4年生 総合的な学習の時間 車イス体験
11月6日(木)の5、6時間目に、練馬介護人派遣センターの方々と車イスユーザーの方々に来ていただき、車イス体験を行いました。
まずはお互いに自己紹介で、好きなものと嫌いなものを伝え合いました。少し時間が余ったグループは質問もでき、1組の児童が「好きな食べ物は何ですか」と質問をしました。 「お肉」と返事があり、「私と同じだ。」と反応していました。 車イス体験では、乗る役と押す役の両方を体験しました。マットや踏切り板を使って作った「障害」のあるコースを進んでいきます。 段差の乗り越え方は、教えてもらったのですが、いざ前輪を持ち上げようと力を入れると、「キャー!」と悲鳴が上がりました。勢いよく前輪が上がったので、乗っている児童は、後ろに倒れるように感じたようです。 しかし、「怖かった〜!」「ごめんね。びっくりしたよね!」「ううん、重たいよね。」と お互いを思いやる言葉が聞こえてきました。 体験の後、感じたことや学んだことを伝え合います。「段差を上るのが大変でした。「マットの上は本当の砂みたいで、うまく進めませんでした。」「たくさんお話ができてよかったです。」体験だけでなく、話したことも心に残っているようでした。 最後に校長から「よりよく生活したいと思っているのはどんな人も一緒。車イスを使っている人にとって、車イスは体の一部。乗り物ではなく、自由に乗ったり降りたりできるものではありません。その視点をもって、帰り道をよく見てください。車イスの人たちがよりよく生活できるようになっているでしょうか。そして自分たちにできることを考えてみてください。」 怪我をして車イスに乗ることになったり、自分の周りの大切な人が車イスに乗ることになったりすることは誰にでも起こりえます。まだ、その時でなくとも、少しずつ自分にできることを考えていけるようこれからの総合的な学習の時間に活かしていきます。
運動会
11月2日(日曜日)、たくさんの方にご来校をいただき運動会を開催することができました。子どもたちは、
「心を燃やせ みんなでかがやく 最後まで」 というスローガンのもと、演技や競技に力を発揮し、また係の仕事などの自分の役割をしっかり果たすことができました。子どもたちの輝く姿を観ていただけたのではないかと思います。皆様の温かいご声援、本当にありがとうございました。
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