9月12日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先週、休み時間に三角すべり台の近くでヤモリを見つけた子がいました。旭町小には、たくさんのヤモリが住みついているのかもしれません。ヤモリは漢字で書くと、「家守」あるいは「守宮」です。害虫を食べて家を守ってくれるということから、昔から幸運の象徴とされてきました。 ちなみに、イモリは両生類で、ヤモリは爬虫類に分類されます。形は似ていても、ヤモリはトカゲの仲間で、体が鱗片におおわれています。 3年生は、総合の学習の時間にカイコの飼育に挑戦しています。1学期にも取り組みましたが、うまく育ちませんでした。今学期は、もう一度卵を購入しての再挑戦です。 先週、子ども達全員に卵が2つずつ入ったプリンカップを配り、観察がスタートしました。今朝になり、卵から小さな幼虫が生まれていることに気がつきました。卵から出てきたばかりの幼虫は、体長が2mm程度の小さな幼虫です。最初のうちは、頭が黒く、他は毛におおわれています。カイコの最初の幼虫のことを、「毛蚕(けご)」と呼びます。1組では、さっそく1校時に桑の葉を小さくちぎって与えながら、観察カードに記録をしていました。(写真上) 今後、カイコの幼虫は脱皮を繰り返しながら大きく成長していきます。桑の葉をバリバリと食べ、繭を作る日を楽しみにして、みんなでその成長を見守りたいと思います。 1年生は、国語の時間に「やくそく」という物語教材の学習をしています。1学期には、物語教材として「はなのみち」や「おおきなかぶ」、「おむすびころりん」の学習をしてきました。今回の物語では、「場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体をとらえることができること」を目標として指導しています。 教科書のさし絵には、葉っぱの上にいるかわいらしいアオムシがカラフルに描かれています。物語の内容は・・・葉っぱをとり合ってけんかをしているアオムシたちに、木が話しかけました。「もっと上の方へ行ってごらん。」3匹のアオムシが木の上まで行くと、大きな海が広がって見えてきました。また、自分たちがけんかをしていた木は、林の中のたった1本の木であったことも分かりました。世界が広いということを知ったのです。そして、いつかチョウになって、みんなであの海の向こうに行くことを約束するのでした。・・・最後に、2匹が伸び上がって広い海を眺めている絵が印象的です。(写真中) 学校では、場面ごとに読み取りを行うとともに、音読を繰り返し指導しています。ご家庭でも、はっきり声に出して読めるように、聞いてあげてください。 6年生は、算数の時間に、「円の面積」について学習をしています。「円の面積=半径×半径×円周率」と教えてしまえば、すぐに練習問題に入っていくことができます。しかし、小学校の算数では、そういう教え方はしていません。 まず、先週の算数の時間に、おおよその円の面積について考えました。方眼紙を使うことで、曲線部分の面積を概算して求めました。 そこで今日は、いよいよ公式に結びつく円の面積の求め方について考えていきました。円を半径で切り分けて並べていくと、限りなく長方形に近い形に置き換えることができます。(写真下) 長方形の面積は、「縦×横」です。その長方形の縦は円の「半径」にあたり、横の部分は「円周の半分」になります。「円周の半分」とは、「直径×円周率÷2」であり、「直径÷2=半径」であることから、「半径×円周率」となります。これらのことから、円の面積は「半径×半径×円周率」が導かれるというわけです。これぞ数学的な面白さ…ですが、6年生の子ども達は、「おもしろい」と感じたでしょうか。 |
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