11月29日の給食

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◆ 牛乳
◆ あんかけチャーハン
◆ ぶどうジュレ



 どちらも児童が大好きなメニューです。
 卵チャーハンの塩分は、あんがかかる分を考慮して控えめにしてありますが、ごま油のよい香りがしました。
 あんには野菜に肉・魚のほか、なるとも入っているので具だくさんで、いろいろな味や食感を楽しむことができました。

11月28日の給食

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◆ 牛乳
◆ わかめごはん
◆ 豚肉と里芋の炒め煮
◆ カリカリ油揚げのサラダ



 「豚肉と里芋の炒め煮」は、旬の里芋をたっぷり使っています。
 にんにく・しょうがをごま油で炒めているので、ごはんが進みます。

 カリカリ油揚げのサラダの油揚げは、名前のとおり、オーブンでカリカリに焼いたものをトッピングして食べるサラダです。
 とても香ばしく、汁などに入っている油揚げとはまた違ったおいしさを楽しめました。

11月27日の給食

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◆ 牛乳
◆ 麦ごはん
◆ 畑のお肉バーベキューソース
◆ ワンタンスープ



 南町小学校では、「畑のお肉(大豆ミート)」を使用したメニューが人気です。
 味付けには数種類のバリエーションがあり、「今月はなんの味かな?」と楽しみにしている児童も多いそうです。
 今日は、にんにくやしょうが、りんごピューレを使用したバーベキューソース味です。
 ごはんと盛り合わせにすると食べやすくなるためか、残食量がぐっと減るのが興味深いです。

 ワンタンスープのワンタンは、「雲呑」という表記がぴったりな薄くて柔らかな皮に、ねぎなどと練り合わせた挽肉の具が包まれています。調理員が分担し、一つ一つ手際よく包んでいました。長年積み重ねられた高い技術がうかがえます。

 味のはっきりした畑のお肉バーベキューソースと柔らかな味わいのワンタンスープの組合せとなりました。
 

11月26日の給食

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◆ 牛乳
◆ 青大豆ごはん
◆ ぶりの照り焼き
◆ のっぺい汁



 鰤は、大きくなるごとに呼び名が変わる「出世魚」です。

 日本では特に氷見の寒鰤が有名です。
 毎年、11月半ば頃から12月にかけて、北陸では強い風が吹き荒れ、雷鳴が響く日があります。
 石川県や富山県では、この現象を「鰤起こし」と呼び、寒鰤が獲れ始める合図としているそうです。
 また、一説では、冬の訪れを「教えてくれる」=「師」から、「鰤」の漢字表記になったと言われています。

 給食では、岩手県で水揚げされた鰤を使用し、照り焼きにしました。

11月25日の給食

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☆ 読書コラボメニュー第3弾 ☆

◆ 牛乳
◆ セルフカレードック
☆ かぼちゃのシチュー



 今年度最後の読書コラボメニューです。今回は『13ひき』シリーズから、『13びきのかぼちゃ』の「かぼちゃシチュー」です。

 おじいさんが見せてくれた小さな粒は、いのちの粒。おとうさんの提案で、みんなでその種をまいてみることにしました。
 待っていてもなかなか芽が出ない種。眠ってしまったのかと諦めていると…。

 家族で力を合わせ、懸命にかぼちゃを育てるようすが、見開きいっぱいに大きく描かれています。


 給食では、かぼちゃの形が極力崩れないようにあらかじめ蒸して、配膳直前にシチューに加えています。今回はペンネリガートも加えたので、ボリュームのある仕上がりでした。
 

11月22日の給食

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◆ 牛乳
◆ 里芋ごはん
◆ 揚げ出し豆腐
◆ 紅葉汁



 里芋は、秋が旬です。
 芋類の中でもカロリーが低く、おなかの調子を整える働きがあります。
 挽肉などといっしょに濃いめの味付けに煮たものをごはんに混ぜ込んでいます。

 「揚げ出し豆腐」は東京の郷土料理だという説もあります。
 水気を切った豆腐に片栗粉などの粉をつけて油で揚げ、甘辛めに仕上げたつゆをかけて食べるのが一般的です。
 給食では、なめこを加えた大根おろしのたれをかけました。

11月21日の給食

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☆ 読書コラボメニュー ☆

◆ 牛乳
☆ はちみつパン
◆ ホワイトシチュー



 読書コラボメニュー第2弾です。
 今日は、『くまの子ウーフ』に出てくる「はちみつパン」です。

 「ウーフ」は、蜂蜜が大好きな、好奇心旺盛なくまの男の子です。毎朝、朝ごはんには蜂蜜を塗ったパンを食べています。
 ある日、「ぼくの家に蜂蜜がたくさんあればいいのに。どうすればいいのかな?」と考えます。
 ウーフはどんなことを考え、思いつき、行動に移したのでしょう?

 このほかにもいろいろなお話が掲載されています。


 給食の「はちみつパン」は、マーガリンと蜂蜜を混ぜ合わせたものを食パンに塗って焼き上げています。
 マーガリンのほのかな塩味と蜂蜜の甘み・香りが楽しめました。児童もおいしい、と食べてくれました。

 『くまの子ウーフ』
  神沢利子/作  井上洋介/絵  ポプラ社

11月20日の給食

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◆ 牛乳
◆ ホイコーロー丼
◆ 太平燕(タイピーエン)



 タイピーエンは熊本県の料理です。今から120年ほど前に、中国に由来を持つ「華僑」の人々が作った料理が始まりだと言われています。
 長崎ちゃんぽんに似ていますが、中華麺ではなく春雨が使われています。
 春雨のほかに、肉や野菜、なるとやエビなども入った具だくさんなスープです。それぞれからよいうまみが出ていました。

11月19日の給食

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◆ 牛乳
◆ チリ・コン・カルネライス
◆ 具だくさんスープ
◆ 花みかん(みかん1/2)



 チリ・コン・カルネの起源は諸説ありますが、今から100年以上前にアメリカ合衆国テキサス州の南部地域で考案されたと言われています。一般的に言うところの「メキシコ風アメリカ料理(テクス・メクス料理)」です。

 給食のチリ・コン・カルネは大豆の入ったミートソース、という感じですが、この料理には欠かせない「チリパウダー」もしっかり使用しています。このチリパウダーの香りが加わることで、一気にエスニックな風味に変わります。
 本場ではとうもろこしの粉から作った「コーンブレッド」などが添えられるようですが、給食ではバターを加えたターメリックライスにかけて食べます。

 豆は古来から人間をはじめとした生物の食料とされており、世界共通の食料でもあります。
 近年、日本では煮豆などの「豆そのもの」を食べる機会が減ってきているという話も聞きますが、このメニューはあまり抵抗感なく豆を食べられるようで、残食も少ないです。

11月16日の給食

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☆ 学芸会 最終日 ☆

◆ ジョア
◆ まいたけごはん
◆ れんこんしゅうまい
◆ 野菜たっぷりみそ汁


 学芸会最終日です。
 充実感いっぱいに終えることができるよう、終わった後にほっとできるよう、そんな気持ちを込めて、彩りを心がけたメニューにしました。
 特にジョアは、楽しみにしてくれている児童が多かったようです。

 れんこんしゅうまいは、粗みじんにしたれんこんの歯ごたえが味に変化を与えています。野菜たっぷりみそしるには紅葉と銀杏を模したかまぼこも入れ、秋らしさを演出しました。
 緊張感から解放されたこともあるのか、残食も少なかったです。とあるクラスの担任からは、「みんな、モリモリ食べていましたよ」との言葉がありました。

 

11月15日の給食

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◎ 学芸会初日 ◎

◆ 牛乳
◆ みそラーメン
◆ 野菜チップス



 いよいよ学芸会当日です。
 緊張感を乗り越えて臨む児童への応援の気持ちを込めて、大人気のメニューである「みそラーメン」と「野菜チップス」にしました。
 好きなメニューなので食べ終わりも早く、配膳・下膳も比較的楽なので、行事の際のメニューとしてもよいかと思います。

 みそラーメンに使用するみそは、あらかじめごま油とにんにく・しょうがでじっくり炒めてあるため、香ばしさとコクが引き出されていました。

 野菜チップスは、初めて出したときから児童の心をわしづかみしにしたようで、教室巡回時によくリクエストされるようになったメニューです。
 
 じゃがいもをメインに、薄切りにした根菜類を油で揚げて塩をなじませるという、調理法はシンプルながら、野菜の厚さや揚げ油の温度・時間など、実は非常に技術の必要なメニューなのです。

 初日を無事にやり遂げて、達成感や安堵感などさまざまな気持ちを抱えての給食だったと思いますが、残食はほとんどゼロでした。
 昼休みには「おいしかったよ!」と感想を伝えに来てくれた児童たちもいて、こちらもとてもうれしかったです。
 あと1日、よいコンディションで臨めることを願います。

11月14日の給食

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☆ 読書コラボメニュー ☆

◆ 牛乳
☆ カレーライス
◆ 和風サラダ
◆ みかん


 南町小学校では、毎年10月下旬から「読書旬間」を実施しています。
 今年度からは「本に出てくる料理」と給食をコラボさせた、「読書コラボメニュー」も始まりました。

 学校図書館管理員の先生に全面的にご協力いただき、南町小学校の図書室にある本からメニューを選びます。
 そして、当日も含め、図書室内の特設コーナー、給食室前の掲示、おたよりでのPRを行います。
 食を通じて本に、本を通じて食に興味を持ってもらうことが目的です。

 記念すべき第一回目は、『ひみつのカレーライス』の「カレーライス」です。

 カレーが大好きなフミオの家族が、ある日、カレーライスの中から出てきた不思議な種を育てていくお話です。

 いよいよ明日は学芸会です。初めての学芸会を迎える児童がほとんどで、一生懸命に練習に打ち込んできた分、今日はとても緊張しているのではないでしょうか。
 そんな時、人気があるカレーライスはとても食べやすく、スパイスの香りが食欲を促すことを期待してこの日に出すことに決めました。

 期待どおり、児童はよく食べてくれていました。
 本も、さっそく貸し出されたそうです。
 明日の学芸会に臨む一つの励みにになれば幸いです。


 『ひみつのカレーライス』 
  井上荒野/作  田中清代/絵 アリス館

11月13日の給食

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◆ 牛乳
◆ 麦ごはん
◆ ンブシー
◆ 切り干し大根のごま酢和え



 今日は沖縄料理の「ンブシー」です。沖縄の料理で、「主役(主菜)のみそ味の煮物」という意味があります。
 「ん」から始まる名称に接する機会は多くないですが、沖縄の言葉ではいくつかあるそうです。感覚としては、「う」に近いかもしれません。
 こうした料理名一つとっても、地域性がうかがえます。給食をきっかけに、いろいろな言葉があることに関心を持ってもらえたらと思います。

 今日のンブシーは、厚揚げや豚肉などを豚骨みそ味で煮込んでいます。
 コクのある味で、シンプルなごはんに合いました。

11月12日の給食

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◆ 牛乳
◆ ガーリックライス
◆ キャベツのキッシュ風
◆ スコッチブロス



 スコッチブロスは、「スコットランド風スープ」という意味です。
 普段はごはんに炊き込んでいる押し麦を、今日は洋風スープに入れて食べます。
 プチプチとした食感がより楽しめたようです。

11月11日の給食

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◆ 牛乳
◆ 三色丼
◆ 石狩汁



 今日は「鮭の日」です。制定された主な理由として、

 「鮭」の漢字の、つくりの部分の「圭」が漢数字の「十一十一」に見えること
 並んで干されている塩引き鮭が「1111」に見えること

 があるそうです。

 給食では、角切りの鮭が入った「石狩汁」にしました。
 今日、さまざまな「○○の日」がありますが、昔から受け継がれてきた魚と食の文化が反映されている意味を伝えたいと思います。

11月8日の給食

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◆ 牛乳
◆ 麦ごはん
◆ お好みバーグ
◆ 五目汁



 「お好みバーグ」は、キャベツや大豆、紅しょうがなどが入ったハンバーグに、あの「お好み焼き」と同じトッピングをしたものです。
 総量が55kg以上にもなる「たね」をまんべんなく練り合わせるだけでも重労働ですが、それを調理員が分担し、手際よく成形していきます。
 一枚の天板にずらりと並んだハンバーグは、なかなか迫力があります。
 その後、ハンバーグに適した温度と時間に調整したオーブンで焼き上げ、確実に加熱されているかを確認するために、中心温度(ハンバーグの中心部分)も確認して仕上げます。
 
 焼き上がったハンバーグは配膳用のバットにクラスの人数分ずつ並べられ(この並べ方もまた美しいのです)、上からソース、鰹節、青のりがまぶされます。

 見た目も楽しいメニューです。

11月7日の給食

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◆ 牛乳
◆ 麦ごはん
◆ マーボードウフ
◆ 五目春雨



 今回も、マーボードウフと麦ごはんを盛り合わせて配膳します。
 そろそろ学芸会の練習も佳境に入り、児童は時間いっぱいまで体育館などにいます。
 そのため、給食の準備の時間が短くなることもあるため、このような大きな行事の前は、なるべく食べやすく、配膳や下膳もすぐにできるメニューを出すよう心がけています。

11月6日の給食

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☆ 一斉給食 ☆

◆ 牛乳
◆ スパゲティハヤシソース
☆ コールスローサラダ
◆ りんごのケーキ



 今日は、練馬区で年に数回行われる「一斉給食」の日です。
 区内全ての小・中学校で、練馬区の特産品である「ねり丸キャベツ」を使用した献立を出します。南町小学校では、キャベツの歯触りや味わいをダイレクトに楽しめる「コールスローサラダ」にしました。先月末に出したものとはレシピが異なります。

 かなり早い段階から使用量を報告し、区がまとめ、一括して手配して納品されます。
 前回も触れましたが、練馬区のキャベツの出荷量は都内一です。
 自分が住んでいる地域でこのような名産品が作られていることはとても素晴らしいですね。

11月5日の給食

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◆ 牛乳
◆ さつまいもごはん
◆ 魚のごまだれかけ
◆ 沢煮椀


 沢煮椀は、元々は山で狩りをする人々が、狩りの合間の食事で、獲れた獲物の肉を沢の水で煮て食べていたものが始まりだそうです。
 そのため、必ず肉が入るのですが、本来は猪肉だそうです。
 そして、具材は全て細く切ります。これは、沢のようなきれいな水の底に生えている藻を表しています。
 更に、和食では珍しい、「黒こしょう」を加えます。これは、沢の底の砂を表しています。
 かつお出汁の効いた汁が、シンプルな具材の味をよく引き立てていました。コクのあるごまだれとも合っていたようです。

11月1日の給食

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◆ 牛乳
◆ 麦ごはん
◆ 四川豆腐
◆ 中華コーンスープ


 中国料理は大きく4つに分類できる、と言われています。その中の一つが「四川料理」です。主に花山椒や唐辛子を多用する、辛い味付けが多いとされています。

 四川省は、夏は高温多湿、冬は凍てつくような寒さの、厳しい気象条件の地域だそうです。
 辛い料理が発達した背景には、夏は「発汗を促し、汗の蒸発時に肌表面の熱を奪う」ことで涼しく感じられるように、冬は「内臓を温める」「血行促進をはかる」、といった効果が期待できるためと言われています。
 料理の発展には、こうした地域の特性も大きく関わっているのですね。
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