6月26日の給食◆ キャロットライスチキンクリームかけ ◆ マセドアンサラダ パリオリンピック・パラリンピック開催までちょうど1ヶ月前ということで、「マセドアンサラダ」を出しました。 「マセドアン」とは、フランス語で「小さなさいの目」といった意味で、使用する食材はすべて小さなさいの目に切ります。 今日は、見ためもきれいに見えるよう、じゃがいも、にんじん、きゅうり、ホールコーンにしました。 ドレッシングにはすりおろした玉ねぎも入っていますので、香りやうまみもあり、食材にもよく合いました。 気温も高いため、「できる限り冷たい状態で食べてもらえるように」と、配膳時間ギリギリまで冷蔵庫で冷やしてくれていたこともあり、児童はよく食べていました。 チキンクリームが濃厚だったので今日のような暑い日には食べにくいかと心配しましたが、どちらも大好評でした。 6月25日の給食◆ ビビンバ ◆ 春雨とチンゲンサイのスープ 今日は「ビビンバ」です。 辛みそ味の肉、ナムルをごはんの上にのせた丼で、すべてをよく混ぜ合わせて食べるのが本場流です。 ナムルには大豆もやしを使ったのでボリュームがあり、児童が食べきれるか心配でしたが、全体的によく食べていました。 蒸し暑く、また、水泳の授業などで給食時間が限られてくる時期は、こうした一皿で食べられるメニューが好まれるようです。 6月24日の給食◆ 七分づきごはん、ふりかけ ◆ 肉じゃが ◆ 切干大根のサラダ ふりかけは給食室で手作りしています。 香りよく煎り直したごま、青のり、ちりめんじゃこに酒やしょうゆ、砂糖で味をつけてパラパラになるまで煎りつけます。 焦げないよう、担当者がつきっきりで調理します。 噛みごたえのあるメニューですが、児童もよく食べていました。 6月21日の給食◆ ビスキュイパン ◆ トマトシチュー ◆ コールスローサラダ 「ビスキュイパン」は、南町小学校の給食に初登場のメニューです。ほかには、「手作りメロンパン」と称されることもあります。 丸パンを発注し、給食室で手作りしたビスキュイ生地を塗って焼き上げます。 気温などによって生地の固さも変わるため、その都度の調整も必要なメニューですが、児童は大喜びでした。 甘いパンなので、「これはデザート?最後に食べなきゃだめなの?」という質問も出ました。 6月20日の給食◆ 七分づきごはん ◆ ホイコーロー ◆ 五目春雨 ◆ 小玉すいか 今日は「ホイコーロー」です。七分づきごはんと盛り合わせて「ホイコーロー丼」にして食べます。 ホイコーローは漢字では「回鍋肉」と書きます。 これは、一つの鍋で「肉や野菜の油通し(素揚げ)」と「炒め合わせ」を、「(鍋を)使い回して作る肉みそ炒め」という意味なのだそうです。 大量調理は、火の通し加減や切り方・大きさも難しいのですが、ちょうどよい形状に仕上がっていたおかげで、残菜もほとんどありませんでした。 6月19日の給食◆ 七分づきごはん ◆ さばのソース焼き ◆ こふきいも ◆ 沢煮椀 「さばのソース焼き」は、南町小学校の給食に初登場のメニューです。 味付けには、和食には珍しい「ウスターソース」を使います。すりおろした玉ねぎ、ウスターソース、しょうゆで漬けだれを作り、粉山椒を加えます。 これらがさば特有の匂いを和らげ、うま味を引き出します。 白めしによく合うので、このメニューの日のごはんの食べ残しはほとんどありません。 「沢煮椀」は、山で猟をする人々が猟りの最中の食事として、獲物を沢の水で煮て食べていたものが始まりと言われています。 千切りにした野菜は、沢の底に生えている水草を、そして、これもまた和食には珍しい「黒こしょう」は沢の砂を表しています。 さらに、今日は「和食の盛付けかたのルール」も伝えました。 主菜が魚の場合、皿の奥に魚を、手前に添え物を盛り付けます。肉はこの逆になります。 こうしたルールやマナーなども伝えていきます。 6月18日の給食◆ 親子丼 ◆ かぶの昆布漬 春のかぶを使用した「昆布漬」は、軟らかいかぶがさっぱりとした酢じょうゆだれをほどよく吸収し、塩昆布のうまみや塩味ともよく合いました。 「かぶは苦手だったけれど、これはおいしかったから全部食べられたよ。克服したよ」といううれしい声も聞くことができました。 親子丼には、かまぼこも使用するのですが、今回は油揚げを使用しました。 油で揚げたコクやうま味も出ていました。 6月17日の給食◆ 七分づきごはん ◆ 畑のお肉カレーマヨネーズ ◆ 五目すいとん 「畑のお肉(大豆ミート)」の味付けにはいくつかのバリエーションがあります。今日は「カレーマヨネーズ」です。 畑のお肉は、沸騰したお湯に漬けて軟らかくし、にんにくやしょうが、しょうゆ、酒で下味をつけて油で揚げます。 ソースは、みじん切りにした玉ねぎ、ケチャップ、マスタード、ウスターソース、豆乳バター、レモン汁など、実はいろいろな食材や調味料を使っています。 カレーとマヨネーズだけでは出せない、爽やかな酸味やうま味・香りの一品です。児童も喜んで食べていました。 すいとんは、小麦粉に白玉粉を加えて作っています。 生地をこね、調理員が食べやすい大きさにちぎりながら茹でています。 「畑のお肉」はしっかり食感ですが、すいとんはのどごしがよくて軟らかいので、この組み合わせにすることで「食べ(噛み)疲れ」しないようにしています。 6月14日の給食◆ セルフドッグ ◆ チキンポトフ ◆ 河内晩柑 パンとソースを別々に食べてもよいように、切れ込みの入ったドッグパンにじっくり煮込んだミートソースを自分ではさんで食べるようにしました。 ミートソースは、はさみやすいようにいつもよりもとろみを強めに仕上げました。 最初は苦戦しているようすも見受けられましたが、「パンを大きく開いて、片側に塗るようにするとうまくいくよ。」とアドバイスしたところ、とても上手に作っていました。 「自分で仕上げる」という楽しさや難しさを経験できたようです。 6月13日の給食◆ 七分づきごはん ◆ おろしハンバーグ ◆ しょうが風味のサラダ ◆ かぶのみそ汁 今日のハンバーグには、昨日に引続き「大豆」が入っています。 ただ、今日の大豆は蒸した後に粗く砕いたもので、挽肉と合わせるとほどよい歯ごたえとなり、違和感なく食べられるので重宝しています。 そして、大根おろしをじっくり煮込んだおろしだれをかけます。とろみがハンバーグをまとめてくれるので食べやすく、ごはんも進む味つけです。 夏季の大根は辛みが増すことが多いので、よく煮込んだり調味料を調整することでまろやかな味になるよう心がけています。 6月12日の給食◆ チリ・コン・カルネライス ◆ もやしサラダ チリ・コン・カルネは、元々はメキシコで生まれた料理がアメリカの国境周辺に伝わり、その後、全米に広まっていったと言われています(諸説あります)。 チリは「辛い」、コンは「〜と」という英語で言う「&」、カルネは(牛)肉の意味です。肉と豆を一緒にスパイスで煮込んだ料理です。 今日は大豆を使い、マイルドな風味に仕上げたものをターメリックライスにかけました。 「大豆は苦手だけど、これは食べられた」など、児童もよく食べていました。 チリパウダーの香りが蒸し暑い季節にもマッチしたようです。 敬遠されがちな豆ですが、古来から世界中で食料とされており、タンパク質や鉄分・カルシウム・食物繊維などを豊富に含みます。 今後も、豆をおいしく食べられる工夫をしていきたいと思います。 6月11日の給食◆ 七分づきごはん ◆ 家常豆腐(ジャージャンドウフ) ◆ 辣白菜(ラーパーツァイ) 辣白菜は初登場のメニューです。 白菜・にんじん・にらを茹で、ぎょうざのたれのような味わいに仕上げています。 ラー油の風味に加え、酢の酸味でさっぱりと食べられる料理です。 初めて出す料理は受け入れられるかいつも心配なのですが、辣白菜も「おいしい」とよく食べており、残食もほとんどありませんでした。 野菜を好んで食べられるよう、これからもあえだれなどに工夫を凝らしていきたいです。 5月10日の給食◆ 牛乳 ◆ グリンピースごはん ◆ たけのこしゅうまい ◆ かきたま汁 今日は、春の味覚を使った献立です。 そして、1年生がグリンピースのさやむきをしました。 張りのあるさやの先端を両脇から押すとさやが割れ、そっとふたを開けるように上のさやをとると、中にはグリンピースがお行儀よく並んでいます。 最初は青臭さを気にする声も上がりましたが、コツをつかみ、上手にさやむきをすることができました。 予定よりも早く終わり、クラスの代表が給食室に届けて、「おいしく作ってください」と調理員に渡しました。 できあがったグリンピースごはんはきれいな緑色で、食缶の蓋をあけたとたん、「きれい!」と歓声があがりました。 1年生は、自分たちがさやむきしたグリンピースを「いつもよりおいしい」「あまい」といろいろな感想を言いながらよく食べていました。 上級生は、1年生が一生懸命むいてくれたおかげで、いつもよりもおいしく食べられたようです。残食も少なかったです。 自分たちの作業がみんなの給食になという体験は、とても新鮮だったようです。 これからも、給食という身近な「教材」をとおして、いろいろな学習をしてほしいと願っています。 5月9日の給食◆ 牛乳 ◆ コムチェン(ベトナム風チャーハン) ◆ サモサ ◆ ロウペンタン 今日は、世界の料理の組合せです。 コムチェンはベトナム風チャーハンで、えびが入っています。ニョクマムのかわりにナンプラーで風味付けをしました。 サモサはインドの料理で、マッシュして味付けをしたじゃがいもにスパイスを加え、餃子の皮で包んで油で揚げたものです。 ロウペンタンは中国の料理で、漢字では「肉片湯」と表します。「ロウ」は肉、「ペン」は「薄く切った」、「タン」は「湯」、つまり「スープ」です。 肉や野菜がバランスよく入ったスープです。 今日はいつもよりもさらに作業工程の多いメニューでしたが、児童の喜ぶ顔を思い浮かべながら、気持ちを込めて作りました。 5月8日の給食◆ はちみつレモントースト ◆ 春野菜のクリーム煮 はちみつレモントーストのレモンは、国産の生レモンを搾った果汁を使っています。 強すぎない酸味とはちみつがバランスよく、甘いけれどさっぱりと食べられるトーストです。 クリーム煮には、かぶとアスパラガスが入っています。 かぶの旬は秋というイメージですが、春にも旬があります。春のかぶは軟らかいのが特徴です。 アスパラガスには「アスパラギン酸」という、新陳代謝の促進や疲労回復に効果のあるアミノ酸の一つが含まれています。アスパラガスから発見されたことから命名されたそうです。 彩りもよく、児童もよく食べていました。 5月7日の給食◆ チキンカレーライス ◆ キャベツのあっさりあえ ◆ みかんジュレ 南町小学校の校庭には、人権のシンボルであるみかんの木が植えられています。 毎月1回実施している「みかんの日」に合わせて、給食でもみかんなど柑橘類を出しています。 チキンカレーは、ザラメをじっくり煮詰めて作るカラメルも入った本格派です。深みのある甘みとスパイスの香りが食欲を促します。 今年のゴールデンウィークは短かったですが、新年度の生活リズムを取り戻せるよう、メニューも工夫しました。児童もよく食べていました。 夏休みまで元気に過ごす一助になればよいです。 5月2日の給食◆ パプリカライス ◆ インディアンポテト ◆ 河内晩柑 インディアンポテトは、素揚げしたじゃがいもや挽肉をインド風(カレー風味)に仕上げた料理です。 パプリカライスにはソテーしたベーコンと玉ねぎを混ぜ込み、一緒に食べることでうまみや香りが増します。 河内晩柑は「和製グレープフルーツ」とも称される柑橘類で、文旦から派生しました。 熊本県からの直送です。よい香りが楽しめました。 5月1日の給食◆ 麦ごはん ◆ 四川豆腐 ◆ 野菜のナムル ◆ まっちゃ豆 「八十八夜」メニューです。 立春から数えて八十八日目。昔は、急な霜が降りるなどということがなくなり、気候が安定するこの頃を「農作業を始める目安」としていたそうです。 現代のように、精密な天気予報や農業技術がなかった時代は、こうした節目を重要な位置づけにしていたということの現れかもしれません。 そして、ちょうど「茶摘み」が始まる時期でもあります。初夏の訪れを告げる風物詩の茶摘みから、デザートに「まっちゃ豆」を出しました。 この豆をおいしくきれいに仕上げるポイントは、豆に絡める飴をよく煮立てる際、過剰に触らないことなのだそうです。熟練の技でおいしく仕上げられたまっちゃ豆を、児童もよく食べていました。 6月10日の給食◆ 麦ごはん ◆ 白身魚とコーンの揚げ煮 ◆ キャベツのみそしる 「白身魚とコーンの揚げ煮」は初登場のメニューです。 酒などで下味をつけた「ホキ」という白身魚に粉をまぶして油で揚げ、コーンのほか、じゃがいもなど角切りにした野菜と一緒に甘辛いたれで煮たおかずです。 じゃがいもも素揚げしてあるのでボリュームもあり、甘辛いたれが食欲を促していました。 6月6日の給食◆ 梅じゃこごはん ◆ 厚揚げと挽肉の甘辛煮 ◆ 大根のみそし汁 今日は「梅の日」です。 約460年前の京都で、今の「葵祭」において、天皇が賀茂神社に梅を奉納したという記録から制定されました。 ちょうど梅の実の収穫の時期です。梅干しには殺菌効果があり、梅雨の時期の食品の殺菌・保存などに適しています。 鮮やかな小梅漬や枝豆の彩りも食欲を促しました。 また、この日は全校体力テストの日でもあったので、梅に含まれるクエン酸の疲労回復も考慮して取り入れました。 |
|