6月29日(水)ところで、4年生で習う新出漢字は、6学年の中で最も多い202字であることと、都道府県名の漢字全てが網羅されていることを以前お伝えしました。4年生の子ども達は、47都道府県をどれたけ漢字で書けるようになったでしょうか。 漢字は、繰り返し生活の中で使わないと忘れてしまいます。都道府県名は、それほどたびたび書くものではありません。(だから大人は、都道府県名を漢字で書けない場合が多い…)それに対して4年生は、時々都道府県の位置と名前を覚えているか、プリントで確認をしています。全国の4年生が、最も都道府県名を漢字で書いている人たちではないかと思われます。 また、カンジー博士の指示はローマ字にも及びます。都道府県名を漢字で書くだけでなく、「ローマ字でも書き表してみましょう」となっています。ローマ字を習ったのは、3年生の2学期でした。それほど指導時数はとっていません。しかし、4年生の子ども達はよく書けていました。タブレットの導入と関係がありそうです。中学年の頃からローマ字入力に慣れ親しんでいる成果が表れているようです。(写真上) 5年生は、家庭科の時間に裁縫の学習に取り組み始めました。裁縫道具を初めて使う学習単元です。まずは、裁縫道具としてどのようなものが入っているのか、さらにそれぞれの名前と何をするための道具なのかを調べていきました。裁縫道具には、はさみだけでも2種類あります。布を切る「たちばさみ」と糸を切るための「糸切りばさみ」です。 5年生の裁縫は、簡単な手縫いの技能を学習します。まずは、針に糸を通すことと、玉結びや玉どめができるようにしなければなりません。今日、2組では、針に糸を通してから玉結びをするところまでの実習をしていました。子ども達の裁縫道具には糸通しが入っていましたが、どの子も簡単に針穴に糸を通していました。しかし、玉結びはさすがにすぐにはできなかったようです。先生のお手本を見たり、タブレットを使ってNHKの動画から指の動きを確認しながら挑戦していました。 玉結びは、親指と人差し指で糸を寄り合わせ、中指で押さえながら糸を引っ張ります。見本を示す先生の手が、手品師の指先のように動いて玉結びができていきました。まずは、自分で繰り返しやりながらコツをつかむことが大切です。(写真中) 中休みと昼休みに、4年1組の子ども達が校長室に来ました。国語の「新聞を作ろう」という学習でのインタビューのためです。グループの仲間で1つの新聞を完成させるようでした。取材する内容に合わせてアンケート調査を行い、それを新聞にまとめるという学習です。 まず、中休みに来た子ども達からは、「好きな植物を教えてください。」と聞かれました。それも、1位から5位までの花の名前と好きな理由を答えなければなりません。1位は、セントポーリアです。ちょうど校長室に咲いていたので、説明しました。2位はサクラ草、3位はコチョウラン、4位はバラ、5位はパンジーと、それぞれ理由をつけて話しました。インタビューする子は、話を聞きながらしっかりメモを取っていました。時々、逆に子ども達に質問をしながら次の植物名を何にしようかと考えていたのですが…さすがにそれは悟られなかったようです。(写真下) 昼休みに訪れたグループは、SDGsに関する新聞を作る予定と言っていました。それに合わせて質問してきたのが、「植物を育てている時に気をつけていることは何ですか?」ということでした。植物の特性をよく調べて、日光や水やりを適切に行うことという内容を、なるべく子ども用に分かりやすく答えました。 ちょうど来週の全校朝会で、SDGsに関する話をしようと考えていたところでした。なんとタイミングの良い子ども達でしょう。このグループの作る新聞にも注目したいと思います。 2つのグループがインタビューに来ましたが、たいていグループの中に主となってよく話をする子(受け答えのはっきりとした子)がいます。そういう子がリーダー的な姿を見せ、周りの子ども達が見習い、育っていくのだなと思いました。 3年生 水泳3年生は1・2年生の時に新型コロナウイルスの影響や天候に恵まれなかったことなどから今まで入ることができず、今日ようやく初めて学校のプールに入ることができました。子ども達は待ちに待ったプールに朝から喜んでおり、「やっと入れる!」とやる気に満ちあふれていました。 はじめは、1・2年生のころに学習しておく予定だった「バディ」「整列」「プールでの決まり」「プールに入る一連の流れ」などを学習しました。そこからだんだんと、潜ったり、浮いたり、歩いたりとレベルアップをし、最後にはけのびまで練習することができました。 とても暑い中でしたが、子ども達はプールに入ることができた喜びや、泳いだり潜ったりできたことで笑顔いっぱいで過ごしていました。次回はよりレベルアップをして、泳ぐことに挑戦することができたらいいな・・・と思っています。 6月29日の給食春雨サラダ メロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、アンデスメロンです。全部で32個の立派なメロンを学校まで届けてもらいました。 甘くて香りがよく、とてもジューシーなメロンです。実は、メロンはキュウリやカボチャと同じ「ウリ科」の仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる1,2時間前に冷蔵庫に入れるのがおすすめです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は、次のうちのどれでしょう。 (1) 南米アンデスメロンが原産だから (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから (3) 「安心ですメロン」を略したから 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心」から「アンデスメロン」という名前で売り出したのが始まりだそうです。 6月28日(火)4年生は、「ふれあい環境学習」の出前授業を1か月前に受けています。その時に、出前授業をしていただいた練馬清掃事務所の方々に聞いたところ、「ぜひ工場見学に来てください。」と言われました。工場をリニューアルして、すばらしい見学コースが出来上がったとのことでした。今回実際に見学に行ってみて、確かにそのすばらしさにびっくりしました。 昨日、関東地方の梅雨明け宣言が出されました。今日も朝からじりじりとした暑い日でした。清掃工場までは歩いて20分ほどですが、なるべく光が丘公園内の木陰を通って行くことにしました。また、途中で水分補給の時間もとっています。 学校から南の方角に煙突が見えていますが、清掃工場に着くと、壁面がペールオレンジ(うすだいだい色)にきれいに塗装されていることが分かりました。後で説明がありましたが、周りの団地との調和を図ってこの色にしたそうです。(写真上) 館内は、広々としていてとてもきれいでした。映像を通して工場の概要の説明を聞いてから、4つのグループに分かれて見学をしました。次々と清掃車がやってきてバンカにごみを落としていくところや、そのバンカのごみをクレーンでつかむ様子をガラス越しに見ることができました。以前の清掃工場では、人がクレーンを操作していましたが、今は全てコンピューターで自動運転しているそうです。その他にも、24時間体制で工場内を管理する中央制御室の様子を見学することができました。また、見学コースのところどころに、子ども達に分かりやすく解説するための展示物や映像コーナーが設置してありました。 ごみは、800度の高温で燃やす仕組みになっていて、有害物質が出ないように配慮されています。さらに、様々な仕組みでにおいや煙成分を除去しているため、環境にやさしい清掃工場になっています。さらに、発生した熱を利用して発電を行ったり、温水を近くの施設に供給したりもしています。広い公園とたくさんの住宅に隣接した清掃工場ということで、超ハイテクの技術が使われていることが分かりました。 昔、区内の学校から、貸し切りバスに子ども達を乗せて引率したことがあります。旭町小は、清掃工場まで歩いて見学に行けるので、とても恵まれています。見学の最後に、子ども達からいろいろな質問が出ました。積極的な見学態度に、工場の人達が感心していました。 昨日は、4年生の保健の学習についてお伝えしました。今日は、3年2組で保健の授業が行われていました。(写真中)体育の保健領域は、3年生以上で行われます。(学年によって、実施する学期が決まっています。) 3年生は、1学期の保健の時間に、「健康な生活」についての学習をすることになっています。健康な状態について考えを深め、健康は一日の生活の仕方や身の回りの環境によることなどについて学んでいきます。 今日は、まず「健康とはどういう状態か」ということについて考えさせました。WHO憲章の前文の「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。」という言葉は、あまりにも有名です。(中学校の保健の授業で習ったのではないでしょうか?)しかし、小学校3年生にこのことを理解させるのは、とても難しいことです。人への優しさがある子や、心配ごとがない子が本当に健康であるというように、分かりやすく指導することが大切になります。 3年1組では、書写(毛筆)の指導が行われていました。先日行った初めての毛筆に続いて、2回目となる今回は、「二」を書きました。横画の練習で、始筆・送筆・終筆の筆使いについて理解させる学習でした。(写真下) 特に毛筆では、穂先をそろえて筆を入れる始筆がまず重要ポイントになります。筆先を斜め左に向けて一旦半紙にトンと置き、しっかり止めてから筆を横に動かします。さらに難しいのが終筆です。終筆もしっかり止めることがポイントになります。根元に力を入れる(筆が斜めになる)と、下にこぶが出来てしまいます。筆先をつけたまま、筆を軽く持ち上げるようにするときれいな終筆になります。言うのは簡単、行うのは難しい…何度も書きながら覚えていくのが一番です。 光が丘清掃工場見学(4年生)まず、清掃工場の近くまで着くと、子供たちが口々に「煙突は何mくらいあるんだろう。」「どうしてこんなに高いんだろう。」「あ!煙突の先にライトがついてる!」と気付いたこと感じたことを話していました。 工場の中に入ると、清掃工場のしくみが分かるように工場で働く人が詳しく説明してくださいました。煙突は約150m、煙は排ガスと呼ばれていて近所に住む人たちの環境に配慮して、マンションよりも高い位置で煙突を通して外に出しているのだそうです。それだけでなく、排ガスの中のすすなどを取り除いてきれいにしてから外に出しているのだそうです。 施設の中では、見学中も家庭の燃やせるごみが小型プレス車でごみバンカに運ばれていました。一回に3トンのごみをつかめる大きなクレーンが、溜められたごみをつかんでは放し、つかんでは放してかきまぜていました。溜められたごみの水分などをなるべく均一にするためだそうです。そして、20分に一回ほど、クレーンは焼却炉の中に3トンのごみを運んで焼却作業をしていました。ガラス越しに、大きなクレーンが仕事をしているところを見ることができました。 資料や映像でも学習することはできますが、今日は自分の目で見て考えることができる貴重な体験ができました。わたしたちのごみの処分や再利用については、社会での学習が終わっても、自分たちの暮らしの大切な課題としてとらえて欲しいと願っています。 6月28日の給食ホキのマヨネーズ焼き 切り干し大根の炒り煮 呉汁 牛乳 一口メモ 呉汁は、全国各地に伝わる郷土料理の一つです。大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉」と言います。この呉を味噌汁に入れたものが呉汁です。 今日の呉汁には、大豆の他に鶏肉や大根、にんじん、ごぼう、こんにゃく、じゃがいも、ねぎ、小松菜が入っています。また、まろやかに仕上げるために、豆乳も入れています。そのため、1杯の味噌汁で、たんぱく質も野菜もしっかり摂ることができます。具だけでなく、汁も栄養たっぶなのが呉汁の特徴となっています。 6月27日(月) その2池の周りでは、シオカラトンボがスイスイと飛んでいました。胸から背中にかけて、気持ちの良いくらいきれいな水色をしているトンボです。枝先に止まったので、そっと子ども達が近づいてみました。一人の子が手を差し出してつかもうとした瞬間、シオカラトンボはすばやく逃げていきました。しかし、指先でかすかにトンボに触れることができたようです。トンボも、まさか子どもが手を出してくるとは思ってもいなかったのか、油断していたようでした。(写真上) また、トンボのヤゴの抜け殻を見つけた子がいました。草むらの中から、ヤゴの形をした背中の部分が割れている状態の殻を探し出してきました。先ほどのシオカラトンボの抜け殻かもしれません。 せっかく中庭に子ども達が来ていたので、サクラ草の苗の様子を見せてあることにしました。日陰のところで連休明けに種をまいたサクラ草が順調に生育し、一気に茂ってきました。ネコ除けとしてかぶせていた網を取ると、青々と葉が伸びてきています。来週あたりから、いよいよ植え替え作業を開始する予定でいます。まず、7月中に小さなビニールポットに植え替え、8月には一回り大きなポットに植え替えてと、徐々に大きくしていく予定です。(写真中) サクラ草の説明をしているうちに、子ども達の関心はすっかりカエルの方に行ってしまいました。サクラ草の苗床の周辺には、小さなヒキガエルの赤ちゃんがたくさんいます。サクラ草の苗に寄ってくる虫を捕食してくれるので、私にとっては「カエル様」として大切にしている仲間です。 ところで、1年生のアサガオと2年生のミニトマトの鉢が大ピンチになりました。土日の猛暑で、くたくたになってしまったのです。朝一番に子ども達が水やりをしていましたが、元通りに元気になるかが心配です。1年生の何人かの鉢には、きれいなアサガオの花がもう咲き始めました。置き場所と水やりを毎日確認しながら、この暑さをなんとか乗り越えられるようにしていく必要があります。 4年1組で保健の授業を行っていました。4年生では、1学期の保健の学習として、「変化してきたわたしの体」について学びます。今日は、身長や体重が年齢とともにどのように変化していくかということについて、学習していました。 まず、身長の変化について見ていくと、毎年同じように伸びていくわけではないということが分かりました。大きく伸びる時もあれば、少しだけ伸びる時期もあります。そして学齢期では、これから小学校の高学年〜高校生に向けて、身長や体重が大きく変化する時期にさしかかります。ただし、ここで大切なことは、身長の伸び方や体の発育の仕方には、個人差があるということです。(写真下) 1組の教室に入った時に担任の先生に声をかけられ、「校長先生はいつ頃から身長が伸びましたか?」と聞かれました。小学校の時はそれほど背が高い方ではなく、中学校に行ってから大きくなったということを子ども達に伝えました。(実際、小学校の時の背の順は、後々ずいぶん変わるものです。)これから高学年になると、自分の体の成長や変化について、様々な悩みが生じる時期です。大人が自身の経験を話してあげることが一番の安心につながるのではないでしょうか。 6月27日の給食野菜オムレツ ひよこ豆のスープ 牛乳 一口メモ 今日の「野菜オムレツ」は、卵にハム、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、枝豆を混ぜて、オーブンで焼きました。ケチャップをつけて食べるようにしています。 問題です。・・・今日のオムレツを作るのに、どれくらいの卵を使ったでしょうか? (1) 300個 (2) 400個 (3) 500個 答えは、(3)の500個です。調理員さんが一つ一つ手で卵を割って、カラが入らないように溶いた卵を網でこしてから使っています。 給食で使用した卵のカラは捨ててしまいますが、カルシウムが豊富なので、様々なものに利用することができます。マヨネーズを作る会社では、高齢者用の食事やベビーフード、麺やスナック菓子、さらにはチョークやタイヤの原料としても使われているそうです。 6月27日(月) その1・・・17年前、ケニア出身の環境保護活動家、ワンガリ・マータイさんが日本に初めて来て感銘を受けた言葉があります。それは、「もったいない」という日本語でした。日本では、「もったいない」という言葉はよく使いますよね。鉛筆を使っていて、「短くなってきたけど、捨てるにはまだもったいないから使おう」とか、工作をしていて、「あまった切れ端がもったいないから何かに使うためにとっておこう」といったように、普段よく使う言葉です。ところが、日本以外の国ではこの「もったいない」に相当する言葉が見当たらないそうです。マータイさんは、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した人です。この美しい日本語を、環境を守る世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。 みなさんは、どんな時にこの「もったいない」という言葉を使いますか? 校長先生は、学校の中で次の3つのことが「もったいない」と感じています。 まず1つ目は、毎年落とし物がたくさんたまり、いつまでたっても落とし主が現れないことです。自分の持ち物を無くしてしまったら、まずよく探すようにしているでしょうか。「無くしてしまったら、また家の人に買ってもらえばいいや」と思っていたとしたら、大間違いです。いつまでたっても取りに来ない落とし物は、学校で処分する(捨てる)ことになります。もったいないですよね。 2つ目は、ものを大切にしていない子を見ると「もったいない」と感じることです。雨の日に、傘を振り回して遊んでいる子がいました。そういうことをしていると、すぐに傘が壊れてしまいます。また、筆箱を投げたり、校帽のゴムを持って振り回したりと、学校で使うものを乱暴に扱っている人はいませんか。「壊れたら、また家の人に買ってもらえばいいや」と思っていたら、大間違いです。ものを大切に扱うことができずにすぐに新しく買い直さなければならないのは、もったいないことですよね。 最後の3つ目は、食べ物に対する「もったいない」です。給食の時間に、盛り付けてもらったものを残さずに食べていますか。食べ物の好き嫌いをして給食を残し、食缶に返したものは、全てゴミになります。お金を払って一生懸命作っていただいた食べ物は、本当は体をつくる栄養になるはずでした。それが、ゴミとして捨てられてしまうのです。もったいないことですよね。 ものを大切にすることができる人は、人に対しても優しい心で親切に接することができる人です。身の回りのものや食べ物を大切にするようにしましょう。・・・ Zoomで使った資料を2階の掲示板に貼ったところ、休み時間に子ども達が関心をもって見に来ていました。聞いてみると、食べ物に対する「もったいない」という気持ちを多くの子がもっているようでした。 初めてのプール(1年生)まず、プールの神様に安全に楽しく水泳の学習ができるようにお願いをしました。 コロナ前の1年生は、シャワーを浴びるときはキャーキャー大騒ぎでした。でも、今年の1年生は、冷たいシャワーにも声を出さずに耐えている姿が、とてもいじらしかったです。ほとんどの子どもたちが、しっかりと指示を聞き、約束を守ることができていました。 水慣れも、声を出さずに水を掛け合ったり、もぐったり、浮いたりして水の感覚を確かめました。けのびにも挑戦しましたが、顔を水につけるのが苦手な子もかなりいたようです。少しずつ水と仲良くなってほしいと思います。 子どもたちに感想を聞くと、楽しかった、気持ちよかった、また次が楽しみとのことでした。 水泳指導(5年生)他の学年が次々とプールに向かう姿を見ていた子ども達は、5年生の番をまだかまだかと、この時を楽しみに待っていました。やっと午後になり「プールに入れる!」と、たてわりそうじから勢いよく教室へ戻ってきました。 今日は水慣れ(浮いたり、もぐったりするウォーミングアップ)が終わった後、プールの横を使って、けのびやばた足、クロールの練習をしました。徐々に続けて泳ぐ長さをのばし、6年生になった時の水泳記録会を意識しながら泳ぎました。苦手な子もビート板を使って、できるだけ顔をつけて泳げるように頑張りました。水泳が得意な子もいて、自分の特技をアピールできて嬉しそうでした。 来週も今日のようなプール日和の中、水泳の学習ができるといいなと思います。 6月24日(金)1組も2組も、1校時にアサガオの鉢を見やすい場所に移して、観察をしていました。アサガオのつるは、支柱をはるかに越えて、つかまる場所を探しているかのようです。(写真上) アサガオのつるは、上から見ると反時計回り(左回り)に巻いていく性質があります。意地悪な実験ですが、巻き付いているつるをほどいて、右回りに誘引したことがあります。しかし、翌日にはまた左回りに戻っていました。つるの先端では、両側の成長速度の違いから、同じ方向に巻き付いていく仕組みになっているようです。 これからの時期、アサガオはよく行灯(あんどん)仕立てで園芸店に並ぶようになります。(東京の入谷の朝顔市が有名ですが、残念ながら今年も中止のようです。)1年生が育てているアサガオは、1株に数本のつるが出始めているので、立派な行灯仕立てになりそうです。 この1年生の栽培セットは、小学生が失敗無く栽培できるようによく考えられています。種は発芽の良い物が選ばれていて、さらに発芽促進処理が施されています。普通にアサガオの種をまいただけでは、それほど発芽率が良いものではありません。また、土に混ぜる元肥や、本葉が出てから与える追肥もセットされています。水やりさえしっかり行えば、まず失敗はしないはずです。 今週の火曜日(21日)が夏至でした。アサガオは、短日になると花芽をつける植物です。1年生が育てているアサガオも、ちゃんとそれを守って花芽をつけ始めました。7月に入る頃には、きれいな花が見られそうです。 4年生は、理科の時間に「とじこめた空気や水」の学習をしています。4年生の理科では、「関係づけて考える」ことをねらいとして学習が進められていきます。まず、空気の体積と圧し返す力の性質を実験で調べてから、水の場合はどうだろうか…と、関係づけて考えさせていきます。 先日1組では、「閉じ込めた空気は、圧し縮めると体積が減り、圧し返してくる力が大きくなる」ということを実験で確かめました。今日は、空気に換えて水だったらどうなるかという実験を行いました。 プラスチックの注射器に水を入れ、先端をゴム板にあてて、水が漏れないようにしてピストンを圧していきます。空気の時は圧し縮めることができたのに、今度は1mmも動きません。子ども達は、少しは水も縮むのではないかと考えていたようですが、びくともしませんでした。(写真中) 水は縮まないということを利用したものとして、豆腐の容器があります。お店で売られているパック詰めの豆腐の容器には、豆腐以外の部分は水で満たされています。豆腐の容器を積み重ねても、水は縮まないので中身の豆腐がつぶれることはありません。 4年生は、体育の時間にネット型のボール運動として、「キャッチバレー」を行っています。ネット型のボール運動では、ラリーがなるべく続かないとゲームの面白さが味わえません。高学年のソフトバレーボールにつなげるために、中学年では、ボールをキャッチしてから味方にパスをすることを取り入れた「キャッチバレー」を指導しています。(写真下) 投げ入れられたサーブをキャッチするのが1人目で、次に味方にパスをして2人目。2人目がトスをしたボールをアタックするのが3人目です。・・・それでもなかなかラリーが続かないようでした。その場合は、アタックをなくして、3人目は相手コートに投げ入れるというルールにするとゲームが面白くなります。 実は、そのルールで行っているのが練馬区のキャッチバレーです。もともとキャッチバレーは、練馬区で生まれたスポーツです。ネットを張ってボールを投げ合うというところから、当初は「ネットバレー」という名前で呼ばれていました。旭町小のように、ジュニアバレーのチームがある学校もありますが、区内にはキャッチバレーのチームがある学校が多いです。子どもだけでなく、大人の大会もあるほど盛んに行われています。 6月24日の給食酢鶏 具だくさん中華スープ あじさいゼリー 牛乳 一口メモ 梅雨の時期には、あじさいがきれいに咲く季節です。今日は、あじさいの花をイメージしたゼリーを作りました。 下の白いゼリーはカルピスで、上の紫色のゼリーは赤ぶどうジュースを使っています。2層のゼリーを作るのは、とても手間のかかる作業です。季節の献立を楽しんでもらえるようにと、調理員さんたちががんばって作ってくれました。 クイズです。ゼリーを固まらせるために寒天を使っていますが、寒天は何から作られているでしょう? (1) 豚の骨 (2) 海藻 (3) 豆 答えは、(2)の海藻です。寒天は、テングサやオゴノリといった種類の海藻から作られています。 6月23日(木)山奥に炭焼きに行ったおじいさんが、山できれいな湧き水を飲んで家に帰ってきました。おばあさんは、おじいさんを見てびっくりしました。肌はつやつや、髪はふさふさ、背筋も伸びた若者が立っていたからです。おばあさんはうらやましがって、自分も山に出かけていきました。湧き水を見つけると、がぶがぶ飲んでどんどん若返りましたが…。不思議な不思議な、おかしさあふれる昔話です。 ここからはネタバレです・・・結局おばあさんは、最後に水を飲み過ぎて赤ん坊になってしまいます。かけつけたおじいさん(若返った青年)が、その赤ん坊を大切に育てるというところにホッとさせられます。日本の昔話によくあるパターンで、「何事も、欲を出してはいけないよ」ということの戒めとしての昔話になっています。1年生は、7月に国語の授業で昔話を扱います。そのつながりとして、今日の読み聞かせがありました。 2校時に、視聴覚室に5年生が集まり、バケツ稲の特別授業がありました。先週、2年生にミニトマトの指導をしていただいたJAの岩井さんが講師となっての授業です。これからのバケツ稲の管理や、秋の収穫に向けた話をしていただきました。(写真中) まず、稲の管理で大切なこととして、「毎日、稲の様子を見ること」と話がありました。これは、先週の2年生に対する野菜の管理の時も話されていたことです。(ちなみに、私もサクラ草の植え替えを指導した時に、同じことを話しています。) 稲には、いもち病というやっかいな病気が発生する恐れがあります。バラの病気(黒斑病)と同じで、風通しが悪かったり、日光が十分に当たらないと病気になります。そのためにも、雑草をこまめに取ってあげることが必要であるということでした。また、水の管理についてもコツを聞くことができました。今は、5cmほどの水を常に入れていますが、もうしばらくしたら「中干し」をしなければならないそうです。水をぬいて、2〜3日乾かす作業が中干しです。そうするこによって、根の張りをじょうぶにし、倒れにくい苗にすることができます。 その他に、稲の花や受粉のしくみなどの話がありました。花が咲いてから、積算温度が1000度になった頃が刈り取り適期という話もありました。農家を回って農作業の指導をされている専門家ならではのていねいな指導で、5年生の子ども達のバケツ稲に対する関心・意欲がさらに高まったようです。 5校時に、第1回目の校内研究授業がありました。今年度、旭町小では、算数を研究教科として校内研究を進めています。今日は、4年生が習熟度別の3つの教室で行った「小数のしくみ」の授業を全ての先生方で参観しました。 今日の学習は、1/100の位まである小数同士のたし算のやり方を考える内容でした。子ども達は、今まで学習してきたことを基にして、様々な方法で考えを出していきます。授業の中盤には「ラウンドタイム」が設けられ、グループ内で自分の考えを意見交流していきます。自分の書いたノートを見せながら、しっかりと説明したり、友達の説明に質問する様子などが見られました。今年度の研究講師は、以前区内の小学校で校長をされていた山口先生です。4年生の子ども達が、このラウンドタイムでしっかりと話し合いをしている姿に、大変感心されていました。(写真下) 水泳指導(6年生)
6月23日(木)の3・4校時に、水泳指導を行いました。
久しぶりの水泳に子供たちはとても嬉しそうでした。まずは、水慣れからです。水かけっこやダルマ浮きなどをやりました。次に、けのびやターンの練習をし、最後にクロールや平泳ぎの練習を行いました。 水泳の授業が終わると、「次はいつやりますか。」と言いにくる子供たちがたくさんいて、次の指導を楽しみにしているようです。楽しくきちんと泳法を身に付けて、どんどん泳げるようになることを期待しています。 バケツ稲の出前授業(5年生)毎日しっかり観察して、水やりや雑草取り、虫のチェック等のお世話をすることが大切であることが分かりました。また、成長の段階によって、水を抜いたり、2cm、5cmの水を入れたりと、水の量の調節も大事なポイントのようです。さらに、ようやく穂が出ても、雀に食べられないようにネットを張る等の対策をする必要もあります。その他様々なお話を詳しく聞き、たくさんの手間や時間をかけておいしいお米が出来上がることが分かりました。 子ども達は、話を真剣に聞き、大事なことをたくさんメモすることができました。毎日のお世話をこれからも頑張ってほしいと思います。 6月23日の給食キャロットドレッシングサラダ 牛乳 一口メモ 1回の給食で、全校分でどのくらいの食器を使用していると思いますか? 旭町小では、隣の豊渓中の給食も一緒に作っているので、食器は約1500枚、トレーは500枚、箸は1000本使うことになります。 調理員さんは、全校分の食器をピカピカにきれいに洗い、割れている食器がないか、いつもチェックをしています。枚数が多いので、とても大変な作業です。 食器に食べ残しがついていると、食器が割れる原因になります。食器を戻す前に食べ残しは食缶に戻し、お皿をきれいにしてから返すように指導しています。また、トレーにストローの袋がついていると、食器を洗う機械が壊れてしまいます。一人一人が気をつけて、大切にものを扱うようにさせていきます。 5年生 調理実習(ゆで野菜サラダ)先週、じゃがいもをゆでる学習をしたので、その応用として、にんじんとキャベツをゆでたサラダと、ドレッシングを作る学習をしました。 前回一番の課題が、包丁の使い方でした。子ども達の前で手本は見せていますが、いざやってみると、、、。なかなか上手くいかない子も多くいました。 今回は、にんじんを半月切りにしたり、キャベツを折りたたんで1cm幅に切ったりしました。前回より「猫の手」をしっかり守れている子が多くいました。なかには、早速お家で練習してきた子もいたようです。できるようにしようと頑張るその気持ちが、担任にとってとても嬉しかったです。 「ゆでる」学習の大切なポイントは、「水からゆでる野菜」と「ふっとうさせた湯でゆでる野菜」があることです。子ども達はよく理解して、班ごとに調理していました。 また、野菜に合うドレッシング作りにも挑戦しました。和風ドレッシングとオーロラソースの作り方を知り、ソースの種類も工夫できることを学びました。野菜をふだんあまり食べない子や、給食で減らすことが多い子も、自分達で作ったサラダは、よく食べていました。 1学期の調理実習はこれで終わりますが、夏休みなど時間があるときに、ぜひお家でも挑戦してほしいです。 6月22日(水)折り紙を四角く折って、折り目側の方に細かく垂直に切り込みを入れていきます。開いてのり付けする位置によって、「ちょうちん」や「貝飾り」を作ることができます。また、折り紙を三角に折ってから交互に切れ込みを入れて開くと、伸び縮みする網飾りが出来上がります。 ハサミを入れる切れ込みの幅や長さによって、出来上がり方が微妙に違ってきます。子ども達は、ハサミの入れ方を少しずつ変えながら、次々と作品づくりに挑戦していきました。中には、切る方向を間違えてしまい、予想と異なるものができてしまった子もいました。しかし、子どもの思考力を高めるためにも、こういう試行錯誤が大切なのだと思います。(写真上) この七夕飾りは、昨日2組でも行っていました。気がつけば、後1週間ほどで6月が終わります。1年生は、これからこの飾りをどのように使っていくのでしょうか。七夕はもうすぐです。 5年1組では、道徳の時間に「道案内」という資料を使い、「親切・思いやり」について考えさせる授業が行われていました。人に親切にすることや、人への思いやりを大切にするということは、道徳の授業で一番扱われやすく、子ども達にも身近な内容です。 2人の男の子たちは、道に迷っているおばあさんを見かけました。どうしようか考えた結果、行先までの地図を書いて渡してあげました。「やっぱり、いいことをした後は気持ちがいいなぁ。」と話していた2人でした。しかしその後、先ほどのおばあさんがまた迷っている光景を目にしました。すると、中学生3人が声をかけてあげていました。おばあさんは、「地図をもらったんだけど、字が小さくて…」と言っていました。中学生たちは、「私たちがご案内します。一緒に行きましょう。」と言って、おばあさんと歩き出しました。・・・(写真中) 2人の男の子たちは、親切な気持ちでおばあさんに対応していました。地図を書いて渡してあげたことは、十分に評価されるべきことです。しかし、相手がお年寄りであるというところまでは気が回らなかったということなのでしょう。本当の親切とは、相手の身に寄り添って考えられる力が、プラスαとして必要になります。5年生の子ども達は、登校班やたてわり班で、低学年の子と接する機会が日々の生活の中に必ずあります。自分の行動が、相手のことを考えた本当の親切になっているのか、今日の授業がそのことを考えるきっかけになったはずです。 教育アドバイザー訪問の授業がありました。先月に続いて、今回も教育アドバイザーとして前校長の道山先生にお越しいただきました。区の研修の一環として、初任〜3年次の先生方の授業を見て指導・助言をいただいています。 今日は、1年2組の国語「おばさんと おばあさん」の授業を参観していただきました。伸ばす音の「長音」についての学習内容でした。(写真下)1年生の子ども達は、「『おばさん』よりも『おばあさん』の方がちょっとふけてる」と表現していましたが…。「おばさん」と「おばあさん」は、一つ「あ」というひらがなが入るだけで、とんでもないほど意味の違いが生じる言葉です。(特に、言われる側の人にとっては、長音のある無しで取り返しのつかないことに発展する場合もあります。) 教科書には、「まほうの ほうきで そらとぶ おばさん げんきに たいそう おばあさん」と書かれています。長音が入る言葉がいくつか含まれています。「まほう」「ほうき」「たいそう」「おばあさん」の4つです。「おばあさん」は、「ば」の母音のaがそのまま「あ」と表記されるので、長音でも読みやすくなっています。ところが、他の3つはどうでしょうか。例えば「まほう」は、「ほ」の母音のo(お)が「う」と表記されています。1年生の子ども達に、「まほう」という文字を読ませてみてください。「う」をわざわざ発音しませんか。 教科書には、「おとうさん」「いもうと」「おとうと」「ろうそく」という例が書かれています。いずれも、「う」と書いてあっても「お」と発音する長音になる場合です。「長音は、表記と発音が異なる場合がある」という、日本語独特のルールです。しかし、例外もあり、「こおり」「とおい」「こおろぎ」などは「お」と書かせます。日本語とはややこしいものです。 6月22日の給食キャベツバーグ 小松菜とえのきのおかか和え 豆腐とわかめの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日のハンバーグには、キャベツのみじん切りがたっぷりと入っています。キャベツのシャキシャキとした食感がよく、さらにキャベツの甘みもプラスされて、おいしく仕上がりました。 また、ハンバーグには、水気を絞った豆腐も入っています。豆腐を加えることで、肉だけを使ったハンバーグよりも柔らかくなります。そして、カルシウムなどの栄養素もしっかり摂ることができます。さらに、コクをプラスするために、隠し味としてマヨネーズを加えています。 調理員さんたちが、一つ一つを手で丸めて、小判型に成形して作ってくれました。 |
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