11月22日の給食キムチチャーハン、しめじと卵のスープ、カフェオレゼリー、牛乳 【料理一口メモ「キムチ」】 キムチは日本でもなじみの深い韓国の漬物です。韓国では白菜だけでなく、きゅうりや大根などの様々な野菜のキムチや魚介類を加えて作るキムチもあるそうです。 キムチは辛いだけでなく、酸味もありますが、これは乳酸菌を使った発酵食品であるためです。食べ過ぎはよくありませんが、乳酸菌の働きで腸内の環境を整えるのにも役立ちます。また、適度な辛さは体を温め、食欲の増進にも効果的です。 11月21日の給食じゃこ大豆ごはん・肉じゃが・キャベツのごま酢あえ・牛乳 【料理一口メモ「キャベツ」】 キャベツはビタミンCやカルシウム、食物繊維が豊富な野菜ですが、食べ物の消化を助けるビタミンUという成分が豊富に含まれているのが大きな特徴です。この成分は胃薬にも使われています。揚げ物や油っぽい食事のときにキャベツを一緒に食べると、消化を助け、胃もたれ予防にも効果的です。また、体内でタンパク質の合成を促進する作用があり、荒れた胃を修復する働きもあります。 11月20日の給食マヨコーントースト、イタリアンスープ、パセリポテト、牛乳 11月19日(月)の給食回鍋肉、豆腐のすまし汁、みかん、牛乳 11月16日(金)の給食ごはん・生揚げの炒め煮・切り干し大根のナムル・牛乳 【料理一口メモ「生揚げ」】 大豆はみなさんもよく知っている通り、いろいろな加工品の原料になります。豆腐が大豆から作られるのはよく知られていますが、豆腐はさらに加工されます。薄く切って揚げると油揚げに、暑く切って揚げると今日の生揚げになります。 生揚げは大豆と同様に、タンパク質が豊富です。また、カルシウムも多く含まれているので、成長期の食事にぜひ取り入れたい食品です。 11月15日(木)の給食ごはん、かぼちゃの味噌汁、鯖の文化干し、小松菜のくるみ和え、牛乳 【料理一口メモ「くるみ」】 くるみは種のなかの仁という部分を食用にします。中国では明の時代から貴族の間で美容や病気治療のために食べられていたそうです。 くるみは脂質を多く含んでいますが、ほとんどがリノール酸やオレイン酸などの健康によい脂肪酸で、ビタミンEとの相乗効果で血液中のコレステロールを正常に保つのに役立ちます。また、疲労回復や老化防止、肌や髪の毛の健康にも効果的な食品です。 11月14日(水)の給食ピザトースト、ポトフ、ハニーマスタードサラダ、牛乳 【料理一口メモ「ポトフ」】 ポトフはフランスの家庭料理で、骨付きの牛肉のかたまりとにんじん・玉ねぎ・かぶ・セロリ・にんにくなどと香辛料を水から長時間煮込んで作ります。「ポトフ」というのは一つの単語ではなく、「ポ」は「鍋」、「フ」は「火」の意味で、「火にかけた鍋」という意味だそうです。地域によっては豚肉や鶏肉など、加えるものの種類は変わりますが、肉も野菜もかたまりのまま煮込んで、食べるときに切り分けて食べるのが正式なのだそうです。 11月13日(火)の給食麦ごはん、チキンレンズカレー、コーンサラダ、福神漬け、牛乳 【料理一口メモ「レンズ豆」】 今日のカレーにはレンズ豆が入っています。レンズ豆は中東が原産地ですが、今ではインド、トルコ、カナダが主な生産地です。 レンズ豆は英語ではレンティルと言います。レンズに似ているからレンズ豆というのではなく、ガラスのレンズが発明されたときに、この豆に形が似ていることから、レンティルから派生してレンズと呼ばれるようになったと言われています。 11月12日(月)の給食きびごはん、ししゃものごま焼き、きんぴらごぼう、大根の味噌汁、牛乳 【料理一口メモ「ししゃも」】 ししゃもは、北海道の太平洋側に分布し、秋になると産卵のために川をのぼってくる魚です。「ししゃも」というのは、アイヌ語だそうです。ししゃもは、お店でよく見かける魚ですが、実は北海道産のししゃもは、現在ほとんど捕れなくなって、非常に貴重で高価です。お店で売られているものは、「からふとししゃも」という魚で、北太平洋、北大西洋、アイスランドなどで広く分布されているものです。種類は違っても、「からふとししゃも」も頭や骨ごと食べられる魚で、カルシウムが豊富です。ぜひ丸ごと食べてください。 11月 9日(金)の給食
☆今日の献立☆
ピリ辛味噌ラーメン、煮卵、青のりポテト、牛乳 【料理一口メモ「卵」】 卵というと、日本では鶏の卵のことを指すのがほとんどです。うずらやあひる、ダチョウの卵も世界では食用にされていますが、鶏の卵だけでいうと、日本は世界一卵を消費している国です。卵の黄身の色は、鶏が食べたえさの色によって異なります。濃い色をしているから栄養が豊富ということでがありません。 今日の煮卵は、全校分で380個の卵をゆでて、一つ一つ手で殻をむき、味をつけて煮ました。美味しいものを食べるのは簡単ですが、作るのは手間と時間がかかります。感謝して食べましょう。 11月 8日(木)の給食わかめごはん、野菜と高野豆腐の煮物、切りいかのサラダ、牛乳 【料理一口メモ「歯の健康」】 今日、11月8日は「いい歯の日」です。今日は、歯の健康に役立つカルシウムが豊富で、かみごたえのある献立にしました。 カルシウムは骨の成長だけではなく、歯の健康にも大きく関係します。体内のカルシウムが不足すると歯から溶け出し、もろくなってしまうため虫歯になりやすくなります。 また、虫歯を防ぐにはよく噛むことも大切です。良く噛むとだ液が増え、口の中に残った食べかすを流したり、虫歯菌の作用を弱めたりする効果があります。 日本の食生活は柔らかい食べ物が増え、噛む回数が減ってきているといわれていますが、しっかり噛んで食事をするよう、心がけましょう。 11月 7日(水)の給食ダイスチーズパン、白菜のクリーム煮、マカロニのケチャップ炒め、バナナ、牛乳 【料理一口メモ「バナナ」】 バナナの主成分は炭水化物で、よく熟したバナナは消化も良いので、体内ですぐにエネルギーに変換することができます。そのほか、カリウムやビタミンC、ビタミンB2も豊富です。特に、この2つのビタミンは相乗効果で乳酸などの疲労物質の分解を促進するため、疲労回復に役立ちます。スポーツ選手が栄養補給のためにバナナを利用するのは、そのためです。 11月 6日(火)の給食さつまいもごはん、のっぺい汁、梅ドレッシングサラダ、牛乳 【料理一口メモ「さつまいも」】 さつまいもは中南米が原産で、コロンブスによってヨーロッパに渡り、日本へは江戸時代に伝わりました。やせた土地でも栽培できるため、飢饉の際に多くの人々を救った食物です。さつまいもという名前は、日本では薩摩藩で栽培が始まったことに由来しています。 関東では8代将軍徳川吉宗の命令を受け、青木昆陽という人が薩摩から苗を取り寄せて普及させました。明治時代には川越で改良が進み、収穫量が増えました。今でも川越がさつまいもで有名なのは、そのためです。 11月 2日(金)の給食ゆかりごはん、鮭の塩焼き、ごま和え、里芋の味噌汁、牛乳 【料理一口メモ「里芋」】 里芋は今が旬の食材です。他の芋類と同じく、主成分はでんぷん質ですが、たんぱく質、ビタミンB類、ビタミンCを多く含んでいます。そのほか、カリウムは芋類の中で一番多く、血圧を正常に保つのに役立ちます。また、食物繊維も豊富で水分が多いため、芋類の中では低カロリーです。 里芋の特徴でもあるぬめり成分はガラクタンと言い、脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果があると言われ、注目されています。 11月 1日(木)の給食ビスキュイトースト、あさりのチャウダー、さつまいもと豆のサラダ、牛乳 【料理一口メモ「ビスキュイトースト」】 ビスキュイはフランス語で、小麦粉にバターや卵を加えて焼いた柔らかいクッキーのことを言い、ビスケットと同じ意味の言葉です。 今日のトーストも手作りのビスキュイ生地をパンに縫って焼きました。皆さんが知っているメロンパンの生地もビスキュイ生地のひとつで、メロンリキュールで香りづけをしたものです。 10月31日(水)の給食スパゲティミートソース、ゆでブロッコリー、かぼちゃのケーキ、牛乳 【料理一口メモ「ハロウィン」】 今日はハロウィンです。日本でも有名になってきましたが、欧米では子どもが主役のお祭りとして多くの町で催し物をするそうです。 子どもがお化けや魔女に仮装し、 「Tric or treat!」お菓子をくれないといたずらするぞ! と言いながら家々を回り、大人たちからお菓子をもらって歩きます。 また、家々の周りにはオレンジ色のかぼちゃを顔の形にくりぬいたランプを飾ります。今日はこれにちなんで、かぼちゃのケーキを作りました。 10月30日(火)の給食麻婆豆腐丼、きのこ汁、みかん、牛乳 【料理一口メモ「豆腐」】 豆腐は木綿豆腐と絹ごし豆腐の2種類に大きく分けられます。 木綿豆腐は豆乳ににがりを加えた後、布をしいた型に流し込んで固めます。水分が抜けるため、固くしっかりしていてくずれにくいのが特徴です。絹ごし豆腐は水分ごと固めるので、柔らかくなめらかに仕上がります。同じ重量で比べると水分が少ない分、木綿豆腐の方が大豆の成分を多く含みます。絹ごし豆腐には水分に溶け込んだミネラル類が多く残っています。 10月29日(月)の給食ごはん、鯖の香味焼き、けんちん汁、もやしのごま酢和え、牛乳 【料理一口メモ「鯖」】 鯖は青魚のひとつで、DHAやEPAなど体に良い脂肪酸を豊富に含んでいます。血中のコレステロールを正常に保ち、血液をサラサラにする効果や脳を活性化させる効果があります。 「鯖をよむ」という言葉がありますが、これは江戸時代にできた言葉と言われています。鯖は鮮度が落ちるのが早いため、今のように冷蔵設備のなかった江戸時代の魚売りの商人たちは、数を数えるときに急いで数えるため、数をごまかしていた、ということから、この言葉ができたと言われています。 10月26日(金)の給食栗と青大豆のごはん、さといもと大根のそぼろ、キャベツとわかめの酢味噌和え、牛乳 【料理一口メモ「十三夜」】 十五夜のお月見は今でも風習として残っていますが、昔は旧暦の9月13日にあたる日も十三夜といってお月見をしていました。電気のない時代の人々にとって、月の明かりはとても貴重なものでした。特に秋は空気が澄んで月がきれいに見え、気候もよいため月を眺めながら過ごすのは、昔の人々の楽しみの一つだったそうです。 また、お月見には収穫物を供える風習があり、十三夜には栗や豆を供えます。今年の十三夜は明日27日です。今日の給食はそれに先がけて、栗と青大豆を使ったごはんを取り入れました。 10月25日(木)の給食セサミトースト、ビーンズスープ、ジャーマンポテト、りんご、牛乳 【料理一口メモ「ごま」】 ごまはとても小さな粒ですが、ごまに含まれている成分には優れた効能があります。セサミンやセサミノールという成分は、強い抗菌化作用があり、がんや老化防止、コレステロールを正常に保つなどの効果があります。 また、ごまにはビタミンや鉄、カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。ただし、皮が固いので消化されにくく、一度にたくさん摂取しにくいのが難点です。毎日の食事に少しずつ取り入れ、よく噛んで食べると栄養効果がアップします。 |
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