今週は、個人面談週間です。4時間または5時間で下校する日が続きます。放課後の過ごし方を工夫するようにお願いいたします。

5・6年生「AED体験」

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 命の大切さを学ぶ一環として、小学校高学年を対象に「AED体験」と「心臓マッサージの練習」を行いました。今回は、光が丘消防署や消防団、ボランティアスタッフの方を講師にお迎えし、もしものときに自分たちにできることについて学びました。
 まず初めに、心臓が突然止まってしまったときに必要な応急手当についての説明を受けました。「人の命を救うための行動は、ほんの数分が勝負」という言葉に、子供たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
 その後、実際に訓練用の人形を使いながら、心臓マッサージの練習に挑戦しました。「強く、速く、絶え間なく」というポイントを意識しながら、リズムに合わせて力強く胸を押す体験に、最初は戸惑っていた子供たちも、回数を重ねるうちにだんだんとコツをつかんでいきました。
 AED(自動体外式除細動器)の使い方についても学びました。機械の音声ガイダンスに従って電極パッドを貼る動作や、周囲の安全確認を行う流れなどを実際にやってみることで、より現実的な対応方法を学ぶことができました。
 子供たちからは、「AEDを使うことは命を守るために大切だと分かった」「家族や友達のためにも覚えておきたい」といった感想が多く聞かれ、命の尊さを実感する貴重な学びの時間となりました。
 今後も、学校全体で防災や救命に関する学びを継続していきたいと思います。

5月27日(火)

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 1年生が、学年合同で50m走のタイムを計っていました。毎年この時期に、新体力テストを実施しています。その中の多くの種目は、時間を決めて全校で来週実施する予定です。50m走の記録は、学年ごとに計測しておくことになっています。
 校庭に50mの真っすぐなラインが4コース分引かれ、入念に準備運動をしてから始めました。1年生の段階では、「自分のコースを守って全力で走り切る」ということが目標になります。50mを真っすぐ走るというのは、今までなかなか経験したことがなかったはずです。走っている姿を見ていると、隣りの子をキョロキョロと気にしながら走ったり、コースからはみ出しそうになったりしながら走る姿も見られました。中には途中で転んでしまい、涙ぐんでしばらく見学していた子もいました。
 旭町小では、運動会を秋に実施しています。今年は10月18日(土)に行います。低学年の種目の一つに「50m走」があります。今から5か月あるので、それまでに体力や筋力、運動能力が向上して走り方も違ってくるでしょう。日頃の遊びや運動経験が重要になります。(写真上)
 3年生は、理科の「チョウのかんさつ」の学習として、アゲハの幼虫を育てています。教科書にはモンシロチョウを育てていく過程が載っていますが、今年は学校で育てていたキャベツがすでに終わってしまい、卵を取ることができませんでした。その代わり、旭町小には柑橘系の木がたくさんあり、アゲハの幼虫を手に入れることができます。また、アゲハの幼虫の方が大きくて観察しやすく、モンシロチョウのように生育途中でハチに寄生される心配もありません。
 旭町小でアゲハの幼虫がたくさん見つかったのは、中庭のキンカンの木でした。先週までは黒い体に白い模様が入った小さな幼虫でしたが、いつの間にか脱皮して、すっかりきれいな緑色の体色になりました。各班に2匹ずつ取り分けてあげ、幼虫の観察が始まりました。子ども達は大喜びです。虫めがねで観察しながら、幼虫の体のあちこちをじっくりと観察していきました。(写真中)
 よく動き回る幼虫もいれば、じっとして動かない幼虫もいます。そのことに気づいた子がいたようで、不思議がっていました。動きが少ないのは大きい幼虫で、どうやらさなぎになる準備が始まっているようです。飼育ケースに棒を入れるなど、羽化に向けたお世話が必要な頃に差しかかりました。
 1匹、黄緑色で黒い縞々が入った幼虫がいました。キアゲハの幼虫です。子どもがどこかから捕まえてきたそうです。アゲハの種類によって幼虫が食べる葉っぱが違います。キアゲハの幼虫は、セリ科のパセリやニンジン、ミツバなどの葉を食べます。小学生の頃、近所のニンジン畑にいたキアゲハの幼虫を捕まえて育てたことがあります。朝早く母親に起こされ、さなぎからキアゲハが誕生するところを見守りました。そういう記憶は一生忘れないものです。
 5校時に3年2組の授業観察がありました。算数の「大きい数の筆算を考えよう」という学習をしていました。2年生までに、2桁同士のたし算やひき算を学習してきています。3年生のこの単元では、3桁同士のたし算やひき算で、扱う数が大きくなります。
 数の仕組みを理解していれば、筆算の方法はすぐに理解することができます。昨日までは、「315−194」のように繰り下がりのある場合について学習してきました。今日は、「402−175」の筆算を考える問題でした。同じ繰り下がりのあるひき算でも、2つ隣りの位から繰り下げてこなければ引くことができない筆算です。(波及的繰り下がりありの場合です。)
 「2から5は引けない。十の位の0から繰り下げることはできない。百の位の4を3にして、百の位に10借りてくる。それを9にして一の位に10借りてくる。・・・」というように、順繰りと繰り下げてくる必要があります。筆算の仕方を声に出しながら、一つ一つの手順を確認しつつ理解させていきました。(写真下)

5月27日の給食

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献立名           ご飯
              油揚げのチーズ入り肉詰め焼き
              大根きんぴら
              実だくさん味噌汁
              牛乳

一口メモ

 チーズは、牛乳を乳酸菌で発酵させた食べ物です。チーズにはたくさんの種類がありますが、大きく2つに分けることができます。
 パルメザンチーズやモッツァレラチーズのように、加熱されずに作られるものを「ナチュラルチーズ」と呼んでいます。
 一方、ピザ用チーズや一口サイズの丸いチーズは、「プロセスチーズ」と言って、一度加熱して形を整えています。今日の給食で使っているのは、プロセスチーズです。

5月26日(月) その2

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 4年生は、国語の時間に「アップとルーズで伝える」という説明文の学習をしています。この単元では、説明文を構成している段落相互のつながりに着目させながら、筆者の考えや具体例との関係をとらえさせていきます。
 この説明文の作者は、中谷 日出さんです。日本のアートディレクターとして有名な方で、元NHKの解説委員をされていたことがありました。題名の「アップとルーズ」というのは、テレビカメラの撮り方の際に使われる言葉です。撮りたいものにぐっと近づいて、ある部分を大きく映すことを「アップで撮る」と言います。また、撮りたいものから離れて広い範囲を映すことを「ルーズで撮る」、と言います。人に何を伝えたいのかによって、アップで撮るか、ルーズで撮るかが決まります。
 この説明文は、子ども達が最もよく目にするメディアと言えるテレビの映像技法を中心に述べられています。送り手が相手や目的に合わせて「アップ」と「ルーズ」を選んで伝えていることを説明した文章になっています。また、筆者は写真と対応させながら、「アップ」と「ルーズ」の長所と短所を説明しています。そのため、目的に応じた映像技法を用いることの必要性について、とても説得力のある伝え方になっています。さらに、使われている写真がサッカーの試合であることも、子ども達の関心をひく説明文の要因になっています。(写真上)
 5年生は、総合の学習の時間に「米づくりに挑戦しよう」という学習をしています。今年も、JAから種もみや肥料、栽培マニュアルが一式入った「バケツ稲セット」を全員分取り寄せました。種もみを観察してから、水に浸して「芽出し」をした後、先週はバケツに土と水を入れて芽が出た種もみを植え付けました。現在は、全員のバケツを図書室前の日なたに置いて管理しています。
 バケツ稲を種もみから行うのは、大きくなるまでに相当な時間がかかります。今の時期、関東近辺の田んぼでは、すでに田植えが終わっていたり、田植えの真っ最中だったりします。種もみから育った苗を植え付けなければ、夏に穂が出るまでに成長しません。毎年旭町小では、川越の農家から苗を分けていただいています。今週届く予定なので、手に入り次第、学校の田んぼとバケツ稲に田植えをしていく予定です。
 ところで、5年生の総合の学習では、稲を栽培するだけではありません。「米」をテーマに調べ学習にも力を入れていきます。2組では、米に関する調べ学習のテーマを決めて、タブレットを使った学習を行っていました。子ども達のテーマは様々のようでした。米の品種について、稲の病気や害虫について、米を使った世界の料理…等々です。もしかしたら、今話題の「令和の米騒動」である米の値段について調べている子がいるかもしれません。(写真中)
 6校時に、6年1組の授業観察がありました。学級活動として、クラスで学級会を開いている授業でした。議題は、「あきらめるな! 大なわ300回を目指そうぜ! 集会をしよう」でした。提案理由は、「大なわ週間で、目標の300回を達成できなかったので、改めてクラスで挑戦する機会をつくりたいと考えたから。クラスで協力する気持ちを高めていきたい。」とのことでした。
 以前もホームページで6年1組の学級会の様子をお伝えしましたが、机をロの字にして、全員が顔を合わせて話し合いを行っていました。また、机の上にはタブレットが用意してあり、事前に各自の意見をフォームに入力した状態で始めています。大なわの再挑戦は、あさっての1校時の後半に行うようです。今日の話し合いでは、「その前の30分ほどの時間を使って何をするか」ということを決めていました。(最終的には、ドロケイとソフトバレーボールに決まりました。)
 学級会を授業観察にもってくるのは、担任としてはとても勇気のいることです。まず、途中で先生が口を出すことを極力慎まなければなりません。話し合いが大きく逸れた時に、どう助言するかというところがポイントになります。さらに本校では、特別活動のスペシャリストとして副校長先生がいます。今日の授業でも、厳しく学級会の進め方をチェックしながら見ていました。(写真下)
 ただ、旭町小では、先生たちの間で「特別活動ブーム」が起きています。盛んに自分のクラスで学級会を開いたり、教育会の特活研究部に参加したりする先生が増えてきました。先生たちのがんばりは、きっと子ども達の感性を豊かにしていくことでしょう。

5月26日の給食

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献立名           ご飯
              魚の豆田楽焼き
              切り干し大根のうま煮
              豚汁
              牛乳

一口メモ

 「田楽」とは、具に味噌をぬって焼いた料理のことを言います。
 平安時代の田植えの時期には、豊作を願って踊る「田楽舞い」という風習がありました。これを踊る人は、白い服を着たうえに色のついた上着を着て、一本の棒の上に乗って踊っていました。その様子が串に刺した食べ物に味噌をぬったものに似ていたことから、「田楽焼き」という料理で呼ばれるようになったそうです。

5月26日(月) その1

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 少し風が強く吹いていましたが、さわやかな空気が漂う校庭で全校朝会を行いました。今日は、「大切な人権の話」というテーマで話をしました。
・・・今日は、「人権」についてお話をします。人権というのは、「人が人として、社会の中で自由に考えたり、自由に行動したり、そして楽しく暮らすことのできる権利」のことを言います。私たちが暮らしているこの社会には、だれもがこの人権をもっています。みなさん一人一人にも、ちゃんと人権があります。例えば、休み時間は遊ぶことに関して自由な時間です。男の子や女の子、他のクラスや他の学年の子と遊んでもいい時間です。「あの子と遊んではいけません」と制限されることはありません。また、ルールを守っていれば、サッカーやジャングルジム、鬼ごっこなど、どんな遊びも自由にできます。「あなただけボール投げをしてはいけません」と制限されることはありません。
 学校の外でも人権は守られています。自分の好きな服を買ったり、自分が思っていることを人に話したり、気に入ったテレビを見たりということは自由に行うことができます。このようなことは「当たり前だ」と思うかもしれません。しかし、時としてこの人権が奪われて、大変な思いをするという大きな問題が起こる場合があります。
 先週、校長先生たちの研修会があり、みんなでお話を聞く講演会に参加してきました。北朝鮮による日本人拉致問題についての講演会でした。昔、日本の近くの北朝鮮という国からやって来た人たちが、何の罪もない日本の人たちを連れ去っていくという事件が起こりました。その一人である横田めぐみさんは、48年前に被害に遭いました。中学校から家に帰る途中、突然北朝鮮に連れていかれてしまったのです。今はもう60歳になっている頃ですが、未だに横田めぐみさんは日本に帰してもらえずにいます。めぐみさんの家族は、この拉致問題が一刻も早く解決するようにと、日々訴え続けています。
 今お話しした日本人の拉致問題は、突然日常生活が奪われるという、とても大きな人権問題の一つです。実は人権問題は、他にもまだたくさんあります。分かりやすく言うと、「あの人はいいよ、でもあの人はダメ」という「差別」があるのが人権問題です。例えば、外国の人への差別やお年寄りに対する差別、あるいは障害のある人への差別、病気の人への差別など、日本にはたくさんの人権問題が残っています。
 みなさんの学校生活の中で、このような人権問題、差別はないでしょうか? ここまで話してきて、気がついている子は多いはずです。学校内での差別…それは「いじめ」です。そう、いじめは大きな人権問題なのです。もしいじめがあるのならば、今すぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。来週から6月に入ります。毎年6月は「ふれあい月間」に位置付けられ、全ての学校でいじめをなくそうという取り組みをしていきます。いじめをなくすための一番の方法は、大人に伝えることです。学校の先生や家の人など、身近な大人の人に必ず伝えるようにしてください。みなさんの味方になって、いじめを解決するために力を尽くしてくれます。また、来月には各クラスでアンケート調査をするので、いじめを見たり聞いたりした人も必ず記入するようにしてください。いじめは身近な小さな意地悪や悪口から始まります。誰もがいじめのない、明るい学校生活を望んでいます。・・・

5月24日(土)

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 青少年育成第六地区委員会育成部主催の「自転車交通安全教室」が、校庭を使って行われました。朝から光が丘警察や第六地区委員会の方々が集まり、準備を進めていただきました。
 開会式の後、警察の方から自転車に乗る時のルールや走行時の交通安全に関する話をしていただきました。自転車は左側通行であることや、歩行者を優先することなど、自転車に乗るうえで必要なルールやマナーを学びました。
 次に、実際に校庭につくられたコースを使って、実地訓練を行いました。一人一人がコース上を正しく走行できるかの技能訓練です。お巡りさんが一人ずつ付き、安全確認をしているか、一時停止をしているか、歩道内では車道側を走っているかなど、細かい採点をしていきました。
 閉会式では、高得点をとった1位〜3位までの子ども達が表彰されました。また、参加した子ども達にも、光が丘警察から参加賞が配られました。
 第六地区委員会の皆様や光が丘警察の方々を始め、ボランティアの中学生にもお手伝いいただきました。どうもありがとうございました。

5月23日(金) その2

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 1年生は、算数の時間に、いよいよたし算の学習単元に入りました。「あわせていくつ ふえるといくつ」という学習です。今まで、大きなワークブックのような教科書(1)を使っていましたが、これからは本格的な算数の教科書(2)を使って学習します。
 2つの数量が合わさる場合や、数が増えていく場合に「たし算」を使います。まずは、「あわせて」の場合の絵の通りに算数ブロックを動かす操作から始めました。女の子が金魚を3匹水槽に入れ、男の子が金魚を2匹入れている絵です。3個と2個のブロックを合体させて、2つの数量が合わさることであると理解させていきました。
 そして、このことを式と答えに表す方法を「3+2=5」というたし算で書くことを指導しました。教科書には、「+」と「=」の記号の書き方(書き順)も示されています。式と答えが教科書に登場し、本格的な算数の学習のスタートです。(写真上)
 5校時に、3年1組の授業観察がありました。「友だち屋」という資料を使った道徳の授業が行われていました。道徳の内容項目の「友情・信頼」について考えさせる授業でした。
 この資料は、キツネが寂しい人の友だちになってお金をもらおうと「友だち屋」をするところから始まります。最後に出会ったオオカミとトランプをして代金を請求したキツネに対して、オオカミは「それが本当の友だちか!」と怒ります。そのことからキツネは本当の友だちとは何かに気づいていきます。本当の友だちはお金で売買できるものではなく、相手のことを思いやったり理解し合ったりしてできる心のつながりが大切であることを考えさせていきます。(写真中)
 この資料は、内田麟太郎さんが著した絵本として有名です。「友だちから金をとるのか。それが本当の友だちか!」というオオカミの言葉から、「友だち屋」と「本当の友だち」が対比されていきます。「友だち屋」はお金を払って過ごすけれど、「本当の友だち」はお金はいりません。また、「友だち屋」は時間で区切るけど、「本当の友だち」は時間は関係ありません。「友だち屋」は無理して付き合っているけど、「本当の友だち」は心から楽しいものです。子ども達にとって、「友だち」について改めて考えるきっかけになりました。
 その頃、隣りの2組では、習字道具を初めて使った書写の授業が行われていました。今日は習字道具の用意の仕方や片付けの仕方がメインの授業でしたが、実際に筆を持って線を書く練習も行いました。
 真新しい習字道具を前に、みんなワクワクして授業が始まりました。硯に墨汁を少し入れると、教室の中いっぱいに墨の香りが漂ってきました。穂先に墨をつけて書いたのは、直線や曲線の練習です。筆を立てて持ち、肘を水平にして動かすように指導していました。月に1回ほどの毛筆の授業ですが、2学期の終わりには書き初めに取り組むことになります。それまでにしっかり練習を続けていきます。(写真下)

5月23日(金) その1

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 1校時に、図工専科の授業観察がありました。5年2組が「カッターワールド」という作品に取り組んでいました。四つ折りにした画用紙をカッターナイフで切り抜き、広げた時にできる対称的な模様を楽しむ作品です。展覧会用の作品の一つにもなるようで、先生の真剣な指導が子ども達にも伝わり、説明を熱心に聞いて取り組んでいました。
 まず、子ども達を前に集めて、画用紙の折り方やカッターナイフの使い方についてお手本を示しました。実際に切り抜いて広げると、画用紙の4か所に対称的な模様ができることが分かりました。また、カッターナイフの刃を最初に折り、新鮮な状態で切れ味よく使うことについても指導していました。この作品の面白さは、対称的にできる模様の美しさにあります。しかし、その模様の一つ一つがきれいな切り口でないと、作品の美しさは半減してしまいます。
 画用紙4枚分を一気に切り抜くため、カッターナイフの使い方が重要になってきます。カッターナイフは、2年生で初めて使用する道具です。図工以外では使うことがないので、なかなか慣れない部分も多いことでしょう。作品を制作する前に、他の画用紙で試し切りをしてから取り組ませていました。どんな作品になっていくのか、楽しみにしていたいと思います。(写真上)
 続いて2校時は、4年1組の授業観察がありました。「大切なもの」というテーマで、「生命の尊さ」に関する道徳の授業が行われていました。
 まず、授業形態が変わっていました。机を下げて、みんなで円くなるように椅子を並べた状態で授業をしていました。クラスの友だち全員が向き合う座り方です。道徳の内容項目に合わせた工夫の一つでした。
 また、先生が用意した箱を見せ、「箱の中には、生きていくために必要なものが入っています。」と子ども達に提示しました。そして、2人ずつ先生のところに行き、箱の中のものを受け取っていきました。何だろう? と不思議に思いながら袋から取り出すと、ますます「???」となるようなものばかりでした。りんごやトランプ、時計、マッチ、ボール、松ぼっくりと石…などなどでした。そして、自分たちが手にしたものは、生きていくことに関してなぜ大切なのかを考えさせていきました。
 子どもなりに、手にしたものを一生懸命「生きていくこと」に結び付けて考え、発表していました。結局、身の回りにある全てのものは、我々が生きていくうえでなくてはならないものだったのです。(写真下)
 最後に、一番大切なものが箱の中にまだ残っていることを伝え、一人ずつ箱をのぞかせてあげました。それが何だったかは、お子さんからお聞きください。4年1組のみのことですが…。

5月23日の給食

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献立名           きびご飯
              シシャモの味噌マヨ焼き
              ごぼうの中華和え
              芋煮汁
              牛乳

一口メモ

 「芋煮」とは、東北地方の山形県の郷土料理です。長ねぎや里芋、こんにゃくなど、具だくさんの煮物です。
 同じ山形県の中でも、地域によって味付けや具材が少しずつ違っているそうです。海側の庄内地方では、豚肉に味噌味が多く、一方の山側の内陸部では、牛肉を使ったしょうゆ味が多いそうです。

5月22日(木)

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 1年生は、生活科の学習として、1週間前にアサガオの種をまきました。「たねをまこう」という学習では、教科書にアサガオ以外にもいろいろな草花の種が紹介されています。ヒマワリ、ホウセンカ、オシロイバナ、マリーゴールド、マツバボタン、ヒャクニチソウ、コスモスの7種類です。
 1年生は、種袋で全ての花の種を購入し、教室の外にある花壇にまくことにしました。種をまく前に、教室でそれぞれの種の観察を行いました。アサガオの種よりも小さい種や、細長い種、まん丸の種など、いろいろな形や大きさがあることに気がつきました。
 2組は、1校時に種まきをしました。全員で手分けをして、1人1種類ずつの種まきを担当させました。教室で先生が子ども達の手のひらに種を分けてあげました。そこでハッと気がついたのが、「これから靴を履き替えて外に出るまでに、手の中の種は大丈夫だろうか?」ということでした。途中から教室で種を渡すのはやめて、校庭に行ってから配ることにしました。確かに、マツバボタンの種など、とても小さなものがあります。1年生のことですから、ちょっと気をそらしたすきに手から種がこぼれ落ち・・・国語で習った「はなのみち」のくまさんのようになってしまうかもしれません。
 1年生の花壇は、とても日当たりのよいところにあります。まず、ヒマワリの種からまいていきました。ヒマワリはとても大きくなるので、花壇の奥の方に一列になるようにまきました。続いて他の花の種もまき、みんなで水やりをしました。これからの成長が楽しみです。(写真上)
 先週まいたアサガオは、すでにかわいらしい双葉が出そろいました。また、私が育てているサクラ草は、今月初めに種まきが済んでいます。中庭の日陰に育苗箱を並べて、たくさんの種をまきました。3週間が経ち、小さな芽が出始めています。大切に育てていきます。
 3校時に、1年1組の授業観察がありました。「なかよくね」という資料を使った「友情・信頼」に関する道徳の授業でした。資料と言っても、2ページにわたって絵が描いてあるだけで、言葉は一切ありません。1学期の初めの頃は、1年生の道徳は場面絵をもとに話し合いを通して授業を進めていきます。
 今日の学習では、2つの場面絵を使って授業をしました。1つは、友だち同士で大なわをしている絵です。大なわに3人の子が入って跳んでいます。近くで見ている子に対して、大なわを指さしてその子に話しかけている子の絵です。子ども達は、この絵からいろいろな「なかよくね」を探し出して発表していました。
 もう一つの絵は、班で給食を食べている場面が描かれていました。スープをこぼしてしまった子に、タオルを差し出している子が見えます。後ろ姿ですが、隣りの子も何か話しかけているように見えます。さらにこの絵にはもう一つ「なかよくね」が描かれています。車椅子を使っている子の席に、給食を届けてあげている男の子がいます。障害理解にもつながるこの絵を見て、どんな反応があるのかなと楽しみに授業を見守りました。(写真中)
 子ども達は、とても細かいところまでよく気がつくとともに、進んで意見を発表していました。また、仲良く過ごすためにはどんな声かけがあるのかを考えさせ、隣の子とペアになって会話を想像させていました。低学年の道徳の授業では、こうした役割演技が効果的です。子ども達の心が温まる道徳の授業でした。
 続く4校時は、4年2組の授業観察がありました。社会科の「わたしたちのくらしと水」の学習内容でした。今まで、家庭での水の使われ方や浄水場で飲み水がつくられていることを学んできました。
 今日の授業では、さらに浄水場に入って来る水がどこからやって来ているのかを考えさせていきました。最初に、大きなダムの写真を子ども達に見せました。東京にある小河内ダムや、群馬県にある八木沢ダム、奈良俣ダムの写真を電子黒板に映すと、「ダムだ! 知ってる、知ってる…」と大歓声があがりました。子ども達に聞いてみると、7〜8人の子がダムに行ったことがあるようでした。続いて、関東地方の川とダム、浄水場の位置を示した地図を見ながら、気づいたことを発表させていきました。(写真下)
 ダムには、浄水場に安定的に水を供給する役割があります。夏に雨が少なくなった時にも水道の水が届くのは、ダムに水を貯めてあるおかげです。他にも洪水を防いだり、発電をしたりという役割もあります。

5年生 調理実習(ゆでる調理)

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 調理実習で、ゆで野菜のサラダを作りました。班の友達と役割分担をして、協力しながらてきぱきと野菜を切ったり、ゆでたり、ドレッシングを作ったりしました。
 じゃがいもやにんじんは水の状態からゆで始めるのに対して、ブロッコリーや小松菜は沸騰してからゆでます。また、野菜ごとに切り方もさまざまです。
 他にも、包丁の扱い方や盛り付け方など、たくさんのことを考えながら、限られた時間の中で、どの班も上手にゆで野菜サラダを作ることができました。
 自分たちで作った!という達成感とともに食べるサラダは、格別においしかったようです。

児童集会(〇&×クイズ)

 今年度第1回目の児童集会を行いました。
 学校のことをもっと分かってもらえるように、校庭の遊具や植物、生き物、開校記念日、施設などについての〇&×クイズを集会委員が考えました。正解に一喜一憂し、盛り上がりました。

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5月22日の給食

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献立名           ご飯
              ぎょろっけ
              わかめスープ
              牛乳

一口メモ

 「ぎょろっけ」は、魚のすり身にみじん切りにした野菜を混ぜた後、パン粉をつけて油で揚げた料理です。
 大分県をはじめ、山口県や熊本県でよく食べられている料理だそうです。作り方や見た目がコロッケに似ていることから、この名前が付けられました。

5月21日(水)

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 2校時に、算数少人数教室で授業観察を行いました。4年生の「わり算の筆算(1)」の授業でした。
 たし算の筆算は2年生、かけ算の筆算は3年生、そしてわり算の筆算は4年生で習います。この単元では、2〜3位数を1桁の数でわる場合の筆算について学習していきます。ちなみに、2学期の初めに「わり算の筆算(2)」という単元があり、今度は2桁の数でわる場合の筆算になります。2学期のかなり難しくなる学習の前に、今回しっかり1桁でわる場合の筆算を習得しておく必要があります。
 昨日は、「734÷5」の筆算について学習しました。今日は、「132÷4」の筆算について、その計算方法を考えていきました。教科書では「256÷4」ですが、ホップコースの子ども達に合わせて、分かりやすく小さい数を使った問題にしていました。昨日までの筆算との違いは、わり算の答え(商)が百の位ではなく十の位から立てるというところです。100をばらして10の束にして、それが13個分あると考えるところがポイントとなります。具体物の図で示しながら、筆算の方法を学習していきました。(写真上)
 続いて3校時に、2年1組の国語の授業観察に行きました。最初に新出漢字の練習をしていました。読み方や書き順、短文としての使い方などを確認し、漢字ドリルに書いて練習します。新出漢字は毎日少しずつ進めているようで、すでに先の先の単元の漢字を練習していました。今まで2年生で出てきた漢字に「長」があります。正しい書き順をご存知でしょうか? 意外に大人でも書き順を間違える人が多い漢字です。・・・一画目は縦画です。
 続いて「たんぼぼのちえ」の音読の練習を行いました。音読の大切さについては、昨日のホームページでもお伝えした通りです。先生の後について全文の音読をしたり、各自で繰り返し音読したりしました。やはり、目でしっかり教科書の文字を追いながら音読できる子に対して、すぐに目が離れてしまう子が気になりました。(写真中)
 今日は、説明文の中から「いつ」を表す言葉を見つけ、教科書のたんぽぽの絵と結び付けていく活動をしました。次回からは、たんぽぽの知恵がどのようなことであるのかを詳しく読み取っていきます。
 ところで、本文最後の51ページ左下には、「どうが」と書かれたQRコードがあります。読み取って開いてみると、「たんぽぽのちえ」の朗読に合わせて実際のたんぽぽの動画を見ることができます。花が咲き終わった軸が倒れてから、また起き上がる様子や、その後ぐんぐん背を伸ばして綿毛をつけていく様子を見ることができます。
 5年生は、家庭科の時間に「ゆでる調理でおいしさ発見」という学習をしています。今日は、2組が調理実習として「ゆでる調理」に挑戦していました。教科書には、青菜とじゃがいものゆで方が例として載っています。「ゆで方は食品によって異なる」ということを学習するのが大きなポイントとなっていました。
 子ども達がグループごとに用意したのは、小松菜の他にじゃがいもやにんじん、ブロッコリー、スナップエンドウでした。今回はさらに卵も用意して、ゆで卵の調理も行うという豪華版でした。
 青菜は、鍋にたっぷりの湯を沸かして、根元から入れてゆでるようにします。一方、じゃがいもなどは、かぶるくらいの水を入れてから強火にかけます。それぞれゆで時間を考えたり、冷まし方(水に入れる、ざるに上げる)を変えたりしなければなりません。準備から片付けまでを含めると、4人グループでもやるべきことがたくさん詰まった調理実習でした。
 包丁の使い方やピーラーの扱い方など、これらの道具を初めて手にした子が多かったようです。もちろん日頃から経験している子もいたようで、率先して包丁を手にしてサクサクとじゃがいもを切っていました。今まで包丁を持ったことがなかった子は、取り残されたような気持ちを感じたかもしれません。家庭で食事の手伝いをすることがいかに大切であるか、子ども達自身が実感できた調理実習だったようです。明日は、1組が調理実習を行います。(写真下)

5月21日の給食

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献立名           ご飯
              鶏肉のバーベキューソース
              小松菜とコーンのソテー
              春雨スープ
              牛乳

一口メモ

 小松菜は、東京都の中の東にある「江東区 小松川」という地域の名前がついた野菜です。
 江戸時代の将軍だった徳川吉宗が鷹狩りに小松川を訪れた時に、その土地の菜っ葉をすまし汁に入れて食べたことがきっかけでした。それがとてもおいしかったので、その土地の名前をとって「小松菜」と名付けたそうです。

5月20日(火)

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 2年生は、国語の時間に「たんぽぽのちえ」という説明文の学習をしています。2年生として初めて習う説明文で、1年生の頃に比べてより説明的な内容になっています。たんぽぽは、ちょうど今頃、学校でもたくさん見られる植物です。そのため、子ども達の関心を引きやすい教材であり、かなり昔から2年生の説明文として扱われてきました。
 この説明文の学習から、「順序に気をつけて読み、いちばんかしこいと思うたんぽぽのちえについてカードに書く」という活動へと結び付けていきます。説明文として分かりやすい書き方がされているのは、時間やその推移を示す言葉が段落の初めに書かれているという点です。それぞれの現象を提示した後にその理由が位置付けられているので、2年生の子ども達にも内容がとらえやすい書き方がされています。
 また、内容とともに表現の仕方が子どもに分かりやすいということも、この説明文が長く愛されてきている理由のようです。たんぽぽが種に栄養を送る工夫や、種を遠くに飛ばす工夫を「知恵」という疑心化した言葉で表現しています。大人が読んでも「なるほど」と思うたんぽぽの知恵です。
 2年生では、まだ始まったばかりの単元です。毎日音読カードを使って家でも繰り返し読む練習をしていることでしょう。1組の教室で、全員で音読をしている様子を教室の後ろから見ていると、目で文章を追わずに声を出している子がいることに気がつきます。正確に、そして内容を理解しながら読むためには、きちんと目で文章を追うことができなければなりません。苦手な子には、読んでいるところを指でなぞりながら音読させることもできます。文字から目線が離れてしまいやすい子は、他教科にも影響しやすいので要注意です。まずは正しく国語の教科書を音読できるか…それが学習の第一歩です。(写真上)
 一方、3年生は国語の時間に、「文様」という説明文の学習をしています。3年生以上は、最初に2ページ足らずの練習的な説明文から学習する単元構成になっています。3年生の説明文では、段落ごとの関係をとらえて「始め・中・終わり」に分けたり、「問い」と「答え」を見つけたりしていきます。3年生として初めてなので、「文様」の説明文にはすでに段落番号が振ってあり、問いと答えの部分に線が引いてあります。ここで段落のつながりなどを学んだ後、次の長文の説明文(こまを楽しむ)を学習していきます。
 「文様」というのは、服やお皿などについているいろいろな形の絵や図柄のことです。文様の多くには、「いいことがありますように」という願いが込められているそうです。説明文では、3つの文様を例にして、それぞれどんな願いが込められているのかを紹介しています。3年生も同様に、まずは音読がしっかりできるように指導していきます。(写真中)
 5年生は、音楽の時間に「君をのせて」という歌の練習をしています。楽譜に書かれている強弱記号や、クレッシェンド・デクレッシェンドに気を付けて歌う練習をしていました。子ども達の大好きな歌でもあり、音楽室からすがすがしい歌声が響いてきていました。(写真下)
 この曲は、約40年前に公開されたスタジオジブリ製作のアニメ映画「天空の城ラピュタ」のエンディング主題歌です。井上あずみさんが歌い、多くの人たちに親しまれてきました。温かみがありながらも、どこか切ないメロディが印象的な曲です。ノスタルジックな雰囲気とやさしさとで、心が満たされるような気がします。
 実は先日、東松山のショッピングセンターでこの曲を聴いたばかりです。それも、サラ・オレインの歌声で! 新しいアルバムが来月発売されることになり、その告知で来ていたようでした。30分ほどでしたが、すぐ目の前ですばらしい歌声を聴くことができて大感激でした。その1曲目が「君をのせて」だったのです。サラ・オレインが歌う「君をのせて」は、YouTubeでも聴けます。英語バージョンで歌い始めて、途中から日本語になります。当日は最後に、プッチーニの「誰も寝てはならぬ」を熱唱しました。サラ・オレインを知らない買い物客も、思わず立ち止まって聞き惚れていました。

公園探検(1年生)

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 生活科「はるをみつけにいこう」の学習で、上練馬公園へ行きました。
 子どもたちは公園の中を歩きながら、花や小さな虫たちなど、春の自然をたくさん見つけることができました。「たんぽぽが咲いているよ。」や「綿毛だ!」「ちょうちょが飛んでるよ。」と、目を輝かせながら発見を楽しんでいる様子が印象的でした。
 また、公園では遊具を使った遊びや鬼ごっこなどをして遊ぶ時間も取りました。公園での約束やルールを今一度考えるいい機会にもなりました。
 これからも身の回りの自然に興味をもち、季節の変化を感じ取れるような学習を続けていきたいと思います。

5月20日の給食

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献立名           チキンピザトースト
              フレンチサラダ
              コーンポタージュ
              牛乳

一口メモ

 今日のサラダに使っているドレッシングは、「フレンチドレッシング」です。サラダ油と塩、こしょう、酢、砂糖、からし、すりおろし玉ねぎで作ったシンプルなドレッシングです。
 ピザトーストのしっかりとした味付けに、さっぱりとしたサラダがよく合う献立になっています。

5月19日(月) その2

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 主事室前に、アゲハチョウの幼虫が入った飼育ケースが置いてあります。主事さんが自宅のミカンの木にいた幼虫を捕まえて、子ども達のためにと持ってきてくれました。
 アゲハチョウは、柑橘系の葉に卵を産みます。ケースの中には、ミカンの葉に様々な大きさの幼虫がくっついていました。4〜5匹いる幼虫の全てが白黒の模様をしています。卵から出てきてまだ数日の状態です。チョウの幼虫の一番の天敵は鳥です。黒い体に白い模様がついているのは、鳥の糞に擬態していると言われています。これから脱皮を繰り返して最終の5齢幼虫になると、きれいな緑色になり、今度はミカンの葉の色にカムフラージュします。飼育ケースの中では天敵が来ないので、安心してアゲハチョウになれるでしょう。毎日観察するのが楽しみになってきました。(写真上)
 1年生は、先週木曜日にアサガオの種をまきました。今朝、登校してすぐに気づいた子がいました。「あっ、アサガオが出てきた!」…かわいらしい双葉が土の中から顔を出していました。意外に早く芽が出てきたものです。夜中に一雨あったので鉢は十分に湿っていましたが、子ども達はまたせっせと水やりをしていました。
 4年2組で、「『正直』50円分」という道徳の授業がありました。この資料は、くすのき しげのり さんの絵本から作られているお話です。主人公のたけしと弟は、駄菓子屋さんで買い物をした後におつりが足りないことに気づき、返してもらおうとすぐに行動しました。しかし、別の日にたこ焼き屋さんに行き、おつりを50円多くもらったことに気がつきます。…さあ、2人はその後、どのような行動をとったでしょう。
 このお話は、私の大好きな道徳の資料の一つです。道徳の内容項目の「正直・誠実」を指導する授業です。人の心の弱さは、「正直・誠実」の場面によく表れるものです。おつりを手にした時、その場ですぐに50円多いということに気がつくはずです。反射的にその場で「多いです!」と言い出せなかった気持ちは、大人にもよく理解できます。
 いろいろと迷った末に、2人は50円を返しに行くことにしました。実際は、運が良かったとそのままにする人が多いはずです。場合によると、私もその一人になりそうです。
 「『正直』50円分」というのは、2人が50円を返しに行き、おまけでもらったたこ焼きのことを意味しています。「兄ちゃん。『正直』50円分おいしいな。」「ほんまにうまいな。」という2人のセリフが印象的です。自分たちの身近な生活の中で、正直にして良かったこと、正直に言って良かったことに結び付けて考えさせていきました。(写真中)
 中休みに、土曜日の雨で延期となっていた「大なわ記録会」がありました。大なわ週間は、1週間前の月曜日から始まりました。1年生は「波跳び」で、2年生以上から「8の字跳び」で行うというルールで練習してきています。先週は、毎日中休みの後半に音楽がかかり、その4分半で何回跳んだかをクラスごとに数えてきました。
 どのクラスも、最後の記録会で何回以上跳べるようにと、目標をもって臨んでいました。今月は、体育の時間にも盛んに練習をがんばる様子が見られました。さらに、視聴覚室に子ども達を連れて行き、秘密特訓をしていたクラスもありました。他クラスや他学年との競争ではなく、自分たちのクラスでの「最高」をめざす取り組みとして指導してきました。
 今日の記録は様々だったようですが、記録とともにクラス全員の団結が結果として残りました。大なわの取り組みは、体力づくりのみならず、学級づくりに最適な運動です。子ども達が力を合わせて協力する姿や、友達を思いやる気持ちを育むことにもつながりました。(写真下)
 たくさんの保護者の皆様にご覧いただくとともに、応援していただきました。どうもありがとうございました。

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