本校校舎建設の杭打ち工事におけるデータ流用の問題について
本校校舎建設の杭打ち工事におけるデータ流用の問題について
校長 中山 徹 旭化成建材による横浜のマンション杭打ち工事データ偽装の問題に端を発し、杭打ち工事のデータ偽装、データ流用の問題が全国的に大きな話題となっています。 すでに保護者の皆様には文書でお知らせいたしましたが、本校新校舎の杭打ち工事を担当したのが旭化成建材で、しかも65本の杭のうち、2本分にデータ流用があったということが明らかになりました。学校の責任者として大きなショックを受けるとともに、大変残念な気持ちになりました。 テレビのニュースで取り上げられたり、新聞に校名が載せられたりと、マスコミの動きもありましたが、この間、練馬区教育委員会(以下『区教委』と略します)と連携しながら対応を進めてきております。保護者・地域の皆様には、この件に関しましてとても冷静に受けとめていただいております。感謝申し上げます。 データ流用が明らかになった時には、私から区教委に「保護者対象の説明会を開いてほしい」と強く要望しました。区教委も同じ意向でしたので、11月10日火曜日夜7時から、保護者対象説明会を実施いたしました。 説明の中で、建物の緊急点検の結果や、ボーリング調査〈地質調査〉の結果データ、使った杭の長さ、工事に使用したコンクリート量、工事の進行状況を記録した写真(データ流用があった杭にコンクリートが注入された時の注入量が写っている写真)などの資料が具体的に示され、「安全上問題ない」という現時点での結論が示されました。ホッといたしました。参加して下さった保護者の方々も説明内容を聞いてホッとされたことと思います。 今後のこととなりますが、区教委より連絡がありまして、あらためて本校校舎の詳細な安全点検を行うことになりました。その結果をふまえて、本校校舎の安全性が再確認できればと考えております。 ご心配をおかけしておりますが、引き続き、区教委と十分に連絡を取り合いながら、この件については対応を進めていきます。 保護者の皆様、地域の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。 |
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