今日のメニューは、きのこクリームスパゲティ・野菜のピクルス・かぼちゃプリン・牛乳でした。今日は「パンプキンの日」ですね（笑）。それにちなんだメニューが出ました。クリームパスタは子供たちにも大人気。クリームが麺に絡まり、とても美味しかったです。ピクルスで口もさっぱり。食後にはお楽しみのプリン。とても満足感のある給食でした。

料理には様々な食材の「旨味」が出て、その味わいが深くなっていきます。具のない味噌汁を想像してもらえればわかると思いますが、味噌と水だけでは何の旨味もありません。いわゆる「出汁」が大切ですが、野菜や肉などからも出汁のような旨味が出ます。きのこはその代表格。意図的に出しを取らなくても、きのこからたくさんの旨味が出て、味が深まります。好き嫌いが多い食材でもありますが、栄養分にも優れた面があるので、いろんな面で活用してほしいです。

今日のメニューは、わかめご飯・手作り蒸ししゅうまい・中華スープ・牛乳でした。今日は中華メニューです。たくさんの肉や野菜がよく煮込まれたスープは、冷えた体に優しく染み渡っていきました。しゅうまいはジャンボサイズの手作り！具材がギュッと詰まり、食べ応えもバツグン。味もしっかりしていて、わかめご飯がすすみました。

今日はジャンボしゅうまいでした。中華料理の点心の中では、しゅうまいは地味な存在かもしれません。しかし、変わり種のメニューはどんどん誕生しても、スタンダードな肉しゅうまいは、いつの時代も一定の人気があります。一見地味でも、間違いのないおいしさがある。そういう本物は、時代を超えて愛されますね。

今日のメニューは、ジャンバラヤ・ベーコンとキャベツのソテー・白いんげん豆のポタージュ・牛乳でした。スパイスが効いたジャンバラヤは、内臓を刺激し、食欲をわかせてくれます。そこに、優しい味でコクのあるポタージュがよく合いました。ソテーを合間に食べることで、味わいも変わり、再びジャンバラヤが新鮮に感じました。

世界には様々な料理がありますが、違う国の料理を取り入れて、その国独自に進化したものもたくさんあります。ジャンバラヤも、元はスペイン料理ですが、スペインでは作られていません。少し考えると、日本にもそういう料理が山ほどあります。カレーライスもナポリタンも、インドやイタリアにはありません。いわゆる「町の洋食屋」さんのメニューも、日本で進化したものがほとんどです。日本食も海外で進化し、「カリフォルニアロール」などが生まれました。料理は時代や国でどんどん変わっていきます。その変化もまた、おもしろいですね。

今日のメニューは、ご飯・鯖の塩焼きおろし添え・小松菜のじゃこ炒め・粕汁・牛乳でした。脂ののった鯖に大根おろしの取り合わせが絶妙で、ご飯も進みます。寒くなってきた昨今に、温かな粕汁はうれしいですね。鼻に抜ける酒粕の香りが何とも言えません。小松菜とじゃこの食感も心地よかったです。

魚は1年中おいしいですが、秋から冬にかけては、脂ののった魚が多くなります。好みの問題にもなってきますが、寒い季節は特に、脂ののった魚の旨味が体に染みますね。秋はサバだけでなく、鮭などもおいしいです。季節に合わせて、その時期においしい魚を味わうのも、食の楽しみですね。

今日のメニューは、黒砂糖パン・ミートボールシチュー・キャロットドレッシングサラダ・牛乳でした。今日は寒いですね。そんな中で、ミートボールがたっぷり入った温かいシチューは最高でした。また、黒糖のパンがよく合いました。シャキシャキのサラダもおいしかったです。

今日は改めて、給食ができるまでを考えてみましょう。みんなの口に入るまでには、作る人や運ぶ人だけでなく、食材を用意する人や、野菜を作る人、肉になる動物を育てる人など、本当にたくさんの人がかかわります。誰が欠けても給食は完成しません。食べられることが当然と思わず、毎日の食に感謝しましょうね。

今日のメニューは、麦ごはん・焼き鳥風煮・はりはり漬け・野菜たっぷり味噌汁・牛乳でした。今日の鶏肉は、焼き鳥のように細かく切られ、うずらの卵もたくさん入り、甘辛のたれもよく絡まって、ご飯にぴったりでした。切り干し大根の食感が心地よいはりはり漬けも、箸休めにうれしいですね。味噌汁に野菜を入れると、旨味も出る上にたっぷり食べられるので、健康にも優しいです。

多くの食材は、ほとんどが何かしらの手が加えられた状態で食卓に上ってきます。焼く・煮る・揚げるばかりではなく、「干す」もその一つです。あえて食材を干すことで、その旨味を凝縮したり、生の状態では出なかった食感を出したりして、よりおいしさを引き出します。切り干し大根も、生の大根とは全く違ったおいしさがありますね。保存食としても優秀な食材ですので、いろんな工夫をして食べてほしいと思います。

今日のメニューは、麦ごはん・ハンバーグ・大根サラダ・野菜とジャガイモのスープ・牛乳でした。今日はみんな大好きハンバーグ！ハンバーグは、いつの時代も人気があります。ソースとご飯もよく合いますね。さっぱりサラダと具材たっぷりのスープが、さらに食欲をかき立ててくれました。

食のマナーのことは、この日記でも何度か触れてきました。国や地域によって様々なマナーがありますが、根底にあるのは、「食卓を囲む全員が気持ちよくおいしく食べるために」ということです。雰囲気というのは、見えない調味料です。どんなにおいしい料理も、居心地の悪い場所で食べればおいしさは半減します。マナーは食べる幸せを100％味わうために必要なことですから、みんなで意識していきたいですね。

今日のメニューは、親子丼・キャベツの甘味噌和え・五目汁・牛乳でした。今日は甘辛く味付けされた卵と鶏肉がたっぷり乗った親子丼でした。煮汁がご飯に染みていて大変おいしく、かき込むように食べてしまいました。優しい味付けの甘味噌和えや、大根が軟らかく煮込まれていた五目汁も、体にうれしいメニューでした。

卵は栄養の塊です。そもそも、そこから生命が誕生していくために必要なエネルギーが詰まっていますからね。アレルギーなどの問題もありますが、栄養バランスに優れた上に、調理法も幅広いです。また、給食では出ませんが、日本は生で卵が食べられる、世界的には珍しい国です。日本の衛生管理や流通の仕組みに感謝ですね。

今日のメニューは、鯛めし・厚揚げとねぎのそぼろ炒め・豚汁・牛乳でした。今日は特別に提供された鯛を使った鯛めしでした。鯛の旨味がご飯全体に広がっておいしかったです。甘じょっぱい味付けのそぼろが厚揚げともよく合いました。最近、朝晩は冷え込みますが、こういう時の豚汁はうれしいですね。

コロナの影響は様々なところに出ています。外食を控えることで、食の流通も以前よりぐんと減ってしまいました。その救済の意味も込め、学校給食に普段では出ないような食材が使われることもあります。2年ほど前には、国産の牛肉が使われたこともありました。鯛めしを初めて食べたという子もいたと思います。給食を通して珍しい食の経験ができましたね。

今日のメニューは、ご飯・イカのチリソース・ワカメサラダ・春雨スープ・牛乳でした。チリソースといっても、辛みよりも甘みが強かったですね。イカともご飯ともよく合いました。さっぱりしたサラダと温かいスープが体に優しかったです。

給食室からの手紙にもあるように、春雨の原材料はでん粉です。ビーフンは似ていますが、こちらの原材料は米粉です。うどんや中華麺は小麦粉だし、蕎麦は蕎麦粉です。麺類は多種多様にありますが、その原材料も様々です。それぞれにおいしさがあり、適した調理法があります。春雨は単体で食べることがあまりないですが、いろんなものに合わせやすい食材です。少し物足りないとき、鍋やサラダに入れるとおいしいかもしれませんね！