クリーン運動毎年11月に、校庭、学校の周り、上練馬公園の落ち葉清掃を行います。 3月に卒業した豊渓中学校の1年生は、きりっとした制服姿で、とてもステキな中学生になっていました。小学生と中学生がふれあって活動する微笑ましい姿が、あちこちで見られました。 みんなが一生懸命に活動したので、とてもきれいになりました。 11月9日(火)1組では、最初に文章問題について先生が指導していました。「いろがみが13まいあります。8まいつかうと、のこりは なんまいになりますか。」分かっているのは、最初に13枚あったことと、8枚使ったということです。そして、聞いているのは、残りの数です。残りを聞いているので、ひき算を使い、「13−8=5 こたえ 5まい」となります。 教科書には、次に「はとが7わ、すずめが15わいます。どちらが なんわ おおいでしょうか。」という問題がありました。同じひき算でも、これは1年生には超難問です。教科書には、とってもかわいらしいハトとスズメの絵が描いてありながら…。(写真上) 一番多い間違いが「7−15」という立式です。今までは、文章問題に出てきた数字の順に式を立ててきたので、多くの子がつまずくところです。この問題の場合は、多い方から少ない方を引かなければなりません。 さらに、答え方も重要です。「こたえ 8わ」ではなく、「すずめが8わ おおい」と、「どちらが なんわ おおいでしょうか。」に対応して答えなければなりません。教科書やドリルの問題は、よくよく考えて作られているものです。 今月の体育館における体育の授業は、多くの学年でマット運動(低学年は、マット遊び)を行っています。いろいろな時間に見に行くと、マットの上で転がったり手をついて飛び跳ねたりしている低学年から、きちんとした回転技に発展していく高学年の様子まで、発達段階がよく見えてくるものです。 5年2組では、子ども達がタブレットPCを体育館に持ってきて授業をしていました。マット運動の様子を友達が動画に撮り、再生して見ることで、技の完成度を確認することができます。手のつき方や足の伸びなど、マット運動の技によってポイントとなる部分があります。今までは自分の技を友達に見てもらってアドバイスを受けるという授業がほとんどでしたが、タブレットPCを使うことで自身の技の振り返りが容易にできるようになりました。(写真中) 読書旬間中です。図書室を利用するクラスが多くなりました。また、今日は雨の日だったので、休み時間に図書室を利用していた子も見られました。 1年1組では、図書の時間に、図書管理員さんから本の読み聞かせをしていただきました。読んでもらった絵本は、「しょうぼうじどうしゃ じぷた」です。昔からある有名な絵本なので、「懐かしい…」と思われる方もいらっしゃるでしょう。(私がその一人です。) ある町の消防署に、はしご車ののっぽくん、高圧車のばんぷくん、救急車のいちもくさんがいて、火事があると3台そろって大活躍していました。一方、もう1台のちびっこ消防車の「じぷた」は、みんなから相手にされていません。ところが山小屋で火事があり、山道を登っていけるのはじぷただけ・・・その後じぷたは、大活躍することになります。 1年生は、これから国語の時間に「じどうしゃ くらべ」という説明文を学習するので、乗り物に関する絵本を選んでいただいたのでしょう。読み聞かせが終わって、子ども達から思わず拍手が起きました。(写真下) この絵本の作者は、渡辺茂男です。日本を代表する児童文学者であり、翻訳家でもありました。翻訳家としては、「エルマーのぼうけん」や「おさるのジョージ」のシリーズを日本語に訳しています。 また、自ら著した絵本では、「とらっくとらっくとらっく」など、乗り物が出てくる本が多くあります。渡辺茂男が書いた絵本の中で、私が特に印象に残っているのは、「くまたくんの本」シリーズです。昔、自分の子どもに読み聞かせをするために、何度も町の図書館で借りてきた覚えがあります。「くまたくんちのじどうしゃ」や「ぼくしんかんせんにのったんだ」、「ぼくじてんしゃにのれるんだ」など、乗り物に初めて乗った時のほのぼのとした喜びが描かれた絵本です。 11月9日の給食シューマイ 中華風野菜スープ 牛乳 一口メモ 今日のシューマイには、「おから」がたっぷり入っています。 おからとは、豆腐を作る時に出る大豆のしぼりかすです。しかし、かすと言っても、食物繊維やカルシウムなどの栄養素がたくさん詰まっていて、とても体に良い食品となっています。ですから、おからは低カロリーで高たんぱくな健康食材とも呼ばれているほどです。 がん教育授業(6年生)今日のテーマは「がん」。2校時に、実際にがんを経験した岸田徹さんに授業をしていただきました。岸田さんは、現在自分の体験を生かして、NPO法人「がんノート」の代表理事をされています。また、がん患者の方にインタビューをして、医療情報以外の「患者情報」を伝えるお仕事をされているそうです。 まず、岸田さんが出演された保険のCMを見せていただきました。子ども達の中にも知っていた子がいたようで、ますます興味津々に岸田さんのお話を聞いていました。 がんについて4択クイズで説明をしていただきました。がんが見つかっても生き延びている人が約65%いること、遺伝でがんになる確率は約5%であることなど、子ども達は初めて知ることが多かったようです。 また、岸田さんが好きなアニメのキャラクターと一緒に、がんを予防するためにできることも教えていただきました。食事面で気を付けられることや、検診を受けることなどを学びました。 そして、最後に素敵な言葉をいただきました。 「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ」 子ども達の心にも、しっかりと響いたことと思います。 保健の授業で「がんは2人に1人がなる病気」と学んでいました。がんの経験者の方にお話をしていただくということで、子ども達は多少構えているような雰囲気でスタートしましたが、岸田さんの明るいお人柄に、子ども達も素直に聞きたいことを質問することができました。 岸田さんから学んだことを、子ども達がこれからの生活に生かしていってほしいです。 11月8日(月) その21年2組では、道徳の「きゅうしょくとうばん」という資料を使った授業が行われました。(写真上)「勤労、公共の精神」について考えさせる内容でした。・・・給食当番でデザートのフルーツポンチをよそう担当になった「ぼく」は、うまく仕事ができるのか、心配でドキドキしていました。しかし、一生懸命仕事をして先生や友達に褒められたことから、次回もがんばろうとする気持ちを抱くようになります。・・・1年生の子ども達にとって、とても身近な内容であり、共感できる部分の多い資料です。「白玉を同じ数ずつよそわなければいけない。」と考えながら当番の仕事をしているところや、「パンの担当の方が簡単でよかったのに…」と思うところなど、様々な葛藤場面が描かれています。 授業の後半では、「みんなのためにがんばって良かったこと」について、自分の生活の中から見つけさせていきました。道徳の授業では、「一般化」にあたるところで、そこが道徳教育の重要部分になります。お話の中の主人公の気持ちから、日常の自分たちの生活に重ね合わせて考えさせる「道徳の肝」にあたる授業展開です。 今月の学校公開から、12月、1月と、毎月道徳の授業を1時間ずつ公開していきます。A〜Cのグループで分散した参観になっているため、3回に分けて全家庭に道徳の授業を見ていただくためです。道徳の授業公開になっているご家庭では、どのように資料内容から一般化して指導しているのか、ぜひ注目してご覧ください。 2校時に、体育館で6年生に向けた「がん教育」の出前授業がありました。講師として、NPO法人がんノート代表理事をされている 岸田 徹 さんにお越しいただきました。 岸田さんは、25歳で希少がんを患い、抗がん剤治療や2度の手術を受けた方です。現在は、がん経験者へのインタビューをYouTubeで配信したり、国立がん研究センターの広報などでご活躍されたりするなど、多方面でがん教育に携わっています。某がん保険のCMにも出演されていました。(そのCMでは、嵐の櫻井くんに、「なんでも明るく語りますね〜」と言われていました。) 「小学生にがんの教育?」と思われるかもしれませんが、ここ数年で学校でのがん教育の重要性が広がりつつあります。6年生の保健の教科書には、喫煙や飲酒の害のページに、がんになる可能性について触れられています。また、がんにかからないためには、生活習慣が大切であるとされています。(がんが遺伝によるのは、全体の5パーセントに過ぎません。)生活習慣病についても、6年生の保健の授業内容です。 授業の後半は、ご自身の闘病経験について話していただきました。がんを宣告された時には、全身にがんが広がっていて、「5年生存率は、5分5分」と言われたそうです。そこで岸田さんは、「こんなに転移している状態で半々なら、なんとかなるんじゃないか」と考えました。(写真中) また、岸田さんは漫画やアニメが大好きで、子ども達の興味を引くためにパワーポイントの資料にいろいろなアニメを引用して、楽しく説明してくれました。 最後に、「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せ」と話し、笑うことの大切さを伝えていただきました。どんなにつらいことがあっても希望をもち、明るく生きる岸田さんのパワーに、終始圧倒されました。 1年1組では、生活科の時間に、どんぐりを使ったおもちゃ作りに挑戦していました。どんぐりは、学年のみんなで3週間前に光が丘公園まで行き、たくさん拾ってきました。生活科の教科書を参考にしながら、どんなおもちゃを作りたいかを考え、各自家からいろいろな材料を用意して製作に取りかかりました。 どんぐりは、工夫次第でいろいろなおもちゃに変身させることができます。どんぐりに穴をあけ、ひもを通してネックレスを作っている子がいました。(穴あけは先生が行います。)また、空き箱にストローで道を作り、どんぐりをゴールまで転がしていく迷路を作っていた子もいました。 さらに、つまようじを利用して、どんぐりのやじろべえを作った子がいました。左右のバランスを何度も調節しながら、つり合う位置を考えていました。(写真下)どんぐりは、目をつけるだけでも、とてもかわいらしい人形になります。その他、コマを作ったり、松ぼっくりと一緒にクリスマスの飾りを考えたりと、とても楽しそうでした。 11月8日(月) その1・・・11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先週、自転車で光が丘公園の中を通って出張に行きました。公園内の木々は紅葉が進み、たくさんの落ち葉がいたるところにたまっていました。よく見ると、公園のあちこちで落ち葉を集めて掃除をしている方々が目に留まりました。落ち葉だけでなく、垣根の間に入って空き缶やビニールごみを集めたりもしていました。光が丘公園でこれらの作業をしている方々は、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。 ボランティアというのは、自分でできることをすすんでみんなのために働く活動のことをいいます。そして、一番大切なのは、無償で行うこと…つまり、お金をもらわずに行う仕事であるということです。 今日は、これからクリーン運動を行います。1年生から3年生は学校の敷地内を、そして高学年は上練馬公園や学校周辺の道路の掃除をします。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。学年ごとに分担した場所のごみを拾ったり、石拾いをしたりします。また、落ち葉を一つずつ手で拾います。みんなで行えば、たくさんの落ち葉もあっという間に片付けることができます。 一方で、普段は用務主事さんが一人で何倍も働いてきれいにしてくださっていることを忘れてはなりません。ですから、みんなで一斉に外に出てクリーン運動をしたことで終わりにしてはいけないのです。毎日行っている掃除の時間も大切にしていかなければなりません。ほうきや雑巾を使って、決められた当番の場所をいつもがんばって掃除をしているでしょうか。今日のクリーン運動を機会に、普段の掃除当番の取り組みも含めて、学校をきれいにしていく気持ちを高めていきたいものです。・・・ 朝会の後、各学年に豊渓中学校の1年生の生徒や保護者の方々に加わっていただき、クリーン運動を行いました。低学年の子ども達も、ぶかぶかの軍手をはめてたくさんの落ち葉を集めていました。 11月8日の給食イカの一味焼き 五目きんぴら 実だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 今日は、「11月8日・・・いい歯の日」です。よく噛むことで、歯が丈夫になったり、味がよく分かるようになったり、食べ過ぎを防いだりすることができたりと、良いことがたくさんあります。 今日の献立には、イカやレンコン、ごぼうなど、歯ごたえのある食材がたくさん使われています。日頃から、よく噛んで食べるように指導しています。 11月6日(土)自転車に乗る時の点検ルールや走行時の交通安全に関する指導の後、実際にコースを使って技能訓練も行いました。自転車をスタートさせる時の乗る方向(自転車の左側から乗る)や、ペダルをこぎ始める足が決まっていること(右足から)など、安全面を考えた細かなルールがあることも教えていただきました。 PTAや第六地区委員会で構成しているボランティアの小中学生も参加して、自転車安全教室の運営を支えていただきました。また、光が丘警察の方々やたくさんの地域の皆様にも準備をいただき、実施することができました。 子ども達の日頃の安全のために、多くの方々に見守っていただいていることに、改めて深く感謝申し上げます。 調理実習(6年生)昨年度、実施できなかった「ゆでいも」の調理です。先週、教室で必要な身支度や用具、手順の確認をして計画を立てました。じゃがいもを洗って皮をむき、芽をとってひと口大に切り、ゆでる…という一見単純な手順のように思えますが、一つ一つの作業に細かいポイントや安全上の注意点があります。 今日は、時間をかけてじっくりと取り組みました。特に、包丁やピーラーを使ってじゃがいもの皮をむくところが難しかったようで、苦戦している様子が見られました。昨年度は動画でしか学習できなかったところを、実際に手を動かしてやってみることで初めて分かった難しさだったと思います。実践することの大切さを改めて感じました。 出来上がったゆでいもは、班で分けて試食しました。「やっと、調理実習ができてよかった。」「自分で作るとさらに美味しい!」「これなら家でもできそう。」などの感想が聞こえてきました。家庭科は、生活をよりよくしていく教科です。今日の学びを、これからの生活に活かしてほしいと思います。 次回は、白ご飯とお味噌汁を作ります。今日の実習をしっかりと振り返ってから、計画を立てて臨む予定です。 11月5日(金)子どもの頃の読書体験は、大人になってもかけがえのない思い出としてよみがえってくるものです。自身の好きなシリーズや本のジャンルができたり、お気に入りの作家の本を次々と手にするようになったり・・・そんな時代が、誰にもあったのではないでしょうか。そのような読書の楽しさを、ぜひ子ども達に味わわせてあげたいものです。 学校では、各クラスに団体貸し出しとして、光が丘図書館からたくさんの本が届いています。また、教室内には、学級文庫として図書室からおさがりとして本が置いてあるところもあります。本の貸し出しは学校の図書室でも行っていますが、近くに光が丘図書館があります。土日を利用して、家族で図書館に出かけてみてはいかがでしょうか。ちょうど昨日の午前中に合同校長会があり、自転車で光が丘公園内を通りました。イチョウ並木が黄色く色づき、図書館に向かう道がとてもきれいでした。 5年生に続いて、6年生も家庭科の調理実習が始まりました。1,2校時に1組、5,6校時に2組が行っていました。実習したのは、「ゆでいも」です。「6年生なのに、いもをゆでただけ?」と思わないでください。昨年度から調理実習が一切できず、家庭科の授業で調理実習を行うのは、6年生にとっても今回が初めてだったのです。6年生では、炒める料理やご飯を炊いたり味噌汁を作ったりという調理があります。しかしその前に、コンロの使い方や包丁の使い方からスタートしなければなりません。そこで今回は、5年生の1学期に行う「ゆでる調理」から実習を始めることにしました。 今月から調理実習を始めるにあたり、学校でビニール手袋を購入しました。食材を触る実習の時は、しばらくはビニール手袋をつけて行うようにします。 最初に、担任の先生が子ども達を集めて、包丁の使い方やじゃがいもの切り方のお手本を見せました。(調理実習では、これが重要です。先生自らがやってみせることに尽きます。)じゃがいもを水洗いしてから、包丁で皮をむいていきました。包丁に親指を添える位置がポイントになります。 1人あたり、じゃがいもを1個ずつ皮むきをするのですが、半分までは包丁を使い、あとはピーラーを使って良いことになっていました。(家庭では、ピーラーを使う場合が増えているのではないでしょうか。ただし、じゃがいもの芽はしっかり取るように指導しています。) 先生のお手本が終わったら、いよいよ自分たちで行う実習の始まりです。「包丁でじゃがいもの皮をむくのは初めて」という子が多かったようです。先生から何度も親指の位置を注意されていた子がいました。かなり分厚く皮をむき、だいぶ小さなじゃがいもになった子もいたようでしたが、全員無事に切ることができました。(写真中) 次に、鍋に水とじゃがいもを入れ、柔らかくなるまでゆでました。何度も竹串で確認していた班がありました。ゆであがったじゃがいもは、塩を振って食べました。家庭科の授業で初めて作った味は、格別なものだったようです。ぜひ各ご家庭でも、積極的に調理をさせてあげてください。包丁の扱いは、ヒヤヒヤするかもしれませんが…。 2校時に、2年2組の教室で、アドバイザー訪問の授業視察がありました。区の教育アドバイザーの先生に来ていただき、授業についての指導を受ける訪問です。初任の先生から2〜3年次研修を受けている若手の先生方を対象とした、指導力向上研修の一環として行っています。 担任の先生がスーツに着替えて教室に入ったきたところ、子ども達から「なんで着替えてきたの?」とか、「ホテルマンみたい」という声が聞こえてきました。先生はちょっぴり緊張気味のようでしたが、子ども達はいつも通りの明るさでした。(写真下) 国語の「かたかなで書くことば」の授業を行いました。カタカナは、いろいろな場面で使われています。前時では、いろいろな音を表す時や、外国から来た言葉、外国の国や土地、人の名前にカタカナを使うことを学習しています。今日の授業では、いろいろなカタカナを使って文章を作る学習内容でした。 授業が終わり、中休みにアドバイザーの先生からいろいろな指導をいただきました。来週は初任の先生へ、再来週は2年次の先生方にアドバイザー訪問があります。どの先生方も、日々子ども達に学習を教えながら、自らも勉強の毎日です。 4年生 点字体験子供たちは「点字を打つのって、すごく大変なんだ。」「右から打つと裏から見たときに左になるから、右から打たなきゃいけないのか、面白い。」などと一生懸命に取り組んでいる姿が見られました。 点字がどこにあるか子供たちに聞いてみると、「洗濯機」「駅の券売機」「スイッチ」「ボンド」「トイレのスイッチ」「アルミ缶のお酒」・・・など、たくさんのものを挙げていました。子供たちも、日々暮らしている中でユニバーサルデザインについて触れ、学んでいるんだなあと感心しました。 11月5日の給食のりの佃煮 白身魚と野菜の炒め煮 キャベツの味噌汁 牛乳 一口メモ 佃煮は、東京都の郷土料理の一つです。 東京都中央区にあった小島の佃煮で、小魚などを塩辛く煮込み、保存食として調理したのが始まりと言われています。 今日の佃煮は、給食室で手作りしたものです。のりをしょう油や砂糖などの調味料で煮て作りました。 調理実習(5年生)
お茶の入れ方について、11月2日(火)に1組、11月4日(木)に2組が感染予防に十分気を付け、調理実習を行いました。子供たちは調理実習を待ち望んでいたようで、朝からお茶の話で持ちきりでした。
家庭科室に着いたら、まずはエプロンと三角巾をしっかりつけて、身支度を済ませるところからです。友達と協力しながら髪の毛が三角巾から出ないように時間をかけて準備しました。準備している間も、これから始まる調理実習が楽しみで仕方がない様子でした。 次に、茶葉ややかんに入れる水を測ります。計量カップや計量スプーンを使うのが初めての児童が多く、水やお茶の量を測ってやかんや急須の中に入れる作業も喜んで行っていました。 最後に、やけどに十分に気を付けながら、沸騰したお湯を急須に入れました。そして、茶葉が開くまで1分待ちます。どんな味がするのか楽しみな子供たちは、胸を弾ませながら班の友達と声を合わせて「1、2、3・・・」とカウントをしていました。 煎茶を飲んだ感想は、「苦いけど、少し甘みがあっておいしい」、「もっと飲みたい」という声が多く、十分にお茶の味を堪能できたようです。ご家庭でも今回学んだことを生かして、たくさん家事のお手伝いをしてほしいと思います。 11月4日(木)もちろん全て手作業です。脱穀では、割りばしを使ったり櫛を使ったりして、稲穂から手で種もみを取り除いていきました。この他にも、牛乳パックや定規、茶わんなどを使って行う方法もよく行われます。実際の農家では、全てが機械化されています。コンバインを田んぼに入れ、刈り取りから脱穀までを全自動で行い、稲わらが束ねられて出てきます。子ども達の手作業では、脱穀だけでも相当な時間がかかっていました。 続いて、もみから玄米を取り出す「もみすり」の作業です。旭町小では、かわいらしいすり鉢が、5年生の人数分用意してあります。種もみを入れてから、野球ボールで強く押していくと、もみ殻と玄米に分けることができます。と言っても、結構大変な作業です。なかなか玄米が出てこなくて、苦労していました。(写真上) この作業も、現在では全て機械で行われています。実際に自分たちの手で行う体験は、昔の人の苦労を感じるとともに、お米一粒一粒の大切さを身に染みて理解することにつながります。 1年生は、国語の時間に「ことばを たのしもう」という学習をしています。長く親しまれている言葉遊びを通して、言葉の豊かさに気づかせる学習単元です。教科書には、「ぞうさんのぼうし」という中川りえこ さんの詩が載っています。「ざじずぜぞうさん ざくろの えだに がぎぐげごつんと ぶつかって だぢづでどしんと でんぐりがえり ばびぶべぼうし ぱぴぷぺぽんと ふっとんだ」・・・何度も読んでいるうちに、子ども達は自然に暗唱してしまうものです。(写真中) 作者の中川りえこ さんは、日本を代表する児童文学作家で、作詞家でもあります。「いやいやえん」や「ぐりとぐら」の絵本、そしてとなりのトトロのイメージソングの数々を作詞している方です。「ぞうさんのぼうし」は、濁音と半濁音をうまく並べて構成されています。何気ない言葉遊びの詩でありながら、うまくできているなと感じます。さすが才能のある人は、日本語のとらえ方が違うな…と思います。 5校時に、校庭から威勢の良い6年生のマーチングの音が響いてきました。学校だよりや6年生の家庭へのプリントの通り、来週土曜日の公開日に、マーチングの発表を行う予定です。 今年も感染症対応の楽器編成を行い、キーボードや打楽器を増やすなど、工夫して指導してきました。2学期に入り、体育館を使って動きの練習を重ね、先月から何度か校庭での隊形移動を練習してきています。今日は、久し振りに校庭での練習とあって、ひときわ子ども達の気合が感じられる響きになっていました。きっと1年生から5年生の子ども達も、授業をしながら窓の外が気になっていたのではないでしょうか。来週金曜日の朝は、児童鑑賞の時間として、1〜5年生にも披露する予定です。(写真下) 11月4日の給食スペイン風オムレツ ジュリエンヌスープ 牛乳 一口メモ ジュリエンヌとは、フランス語で「せん切り」を意味します。キャベツやにんじんなど、せん切りにした野菜がたっぷり入ったスープになっています。家庭でも、いろいろな野菜をせん切りにしてスープにすることで、たくさんの野菜を手軽に摂取することができます。 寒くなってきたので、野菜の栄養が溶けだしたスープで体を温められるように、献立に入れました。 11月2日(火)「どんぐりが13こあります。9こ つかいました。どんぐりは、なんこのこっていますか。」・・・いかにも今の時期にふさわしい問題文です。問題文からひき算であるということが分かり、式は「13−9」となります。ひき算は、1学期に1位数−1位数しか習っていません。そこで、いつものように算数ブロックの登場です。(写真上) 13個のブロックは、10のまとまりと3個のバラに分かれて置いてあります。では、13個のブロックから9個を取り除くには、どのように操作するでしょうか。まず、10のまとまりから9個を取り除き、残った1個にバラの3個を合わせて4個とする方法があります。(9のような大きい数を引く場合は、こちらのやり方の方が多い。) これは、「減加法」と言われ、13を10と3に分け、「10−9=1」「3+1=4」と、引き算とたし算を合わせて求める方法です。2年生で筆算になった時も、繰り下げてきた10から1位数を引き、その後バラをたすという考えが使われるため、まずは減加法を指導していきます。 もう一つのやり方は、引く数の9を3と6に分け、「13−3=10」「10−6=4」とする方法で、2回ひき算をするので「減減法」と言われています。引かれる数の1位数に合わせて引く数を分解するので、こちらの方が難しい考え方かもしれません。しかし、「12−3」のような計算は、3を2と1に分けて、「10−1=9」とする方が簡単です。次第に慣れてくると、両方のやり方を自然に頭の中で使い分けるようになっていきます。 学校だよりでもお伝えしましたが、今月から家庭科の調理実習を始めていきます。さっそく今日の1,2校時に、5年1組がお茶の入れ方の実習を行いました。本来なら、4月に実施する内容です。(確か、お茶の道具に触れたり、ガスコンロの使い方までは4月に行っていました。) 三角巾とエプロンを身につけ、まず初めに全ての道具をきれいに洗うところから実施しました。この1年半、家庭科室の食器類は一度も使用されないままでした。スポンジに洗剤を含ませ、流しで順番にきれいに洗っていきました。こうやって食器類を洗うことも、家庭科の大切な学習です。 急須に茶葉を人数分入れ、やかんのお湯を入れて1分ほど待ちました。そして、湯飲みに注ぎ分けていきます。同じ分量や濃さになるように、少しずつ注いでいきました。(写真中) 最近は、家庭で熱いお茶を入れる機会が減っているのではないでしょうか。急須や電気ポットが家に無いという子が何人かいました。ペットボトルの冷たいお茶が主流になり、生活様式が変わってきたことを感じます。それだけに、自分たちで入れたお茶を大切そうに味わって飲む子ども達の顔は、とてもうれしそうに見えました。 ところで、指導されていた先生からこんなことを聞きました。実習に入る前にエプロンと三角巾をつけた時、何人もの子が自分でひもを結ぶことができなかったそうです。背中や頭の後ろでしばるという経験が、今まであまりなかったのでしょう。そういう意味でも、家庭科の調理実習は貴重な学習の場であると感じます。 6年生の理科「土地のつくりと変化」の学習では、地層には化石が含まれているものがあることを学びます。地層は、火山のはたらきによる堆積と水のはたらきによる堆積の2通りのでき方があります。化石が見つかるのは、おもに水のはたらきによる地層(海底で堆積したもの)に含まれている場合が多いです。動物の骨や歯、貝や植物の葉など、様々なものが化石となって発見されています。 学校には、化石の標本が用意してあります。有名なアンモナイトや魚の骨、サメの歯などの化石が入っていて、子ども達は興味をもって観察していました。さらに、タブレットを使って標本に書かれていた時代について調べたりもしました。(写真下) 11月2日の給食ツナドレッシングサラダ ポトフ 牛乳 一口メモ きな粉は、大豆を炒って粉にしたものです。香ばしい香りが食欲をそそります。 きな粉の元になっている大豆は、「畑の肉」と呼ばれているように、タンパク質以外にも栄養がたくさんあります。しかも、きな粉は細かくすりつぶされているので、大豆以上に消化・吸収の効率が良く、栄養素を体に取り入れるのも簡単です。 大豆に含まれるオリゴ糖は、お腹の中の良い菌を増やすためのエサとなり、お腹の調子を整えてくれるはたらきがあります。 11月1日(月) その2小学校の算数では、1年生の時から5のまとまりを意識させた授業をしてきています。また、片手の指の数が5本であったりすることから、5の段から九九をスタートさせるのが一般的のようです。5の段の九九の答えは、一の位が0か5になっているということも覚えやすい理由の一つです。 5の段の次は、2,3,4,6・・・9の段となりますが、昔から難関となるのが6〜8の段です。間違えやすい九九がいくつか入っている段です。2年生はこれから、毎日何度も何度もお経のように唱えながら覚えていく日々が続きます。ちなみに、1の段は一番最後に習います。これも意外と知られていないことではないでしょうか。 今日から、たてわり清掃が始まりました。今年度のたてわり班活動は、一度6月の末にスタートました。しかしその後、7月に入ってからまた緊急事態宣言となったため、中断していました。解除になった先月からは、たてわり班での全校遠足も実施しています。そこで今月からは、たてわり清掃も行うことにしました。 掃除をする場所は、たてわり班こどに指定されていて、各教室や特別教室、階段や廊下、昇降口などが割り振られています。毎週ローテーションをして、場所を変えながら清掃に取り組みます。6年生の班長・副班長を中心に、低学年の子ども達に掃除の仕方を指示したり、ほうきの使い方を教えたりしてあげていました。(写真中) クラス清掃では、低学年は教室と廊下の清掃しかなく、当番の子以外はいつも廊下で掃除が終わるのを待っている状況でした。たてわり清掃になると高学年がリードするので、全校児童が分担していつもより多くの場所をきれいにすることができます。 旭町小学校でたてわり清掃が始まったのは、今から15〜16年前のことです。(私はその頃、旭町小で高学年の担任をしていました。)たてわり班活動はどこの学校でもよく行われていますが、掃除をたてわりで行っている学校は少ないはずです。たてわり清掃をしっかり行っていくには、全ての教員による共通した指導が必要です。学校の伝統として、これだけ長く続いているのは、先生方の指導の継承によるところでもあります。 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。ものが水に溶けることに着目して、溶ける量や温度による変化などについて調べていきます。5年生にとって、「ものが水に溶ける」という現象は、どの程度身近なものになっているでしょうか。お湯に粉末のスープを溶かしたり、水に絵の具を溶かしたりという経験はあります。しかし、「水溶液」の定義は、「水にものが溶けた透明な液体」を言います。子ども達は、「溶ける=見えなくなる」や「溶ける=ものがなくなる」ととらえやすいものです。 今日は、1組が「水溶液の重さ」についての実験をしていました。水と食塩のそれぞれの重さを量り、水に食塩を溶かしたら重さがどうなるのかを調べました。実験の前に子ども達に予想させると、「水と食塩を合わせた重さになる」という意見や、「溶けてなくなるから少し軽くなる」という考えが出てくるものです。電子天秤を使い、容器や薬包紙の重さも考えながら、正確に実験しようと取り組む姿が見られました。(写真下) 11月1日の給食豆腐とわかめの味噌汁 果物(りんご) 牛乳 一口メモ 今日から、給食のお米が新米に変わりました。 新米とは、今年とれたお米のことです。つやつやしていて、とても香りがよく、おいしさが増しています。 今日の「しのだ丼ぶり」は、油揚げを使った丼物の名称で、「きつね丼」とも言われています。しのだ丼は、漢字で「信太丼」または「信田丼」と書きます。しのだ丼は、関西地方でよく食べられている丼料理です。 11月1日(月) その1・・・先週の水曜日に、2年生のいも掘り遠足がありました。電車に乗って朝霞市にある農園まで行き、大きなサツマイモをたくさん収穫することができました。学校から成増駅まで行き、朝霞台の駅まで10分ほど電車に乗りました。学校を出発する前に、「電車の中では静かにすること。電車に乗ったら、一言もしゃべらないこと。」が指導されていました。しかし、行きの電車の中では、それを守ることができませんでした。友達とおしゃべりをしていた子がたくさん見られました。帰りに公園でお弁当を食べてから、電車に乗る前に、もう一度電車の中でのマナーについて話をしました。そうしたら、帰りの電車の中では、みんな静かにマナーを守って乗ることができました。 みなさんも、家の人と一緒に電車を利用して出かけた経験があると思います。なぜ、電車の中では静かにしていなければならないのでしょうか。それは、「周りの人に迷惑をかけないようにするため」です。今度電車に乗った時に、どんな人達が乗っているのかをよく見てください。静かに本を読んでいる人がいたり、目を閉じて寝ている人、小さな赤ちゃんを抱えたお母さんも乗っていたりします。そして、べちゃくちゃとおしゃべりをしている人達がいると、周りの人に迷惑をかけているなあと気がつくはずです。ましてやコロナ禍の今は、電車のような密な空間では、マスクをして黙っていることが常識です。 さらに、電車の中でのマナーとして、「立っている人は、手すりやつり革につかまらなければならない」ということがあるのを知っていますか。校長先生は毎日電車で通勤していますが、必ず電車の中では手すりやつり革につかまるようにしています。電車がゆれても自分は大丈夫と思ってはいけません。もし急ブレーキがかかり、他の人にぶつかってしまったら、あるいはけがをさせてしまったら・・・というところまで考えなければならないのです。 全ての「マナー」は、人に迷惑をかけないということが基本になっています。学校内でも、「授業中に廊下を移動する時は、静かに歩く」というマナーがあります。いつも周りの人のことを考えて行動できるようにしましょう。 さて、今日から11月に入りました。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。今年は、「いじめ防止シンボルマーク」を練馬区の学校から募集することになりました。いじめをなくすために一人一人が真剣に考えて、旭町小でもシンボルマーク作成の取り組みを行います。 いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしたいものです。・・・ |
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