2月8日 給食今日は、にんじんについてお話します。 にんじんにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAには粘膜を丈夫にし、目の疲れをやわらげる働きがあります。トマトやほうれんそうなどの色の濃い緑黄色野菜に特に多く含まれます。他にも目の疲れをやわらげる食べ物の代表としてアントシアンという成分を多く含むブルーベリーがあります。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 3月7日 給食今日はきのこについてお話します。 きのこの特徴は、日に当たるとビタミンDに変化するエルゴステリンという成分を含んでいることです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の予防に効果的といわれています。また、食物繊維が豊富なので、がんや生活習慣病の予防にも効果が期待されています。その他、ビタミンB2も多く含まれ、髪や爪、皮ふを健康に保つ効果もあります。 以上、今日はきのこについてお知らせしました。 3月6日 給食今日は、揚げパンついてお話します。 揚げパンが給食メニューに加えられるようになったのは大田区(おおたく)の小学校にいた調理師さんがきっかけと言われています。昭和27年に大田区の小学校で風邪(かぜ)がはやり、給食で余って固くなってしまったパンをどうやったら美味しく食べられるかと考え、調理師さんがパンを油で揚げて砂糖をまぶしたのが揚げパンの始まりと言われています。 戦後間もない頃で物資が不足し、美味しいものがあまり無かった時代に砂糖のまぶされた甘い揚げパンは子供たちのご馳走になりました。 それからこの小学校で揚げパンが給食の定番メニューになり調理師さんが学校給食コンクール優勝したりと、いろんな場で揚げパンを披露し揚げパンが全国の給食メニューとして広まりました、 今日は季節の食べ物クイズの日です。卯の花についての問題です。 問題、おからの別の呼び方「卯の花」とはどの花のことでしょう? 1番、ウツギ 2番、サクラ 3番、スズラン 正解は1番のウツギです。 旧暦の4月に咲くウツギの花は5枚の花びらの白い花です。おからとは豆腐を作るときにでる絞りかすですが、昔の人は かす と言うとイメージが悪いので同じ白い花に例えた呼び名をつけたと言われています。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 3月5日 給食今日はいちごについてお話します。 いちごが旬の季節になりました。いちごにはたくさんの種類がありますが、今日は「とちおとめ」という品種です。 いちごはくだものの中でも、ビタミンCが豊富で、3粒で一日に必要なビタミンCの1/3が摂取できます。ビタミンCには、コラーゲンの生成を助ける働きがあり、血管や皮ふ、粘膜を強くし、風邪の予防に効果的です。 また、いちごの赤い色素はアントシアニンというポリフェノールの一種で、がんの抑制や視力の向上などに効果があるとされています。 以上、今日はいちごについてお知らせしました。 3月2日 セルフ手巻き寿司明日はひなまつりです。ひなまつりは桃の節句とも言われ、雛人形や桃の花を飾り、ひし餅やちらしずし、白酒を楽しんで、子供の成長を願う行事です。 桃の花と白酒は紅白でめでたさを表しています。ひし餅は3色のものが多いですが、これにも意味があり、白は雪の色、緑は若草、赤は桃の花を表しています。早く寒い冬が去り、春が来るようにとの願掛けです。さらに、ひし形は心臓の形を表していて、丈夫に暮らせるように、という願いも込められているそうです。 桃の節句では縁起を担いだ食材を使うことが多いです。 はまぐりは女の子の美徳 れんこんは見通しの良い人生 海老は赤い色が生命を表す 豆は健康でまめに働くことを意味しています。 以上、今日はひなまつりについてお知らせしました。 3月1日 給食今日は抹茶についてお話します。 抹茶は、玉露という茶とおなじように、木に黒い布をかぶせて日が当たらないようにして栽培します。このようにするとお茶の甘みが増すそうです。抹茶は茶葉を臼でひいて細かい粉にして飲むので、お茶の栄養を丸ごと摂取することができます。 手作りふりかけはかつお節と刻みのりを炒りながら醤油とみりんで味付けをしています! 以上、今日は抹茶についてお知らせしました。 2月28日 給食今日は、グラタンについてお話します。 グラタンはフランスのドーフィネ地方の郷土料理です。 もともとは、オーブンで焼きすぎてしまったのが始まりといわれています。日本ではホワイトソースを使った料理のイメージですが、本来はオーブンで表面をこんがり焼いたものは全てグラタンと呼ばれます。 また、今日はペンネという種類のマカロニを使いました。普通のマカロニとは違い、太く周りがギザギザしているのが特徴です。 以上、今日はグラタンについてお知らせしました。 2月27日 給食&クイズ今日は、ビビンバについてお知らせします。 ビビンバは韓国料理のひとつです。正確には『ピビンパプ』といいますが、最後のプはほとんど発音しません。「ピビン」は混ぜる、「パプ」はごはんの意味で、文字通り混ぜご飯の意味です。盛り付けるときは数種類の具をきれいにのせますが、食べるときにはよく混ぜて食べます。 有名な石焼きビビンバは普通のビビンバより具材が多くユッケなどが入り高級なビビンバだそうです。他にも韓国には山菜ビビンバ、カニみそビビンバ、たこ辛子炒めビビンバ、みそビビンバ、魚卵(ぎょらん)石焼きビビンバなど沢山の種類があるそうです。 今日のフルーツポンチは12月の給食完食キャンペーンで優勝した5組のリクエストデザートです。他の優勝クラスのリクエストも2月から3月の献立に取り入れていますのでお楽しみに。 今日は季節の食べ物クイズの日です。魚のタラについての問題です。 問題、タラはどのような場所に住む魚でしょうか? 1番、深さ3メートルほどのか川 2番、深さ10メートルほどの海 3番、深さ100メートル以上の海 正解は3番の深さ100メートルほどの海です。 タラは北国を代表する魚で雪が降る頃に美味しくなるので漢字は魚へんに「雪」で「鱈」と書きます。 以上、ビビンバについてお知らせしました。 2月26日 給食今日は、ツナについてお話します。 ツナは食感が肉にも似ていますが、まぐろから作られる海産物(かいさんぶつ)加工品です。かつおを原料にして作られることもありますが、まぐろで作るほうが一般的です。缶詰として売られていますが、水煮のものや、油漬けのものなど種類はたくさんあります。 また、油漬けのものは調味料や野菜スープを加えてあるため、独特の味がついています。サラダに添えたり、さまざまな料理に加えることもでき、手軽に使えるので、自分で食事を作る時などに活用してみてください。 給食のミートソースには挽肉のほかに人参・たまねぎに加え、大豆をみじん切りにしたものも一緒に入れて作っています。 以上、今日はツナについてお知らせしました。 2月25日 給食今日は、ししゃもについてお話します。 ししゃもは北海道の太平洋側に分布し、秋になると産卵のために川をのぼってくる魚です。 ししゃもはお店でよく見かける魚ですが、実は北海道産のししゃもは現在ほとんど獲れなくなっていて、非常に貴重で高価です。お店で売られているものは『からふとししゃも』という種類のものが多く、北太平洋やアイスランドなどで広く分付しているものです。種類は違っても、からふとししゃもも頭や骨ごと食べられる魚で、カルシウムが豊富です。 以上、今日はししゃもについてお知らせしました。 2月22日 給食今日は、けの汁ついてお話します。 けの汁は青森県の郷土料理です。 大根、にんじん、ごぼうなどの根菜類とフキやワラビなどの山菜類、油揚げ、豆腐、高野豆腐などの大豆製品を一緒に煮込みみそやしょうゆで味付けした素朴な郷土料理です。 けの汁は 粥(かゆ)の汁 がなまったもので昔から無病息災を願い小正月に食べる精進料理のひとつでした。そして女性達が小正月をくつろぐために作り置きする保存食の役割もあったそうです。 以上、今日はけの汁ついてお知らせしました。 2月21日 入試応援メニュー明日は都立高校の試験日なので「試験に勝つ」ように、という縁起を担いだ献立になっています。 受験の前日に取り入れると良いのはご飯や麺、芋類などの炭水化物です。炭水化物は体内でブドウ糖に変換されますが、脳のエネルギーになれるのはこのブドウ糖のみです。ご飯や麺、芋類の炭水化物はゆっくり消化されゆっくりエネルギーになるため前日の夕食、当日の朝食では欠かさず食べましょう。 そして一緒に取り入れると良いのがビタミンB1です。ビタミンB1は炭水化物がブドウ糖に変換するのを助ける役割があります。他にも疲れやだるさを軽減し、集中力を高める効果もあります。 ビタミンB1は豚肉、納豆、大豆、ごま、ハム、ベーコンに含まれているのでおかずとして取り入れましょう。 明日試験を受ける3年生の皆さんは、必ず朝ごはんを食べて、脳を活性化させてから会場に向かいましょう。頑張ってください! 以上、今日の給食についてお知らせしました。 2月20日 給食&クイズ今日は、たまごついてお話します。 日本のたまご生産量は個数にすると約390億個ほどになるそうです。1人で年間320個のたまごを食べていることになり、日本人のたまご好きは世界第2位だそうです。 たまごはビタミンCを除くすべての栄養素をバランス良く合わせ持ち完全栄養食品と言われています。 たまごを食べるとコレステロール値が上がるとして敬遠する人が多いですが、実は正常な人であれば毎日食べてもコレステロール値はほとんど変化しないという研究結果が多いです。むしろ甘い食べ物の食べ過ぎによる生活習慣病の方が問題になっています。 今日は季節の食べ物クイズの日です。いなり寿司についての問題です。 問題、いなり寿司は、すし飯を油揚げで包んだものですが、油揚げは何から作られているでしょうか? 1番、大豆 2番、もち米 3番、小麦粉 正解は1番の大豆です。 大豆が原料の豆腐を薄く切って、油で揚げたものが油揚げです。 2月最初の午の日を 初午 といいますが、各地の稲荷神社ではお祭りが行われ油揚げや初午だんごがそなえられます。これは稲荷神社の神様のお使いとされるキツネの好物が油揚げだと言われているからです。このことから油揚げをつかった料理に いなり という名前が付くようになりました。 以上、今日はたまごついてお知らせしました。 2月19日 給食今日はびりんめしについてお話しします びりんめしは熊本県の郷土料理のひとつです。 熊本県は、九州のほぼ中央に位置し、県土(けんど)の6割が森林で占められています。気候が温暖なため、かんきつ類などの果物の栽培が盛んです。また、有明海や八代海にも面しているため、海の幸にも恵まれています。 「びりんめし」は、精進料理のため、肉や魚は使わず、豆腐を使った混ぜごはんです。豆腐を油で炒める時の音が「びりん、びりん」と聞こえることから「びりんめし」という名前がついたといわれています。 今日のいちごは佐賀県産の「さがほのか」です。 奮発して2Lサイズを業者さんに仕入れていただきました! 1パック850円が71パック届きました、1粒50円のいちごです♪ 給食室でよく洗い、手作業でヘたを切り提供しています! 以上、今日はびりんめしについてお知らせしました。 2月18日 給食今日は豚肉についてお話します。 豚肉はたんぱく質が豊富なのはもちろんですが、ほかの肉類に比べビタミンB1が多く含まれているのが特徴です。ビタミンB1は摂取した炭水化物を体内でエネルギーに変換するときに重要な役割をしています。そのため、疲労回復や、病気に対する免疫力を高める効果があります。免疫力が高まると風邪を引きにくくなるので今の時期におすすめの食材です。 以上、今日は豚肉についてお知らせしました。 2月15日 給食今日はうどについてお話します。 うどは畑で春から秋まで育て、葉が枯れた後に根の部分だけをさらに1年間育てます。その後、育った根を掘り起こし、それをムロと呼ばれる深さ3〜4メートルほど地下の洞窟に植えて栽培します。ムロに植えると芽が伸び、1か月ほどで80センチ程度になり出荷されるそうです。 うどは東京都の特産品としても有名で、立川や八王子などの西多摩地区で多く栽培されています。23区内では唯一、練馬区の立野町で作られています。今日の給食のうども立野町で育ったものです。約2年をかけて栽培される貴重な食材なのです。 以上、今日はうどについてお知らせしました。 2月14日 給食今日は、バレンタインついてお話します。 日本にバレンタインデーが伝わったのは20世紀です。1932年頃に製菓会社がバレンタインチョコレートを日本で初めて発売したのですが当時はチョコレートが高額で広まりませんでした。その後、各製菓会社がチョコレートの販売戦略を行い今のような形になったそうです。 日本では女性がチョコレートを配りますが、国によって様々です。 アメリカでは普段お世話になっている人同士でカードや花を交換します。 イギリスでは男性がカードや花、お菓子を配ります。 イタリアでは男性も女性もプレゼントを交換し、2月14日に婚約すると縁起が良いとされています。 今日のガトーショコラは、8キロのミルクチョコレートを使用していますが、これは市販の板チョコに換算すると 134枚使用した計算になります。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 2月13日 給食今日は古代米についてお話します。 古代米には黒米(くろごめ)と赤(あか)米(ごめ)があります。弥生(やよい)時代から作られていたといわれているお米です。どちらも玄米(げんまい)の皮の部分に色素があります。黒米は濃い紫色で、ほんの少し白米に混ぜて炊くだけで鮮やかな色に炊き上がります。赤米は黒米ほど濃い色はつきませんが、祝い事に用いられる赤飯のはじまりはこの赤米を炊いたものだったそうです。 今日は季節の食べ物クイズの日です。ほうれん草についての問題です。 問題、ほうれん草に含まれる栄養分で夏より冬に収穫した方が多いものはどれでしょうか? 1番、鉄 2番、カルシウム 3番、ビタミンC 正解は3番のビタミンCです。 冬に収穫するほうれん草のビタミンCの量は100グラム当たり約60グラムに対し、夏は約20ミリグラムと3倍も違います。 ビタミンCは肌をキレイにしたり病気を防いでくれる栄養です。他にもほうれん草には貧血予防の鉄分や骨や歯を作るカルシウム、免疫力を高めるβカロテンも多く含まれています。 以上、今日は古代米についてお知らせしました。 2月12日 給食今日は、ごぼうついてお話します。 ごぼうはユーラシア大陸北部原産で平安時代に中国から薬草として渡来したといわれています。独自の歯ごたえと香りがあり古くから親しまれています。 ごぼうに含まれるイヌリン・セルロース・リグニンの含有率は野菜のなかでもトップクラスです。これらは便秘の解消、動脈硬化やがんの予防に効果があります。また、イヌリンは血糖値を下げる働きがあるので糖尿病にも有効です。 ごぼうは肉や魚との相性がよくごぼうのポリフェノールにはにおいを消す効果があるため、肉や魚と一緒に調理されることが多いです。 以上、今日はごぼうついてお知らせしました。 2月7日 給食今日はパエリアについてお話します。 パエリアは、スペインのバレンシア地方の料理で米と野菜、魚介類、肉などを一緒に炊き込みます。 パエリアという言葉は、バレンシア語でフライパンを意味しますが、これはパエリアがフライパンで作る料理のためだと言われています。パエリアは、本来サフランとよばれる香辛料を使用しますが、給食では代用品として黄色く色づくターメリックと呼ばれる香辛料を使って作りました。 以上、今日はパエリアについてお知らせしました。 |
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