9月20日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4年生は、算数の時間に「およその数の使い方と表し方を調べよう」という単元に今日から入っています。算数において、数字をおよその数として見積もったり、四捨五入して概数として扱ったりすることは、とても重要な考え方です。また、日常でよく使われる算数であるとも言えます。 ところで、小学4年生の「算数の壁」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? いろいろな学年で「壁」という言葉が使われますが、算数の壁は4年生にあるようです。4年生になると、これまで好きだった算数に苦手意識をもつようになる子が増える傾向にあります。それは、4年生の算数から「応用力」が求められることが要因となっています。 4年生の算数では、つまずくポイントが多くあります。わり算の筆算…1〜3桁でわる筆算を習いますが、答えが立たなかったり、計算ミスが1か所でもあると答えが合わなかったりと、習熟に時間を要します。さらに、分数や小数の計算…分数や小数の概念をしっかり習得しておかないと、高学年での学習に影響することになります。そこにさらに「概数の概念」を学ぶことになります。四捨五入が理解できていても、「上から〇桁目を四捨五入する」とか、「〇の位までの概数にしなさい」という問題に対応できなければなりません。毎時間の授業をおろそかにせず、算数の壁をしっかり乗り越えていってほしいと思います。(写真上) 5年生は、社会科の時間に「自動車の生産にはげむ人々」の学習に入りました。5年生の社会科では、年間を通じて日本の様々な産業について学習をしていきます。1学期は、農業や水産業についての学習を中心に行ってきました。工業についての学習では、日本が昔から得意としてきた自動車工場を取り上げ、製造工程やかかわる人々の工夫や努力について学んでいきます。 2組では、昔と今の車の性能や生産台数の違いに着目し、現在の工場で車が大量生産されていることに気づかせていきました。教科書には、発売初期の自動車から現在の車種まで、様々な車の写真が載っています。自動車の歴史は、ボディーの大きさやデザインの違いだけにとどまりません。安全性や燃費など、外観だけでは分からない技術革新の変遷の歴史とも言えます。(写真中) 特に最近では、ハイブリッド車からさらに電気のみで走る自動車へと主流が移りつつあります。また、自動運転に近いレベルで、安全機能が標準装備される時代にもなってきました。1組でも、「自動車工場にいってみた〜い」という声が子ども達から上がっていました。最近は、関東圏内にある自動車工場が限られてきて、工場見学が難しい状況です。せめてオンラインを使った自動車工場の見学ができたらいいなと思います。 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」の学習をしています。今日は、1組が理科室で「水のしみこみ方」を調べる実験をしていました。(5校時に、2組も実施しています。)用意した土は、校庭と砂場の土です。見た目や手触りからも、それぞれの粒の大きさの違いがよく分かります。さらに、穴を開けたプラスチックのコップにティッシュペーパーをひき、それぞれの土を入れて水のしみこみ方を調べる実験を行いました。結果は、砂場の土は水がすぐに透過してきましたが、校庭の土は水が濁ったままで、なかなか落ちてきませんでした。(写真下) 台風はすでに温帯低気圧に変わり、東北地方から太平洋沖へと過ぎ去っていきました。しかし、今日も結局雨が降ったりやんだりの天気で、明日以降も台風一過の秋晴れとはいかない予報です。それにしても、ここ数日で雨がよく降りました。 |
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