ったり、キャベツの苗を植え付けたりと、キャベツ農家の仕事の様子を資料を基に学習しました。(写真中) 実際に畑の様子を見たり、農作業の様子を見学させてもらうことが一番の勉強になります。ただ、子ども達が生活しているこの辺りには、広い畑がありません。そこで来週月曜日に、畑の先生に来ていただく出前授業を予定しています。講師は、開進第一小の近くで農家をされている方です。(授業の詳細は、月曜日にお伝えします。) 6年生の音楽の時間に、「カノン進行」についての学習をしていました。「カノン進行」というのは、ヨハン・パッヘルベルが作曲したカノンという曲(通称「パッヘルベルのカノン」という曲)の和声の理論を指しています。(写真下) 日本のこれまでの音楽史を振り返ると、過去のヒット曲の多くは、このカノン進行を使ったコードが用いられています。「世界に一つだけの花」、「糸」、「マリーゴールド」、「キセキ」、「涙そうそう」…と、多くの名曲を生み出したルーツがカノン進行にあるそうです。このコードの流れには、誰もが親しみやすいと感じることができる雰囲気があり、美しい流れとして広く認識されているようなのですが、ここから先は私にはよく分かりません。 授業では、「カノン進行を使って、自分で曲を作ってみよう」という学習の説明がありました。タブレットPCを使うと、音楽用の作曲ツールがあり、簡単な曲を作ることができるようです。次回から、タブレットPCを使って音楽の授業を行うという説明がありました。 ところで、パッヘルベルのカノンは私も大好きな曲です。昔からよく聴いていたのは、パイヤール室内管弦楽団のCDです。明るく輝かしい演奏に、何度心を癒されたことか…校長室でも時々流れています。♪ 6月10日の給食キムチスープ 牛乳 一口メモ ビビンバは、日本の隣の国である韓国の料理の一つです。 「ビビン」は「混ぜる」、そして「バ」は「ご飯」という意味です。具材に決まりはなく、野菜や肉をご飯とよく混ぜてから食べます。一般的には、甘辛く味付けして焼いた肉やナムル、キムチなどの具材をのせます。 給食では、肉の炒め物と3種類の野菜のナムルを和えて作りました。ご飯とよく混ぜていただきます。 |
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