今年度最初の学校公開があります。・・・5月17日(土) 3校時まで、全学級の授業を公開いたします。

5月2日の給食

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献立名           中華ちまき風
              小松菜とひじきのナムル
              中華風スープ
              ぶどうゼリー
              牛乳

一口メモ

 5月5日は、「こどもの日」です。端午の節句とも呼ばれています。では、この「端午」という言葉は、どんな意味か知っていますか?
 今年の干支は「巳年」ですが、十二支は昔、年だけでなく月や時間を指す言葉としても使われていました。昔の暦(旧暦)では、5月のことを「午(うま)の月」と呼んでいました。端午とは、月の初めの午の日のことを呼んでいましたが、数字の5と「午(ご)」から、次第に5月5日のことを指すようになったそうです。
 全校の子ども達が健やかに成長するように、今日の給食は端午の節句に食べる「ちまき」にちなんだ献立にしています。

5月1日(木) その2

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 5年生は、社会科の時間に「国土の気候と地形」という学習をしています。日本は、国土が狭い割に、地域によって気候が大きく違います。南北に長い国土や地形、季節風など、様々な要素が関係して、いくつかの気候区分が存在します。5年生の社会科では、大まかにいくつかの地方の気候に着目し、その特徴を調べていきます。
 1組では、年間の気温と降水量を示す6つのグラフを読み取り、それぞれどの気候区分に属するものか考えさせていました。日本海側と太平洋側とでは、冬の降水量に大きな違いがあります。太平洋側は晴れの日が多く、降水量は少ない傾向になります。一方の日本海側は、雪が降るために冬の降水量が多くなります。
 また、北海道と九州・沖縄の気候区分は、気温の違いで区別することができます。さらに内陸性の気候区分には、長野県や瀬戸内地方があります。共に年間降水量が少ないのが特徴ですが、やはり冬の気温を比較することでどちらのグラフであるかを判断することができます。(写真上)
 このような気候区分は、机上の学習では分かりにくいものです。実際に行ってみる、さらにはそこに住んでみることで実感できます。これは、大人でも同様です。私は、新潟県上越市で生まれ、育ちました。冬はじめじめと湿度が高く、たくさん雪が降るものと思っていました。それが、東京の親戚の家にお正月に行ってびっくりしました。冬に青空を見ることができることに驚いたのです。それは、大学生として東京で暮らしてみて、さらにはっきりと分かりました。こんなに冬は乾燥するものだと…。次に移り住んだのは、静岡県の下田でした。3年間、練馬区の健康学園の教員として過ごしました。こんなに温暖で住みやすいところであると知り、冬の大雪の苦労がうそのような生活があるということを知りました。いろいろな場所で生活すると人生が変わります。お薦めします。
 5年生は、4月から家庭科の授業が始まっています。今日は、初めての調理実習として、「お茶の入れ方」に挑戦しました。3,4校時は1組、5,6校時は2組が行っています。
 エプロンや三角巾をつけて準備万端で臨みました。お湯を沸かし、急須に茶葉を入れて湯のみに注ぐまでを正しくできるようにする実習です。しかし、子ども達には学ぶべきものがたくさんありました。
 まず、茶さじを使って人数分の茶葉を急須に入れます。テーブルに茶葉がこぼれます。急須の近くで茶さじを使えばよいのです。理科の実験のように水の分量を慎重に量ってやかんに入れました。コンロにかけて火をつけます。家庭ではIHなのか、つまみを何度かひねってやっと火がつきました。お湯を急須に入れて、茶わんに同じ濃さになるように注いでいきました。片手で蓋を押さえて急須を持つ手が逆になり、ちょっと不自然な方向に注ぐ子がいました。
 「ペットボトルのお茶は飲むけど、熱いお茶は初めて」という子がいました。また、「おばあちゃんの家にしか急須はない」という子も多かったようです。煎茶を入れて味わう文化を大切にしたいものです。緑茶の渋みや苦味を味わうとともに、その奥にある甘味を感じることも大切です。子どもなりに新たな味覚を体験する貴重な体験にもなりました。(写真下)

初めての調理実習〜お茶〜 (5年生)

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 ガスコンロの使い方を学習し、班の友達と協力してお湯を沸かしてお茶を入れました。
 濃さや量が同じになるように慎重にお茶を入れる子供たち。「おいしい」「苦い」など感想は様々でしたが、自分で入れたお茶は格別だったでしょう。
 片付けもしっかりと行い、初めての調理実習を終えました。

総合(主事さんにインタビュー) 4年生

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 4年生は、総合的な学習の時間にゴミについての学習をしています。学校から出たゴミの行方や種類や量など、詳しく学んでいるところです。
 今日は、用務主事さんにインタビューを行いました。子ども達からは、一年間のごみ量がどのくらいあるのかなど、たくさんの質問が挙がりました。一年間では、大体13tものゴミが出ているそうです。環境に配慮し、ゴミを出さないように生活することの大切さを改めて学ぶことができました。また、普段から学校をきれいにしてくださっている用務主事さんへの感謝の気持ちを深めることもできました。
 今回のインタビューを生かして、これからの学習につなげていきます。

5月1日(木) その1

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 1年生は、算数の時間に「いくつと いくつ」という学習をしています。6から10までの数を数えたり、数字の書き方を学習した後、それぞれの数の構成について考えていくのが「いくつと いくつ」の学習です。今日は、8の構成について考えていました。
 算数ブロックを用意し、机の上に一列に並べます。ブロックを2つに分けながら、「5と3」「2と6」「7と1」…のように8の構成を考えさせていきました。この「いくつと いくつ」の学習は、「6」や「7」でも行ってきたので、やり方は慣れてきています。しかし、数が大きくなるほど組み合わせが多くなり、確実に一つ一つを確かめていかなければなりません。2組では、きちんとブロックを操作してから答えを書くように指導していました。(写真上)
 教科書23ページには、「かぞえよう」という練習問題があります。鉛筆立ての中に5本、その外に3本の鉛筆の絵が描かれています。その絵に対して先生は、「鉛筆は何本ありますか? 工夫して数えましょう。」と子ども達に投げかけました。この時、1本ずつ「1,2,3…」と数えているようでは「いくつと いくつ」を学習した意味がありません。「5と3で8」と答えられるかどうかが大切です。2年生の2学期に九九を習います。せっかくかけ算を習ったのに、縦横に並んでいるものを端から1つずつ数えていくようでは意味がないのと一緒です。算数は、習ったことを使って、いかに賢く答えを導き出すかが重要です。
 一方、1組では、4校時に図工の授業がありました。「カラフルこいのぼり」の学習をしていました。こいのぼりの目とうろこが印刷された画用紙が配られ、クレヨンを使ってきれいに色塗りをする作品に取り組みました。
 使う色や塗り方に、一人一人の個性が表れるものです。1枚ずつ反対色で塗っていく子もいれば、同系色でまとめた子、濃くはっきりと塗る子、薄く塗っていく子と様々でした。
 切り取って折りたたむと、かわいらしいこいのぼりが完成するようです。再来週の学校公開の頃には、組み立てたこいのぼりがにぎやかに校内に飾られていることでしょう。(写真下)
 一昔前に比べて、こいのぼりをすっかり見かけなくなりました。少子化のためというだけでなく、様々な事情があるようです。外に掲げるタイプは減り、室内で簡易的に飾るこいのぼりに人気があるそうです。さらに、個人情報に関する問題が関係しているのではないかとも言われています。外にこいのぼりを出すことで、男の子がいるということが分かり、様々な勧誘パンフレットが届くことにつながります。こんなところにも個人情報を守らねばならないとは…。

5月1日の給食

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献立名           ご飯
              チーズダッカルビ
              トックスープ
              牛乳

一口メモ

 今日は、韓国料理の献立です。
 「トック」は韓国の食べ物で、うるち米で作る餅のことです。うるち米とは、いつも私たちがご飯にして食べているお米の種類です。日本の餅はもち米で作っているので、もちもちとして伸びるのが特徴です。一方、トックはうるち米で作るため、餅のように伸びずに、煮溶けることもありません。
 日本では、お正月に餅が入った雑煮を食べます。韓国でも、このトックが入ったスープを食べるのがお正月の習わしになっているそうです。

町たんけん(3年生)

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 4月30日(水)の3、4時間目に、町たんけんに行きました。
 社会科の学習としては初めての校外学習です。今回の学習では、自分たちの住んでいる地域や学校の周りの様子を方角という視点を取り入れて学びを進めてきました。事前学習では、学校の屋上に行き、学校の周りの様子を観察したり、自分の家がある位置を考えたりしました。
 今回は、それらを踏まえて実際に学校の周りを歩き、いろいろな施設の方からお話を聞くという学習でした。旭町郵便局、地域安全センター、妙安寺を回ってお話をしていただいたり、質問に答えていただいたりしました。
 旭町郵便局では、切手の種類やポストが赤い理由を聞いて驚いていました。また、郵便局の仕事や届く荷物に興味をもって質問をしていました。
 地域安全センターでは、交番との違いや地域での役割についての話を聞きました。また、警察の方が使う刺股や盾を持って、重さの感想を口々に言う様子が見られました。
 妙安寺では、普段は入る機会がない本堂に上がって、お寺や地域の歴史についてのお話を聞きました。子どもたちは素敵な建物や見慣れない仏様や装飾に目をきらきらとさせていました。徳川家康と関わっていることや、旭町小学校の敷地も元は妙安寺のものだったと聞いて、思わず「すごい」と口に出していました。
 暑かったことや坂が多かったこともあって、帰りは少し疲れた様子でしたが、たくさんの学びがあった町たんけんになりました。

4月30日(水)

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 3年生は、算数の時間に「時こくと時間のもとめ方を考えよう」という学習をしています。ある時刻の前後の時刻を求めたり、2つの時刻間の時間を求めたり、さらには時間と時間の和の計算方法を習得したりする単元です。
 小学校での時間に関する学習は、1年生から行われてきています。1年生では、「何時」「何時半」の時計の読み方、さらには「何時何分」の読み方まで学習しました。また、2年生では、時刻や時間の概念について学んできています。そして、簡単な場合の時刻や時間を求めたり、1日が24時間であることや1時間が60分間であることなどを学習してきました。(「秒」の単位については、3年生のこの単元で学習します。)
 今日の授業では、まず時刻を求める問題を行いました。「公園を出て30分歩いて、学校に11時10分に着きました。公園を出た時刻は何時何分ですか。」…つまり、11時10分よりも30分前の時刻を聞いています。一番分かりやすいのは、模型の時計を使い、針を動かしてみることです。教科書には、QRコードが付いていて、時計の針が動くアプリを使うことができるようになっています。(写真上)
 また、教科書には時間の経過を示す数直線が載っています。2年生の頃との違いは、この数直線を使って考えさせるところです。子ども達の考え方を聞くと、11時10分から30分戻すために、「まず10分間針を戻して11時、さらにあと20分戻すから10時40分」と考える子が多かったようです。
 さらに今日は、「商店街にいた時間は40分、公園にいた時間は30分です。合わせて何時間何分ですか。」という問題にも取り組んでいました。時間のたし算とともに、「1時間=60分間」を使って解く問題です。
 今回の学習は4時間扱いです。そして、小学校における時刻と時間に関する学習は、この単元が最後となります。4時間の授業ではなかなか身につかない子が多いことでしょう。時刻と時間の概念については、日常生活での行動や経験と対応させつつ理解を図っていくことが重要です。
 5年生は、国語の時間に「春の空」という学習をしています。「枕草子」の第一段や春の様子を表した俳句などを音読し、言葉の響きやリズム、美しい表現などに親しむことをねらいとした単元です。
 「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。」…「春は明け方がよい」というこの第一段は、昔、中学校の古文の授業で暗記したものでした。現在は、小学校の国語の授業から親しむようになっています。(写真中)
 ゴールデンウイーク中も、いつもの5時起きに体が反応してしまいます。最近の日の出は、4時50分頃です。朝起きる時にはすでに明るい時間帯になってきました。次第に辺りが明るくなっていく日の出前頃に起きてみると、明るさや色、鳥の声など、様々な発見があるものです。清少納言の気持ちに少し近づけるような気がします。
 5年生の国語では、「季節の言葉」として、春夏秋冬に合わせた季節と関連した学習があります。それぞれに、「枕草子」に書かれている4つの季節の第一段が掲載されています。清少納言の季節に関する感じ方に触れることで、今までになかった新たな視点がもてるように構成されています。
 1年生は、国語の時間に「あさの おひさま」という学習をしています。教科書の詩を声に出して読むことをめあてとした音読の単元です。今まで1年生は、担任の先生に読み聞かせをしてもらったり、クラスの友達と見つけたものや好きなものを紹介し合ったりして、国語の学習をしてきました。また、ひらがなを書く学習は、現在も毎日少しずつ続けているところです。この単元は、1年生にとって初めて触れる読み物教材として位置付けられています。
 教科書には、海から顔を出した太陽がオレンジ色に輝く、印象的なイラストが描かれています。両手に教科書を持ち、先生の音読に続いて、子ども達が元気よく声を出していきました。「あさの おひさま おおきいな のっこり うみから おきだした」という第一連と、「あさひの おひさま あかい かお ざぶんと うみで あらったよ」という第二連からできている詩です。心地よいリズムの詩であることと、擬人化された太陽がとてもユニークに表現されています。(写真下)
 読み終わってから、「この言葉、よくわからないなというのはありませんか?」と先生が聞くと、「『のっこり』ってなんだろう…」と子ども達は答えます。大人でさえ、「のっこり」という言葉にはなかなか出会いません。大きな辞書には載っていて、「のんきに落ち着いている様」と書かれています。(方言ではありません。)
 この詩は、「ちびっこカムのぼうけん」や「くまの子ウーフ」の作者として有名な神沢利子さんが書きました。ちなみに、神沢さんは101歳です。

4月30日の給食

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献立名           ご飯
              サバの味噌煮
              切り干し大根のサラダ
              五目汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、「サバの味噌煮」の献立です。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。しかし、給食室では大量に作らなくてはならないので、大きなオーブンを使っています。鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味料、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱したら出来上がりです。しっかりと味がしみ込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりな味付けになっています。
 サバには、頭のはたらきをよくするDPAやEPAという栄養素が多くふくまれています。この栄養素は、人の体では作ることができません。そのため、サバなどの魚から摂ることが大切です。

はたらく消防の写生会(2年生)

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本日行われた2年生の図工「はたらく消防の写生会」では、子供たちが消防車を目の前にして、その大きさに圧倒される様子も見られました。
 最初は戸惑っていた子もいましたが、間近で見るうちに、それぞれの視点で力強く描き始めました。消防士さんがホースを持っている姿や、消防車の形の特徴などをよく観察して描いていました。
授業後には、「楽しかった!」という声がたくさん聞かれ、時間ぎりぎりまで一生懸命描く子どもたちの姿が印象的でした。
 完成した作品は、学校公開の際に教室に掲示いたします。ぜひ子供たちの力作をご覧ください。

4月28日(月) その2

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 1年2組の子ども達が、先生に連れられて校内を探検していました。生活科の学習です。先週までは、校庭や中庭を探検していました。1年生は、入学してからほとんど自分たちの教室がある南校舎1階で生活してきました。集会や体育の学習で体育館に行くぐらいで、2階以上の部屋はよく知りません。しかし、先週の金曜日は登校班会議があり、自分の班の高学年に連れられて、初めて4階の教室に行った子もいました。少しずつ行動範囲が広がってきています。
 3階や4階の上級生の教室を見たり、北校舎の特別教室を見てきてから、最後に2階の職員室前の廊下にやって来ました。副校長先生が、特別に全員を職員室に案内してあげていました。毎日のように先生方に用事のある子が職員室にやって来ますが、子どもを中に入れたりはしません。入口や廊下で先生と話をするのが基本になっています。(これは、個人情報等の関係であり、保護者や外部の訪問者にも同様にしています。)それを考えると、職員室に入ることができた1年生は、これが最初で最後の経験ということになったのかもしれません。
 2組の子ども達は、校長室前にもやって来ました。子ども達は、「すぐに校長先生のお部屋だ!」ということをうすうすと感じていたようです。そこで担任の先生はどんな指導をするのだろうと思ったら、「校長先生の好きなキャラクターは何でしょう?」という質問をしました。入口のドアに貼ってあった磁石を見て、「ドラえもん!」と答えた子がいました。…違います。よっぽどドアを開けて、校長室の中を見せてあげようかと思いましたが、そこはグッと我慢しました。来週金曜日に、2年生が1年生を連れて行う学校探検が予定されているからです。その時の驚きを奪ってはいけません。初めて1年生が校長室に入ってきたら、どんな顔をするのかなぁと、今から楽しみです。(写真上)
 用務主事さんが、大きなイモムシを飼育ケースに入れて持ってきてくれました。緑色で、6〜7cmはあろうかという大きなイモムシでした。見るからに蛾の幼虫です。スズメガやヨトウガの仲間と思い、インターネットで調べてみました。体の横に並ぶ模様からして、「オオスカシバ」というスズメガ科の蛾の種類であることが分かりました。
 オオスカシバの成虫は、「ホバリング」をすることで有名な蛾です。花の蜜を吸うために長いストロー状の口を伸ばして、花の中心に近づいていきます。ヘリコプターのように空中で静止して、蜜を吸いながら花から花へと移動します。同じくホバリングしながら蜜を吸う蛾に「ホウジャク」がいます。オオスカシバは、それと同じ仲間ですが、体が緑がかった色をしていてとてもきれいです。幼虫は、クチナシの葉を食べるようです。
 休み時間に、1年1組の子ども達がやって来て、ケースの中をのぞき込んでいました。大きな幼虫にびっくりしていたようです。さなぎになって、羽化するところまで見せることができるといいなと思います。蛾とはいえ、とてもきれいな成虫になるので、興味をもって観察させたいと思います。(写真中)
 4年生は、国語の時間に「漢字辞典を使おう」という学習をしています。先日、3年生が国語辞典の使い方について学習していることをお伝えしました。漢字辞典は、4年生で初めてその使い方を習います。
 子ども達は、学年が上がるにつれて、ますます多くの漢字と出会い、習得していきます。そのような中で漢字に親しめるようにするためには、漢字とはどのようなものなのか、漢字について分からないことを調べる手立てにはどのような方法があるのかを知る必要があります。漢字辞典の使い方について学習することで、漢字との距離を縮めるとともに、漢字がより身近な存在となるようにしていきます。
 漢字辞典は、漢字の画数や部首、読み方、意味、熟語、漢字の成り立ちなどを調べる時に使います。漢字辞典の使い方には、大きく分けて「音訓索引」「部首索引」「画数索引」の3つがあります。この3種類の索引をいかに使い分けられるかが、漢字を早く見つけるポイントとなります。探したい漢字の読みが一つでもわかっていれば、「音訓索引」が便利です。また、読みが分からなくても、知っている部首が含まれた漢字であれば、「部首索引」で探すことができます。それも分からなければ、画数索引で…となります。
 国語辞典と同様に、漢字辞典は学校で全員分を用意しています。用途に合わせていつでも漢字を調べることができるように指導していきます。(写真下)

4月28日の給食

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献立名           チキンライス
              キャベツのキッシュ風
              ポテトスープ
              牛乳

一口メモ

 「キャベツのキッシュ風」は、鶏肉とキャベツ、玉ねぎに、卵と生クリーム、チーズを混ぜてオーブンで焼いて作りました。
 「キッシュ」とは、フランスを代表する家庭料理の一つです。パイ生地やタルト生地の中に、炒めた野菜やベーコン、チーズ、生クリーム、卵を混ぜた具を入れて、オーブンで20〜30分ほど焼いて作ります。
 今日の給食では、パイ生地は使わずに、カップに1人分ずつ入れて作りました。生クリームやチーズを使っているので、いつもの卵料理よりもよりコクが出て、ふんわりとした仕上がりになっています。

4月28日(月) その1

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 ゴールデンウイークに入りました。学校はカレンダー通りなので、飛び石連休となりますが、子ども達は元気に登校してきました。校庭で全校朝会を行いました。「さわやかに過ごそう」というテーマで話をしました。
・・・もうすぐ4月が終わろうとしています。今月は、時折急に暑くなった日もありましたが、暖かな日差しや新緑の緑がまぶしい、とてもさわやかな日々が続きました。春本番のこのさわやかな気候は、5月に入っても続きます。気候のよい、このすがすがしい時期だからこそ、私たちの気持ちもいつもさわやかに過ごしたいものです。
 「さわやか」というのは、「晴れ晴れとして気持ちのよいこと」あるいは「明るくはっきりとしていること」を言います。では、具体的にどのようにしたらさわやかな毎日を過ごすことができるでしょうか?
 まず1つ目は、「あいさつ」です。新年度が始まり、どの学年もしっかりとあいさつをしています。入学してきた1年生も、毎日きちんと「おはようございます」とあいさつをがんばっています。では、そのあいさつをさわやかに行うには、さらにどんなことを心がけたらよいのでしょうか。それは、相手に「気持ちがいいな」と感じてもらえるあいさつをすることです。
 校長先生があいさつをされて「気持ちがいいな」と感じるのは、自分から進んであいさつをする子や、きちんと顔を見てあいさつをする子に会った時です。言われてあいさつをするのは当たり前のことです。でも、自分から先にあいさつをする子は、「すてきだな。さわやかだな。」と思います。また、きちんと顔を見てあいさつをする子も、違う方を見てあいさつをする場合の何倍もさわやかさを感じます。
 さわやかな毎日のために…2つ目は、「発表の声」です。いろいろな授業の中で、分かったことや自分の意見がある場合は、手を挙げて発表していますか? そしてその時の声の大きさはどうでしょうか? せっかく手を挙げて指名されたのですから、みんなの前ではっきりと発表することができたら、さわやかですてきですよね。間違えることは恥ずかしくはありません。それよりも、声が小さくてもう一度言わなければならない方が残念です。クラスのみんなに届く声で発表できる子は、さわやかに映ることでしょう。
 さわやかな毎日のために…3つ目は、「進んで働くこと」です。クラスの係の仕事や日直の仕事、あるいは掃除当番や給食当番の仕事があります。先生や友達に言われて動き出す子よりも、自分から進んで取り組む子の方が、見ていてとてもさわやかさを感じます。5,6年生は、委員会活動をがんばっています。その中でも、やはり自分からその仕事に前向きに取り組める子は、特別に輝いて見えます。そう、輝いて見える子はさわやかに感じられる子なのです。
 今日お話しした「あいさつ」も「発表の声」も「進んで働くこと」も、気持ちの入れ方次第で、とてもさわやかに行うことができます。この春のすがすがしい気候のように、旭町小のみんなが明るくさわやかな毎日が過ごせるように願っています。・・・

登校班会議・集団下校

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 本日、今年度初めての登校班会議と集団下校がありました。
 登校班会議では、班長さんが中心となり登校時の良い点や改善点を話し合いました。あいさつをがんばる班や、並び順を工夫する班、横断歩道の渡り方を決める班など、それぞれの班の課題について具体的な取り組みを話し合うことができました。
 地区委員さんからも励ましやお話をいただき、安全な登校について考える機会となりました。

4月25日(金)

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 3年生は、国語の時間に「国語辞典を使おう」という学習をしています。国語辞典の使い方を知るとともに、言葉の意味や使い方、漢字での書き表し方を知るために調べる力を身に付けさせます。
 子ども達は、「家にあるみたいだけど、使ったことはない」という子がほとんどのようでした。今ではパソコンやスマートフォンで、簡単に言葉の意味や漢字の書き方を調べることができます。特に大人は、国語辞典を手にしなくなったのではないでしょうか。しかし、学校での授業として国語辞典の使い方を指導するのは、子ども達にとってとても大切なことであると思います。(わずか2時間扱いではありますが…)
 教科書には、「つめ」と「はしら」、「見出し語」の説明があり、それらを上手に使うことで、調べたい語句を素早く見つけられる手順が書いてあります。「つめ」は、分厚い国語辞典の背表紙の反対側にある「あ・か・さ・た・な…」と書かれた赤い四角の部分です。「はしら」は、ページの右上にある、そのページの最初と最後の見出し語が書かれている部分です。
 2組では、全ての見出し語があいうえお順に並んでいるという仕組みを指導してから、調べたい語句を素早く引く練習をしていました。国語辞典には、時々イラストも載っているので、いろいろな語句についつい目が行ってしまいます。でも、それが国語辞典を使う一番の利点と言えるのかもしれません。(写真上)
 昔は各家庭で国語辞典を用意してもらっていましたが、今は学校でクラスの児童数分をそろえています。子どもが関心をもったら、ぜひ買い与えてみてください。国語辞典を使って知らない言葉の意味を調べれば、言葉に対する理解が深まり、語彙力アップにつながります。電子辞書やインターネット、スマートフォンで検索するのと異なり、周囲の言葉まで目に入ります。一度に複数の言葉を覚えることができるのは、国語辞典を引くメリットであり、楽しみでもあります。
 6年生は、理科の時間に「物の燃え方と空気」という学習をしています。まず、集気びんや底なし集気びんを使って、ろうそくの炎を入れて実験をしました。いくつかの実験から、物が燃え続けるためには空気の出入りが必要であることが分かりました。
 今日も理科室で、その続きの実験がありました。空気は、窒素と酸素と二酸化炭素などの気体が混じり合ってできています。そして、全体の約78パーセントが窒素で、約21パーセントが酸素、二酸化炭素は約0.04パーセントであるということを学びます。そこで、それぞれの気体が「ものを燃やすはたらきがあるかどうか」を調べる実験をしました。
 3つの気体は、実験用のボンベ(スプレー缶のようなもの)に入っています。水槽の水の中でそれぞれの気体を集気びんに入れてから取り出し、ろうそくの火を入れて調べます。窒素と二酸化炭素は、ろうそくを入れるとすぐに消えました。しかし酸素は、炎が大きくなり、激しく燃えました。この結果から、「酸素は物を燃やすはたらきがある」ということが分かりました。(写真中)
 今後は、ものが燃える前と燃えた後の空気について、それぞれの成分の違いを調べていきます。6年生になって、実験内容がレベルアップしてきたことを子ども達も感じているようです。
 5年生は、図工の時間に「季節を感じて」という学習をしています。画板に画用紙を挟み、敷き物を手に校庭や中庭に行きました。春の季節を感じながら、新しい学年になった自分の気持ちを絵に表現していく学習です。画材は、様々な色のコンテを使用していました。天然顔料を粉末状にして棒状に固めた描画材で、別名カーボンチョークとも呼ばれているものです。クレパスのように直接画用紙に描いたり、網にこすって粉末状にして色をつけたり、手でこすってぼかしたりすることができます。自然の景色の中で描くことで、様々なイメージが広がっていったようです。
 ところで、中庭ではもうバラの花が咲き始めました。旭町小には、3種類のバラの木があります。アーチ状に仕立てているつるバラは、小さなピンク色の花をたくさんつけます。また、池の近くにはピンク色の中輪のバラが毎年咲きます。そして、ひときわ目立つのが真っ赤な大輪のバラです。(写真下)
 バラは、「花の女王」とも呼ばれるほど、圧倒的な存在感のある花です。花色や花の形、咲き方、さらに香りがあるものが多く、多くの愛好家が存在します。と言っている私もその一人です。私の家にもたくさんの種類のバラがあり、まさにこれからが一年で一番楽しみなシーズンを迎えます。
 さらに、休みの日のたびに、様々なバラ園に行くのも楽しみの一つです。埼玉県には、きちんと管理されたすばらしいバラ園がいくつかあります。天候を気にしながら、どのタイミングで見に行こうかといつも考えています。

4月25日の給食

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献立名           ご飯
              アジバーグ
              ひじきと根菜の炒め煮
              キャベツの味噌汁
              牛乳

一口メモ

 「アジバーグ」は、アジのすり身とひき肉、豆腐、みじん切りの野菜に、味噌などの調味料で味付けをしています。このメニューは、千葉県の郷土料理の一つである「さんが焼き」をヒントに作りました。
 千葉の海では、イワシやサンマ、アジなどの魚がたくさん獲れます。猟師さんたちは、獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。そのなめろうを山へ持って行った時に、余ったアワビの殻に入れて山小屋で焼いて食べました。山の家で食べたことから、「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになったそうです。
 しっかりと味付けをしているので、魚料理が苦手な子もおいしく食べられるメニューです。

委員会紹介集会

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 4月24日(木)に「委員会紹介集会」を行いました。この集会は、今年度の委員会活動が本格的に始まるにあたり、各委員会の活動内容を全校児童に紹介する目的で毎年実施しています。
 当日は、各委員会の委員長がステージに立ち、それぞれの委員会がどのような仕事をしているのか、どんな目標をもって活動しているのかを発表しました。どの委員会も分かりやすい紹介で、聞いていた児童たちも興味津々の様子でした。
 「自分たちの力で学校をよりよくしていこう」という気持ちが発表からしっかりと伝わり、見ている側も応援したくなるような集会になりました。特に高学年の児童たちが堂々と発表する姿は、下級生にとって良いお手本となったことでしょう。
 これから1年間、それぞれの委員会が力を合わせて、学校生活をより充実させてくれることを期待しています。みんなで協力して、楽しく、気持ちのよい学校をつくっていきます!

4月24日(木)

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 1年1組の子ども達が、生活科の学習で「校庭たんけん」をしていました。まずは、たんけんボードと鉛筆を持って、校庭の周りを先生に連れられて歩いてみました。いろいろな花が咲いていたり、虫がいることに気づいていきました。
 授業の後半は、見つけたものをカードに絵で描く学習です。絵で表すとなると、1年生なりに「何にしようかな〜」と考えていました。やがて、菜の花やタンポポ、コデマリの花を描き始めました。テントウムシを見つけた子もいましたが、飛んでいってしまい…残念でした。
 今週、校庭の東側にある藤棚が満開になりました。きれいなフジ色の花房が、たわわに下がっています。このフジの花は、旭町小では特に手入れはしていません。長くなり過ぎた枝は主事さんが選定することもあるようですが、肥料などをあげなくても毎年よく咲いています。
 藤棚の下に行くと、独特の強い香りがします。そして、クマバチがたくさん集まって飛び回る様子が見られます。すぐに1年生の子ども達がクマバチの存在に気づきました。あまりにも大きな体と羽音に、刺されるのではないかと心配そうでした。(写真上)
 安心してください。藤棚に寄ってくるクマバチは、とてもおとなしい性格で、人を刺すことはほぼありません。また、多くのハチはメスが多いのですが、クマバチは半数がオスです。クマバチのオスには針がありません。
 なぜ、藤棚にばかりクマバチがやって来るのか…とても面白い秘密があります。フジの花の中心は、固いフタに閉ざされています。クマバチのような力のある虫でないと、蜜を吸うことができないのです。ですから、クマバチにとってフジの花は、他のライバルに取られない自分たちだけの蜜になっています。逆にフジの花にとっては、クマバチだけが自分の花粉を運んでもらえる相手です。共にWin-Winの関係にあると言ってよいでしょう。
 4年生は、総合の学習の時間に「共に生きよう わたしたちの町で」という学習をしています。自分たちが住む町の環境問題について、課題を見つけたり調べたりする学習をします。環境問題の中でも、身近なごみの問題について取り上げていきます。4年生の社会科の学習とも重なるところがありますが、下水道の出前授業や光が丘清掃工場の見学、さらには環境教育出前授業も取り入れながら、活動を深めていきます。
 今日は、1組の子ども達が北校舎1階のゴミステーションにやって来て、調べ学習をしていました。学校は、たくさんの人が集まるところだけに、毎日多くのごみが出ます。また、様々な学習を通じて、日々ごみが多く発生するところでもあります。学校全体のごみが集まる場所がどのようになっているのか、ワークシートにまとめていきました。
 北校舎の視聴覚室と給食室の間に出入り口があり、そこがゴミステーションになっています。ごみの種類が明記された棚やカゴ、ポリバケツがあり、きちんと分別して出すようになっています。燃えるゴミと燃えないゴミ、プラごみ、ペットボトル、空き缶、電池…と、いろいろな分類がされています。また、紙類も分別して出すようにしています。段ボール、再生できる紙、その他の紙ごみというように分けています。ゴミステーションを調べる活動を通して、教室で出るごみをまずはしっかり分別することが大切であると気がついたようです。(写真中)
 この場所は、外に出ると北門に直結しています。決まった曜日にごみの回収に来てもらっています。さらに学校では、毎日給食関係のごみが大量に出ます。調理中に出るごみや残菜を含めると、家庭で出るごみの何倍もの量になります。4年生は、1学期中に栄養士さんから、そのような話を聞く機会もあるはずです。
 6年1組の教室で、「まどさんからの手紙」という資料を使った道徳の授業がありました。まど・みちお さんが84歳の時、母校の小学校の子ども達に送った手紙をもとに出版された「まどさんからの手紙 こどもたちへ」という絵本が基になっている資料です。「未来に向かって よりよく生きる喜び」について考えさせる授業でした。
 まど・みちお さんは、多くの童謡の作詞を手がけました。さらに、旭町小の校歌を作詞した方です。まどさんの言葉は、独特な力をもって読む人に迫ってきます。「小学生は うまれてはじめてのがっこうで、たった一回きりのすばらしい『とき』です。 すっごい『とき』です。」と表現し、何事にも全力でがんばることの大切さを伝えています。6年生の子ども達は、どんなことを感じ取ったでしょうか。(写真下)

4月24日の給食

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献立名           ご飯
              すき焼き風肉豆腐
              野菜の甘味噌和え
              牛乳

一口メモ

 今日の「すき焼き風肉豆腐」は、焼き豆腐を始め、豚肉や玉ねぎ、にんじん、しらたき、焼き麩、白菜などをしょう油と砂糖ですき焼き風の味付けにしています。すき焼きの味付けは、ご飯がよく進みます。具だくさんなので、野菜もたんぱく質もしっかり摂ることができます。
 すき焼きの名前は、田畑を耕す時に使われる「鍬(すき)」という農作業の道具に由来します。鍬を使って、豆腐や魚をのせて火にかけて焼いていたことから、「すき焼き」と呼ばれるようになりました。この他、薄切り肉を意味する「すきみ」から「すき焼き」となったという説や、好きなものを焼くからという説もあるそうです。

4月23日(水)

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 1年生は、国語の時間に「うたにあわせて あいうえお」という学習をしています。1年生にとって初めての音読教材です。「あいうえお」の一文字ずつを頭文字にして、リズムのよい詩でできています。さらに声に出して読むと、とても心地よい詩になっているので、音読にぴったりです。
 リズムがよく心地よいというのは、一行ずつが決まった音数で作られている詩であるからです。「あかるい あさひだ あいうえお いいこと いろいろ あいうえお…」というように、「4音・4音・5音」という形式になっています。
 教科書には、「あいうえお」それぞれの口の開け方の写真が一緒に載っています。母音の響きや口の形を意識させることも指導内容の一つになっています。2年生以上の学年では、物語教材の音読の宿題が出されているのではないでしょうか? 口をしっかり開け閉めして、はっきりとした読み方をしているか確認してあげてくさい。大人もそうですが、聞き取りづらい声の人は、口の開け方がはっきりしていない場合が多いです。
 2組では、教科書を両手で持ち、繰り返し音読の練習をしていました。音読は、教科書の文字を目で追いながら行うことが欠かせん。暗唱したから見なくても…というのはまた別問題です。しっかり文字を見て読む習慣をつけさせていきます。低学年では、指で文字を追いながら読ませるのも効果的です。(写真上)
 学習の差というのは、実はこういう些細なところから生まれてくるものです。全員で音読をしている時に声を出していなかったり、違うところを見ながら声を出していたり…その積み重ねが読解力の差になっていきます。
 3年生は、音楽の時間にリコーダーの練習をしています。リコーダーは、3年生から指導する楽器です。2年生の終わりに注文をして購入した子が多く、名前が彫られた真新しいリコーダーを手に、どの子も楽しみな様子でした。
 先週、初めて持ち方や音の出し方を習っていました。今日も、「ソ」の音をきれいに出す練習から始めていました。右手はリコーダーの下の方を持ち、左手で「ソ」の音になるように穴をふさぎます。例年、右手と左手を逆に持つ子が多いのですが、今年の3年生はまずそれが見られませんでした。
 先週はなかなかきれいな音が出せずに、「ソー」が「ピー」になってしまう子がほとんどでした。親指の押さえ方が弱かったり、人差し指〜薬指の3本のどこかにすき間があったりしたのでしょう。しかし今日は、少しずつきれいな音が出せるようになってきていました。(写真中)
 今後は、タンギングを使った吹き方とともに、他の音階も少しずつ増やして練習していきます。1学期中に簡単なリコーダー奏ができるようになるでしょうか。小学校では、6年生の終わりまで使用する楽器です。大切に扱うとともに、いろいろな曲が演奏できるように指導していきます。
 1年生の各教室で、「5は いくつと いくつ」という算数の学習がありました。前時までは、1〜5の具体物の数を数える学習をしてきました。今度は、5という数字について、構成を理解する内容です。つまり、5の合成・分解についての学習です。
 「合成」とは、例えば5という数を1と4を合わせた数と見る場合のことを言います。逆に5という数を1と4に分けて見る場合は、「分解」と言います。たし算や引き算は、このような見方が元になっています。ですから、合成分解を理解することで、計算の基礎を身に付けることが期待できるというわけです。(写真下)
 今後は、6〜10の数についても同様に学習をしていきます。数を数えたり数字を書いたりするとともに、6〜10の合成・分解について学びます。「いくつといくつ」を制する者は、1年生の算数を制す・・・と言われるように、1年生の算数の根幹にあたる学習です。2学期には、繰り上がりのあるたし算と繰り下がりのあるひき算の学習があります。その際に必要なのが「いくつといくつ」…つまり合成と分解です。「7+5」は、「7はあと3で10になる」「5を3と2に分ける」「10と2で12」と考えていきます。

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5/21 クラブ
5/22 定期健康診断終
児童集会
5/27 AED体験(5・6)

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