5月21日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() たし算の筆算は2年生、かけ算の筆算は3年生、そしてわり算の筆算は4年生で習います。この単元では、2〜3位数を1桁の数でわる場合の筆算について学習していきます。ちなみに、2学期の初めに「わり算の筆算(2)」という単元があり、今度は2桁の数でわる場合の筆算になります。2学期のかなり難しくなる学習の前に、今回しっかり1桁でわる場合の筆算を習得しておく必要があります。 昨日は、「734÷5」の筆算について学習しました。今日は、「132÷4」の筆算について、その計算方法を考えていきました。教科書では「256÷4」ですが、ホップコースの子ども達に合わせて、分かりやすく小さい数を使った問題にしていました。昨日までの筆算との違いは、わり算の答え(商)が百の位ではなく十の位から立てるというところです。100をばらして10の束にして、それが13個分あると考えるところがポイントとなります。具体物の図で示しながら、筆算の方法を学習していきました。(写真上) 続いて3校時に、2年1組の国語の授業観察に行きました。最初に新出漢字の練習をしていました。読み方や書き順、短文としての使い方などを確認し、漢字ドリルに書いて練習します。新出漢字は毎日少しずつ進めているようで、すでに先の先の単元の漢字を練習していました。今まで2年生で出てきた漢字に「長」があります。正しい書き順をご存知でしょうか? 意外に大人でも書き順を間違える人が多い漢字です。・・・一画目は縦画です。 続いて「たんぼぼのちえ」の音読の練習を行いました。音読の大切さについては、昨日のホームページでもお伝えした通りです。先生の後について全文の音読をしたり、各自で繰り返し音読したりしました。やはり、目でしっかり教科書の文字を追いながら音読できる子に対して、すぐに目が離れてしまう子が気になりました。(写真中) 今日は、説明文の中から「いつ」を表す言葉を見つけ、教科書のたんぽぽの絵と結び付けていく活動をしました。次回からは、たんぽぽの知恵がどのようなことであるのかを詳しく読み取っていきます。 ところで、本文最後の51ページ左下には、「どうが」と書かれたQRコードがあります。読み取って開いてみると、「たんぽぽのちえ」の朗読に合わせて実際のたんぽぽの動画を見ることができます。花が咲き終わった軸が倒れてから、また起き上がる様子や、その後ぐんぐん背を伸ばして綿毛をつけていく様子を見ることができます。 5年生は、家庭科の時間に「ゆでる調理でおいしさ発見」という学習をしています。今日は、2組が調理実習として「ゆでる調理」に挑戦していました。教科書には、青菜とじゃがいものゆで方が例として載っています。「ゆで方は食品によって異なる」ということを学習するのが大きなポイントとなっていました。 子ども達がグループごとに用意したのは、小松菜の他にじゃがいもやにんじん、ブロッコリー、スナップエンドウでした。今回はさらに卵も用意して、ゆで卵の調理も行うという豪華版でした。 青菜は、鍋にたっぷりの湯を沸かして、根元から入れてゆでるようにします。一方、じゃがいもなどは、かぶるくらいの水を入れてから強火にかけます。それぞれゆで時間を考えたり、冷まし方(水に入れる、ざるに上げる)を変えたりしなければなりません。準備から片付けまでを含めると、4人グループでもやるべきことがたくさん詰まった調理実習でした。 包丁の使い方やピーラーの扱い方など、これらの道具を初めて手にした子が多かったようです。もちろん日頃から経験している子もいたようで、率先して包丁を手にしてサクサクとじゃがいもを切っていました。今まで包丁を持ったことがなかった子は、取り残されたような気持ちを感じたかもしれません。家庭で食事の手伝いをすることがいかに大切であるか、子ども達自身が実感できた調理実習だったようです。明日は、1組が調理実習を行います。(写真下) 5月21日の給食![]() ![]() 鶏肉のバーベキューソース 小松菜とコーンのソテー 春雨スープ 牛乳 一口メモ 小松菜は、東京都の中の東にある「江東区 小松川」という地域の名前がついた野菜です。 江戸時代の将軍だった徳川吉宗が鷹狩りに小松川を訪れた時に、その土地の菜っ葉をすまし汁に入れて食べたことがきっかけでした。それがとてもおいしかったので、その土地の名前をとって「小松菜」と名付けたそうです。 5月20日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この説明文の学習から、「順序に気をつけて読み、いちばんかしこいと思うたんぽぽのちえについてカードに書く」という活動へと結び付けていきます。説明文として分かりやすい書き方がされているのは、時間やその推移を示す言葉が段落の初めに書かれているという点です。それぞれの現象を提示した後にその理由が位置付けられているので、2年生の子ども達にも内容がとらえやすい書き方がされています。 また、内容とともに表現の仕方が子どもに分かりやすいということも、この説明文が長く愛されてきている理由のようです。たんぽぽが種に栄養を送る工夫や、種を遠くに飛ばす工夫を「知恵」という疑心化した言葉で表現しています。大人が読んでも「なるほど」と思うたんぽぽの知恵です。 2年生では、まだ始まったばかりの単元です。毎日音読カードを使って家でも繰り返し読む練習をしていることでしょう。1組の教室で、全員で音読をしている様子を教室の後ろから見ていると、目で文章を追わずに声を出している子がいることに気がつきます。正確に、そして内容を理解しながら読むためには、きちんと目で文章を追うことができなければなりません。苦手な子には、読んでいるところを指でなぞりながら音読させることもできます。文字から目線が離れてしまいやすい子は、他教科にも影響しやすいので要注意です。まずは正しく国語の教科書を音読できるか…それが学習の第一歩です。(写真上) 一方、3年生は国語の時間に、「文様」という説明文の学習をしています。3年生以上は、最初に2ページ足らずの練習的な説明文から学習する単元構成になっています。3年生の説明文では、段落ごとの関係をとらえて「始め・中・終わり」に分けたり、「問い」と「答え」を見つけたりしていきます。3年生として初めてなので、「文様」の説明文にはすでに段落番号が振ってあり、問いと答えの部分に線が引いてあります。ここで段落のつながりなどを学んだ後、次の長文の説明文(こまを楽しむ)を学習していきます。 「文様」というのは、服やお皿などについているいろいろな形の絵や図柄のことです。文様の多くには、「いいことがありますように」という願いが込められているそうです。説明文では、3つの文様を例にして、それぞれどんな願いが込められているのかを紹介しています。3年生も同様に、まずは音読がしっかりできるように指導していきます。(写真中) 5年生は、音楽の時間に「君をのせて」という歌の練習をしています。楽譜に書かれている強弱記号や、クレッシェンド・デクレッシェンドに気を付けて歌う練習をしていました。子ども達の大好きな歌でもあり、音楽室からすがすがしい歌声が響いてきていました。(写真下) この曲は、約40年前に公開されたスタジオジブリ製作のアニメ映画「天空の城ラピュタ」のエンディング主題歌です。井上あずみさんが歌い、多くの人たちに親しまれてきました。温かみがありながらも、どこか切ないメロディが印象的な曲です。ノスタルジックな雰囲気とやさしさとで、心が満たされるような気がします。 実は先日、東松山のショッピングセンターでこの曲を聴いたばかりです。それも、サラ・オレインの歌声で! 新しいアルバムが来月発売されることになり、その告知で来ていたようでした。30分ほどでしたが、すぐ目の前ですばらしい歌声を聴くことができて大感激でした。その1曲目が「君をのせて」だったのです。サラ・オレインが歌う「君をのせて」は、YouTubeでも聴けます。英語バージョンで歌い始めて、途中から日本語になります。当日は最後に、プッチーニの「誰も寝てはならぬ」を熱唱しました。サラ・オレインを知らない買い物客も、思わず立ち止まって聞き惚れていました。 公園探検(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 子どもたちは公園の中を歩きながら、花や小さな虫たちなど、春の自然をたくさん見つけることができました。「たんぽぽが咲いているよ。」や「綿毛だ!」「ちょうちょが飛んでるよ。」と、目を輝かせながら発見を楽しんでいる様子が印象的でした。 また、公園では遊具を使った遊びや鬼ごっこなどをして遊ぶ時間も取りました。公園での約束やルールを今一度考えるいい機会にもなりました。 これからも身の回りの自然に興味をもち、季節の変化を感じ取れるような学習を続けていきたいと思います。 5月20日の給食![]() ![]() フレンチサラダ コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 今日のサラダに使っているドレッシングは、「フレンチドレッシング」です。サラダ油と塩、こしょう、酢、砂糖、からし、すりおろし玉ねぎで作ったシンプルなドレッシングです。 ピザトーストのしっかりとした味付けに、さっぱりとしたサラダがよく合う献立になっています。 5月19日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() アゲハチョウは、柑橘系の葉に卵を産みます。ケースの中には、ミカンの葉に様々な大きさの幼虫がくっついていました。4〜5匹いる幼虫の全てが白黒の模様をしています。卵から出てきてまだ数日の状態です。チョウの幼虫の一番の天敵は鳥です。黒い体に白い模様がついているのは、鳥の糞に擬態していると言われています。これから脱皮を繰り返して最終の5齢幼虫になると、きれいな緑色になり、今度はミカンの葉の色にカムフラージュします。飼育ケースの中では天敵が来ないので、安心してアゲハチョウになれるでしょう。毎日観察するのが楽しみになってきました。(写真上) 1年生は、先週木曜日にアサガオの種をまきました。今朝、登校してすぐに気づいた子がいました。「あっ、アサガオが出てきた!」…かわいらしい双葉が土の中から顔を出していました。意外に早く芽が出てきたものです。夜中に一雨あったので鉢は十分に湿っていましたが、子ども達はまたせっせと水やりをしていました。 4年2組で、「『正直』50円分」という道徳の授業がありました。この資料は、くすのき しげのり さんの絵本から作られているお話です。主人公のたけしと弟は、駄菓子屋さんで買い物をした後におつりが足りないことに気づき、返してもらおうとすぐに行動しました。しかし、別の日にたこ焼き屋さんに行き、おつりを50円多くもらったことに気がつきます。…さあ、2人はその後、どのような行動をとったでしょう。 このお話は、私の大好きな道徳の資料の一つです。道徳の内容項目の「正直・誠実」を指導する授業です。人の心の弱さは、「正直・誠実」の場面によく表れるものです。おつりを手にした時、その場ですぐに50円多いということに気がつくはずです。反射的にその場で「多いです!」と言い出せなかった気持ちは、大人にもよく理解できます。 いろいろと迷った末に、2人は50円を返しに行くことにしました。実際は、運が良かったとそのままにする人が多いはずです。場合によると、私もその一人になりそうです。 「『正直』50円分」というのは、2人が50円を返しに行き、おまけでもらったたこ焼きのことを意味しています。「兄ちゃん。『正直』50円分おいしいな。」「ほんまにうまいな。」という2人のセリフが印象的です。自分たちの身近な生活の中で、正直にして良かったこと、正直に言って良かったことに結び付けて考えさせていきました。(写真中) 中休みに、土曜日の雨で延期となっていた「大なわ記録会」がありました。大なわ週間は、1週間前の月曜日から始まりました。1年生は「波跳び」で、2年生以上から「8の字跳び」で行うというルールで練習してきています。先週は、毎日中休みの後半に音楽がかかり、その4分半で何回跳んだかをクラスごとに数えてきました。 どのクラスも、最後の記録会で何回以上跳べるようにと、目標をもって臨んでいました。今月は、体育の時間にも盛んに練習をがんばる様子が見られました。さらに、視聴覚室に子ども達を連れて行き、秘密特訓をしていたクラスもありました。他クラスや他学年との競争ではなく、自分たちのクラスでの「最高」をめざす取り組みとして指導してきました。 今日の記録は様々だったようですが、記録とともにクラス全員の団結が結果として残りました。大なわの取り組みは、体力づくりのみならず、学級づくりに最適な運動です。子ども達が力を合わせて協力する姿や、友達を思いやる気持ちを育むことにもつながりました。(写真下) たくさんの保護者の皆様にご覧いただくとともに、応援していただきました。どうもありがとうございました。 5月19日の給食![]() ![]() サバの生姜煮 変わり煮びたし 和風野菜汁 牛乳 一口メモ 今日の献立に使っている魚は、サバという青魚です。海に住む魚のうち、背中が青く、お腹が白い魚のことを「青魚」と呼んでいます。サバの他に、アジやイワシ、サンマ、トビウオなども青魚です。 魚の臭みを消すために、生姜と一緒に煮ています。 5月19日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・先週、いろいろな学年で栄養士さんの授業がありました。学校の栄養士さんは、毎日の給食の献立を考えて、全校で食べるたくさんの食材を注文しています。ですから、食べ物の種類やおいしい調理の仕方、さらには栄養について、とても詳しく教えてもらうことができます。 まず、先週の火曜日は、2年生に「グリンピースのさやむき」の指導をしてもらいました。グリンピースは、サヤエンドウやスナップエンドウと同じ仲間の野菜であること、さらにサヤエンドウが熟してきた途中の豆の部分を食べるのがグリンピースであるということを教えてもらいました。2年生のみなさんががんばってさやむきをして、たくさんのグリンピースが集まりました。その日の給食では、グリンピースご飯としておいしくいただきました。 次の水曜日は、1年生の「そら豆のさやむき」の指導をしてもらいました。そら豆の実は、空に向かって伸びていくからその名前がついたということを教えもらいました。また、ふわふわのベッドとなっているさやの中で、そら豆がおへそでつながっていることも分かりました。給食で出た塩ゆでされたそら豆は、1年生ががんばってむいたことを思うと、とてもおいしく感じられました。 グリンピースとそら豆のさやむきを低学年に指導したのは、「子ども達に旬のおいしさを感じてもらいたい」という栄養士さんの思いからです。「旬」というのは、野菜や果物などがおいしくとれる時期のことを言います。2年生は、金曜日にミニトマトの苗を植えました。トマトは夏に旬を迎える野菜です。「スーパーには一年中トマトがあるのに…」と思うかもしれませんが、それらのほとんどは、ビニールハウスなどで暖かくして育てられているのです。自然の中では、トマトは暑い夏に実が熟します。2年生は他にもナスやキュウリ、ピーマンを植えました。それらも全て夏が旬の野菜です。 旬の野菜を味わう良さは、おいしいからという理由もありますが、栄養価が高いという理由もあります。野菜にとって一番良い季節に実をつけるので、他の時期に栽培するよりも栄養がたくさん含まれています。旬の野菜をきちんと食べて、栄養をしっかり摂れるようにしたいですね。 そのためにも、みなさんは好き嫌いをしないで給食を食べているでしょうか? 苦手な野菜があったとしても、少しずつ食べる努力をしていると、きちんと食べられるようになっていきます。実は先週、4年生も栄養士さんによる授業がありました。4年生は、総合の学習でごみのことについて調べています。給食室から出るごみを見せてもらい、とても驚いていました。各クラスで食べ残した給食の残菜が、食缶の中にいっぱい入っていたからです。せっかく給食室で調理してもらった給食なのに、各クラスで食べ残したものは全て捨ててしまうことになります。お話を聞いていた4年生の中には、「残念だな」「もったいないな」とつぶやいていた子がいました。栄養士さんも、そして給食を調理している方々も同じ思いでいつも残菜を集めているのではないでしょうか。・・・ 5月17日(土) その2![]() ![]() ![]() ![]() 昔から4年生の社会科で、都道府県の名前とその位置を学習してきました。しかし、習っていない漢字ばかりだったので、読み仮名がふられていたり、ひらがなで書いたりしていました。ところが、新しい学習指導要領では、4年生の国語の授業において、都道府県名に使われている漢字全てを指導することになりました。「茨 媛 岡 潟 岐 熊 香 佐 埼 崎 滋 鹿 縄 井 沖 栃 奈 梨 阪 阜」の20字が追加されたことになります。 これらの中には、都道府県名の時にしか使わないような漢字がいくつかあります。さらに、大人でも正しく書けない(書き間違えの多い)漢字が多くふくまれています。例えば…新潟県の「潟」は、一体全国の何%の人が正しく書けることでしょう。私は新潟県の生まれなので、子どもの頃から書くことができました。でも、年賀状などで届く親戚の人たちからの手紙のほとんどは、赤ペンで直してあげたくなるような誤りばかりでした。 1組では、まずは全員で都道府県名を使った例文の音読をしました。新出漢字は、まず読むことができなければ書く練習に移れません。都道府県名も地図上での位置も、4年生のうちにしっかり覚えておくことが重要です。(写真上) 6年生は、1校時に少人数別コースに分けた算数の授業がありました。「分数をかける計算を考えよう」という単元における、分数×分数の計算方法を考える学習場面でした。 前時までに、「分数×整数」と「分数÷整数」について学習してきています。今日は、「4/5×2/3」という分数同士のかけ算の問題について考えていきました。 算数の基本は、「今まで習った学習を使って答えを求める」ということです。では、どんな考え方ができるでしょうか? 教科書には、2通りのやり方が載っています。1つは、分数×整数は習ったので、かける数の「2/3」を整数に直すという方法です。2/3に3をかければ整数の「2」になります。ただし、このままでは答えが3倍されて大きいままなので、後から3でわらなければなりません。つまり、4/5×(2/3×3)÷3となり、今まで習った分数×整数と分数÷整数になるので8/15という答えを導き出すことができます。 もう一つの方法は、図を描いて求める方法です。教科書にはていねいに図とその説明が書いてありますが、4/5という分数をさらに3等分するというところが分かりやすいような逆に分かりにくいような感じもします。(写真下) 6年1組で行われていたジャンプコースの授業では、それぞれの分数に15倍ずつして後から15で2回わるという計算をしていた子がいました。(4/5×15)×(2/3×15)÷15÷15・・・よく考えついたすばらしい解き方だと思います。 5月17日(土) その1![]() ![]() ![]() ![]() 1年生は、算数の時間に「なんばんめ」という学習をしていました。今までの算数の時間には、1〜10までの数を数えたり、合成・分解の学習をしたりしてきました。つまり、物の数として数字を扱ってきたわけです。一方、この単元では、順序を表す際にも数を使うということを理解させていきます。算数用語で言うところの「集合数」と「順序数」の違いになります。 2校時に行われた1組の授業は、この単元の最初の学習でした。かけっこの場面での「1番、2番、3番…」という言い方や、整列した時の「前から何番目」という表し方について学んでいきました。さらに、「前から3番目」と「前から3人」の違いについても学習していました。何人かの子ども達を実際に前に出し、その違いについて理解させていきました。(写真上) 1校時に行っていた2組の算数は、次の学習場面の授業でした。「前と後ろ」の基準に加えて、「上と下」、「右と左」という基準も加わります。1年生の段階では、まだ左右の判断ができない子が結構いるものです。学校生活では、「右の〜」や「左の〜」という言い方や指示がよく使われます。そのため、早めに理解させることが欠かせません。まず、右手だけを徹底して覚えさせ、その反対側が左手であると理解させる方法があります。日常生活の中で意図的に教えていくことが効果的です。 2組の授業でさらに難しかったのは、「前から〇番目、左から〇番目」という二次元のものの位置の表し方です。(教科書37ページ)先生が意図した答え方がなかなか出てきませんでした。算数の授業でありながら、言葉の理解の側面も大きい学習内容です。子どもの発達段階はいろいろで、いかに全員に理解させていくのが大変かということは、参観された方々に伝わったのではないでしょうか。 3年生は、総合の学習の時間に「カイコの卵の観察」を行いました。これから3年生は、カイコの飼育を通じてその生態や人間とのかかわりについて学習していきます。 カイコの卵は、毎年3年生で飼育するために購入しています。今日の授業に合わせて、まだ孵化しないように調整してきたようです。しかし、すでに多くの卵から幼虫(けご)が生まれきてしまいました。小さな黒い粒の卵と、ほんの数ミリでくねくね動く幼虫の姿を観察することができました。(写真下) カイコを育てる上で必要な餌は、もちろん桑の葉です。しかし、最初のうちはすでに購入済みの人工の餌を使うようにします。学校の桑の葉は限られているので、なるべく小さなうちは人工の餌を与えるようにします。不思議なことに、カイコは本物の桑の葉を一度食べたら、人工の餌を全く食べなくなるそうです。 ミニトマトの植えつけ(2年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 土をこぼさないように入れたり、ポット苗を優しく出して植え付けたりすることができました。お水をたっぷりやって、これから毎日欠かさずに水やりをしていくことを確認しました。 学習後に、進んで片づけをする子がたくさんいて、成長を感じました。 5月16日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この単元では、語のまとまりに気を付けて音読したり、場面の様子に着目して、登場人物の行動を想像しながら読む力を身に付けさせることをねらいとしています。それだけに、教科書の挿絵がとても重要な役割をもっています。挿絵を見ることにより、子どもなりにその場面の想像が大きくふくらんでいきます。 この物語の作者は、岡 信子さんです。岩崎書店から絵本としても出版されています。その絵本と教科書とを比べてみると、内容はもちろん一緒ですが、挿絵が異なっていることに気がつきます。教科書の「はなのみち」の絵は、「どんくまさんシリーズ」の絵本で有名な柿本 幸造さんが描いています。くまさんやりすさんなど、物語に出てくる動物たちがとてもかわいらしく、そして温かみのある表情で描かれています。 特に物語文の学習では、繰り返し音読をすることが欠かせません。きっと、音読カードを使って、家で何度も聞いてあげているのではないでしょうか。学校でも、まずは先生と一緒に全文の音読から始めています。最初のうちは、「どうして花の道ができたのかな?」と聞いても、よく分からない子が多いかもしれません。しかし、何度も音読をするうちに、ようやく分かってくるものです。物語に詳しい描写がない分、表現していない部分を読み取る必要があります。物語を読む楽しさは、そういうところにあります。(写真上) 明日は、今年度最初の学校公開日です。1年生の各クラスでは、国語の授業が予定されています。明日は両方のクラスとも、「かきとかぎ」の濁音についての学習を行うようです。 ちなみに…現在では授業参観ではなく、学校公開という言い方になっています。授業参観は、保護者に授業を見ていただくという意味合いがありました。それに対して学校公開は、授業だけでなく、子ども達の学校での過ごし方全般を見ていただくというものです。休み時間の過ごし方や、校内の掲示物、さらには他の学級の様子も自由にご覧いただくことができます。また、保護者だけでなく、学校評議員等の地域の方々や、入学予定の保護者にも校内の様子を見ていただくのが学校公開です。 2校時に、5年2組の授業観察がありました。「道案内」という「親切、思いやり」について考える道徳の授業でした。ちょうど1週間前に、隣りの1組でも同じ資料を使った授業がありました。道に迷っているおばあさんに対して、地図を書いて渡してあげた2人の男の子の話です。親切なことをしたと思いきや、中学生たちが道案内をしている様子を見て、2人は本当の親切について考えさせられる…という内容です。(写真中) 同じ資料を使った授業でも、教員によって学習展開の方法は様々あり、45分の内容がずいぶん違ってくるものです。今週から実習生が入り、4週間の教育実習が始まっています。初日に、「だから教職はおもしろい」という話を実習生にしました。「学校の先生は、同じ授業を2度としない」ということです。何年か経って同じ学年を受け持ち、同じ教科書を使ったとしても、授業内容は全く違ったものになります。子どもが違えば返って来る反応が異なり、それに合わせて指導は違ったものになっていきます。だから先生という仕事はおもしろいというわけです。 2年生が、生活科の学習でミニトマトの苗を植え付けました。1年生の時にアサガオとサクラ草、チューリップを育てた青い鉢を用意し、購入したミニトマトの苗を植え替えていきました。 植え付けの際は、牛乳パックを切り開き、鉢の周りに入れて壁を作りました。野菜作りをするには、根をしっかり張らせるための深さが必要です。そこで、牛乳パックを使って培養土がたくさん入るようにしました。 購入した苗は、昨年と同じ「めちゃなり! トゥインクル」というミニトマトの品種です。某有名メーカーから出ている苗で、「ぶどうのようにたくさん実る甘さ抜群なミニトマト」のようです。さらに、病気にも強い品種とも書かれていました。昨日アサガオの種まきをした1年生は、今日から水やりが始まっています。2年生も、明日の朝から水やりの日課が始まります。 ところで2年生は、畑に野菜苗をすでに植えて育てています。ナスとキュウリ、ピーマンの苗を今月初めに植え付けました。どれもこれから実がなる夏野菜です。ミニトマトとともに、これらの野菜の成長を楽しみに育てていきます。(写真下) 箏「さくらさくら」(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「さくらさくら」は、江戸時代から親しまれている日本古謡です。箏で演奏されるほか、いくつかの歌詞を付けて歌われています。今も自然の美しさを大切に思う人々の気持ちをのせて、歌いつがれています。 4年生の子供にとって、箏は見るのも初めてという子も多く、非常に新鮮な気持ちで演奏しています。通常、箏は右手の3本の指に爪をはめて演奏しますが、「さくらさくら」は親指だけで演奏できる曲です。それでも、慣れていないと、指が寝てしまって糸をきちんと弾けなかったり、爪が引っかかってしまって先に進めなかったりします。 まだ始めたばかりなので少し時間がかかりそうですが、中にはあっという間にコツをつかんでとても上手に演奏している子もいて感心してしまいます。 いつ聞いても筝の音は心に染みる優しい音で、気持ちが落ち着きます。日本人が大切にしてきた音楽文化を、子供たちに伝えていきたいと思っています。 5月16日の給食![]() ![]() チリンドロン レモンドレッシングのツナサラダ 牛乳 一口メモ 「チリンドロン」は、スペインの郷土料理です。玉ねぎやトマト、ピーマンなどの野菜を炒め煮にしたソースのことを言い、煮込み料理に使われます。 元々は、「カルタ遊び」を指す言葉だそうです。色とりどりの野菜が、カルタを並べたように賑やかに見えることからこの名前がついたそうです。 5月15日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6年生は、春夏秋冬の各季節に応じた二十四節気(にじゅうしせっき)についての学習をします。二十四節気は、1年の太陽の黄道上の動きを24等分して決められています。ですから、各季節をそれぞれさらに6つに分けた名称が決められています。 最初に、春の二十四節気の6つの名称をカードにして子ども達に見せました。「立春」と「春分」は子ども達もよく知っています。その他に、「雨水」「啓蟄」「清明」「穀雨」があります。それぞれのカードには、どういう頃の様子を表したものかの説明が書かれています。それをヒントに、グループで話し合い、6つの順序について考えさせていきました。(写真上) ちなみに、春の24節気の最後は、「穀雨」です。4月20日頃から穀雨に入り、「しとしとと降る春の雨が田畑を潤し、芽吹き始めた穀物や草木に命を吹き込む季節」を意味します。そして次が「立夏」で、今年は5月5日でした。暦の上では、もうすでに夏に入っています。授業の後半は、自分たちの春を見つけて短歌や俳句に表す学習を行いました。どんな句ができたでしょうか。 2校時に5年2組で、「人権を基盤とした教育プログラム」の授業が行われていました。(今月中に全学級で授業を行います。)4月の学校説明会において、私の話の最後に説明をしました。詳しくは、説明会の資料(最後の2枚)をご覧ください。区内で起こった過去の性暴力に関する事案を受けて、今年度から練馬区全校で実施する授業です。小学校では、低・中・高学年用と、それぞれの発達段階に合わせた指導内容で実施します。 まず、自分と他の人の大切なところ(「水着で隠れる部分」等)を守るルールについて指導しました。水着で隠れる部分は、「プライベートゾーン」あるいは「プライベートパーツ」と言われることもあります。そして、自分の体は一番大切であり、さらに自分の体と同様に、他の人の体も大切であることを指導します。指導に使うスライドには、着替えを覗いている場面や、体を触っていたずらしている場面の絵があります。以前、高学年の担任をしていて指導したことがあります。男の子同士で着替えをしている時に、友達のズボンを下ろすという行為に対してです。その頃はテレビ等の影響もあったためか、単なる悪ふざけととらえられがちでした。しかし、今は「性暴力」という言葉で厳しく指導しなければならない時代です。子どものうちから、性暴力がいかに人権を侵害する行為であるかを指導していく必要があります。(写真中) 高学年では、続けて「性暴力の未然防止のために、心と体の距離感が大切であること」と、「その距離感が守られない時の対処法」について指導します。また、5年生は、専門家が性暴力について説明している動画を視聴することにもなっています。「性暴力は、男の子にもおきること」「女のくせにとか、男なのにという考え方が、暴力のきっかけになることがある」…という説明動画です。今月中には全てのクラスで授業が終わっていますので、ぜひご家庭でもその内容についてご確認ください。(文科省の「生命の安全教育」というページから、同様のスライド資料や動画を見ることができます。) 1年生の算数は、「なかまづくりと かず」の単元が終わり、今日はワークテストを行っていました。4月からプリントを使った学習は行ってきましたが、ワークテストは初めてだったかもしれません。点数をつけるためのものではなく、自分だけの力で行うのがテストです。また、指導している先生が、一人一人の学習内容の理解度を確認するためのものでもあります。 4月から行ってきたこの単元では、1から10までの数について、数字の読み方や書き方を学習してきました。また、1つの数を2つに分けたり、2つの数を1つに合わせたりする合成と分解の問題は、これから学ぶたし算やひき算の土台にもなる大切な学習でした。 解き終わった子から先生に丸付けをしてもらいました。間違えたところは、先生がもう一度問題のやり方を個別に話してあげます。そうすることで、どこでつまずいているのかを把握することができます。学校の先生は、勉強を教えるとともに常に評価も行っています。ワークテストやプリント類とともに、定期的にノートを集めるなどして、子ども達の学習理解や関心意欲を評価しています。(写真下) あさがおの種まき(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 植木鉢に土を入れるのも一苦労でしたが、早く終わった子が手伝ってあげたり、ゴミを捨てに行ってあげたりと、支え合いながら取り組むことができました。「先生、ぼく名前をつけたんだ。」や「あさがおくんって名前にしたんだ。」と、さっそく自分のあさがおに名前を付けている子もいました。 これから毎日お水をあげて、大切に育てていってほしいと思います。 5月15日の給食![]() ![]() チキンチキンごぼう 牛乳 一口メモ 「チキンチキンごぼう」は、山口県の学校給食で食べられていたことがきっかけで広まった、山口県の郷土料理です。 甘辛い味付けで、旭町小でも人気のメニューの一つになっています。茶色一色ではなく、枝豆を入れることで彩りがよくなっているのがポイントです。 そら豆のさやむき(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 栄養士の先生から、そら豆の名前の由来や、へその緒のような部分のことなどを教えてもらいました。剥き方を教えてもらうときは、先ほどまでの盛り上がって期待に満ちた顔とはまた違う、真剣な表情をみることができました。旭町小学校と豊渓中学校を合わせて500人以上の給食に使われると知って、「がんばるぞ。」と張り切っていました。 剥き始めると、意外と固く力がいる作業でしたが、みんなとても上手にできていました。「小さい子ども豆があった。」「本当にふかふかだ。」「4個みっちり入っていた。」と自分なりに観察しながら、楽しくさやむきをしていました。 給食の時間は、自分たちがさやむきしたそら豆ということで、苦手な子も1個は食べてみようという姿が見られました。「おいしい。甘い。」と言って、たくさんおかわりをする子もいました。子ども達にとって、記憶に残る良い体験になったと思います。 4年総合学習「栄養士さんに聞いてみよう」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 給食の時間に残されたおかずやスープ、牛乳などの食べ物は給食室に集められること、どのくらいの残しが出たのか重さを量って確認していることを知りました。今日の残りは、旭町小学校全体でスープは8リットルの食缶一杯分、牛乳は200mlパックでいうと30本分、ご飯は児童50人分ほど山盛りになっていました。1学級分を超える量の残菜をじっと見つめる子ども達は、「こんなに・・・。」とつぶやいていました。実際に自分の目で確かめることで、きっと様々なことを感じたことでしょう。 スープや牛乳は汚水として処分されますが、スープの中身の具材は取り出され、他のおかずと一緒に練馬区の業者に回収されます。その後、「練馬の大地」という畑の肥料に生まれ変わるように加工されることを知りました。ごみを減らす工夫があることを知って、なんだかホッとした表情を浮かべる子もいました。 給食で使われる食器が割れた後のゆくえについてもお話を聞きました。岐阜県にある陶器をリサイクルする工場に運ばれて、新しい食器に生まれ変わることを知りました。だいたい学期に1回のペースで回収が行われているそうです。教室でうっかり割ってしまった食器だけでなく、欠けのできた食器もすぐこの回収に回されます。子ども達に欠けのない食器を提供することは安全管理の一つです。しかし、子ども達が食器を返却するときに乱暴に置くことで欠けが生じることがあります。この学習では、物を丁寧に扱うことの大切さにも気づかせていきたいと考えています。 いつもは入ることのできない給食室裏で、宮澤先生から貴重なお話をたくさん聞くことができました。今後は、新聞にまとめたり、自分たちにできることを考えて実践したりしながら学習を深めていきます。 5月14日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1年生は、先週の図書の時間に、「そら豆くんのベッド」の絵本を読み聞かせてもらいました。絵本に出てくるそら豆くんは、大きくてふわふわのベッドをもっています。えだ豆くんやグリンピースの兄弟たちがうらやましがるほどでした。しかし、ある日そのベッドが見当たらなくなり、さあ大変です…。この絵本を読むと、実際にそら豆のベッドを誰もが触ってみたくなります。 最初に、栄養士さんからそら豆についてのお話をしてもらいました。そら豆は、今がちょうどおいしく収穫できる「旬」の野菜であること、そして「そら豆」という名前がついた由来についても教えてもらいました。そら豆は、花が咲いた後に実がつき始め、空に向かって大きくなっていきます。そのため「そら豆」という名前がつきました。さらに熟してくると、豆の重さで空に向かっていた実が地面の方を向き始めます。ちょうどその頃が収穫のタイミングになります。 1年生も、むいたそら豆を集める箱を用意してありました。大きなさやを両手で持ち、端を指で押してから割れ目を広げていくと、きれいなぷりぷりのそら豆が見えてきました。一粒ずつ手に取ってみたり、さっそくふわふわのベッドを触ってみたりしました。絵本の中のそら豆くんが、「誰にもこのふわふわのベッドを貸してあげたくない」と言う気持ちが十分に伝わってくるほどすばらしい感触です。1年生がみんなでがんばり、たくさんのそら豆をさやむきすることができました。(写真上) 後で給食の様子を見に行くと、どの子も「おいしい!」と言いながら食べていました。旬の食材のおいしさとともに、自分の手でむいた喜びを一緒に感じることができたようです。 私の家の近くにある畑には、無人売店が設置してあります。4月の終わりから、絹さややスナップエンドウが並ぶようになり、散歩のたびに買っていました。1袋は100円です。連休中、畑のそら豆がだんだん下を向くようになってきたなとチェックを入れていたところ、先週からそら豆の販売も始まりました。なんと、そら豆も1袋100円です。(スーパーでは400円ぐらいで売られています。) 土日は2日間とも、朝早く老犬を引っ張りながらそら豆を買いに行きました。塩ゆでしたそら豆もおいしいのですが、オリーブオイルやバター、しょう油などと一緒に炒めるのもお薦めです。 2校時に、副校長先生が3年1組で授業をしていました。副校長先生は、特別活動の専門家です。特別活動には、学級活動が含まれます。「チクチク言葉とふわふわ言葉」についての学級活動としての授業でした。 まず、相手の気持ちを考えていない「チクチク言葉」にはどんなものがあるのかということについて話し合いました。言われて嫌な気持ちになる言葉を考えさせ、カードに書いて模造紙に貼っていきました。「バ〇」や「ア〇」、「シ〇」、「キエ〇」…3年生でも今までこんなひどい言葉を見聞きしてきたのかと、集まった言葉を見て驚きました。そこで副校長先生は、その模造紙を取り外すと、小さくたたみ始めました。「こういう言葉は、これから一切このクラスで出てこないように、封印します!」と言い、担任の先生にしまっておいてもらうことにしました。 次に、「ふわふわ言葉」をみんなで出し合いました。ふわふわ言葉は、言われるとうれしくなる言葉であり、相手の気持ちが温かくなる言葉です。最初はなかなか思いつかなかった子も、友達の発表を聞いて次々と見つけることができました。再度カードを配り、黒板の模造紙に貼っていくと、1枚では足らずに模造紙がもう1枚必要になるほどでした。学級活動には、学級会のような話し合い活動もありますが、よりよいクラスにするための今日のような活動も重要な取り組みの一つです。(写真中) 5校時に、2年2組の授業観察がありました。「しょうかいします」という資料を使った「よりよい学校生活」に関する道徳の授業でした。資料を読み、自分の学校を紹介する「わたし」の姿を通して、自分たちの学校のいいところはどんなところかを考えさせていきます。そして、授業を通じて自分たちの学校や学級に愛着をもたせ、みんなで楽しい学校生活にしていこうとする心情を育てるようにします。 子ども達に旭町小の好きなところ(場所だけでなく、人や時間も含めて)を聞いていくと、様々な意見が出てきました。校庭の遊具や専科の教室、そしておいしい給食と、子ども達が学校に対して抱いている思いは様々です。それらを発表させていく中から、「大好きだから大切にしていきたい」というワンランクアップした気持ちに引き上げていくのが道徳の授業です。(写真下) 授業の最後に、ある子が授業の感想を発表していました。「旭町小のことがよりよく分かって、とてもいいところなんだなと思いました。」…まさに愛校心の芽生えを感じさせる感想だと思いました。 |
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