音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

たてわり班活動

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 4月に予定していたたてわり班の顔合わせを、本日ようやく実施することができました。
 今年度が始まってすぐに、6年生は自分たちの班の看板を作成し、メンバー表を整え、当日の簡単な遊びについて考え、進行の計画を立ててと、いろいろな準備を少しずつ進めてきました。ところが、緊急事態宣言の発令に伴い、たてわり班活動ができなくなってしまったため、やっと迎えた今日でした。
 6年生の児童は、緊張しながらも最上級生としての自覚をもって、1年生から5年生の前で堂々と会を進めていました。低学年の児童は、お兄さんやお姉さんと一緒に遊ぶことができるのでみんなニコニコしています。
 明日からは、たてわり班清掃も始まります。2学期にはこのたてわり班で光が丘公園へ全校遠足にも行く予定です。学年を越えて、いろいろな友達と楽しく遊べる時間を大切していきたいと思います。

7月1日(木)

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 昨日、2年生が算数の時間に、「水のかさをはかってあらわそう」という学習をしていることをお伝えしました。水のかさを表す単位として、L(リットル)やdL(デシリットル)の単位があることを学習しています。
 今日は、実際に1dLますを使って、いろいろな入れ物に入る水のかさを調べました。子ども達は、プリンカップやペットボトルなど、様々な大きさや形の容器を家から持ってきました。先生から1dLますを受け取り、1階の流しを使ってそれぞれの容器に何杯分の水が入るのかを調べていきました。(写真上)
 毎日の給食で出てくる牛乳は、200mLと表記されているので、2dLということになります。1dLますの2杯分であることを説明すると、なんとなく実際に飲んでいる牛乳の方が多いような感じがするから不思議です。さらに、数年前まで給食で出ていた牛乳びんと比較すると、2dLの感覚がますますつかみずらくなります。ものさしでいろいろなところの長さを測ったのと同様に、水のかさの感覚を子ども達に体感させていくことは、とても大切なことです。
 ところで、「かさ」という言い方は、算数特有の用語です。物の分量や容積、体積のことを言いますが、算数で体積や容積という言葉が出てくるのは、5年生からです。ですから、1年生から4年生までは、「かさ」という言葉で物の分量を言い表すようにしています。
 ちなみに、「はした」という言葉も算数特有の言い方です。わり算や分数の問題などでよく出てきます。「〇メートルずつに分けた時のはしたの長さを求めましょう」という感じです。「はした」は、漢字で書くと「端」です。ちょうどにならなかった余りの部分という意味で使われます。
 3年生は、今日から図工の時間に、「ギコギコ トントン なに作ろう」という学習に入りました。題名から想像できるように、のこぎりや金づちを使う工作の学習です。今日は、のこぎりで角材を切ることを中心に授業がありました。
 まず、のこぎりの使い方について、先生が入念に指導していました。木を切る時の注意だけでなく、ケースに入れて運ぶ時の注意まで、安全面の指導をていねいに行ってから作業に入りました。
 図工室の椅子を横にすると、角材を固定しやすい台になります。片足で角材を押さえて、のこぎりの歯をあてがってから切り始めました。のこぎりを使うのは初めてという子がほとんどだったようです。子ども達に聞いてみると、家にのこぎりが無いという子がほとんどでした。確かに、何か特別な趣味がない限り、家庭では使わない道具です。
 いざ作業が始まると、悪戦苦闘の連続のようでした。最初からうまく切れるわけではありません。切る方向に対して体が真っすぐになっていないために、切り口がでこぼこになってしまったものが見られました。また、なかなか切れない子の様子を見に行くと、のこぎりを押す方に力を入れていました。のこぎりは、手前に引く時に力を入れなければ切れません。しかし、何事も自分の力で体験することが上達への道です。たくさん切り取った木片を使い、来週は「トントン」の学習に進みます。(写真中)
 4年生は、理科の時間に「とじこめた空気や水」の学習をしています。空気や水を押し縮めると、その体積がどのようになるのかを実験で確かめます。理科室に、プラスチック製の注射器があります。先をゴムのシートでふさぎ、ピストンを押していくと、空気の体積が減るとともに、手を押し返してくる力を感じます。
 では、水の場合はどうでしょうか。注射器にたっぷり水を入れて力を入れても、ピストンはびくともしません。空気は押し縮めることができますが、水は押し縮めることができないということが分かりました。(写真下)
 豆腐の容器には、水がパンパンに入っています。輸送する時に、容器を重ねたりぶつけたりしても、中の豆腐は常に水に守られています。押されても縮まない水が入っいることで、豆腐を衝撃から守っているというわけです。

7月1日の給食

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献立名           きつねご飯
              ポテトチーズ餅
              豆腐のトマトスープ
              牛乳


一口メモ

 今日から7月です。7月の給食目標は、「決められた時間内に食べよう」です。早く食べようとするのではなく、時間内に食べきれることを目標としています。また、給食の準備にも早めに取りかかり、食べる時間がしっかり確保できるように指導していきます。
 給食当番だけでなく、クラス全員が衛生面に気をつけて給食の準備ができるようにも指導していきます。

6月30日(水) その2

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 6年生は、理科の時間に「植物の成長と水の関わり」の学習をしています。先週は、ホウセンカの苗に色の付いた水を吸わせて、葉や茎に水の通り道があることを実験していました。その後、ホウセンカの苗にビニール袋をかぶせたものと、葉を全てとってビニール袋をかぶせたものとで実験を行っています。葉をつけたままのビニール袋の方には、しばらくすると水滴がつくことが分かりました。(葉を全てとってしまうと、水は出ていかない。)
 2組では、その結果を受け、「水は、葉のどこから水蒸気として出ていくのだろうか」というテーマで観察を行いました。葉の薄皮を取り、顕微鏡で調べていきました。葉の裏の気孔細胞の観察です。ホウセンカの葉は、薄皮を取るのか難しいうえに、かなり倍率を高くしないと気孔細胞が見えません。昔、担任をしていた時は、ツユクサの葉をよく使っていました。ツユクサは、葉の裏の薄皮がはがれやすく、気孔細胞が大きく見える植物です。(ツユクサ類なら、どの植物も可です。)中庭に行ってツユクサを見つけて、理科室に持って行ってあげました。
 理科室の顕微鏡ではっきりと見ることができるのは、100倍〜150倍が限度です。6年生の理科の教科書(P68)を見ると分かると思いますが、ホウセンカの気孔細胞の写真には400倍と書かれています。ツユクサに取り替えて観察した子ども達から、「見えた〜!」という声が聞こえてきました。人間が皮膚から汗をかいて水を出すのと同様に、植物にも水蒸気の出口があるということが分かりました。(写真上)
 以前、2年生が音楽の時間に、「Kandinsky」というアプリを使って授業をしていることを紹介しました。画面に自由にお絵描きしたものが、絵の形や色によって様々な音に変換されるというアプリです。子ども達は、その後もいろいろ試す中から、自分のお気に入りの音を見つけることができたようです。
 今日は、一人一人が作った音楽をみんなで聞き合うという学習をしていました。自分のタブレットを先生のところに持って行き接続すると、画面がモニターに映し出されるとともに、音楽室のスピーカーから音が再生されるという仕組みです。(写真中)
 子ども達が作曲したものはごく短い楽曲ですが、再生ボタンをクリックすると、繰り返しその音楽が流れ続けます。この繰り返しがすばらしい効果を生み、まさに現代音楽のミニマル・ミュージックのような不思議な響きを感じさせていました。
 ミニマル・ミュージックは、1960年代からアメリカを中心に流行った現代音楽の作曲技法です。スティーヴ・ライヒやジョン・アダムズなど、多くの作曲家が前衛的な曲を作りました。子ども達の絵から生まれる音楽は、芸術のもつ偶然性のすばらしさが示されているようにも感じ取れました。
 今日の6校時に、久し振りの委員会活動がありました。4月に1回目の活動時間があり、委員長や副委員長、書記を決めたり、常置活動の当番を決めたりしました。しかし、緊急事態宣言が出されたことにより、5月から6月の委員会活動は延期になっていました。
 旭町小には8つの委員会があり、5,6年生の子ども達が学校全体の大切な役割を担っています。代表委員会では、来週行うユニセフ集会と募金活動に向けての話し合いをしていました。図書委員会では、読書旬間に書いたおすすめの本のカードから、それぞれの学年の優秀作品をみんなで選んでいました。また、集会委員会は、7月の集会に向けた話し合いを行っていました。感染症対応を考えた集会にするために、様々なアイデアを出し合いました。(写真下)

6月30日(水) その1

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 明日は、今年度初めてのたてわり班活動があります。たてわり班活動は、旭町小学校の伝統的な特色ある教育活動の一つです。全校児童を1年生から6年生までの全学年が均等に入るグループに構成し、年間を通じで定期的に活動していきます。それならどこの学校でも…と思われるかもしれませんが、旭町小では、そのたてわり班を「全校遠足」や「たてわり給食」、さらには「たてわり清掃」にまで広げ、年間を通した教育活動に位置付けています。
 4月に学校が始まった頃、すでに先生方で今年度のたてわり班の組み合わせ名簿を作成していました。また、6年生も、たてわり班の旗を作ったり、最初の遊びを考えたりして準備をしていました。そして、さあこれから…という矢先に緊急事態宣言の発令があり、異学年交流ができなくなりました。
 どの班も、全て6年生が中心になって進めていかなければなりません。毎年6年生にとっては、自身が旭町小の最高学年であるということを意識するための大切な取り組みにもなっています。たてわり班活動は、異学年での子ども同士のかかわりから得られる成果を第一のねらいとしていますが、6年生のリーダーシップと責任感を育成するということにも大切な意義があります。
 6年1組では、明日のたてわり班第1回顔合わせ会に備えて、会の進行の仕方を練習していました。低学年にもわかりやすく話をすることや、4,5年生のお手本となる態度について、みんなで確認し合っていました。(写真上)
 2年生は、算数の時間に「水のかさのたんい」の学習を行っています。1年生の時は、入れ物に入っている2つの水の量を比べる学習を通して、体積の概念の基礎を学んできました。2年生では、水のかさを測定するための単位を知り、量の感覚を養っていきます。
 2年生では、かさの単位として「L(リットル)」、「dL(デシリットル)」、「mL(ミリリットル)」があることを学習します。1組では、デシリットルの単位の書き方を指導していました。(写真中)
 きっと保護者の多くの方は、「d」の後についている「L(エル)」が大文字であることに違和感をもたれたのではないでしょうか。確かに以前は、「dl」と書いて「デシリットル」でした。「l」は、小文字のエルで、さらに詳しく言うと、筆記体の「dl」でした。(パソコンで入力すると筆記体が入力できないので、説明が難しいですが…)同様に、「リットル」は小文字のエルではなく、大文字で「L」と書きます。
 これは、10年前に行われた一つ前の学習指導要領の改訂時からすでに変更されていたことです。「単位記号の表記は、国際単位系に定められている表記基準に合わせる」というところから、単位の書き方が変更になりました。また、「リットル」のエルの小文字が、数字の「1(いち)」と間違えやすいことから、「L」と大文字を使うことになっています。
 4年生は、国語の授業で「新聞を作ろう」という学習をしています。グループで協力して、様々な記事を集めて学級新聞を作成する学習です。記事を書くために、アンケート調査をしたりインタビューをしたりすることも大切な学習となっています。
 4校時に、1組から3人の子が校長室にやってきました。(写真下)国語の学習で新聞づくりをしていることや、インタビューのお願いについて話をしてきました。3人の後ろには、担任の先生が心配そうに立ち、ところどころで話し方の助言をしていました。
 最初に、「旭町小の良いところは何ですか?」という質問がありました。(必ずこの質問はくるだろうと、あらかじめ予想はしていました。)3つのことを話しました。「自然環境が良いこと」…緑が多く、たくさんの鳥がいて、近くに大きな公園があるからです。「子ども達が素直なところ」…しっかり先生の話を聞いて学習をしていることや、みんなのあいさつが良くなってきたのは、旭町小の子ども達が素直だからです。「運動をするのが好きな子が多いこと」…休み時間にたくさんの子が外に出て遊んでいたり、体育の授業を楽しみにしていたりする様子が見られるからです。
 もう一つの質問は、「学校のどこによく行きますか?」ということでした。これは意外な質問です。しかし、すかさず「中庭です。」と答えました。いろいろな生き物や植物がある中庭を見に行くのが大好きなことと、これからサクラ草の苗を植え替えていく作業があり、毎日中庭に行くようになるということを話しました。
 3人は、必死にメモを取っていました。最後に、顔写真を撮影していきました。どんな新聞に仕上がるのか、楽しみにしていたいと思います。

6月30日の給食

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献立名           ご飯
              鮭の西京焼き
              切り干し大根の炒り煮
              豆腐だんご汁
              牛乳


一口メモ

 「西京焼き」とは、京都の白味噌である西京味噌に漬け込んだ肉や魚を焼いたものです。
 明治元年、江戸が「東京」という名称になったことで、関西付近が「西京」と呼ばれるようになりました。西京味噌とは、米麹を使った淡黄色の白味噌のことで、塩分が少なく上品な甘みが特徴です。そのため、ご飯にとてもよく合います。

6月29日(火) その2

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 6年2組で、国語の聞き方のテストがありました。たいてい、各学期に1回はこのような聞き取り問題が用意されています。子ども達は、ワークテストの裏面にメモを取って良いことになっています。話の内容を聞き終えたところで問題用紙を広げ、設問に答えていきます。(写真上)
 聞き取る話の本文は、先生がCDで流します。(昔は、先生が読んで聞かせたものでした…)今回のテストは、「動物園は必要か」という討論会の様子を聞き取る内容でした。動物園はあった方が良いという立場の意見の後、反対側の主張がありました。さらに、それらの意見に対する質問や受け答えがあり、最後に討論会の締めくくりの意見発表があるという設定でした。
 メモを取って良いので簡単と思いがちですが、聞き方のテストは意外に難しいものです。単なる記憶力の問題ではなく、討論会全体の流れを把握しながら聞いていないと設問に答えることができません。
 5年1組が、家庭科の時間に、コンロの使い方についての学習をしていました。今年度も、家庭科の調理実習ができない日々が続いています。せめてガスコンロの使い方程度は、できる時に実施しておかなくてはなりません。
 家庭科室には、何台かガスコンロが用意してあり、教科書に書かれているように、ガスの元栓をひねるところから行います。そして、つまみを押しながら回して火をつけるタイプのガスコンロとなっています。子ども達に聞いてみると、レバーを下に押すタイプのコンロを使っている家庭がほとんどのようでした。また、IHクッキングヒーターを使っている家庭も増えてきています。教科書には、その説明も載っています。
 子ども達は、理科室でも4年生の頃からカセット式のコンロを使ってきています。ガスコンロのつまみは、12時方向にあるものを90度左回転させて火をつけるようになっています。意外と小学生には、この動作が難しいものです。左手で行うとうまくいくのですが、右手で回そうとすると上半身が左側に一緒に回ってしまい、なかなか火がつかない子が出てきます。
 それは、つまみの持ち方に原因があります。つまみは親指と人差し指で挟みますが、右利きの場合、そのまま縦につまみを持つ(つまみの左側に親指、右側に人差し指)と、90度左に回すのが大変になります。(写真下の左側のつまみを持つ手参照)
 一方、手のひらを上に向けるようにして、つまみの右側に親指が来るようにして持つ(写真下の右側のつまみを持つ手参照)と、90度の左回転が楽になります。たったこれだけのことですが、経験がないと分からないことです。
 ところで、なぜガスコンロは、つまみを右回りにするように作らなかったのでしょうか。水道の蛇口も左に回して水を出し、右回りで止めるようにしています。「火を止める」あるいは「水を止める」という動作を重視し、回しやすい方を止める側にしたのではないかと考えられています。

6月29日(火) その1

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 6年生の両方のクラスで、書写(毛筆)の授業がありました。先週は、5年生が松尾芭蕉の俳句「夏草や…」をお手本に授業をしていました。6年生は、同じ芭蕉の名句「五月雨を あつめて早し 最上川」を書きました。小筆を使い、用紙に合った文字の大きさと配列を考えながら書くことを目的とした授業でした。
 お手本を書く先生の文字の見事なこと…教室の大画面に、小筆ですらすらと文字が書かれていきます。(写真上)これは、指導書に付録でついてきているDVDの動画を再生したものです。普段は、毛筆の作品に学年と名前を書く時だけに使っている小筆ですが、今日は主役となりました。小筆を使う時も、しっかり筆を立てて持ちます。また、小筆で書く時は、小指の側面を軽く机につけて書くようにします。
 筆文字をもっと練習しておけばよかったと後悔するのは、たいてい大人になってからです。受付で筆ペンとサインペンが用意してあると、迷わず自分はサインペンを手にします。
 ところで、この松尾芭蕉の俳句は、最初は「五月雨を あつめて涼し 最上川」と詠まれていたそうです。五月雨は、梅雨時の雨のことを言い、季語は初夏です。ですから、「暑い7月に、梅雨を集めたような最上川から吹いてくる風が、なんと涼しいことだ」という意味のとても優雅で風流な句であったわけです。ところがその後、芭蕉は川下りをしたことによって、最上川の急流の激しさを感じ、「五月雨を 集めて早し…」と句の内容を変更しました。「涼し」と「早し」の違いだけで、自然の猛威を感じさせる迫力が生まれました。
 木曜日の夜に、俳句の査定をするテレビ番組があります。有名な俳句の先生による採点や批評、そして添削のすばらしさが人気となっています。一字一句の違いで、俳句が見違えるほど変わってきます。限られた文字数をうまく使って表現する俳句の芸術性さえも感じられる番組です。
 今日は、2年生の水泳指導の予定でした。3,4校時の頃には雨が上がり始めてきましたが、日差しがなかったこともあり中止としました。1組の教室では、水泳の持ち物をみんなで確認していました。水着や水泳帽、タオルに名前がついているかを確かめました。自分のお気に入りのバスタオルを早く使いたくて仕方がない様子でした。(写真下)
 昨年度は水泳の授業が全くできなかったため、2年生にとって小学校のプールで泳ぐのは初めてのことになります。来週は、太陽の日差しをたっぷり浴びてプールに入れるようにと、どの子も願っていました。

6月29日の給食

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献立名           ジャージャー麺
              フルーツポンチ
              牛乳


一口メモ

 ジャージャー麺とは、トウバンジャンやテンメンジャンといった中国の調味料を使い、甘辛く味付けをしたひき肉をのせた麺料理のことです。
 味付けをしたひき肉の他に、千切りにした野菜も一緒に入っています。麺に混ぜて食べるようにします。

6月28日(月)

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 全校朝会は、放送で行いました。今日から水泳指導が始まるということで、プール始めの話を副校長先生に行ってもらいました。
 先週までの予報では、今週はほとんどが雨マーク続きだったのですが、今朝になってすっかり天気が良くなりました。今日の4年生に続いて、明日以降も学年ごとに水泳指導を予定しています。
 旭町小のプールは、周りが桜の木とヒマラヤスギに囲まれています。真夏は日差しをさえぎってくれて便利なように感じますが、落ち葉を掃除する手間がかかるため、実際はとても大変です。風が強い日の後は、プール内にもたくさんの落ち葉が入り込みます。私が担任をしていた時には、台風が通過した翌日に水泳記録会があり、朝から網を手にプールの中を掃除したことがありました。
 先週は、プールの底にたまったごみを掃除するために、プールロボットが活躍していました。練馬区に何台か用意されていて、申し込むと学校に届けてもらえます。部屋の中を行ったり来たりするお掃除ロボットと同じで、プールの中をランダムに動き回りながらごみを吸い取ってきれいにする優れものです。おかげて、トップバッターの4年生は、きれいなプールで久し振りの水泳指導を行うことができました。
 子ども達が楽しみにしている水泳指導ですが、一歩間違うと大きな事故につながりかねません。どの学年も、事前の指導をしっかり行ったうえで水泳の授業に臨みます。3年生は、あさって予定している水泳指導のために、学年全体を視聴覚室に集めて、事前指導を行っていました。(写真上)
 通常のやり方であれば、直接プールの更衣室で着替え、プールサイドで準備運動…という流れです。しかし、今年は教室で着替えて、体育館で準備運動をすることにしています。また、プールサイドでの人数確認(バディー)のやり方も今年は変更しています。3年生の子ども達にとっては、2年振りの学校での水泳授業です。楽しみな気持ちとともに、真剣に先生の説明を聞いていました。
 学校の校庭の東側に、ヒマワリの花が咲き始めました。黄色い太陽のようなヒマワリの花は、まさに夏を象徴する植物です。その奥で、2年1組の子ども達が、生活科の学習で育てているミニトマトの鉢の観察をしていました。ミニトマトの実は、まだ硬くて小さな緑色です。1学期の残り3週間で赤く色づいてくるでしょうか。
 旭町小には、中庭にもあちこちにヒマワリが植わっていて、日差しを浴びてぐんぐん伸びてきました。毎年こぼれ種で出てきているようです。子ども達の背をはるかに超えて、いつの間にか大きくなっていました。
 最近は、コンパクトサイズのミニヒマワリが人気です。ガーデニング材料として、寄せ植えに使うこともできます。また、花の形や咲き方に特徴のある品種(1つの茎に1つの花ではなく、分枝してたくさん花をつけるタイプ)もあり、ヒマワリも品種改良が進んできているようです。
 5年生は、1学期の保健の授業で「心の健康」についての学習をしていきます。今日は、1組でその第1回の授業として、「心の発達」について学習していました。「心はどのように発達するのか」そして、「心はどんなことを通して発達するのか」ということを学びます。(写真下)
 心は、感情や社会性、思考力などの様々な働きが関わり合って成り立っていて、年齢とともに発達していきます。それぞれを、自分自身の赤ちゃんや1年生の頃と比べながら考えさせていくと分かりやすくなります。感情は、喜びや悲しみ、怒りなどの心です。小さい頃は、すぐに泣いたり怒ったりしていました。しかし今では、感情が豊かになり、美しいものやすばらしいものに感動する気持ちがもてるようになってきています。社会性は、約束を守ったり、責任を果たしたりする心です。小さい頃は、自分のことしか考えていなかったのに、今では他の友達を思いやる心が育ってきています。思考力は、物事を筋道立てて考える力です。小さい頃は、よく考えずに行動していたのに、今では先のことまで考えられるようになりました。
 こう考えてくると、人間の心の成長のすばらしさが分かります。では、そのような心は、どんなことを通じて発達することができたのでしょうか。友達との関わりや日々の学習、遊び、自然に触れること、他学年との関わり・・・結局、こうして毎日学校に来ていること自体が心の発達に重要であるということが分かります。逆に言うならば、ずっと家に一人でいて、何もせずにじっとしていたら…心は発達しないということです。

6月28日の給食

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献立名           ピラフ
              スペイン風オムレツ
              ベーコンと野菜のスープ
              牛乳


一口メモ

 日本から遠く離れた国であるスペインでは、オムレツにたくさんの具を入れてじっくりと焼きます。今日は、ジャガイモや玉ねぎ、ピーマン、ひよこ豆を入れました。
 卵には、人が体の中で作ることができない栄養素がバランスよく含まれています。また、ピーマンなどの色の濃い野菜に含まれる栄養素は、油との相性が良く、卵に含まれる油と一緒に食べることで効率よく体に取り込まれます。

6月28日(月)

ジャンプしてみよう! ジャンプしてみよう!
マーカーを目印に距離を空けよう! マーカーを目印に距離を空けよう!
先生の動きを真似してみよう! 先生の動きを真似してみよう!
今日から水泳指導が始まりました。早速、3、4校時、4年生がプールに入りました。2年ぶりのプールに、子ども達もドキドキでしたが、隣の人との距離を空ける、しゃべらない等の約束事をしっかり守ることができました。
プールに入ったら、手を伸ばす、水をかく、ジャンプする、水中で息を吐く等、先生と同じ動きをして、水中での多様な動きを楽しみながら行いました。

今年度は、新型コロナウイルス感染予防として、各学年2回までの水泳指導となっております。感染予防、熱中症予防、水での事故防止に留意しながら、安全で楽しい水泳指導を行っていきます。

6月25日(金)

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 4年生は、図工の時間に「楽しいツリーハウス」の制作をしています。ツリーハウスは、木の上に建てられた冒険感のある家です。最近では、キャンプ場に併設されているところが多く、子どもから大人まで楽しめる人気スポットにもなっているようです。木の上からの眺め、自然と一体になった開放感は、子どもの頃に秘密基地をつくって遊んでいた大人たちをもとりこにしているそうです。
 子ども達は、こういう工作が大好きです。「自分だったらこんな家に住んでみたいな…」という思いは、誰にでもあるものです。今週は、まだツリーハウスの外観を設計して形にしていく段階ですが、これから家の中のつくりに取りかかると、さらに夢中になって取り組むことでしょう。
 どの子も、今回の工作に向けて、自分の家から様々な材料を用意してきていたようです。持ち寄った材料から、どんな家にしようかなと、さらにアイデアがふくらんでいきます。(写真上)
 5年生が総合の学習の時間に育てているバケツ稲が、ずいぶん大きくなってきました。先日もお伝えしたように、稲の成長の記録は、こまめにタブレットPCを使って写真に収めるようにしています。
 1組では、Google スライドを利用して、プレゼンテーション資料にまとめていました。子ども達は、かなりタブレットの操作に慣れてきたようです。写真データを貼り付けるとともに、気づいたことなどの記録を入力していました。(写真中)
 タブレットPCにはキーボードもついているため、文字の入力を打ち込むことができます。また、タッチペンを使って、手書き入力で文字を入れて変換させることもできます。ローマ字入力が苦手であったり、まだローマ字を習っていない学年にとっては、とてもありがたい機能です。(その他、音声入力も可能です。)
 5校時に、3年1組が理科の学習で、畑の植物の観察を行っていました。(写真下)3年生は、5月にいろいろな花や野菜の種をまきました。ヒマワリやホウセンカ、オクラ、ダイズの種です。しかし、3年生の畑が校庭の西側にある桜の木の付近であるため、あまり日当たりが良くありません。特に、オクラやダイズの実がなるためには、十分な日光が必要となります。
 ダイズは、葉の付け根の部分に、紫や白色の小さな花をつけます。花後にふくらんできたさやを収穫すれば、枝豆として食べることができます。そのままにして、秋に茶色くなってから収穫すると、大豆として利用することができます。
 旭町小は、緑が多いのはありがたいのですが、学年で植物を育てるスペースがあまりありません。今後活用できるとしたら、「中庭の中央部分」、「南校舎の東側の自然観察園を耕す」、「体育館〜図書室前にプランターで栽培する」などが考えられます。南校舎と校庭との間にある植え込みを畑にするという手もありますが…かなり予算が必要になります。

6月25日の給食

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献立名           ご飯
              おからハンバーグ
              キャベツのおかか炒め
              きのこの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 「おから」とは、大豆を豆腐にする時にできるものです。大豆を水に浸して煮た後、絞って豆乳を作ります。豆乳を絞り出した後に残ったのが「おから」です。
 食物繊維がたっぷり含まれていて、お腹の調子を整えてくれます。また、カルシウムもたくさん含まれていて、骨を強くするはたらきがあります。

家庭科 フェルトの小物づくり(5年生)

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 5年生の家庭科では、フェルトを使った小物づくりをしています。
 並縫い、半返し縫い、本返し縫い、かがり縫いの4種類の縫い方を使い、コースターやワッペン、マスコットなどを作成しました。子供たちは、様々な色のフェルトを好きな形に切って縫い合わせたり、デザインを考えて刺繍を入れたりしました。
 はじめの手縫い練習では、玉止め、玉結びでつまずいていた子たちも、メキメキ上達していき、小物づくりでは楽しく手縫いすることができました。また、多くの子が「見てください先生!」と自分で納得のいく作品を作れたことに満足していました。手縫いのよさを感じることができる活動となりました。

6月24日(木)

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 2年2組の子ども達が、生活科の時間に中庭に行き、生き物を探していました。旭町小の中庭から校庭、果樹園にかけては、植物がそのままの状態になっている「自然観察園」としています。雑草が生い茂ったり、様々な野草が自然な状態で見られるようにしています。そういう環境なだけに、いろいろな生き物がたくさん生息しています。(写真上)
 しかし、まだバッタ類は見つからなかったようでした。2年生の子ども達が見つけたのは、ダンゴムシでした。落ち葉や石の下にたくさんいることを知っている子が、夢中になってつかまえて先生に見せに来ました。両手で握っていた小さな手を開くと、ダンゴムシがぞわぞわと動き始めました。それを見た先生は、「観察したら逃がしてあげようね。」と、一歩下がりながらも冷静に話していました。
 中庭では、池の中の生き物にも子ども達の関心が集まります。たくさんの子ども達が池をのぞいていたら、「ギィ〜、ギィ〜」というけたたましい鳥の声がし始めました。オナガという頭が黒で尾が長く、きれいなグレー色の鳥の鳴き声でした。あまりにも子ども達に向かって威嚇するように鳴いているなと思ったら・・・ちゃんと気が付く子がいるものです。こぶしルームの外の植え込みの陰に、オナガのヒナがいました。まだよく飛べないのか、子ども達が近づくとバタバタと逃げ回っていました。その様子を木の上から見ていた親鳥が、さらに甲高い声で威嚇してきました。
 けがをしている様子はなく、どうやら巣立つヒナを親鳥が見守っていたようです。インターネットで調べてみると、オナガは巣立つ前のヒナを厳しく育てるということが書いてありました。しばらく餌を与えずに、自分で虫をつかまえるようにもさせたりするようです。しかし、人が近づくと威嚇するわけですから、愛情をもって見守っているのですね。
 子ども達は、ヒナから離れてあげることにしました。中庭は、夜になるとネコがやってくる場所です。それ以外にも、たくさんの試練があって成長していくことになります。
 5年生の書写(毛筆)の時間に、松尾芭蕉の俳句をお手本にした小筆の練習をしていました。「字の大きさや、字間に気をつけて書こう」をめあてとした学習でした。(写真中)
 お手本に使った俳句は、「夏草や つはものどもが ゆめのあと」です。子ども達のお手本は、「夏草」のみを漢字にしていますが、俳句の意味を分かりやすくするために漢字にすると、「夏草や 兵どもが 夢の跡」となります。芭蕉は、江戸時代前期に活躍した俳諧師です。江戸から東北、北陸を始め、全国を旅しながら多くの名句を残しました。
 この俳句は、芭蕉が岩手県の平泉を訪れた時に詠んだ句とされています。平泉は、源頼朝に追われた義経が最期に身を寄せた場所です。500年の月日が経ってから芭蕉がその地を訪れ、はるか昔の武士たちの戦(いくさ)をしのんで詠んだ句です。現代語に直すと、「今や夏草が生い茂るばかりだが、ここはかつては武士達が栄誉を求めて戦をした跡地である。昔のことはひと時の夢となってしまったなあ。」という内容でしょうか。人間の思うことや行いは、長い歴史の中のほんの一コマであり、自然の風景は変わらず存在し続けるという、人生のはかなさも感じ取れる句です。
 子どもの頃、自分の家の応接間に、この句が書かれた額縁が飾ってありました。武士が馬に乗って戦っている絵が添えられていた記憶があります。芭蕉の句と知ったのは、大人になってからのことでした。
 先月末から、3年生は総合の学習の時間に、カイコの飼育に挑戦しています。最初は小さな黒い粒の卵でしたが、3週間以上が経過して、ようやく3〜4cmくらいに成長してきました。3年生は、一人ずつ箱を用意して、毎日自分のカイコのお世話をしています。
 1組では、カイコの体のつくりや特徴について話を聞いてから、観察カードに記録をしました。子ども達は、フンの大きさからも、日に日に大きくなってきている様子を感じ取っていました。(写真下)
 今まで、人工の餌をカイコに与えていました。そろそろ本物のクワの葉をあげ始める頃です。不思議なもので、一度本物のクワの葉をあげると、二度と人工の餌に戻すことはできません。それほどカイコにとって、桑の葉はおいしいものなのでしょうか。

6月24日の給食

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献立名           コーンマヨトースト
              じゃこ入りサラダ
              ミネストローネ
              牛乳


一口メモ

 ミネストローネは、イタリア料理の一つです。
 「ごちゃまぜ」という意味の言葉がもとになっていて、具沢山なスープです。
 日本では、今日の給食のように、トマトスープの印象が強い料理です。たっぷりの野菜を時間をかけてじっくりと煮ることで、野菜のおいしさが味わえるスープになっています。

6月23日(水)

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 今日は、6月23日です。東京オリンピックの開会式が7月23日なので、ちようど1か月前となりました。6年1組では、総合の学習の時間に、オリンピック・パラリンピックに参加する国々の調べ学習を行っていました。(写真上)
 写真の黒板に貼ってある5つの国名をご存知でしょうか? 左から、スウェーデン、ベトナム、ブルンジ、ボリビア、ガンビアです。国旗は知らなかったとしても、スウェーデンとベトナム、ボリビアは聞いたことがある国です。(ブルンジとガンビアの関係者の皆様、申し訳ありません。後でフォローします。)
 では、世界地図で、ボリビアの場所を知っていますか? 私は知りませんでした。(ボリビアの関係者の皆様、申し訳ありません。これからフォローします。)
 ボリビアは、南アメリカの中央部に位置し、ブラジルやペルー、チリなどに囲まれた内陸部にあります。面積は、日本の約3倍の大きな国です。インターネットで調べてみて、行ってみたいなと思いました。それは、死ぬまでに行きたい絶景No.1の場所と呼び声高い「ウユニ塩湖」がある国だからです。鏡のように空が映る湖の上を歩く写真を見たことがあります。その場所がある国か…と思いました。
 6年生の子ども達は、このような情報を含めて、各国の料理や生活の様子をタブレットPCを使って調べていました。また、調べた内容は、必要な部分をコピーして発表資料とするために保存していました。
 なぜ、この5か国を調べていたかというと、東京オリンピックの開催が決まってから、都内の小中学校に5つの国を割り当てたことが始まりでした。旭町小でも、数年前から生活科や総合の学習の時間を使って、いろいろな学年でこれらの国について調べ学習を行ってきました。北校舎2階の廊下や階段の壁面に、5か国の情報やオリンピック・パラリンピックの種目等が掲示されています。昨年度は延期になったため、これらの国が割り当てられていたという記憶もだいぶ色あせてしまいました。東京オリンピックの開催が見えてきたこともあり、始まる前に事前学習をしておくようにします。
 ところで、ブルンジは、タンザニアやコンゴと国境を接するアフリカ大陸の内陸部に位置する国です。コーヒー豆の栽培が伸びてきている国のようです。一方、ガンビアもアフリカにある国です。西アフリカの海岸沿いにある共和国です。アフリカ大陸でもっとも小さな国です。国の真ん中を流れるガンビア川の両岸が国土となっている珍しい地理をしています。(ぜひ、地図で確認を…)
 音楽室から、3年生の歌声が聞こえてきました。今週から緊急事態宣言が解除となり、感染症予防を行ったうえでの歌唱指導が可能になりました。やはり、子ども達の歌声は小学校につきもので、必要不可欠なものであると感じます。
 音楽室に入ってみると、ドレミの歌の合奏(上のパートと下のパートの合奏)をしているところでした。キーボードと鉄琴、木琴に分かれて、練習の成果を発表していました。歌は、聞いている子ども達の席からでした。友達の発表を応援するかのように、「ドミミ、ミソソ…」と歌っていました。(写真中)発表会は、1学期の器楽のテストでもあります。ピアノを弾きながら、先生は一人一人の演奏をしっかり評価していました。
 6年生は、理科の時間に「植物の成長と水の関わり」の学習をしています。2組が理科室で実験をしていました。シロバナホウセンカの苗を使い、赤く染めた水を吸わせて、水の通り道を調べる実験です。三角フラスコに染色液を溶かした液体と、根を洗ったホウセンカの苗を入れて準備をしました。そして、1時間後に苗の様子を観察しました。すでに葉の先までところどころが赤く染まっていて、水が吸い上げられたことが分かりました。さらにカッターで茎や葉を切って調べてみると、水の通り道がどこにあるかが分かります。茎は、中心部ではなく、表面に近い部分が赤く染まっいました。(写真下)
 シロバナホウセンカを使うのは、花の色も染色液で染まるからです。花が咲いている苗が間に合わなかったので、白い花が咲いた苗が用意できたら再度挑戦して、子ども達に見せてあげたいと思います。
 ちなみに、シロバナホウセンカの種は、毎年練馬区の理科部の先生方が各校に配布しています。今年は、旭町小でも種を収穫して来年用にとっておこうと思います。

6月23日の給食

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献立名           大豆入りひじきご飯
              じゃがいものそぼろ煮
              和風かきたま汁
              牛乳


一口メモ

 ひじきは、カルシウムが多く含まれています。カルシウムは、骨を丈夫にするだけでなく、筋肉がスムーズに動くようにもするはたらきがあります。
 骨はカルシウムの倉庫で、足りなくなると骨の中からカルシウムを血液へ送り出します。カルシウムを送り出すと、骨がその分弱くなってしまいます。
 日本人の食生活は、カルシウムが不足しがちです。毎日給食に出ている牛乳や、シシャモなどの小魚や海藻類を進んで食べるようにさせたいものです。

6月22日(火) その2

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 読書旬間の2週目に入っています。どの学年も、読書カードに読んだ本の記録をとりながら取り組んでいます。1年生の子ども達も、低学年用のカードにたくさんの本の題名を書き込んでいました。
 2組では、今まで読んだ本の中からみんなに紹介したい本を1冊を選び、カードに絵と言葉で表現していました。(写真上)読んだ本について紹介し合うということも、読書の楽しさの一つです。学校全体で取り組んでいる読書旬間です。来週以降には、校内全体におすすめの本の紹介が掲示されていくことでしょう。
 子ども達がカードを書き終えたところで、各自のタブレットを使って写真を撮りました。そして、撮った写真を先生のパソコンにアプリを使って送ると、教室の電子黒板に全員のカードの写真が集まっていきます。クラスのみんなで、それぞれの作品を共有することができます。
 1年生も、だんだんタブレットの操作に慣れてきたようです。また、月に何回か、ICT支援員さんが区内の学校を巡回しています。今日も教員の要請に応じて教室に入り、様々な学習場面でタブレットPCの操作について支援していただきました。1年2組でも、写真を送るまでの操作を個別に見て回っていただきました。
 読書旬間中は、図書室を利用するクラスが多くなりました。図書室には、毎週2日間、図書館支援員の方が勤務されています。本の貸し出しや整理の他、それぞれの時期に合った図書を選定し、展示していただいたりしています。
 6年2組では、図書の時間の後半に、担任の先生による絵本の読み聞かせを行っていました。図書室に最近新しく入ったばかりの本で、「ぼくがラーメンたべてるとき」という本でした。(写真中)
 「高学年の子供に絵本を?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。内容や読み手によって、対象年齢は大きな幅があるのが絵本の魅力です。実際に、この絵本の対象年齢は、3,4歳〜小学校高学年となっています。
 ぼくがラーメン食べてる時、隣のみっちゃんがテレビのチャンネルかえた。その時、隣の街では、隣の国では…そして、そのまた隣の国の男の子は…となっていき、日常から徐々に離れていきます。距離が広がれば広がるほど、同じ「子ども」でも、暮らしそのものが違って見えてきます。私たちがどれだけ恵まれた環境にいるかということは、日常気が付いていないものです。作者の世界平和への思いを感じる一冊でした。
 その作者とは、長谷川 義史さんです。先週の朝会で、「いいからいいから」の絵本を全校に紹介したばかりですが、同じ作者でした。他にもいろいろな絵本を出している方のようなので、読んでみたいなと思いました。
 4年生は、国語の時間に「新聞を作ろう」という学習をしています。相手や目的を意識して、書く内容を選んで新聞形式にまとめます。グループで内容を考えて分担し、協力して学級新聞を作っていく学習です。新聞形式でまとめをするのは、社会科や総合的な学習の時間でもよく取り上げる形態なので、他教科にも役立つ学習と言えます。
 2組では、まず実際の新聞を子ども達に提示し、どのように書かれているのかを指導していました。(写真下)新聞には、新聞名や発行日とともに、見出しや写真が入っていて見やすくなっています。子どもならではの目線で、楽しい学級新聞ができるのを楽しみにしていたいと思います。
 ところで、新聞を定期購読している家庭はどのくらいあるでしょうか? この20年間で、定期に契約している家庭は減る一方のようです。確かに、書き初めや図工の授業で新聞紙を持ち物に入れるのが、以前は普通に行われていました。最近は、カッコ書きで「用意できる人」としなければなりません。
 購読率減少の理由は明かです。「ニュースをインターネットで見るようになった」、「読む時間がない」、「新聞紙の処分に困る」などでしょうか。特に、メディアの変化が一番の理由のようです。と言っている私の家も、ついに今月末で朝刊の購読をやめることにしました。土日しか新聞を手にしていないのと、スマホでニュースを見ているのが理由です。スーパーのチラシも、最近は電子版で情報を得ることができます。定期購読をやめることになってから、今月分の新聞紙をストックするようになりました。新聞紙が貴重なもののように思えてきました。意外と、新聞紙を使う場面は多いものです。もしかしたら、新聞紙を利用したくなって、またいつか定期購読を始めることになるかもしれません。

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