音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

11月4日(木)

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 5年1組では、3,4校時に、総合の学習で育ててきた稲の「脱穀ともみすり」の作業を行っていました。5年生は、1学期から学校の田んぼとバケツを使い、稲の栽培に挑戦してきました。先月に入って稲刈りをし、しばらく多目的室に干して乾燥させていました。いよいよ収穫した稲からお米にする段階です。
 もちろん全て手作業です。脱穀では、割りばしを使ったり櫛を使ったりして、稲穂から手で種もみを取り除いていきました。この他にも、牛乳パックや定規、茶わんなどを使って行う方法もよく行われます。実際の農家では、全てが機械化されています。コンバインを田んぼに入れ、刈り取りから脱穀までを全自動で行い、稲わらが束ねられて出てきます。子ども達の手作業では、脱穀だけでも相当な時間がかかっていました。
 続いて、もみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。旭町小では、かわいらしいすり鉢が、5年生の人数分用意してあります。種もみを入れてから、野球ボールで強く押していくと、もみ殻と玄米に分けることができます。と言っても、結構大変な作業です。なかなか玄米が出てこなくて、苦労していました。(写真上)
 この作業も、現在では全て機械で行われています。実際に自分たちの手で行う体験は、昔の人の苦労を感じるとともに、お米一粒一粒の大切さを身に染みて理解することにつながります。
 1年生は、国語の時間に「ことばを たのしもう」という学習をしています。長く親しまれている言葉遊びを通して、言葉の豊かさに気づかせる学習単元です。教科書には、「ぞうさんのぼうし」という中川りえこ さんの詩が載っています。「ざじずぜぞうさん ざくろの えだに がぎぐげごつんと ぶつかって だぢづでどしんと でんぐりがえり ばびぶべぼうし ぱぴぷぺぽんと ふっとんだ」・・・何度も読んでいるうちに、子ども達は自然に暗唱してしまうものです。(写真中)
 作者の中川りえこ さんは、日本を代表する児童文学作家で、作詞家でもあります。「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の絵本、そしてとなりのトトロのイメージソングの数々を作詞している方です。「ぞうさんのぼうし」は、濁音と半濁音をうまく並べて構成されています。何気ない言葉遊びの詩でありながら、うまくできているなと感じます。さすが才能のある人は、日本語のとらえ方が違うな…と思います。
 5校時に、校庭から威勢の良い6年生のマーチングの音が響いてきました。学校だよりや6年生の家庭へのプリントの通り、来週土曜日の公開日に、マーチングの発表を行う予定です。
 今年も感染症対応の楽器編成を行い、キーボードや打楽器を増やすなど、工夫して指導してきました。2学期に入り、体育館を使って動きの練習を重ね、先月から何度か校庭での隊形移動を練習してきています。今日は、久し振りに校庭での練習とあって、ひときわ子ども達の気合が感じられる響きになっていました。きっと1年生から5年生の子ども達も、授業をしながら窓の外が気になっていたのではないでしょうか。来週金曜日の朝は、児童鑑賞の時間として、1〜5年生にも披露する予定です。(写真下)

11月4日の給食

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献立名           小魚ピラフ
              スペイン風オムレツ
              ジュリエンヌスープ
              牛乳


一口メモ

 ジュリエンヌとは、フランス語で「せん切り」を意味します。キャベツやにんじんなど、せん切りにした野菜がたっぷり入ったスープになっています。家庭でも、いろいろな野菜をせん切りにしてスープにすることで、たくさんの野菜を手軽に摂取することができます。
 寒くなってきたので、野菜の栄養が溶けだしたスープで体を温められるように、献立に入れました。

11月2日(火)

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 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習が始まりました。先月の繰り上がりのあるたし算に続き、今度は繰り下がりのあるひき算の学習です。(11〜18までの数から1位数を引く、繰り下がりのある計算です。)
 「どんぐりが13こあります。9こ つかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・いかにも今の時期にふさわしい問題文です。問題文からひき算であるということが分かり、式は「13−9」となります。ひき算は、1学期に1位数−1位数しか習っていません。そこで、いつものように算数ブロックの登場です。(写真上)
 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、どのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。(9のような大きい数を引く場合は、こちらのやり方の方が多い。)
 これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」「3+1=4」と、引き算とたし算を合わせて求める方法です。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導していきます。
 もう一つのやり方は、引く数の9を3と6に分け、「13−3=10」「10−6=4」とする方法で、2回ひき算をするので「減減法」と言われています。引かれる数の1位数に合わせて引く数を分解するので、こちらの方が難しい考え方かもしれません。しかし、「12−3」のような計算は、3を2と1に分けて、「10−1=9」とする方が簡単です。次第に慣れてくると、両方のやり方を自然に頭の中で使い分けるようになっていきます。
 学校だよりでもお伝えしましたが、今月から家庭科の調理実習を始めていきます。さっそく今日の1,2校時に、5年1組がお茶の入れ方の実習を行いました。本来なら、4月に実施する内容です。(確か、お茶の道具に触れたり、ガスコンロの使い方までは4月に行っていました。)
 三角巾とエプロンを身につけ、まず初めに全ての道具をきれいに洗うところから実施しました。この1年半、家庭科室の食器類は一度も使用されないままでした。スポンジに洗剤を含ませ、流しで順番にきれいに洗っていきました。こうやって食器類を洗うことも、家庭科の大切な学習です。
 急須に茶葉を人数分入れ、やかんのお湯を入れて1分ほど待ちました。そして、湯飲みに注ぎ分けていきます。同じ分量や濃さになるように、少しずつ注いでいきました。(写真中)
 最近は、家庭で熱いお茶を入れる機会が減っているのではないでしょうか。急須や電気ポットが家に無いという子が何人かいました。ペットボトルの冷たいお茶が主流になり、生活様式が変わってきたことを感じます。それだけに、自分たちで入れたお茶を大切そうに味わって飲む子ども達の顔は、とてもうれしそうに見えました。
 ところで、指導されていた先生からこんなことを聞きました。実習に入る前にエプロンと三角巾をつけた時、何人もの子が自分でひもを結ぶことができなかったそうです。背中や頭の後ろでしばるという経験が、今まであまりなかったのでしょう。そういう意味でも、家庭科の調理実習は貴重な学習の場であると感じます。
 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習では、地層には化石が含まれているものがあることを学びます。地層は、火山のはたらきによる堆積と水のはたらきによる堆積の2通りのでき方があります。化石が見つかるのは、おもに水のはたらきによる地層(海底で堆積したもの)に含まれている場合が多いです。動物の骨や歯、貝や植物の葉など、様々なものが化石となって発見されています。
 学校には、化石の標本が用意してあります。有名なアンモナイトや魚の骨、サメの歯などの化石が入っていて、子ども達は興味をもって観察していました。さらに、タブレットを使って標本に書かれていた時代について調べたりもしました。(写真下)

11月2日の給食

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献立名           きな粉揚げパン
              ツナドレッシングサラダ
              ポトフ
              牛乳


一口メモ

 きな粉は、大豆を炒って粉にしたものです。香ばしい香りが食欲をそそります。
 きな粉の元になっている大豆は、「畑の肉」と呼ばれているように、タンパク質以外にも栄養がたくさんあります。しかも、きな粉は細かくすりつぶされているので、大豆以上に消化・吸収の効率が良く、栄養素を体に取り入れるのも簡単です。
 大豆に含まれるオリゴ糖は、お腹の中の良い菌を増やすためのエサとなり、お腹の調子を整えてくれるはたらきがあります。

11月1日(月) その2

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 2年生は、算数の時間にいよいよ「九九の学習」に入りました。九九には1の段から9の段までありますが、最初に学習をするのはどの段からか知っていますか? 「2の段が最初」・・・と思った方が多いのではないでしょうか。正解は、「5の段」です。1組では、5の段の式と答えを書き出してから、九九での「5の段」の唱え方を指導していました。(写真上)
 小学校の算数では、1年生の時から5のまとまりを意識させた授業をしてきています。また、片手の指の数が5本であったりすることから、5の段から九九をスタートさせるのが一般的のようです。5の段の九九の答えは、一の位が0か5になっているということも覚えやすい理由の一つです。
 5の段の次は、2,3,4,6・・・9の段となりますが、昔から難関となるのが6〜8の段です。間違えやすい九九がいくつか入っている段です。2年生はこれから、毎日何度も何度もお経のように唱えながら覚えていく日々が続きます。ちなみに、1の段は一番最後に習います。これも意外と知られていないことではないでしょうか。
 今日から、たてわり清掃が始まりました。今年度のたてわり班活動は、一度6月の末にスタートました。しかしその後、7月に入ってからまた緊急事態宣言となったため、中断していました。解除になった先月からは、たてわり班での全校遠足も実施しています。そこで今月からは、たてわり清掃も行うことにしました。
 掃除をする場所は、たてわり班こどに指定されていて、各教室や特別教室、階段や廊下、昇降口などが割り振られています。毎週ローテーションをして、場所を変えながら清掃に取り組みます。6年生の班長・副班長を中心に、低学年の子ども達に掃除の仕方を指示したり、ほうきの使い方を教えたりしてあげていました。(写真中)
 クラス清掃では、低学年は教室と廊下の清掃しかなく、当番の子以外はいつも廊下で掃除が終わるのを待っている状況でした。たてわり清掃になると高学年がリードするので、全校児童が分担していつもより多くの場所をきれいにすることができます。
 旭町小学校でたてわり清掃が始まったのは、今から15〜16年前のことです。(私はその頃、旭町小で高学年の担任をしていました。)たてわり班活動はどこの学校でもよく行われていますが、掃除をたてわりで行っている学校は少ないはずです。たてわり清掃をしっかり行っていくには、全ての教員による共通した指導が必要です。学校の伝統として、これだけ長く続いているのは、先生方の指導の継承によるところでもあります。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。ものが水に溶けることに着目して、溶ける量や温度による変化などについて調べていきます。5年生にとって、「ものが水に溶ける」という現象は、どの程度身近なものになっているでしょうか。お湯に粉末のスープを溶かしたり、水に絵の具を溶かしたりという経験はあります。しかし、「水溶液」の定義は、「水にものが溶けた透明な液体」を言います。子ども達は、「溶ける=見えなくなる」や「溶ける=ものがなくなる」ととらえやすいものです。
 今日は、1組が「水溶液の重さ」についての実験をしていました。水と食塩のそれぞれの重さを量り、水に食塩を溶かしたら重さがどうなるのかを調べました。実験の前に子ども達に予想させると、「水と食塩を合わせた重さになる」という意見や、「溶けてなくなるから少し軽くなる」という考えが出てくるものです。電子天秤を使い、容器や薬包紙の重さも考えながら、正確に実験しようと取り組む姿が見られました。(写真下)

11月1日の給食

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献立名           しのだ丼ぶり
              豆腐とわかめの味噌汁
              果物(りんご)
              牛乳


一口メモ

 今日から、給食のお米が新米に変わりました。
 新米とは、今年とれたお米のことです。つやつやしていて、とても香りがよく、おいしさが増しています。
 今日の「しのだ丼ぶり」は、油揚げを使った丼物の名称で、「きつね丼」とも言われています。しのだ丼は、漢字で「信太丼」または「信田丼」と書きます。しのだ丼は、関西地方でよく食べられている丼料理です。

11月1日(月) その1

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 今日から11月に入りました。全校朝会は、今月から校庭で行うことにしました。今までは火曜日にZoomで行っていましたが、校庭で行うのは4月以来のことです。やはり、子ども達と対面で話をすることが何よりも大切であると思います。今日は、「電車のマナー」と「ふれあい月間」についての話をしました。
・・・先週の水曜日に、2年生のいも掘り遠足がありました。電車に乗って朝霞市にある農園まで行き、大きなサツマイモをたくさん収穫することができました。学校から成増駅まで行き、朝霞台の駅まで10分ほど電車に乗りました。学校を出発する前に、「電車の中では静かにすること。電車に乗ったら、一言もしゃべらないこと。」が指導されていました。しかし、行きの電車の中では、それを守ることができませんでした。友達とおしゃべりをしていた子がたくさん見られました。帰りに公園でお弁当を食べてから、電車に乗る前に、もう一度電車の中でのマナーについて話をしました。そうしたら、帰りの電車の中では、みんな静かにマナーを守って乗ることができました。
 みなさんも、家の人と一緒に電車を利用して出かけた経験があると思います。なぜ、電車の中では静かにしていなければならないのでしょうか。それは、「周りの人に迷惑をかけないようにするため」です。今度電車に乗った時に、どんな人達が乗っているのかをよく見てください。静かに本を読んでいる人がいたり、目を閉じて寝ている人、小さな赤ちゃんを抱えたお母さんも乗っていたりします。そして、べちゃくちゃとおしゃべりをしている人達がいると、周りの人に迷惑をかけているなあと気がつくはずです。ましてやコロナ禍の今は、電車のような密な空間では、マスクをして黙っていることが常識です。
 さらに、電車の中でのマナーとして、「立っている人は、手すりやつり革につかまらなければならない」ということがあるのを知っていますか。校長先生は毎日電車で通勤していますが、必ず電車の中では手すりやつり革につかまるようにしています。電車がゆれても自分は大丈夫と思ってはいけません。もし急ブレーキがかかり、他の人にぶつかってしまったら、あるいはけがをさせてしまったら・・・というところまで考えなければならないのです。
 全ての「マナー」は、人に迷惑をかけないということが基本になっています。学校内でも、「授業中に廊下を移動する時は、静かに歩く」というマナーがあります。いつも周りの人のことを考えて行動できるようにしましょう。
 さて、今日から11月に入りました。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。今年は、「いじめ防止シンボルマーク」を練馬区の学校から募集することになりました。いじめをなくすために一人一人が真剣に考えて、旭町小でもシンボルマーク作成の取り組みを行います。
 いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしたいものです。・・・

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