音楽会のご協力をありがとうございました。参観されての感想をぜひお寄せください。

6月8日(火) その1

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 今週も、Zoomを使った全校朝会を火曜日に行うことにしました。今日は、「はきものをそろえると 心もそろう」という話をしました。
・・・『今日は、まずこのような詩を紹介します。(資料を見せながら)長野県のお寺の住職であった、藤本 幸邦(ふじもと こうほう)さんの有名な言葉です。全文を読んでみます。
「はきものをそろえる」
はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう
 みなさんは、学校に来て昇降口でうわばきにはき替える時に、くつをそろえてしまうようにしていますか? 旭町小では、くつのつま先を奥に、かかと側を手前にして、全校児童のくつの入れ方をそろえています。1年生も入学してすぐに、くつのしまい方の約束として、担任の先生から指導されていました。
 自分のくつ箱にしまうのであったら、つま先が手前側であっても、左右のくつが重なり合っていても構わないと思いませんか? ところが、「全校児童がくつの向きをそろえておく」というところに大きな意味があるのです。「はきものをそろえると心もそろう 心がそろうとはきものもそろう」と書かれています。休み時間が終わって教室に戻る時に、くつをはきかえて外ぐつをしまいます。左右のくつをそろえてくつ箱にしまうのは、ほんの一瞬の動作です。あわてて片方のくつがひっくり返ったままにしてしまった子は、多分教室で受ける次の時間の授業でも落ち着かないのだと思います。つまり、休み時間から授業へと気持ちを切り替え、心を落ち着かせる時間が、くつをそろえて入れるその瞬間なのです。
 次に、「ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない」と書いてあります。生活科や理科の学習の時間、あるいは体育の時間に校庭に出る時に、外ばきのくつにはき替えます。外に出て学習が始まってから、落ち着いて授業に集中して取り組める子は、きっとくつ箱にぬいだくつがそろっていた子です。次にくつをはく時のためにも、くつ箱にしっかりそろえて入れておくことが大切なのです。
 最後に、「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう」と書いてあります。5,6年生は、移動教室の宿舎で、トイレのサンダルを常にそろえるように指導されます。自分が使ったサンダルだけをそろえることしかしないと、次第にトイレのサンダル全体が乱れてきます。しかし、他の子が使ったサンダルをそろえてあげる子が出てくるようになると、いつもサンダルの向きがしっかりそろうようになってきます。これは、くつやサンダルのことだけではなく、教室の掃除用具入れや給食着をしまうロッカー、図書室や学級文庫の本棚でも言えることです。「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」というやさしい心が広がっていくとよいですね。』・・・
 Zoomの画面では、昨日撮っておいた子ども達の靴箱の写真も見せました。旭町小の靴箱は、比較的靴がよくそろって入れてあります。(いつも校内が落ち着いているわけです。)
 中休みが終わって、校庭から戻ってくる様子を昇降口で見ていました。どの子も意識して靴を入れていたようでした。(写真上)ぜひご家庭でも、玄関で靴をそろえるようにさせてください。
 2階の掲示板には、今日紹介した詩やホームページに載せている写真から選んだ掲示物(正門脇の掲示板にも同じものがあります。)を貼りました。(写真下)

6月7日(月) その2

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 4年生は、国語の時間に「一つの花」という読み物教材の学習をしています。(写真上)「一つの花」は、児童文学作家の今西 祐行さんが著した有名な文学作品です。戦争の悲惨さを伝える内容であり、文部科学省により選定されて、多くの国語の教科書に採用されています。
 幼いゆみ子が最初に覚えた言葉は、「一つだけ、一つだけちょうだい」でした。戦時中で食べ物が乏しい中、お母さんはいつも「一つだけよ」と言って、ゆみ子に自分の食事を分けていたので、真っ先にその言葉を覚えてしまいました。戦況が厳しくなった頃、ついにゆみ子のお父さんにも赤紙が届きます。お父さんが戦争に行くというのに、何もわからず、ぐずって泣き出してしまうゆみ子。お父さんは、そんなゆみ子に、一輪のコスモスの花を握らせて汽車に乗り込みます。・・・教師が範読するのも辛くなるような悲しい物語です。しかし、戦争を知らない4年生の子ども達に、いかに当時の状況を説明するかがまず重要です。当時の様子をきちんと理解させることで、この物語の読み取りが変わってきます。
 最後の場面は、戦争が終わった後のゆみ子が描かれています。今日、4年1組では、戦争中と戦争後の場面をいくつかの観点で比較し、それぞれの違いを読み取りながら授業を進めていました。
 この物語の題名は、なぜ「一つの花」なのでしょうか。そして、ゆみ子との別れの場面で、なぜお父さんはたくさんあるコスモスの花から1本だけをゆみ子に渡したのでしょうか。さらに、「一つだけのお花、大事にするんだよ…。」というお父さんの言葉は、何を意味しているのでしょうか。・・・「花=命」と考えると、全てがつながって見えてきます。
 今日、1年生にタブレットパソコンを配布しました。しばらくは教室に保管しておきますが、準備が整い次第、各家庭に持ち帰らせます。
 今日は、まず連絡帳の裏表紙に、各自のID番号と初期パスワードが印刷された用紙を貼らせました。次に、北校舎にあるパソコン室から各自のタブレットPCを運んできて、ドングルのつなぎ方を練習しました。(写真下)
 2年生以上もすでに配布していますが、今年度よりインターネット環境に接続するドングルを、短いUSBケーブルでつなぐ設定に変更しています。昨年度末に練馬区で導入したタブレットPCでしたが、一番破損が多かったのがドングルの接続部分でした。その対応策として、USBケーブルをつけることになりました。
 1年生のタブレットPCは、昨年度の6年生が使用していたものを使っています。(足りない台数は、他校から届いたものです。)今日配布したタブレットPCには、一人ずつ名前が書かれたタグがつけられています。学年が上がっても、卒業するまでの6年間、同じ機器を使用していきます。今後、少しずつ使い方を練習し、学習のための道具として利活用していきます。

図工室より 4年生 6月4日(金)

貼ったり描いたり 貼ったり描いたり
細かく塗って 細かく塗って
描いて切り抜いて 描いて切り抜いて
 4年生は、工作用紙で展開図を学習して箱を作り、それを「小さな動物園」に見立て、好きな動物を紙で作って入れました。また、箱の外観も思い思いに飾って、自分好みの動物園を作りました。
 中にはどんな動物が暮らしているでしょうか。とても楽しみです。

6月7日(月) その1

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 6月は、「ふれあい月間」です。旭町小学校では、毎年ふれあい月間に合わせて、代表委員会の児童によるあいさつ運動を行っています。5,6年生の代表委員が早めに登校し、正門側と南門側に分かれて立ち、登校してくる子ども達に声をかけていました。(写真上)
 4月当初から、あいさつの指導を続けています。様々な方から子ども達のあいさつの仕方がとても良くなったという声を聞きます。しかし、まだまだ指導の余地があります。毎朝登校時に、子ども達とあいさつを交わしていますが、自分から進んであいさつをする子はまだ少数です。「言われてあいさつをする」というタイプの子が多いことが課題です。いわゆる「受け身のあいさつ」です。そんな中、門を入ってすぐに(私よりも先に)あいさつをする子がいます。元気な声であいさつを返してくれる子よりも、さらに何倍もすてきなあいさつとして心に響いてきます。
 明日は、豊渓中から60名以上の生徒がやって来て、あいさつ運動に参加する予定です。たくさんの生徒か、旭町小の子ども達に気持ちの良いあいさつの見本を見せてくれることを期待しています。
 朝早くから先生たちが出勤し、校庭にラインを引いていました。先週、新体力テストのために引いたソフトボール投げのラインが、金曜日の雨のために消えてしまいました。今週実施するクラスがあるため、きれいにラインを引き直していました。また、50m走のタイムを計るための直線ラインも引いていました。
 1校時に、6年2組が50m走のタイム計測をしていました。(写真下)全国平均では、男子は8秒台後半、女子は9秒台前半ぐらいです。昨年度は実施していませんが、コロナ禍の影響が最も出やすいのが50m走かもしれません。外遊びの機会が減るとともに、全力で走る場面も昨年度以前に比べてずいぶん減ってきています。全ての結果を分析したわけではありませんが、コロナ禍により子ども達の体力に影響が出てきているとしたら、とても残念なことです。
 先週土曜日に、春の運動会(「体育発表会」として実施した学校がほとんどです。)を行った学校が多かったようです。旭町小の10月の運動会の頃は、感染症拡大が収まり、子ども達の全力疾走が見られるようになっていることを願っています。
※どの学年も、体育時にはマスクをずらして良いことを指導しています。

6月7日の給食

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献立名           五目ご飯
              イカの生姜焼き
              豚汁
              牛乳


一口メモ

 6月4日から10日までは、歯と口の健康習慣です。
 噛むことには、たくさんの良いことがあります。よく噛むことによって、だ液がたくさん出ます。ご飯を一口食べて30回ほど噛んでみると、甘く感じられるようになります。だ液には、ご飯の成分を体に取り込みやすくする働きがあります。
 その他にも、噛むことによってたくさんの良いことがあります。給食室前に、そのことが書かれたポスターを掲示しました。

6月4日(金)

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 1年生は、算数の時間に「あわせていくつ ふえるといくつ」という学習をしています。この2か月間、1から10までの数を数えたり、数の分解・合成を中心に学習をしてきました。いよいよたし算の学習内容に入ることになります。
 たし算には、大きく分けて2種類の場合があります。「合併」(2つのものの集まりを1つにまとめた時の全体の要素数)と「増加」(すでにあるものの集まりに新たな要素を追加したときの全体の要素数)の場合にたし算を使います。「合併」の場合が「あわせていくつ」で、「増加」の場合が「ふえるといくつ」に相当します。
 ですから、式で表すと「2+3」であっても、算数ブロックの動かし方に違いが出てきます。「あわせていくつ」の問題であれば、2個のブロックと3個のブロックを両手で左右からくっつけて「答え…5個」となります。「ふえるといくつ」の問題であれば、2個のブロックに3個のブロックを移動させてくっつけて「答え…5個」となります。(写真上)
 これからいろいろなたし算の問題場面が出てきますが、様々な文章表現からたし算を使う場面であると理解しなければなりません。「あわせて」、「ぜんぶで」、「みんなで」、「ふえると」など、同じたし算でも、問題文の中でいろいろな表現が使われます。算数の学習でありながら、言葉の理解が重要になってきます。
 3年生は、算数の時間に「長いものの長さのはかり方」の学習をしています。2年生では、ものさしを使ってcmやmmの単位について学習をしてきました。また、2年生の3学期には、1mの単位を学習済みです。3年生では、巻き尺を使うことによって、1mよりもさらに長いものの長さを測る学習をしていきます。今日は、巻き尺の目盛りの読み方を練習してから、実際に教室の外に出ていろいろな場所の長さを測ってみました。
 先月は、体力テストで50m走のタイムを計っています。教室の前の廊下を端から端まで巻き尺で測ってみると、50mよりも短いことが分かりました。(写真中)また、昨日のソフトボール投げで自身が投げた距離を巻き尺で伸ばしてみると、何mがどのくらいの長さであるかがつかめるようになります。
 今後は、さらにkmの単位について習ったり、距離と道のりの関係についても学習していきます。100mや1kmといった距離の感覚が身につくようにさせていきます。
 1年生は、生活科の学習でいろいろな花の種をまいて育てていきます。紙コップに、これから育てていく花の種を少しずつ入れて、みんなで観察をしていました。
 今日、2組で観察をしていたのは、ヒマワリとマリーゴールド、ホウセンカの3種類の種でした。自分たちが5月にまいたアサガオの種と比べながら、形や大きさを調べていきました。マリーゴールドの種は、細長い形をしています。(写真下)
 この他にも、オシロイバナやコスモス、マツバボタン、ヒャクニチソウの種をまいて育てる予定です。どれも夏に元気よく育つ植物です。(しかし・・・コスモス以外は早めに種まきをした方が良さそうです。)

6月4日の給食

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献立名           ハムカツバーガー
              パセリポテト
              ベジタブルスープ
              牛乳


一口メモ

 ハムは、豚のもも肉などを塩などに漬け込んで加熱したものです。肉は、そのままだとすぐに腐ってしまいますが、塩や香辛料などの調味料をすり込んだりすることによって、長い時間保存できるようになります。
 中国やヨーロッパなどの地域で、狩りをして食べ物をとっていた時代に、食べ物を腐らせないように工夫した方法の一つです。
 日本でも、同じように魚を塩漬けにしたり、干物にしたりと、食べ物を長く保存できる工夫がなされてきています。

6月3日(木) その2

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 2年1組の教室で、「ぞうさんのおはな」という資料を使った道徳の授業がありました。「自分の良さを見つけよう」という、個性の伸長をテーマとした授業でした。
 「ぞうさんのおはな」は、子ども達に馴染みのある動物たちのやり取りを描いた資料です。・・・ある日、子どものぞうは、仲良しのワニやかばが大きくてかっこいい口を持っていることをうらやましく思います。そして、自分の特徴の一つである鼻も、長くてかっこわるいものだと感じてしまいました。その姿を見て母親のぞうが、子どものぞうの鼻は母親である自分と同じもので、高いところの木の実を取ったり、シャワーで水をふきあげたりすることができるとてもいいものであるということを伝えます。それを聞いたぞうは、自分の鼻について改めて考え、あまりいいものでないと思っていた鼻が、特別で自慢できる鼻にかわり、自分の鼻を誇らしく思うようになるのでした。・・・
 そういえば、童謡「ぞうさん」の作詞は、本校の校歌を作った まど みちお さんです。シンプルな歌詞の中にも、「自分に自信をもて!」という応援の意味を込めた歌になっています。2年生の子ども達は、このお話を通じて、どんな自分の良さを発見できたでしょうか。(写真上)
 6年生は、国語の時間に「たのしみは」という言葉を選んで短歌を作る学習をしています。今日は1組で、自分の作った短歌から秀作を選び、画用紙の短冊に筆で清書して仕上げていました。(写真下)
 江戸時代の歌人であった橘 曙覧(たちばな あけみ)は、日常の暮らしの中に楽しみや喜びを見いだして、「たのしみは」で始まり、「時」で結ぶ短歌を書き著しました。その形を真似て自分で短歌を詠む学習です。五・七・五・七・七の31音で作ります。
 子ども達の作品に、次のような短歌がありました。「たのしみは じゅく休みの日 校庭で 友達集め サッカーする時」…6年生にもなると、自分の時間が貴重なものになってきます。元気よく遊んでいる姿が浮かんできます。「たのしみは 家に帰りて テレビつけ クーラーつけて ゲームする時」…子どもならではの贅沢な時間の過ごし方ですね。さらに、ジュースとお菓子も身近にありそうです。「たのしみは 家に帰ると ネコがきて 背中に乗ったり ゴロゴロする時」…飼い猫がいるのですね。きっと猫自身も「たのしみは…」と思っていることでしょう。
 さて、黒板には、担任の先生の作品が貼ってありました。「たのしみは 駅で見つけた お土産を 家族想って 選ぶその時」…改札を出てすぐに、甘い香りに引き付けられます。家族のためと言いながらも、自分へのご褒美スイーツかもしれません。もう一句、「たのしみは 未来見つめる 二十四の 若者たちと 過ごすこの時」…学級の児童数は24名です。現代版「二十四の瞳」のようですね。(12人の生徒と女教師の物語でしたが…)きっと、「たのしみは」が「くるしみは」の時もあるはずです。しかし、いつも子ども達に笑顔でいるのが我々の務めです。子ども達のお手本の句、そして教師のお手本の一句となりました。

6月3日(木) その1

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 1年1組では、図工の時間に粘土を使った造形遊びをしていました。(写真上)粘土遊びは、子どもが創造する力や工夫する力を培っていく上で、欠かすことのできない遊びです。粘土を伸ばしたり丸めたりする活動を通して、創造力や発想力を広げることにもつながります。また、手や指の感覚を高め、発達を促すためにも、幼少期の粘土遊びが大切であると言われています。
 子ども達は、最初に「何を作ろうかな?」と考えながら、大きな粘土のかたまりを一生懸命にこね始めていました。次第に動物や家、乗り物と、作り出すものが子ども自身の中ではっきりとしてきます。一人一人に、粘土で表現したものについて話を聞いてみると、得意になって次々と説明をしてくれます。また、友達の作品からイメージをふくらませたり、お互いの作品をもとに会話がはずんだりと、子ども同士のコミュニケーションが生まれる良さもあります。
 今日から、全学年が新体力テストを行っています。昨年は実施しませんでしたが、2年振りに行うことになりました。(ただし、シャトルランと上体起こしは感染症対応で実施しないことにしています。)体育館では反復横跳びと立ち幅跳び、そして校庭ではソフトボール投げの測定を行いました。新体力テストは、この他にも様々な種目があります。長座体前屈や握力、50m走は、各クラスや学年の体育の時間にすでに実施済みです。
 今日一日を通して、いろいろな学年の新体力テストの様子を見ました。ソフトボール投げは、瞬発力や運動のタイミングをとる調整能力を調べる目的のテストです。(写真下)測定には、ソフトボール(1号)を直径2mの円内で投げた距離を記録します。全国の小学生男子児童のソフトボール投げ能力は、1年生で平均8.86mで、6年生では平均26.64mとなっています。(女子は、1年生で5.86m、6年生で16.64mです。)
 練馬区では、結果を集計して全国平均と比較してみると、毎回多くの学校でソフトボール投げの記録が低くなりがちです。また、全国的にも他の運動能力に比べてソフトボール投げの能力低下が著しいと言われています。やはり、「投げる」という運動機会が減っていることが第一の要因でしょうか。どこの公園でも硬いボールのキャッチボールは禁止され、草野球をする子が少なくなりました。また、川遊びに行っても、石を投げて水切りを楽しむことさえ危ないからと禁止されているのではないでしょうか。
 子ども達の投げるフォームを見ただけで、経験のある・なしがはっきりと表れてくるものです。先週から体育の時間を使い、投げる運動を重点的に指導していたクラスがいくつかありました。しかし、体育の時間のほんの数時間で身につくものではなく、普段から投げる運動に親しんでいなければ獲得できない運動能力です。

6月3日の給食

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献立名           新ごぼうの混ぜご飯
              野菜のうま煮
              なめこ汁
              あじさいゼリー
              牛乳


一口メモ

 新ごぼうは、春から初夏にかけてとれるごぼうのことを言います。やわらかく、香りが良いのが特徴です。
 ごぼうを野菜として食べているのは、日本や韓国などのごく一部の国だけです。中国やヨーロッパでは、野菜としてよりも薬として用いられていることが多いです。

6月2日(水)

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 4年生の各クラスに、下水道局による出前授業が行われました。様々な実験を取り入れながら学ぶ学習のため、2時間ずつ理科室を使って実施しました。4年生は、社会科で「わたしたちのくらしと水」の単元に入り、昨日は校内の蛇口の数を調べる活動をしていました。水道水は浄水場で作られますが、一方の下水道は水再生センターで浄化されています。4年生では、環境教育として総合の学習の時間に位置付けて取り組んでいます。
 下水道の仕組みについては、大人でも知らないことが多いものです。昔は川や海に直接下水が流されていました。環境問題への関心が高まり、現在では集めた下水をきれいな水に再生してから流す仕組みになっています。
 授業では、まず「沈殿実験」を行いました。ビーカー内で泥水を作り、しばらく置いておくと下に泥が沈殿します。そっと上澄み液だけ別のビーカーに取り分けます。全くきれいになったわけではありませんが、多くの泥を取り除くことができました。水再生センターでは、最初に集まってきた汚水から、まずは沈殿物を取り除いています。
 次に、微生物の働きで水を浄化していることを教えてもらいました。目に見えないたくさんの微生物が水中の汚れを分解し、きれいになった水を川や海に戻しています。薬品を混ぜて水をきれいにしていると考えがちですが、下水処理の場合はほとんどが微生物を利用しています。
 また、ティッシュペーパーとトイレットペーパーの水の中での変化についても実験で確かめました。トイレットペーパーを水に入れてかき混ぜると、バラバラに分解することが分かりました。ティッシュペーパーを流してはいけないと分かりました。(写真上)
 授業の後半では、下水道が町を水害から守っているということを学びました。道路のあちこちに、「雨水(うすい)ます」が設置されていて、雨水を集める仕組みになっています。都内のあちこちに巨大な下水管があり、降り続いた雨をしばらくためておき、水害から町を守っています。
 お台場に、虹の下水道館という施設があります。子ども達が楽しく下水道の仕組みを学ぶことができる体験型の施設です。8月の下旬、夏休みの自由研究に困った時に頼りになる場所です。
 2年生は、算数の時間に「長さのたんい」の学習をしています。長さを表す単位として、cmやmmがあることを知り、ものさしを使っていろいろなものの長さを測ったりしました。さらに、1cm=10mmであることから、単位の変換についての学習もしました。
 2年生では、毎年30cmものさしを全員が用意し、算数の学習で使っています。なぜ、定規ではなく「ものさし」を使うのでしょうか? 定規は線を引くためのもので、0の目盛りの少し前に余白があります。一方のものさしは、物の長さを測るための道具です。余白はなく、端からすぐに目盛りがふられています。測りたいものにぴったりくっつけて長さを調べます。
 定規との違いは、目盛りのつけ方にもあります。ものさしには赤や黒の点や線で目盛りがついていて、定規のように数字が書かれていません。数字がないので、自分で数えて目盛りを読む・・・そうすることで、目盛りの読み方を身につけさせていきます。不便に思うかもしれませんが、子どもの思考を高めるために大切な「ものさし」であると言えます。
 2組の教室で、ものさしを使って決められた長さの直線を引く学習をしていました。ある点から10cmの直線を引く場合、ものさしを当てて10cm離れたところにもう一つ点を打ちます。そして、2点を結ぶ直線を引く時は・・・ものさしの反対側(目盛りがついていない方)を使って線を書きます。(写真中)
 「そんなの初耳!」という方が多いのではないでしょうか。知っていた方は、ご自身の2年生の時の学習をきちんと覚えていらしたのですね。(昔からこのように指導していたはずです。)ものさしは長さを測る道具であり、目盛り側を傷つけたり汚したりしないという理由のようです。
 6年生は、算数の時間に「分数のわり算」の学習をしています。(写真下)分数のたし算、ひき算、かけ算、わり算の中で、最後に学習するのが「分数÷分数」の計算です。1年生の整数のたし算から始まり、分数や小数の計算を様々な学年で学習してきた6年生にとって、最後の四則計算です。
 「分数÷分数」は、割る方の分数の逆数をかければよい…と教えてしまえば計算練習で終わりです。しかし、小学校ではそうしません。「分数÷整数」は既習事項なので、なんとかそうなるように式を変えられないかを考えさせたり、図を使って考えさせたりします。「割る数の逆数をかける」ということを苦労して導き出させなければ、理解が深まりません。
 教科書には、「3/4dlのペンキで板を2/5平方メートル塗ることができました。このペンキ1dlでは、何平方メートル塗れますか。」という問題が書かれています。小学校の算数では、あくまでも文章題で提示するようにしていますが、ここまでくると無理があるなと思います。日常生活で「分数÷分数」の場面はあまり考えられないものです。

みんなの下水道 出前授業(4年生)

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 4年生は総合的な学習の時間「ともに生きよう わたしたちの町で」の学習で、生活に関する水やごみ問題について学習しています。
 6月2日(水)は、東京都下水道局の方に来ていただき、「みんなの下水道」出前授業を実施しました。実験をしたり、お話を聞いたりしながら、下水道にはわたしたちの町を清潔に保つ役割があることや、町から雨水を排出し町の安全を守る役割があることを学びました。
 お料理であまった油の正しい処理についても学びました。ぜひ、おうちの人にも学んだことを伝えて欲しいです。

6月2日の給食

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献立名           家常豆腐丼
              もやしの中華スープ
              牛乳


一口メモ

 もやしは、大豆や緑豆などの豆が発芽したものです。
 芽を出すことで、種の時にはもっていなかった栄養素が作られます。中でも、風邪を予防するビタミンCや、疲れをとる働きがあるアスパラギン酸という栄養素がたくさん作られます。

6月1日(火) その2

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 4年生は、算数の時間に「角の大きさ」の学習をしています。今日は、分度器を使って、いろいろな角度の大きさを測る問題に取り組んでいました。2年生でものさしを、3年生でコンパスを、4年生で分度器をというように、算数の学習においても、道具の正しい使い方を各学年でしっかり指導しています。
 分度器は、使い慣れるまでに時間がかかる道具です。そして、大人は理解していても、子どもの発達段階を十分に理解して指導することが重要になります。それは、まず「角度」というものの見方から始まります。1本の直線の端から出たもう1本の直線との間を「角」といい、その大きさを「角度」としています。しかし子どもは、三角定規のとがったところを触って角があることは理解できますが、2本の直線が交わった図を見て角度があるとは、最初はなかなか受け取れないものです。(そこで、この単元の最初に、2つの円に切り込みを入れて組み合わせ、回転させることでいろいろな大きさの角度ができることを学習しています。)
 さて、分度器の難しさは、その目盛りの合わせ方と読み方にあります。角の頂点を分度器の中心に合わせるとともに、角度の一方の直線を0度に重なるように合わせる必要があります。それがいつも同じ向きに角度があるわけではなく、様々な方向に分度器を動かして使えるようにしなければなりません。(写真上)
 次に、目盛りの読み方です。90度よりも小さい方の目盛りを読むのか、大きい方の目盛りを読むのかは、角を見て直角よりも大きいか小さいかが分かっていないと混乱します。ということで、最初のうちは先生が一人一人をしっかり見て回る必要があります。他にも、子ども達の分度器が一人ずつ大きさや目盛りの付き方に違いがあることから、子どものつまずきが様々に生じます。
 6年生は、社会科の時間にいよいよ歴史の学習が始まりました。6年生にもなると、「歴史を勉強するのが楽しみ」という子が多いのではないでしょうか。縄文時代や弥生時代の想像図や、遺跡から出土した道具の写真を見ながら学習がスタートしました。(写真中)
 社会科の学習は、様々な資料を基に授業を行う場面がたくさんあります。教科書だけでなく、資料集を使って学習を進めていきます。多くの情報を読み込んだり、整理したりする力が必要になってきます。きっと今後は、各自のタブレットPCの活用も有効な手立てになるはずです。
 3年生は、理科の時間に「こん虫を育てよう」という学習をしています。学校の畑に植えられているキャベツの葉から青虫を見つけ、飼育しながら観察を続けています。今日観察していたモンシロチョウの幼虫は、すでに2センチほどの大きさに成長していました。フンの大きさも以前より大きくなっていたようです。昨日お伝えしたように、3年生は総合の学習でカイコの飼育もしていきます。どちらも、幼虫からさなぎ、成虫への過程を楽しみに観察が続いていきます。(写真下)

6月1日(火) その1

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 全校朝会をZoomを使って行いました。今日は火曜日だったので、途中で途切れるクラスがなく、うまくZoomがつながったようです。今日は、「元気よく外で遊ぼう」という話と、「ふれあい月間」についての話をしました。
・・・『今日から6月になりました。もうすぐ関東地方も蒸し暑い梅雨の時期に入ります。旭町小では、外遊びがとても盛んに行われています。中休みも昼休みも、進んで外に出て遊んでいる子がたくさん見られます。旭町小は、校庭が広いことに加えて、ブランコやジャングルジム、三角すべり台、うんていなど、様々な遊具で遊ぶことができるので、とても恵まれています。
 子どものうちに外遊びが大切であると言われるのには、いくつかの理由があります。まず、何よりも健康な体をつくるためです。今、健康であるから良いというのではなく、将来大人になっても健康な暮らしが続けられるようにするために、子どもの頃の外遊びが大切です。そして、丈夫な体の骨や筋肉を身につけるだけでなく、大けがをしないように身をかわしたり、手をついたりという素早い動きを外遊びの経験から獲得することができるのです。
 もう一つ外遊びが大切な理由として、学習に集中して取り組むことができるということがあります。一週間の生活の中で、土曜・日曜の休みの日があるように、勉強の合間に休み時間があって、気持ちを切り替えることが必要です。授業中は、45分間席に座っていたり、同じ教室の中で過ごしたりすることがほとんどです。そこで、休み時間に教室から出て外の空気や景色に触れるとともに、体を動かし血液の流れを盛んにすることで頭がすっきりとすることにつながります。ですから、勉強ができる子は、外遊びも上手にできる子なのですね。
 さて、今日もう一つ伝えたい話は、「ふれあい月間」についてです。練馬区では、6月を「ふれあい月間」と位置づけ、いじめを絶対に許さないという姿勢で、小中学校全校で取り組むことになっています。いじめは、どこの学校でもどこのクラスでも起こりうることです。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。いつも相手の立場にたって、相手の気持ちを考えて行動できる人は、いじめを絶対にしないはずです。「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」旭町小学校の全員が、この場でしっかり約束をしてください。そして、いじめのない学校にしていきましょう。心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。
 学校での大切な勉強として、国語や算数といった各教科の学習があります。しかし、学校ではそれ以外にも大事なことを学んでいます。それは、いろいろな友達と仲良くするということです。大人の社会は、人と人とのつながりで成り立っています。ですから、子どものうちに様々な人と接することができる力をつけておくことも大切な勉強なのです。旭町小学校では、クラスの仲間とだけでなく、学年全体で取り組む学習がたくさんあります。また、登校班では近所の仲間と、そしてたてわり班では違う学年の子と一緒に活動していきます。一人一人の顔や体の大きさが違うように、考え方や性格が全て違います。いろいろな人のことを受け止め、理解し、一人でも多くの仲間と楽しく生活する力をつけていくことはとても大切なことです。
 旭町小では、ふれあい月間の取り組みとして、来週月曜日からの3日間、あいさつ運動を行います。みんなで明るいあいさつを交わしていけるようにしましょう。』・・・
 続いて、代表委員会からあいさつ運動についての話がありました。(写真上)中休みにも代表委員が集まって来週のあいさつ運動に向けた話し合いをしていたようです。
 各階の掲示板に、ふれあい月間の表示を貼りました。あるテレビ局のお天気マスコット(ねこ団長)を入れて作ったのですが…知っている子は少なかったようです。(写真下)

6月1日の給食

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献立名           ご飯
              豚肉の一味焼き
              磯和え
              キャベツの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 6月になりました。もうすぐ梅雨がやってきます。梅雨の時期には、気温や湿度が高くなり、食中毒が起こりやすくなります。
 手洗いの仕方を徹底し、しっかりすみずみまで洗うように指導していきます。また、給食当番は白衣と帽子をきちんと身につけ、髪の毛などが給食に入らないように注意させています。そして、給食を受け取る子ども達も、衛生面に気をつけて待つように指導しています。
 今日の「豚肉の一味焼き」は、ピリ辛の味付けで豚肉を焼きました。ご飯が進む一品になりました。

5月31日(月)

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 今日は月曜日ですが、全校朝会は明日行うことにしました。毎週月曜日の朝は、他校も一斉にZoomを使って朝会を行うため、接続が途切れてしまいがちです。そのため、今週は曜日をずらして試してみることにしました。
 2校時に、教育アドバイザー訪問がありました。教育アドバイザーは、初任〜3年次の先生方の授業を見て指導・助言をするために、区内の各学校を回られている先生です。今日は、1年2組の国語の授業を参観していただきました。
 授業は、「かきとかぎ」という教材を使い、濁点の付く言葉の音と表記について理解させる内容でした。教科書には、「さるのだいじな かぎのたば。げんかん うらぐち まど とだな。どれがどれだか わからない。」という唱え歌が載っています。国語の時間では、まず音読が重要です。特に低学年では、何度も何度も音読を重ねていくことが大切です。先生の範読に合わせて指で文字を追わせたり、全員で声に出して読んだり、列ごとに役割を決めて読ませたりしていました。子どもは自然に暗唱できるようになっていきますが、きちんと教科書を手に持ち、文字を目で追いながら音読していくことが大切です。(写真上)
 ところで、濁点がつく文字を探す場面で、子どもの中から「あ」や「う」の濁点について声が上がりました。子どもは鋭いですね…漫画などで「あ゛」や「ゔ」を見たことがあるのでしょうか。なんとなく、普通の「あ」や「う」の発音と違い、強烈な叫び声から発せられる響きのように感じられます。しかし、これらは正式な日本語にはない表記の仕方です。ただし、「ゔ」はカタカナで書く場合はよく使われます。「ベートーヴェン」とか「ヴェルディ」のように、外国の人物の名前などの表記には必要です。
 3年生が、カイコの卵の観察をしていました。これから3年生は、総合の学習の時間にカイコを育てていきます。直径が1mmほどの小さな卵を紙コップに分けて、虫メガネで観察をしました。透明な膜の中に、黒い幼虫がいることに気が付いた子がいました。本当に小さな小さな生命が、まさにこれから誕生する直前の様子を観察することができました。(写真中)
 昨年までは、練馬区の理科部でカイコの卵をまとめて購入し、各学校に配布していました。長い理科部の歴史にも予算削減の波が訪れ、今年からは学校ごとに購入することになりました。専門業者を通じて注文すると、ふ化する予定日の前に届くように送ってもらえます。さあ、3年生はこれからこの小さな命をどのように育てていくでしょうか。そして、小さなカイコの命から、たくさんのことを学び取ってほしいと思います。
 4年1組の教室に、アゲハチョウが入った飼育ケースが置いてありました。クラスの子が家から持ってきたようで、他にもさなぎが2匹入っているのが確認できました。成虫になったアゲハは、今朝学校に持ってくる時に羽化したばかりとのことでした。じっと羽を休めていました。(写真下)
 アゲハチョウは、柑橘系の木の葉に卵を産み付けます。旭町小の敷地内にも、ミカンやキンカンなどの木があるので、葉裏を調べてみたいと思います。ちなみに、キアゲハはニンジンの葉に卵を産み付けます。幼虫は、緑と黒のしましま模様です。子どもの頃に、畑のニンジンの葉にいた幼虫を育てたことがあります。夏休みの早朝に羽化する様子を観察した思い出は、ずっと心に残っています。

5月31日の給食

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献立名           千草うどん
              イワシのさんが揚げ
              華風きゅうり
              牛乳


一口メモ

 さんが揚げは、千葉県の郷土料理の一つです。漁師さんたちが、アジやイワシなどの魚を細かく刻み、ネギやしょうが、味噌などの調味料を混ぜて、「なめろう」という料理を作ります。その後、余ったものを貝殻などに盛り付けて、その貝殻ごと焼いたものを「さんが焼き」と呼ぶようになりました。
 さらに、さんが焼きにシソなどを巻いて揚げたものが「さんが揚げ」と呼ばれるようになったということです。今日の給食では、イワシのすり身を使い、のりを巻いて揚げました。

租税教室(6年生)

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 社会科の学習の一環で、租税教室を実施しました。
 2名の税理士さんから、「税金って何だろう?」、「税金にはどんな種類があるの?」、「税金はなぜ納めるの?」という3つのテーマに沿って、税について教わりました。
 子供たちからは、「税金が50種類以上あるのは、様々な立場の人が少しでも納得できるように色々な集め方をしているのだと初めて知りました。」や「税金は自分たちが作ったお金を集めるルールだから納めるのだと知りました。」など、税についての考えが深まったという感想がありました。
 税にかかわらず、社会のルールを決めるのは自分たち一人ひとりであるという意識をもち、積極的に社会のルール作りに参加しようとする姿勢が大切であると改めて学ぶことができました。

5月28日(金)

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 毛筆を使った学習は、3年生から始まります。書道セットがそろい、今月初めには横画の練習として「二」を書きました。今回1組では、縦画の筆の使い方の練習をしていました。筆を手にしている腕を上に持ち上げていくことで、線が少しずつ細くなっていくことを感じ取らせていました。(写真上)
 3年生は、毛筆の授業のスタート時期でもあるので、道具の準備や片づけまで、一つ一つをていねいに指導しています。また、毛筆を行う時の姿勢や筆の持ち方についての指導も大切です。筆は半紙に対して垂直にし、手首から肘にかけては常に机に対して水平になるように構えるのが基本です。毛筆の授業が毎週あるわけではないので、これらの基本をしっかり身につけさせていけるように、繰り返し指導していきます。
 今後は「はね」や「折れ」、「はらい」を練習しながら、様々な文字に取り組んでいきます。また、2学期の終わりには、3年生も毛筆で書き初めに挑戦することになります。
 6年生の2クラスに、「租税教室」がありました。2名の税理士の方にお越しいただき、各クラスに1時間ずつ授業をしてもらいました。租税教室は、日本の将来を担う子ども達に、税の仕組みや社会に果たす役割についての認識を広める活動として行われています。昨年度から、6年生の社会科は、1学期の始めに政治の学習単元が行われるようになっています。税金の仕組みも、大まかではありましたが学習しています。そのためか、今日の授業に強い関心をもって臨んでいた子が多く見られました。(写真中)
 子ども達にとって身近な税金は、「消費税」です。実際に子ども達も、物を買う時に支払っています。しかし、他にも税金の種類は、50種類もあるそうです。「なぜ、いろいろな種類の税金があるのか」ということを学ばせるために、子ども達にゲーム感覚の課題を出していました。
 『A・B・Cの3人が、それぞれ700万円、250万円、50万円を持っています。300万円を集めるためには、3人からいくらずつもらえばよいですか。』という問題でした。「Aが300万円払い、BとCは0円」という考え方もあれば、「全員から100万円ずつもらう(Cは借金をする)」という考えもあります。中には算数で習った比を使って計算し、「210万円、75万円、15万円」と細かく求めた子もいました。
 実は、どれも税金の集め方として使われている方法です。同率で税を納めるのは、法人税などがあります。また、特定の人からのみ徴収するのは、酒税やたばこ税などです。そして、全員が同等に支払っているのが消費税です。ということで、国民一人一人の立場や意見を調整するためにたくさんの税金の種類があり、税金の徴収の仕方を変えているということが分かりました。(なるほど…)
 昨日、世界的な人気絵本作家のエリック・カールさんが亡くなられたというニュースがありました。「はらぺこあおむし」など、多数の素敵な絵本で知られている作家です。
 5校時に、2年2組の子ども達が図書室で授業をしていました。本棚から改めて「はらぺこあおむし」の本を取り出し、ページをめくってみました。きっとどの子も幼稚園や保育園で読み聞かせをしてもらった覚えがあるでしょう。(写真下)
 小さな青虫が、いろいろな食べ物を食べていく経過は、仕掛け絵本としての面白さもあります。また、食べ物の名前や曜日を覚えることにもつながります。そして、大きく成長した青虫がさなぎになって蝶に変身するところは、ページをめくって「あっ」と驚く瞬間でもあります。

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学校行事
11/8 クリーン運動
11/11 就学時健康診断
11/12 総合防災訓練、避難訓練
11/13 学校公開