12月25日の給食ココアパン、ローストチキン、ミネストローネ、クリスマスサラダ、牛乳 12月21日の給食かぼちゃのおこわ、手作りつくね、ゆず入りおひたし、えのきたけの味噌汁、牛乳 【料理一口メモ「冬至」】 今日は冬至です。昔から冬至の日には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。今日の給食は、この冬至に因んだ献立です。 かぼちゃは冬の野菜ではなく、本来は夏の野菜です。栄養価が高く、冬まで保存がきくことから、昔の人は寒い冬を健康に過ごせるようにという願いを込めていたようです。ゆず湯に入るのも、体を芯から温めるための知恵です。 12月20日の給食鰯の蒲焼き丼、鶏ごぼう汁、みかん、牛乳 【料理一口メモ「鰯」】 鰯は鮮度が落ちるのが早く、日持ちがしないため、漢字で「魚へん」に「弱い」と書きますが、「頭の薬」といわれるほど栄養的には優れた効能があります。中でも、EPAやDHAという脂肪酸が豊富です。EPAはコレステロールの正常化や動脈硬化、高血圧の予防に効果があり、DHAは記憶力を高めたり、脳の働きを活性化させたりすることでも有名です。カルシウムも豊富なので、成長期のみなさんにおすすめの食材です。 12月19日の給食チキンライスホワイトソースがけ、コーンサラダ、シュトーレン、牛乳 【料理一口メモ「シュトーレン」】 シュトーレンは、ドイツのクリスマスのお菓子で、生地にブランデーに漬け込んだドライフルーツをたっぷり加えて焼いたものです。本来はかためのパウンドケーキのような焼き菓子ですが、今日の給食ではケーキのようにアレンジしました。 ドイツではクリスマスを待つ4週間の期間をアドヴェントといい、各週末にクリスマスが近づいてくるお祝いをします。シュトーレンは日持ちがするので、何か月も前に焼き、アドヴィンの間、週末に薄く切って食べるのだそうです。 12月18日の給食丸パン、イタリアンハンバーグ、マカロニスープ、パセリポテト、牛乳 【料理一口メモ「調理室」】 毎日おいしい給食を作ってくださっている調理員の方達は、毎朝7時過ぎから給食室の消毒、野菜の準備から食材の計量などをしています。約400人分の給食の材料は、普段見たことのないくらいの大量で、野菜などを切るだけでも、とても時間がかかります。そして、煮たり、ゆでたり、炒めたりする釜も大きく、長く大きいスコップのような器具を使わないと大量に調理することができません。調理室内は、クーラーや暖房がないため夏は30度を超え、釜の周りでは40度近くにもなり、冬は10度以下と凍える寒さの中で作業しています。 給食では、手作りのものが多く、今日のハンバーグも一つ一つ心を込めて作ってくださいました。感謝の気持ちで召し上がってください。 12月17日の給食中華丼、わかめスープ、オレンジゼリー、牛乳 【料理一口メモ「わかめ」】 わかめは日本で最も親しまれている海藻の一つです。わかめには水溶性の食物繊維が豊富で、コレステロールを正常に保つ働きがあり、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防に効果的です。そのほかにも、余分な塩分を体外に出す効果があるカリウムや骨や歯の健康に役立つカルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル類も豊富に含まれています。 12月14日の給食ごはん、鮭の照り焼き、もやしのごま酢和え、具だくさんの味噌汁、牛乳 12月13日の給食メイプルフレンチトースト、さつまいものシチュー、マスタードサラダ、牛乳 【料理一口メモ「メイプルシロップ」】 メイプルシロップは、日本ではホットケーキにかけるシロップとして、なじみの深い甘味料です。原料は砂糖カエデという木の樹液で、それを煮詰めて濃縮させたものです。カエデの木は150以上の種類があり、世界中に分布していますが、糖分を含んでいるのは砂糖カエデのみで、カナダではこのカエデから全世界で消費されるメイプルシロップの2/3を生産しています。カナダの国旗にカエデの葉がデザインされているのはそのためです。 12月12日の給食きびご飯、豚肉の生姜焼き、茎わかめの酢の物、豆腐とわかめの味噌汁、りんご、牛乳 【料理一口メモ「茎わかめ」】 わかめは一万年前から食べられていたと言われてる海藻です。葉の部分をとった中心の軸の部分を茎わかめ、根に近いこぶのような部分をめかぶと呼びます。 茎わかめやめかぶは、つるつるとした食感がありますが、フコイダンという食物繊維です。フコイダンにはコレステロールを正常に保つ働きがあり、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の予防に効果的です。 今日の給食では、細切りの茎わかめを酢の物にしました。海藻を食べるのは日本の食文化の大きな特徴です。毎日の食生活に積極的に取り入れましょう。 12月11日の給食麦ご飯、ポークカレー、シーザーサラダ、牛乳 【料理一口メモ「シーザーサラダ」】 シーザーサラダは、古代ローマの英雄、ジュリアス・シーザーに関係があると思われがちですが、実は全く関係がなく、もともとは「パイロットのサラダ」という名前でした。 大正3年(1924年)、メキシコの空港近くにあったレストランで、パイロット達が来店したときに、あり合わせの材料で作ったのが、このサラダだったそうです。その時の材料はレタス、ゆで卵、パルメザンチーズ、クルトンにこしょうとレモン、ウスターソースでした。これが好評で「パイロットのサラダ」と親しまれていましたが、しだいに名物となり、店主の名前をとって、「シーザーサラダ」と呼ばれるようになったそうです。 12月10日の給食ガーリックトースト、イタリアンスープ、かぼちゃのサラダ、牛乳 【料理一口メモ「にんにく」】 にんにくは古代エジプト時代から食用されていたと言われるほど古くからある食材です。エジプトのピラミッドを建設した労働者たちが、疲れをとるために食べられていたといわれ、疲労回復に強い効果があります。 独特のにおいがあり、苦手な人もいると思いますが、あのにおいのもとは、アリシンといい、にんにくの疲労回復効果を含んでいる成分です。 にんにくの国内での主な生産地は青森県で、7割以上が青森県で生産されています。今日の給食も青森産のものを使用しました。 12月 7日の給食ごはん、豆腐と海老の中華煮、じゃがいもの味噌がらめ、牛乳 12月 6日の給食きんぴらごはん、厚焼き卵、うちこみ汁、牛乳 12月 5日の給食きなこ揚げパン、大根のポトフ、ポテトサラダ、牛乳 12月 4日の給食じゃこわかめごはん、ししゃものみりん焼き、豆腐団子汁、みかん、牛乳 12月 3日の給食練馬スパゲティ、ミニトマト、紅茶のケーキ、牛乳 【料理一口メモ「練馬大根」】 練馬大根は、全国的にも有名なブランド野菜ですが、根もとよりも先が太く抜けにくく、栽培が難しいため、昭和30年ごろから、ほとんど生産されなくなってしまいました。 現在、区の保存事業と生産農家の努力により、年間約1万本が栽培されています。練馬大根は繊維が多く、水分が多いため歯ごたえがあり、煮くずれしにくいのが特徴です。 |
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