2月 1日(金)の給食大豆ひじきごはん、鰯のしょうが煮、麩のすまし汁、小松菜のアーモンド和え、牛乳 【料理一口メモ「節分」】 明後日、2月3日は節分です。節分と言えば豆まきのイメージがありますが、これは豆を魔物の「魔」に「滅ぼす」で「魔滅」と当て字で示し、豆に魔除けの力があると信じられていたためです。豆まきのほかにも、柊の葉や鰯の頭を玄関に飾る風習もあります。 今日は節分に因んで、大豆を入れたひじきごはんと骨ごと食べられる鰯のしょうが煮の献立です。 大豆は良質のたんぱく質の他にも、ビタミン、鉄分、カルシウム、食物繊維など不足しがちな栄養素を豊富に含んでいるため、完全栄養食品とも言われます。記憶力や集中力を高める効果もあるので、積極的に摂取してください。 1月31日(木)の給食ごはん、豚肉と小松菜のピリ辛炒め、にら玉スープ、キウイフルーツ、牛乳 【料理一口メモ「にら」】 にらは中国が原産といわれ、中華料理には欠かせない野菜のひとつです。日本や韓国でも古くから栽培されていますが、欧米では食べる習慣がありません。 にらはβカロテンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜ですが、独特の香り成分のアリシンが含まれているのが特徴です。アリシンには強い抗菌作用があり、風邪などの感染症を防ぐ効果があります。また、ビタミンB1の働きを助けるため、疲労回復や食欲増進にも効果的です。 1月30日(水)の給食こぎつねごはん、ししゃものみりん焼き、大根の味噌汁、ごまあえ、牛乳 1月29日(火)の給食2色サンド(いちご・マーガリン)、チキントマトシチュー、パセリポテト、牛乳 【料理一口メモ「トマト」】 ヨーロッパでは昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われ、健康維持に役立てられてきました。その理由としては、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEの三つの抗酸化ビタミンが含まれていることがあげられます。これらが体内の活性酸素を除去し、血液をサラサラにして動脈硬化やがんを防ぎ、老化予防にも効果を発揮します。また、ビタミン以外にも、リコピンという赤い色素が、強い抗酸化作用を持っていることがわかり、免疫力を高める食材として注目されています。 1月28日(月)の給食鯨としょうがの炊き込みごはん、肉豆腐、おひたし、牛乳 1月25日(金)の給食スパゲティミートソース、さつまいもと豆のサラダ、牛乳 【料理一口メモ「豆類」】 今日のスパゲティには大豆を細かくしたものを、サラダには白いインゲン豆を入れています。大豆には豆腐や油揚げの原料になっていて、白いインゲン豆は白あんの材料にもなる豆です。豆はたんぱく質や食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に摂取が勧められている食材ですが、現在の日本人の食生活では最も摂取量が不足している食材と言われています。皆さんの中には豆料理が苦手な人もいるようですが、豆のもつ栄養効果を見直し、積極的に食べるようにしましょう。 1月24日(木)の給食きなこ揚げパン、ヌイユスープ、ツナドレサラダ、牛乳 【料理一口メモ「きなこ」】 皆さんの大好きな揚げパンに欠かせない「きなこ」は、大豆を煎ってすりつぶし、粉状にしたものだということを知っていますか。大豆製品なので、たんぱく質や食物繊維、鉄分やカルシウムがたくさん含まれています。筋肉をつくるもとになるほか、歯や骨を丈夫にしたり、高血圧や貧血を予防したりする効果があります。 また、ヌイユスープの「ヌイユ」はフランス語で、英語のヌードルと同じ麺を意味する言葉です。スパゲティよりも柔らかく、幅広で平たいのが特徴です。 1月23日(水)の給食じゃこ大豆ごはん、肉じゃが、小松菜のくるみ和え、いよかん、牛乳 1月22日(火)の給食五目チャーハン、チンゲン菜としめじのスープ、カルピスゼリー、牛乳 【料理一口メモ「きのこ」】 きのこの特徴は、日に当たるとビタミンDに変化するエルゴステリンという成分を含んでいることです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の予防に効果的と言われています。また、食物繊維が豊富なので、がんや生活習慣病の予防にも効果が期待されています。その他、ビタミンB2も多く含まれ、髪や爪、皮膚を健康に保つ効果もあります。 1月21日(月)の給食麦ごはん、ポークカレー、ハニーマスタードサラダ、福神漬け、牛乳 【料理一口メモ「はちみつ」】 はちみつはミツバチが花のみつを集めて巣の中に蓄え、その間に濃縮、熟成された甘味物質です。ハチがみつを吸う植物や時期、場所によって、はちみつの色や味が違います。日本ではレンゲやアカシアなどの色が薄く、香りの控えめのものが好まれますが、ヨーロッパでは、クローバーやりんご、ローズマリー、もみの木、菩提樹など100種類以上もあり、香りの強いものが好まれているそうです。 はちみつは料理にもお菓子にも使われますが、今日のサラダのドレッシングに砂糖の代わり使っています。 1月18日(金)の給食ごはん、鰆のごまみそ焼き、おろし酢和え、かんぴょうの卵とじ汁、牛乳 1月17日(木)の給食あんかけ焼きそば、フルーツヨーグルト、牛乳 【料理一口メモ「ヨーグルト」】 ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を加え発酵させて作ります。約5000年前、中央アジアで羊の胃で作った革袋にミルクを入れて移動していた遊牧民がヨーグルトを発見したと言われていて、日本では、明治時代に栄養剤や腸をきれいにする薬として使われていました。近年でも、整腸作用やがんの予防に効果的と言われていて、液体になっているものや、果物が入っているものなどが売られています。 1月16日(水)の給食マーボー丼、きのこ汁、みかん、牛乳 1月15日(月)の給食ツナトースト、かぼちゃとにんじんのポタージュ、コーンサラダ、牛乳 1月11日(金)の給食ごはん、生揚げハンバーグ、もやしのごま酢和え、かぼちゃの味噌汁、牛乳 1月10日(木)の給食きびごはん、野菜と京がんもの含め煮、梅ドレッシングサラダ、抹茶豆乳プリン、牛乳 【料理一口メモ「梅干し」】 梅干しは、梅の実に塩を振って漬け込み、天日に干したものです。赤じぞを一緒に漬け込むと赤い梅干しになります。 梅干しのすっぱさの元はクエン酸です。このクエン酸は運動をすると筋肉に蓄積される乳酸を分解する働きがあるので、疲労回復に役立ちます。また、カルシウムなど体内で吸収されにくいミネラルと結びついて、吸収しやすくする働きもあります。 1月 9日(水)の給食フィシュバーガー、ビーンズスープ、青のりポテト、牛乳 【料理一口メモ「ホキ」】 今日のフィシュバーガーにはホキという白身魚を使っています。ホキはニュージーランド近海に生息するタラの仲間で、体調は120cmになる大きな魚です。ホキというのはニュージーランドの公用語のひとつ、マオリ語です。 以前はファーストフード店のフィシュバーガーにも使用されていましたが、乱獲が進み、今では商業用には使用が制限されています。 1月 8日(火)の給食
☆今日の献立☆
わかめごはん、七草すいとん、松風焼き、ぽんかん、牛乳 【料理一口メモ「七草」】 1月7日は七草といって、春の七草を入れたおかゆを食べる風習があります。春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類です。 聞き慣れない名前が多いですが、すずなはかぶのことで、すずしろは大根のことです。これらの草は、どれもたくましく生える草なので、その力をもらって、一年を健康に過ごせますようにという意味があります。 また、お正月の間、豪華な食事で疲れた胃をいたわるとためにも、七草入りのおかゆを食べるようになったとも言われています。 12月25日の給食ココアパン、ローストチキン、ミネストローネ、クリスマスサラダ、牛乳 12月21日の給食かぼちゃのおこわ、手作りつくね、ゆず入りおひたし、えのきたけの味噌汁、牛乳 【料理一口メモ「冬至」】 今日は冬至です。昔から冬至の日には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。今日の給食は、この冬至に因んだ献立です。 かぼちゃは冬の野菜ではなく、本来は夏の野菜です。栄養価が高く、冬まで保存がきくことから、昔の人は寒い冬を健康に過ごせるようにという願いを込めていたようです。ゆず湯に入るのも、体を芯から温めるための知恵です。 |
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