租税教室(6年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6年生は社会科「憲法とわたしたちの暮らし」で税金について学習しています。今日は、さらに詳しく税金の使われ方、種類、税理士の仕事等について教えていただきました。 税金について一通り学習した後に、税金を集めるゲームを行いました。3人から300万円集める設定でしたが、3人それぞれの持っているお金の量が違うという点に、子どもたちは頭を悩ませていました。多く持っている人からたくさん集めればよいと考える班、3人均等に集めればよいと考える班、持っている量の30%を集めればよいと考える班等、様々でした。 それぞれの考え方が、所得税、消費税、法人税の集め方に似ているというところを教えていただき、税金の仕組みを詳しく学ぶことができました。 ご家庭でも、子どもたちに「今日学んだこと」をぜひ聞いてみてください。 5月8日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3年生は、理科の学習として5種類の種をまき、その成長を観察していきます。まいた種は、ヒマワリとホウセンカ、オクラ、ピーマン、ダイズです。芽が出て葉を茂らせ花が咲く様子、さらには実をつけて種ができるところまで、植物の生育サイクルを順次追いながら観察をしていきます。今まで3年生の子ども達は、1年生の生活科でアサガオを育ててきました。ヒマワリは、保育園や幼稚園で育てたことがある子がいるかもしれません。昔、低学年にも理科の授業があった頃は、2年生でヒマワリを育てたものでした。アサガオ同様に種が大きくて育てやすいことや、たくさんの種が採れることが利点なのでしょう。 野菜の種として「オクラ」と「ピーマン」が教科書に取り上げられているのは、夏野菜であり、これからの成長が観察しやすいからだと思います。また、教科書にない「ダイズ」を入れたのは、3年生の先生方の考えがあってのことです。旭町小の3年生は、2学期の総合の学習でダイズについて調べていきます。また、国語の教科書(下)には、「すがたをかえる大豆」という説明文があります。教科をまたいでダイズについて学ぶことになります。 気温が高くなってきた5月のこの時期が、まさに種まきの適期です。もうすぐ1年生もアサガオの種まきを行うことでしょう。職員玄関前のサクラ草は、いよいよ終わりになります。明日の朝、6年生に手伝ってもらい、中庭に移動して片付けます。(土は再利用する予定です。)サクラ草もたくさんの種をつけました。実はそのサクラ草・・・すでに先週から種まきをしています。連休中に種を採り、中庭に育苗箱を用意してたくさんの種をまきました。例年よりも2週間早い種まきです。昨年、猛暑のために夏越しが大変でした。そのため、今年は早めに苗を大きくして暑い夏を越そうという作戦です。 ところで、子ども達が種まきをしていた畑の近くに、地面近くに赤い小さな実をつけた植物がありました。よく見ると、畑のあちこちに見つけることができます。「ヘビイチゴ」です。子ども達に教えてあげると、どの子も初めて聞く名前のようでした。(昨日の1組の子ども達も同様です。)今の子ども達がヘビイチゴを知らないのは、それだけ野原が少ないからかもしれません。当然のことながら、「食べられるの?」とか「おいしそう」と子ども達は言います。私が子どもの頃は、「毒があるから絶対口にするな」と言われたものでした。調べてみると、有毒ではないものの、おいしくはないそうです。 3年生は、算数の時間に今日から「わり算」の学習に入りました。わり算は、3年生で初めて習う学習です。1年生でたし算とひき算、2年生でかけ算を学習し、いよいよ四則計算の4つ目のわり算を学ぶことになりました。 わり算の学習では、計算手順の理解だけでなく、わり算の意味付けについてしっかり教える必要があります。わり算は「等しく分ける」という計算ですが、それには等分除と包含除という2つの分け方があります。今日の問題は、「クッキーが12個あります。3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」という問題でした。これは等分除で、たいていの教科書は考えやすい等分除を先に指導するようになっています。 授業では、12個のおはじきを渡して、どのように「同じ数ずつに分けるか」を体験させていました。(写真中)たくさんのものがあって、3人で同じ数ずつに分けなさいと言われたらどうするでしょうか。A〜Cの3人にまず1個ずつ配り、次に2個目を配り…という分け方をするはずです。これが等分除です。「12個のクッキーを4個ずつ分けたら何人に配れますか。」という問題であったら、おはじきの動かし方は変わります。(包含除です) 5校時に、音楽室で授業観察を行いました。授業観察は、教員の授業力向上を図る取り組みです。校長と副校長が授業を1時間ずつ見に行き、指導・助言を行います。旭町小では、毎学期全ての教員に1回ずつ行っています。 5年1組の音楽の授業でした。まず、「こいのぼり」の歌の歌唱指導から始まりました。文部省唱歌として昔から歌われている「ことのぼり」は、約110年も前から教科書に載っている曲です。この曲を特徴づけている要素として、「タッカ、タッカ」という拍があります。それは、「タタ、タタ」とは違う、生き生きと跳ねるような感じが出るという効果を生んでいます。歌詞の意味と関連づけて指導し、歌わせていきました。 次に、「茶色の小びん」の合奏練習をしました。低音パートが入ることにより高音パートが引き立つことや、音楽の厚みが出ることを確認しました。そして、鉄琴や木琴、バスオルガン、打楽器類などに分かれて、自分で挑戦したい楽器の練習をしました。合奏は子ども達の大好きな学習です。みんな生き生きと楽器演奏を楽しんでいました。(写真下) その一方で、合奏に取り組む約束として、ミニキーボードに合格することが条件になっていたようです。まだ合格していない子に、個別に指導をしてあげる先生の姿が見られました。 5月8日の給食![]() ![]() 華風野菜 生揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日の献立の「豚丼」は、砂糖としょう油の甘辛い味付けで、ご飯によく合うメニューです。こういう味付けが大好きな子が多いのではないでしょうか。 豚肉には、ビタミンB1という栄養素が含まれています。ビタミンB1は、ご飯などの糖質をエネルギーに変えるために必要です。 おかずばかり、ご飯ばかりなど、偏った食べ方では、元気な体をつくることはできません。また、よく噛んでしっかり食べることも重要です。苦手だなと思うものにも、少しずつチャレンジさせていくようにしましょう。 5月7日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 単元名が「よく きいて」がとなっていて、「聞くこと」が先に来ていることから分かるように、まずは話を聞くことを重視して指導します。話を聞く際には、話し手が伝えたいことや、自分が聞きたいと思うことを落とさないように集中して聞くことが大切です。そして、感想をもったり質問したりできるように、話の内容をとらえなければなりません。 次に、「はなそう」の話をする側への指導も行います。自分の経験したことを相手に分かりやすく話をしなければなりません。伝わるように話をするというのは、1年生でも難しいことです。しかし、大切なコミュニケーションの第一歩として、とても重要な学習です。たくさん経験させていくことが欠かせません。 2組では、教科書に載っているように、まずは「好きな遊び」について隣同士での話し合い活動をしました。次に、ちょうどゴールデンウイーク明けにふさわしく、「休みの日に出かけたこと(したこと)」をテーマに話し合いを行っていました。(写真上) 連休中にいろいろなところに出かけた子が多かったようです。とても楽しそうに会話がはずんでいました。質問をする側の子も、次々といろいろなことを聞いていました。私も何人かの子に聞いてみました。上野動物園に行った子がいたり、ジェットコースターに乗った子、さらにはバーベキューをした子がいました。こちらからの質問にも、すらすらと答えていました。 私だったら、隣りの席の子に何て話すかな…と思いました。連休の前半のことですが、森林公園に行ったことをまず話します。5月号の学校だよりにも書きましたが、森林公園のネモフィラ畑がすばらしかったです。さらにポーピー畑やルピナス畑も圧巻の光景でした。この3か所が同時に楽しめた今年は、とてもラッキーでした。 ちなみに、私の「隣の子」にあたるのは副校長先生です。いつも給食の検食は校長室で一緒に行っています。今日も給食を食べながら、お互いの連休後半のことについて、話したり聞いたりして過ごしました。 2校時に、3年1組の子ども達が草花の種まきの準備のために、校庭の畑にやって来ました。準備を待つ間、キャベツの花が咲いていることを教えてあげました。ここに植えてあるキャベツは、昨年度の3年生が田柄にお住いの吉田さんからいただいた苗を植え付けたものです。社会科の「練馬区のキャベツ農家」の学習で、吉田さんに授業をしていただいたのが9月のことでした。 秋から冬にかけて大きくなり、今では丸々太ったキャベツの脇から黄色い花を咲かせています。キャベツはアブラナ科の多年草です。そのため、菜の花のような黄色い花が咲きます。普通の畑ではキャベツを収穫してしまうので、花を見る機会は滅多にないでしょう。旭町小でこのままにしているのは、これからの理科の学習のためです。3年生の理科では、モンシロチョウを育てる学習があります。卵を産ませるためにキャベツを残しています。(写真中) 4校時の後半に、5月の避難訓練がありました。今月の避難訓練は、不審者対応の訓練でした。子ども達は授業中であり、放送が入るまで何も分かりません。不審者対応訓練は、教職員の訓練要素がほとんどです。 不審者役の先生が、校内にフラッと入ってきたところから始まりました。主事さんが声をかけても反応がなく、廊下を行ったり来たりしているので、主事室のインターホンから職員室に連絡を入れました。すぐに副校長先生が警察に連絡を入れるとともに、他の先生に校内放送を入れるように指示しました。(訓練なので、警察には連絡をしていません。) 不審者が侵入したことが分かる内容の放送を入れると、各教室の先生方が教室に鍵を閉めます。それと同時に、男性の教職員がさす又を手に、現場に駆けつけてきました。不審者を取り押さえるのではなく、警察が到着するまでの時間をかせぐのが第一の目的です。(写真下) ところが、今年はとてもよく動く不審者で、四方八方からさす又で押さえたのにもかかわらず、するりと身をかわしてしまいました。結局、大人数で格闘の末、階段下で取り押さえるという本番さながらの訓練となりました。(ただし、教職員がけがをしてはいけないので、不審者を深追いしてしまったのは反省点でもありました。) 5月7日の給食![]() ![]() 野菜オムレツ ベジタブルスープ 牛乳 一口メモ 5月の給食目標は、「食事のマナーを身につけよう」です。食事のマナーと聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか? 口の中に食べ物が入ったまま話をしていないでしょうか? また、つい話が楽しくなり過ぎて、大きな声になっていないでしょうか? あるいは、立ち歩いたりふざけたりしながら食べていないでしょうか? 食事のマナーは、そこにいる人たち全員が気持ちよく過ごすためのものです。みんなでマナーを守り、気持ちよく食事ができるようにしたいものです。 音楽朝会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 曲目は、本日5校時に予定している離任式で歌う「校歌」と「先生さようなら」です。1年生は入学してからまだ1か月も経っていません。「校歌」の練習を始めているのは知っていましたが、さすがにまだまだ歌えないのではと思っていたら、とても素晴らしい歌声が聴こえてきました。 思わず、「1年生だけで校歌を歌えるかしら?」と聞いたら、できそうな雰囲気が伝わってきました。そこで、2年生から6年生までの全校児童が聴いている前で、1年生だけで校歌を歌ってもらいました。1番を聴いたら、すごく立派に歌っています。結局3番まで見事に歌いきってしまいました。感心してしまいます。歌詞を覚えているだけではなくて、きれいな声でとても上手に歌っていたのです。聴いていた他の学年の児童も皆驚いていました。その後に全校児童で歌った「校歌」は体育館中に響き渡る本当に素晴らしい歌声でした。 5校時の離任式には1年生は参加していなかったのですが、子供たちの思いのこもった「先生さようなら」の歌とともに、大変感動的な離任式となりました。 5月2日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 花のアーチをくぐって先生方が入場すると、大きな拍手と歓声がわき上がりました。1か月余り会っていなかっただけで、とても懐かしい感じになり、そして体育館が一気に温かい雰囲気に包まれました。 それぞれの先生方の紹介の後、代表の子がステージに上がり、作文を読んだり花束を渡したりしました。そして、子ども達にお別れの言葉を話していただきました。どの先生方も、旭町小の子ども達を大切に指導し、育ててくださいました。直接指導されていなくても、学校生活の様々な場面でお世話になったことを、全ての子が感じたようです。学校は、多くの先生たちで子どもを育てているところであると、改めて思いました。(写真上) 続いて、全校の子ども達で、感謝の気持ちを込めて校歌を歌いました。旭町小の思い出の校歌が、体育館いっぱいに響き渡りました。離任された先生方の心にいつまでも残るようにと大合唱になりました。(写真中) 最後に、学年ごとに花道をつくり、「せんせい さようなら」の歌をうたってお別れをしました。子ども達の中には、お別れを惜しんで涙ぐんでいた子がたくさんいました。(写真下) これからも、運動会や展覧会などの行事を通じて、子ども達の成長を見守っていただければと思います。こんな感動的な離任式が行えるとは・・・学校とはなんてすてきなところなのだろうと改めて思いました。 図工(カラフルこいのぼり) 1年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回は、5月5日のこどもの日にちなみ、「こいのぼり」を作成しました。「カラフルだからたくさん色を使おう!」や「黄色を塗ったら、その横の色は…」と考えながら、クレヨンで色塗りをしていました。 完成したこいのぼりは、教室前に掲示する予定です。どんなこいのぼりができあがったのか、学校公開でぜひご覧ください。 5月2日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 多くの教科書でこれらの植物を使っているのには、理由があります。ヘチマやツルレイシは、気温が高くなるにつれて成長が著しく、観察結果が得られやすいという利点があります。種まき直後の成長に比べて、1学期の終わりごろには1日で数センチも伸びるなど、ぐんぐんと成長する様子を感じることができます。 ところで、ツルレイシは別名「ゴーヤ」あるいは「ニガウリ」とも呼ばれています。どれも同じ植物の名称です。ちなみに、ゴーヤは沖縄、ニガウリは本州での呼び名です。かつて沖縄料理ブームで「ゴーヤ」という言い方が広まったため、一般的な名称として使われるようになりました。標準的な和名がツルレイシなので、教科書ではそのように表記されています。 ヘチマもニガウリもウリ科の植物です。同じウリ科のキュウリの苗は、先日2年生が生活科の学習として畑に植え付けました。6月〜7月に向けて暑くなってくると、キュウリのつるがぐんぐん伸びてきます。そして、ちょっと油断すると実が大きくなり過ぎてしまい、お化けキュウリを収穫することになります。 4年生は、種の観察をした後、各自で用意した牛乳パックを使って種まきをします。ツルレイシは、実が収穫できれば食用(ゴーヤチャンプルーなど)にできるので楽しみです。(写真上) 理科室では、6年生が「物の燃え方と空気」の実験をしていました。ものが燃える前と燃えた後の空気の違いを調べる実験です。気体検知管を使うと、酸素や二酸化炭素の濃度を調べることができます。空気中では、酸素は約21%、二酸化炭素は0.03%存在します。では、集気びんの中でろうそくを燃やした後の気体を調べると、その成分はどうなるでしょうか。「火が消えるということは、酸素が0%になる」と考える子が多いものです。みなさんは、どう思われますか? 実際に実験してみると、21%だった酸素が16〜17%に減り、そして二酸化炭素は3〜4%に増えます。このことから、空気中の酸素が全て使われるのではなく、酸素濃度が少し低くなっただけで火が消えてしまうということが分かります。人間の活動も、酸素濃度が少し低くなっただけで影響が出てくると言われています。高い山に登ると、わずかな酸素の変化でも高山病にかかります。空気中の酸素がいかに重要であるかということが分かります。 ところでこの「気体検知管」という実験器具は、教科書に扱われるようになってずいぶん経ちます。出始めた当初は、とても画期的な器材でした。しかし、かなり予算がかかります。調べる気体(酸素や二酸化炭素)のたびに試薬の入ったガラス管を取り替え、それらは使い捨てです。ガラス管1本あたりの値段が高く、なるべく失敗しないように口うるさく指導しなければなりません。さらに6年生の理科では、他の単元でもしばしば使用します。 教科書には、気体検知管の代わりに「酸素センサー」を使う例も載っています。それもかなり高額ですが、少しずつ購入して移行していくべきかもしれません。デジタル式で、一目で気体の濃度が分かった方が、より正確に実験をすることができます。旭町小でも、今後検討していきます。(写真中) 6年1組で学級会が行われていました。教室をぐるりと取り囲むように机を並べ、全員の机上にはタブレットが置いてありました。さながら、会社で行われている新商品開発の会議のような光景です。 後から担任の先生に聞いてみて、タブレットの活用方法が分かりました。あらかじめ議題を提示し、それに対する各自の意見をタブレットを使ってフォームに入れておきます。お互いの考えをタブレット上で交流し合い、そこから学級会の話し合いに入るということでした。みんなの意見を一度に、それも全員が同じように見ることができるというのは、タブレットを使う利点です。今日はこの他にも、図工室で4年生がタブレットを活用していました。今後も、様々な教科の中でタブレットを活用していくようにします。(写真下) 最近、タブレットの修理依頼がまた増えてきました。海外の工場で部品を作ったり修理をしていることもあり、練馬区全体でタブレットの修理にはかなり時間がかかっているそうです。引き続き、大切に扱うようにさせてください。 5月2日の給食![]() ![]() 小松菜とひじきのナムル 中華風スープ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 5月5日は、「こどもの日」です。端午の節句とも呼ばれています。では、この「端午」という言葉は、どんな意味か知っていますか? 今年の干支は「巳年」ですが、十二支は昔、年だけでなく月や時間を指す言葉としても使われていました。昔の暦(旧暦)では、5月のことを「午(うま)の月」と呼んでいました。端午とは、月の初めの午の日のことを呼んでいましたが、数字の5と「午(ご)」から、次第に5月5日のことを指すようになったそうです。 全校の子ども達が健やかに成長するように、今日の給食は端午の節句に食べる「ちまき」にちなんだ献立にしています。 5月1日(木) その2![]() ![]() ![]() ![]() 1組では、年間の気温と降水量を示す6つのグラフを読み取り、それぞれどの気候区分に属するものか考えさせていました。日本海側と太平洋側とでは、冬の降水量に大きな違いがあります。太平洋側は晴れの日が多く、降水量は少ない傾向になります。一方の日本海側は、雪が降るために冬の降水量が多くなります。 また、北海道と九州・沖縄の気候区分は、気温の違いで区別することができます。さらに内陸性の気候区分には、長野県や瀬戸内地方があります。共に年間降水量が少ないのが特徴ですが、やはり冬の気温を比較することでどちらのグラフであるかを判断することができます。(写真上) このような気候区分は、机上の学習では分かりにくいものです。実際に行ってみる、さらにはそこに住んでみることで実感できます。これは、大人でも同様です。私は、新潟県上越市で生まれ、育ちました。冬はじめじめと湿度が高く、たくさん雪が降るものと思っていました。それが、東京の親戚の家にお正月に行ってびっくりしました。冬に青空を見ることができることに驚いたのです。それは、大学生として東京で暮らしてみて、さらにはっきりと分かりました。こんなに冬は乾燥するものだと…。次に移り住んだのは、静岡県の下田でした。3年間、練馬区の健康学園の教員として過ごしました。こんなに温暖で住みやすいところであると知り、冬の大雪の苦労がうそのような生活があるということを知りました。いろいろな場所で生活すると人生が変わります。お薦めします。 5年生は、4月から家庭科の授業が始まっています。今日は、初めての調理実習として、「お茶の入れ方」に挑戦しました。3,4校時は1組、5,6校時は2組が行っています。 エプロンや三角巾をつけて準備万端で臨みました。お湯を沸かし、急須に茶葉を入れて湯のみに注ぐまでを正しくできるようにする実習です。しかし、子ども達には学ぶべきものがたくさんありました。 まず、茶さじを使って人数分の茶葉を急須に入れます。テーブルに茶葉がこぼれます。急須の近くで茶さじを使えばよいのです。理科の実験のように水の分量を慎重に量ってやかんに入れました。コンロにかけて火をつけます。家庭ではIHなのか、つまみを何度かひねってやっと火がつきました。お湯を急須に入れて、茶わんに同じ濃さになるように注いでいきました。片手で蓋を押さえて急須を持つ手が逆になり、ちょっと不自然な方向に注ぐ子がいました。 「ペットボトルのお茶は飲むけど、熱いお茶は初めて」という子がいました。また、「おばあちゃんの家にしか急須はない」という子も多かったようです。煎茶を入れて味わう文化を大切にしたいものです。緑茶の渋みや苦味を味わうとともに、その奥にある甘味を感じることも大切です。子どもなりに新たな味覚を体験する貴重な体験にもなりました。(写真下) 初めての調理実習〜お茶〜 (5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 濃さや量が同じになるように慎重にお茶を入れる子供たち。「おいしい」「苦い」など感想は様々でしたが、自分で入れたお茶は格別だったでしょう。 片付けもしっかりと行い、初めての調理実習を終えました。 総合(主事さんにインタビュー) 4年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、用務主事さんにインタビューを行いました。子ども達からは、一年間のごみ量がどのくらいあるのかなど、たくさんの質問が挙がりました。一年間では、大体13tものゴミが出ているそうです。環境に配慮し、ゴミを出さないように生活することの大切さを改めて学ぶことができました。また、普段から学校をきれいにしてくださっている用務主事さんへの感謝の気持ちを深めることもできました。 今回のインタビューを生かして、これからの学習につなげていきます。 5月1日(木) その1![]() ![]() ![]() ![]() 算数ブロックを用意し、机の上に一列に並べます。ブロックを2つに分けながら、「5と3」「2と6」「7と1」…のように8の構成を考えさせていきました。この「いくつと いくつ」の学習は、「6」や「7」でも行ってきたので、やり方は慣れてきています。しかし、数が大きくなるほど組み合わせが多くなり、確実に一つ一つを確かめていかなければなりません。2組では、きちんとブロックを操作してから答えを書くように指導していました。(写真上) 教科書23ページには、「かぞえよう」という練習問題があります。鉛筆立ての中に5本、その外に3本の鉛筆の絵が描かれています。その絵に対して先生は、「鉛筆は何本ありますか? 工夫して数えましょう。」と子ども達に投げかけました。この時、1本ずつ「1,2,3…」と数えているようでは「いくつと いくつ」を学習した意味がありません。「5と3で8」と答えられるかどうかが大切です。2年生の2学期に九九を習います。せっかくかけ算を習ったのに、縦横に並んでいるものを端から1つずつ数えていくようでは意味がないのと一緒です。算数は、習ったことを使って、いかに賢く答えを導き出すかが重要です。 一方、1組では、4校時に図工の授業がありました。「カラフルこいのぼり」の学習をしていました。こいのぼりの目とうろこが印刷された画用紙が配られ、クレヨンを使ってきれいに色塗りをする作品に取り組みました。 使う色や塗り方に、一人一人の個性が表れるものです。1枚ずつ反対色で塗っていく子もいれば、同系色でまとめた子、濃くはっきりと塗る子、薄く塗っていく子と様々でした。 切り取って折りたたむと、かわいらしいこいのぼりが完成するようです。再来週の学校公開の頃には、組み立てたこいのぼりがにぎやかに校内に飾られていることでしょう。(写真下) 一昔前に比べて、こいのぼりをすっかり見かけなくなりました。少子化のためというだけでなく、様々な事情があるようです。外に掲げるタイプは減り、室内で簡易的に飾るこいのぼりに人気があるそうです。さらに、個人情報に関する問題が関係しているのではないかとも言われています。外にこいのぼりを出すことで、男の子がいるということが分かり、様々な勧誘パンフレットが届くことにつながります。こんなところにも個人情報を守らねばならないとは…。 5月1日の給食![]() ![]() チーズダッカルビ トックスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。 「トック」は韓国の食べ物で、うるち米で作る餅のことです。うるち米とは、いつも私たちがご飯にして食べているお米の種類です。日本の餅はもち米で作っているので、もちもちとして伸びるのが特徴です。一方、トックはうるち米で作るため、餅のように伸びずに、煮溶けることもありません。 日本では、お正月に餅が入った雑煮を食べます。韓国でも、このトックが入ったスープを食べるのがお正月の習わしになっているそうです。 町たんけん(3年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 社会科の学習としては初めての校外学習です。今回の学習では、自分たちの住んでいる地域や学校の周りの様子を方角という視点を取り入れて学びを進めてきました。事前学習では、学校の屋上に行き、学校の周りの様子を観察したり、自分の家がある位置を考えたりしました。 今回は、それらを踏まえて実際に学校の周りを歩き、いろいろな施設の方からお話を聞くという学習でした。旭町郵便局、地域安全センター、妙安寺を回ってお話をしていただいたり、質問に答えていただいたりしました。 旭町郵便局では、切手の種類やポストが赤い理由を聞いて驚いていました。また、郵便局の仕事や届く荷物に興味をもって質問をしていました。 地域安全センターでは、交番との違いや地域での役割についての話を聞きました。また、警察の方が使う刺股や盾を持って、重さの感想を口々に言う様子が見られました。 妙安寺では、普段は入る機会がない本堂に上がって、お寺や地域の歴史についてのお話を聞きました。子どもたちは素敵な建物や見慣れない仏様や装飾に目をきらきらとさせていました。徳川家康と関わっていることや、旭町小学校の敷地も元は妙安寺のものだったと聞いて、思わず「すごい」と口に出していました。 暑かったことや坂が多かったこともあって、帰りは少し疲れた様子でしたが、たくさんの学びがあった町たんけんになりました。 4月30日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 小学校での時間に関する学習は、1年生から行われてきています。1年生では、「何時」「何時半」の時計の読み方、さらには「何時何分」の読み方まで学習しました。また、2年生では、時刻や時間の概念について学んできています。そして、簡単な場合の時刻や時間を求めたり、1日が24時間であることや1時間が60分間であることなどを学習してきました。(「秒」の単位については、3年生のこの単元で学習します。) 今日の授業では、まず時刻を求める問題を行いました。「公園を出て30分歩いて、学校に11時10分に着きました。公園を出た時刻は何時何分ですか。」…つまり、11時10分よりも30分前の時刻を聞いています。一番分かりやすいのは、模型の時計を使い、針を動かしてみることです。教科書には、QRコードが付いていて、時計の針が動くアプリを使うことができるようになっています。(写真上) また、教科書には時間の経過を示す数直線が載っています。2年生の頃との違いは、この数直線を使って考えさせるところです。子ども達の考え方を聞くと、11時10分から30分戻すために、「まず10分間針を戻して11時、さらにあと20分戻すから10時40分」と考える子が多かったようです。 さらに今日は、「商店街にいた時間は40分、公園にいた時間は30分です。合わせて何時間何分ですか。」という問題にも取り組んでいました。時間のたし算とともに、「1時間=60分間」を使って解く問題です。 今回の学習は4時間扱いです。そして、小学校における時刻と時間に関する学習は、この単元が最後となります。4時間の授業ではなかなか身につかない子が多いことでしょう。時刻と時間の概念については、日常生活での行動や経験と対応させつつ理解を図っていくことが重要です。 5年生は、国語の時間に「春の空」という学習をしています。「枕草子」の第一段や春の様子を表した俳句などを音読し、言葉の響きやリズム、美しい表現などに親しむことをねらいとした単元です。 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」…「春は明け方がよい」というこの第一段は、昔、中学校の古文の授業で暗記したものでした。現在は、小学校の国語の授業から親しむようになっています。(写真中) ゴールデンウイーク中も、いつもの5時起きに体が反応してしまいます。最近の日の出は、4時50分頃です。朝起きる時にはすでに明るい時間帯になってきました。次第に辺りが明るくなっていく日の出前頃に起きてみると、明るさや色、鳥の声など、様々な発見があるものです。清少納言の気持ちに少し近づけるような気がします。 5年生の国語では、「季節の言葉」として、春夏秋冬に合わせた季節と関連した学習があります。それぞれに、「枕草子」に書かれている4つの季節の第一段が掲載されています。清少納言の季節に関する感じ方に触れることで、今までになかった新たな視点がもてるように構成されています。 1年生は、国語の時間に「あさの おひさま」という学習をしています。教科書の詩を声に出して読むことをめあてとした音読の単元です。今まで1年生は、担任の先生に読み聞かせをしてもらったり、クラスの友達と見つけたものや好きなものを紹介し合ったりして、国語の学習をしてきました。また、ひらがなを書く学習は、現在も毎日少しずつ続けているところです。この単元は、1年生にとって初めて触れる読み物教材として位置付けられています。 教科書には、海から顔を出した太陽がオレンジ色に輝く、印象的なイラストが描かれています。両手に教科書を持ち、先生の音読に続いて、子ども達が元気よく声を出していきました。「あさの おひさま おおきいな のっこり うみから おきだした」という第一連と、「あさひの おひさま あかい かお ざぶんと うみで あらったよ」という第二連からできている詩です。心地よいリズムの詩であることと、擬人化された太陽がとてもユニークに表現されています。(写真下) 読み終わってから、「この言葉、よくわからないなというのはありませんか?」と先生が聞くと、「『のっこり』ってなんだろう…」と子ども達は答えます。大人でさえ、「のっこり」という言葉にはなかなか出会いません。大きな辞書には載っていて、「のんきに落ち着いている様」と書かれています。(方言ではありません。) この詩は、「ちびっこカムのぼうけん」や「くまの子ウーフ」の作者として有名な神沢利子さんが書きました。ちなみに、神沢さんは101歳です。 4月30日の給食![]() ![]() サバの味噌煮 切り干し大根のサラダ 五目汁 牛乳 一口メモ 今日は、「サバの味噌煮」の献立です。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。しかし、給食室では大量に作らなくてはならないので、大きなオーブンを使っています。鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味料、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱したら出来上がりです。しっかりと味がしみ込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりな味付けになっています。 サバには、頭のはたらきをよくするDPAやEPAという栄養素が多くふくまれています。この栄養素は、人の体では作ることができません。そのため、サバなどの魚から摂ることが大切です。 はたらく消防の写生会(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初は戸惑っていた子もいましたが、間近で見るうちに、それぞれの視点で力強く描き始めました。消防士さんがホースを持っている姿や、消防車の形の特徴などをよく観察して描いていました。 授業後には、「楽しかった!」という声がたくさん聞かれ、時間ぎりぎりまで一生懸命描く子どもたちの姿が印象的でした。 完成した作品は、学校公開の際に教室に掲示いたします。ぜひ子供たちの力作をご覧ください。 4月28日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 3階や4階の上級生の教室を見たり、北校舎の特別教室を見てきてから、最後に2階の職員室前の廊下にやって来ました。副校長先生が、特別に全員を職員室に案内してあげていました。毎日のように先生方に用事のある子が職員室にやって来ますが、子どもを中に入れたりはしません。入口や廊下で先生と話をするのが基本になっています。(これは、個人情報等の関係であり、保護者や外部の訪問者にも同様にしています。)それを考えると、職員室に入ることができた1年生は、これが最初で最後の経験ということになったのかもしれません。 2組の子ども達は、校長室前にもやって来ました。子ども達は、「すぐに校長先生のお部屋だ!」ということをうすうすと感じていたようです。そこで担任の先生はどんな指導をするのだろうと思ったら、「校長先生の好きなキャラクターは何でしょう?」という質問をしました。入口のドアに貼ってあった磁石を見て、「ドラえもん!」と答えた子がいました。…違います。よっぽどドアを開けて、校長室の中を見せてあげようかと思いましたが、そこはグッと我慢しました。来週金曜日に、2年生が1年生を連れて行う学校探検が予定されているからです。その時の驚きを奪ってはいけません。初めて1年生が校長室に入ってきたら、どんな顔をするのかなぁと、今から楽しみです。(写真上) 用務主事さんが、大きなイモムシを飼育ケースに入れて持ってきてくれました。緑色で、6〜7cmはあろうかという大きなイモムシでした。見るからに蛾の幼虫です。スズメガやヨトウガの仲間と思い、インターネットで調べてみました。体の横に並ぶ模様からして、「オオスカシバ」というスズメガ科の蛾の種類であることが分かりました。 オオスカシバの成虫は、「ホバリング」をすることで有名な蛾です。花の蜜を吸うために長いストロー状の口を伸ばして、花の中心に近づいていきます。ヘリコプターのように空中で静止して、蜜を吸いながら花から花へと移動します。同じくホバリングしながら蜜を吸う蛾に「ホウジャク」がいます。オオスカシバは、それと同じ仲間ですが、体が緑がかった色をしていてとてもきれいです。幼虫は、クチナシの葉を食べるようです。 休み時間に、1年1組の子ども達がやって来て、ケースの中をのぞき込んでいました。大きな幼虫にびっくりしていたようです。さなぎになって、羽化するところまで見せることができるといいなと思います。蛾とはいえ、とてもきれいな成虫になるので、興味をもって観察させたいと思います。(写真中) 4年生は、国語の時間に「漢字辞典を使おう」という学習をしています。先日、3年生が国語辞典の使い方について学習していることをお伝えしました。漢字辞典は、4年生で初めてその使い方を習います。 子ども達は、学年が上がるにつれて、ますます多くの漢字と出会い、習得していきます。そのような中で漢字に親しめるようにするためには、漢字とはどのようなものなのか、漢字について分からないことを調べる手立てにはどのような方法があるのかを知る必要があります。漢字辞典の使い方について学習することで、漢字との距離を縮めるとともに、漢字がより身近な存在となるようにしていきます。 漢字辞典は、漢字の画数や部首、読み方、意味、熟語、漢字の成り立ちなどを調べる時に使います。漢字辞典の使い方には、大きく分けて「音訓索引」「部首索引」「画数索引」の3つがあります。この3種類の索引をいかに使い分けられるかが、漢字を早く見つけるポイントとなります。探したい漢字の読みが一つでもわかっていれば、「音訓索引」が便利です。また、読みが分からなくても、知っている部首が含まれた漢字であれば、「部首索引」で探すことができます。それも分からなければ、画数索引で…となります。 国語辞典と同様に、漢字辞典は学校で全員分を用意しています。用途に合わせていつでも漢字を調べることができるように指導していきます。(写真下) |
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