7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

9月9日(金)

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 5年生は、国語の時間に「新聞を読もう」という学習をしています。目的に応じて必要な情報を見つけたり、論の進め方について考えたりする学習です。2組では、2つの新聞から同じ出来事のニュースを取り上げ、どのような書かれ方の違いがあるのかを調べていました。
 一方1組では、実際の新聞の第一面の紙面構成について調べていました。新聞は、「見出し」、「リード文」、「本文」、写真や図などで構成され、読者をひきつけるための工夫がされています。学校に毎日届いている朝日小学生新聞を全員に配り、実際の紙面の構成について調べてみました。文字のレイアウトや大きさが日によって違うものの、おおよそ共通した紙面構成になっていることが分かりました。(写真上)
 学校では、総合や社会科の学習などで、まとめの新聞づくりが行われる時があります。この学習を通じて、見出しやリード文の工夫を取り入れるなど、今後の新聞づくりにも活用していけるようにします。
 また、新聞を読むことへの関心を高めることも学習のねらいとなっています。子ども達は、日常生活の中で新聞を読んでいるでしょうか? その前に、ここ数年で一気に新聞の購読世帯が減ったことから、新聞がないという家庭が圧倒的に多くなっています。と言っている私の家も、朝刊の購読を止めてから、もう何年か経っています。新聞を読む時間がないというだけでなく、携帯のニュースで十分になったことが理由です。昔のように、新聞のテレビ欄を見たり、4コマ漫画を見たりということもなくなってきました。近い将来、教科書を改訂する際に、検討が入りそうな学習内容かもしれません。
 1年2組では、今週に入ってから、夏休みの自由研究の発表会を行ってきました。一人一人がクラスの友達の前に立ち、自分の作品について紹介します。工夫したところやみんなに見てもらいたいところなど、上手に発表していた子がたくさんいました。
 一人一人の作品がすばらしいものばかりで、友達の発表を聞くのがみんな楽しみな様子でした。1年生なりに時間をかけてじっくり取り組んだものや、夏休みならではの工夫した内容が多く、興味深いものばかりでした。
 今日発表した子の中で、コーラを作った自由研究がありました。スパイスと砂糖、レモン、炭酸水で作った様子が、画用紙に写真入りでまとめてありました。調べてみると、シナモンなどのスパイスを使って、クラフトコーラを作ることができるようです。実際に飲んでいるところの写真もありましたが、どんな味がしたのでしょう。(写真中)
 この他にも、写真を使って上手にまとめている自由研究がたくさんありました。低学年は、家の人が一緒にかかわってあげた部分が多かったことでしょう。夏休みの自由研究は、それで良いと思います。先週のホームページで、いらないと思う夏休みの宿題の調査で、絵日記のことを話題にしました。実は、その調査で次に挙げられていたのが「自由研究」です。私は、絵日記と同様に、自由研究は欠かせない宿題であると思います。作成までの苦労があったとしても、思い出としていつまでも残るものであるからです。さらに、家族と一緒の思い出として残る、貴重な宿題ではないでしょうか。
 1年生の自由研究のことでお伝えすると、両方のクラスに自分の弟や妹(赤ちゃん)についてまとめた作品がありました。抱っこしたり遊んであげたりしている写真や、赤ちゃんの体の特徴などを書いてまとめた作品です。どちらの作品からも、弟や妹ができてうれしくて仕方がないという気持ちがよく伝わってきます。
 明日の公開日は1時間のみの参観なので、ゆっくり自由研究を見ることができないかもしれません。来週5日間、自由研究の作品展示会を行います。他学年や隣のクラスの作品も合わせて、ぜひ見に来ていただければと思います。
 1年1組の教室では、国語の時間にカタカナの学習が始まりました。1年生は、2学期から漢字の学習がすでに始まっていますが、同時にカタカナも習っていきます。ひらがなのように1日に一文字というわけにはいきませんが、書き順を確認しながら、ていねいに指導していきます。(写真下)
 カタカナは似ている文字が多く、最初に正しい書き方を覚えることが重要です。「シとツ」や「ソとン」、「クとワ」、「テとラ」など、文字の違いをはっきりさせて書くことが大切です。
 大人に出題して、多くの人が答えられない問題です。・・・「を」はカタカナでどのように書きますか?

9月8日(木)

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 朝まで降っていた雨が、子ども達が登校する前には上がりました。天候によって、学校の先生方は、一日の授業予定を変更する場合があります。教科や指導内容によっては、天候を考えて行う必要があります。
 4年2組では、1校時を理科の授業にして、「雨水のゆくえ」の単元の導入を行いました。校庭に出て、水たまりの様子を観察させていました。昨日からの雨で、校庭のあちこちに水たまりが残っていました。水の流れやしみ込み方、その行方などについて考えさせ、調べていく学習単元です。まずは、あれだけ降った雨がどこへ行ったのかなと関心をもたせることが大切です。
 同時に、3年2組も校庭に出てきました。「動物のすみか」の学習で、この時期に見られる生き物をさがして、その生態について調べる内容です。雨が降っていては観察に出られないので、今がチャンスと外に出てきました。(写真上)
 校庭西側の3年生の畑付近は、様々な草がびっしりと生えた草むらになっています。生き物を探すには好都合な場所です。本来ならば、用務主事さんが草刈りをするところですが、低学年の生活科や3年生以上の理科の勉強のためにと、雑草園を残してもらっています。(中庭〜校庭の東側に雑草を残してあるのも同様です。)
 小学校の担任は、自分のクラスの授業をほとんど指導しているので、このような学習内容の変更や授業の入れ替えを行うことが可能です。今後、高学年の教科担任制が進められていく予定ですが、指導時間が決められてしまうと、担任による授業変更が難しくなってしまうかもしれません。
 先日は1年生の教室で漢字ドリルを配布していましたが、今日は計算ドリルとドリルノートが配られました。1年生の2学期は、繰り上がりのあるたし算や繰り下がりのあるひき算の学習があります。そのため、学習内容の定着のためにも計算ドリルが重要になります。
 さっそく、名前ペンを使って自分でていねいに名前を書いていました。1学期は、全て家の人に名前を書いてもらっていたと思います。学校では当たり前のように見えますが、1年生も自分のことは自分で行うようになったと、改めて成長を感じました。(写真中)
 自分の持ち物に名前を書くのは、とても大切なことです。学校で勤務していると、強くそのことを感じます。例えば、傘や衣類、ハンカチなどについて考えると、大人は名前をつけなくても「自分のもの」という認識があります。ところが、子どもは名前が書いてないと、一度自分の手元から離れた場合に「自分のもの」という認識がなくなります。だから、名前の書いてない落とし物があると、持ち主が一向に現れないのです。「名前を書くことは、物を大切にすることにつながる」ととらえ、小学校のうちは必ず記名するようにさせてください。
 4年生は、社会科の時間に「水害からくらしを守る」という学習をしています。夏休み中に、日本各地で大雨の被害がありました。テレビのニュース等で、浸水した道路や家屋の様子を見た子が多かったはずです。
 2組では、練馬区で今までに起きた水害について、資料を基に考えさせていました。教科書には、1958年の狩野川台風での水害の写真が載っています。1枚は、家が水につかってしまった写真で、グランドハイツと書いてありました。グランドハイツは、当時のアメリカ軍の宿舎のことで、今の光が丘公園の場所にありました。狩野川台風により、田柄用水があふれて浸水被害が発生したようです。ということは、64年前に旭町小の近くで、水害が起きていたことになります。もう1枚の写真は、石神井川の水があふれて浸水した武蔵関の商店街の写真が載っていました。(写真下)
 ここ数年、「今までにない雨の降り方…」や「線状降水帯」という言葉が盛んに使われるようになってきました。また、「ゲリラ豪雨」という言葉も近年使われ始めた言葉です。いつどこで水害が発生するかわかりません。4年生の社会科では、水害から人々の生活を守るために、どのような施設や備えがあるのかを学んでいきます。

9月7日(水)

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 5年生は、理科の時間に「植物の実や種子のでき方」についての学習をしています。花にはおしべやめしべがあり、花粉がめしべにつくと結実し、その中に種子ができることを学びます。
 2組では、アサガオの花の中の様子を観察していました。教科書には、アサガオの他にオクラやホウセンカの花の写真が載っています。旭町小では、2年生がオクラを育てていて、時々花が咲いているところが見られます。オクラの花もアサガオと同じく一日花なので、その日のうちに観察しなければなりません。ちなみに、オクラの花はクリーム色で、ハイビスカスやフヨウの花に似た美しい形をしています。また、ホウセンカは3年生の畑にたくさん咲いているので、こちらも実物を観察することができます。
 アサガオの花は、大きくて中が見やすいことから、5年生のこの単元でよく使われています。先生が花の中の様子がよく分かるように、断面を画面に投影しました。おしべとめしべがはっきりと見えていました。(写真上)
 アサガオは、つぼみの状態ではめしべの方がおしべよりも長くなっています。ところが、花が開くとおしべの方が長くなります。これは、開花する時におしべとめしべが自然にこすれ合うような仕組みになっているからです。ですから、アサガオは開花した時点でもうすでに受粉が終わっています。他の植物は、風や虫のはたらきを利用して受粉していますが、アサガオは「自家受粉」といって、自ら受粉することができる植物です。アサガオの花が終わった後に、種が必ずできているのはそのためです。
 1年生の生活科では、「きせつとなかよし(秋)」の勉強をしています。2組の子ども達が中庭に行き、秋の植物や虫の様子を観察していました。中庭に行くと、まだ蒸し暑く、秋という感じがしません。それでも草むらの中からバッタを見つけてきたり、トンボやチョウチョ(アゲハ)が卵を産みに来ている様子を見たりすることができました。
 中庭のあちこちに、マリーゴールドの花が咲いていました。こぼれ種で自然に花が咲いたようで、オレンジ色の花がとてもきれいです。(写真中)暑い夏の時期よりも、花色が一層鮮やかに見えるのは、季節が秋に移った証拠です。一般に、朝夕の涼しさが花色に関係してくると言われています。ですから、花の色がきれいに映えるようになったら、秋がやってきたと考えて良いわけです。
 5年生は、国語の時間に「どちらを選びますか」という「話すこと・聞くこと」の学習をしています。2つのチームに分かれ、それぞれの立場をはっきりさせて、説得力のある意見を伝え合う学習です。「特定のテーマについて、肯定派と否定派の立場に分かれて意見を戦わせる」というディベートの基礎となる学習です。
 教科書には、「ペットとして飼うなら、犬がいいか猫がいいか」という問題が出ていました。それに対してグループ内で両派に分かれ、最初にお互いの主張を伝えます。次に相手側への質問とそれに対する回答をした後、最終弁論をします。グループ内では、両方の立場の意見を聞いて判定する立場も置きます。より説得力のある方を最後に選びます。
 「犬は吠えるから近所迷惑になると思います。」という意見に対して、「ちゃんとしつければ大丈夫です。」…私は犬派なので、「よくぞ言った!」と感心しました。「犬は毎日散歩が大変です。」という意見に対しては、「飼い主も運動になり、健康にいいと思います。」…またまた「よくぞ言った!」と感心しました。しかし、これはどちらが正解というのではなく、あくまでも聞いている人に説得力のある話し方ができるかどうかが大切な学習です。(写真下)
 1組では、続いて「朝食は、パンがいいかご飯がいいか」という問題で再度討論会を始めました。「ご飯は、腹持ちがするのでいいです。」、「パンは、いろいろな食感が楽しめるし、甘いものもあるからいいです。」…子どもなりによく考えて意見を述べていました。ちなみに、私はコーヒーが好きなのでパン派です。

9月6日(火)

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 1年生は、算数の時間に「10よりおおきいかず」の学習をしています。1学期は、10までの数を扱ってきました。今回は、40までの数について、個数の数え方や数の読み方、書き方、数の構成などを理解させていきます。
 最初は、20までの数についての学習です。昨日は、教科書に載っているどんぐりの数を調べるために、算数ブロックを置きながら数えていました。今日は、10のまとまりといくつに分けて数える方法を勉強しました。(写真上)
 「じゅういち、じゅうに、じゅうさん…」と、今まで数を唱えるうえで12や13を使っていた子が多かったと思います。今回は、「じゅうさん」が「じゅうに」の次の数というだけでなく、10と3を合わせた数ととらえることができるようにします。
 この「10のまとまりと、バラにして考える」という方法は、十進位取り記数法の素地となる学習です。大人にとっては当たり前のようにとらえてしまいがちですが、これから算数の学習を積み上げていく1年生にとっては、とても大切な土台となる学習です。
 2年生の畑には、生活科の学習で育ててきた野菜苗が植えてあります。当初植えておいた野菜苗の育ちが悪かったため、6月に野菜名人の授業(区内の農家の方とJAの職員による授業)の時に、アドバイスをいただきました。牛糞たい肥をすき込むことで、畑の土を柔らかくした方が良いというアドバイスでした。その後、たい肥を購入してもう一度野菜苗を新たに植え付けました。すると、夏休み中にぐんぐんと成長し、たくさんの実がつきました。さすがは野菜名人です。
 ナスもキュウリもピーマンも、つやつやとした実がなりました。2年生では、順番に子ども達に分けて持ち帰らせているようです。夏野菜は、実がつき始めるとあっという間に大きくなるので、毎日よく観察して、ちょうどよい食べ頃で収穫しなければなりません。休み時間に、茂った葉をかき分けながら観察していました。(写真中)
 6校時に、4年生が練馬大根の種まきをしました。4年生の2学期の総合の学習では、練馬大根について調べるとともに、実際に栽培にも挑戦していきます。大根の種まきは、8月中下旬から9月上旬が適期です。これから涼しくなると、ほんの数日種まきが遅れただけで、生育や収穫時期に大きく影響してきます。というわけで、練馬大根の学習の取りかかりとして、まずは種まきを済ませることにしました。(写真下)
 4年生の畑は、校庭の西側の一画です。いつもお伝えしていますが、日当たりのあまりよくない場所です。しかし、秋から冬にかけては、桜の葉が落ちることで少しずつ日当たりが良くなってきます。(昨年は、心配していた以上に大きな大根が収穫できました。)
 野菜作りは、土の準備が重要です。さらに、1m近くにもなる練馬大根は、地面の奥深くまでしっかり耕しておく必要があります。夏休みの終わりに、4年生の先生方が汗びっしょりになって畑を耕していました。腐葉土やたい肥を購入して、しっかりすき込んであります。さらに、黒いビニールマルチもかけて、万全の準備で2学期を迎えました。
 練馬大根は、昔からたくあん漬け用の大根として、練馬区を中心に育てられてきました。今日は、練馬大根の他に青首大根の種もまきました。一般的な大根との違いを比べるためです。収穫は、11月〜12月頃の予定です。今後は、間引きをしながら大きく育てていきます。

9月5日(月) その2

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 暑い夏を越え、5年生のバケツ稲が順調に生育しています。先週、図書室の外に置いてあったバケツ稲を、5年生全員でプール側に移動しました。プールのフェンス内の日当たりの良い場所です。
 この時期にバケツ稲を移動したのは、鳥よけのネットをかけるためでした。夏休み中のホームページでもお伝えしましたが、8月下旬に稲の花が咲き、稲穂が実りつつあります。それをねらってやって来るのがスズメです。早めにネットをかけて、自分たちで育てている大切な稲を守ることにしました。中休みなどを利用して、今まで通り水の管理をきちんと継続して行っていきます。(写真上)
 ところで、スーパーでは、早くも新米が出回り始めています。私の住んでいる町でも、この土日に稲刈りをしている田んぼが見られました。農家では、台風シーズンの前に収穫ができるように、品種を選んで稲を育てているようです。
 1年生の教室では、2学期の教材として、漢字スキルと漢字スキルノートを配布していました。国語の授業で用意するものが増えましが、子ども達は大喜びのようです。1学期の国語の授業では、ひらがなをていねいに練習してきました。2学期からいよいよ漢字の学習が始まるということで、ワクワク感が高まってきました。この「早く漢字の勉強をしたいな。」、「たくさん漢字を覚えたいな。」という新鮮な気持ちを、ぜひ6年生までもち続けてほしいものです。
 1組では、さっそく漢字スキルを使って新出漢字の学習が始まりました。1年生で最初に習う漢字は、「木」と「大」、「小」です。普通に考えると「一」から習うのでは? と考えてしまいますが、「小」の次に「一」、「二」となっています。これは、教材に合わせて新出漢字を配列しているためのようで、教科書会社によって違ってきます。これから1年生では、2,3学期合わせて80字の漢字を習います。
 漢字の学習では、指書き(空書き)、なぞり書き、写し書きをしながら、ていねいに新出漢字の指導をしています。新しく習う漢字では、書き順を正確に覚えることが大切です。正しい書き順は、文字を美しく書くためにも重要です。(写真中)
 3年2組の子ども達が、学年の畑に行ってヒマワリの観察を行っていました。3年生の理科の学習では、春に様々な植物の種をまき、その成長の様子について観察を続けてきました。3年生のヒマワリは、4月下旬に種をまきました。夏休み中に大きな花が咲き、今は首をうなだれるようにして下を向いた状態です。「なんで下を向いているんだろう?」と思った子が、手で花首を触ってみて気がつきました。花の後にびっしりと種がつき、ずっしりと重くなってきていたのです。(写真下)
 秋が深まり、ヒマワリの種とりをしたら、また気がつくはずです。1粒の種からどれだけたたくさんの種が採れるかが分かり、びっくりするはずです。

9月5日(月) その1

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 今日から3日間、あいさつ運動に取り組んでいます。代表委員会の児童が正門と南門に分かれて立ち、登校してくる子ども達とあいさつを交わしました。(写真上)
 明日は、豊渓中学校の生徒も加わり、一緒にあいさつ運動に取り組みます。2学期のスタートの様子を見ていると、あいさつの声が小さい子が多く感じられます。1学期の後半は、旭町小全体のあいさつがとても良くなってきただけに残念です。ぜひ、登校班で集合した場所でも、あいさつがしっかりできるように声をかけてあげてください。
 全校朝会は、meetを使って行いました。「しっかり声を出そう」という内容で話をしました。
・・・今日から3日間、あいさつ運動が始まりました。先生方や用務主事さんだけでなく、代表委員会の人たちにもきちんとしたあいさつができましたか? 2学期も、旭町小のあいさつがさらにすばらしくなるように、全校でしっかり取り組んでいきましょう。
 新型コロナウイルスの影響で、マスクをつけた生活が2年半も続いています。マスクをしていると、表情が伝わりにくいだけでなく、声も届きにくくなります。ですから、普段しゃべる時よりもさらに大きな声で話そうとしないと、きちんと相手に伝わりません。いつも学校生活の中で話している自分の声が、聞いている人たちにちゃんと伝わっているか振り返ってみてください。
 例えば、名前を呼ばれて「はい」と返事をする時、その声は先生まで届いていますか? 教室の後ろの方の子は、前の席の子よりもかなり大きな声を出さないと先生まで届きません。授業中に発表をする時も同じです。自分の席から一番遠くの子まで届く声の大きさでなければ、全員に聞こえていることになりません。もし、授業中に先生の声が聞こえなかったら、勉強が分からなくなってしまいますよね。それと同じで、友達や自分の発表の声が教室にいる全員に届かなければ、大切な学習がそこでストップしてしまうのです。
 また、声の大きさというのは、自信の大きさにもつながります。算数の問題で、答えが分かったので発表しました。大きな声ではっきり答えた子は、正解か不正解かにかかわらず、「この子はこの問題に自信があるんだな。」ということが伝わってきます。逆に、弱々しい声で発表した子は、答えがせっかく合っていても、「自信がないんだな。本当に分かっているのかな。」と思われてしまいます。
 夏休みの自由研究が、各教室にたくさんそろいました。今週、自由研究の発表会を行うクラスが多いのではないでしょうか。せっかく一生懸命取り組んだ自由研究なのですから、みんなの前でしっかり発表するようにしましょう。発表する声の大きさで、さらに立派な作品に感じてもらえることでしょう。
 声の大きさは、最初にお話しした、あいさつについても同じです。マスクをしている分、まずはしっかり声を出しましょう。相手に届く声の大きさを意識してみてください。・・・
 続いて、夏休みの学校ホームページからいくつか写真を選び、「旭町小の夏の思い出」として画面に映しました。夏休み中も、子どもの活動場面や生き物の写真をホームページに載せて時々発信してきました。
 最後に、代表委員の6年生からの発表がありました。あいさつ運動と体育発表会のスローガンについて、全校児童に向けて話をしました。今年のスローガンは、「仲間とともに、協力して思い出にのこそう」です。(写真下)

9月2日(金)

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 5年生は、国語の時間に「からたちの花」の詩の学習を行っています。北原白秋の詩で、山田耕作が作曲した歌曲で有名です。私からすると、「からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。」のところを見ただけで♪が浮かんできますが、これは昭和世代だからでしょうか。
 1組では、YouTubeの動画でソプラノ歌手の歌を子ども達に聞かせていました。(写真上)日本の代表的な歌曲なので、よくリサイタルで歌われています。ソプラノだけでなく、男性歌手が歌う場合もあります。作曲当初は、日本の代表的なテノールの藤原義江が歌って有名になりました。
 ところで、「からたち」とは、よく垣根などに使われている柑橘系の植物です。ミカンの木にとげがあるように、からたちの木にもとげがあります。それで、「からたちのとげはいたいよ。青い青い針のとげだよ。」という言葉が出てきます。
 5年生の各クラスでは、この詩から表現の工夫や気づいたことを話し合っていました。また、最後が「〜よ」と呼びかけの形で書いてあることや、繰り返しの言葉(白い白い、青い青い)が出てくることの効果についても考えました。
 他学年も、2学期の国語のスタートは、詩の学習から始まっています。3年生は、「わたしと小鳥とすずと」の詩を学習しています。この詩も歌曲として歌われていて、様々な作曲家のバージョンがあります。お薦めは、テノールの新垣勉さんが歌ったものです。
 実は・・・私が旭町小に担任としていた頃(平成19年)、新垣勉さんが来てくれたことがありました。体育館で、子ども達に歌とお話をしていただきました。新垣勉さんは、沖縄出身の盲目歌手です。生まれてすぐに目が見えなくなったことや、自分の声の才能を伸ばしてくれたきっかけなどを話していただきました。そして、その語りの合間に数曲の歌を聴かせてもらいました。
 一方、4年生は、「忘れもの」という高田敏子さんの詩を学習しています。夏休みの終わり頃になると、誰もが「ああ、あの自由気ままな日々がまた戻ってきてほしい!」と感じたものです。そんな子ども達の気持ちをそのまま詩に表したのが「忘れもの」です。
 「入道雲にのって 夏休みはいってしまった」という言葉で始まります。「終わった」ではなく、「いってしまった」という表現(擬人法)がこの詩のキーポイントになっています。そして、第三連では「だがキミ! 夏休みよ もう一度もどってこないかな 忘れものをとりにさ」と書かれていて、続く第四連では、その忘れものが具体的に示されています。「迷子のセミ」と「麦わら帽子」と「波の音」です。それぞれが体言止めで書いてあるのも印象的です。
 4年生では、次の「ぼくは川」の詩と合わせて、気に入った方の詩を画用紙に視写し、イラストを入れて完成させていました。(写真中)
 1年2組の教室で、絵日記の発表会を行っていました。1年生は、絵日記2枚が夏休みの宿題になっていました。隣の席の子に絵日記を見せながら、絵の説明をしていました。海に遊びに行ったこと、ニジマスのつかみ取りをしたこと、花火をしたことなど、1年生の絵が加わることで、夏休みの思い出が一層楽しく伝わってきます。中には、隣の席の子に自分の話をたくさんしたくて、ずっとしゃべっていた子がいたほどです。(写真下)
 ある調査では、「正直、いらないと思う夏休みの宿題ランキング」の1位に絵日記が入っていました。私は、絶対にあった方がいいと思っています。夏休み中にどこかに連れていかなければいけないとか、絵日記のためにイベントを考えなければならない…というのが理由のようですが、果たしてそいうものでしょうか。それは、親側の勝手な思い込みです。家で水遊びをしたことや、スイカを食べたこと、買い物に行ったことなどを絵日記にしている子もいて、それぞれ夏休みらしくていいなと思います。子どもは、友達と比較してどうのこうのという思いはありません。
 大きな恐竜の絵が描いてある絵日記を見つけました。その子に聞いてみたら、映画を見に行ったそうです。私もその映画を見に行ったので、会話がはずみました。「長い映画だったよね。」と言ったら、「トイレに行きたくなった。」と話していました。私も同じでした。

9月1日(木) その2

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 2学期の初日ということもあり、各学級では係や当番活動を決めたり、2学期の目標を立てたりする様子が見られました。
 2学期の目標は、学年によって様々なカードを使っています。「学習」と「生活」以外にも、「運動」の目標を書かせているところもありました。今学期中、教室に掲示しておくことで、時々振り返りながら学校生活をがんばっていくことでしょう。(写真上)
 新しい教科書や2学期の教材(漢字や計算ドリル等)の配布もありました。教科書は「下巻」です。以前と比べて、教科書が上下巻に分かれていない学年や教科が増えています。例えば、高学年の国語の教科書は年間を通じて一冊になっています。かなりのページ数があり、ランドセルを重くしていることにもつながっています。タブレットの導入で、今後は昔のように多くの教科で上下巻に分けた教科書に戻していくことになるのかもしれません。
 中休みになりました。校庭にたくさんの子ども達が出て、元気いっぱいに遊んでいました。それに合わせて、セミの声も一段と大きく聞こえてきた気がします。クラスみんなでボールを追いかけたり、担任の先生と一緒に遊んだりする姿が見られました。子ども達の活気に満ちた、いつもの学校生活が戻ってきたことを感じました。(写真中)
 1年生の国語の学習として、「ききたいな ともだちのはなし」という単元があります。話すこと・聞くことの学習で、夏休みの思い出をみんなの前で発表することを中心に進めていきます。さっそく1年生の教室では、一人ずつ前に出て思い出の発表会を行っていました。(写真下)
 夏休みに出かけたことや、楽しかったことなどを紹介するとともに、その感想を付け加えて話します。また、聞く側の子ども達は、もっと聞いてみたいことを後から質問していました。水族館や動物園、ディズニーランドに行ったことなど、いろいろな思い出の発表があり、聞いているだけで幸せな気持ちになりました。

 ところで、旭町小のホームページには、必ず子ども達の姿が入った写真を使っています。(自分のこだわりです。)しかし夏季休業中は、やむを得ず花や虫の写真を掲載するしかありませんでした。やっぱり子ども達が入った写真の方が、生き生きとしたホームページになるということを実感しました。

9月1日(木) その1

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 2学期の学校生活が今日から始まりました。荷物が多いうえに傘が必要となり心配しましたが、登校が始まった頃から雨が上がり始めました。
 自由研究で大作に取り組んだ子がいたようで、抱えるようにして登校してきた子がいました。初日からクラスみんなの注目を浴びたことでしょう。久し振りに会う友達と、さっそく楽しそうに話をする子ども達の姿も見られました。(写真上)
 どの教室でも、持ってきた荷物の整理や検温カードの確認などで、てんやわんやの状態でした。昨日まで静かだった校内が、一気にいつものにぎやかな学校に戻った感じです。教室の黒板には、昨日のうちに担任の先生が用意したメッセージが、ていねいな文字で書いてありました。(写真中)
 始業式は、Meetを使って行いました。夏休み中に教員用のタブレットが配備されたので、ZoomからMeetに切り替えて配信することにしました。
 始業式の私の話は、大谷選手のことを取り上げ、目標をもって生活することの大切さについて伝えました。
・・・42日間にわたる長くて暑い夏休みが終わりました。みなさんは、この夏休みをどのように過ごしていましたか? 今年の夏も新型コロナウイルスによる感染症拡大の影響が全国的に見られました。自由に出かけることが難しい状況ではありましたが、家族旅行に行ったり、田舎の親戚の家に出かけたりした子が多かったのではないでしょうか。また、家族で楽しい時間を過ごしたり、夏休みの自由研究にじっくり取り組んだりといった、長い休みならではの思い出ができたことでしょう。
 ところで、アメリカの野球チームで活躍中の大谷 翔平選手について知っていますか? アメリカ大リーグのエンゼルスというチームで、今年も大活躍をしています。ピッチャーとしても、そしてバッターとしてもすばらしい才能を発揮して、「二刀流の野球選手」として知られています。この夏、その大谷選手が、また一つ偉業を達成して大きな話題になりました。
 8月10日の試合で、野球の神様のベーブルース以来、104年振りとなる「2ケタ勝利&2ケタホームラン」の記録を達成しました。まず、野球選手で、ピッチャーもバッターもできる優秀な選手は、めったにいません。そして、その二刀流ですばらしい成績を残したのですから、今、世界で最も注目されている野球選手と言えます。
 さらに、大谷選手が人々から愛される理由は、何気ない行動に表れる人間性にあります。大谷選手は、以前からグラウンド上でゴミを拾い、自分のポケットに入れていました。その様子をカメラがとらえ、多くの人たちに称賛されています。このプロ選手のお手本となる行動は、実は大谷選手の目標の一つでもありました。
 大谷選手が高校生の頃、自分の目標を書いたマインドマップをノートに残しました。マインドマップとは、ノートの中心に自分の目標を書き、それに必要なもの、連想されるものを枝分かれのように書いていく方法です。大谷選手は、「運をつかむ」というテーマの項目に、「ゴミを拾う」という具体的な行動を掲げていました。昔から、ゴミを拾うことは「運を拾うこと」とされてきたからです。驚くべきことは、高校生の時から今の大谷選手の年齢まで、それを実際に行っていたということです。大谷選手は、その高校時代のマインドマップで立てた目標を、今もなお大切にしているのです。
 2学期は、10月に運動会の代わりとなる体育発表会、そして12月には音楽会があります。今日から2学期のスタートです。大谷選手のように自分の目標をしっかりもち、それに向かって努力する気持ちを大切にしていきましょう。2学期も、健康で明るい旭町小の子ども達の姿を、毎日楽しみにしています。
 最後に、もう一つお話をします。今日、久し振りに学校の中に入り、廊下や階段、教室の床がピカピカになっていることに気がつきましたよね。夏休みの間に、用務主事さんが学校中のワックスがけをしてくださいました。毎日暑い日が続く中、汗びっしょりになって床の汚れを落とし、ていねいにワックスをかけ、機械で磨いてピカピカに輝く床になりました。旭町小の子ども達に、2学期もきれいな校舎で勉強をがんばってほしいという願いが込められています。1学期にトイレをきれいに使うことを指導しましたが、今学期もみんなで使う場所や道具などを大切にするようにしていきましょう。・・・
 児童代表の言葉は、5年生が担当しました。2学期にがんばりたいことをしっかり発表することができました。「話し合いの時に、友達の考えを聞いて意見をきちんと言うこと」、「係や当番、委員会の仕事にしっかり取り組むこと」、「移動教室では時間を守り、自分のことは自分で行うこと」の3つを目標として発表しました。発表原稿の上の方には、「ゆっくり、はっきりと、Fight!」と担任の先生のアドバイスが書いてありました。(写真下)

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学校行事
9/9 水泳指導終
3年歯磨き指導
9/10 学校公開
区一斉防災訓練
9/12
夏休み作品展(〜16日まで)
9/14 クラブ
9/15 児童集会

お知らせ

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いじめ防止