7月14日(水)時刻と時間の概念は、日常的に使っているものの、2年生にとっては難しい内容です。「時刻」とは、時の流れの1点を示しています。(9時とか、9時15分というように)一方の「時間」は、時刻と時刻の間の量のことを言います。(15分間とか、30分間というように) その後、時刻と時間を合わせた問題が出てきます。「9時40分の30分後の時刻は?」とか、「9時40分の1時間前の時刻は?」というような問題です。せめて教室の時計を見ながら答えられればよいのですが、時計の長針と短針の関係が分かっていないとそこまで理解がいきません。 また、1時間は60分間であることや、1日の中に午前と午後があり、1日は24時間であることについても学習します。時刻と時間の学習は、理解できたかどうかがはっきりとする内容です。これだけ盛りだくさんな内容を、教科書では2時間扱いになっています。それだけで全員に理解させるのは難しいことです。単元名の「時計を生活に生かそう」という名の通り、日常的に時計を読ませたり、「あと何分で何時になる?」と考えさせたりすることが大切です。2年生のお子さんがいるご家庭では、ぜひ時計を意識した会話を心がけてみてください。この時期に理解できていなくても、今後どこかで時間や時刻の概念が身についてくるはずです。気長に教えていくことが大切です。 6年生は、理科の時間に「生物どうしの関わり」という学習をしています。今日は、植物が空気とどのように関わっているのかということをテーマに、各教室で実験をしていました。 まず、ホウセンカが植えられている鉢を2つ用意します。ともにビニール袋でおおい、密閉します。ストローでそれぞれに息を数回ずつ吹き込みます。この段階で、一度袋の中の酸素と二酸化炭素濃度を測ります。・・・人の息を吹き込んだので、通常の空気中よりも酸素濃度が少し下がり、その分二酸化炭素濃度が上がります。(写真中) 次に、片方の鉢は日なたに置き、もう片方には段ボールでおおいをして日が当たらないようにします。1時間後、気体検知管を再度使って酸素と二酸化炭素濃度を測定します。・・・結果は、日なたに置いた方は、酸素が増えて二酸化炭素が減り、日陰に置いた方はその逆になります。(濃度としてはほんのわずかですが…) 日なたに置いた方が酸素濃度が増えるのは、植物が光合成を行い、空気中の二酸化炭素を取り入れて酸素を出す働きがあるからです。では、日陰に置いたホウセンカの気体の変化(酸素が減って二酸化炭素が増えた)は、どう説明したらよいのでしょうか。・・・植物も、動物と同じように呼吸をしているということです。酸素を取り入れ、二酸化炭素を出しています。しかし、呼吸よりも光合成でのガス交換の方が圧倒的に多いため、全体的には「植物は空気中に酸素を放出している」ととらえられています。 3年生は、音楽の時間に鑑賞教材を使った学習をしています。今日は、ドヴォルザーク作曲の「ユモレスク」の鑑賞をしていました。ピアノ伴奏付きで演奏されるバイオリンの小品です。旋律の特徴や反復・変化、再現を聴き取るための鑑賞教材として3年生で扱うことになっています。短い曲ですが、全体が3つの旋律で成り立っています。 一つ一つのテーマをしっかり子ども達に印象付けてから全曲を聴かせると、子ども達の関心が格段に高くなっていくことが分かりました。また、授業では、それぞれの旋律の印象を子ども達に言葉で表現させていました。「スキップしているみたい」とか「落ち着いた感じ」、「激しい感じ」というように、子どもなりにしっかり曲想を感じ取っているなと思いました。 最後に、実際のバイオリン演奏を動画で視聴しました。N響のコンサートマスターの演奏でした。(写真下)夏休み中は、よくファミリーコンサートのような子ども向けのクラシックコンサートが催されますが、今年もまた首都圏では難しそうです。YouTubeで様々な奏者の演奏が見られますので、ぜひご家庭でユモレスクの鑑賞をしてみてください。 7月14日の給食豆腐の五目炒め 春雨スープ 牛乳 一口メモ 今日のご飯は、枝豆とわかめの混ぜご飯です。 海藻には、エネルギーがほとんど含まれず、その代わり食物繊維が豊富に含まれています。お腹の調子をよくしたり、糖尿病などの生活習慣病を予防したりする働きがあります。 わかめは、海でとれた後すぐは、茶色っぽい色をしています。しかし、茹でることで鮮やかな緑色に変化します。 とうもろこしの皮むき(2年生)栄養士の宮澤先生の○×クイズを考えながら、皮むきに挑戦しました。「17枚も皮がついていたよ。」とか「とうもろこしのひげは黄色い粒々の実とつながっているみたい。」などと、発見するたびに歓声を上げて作業を進めました。 給食で出されると、「とうもろこしは、甘くておいしい。」と、どの子も嬉しそうに食べていました。 7月13日(火) その3今日、実習をしていたのは、包丁やまな板の管理や使い方についてです。教科書には、包丁の持ち方や姿勢、野菜の切り方まで載っています。また、まな板については、使う前(水で濡らした後に水気をふき取る。)と使った後(スポンジで汚れを取り、すすぐ。吊り下げたり立てかけたりして乾かす。日光に当てて干すと良い。)の管理について書いてあります。 家庭科室の流しを使い、グループごとに実際に包丁とまな板の洗い方を実習しました。(写真上)練馬区で調理実習がOKになったのは、4月の最初の3日間くらいだったでしょうか。その後まん延等重点措置〜緊急事態宣言が続き、結局昨年度と同様に、調理実習NG状態が続いています。 本来であれば、5年生は1学期中に、お茶を入れたり茹でる調理を経験したりしていたはずです。申し訳ありませんが、夏休み中に各ご家庭で調理実習を兼ねてお手伝いをさせてあげてください。よろしくお願いいたします。 2年生は、国語の時間に「あったらいいな こんなもの」という学習をしています。友達の発表を聞いて、質問し合うことを中心とした学習単元です。その発表のために、「こんなもの(道具)があったらいいな」と思うものを各自で考えました。「こんなこといいな できたらいいな♪」は、昔のドラえもんの歌詞でした。まさに、四次元ポケットに入っていそうな秘密道具を各自で考えました。 2組では、画用紙に道具の絵や説明を書き、一人ずつ発表をしていました。子どもらしい発想で、とてもユニークなものばかりでした。まず、頭を冷やしてくれる「冷たい枕」です。ボタンが付いていて、温度調整ができるそうです。冷やしていられるのは、朝の決まった時間までとのこと。大きな涼しそうな枕に、気持ちよさそうに寝ている絵がとても上手に描けていました。(写真下)発表後、たくさんの子ども達から質問がありました。今回の学習では、この「話す・聞く」ということが大切なねらいです。 他にも、「やり直しガム」を発表した子がいました。間違えた時や失敗した時に、このガムを噛むとその前の時間まで戻ることができるそうです。ただ、たくさん噛みすぎると、お母さんのお腹の中に戻ってしまうとか。その他にも、「元気きび団子」や「雨がすぐやむボール」など、子どもらしい発想の道具ばかりでした。きっと大人が考えたら、現実的なつまらないアイデアしか浮かばないはずです。 7月13日(火) その2トウモロコシには、笹の葉のような皮が何枚かついています。そして、その先には、たくさんのひげがついています。このひげの1本1本がトウモロコシの粒々とつながっています。(あとで皮むきをしながら確かめることができました。)このひげは、雌花の「めしべ」の1本1本です。雄花はトウモロコシの茎の一番上に咲き、たくさんの花粉を出します。うまくめしべの1本ずつに受粉すると実がつきます。ですから、たくさん実が入っているトウモロコシは、たくさんの茶色いひげが出ているものです。また、トウモロコシ畑が密集して植えられているのは、受粉しやすくするためです。 さて、トウモロコシの栄養について、栄養士さんから3つのことを習いました。「糖質が多く、エネルギー源になる」…トウモロコシの甘味は糖質がたっぷり入っているからです。もぎたてのトウモロコシは、生でもおいしいそうです。「ビタミンB1・B2が含まれている」…疲労回復のためのビタミン類です。私は特にたくさん必要です。「実の粒の皮には、セルロースが含まれている」…食物繊維です。体の調子を整えてくれます。 さあ、いよいよ皮むき体験です。大きくずっしりと重いトウモロコシを手に、まずは外側の皮をはがしていきました。中から黄色く整列した粒が見えてくると、「わぁ〜」という声が上がりました。しかし、その後付け根をもぎ取ったり、ひげをきれいに取ったりするのには苦戦していたようです。(写真上下) 大量のトウモロコシは、今朝早く茨城県の畑で収穫され、すぐに学校まで直送されてきたそうです。トウモロコシは、収穫したてが一番おいしく、時間とともに鮮度が落ちてきます。廊下には、給食室の方々がまだかまだかとスタンバイしていました。その頃給食室では、大きな釜にお湯を沸かして待っていたはずです。 2年生が皮むきをしたトウモロコシは、旭町小と豊渓中の今日の給食で出されました。とっても甘くておいしかったです。栄養士さんからの情報では、茨城県産の「味来(みらい)」という品種のスイートコーンだそうです。この品種は、フルーツコーンとも呼ばれ、粒の皮が薄く、ジューシーな甘みが特徴とのこと…まさにその通りでした。 ここまで長い文章をお読みいただいたので、とっておきの情報をお教えします。皆さんのご家庭では、トウモロコシを茹でる時、どのようにしていますか? 実は、鍋にお湯を入れなくても、おいしく調理することができます。ラップに包んで電子レンジでチンしてください。(500Wで5分ほど)あら不思議、茹でるよりもしっかり甘味が感じられ、とってもおいしいですから。 7月13日(火) その1・・・『先週は、月曜日から金曜日のお昼頃まで、学校をお休みしていました。実は、日曜日から急に具合が悪くなり、学校を休んで病院にかかっていたのです。その5日間は、とても大変な思いをしました。「人は、病気になって初めて健康のありがたさが分かる」と言われます。その通りだなあと思いました。 みなさんも、風邪をひいたり熱を出したりして休んでいた時に、健康が一番だなと感じたことがあるのではないでしょうか。「病気になって学校が休めたら、テレビを見たりゲームをしたりして、好きなことができていいのに…」と考えるのは、健康な状態の時だからです。実際に熱が出て頭が痛かったり、お腹が痛くて苦しんだりした時のことを思い出してみてください。病気の時は、テレビを見たり本を読んだり、ゲームをしたりする気にさえなりません。食欲もなくなりますよね。そして、普段はあっという間に時間が過ぎていくのに、病気になると時間が経つのが遅いなと感じるものです。 校長先生も、同じようなことを感じました。休んでいた最初の3日間は、ずっと微熱が続いたりお腹が痛くなったりしていました。その時は、いつもは大好きな音楽を一切聞く気にはなれませんでした。また、テレビさえ見たいとは思いませんでした。夜もぐっすり眠れずに、何度も目が覚めてしまいました。今回、病気になったことで、改めて健康な体が一番であるということを感じました。 では、いつも健康な体でいるためには、どんな心がけが必要なのでしょうか? まず思いつくのが、好き嫌いをしないでしっかり食べることや外で元気よく運動をすること、規則正しい生活を心がけて睡眠をしっかりとることなどです。これから夏休みの計画を立てる上で、気をつけなければならないことでもありますね。また、手をきちんと洗いマスクをしっかりすること、密を避けて行動するといった、感染症対策で行っている衛生面に関することも健康な体のために大切です。さらには、廊下を走らないということや、下校中は道路に広がって歩かないという安全面に関することも、健康な体のために必要です。 普段の生活の中で、悩みごとやつらいこと、いやだなあと思うことがあったとしても、健康な体があるからこそ毎日の生活をがんばっていくことができるのです。そう考えると、どんなことよりも、まずは健康が一番大切であるということが分かります。』・・・ 次に、セミの話をしました。昨日の中休み、校庭でセミが鳴いていることに気が付いた子ども達がいました。確かに、今年初めてのセミの声は、昨日あたりから聞こえています。 「チーーー、チーーー」という鳴き声の「ニイニイゼミ」です。ニイニイゼミの写真を画面に映しながら説明をしました。ニイニイゼミは、たくさんあるセミの仲間の中でも、最初に鳴き始めるセミです。「ジリジリジリ…」と鳴くアブラゼミは、その後からになります。体長は2cm〜2.5cmほどしかありません。(写真上) また、学校ホームページについても子ども達に紹介しました。Zoomに旭町小のホームページを画面共有して映し、「学校日記」をクリックすると最近の学校の様子が写真入りで分かることを説明しました。子ども達のタブレットPCからももちろん見ることができます。 全校朝会では、続いて副校長先生がタブレットPCの扱いに関する注意点についての話をしました。区内の学校で、タブレットPCや付属品の故障・破損が増えてきています。大切に扱うことや、正しく使用することについて全校児童に伝えました。(写真下) 特に、LTE回線を使用するためのドングルは、家で勝手に他の機器(家庭のパソコンやゲーム機等)に接続してはいけないことになっています。区内で多くのトラブルが発生しているそうです。夏休み中も、各ご家庭で正しく利用し、学習に役立てることができるように見てあげてください。 7月13日の給食とうもろこし 魚の彩り焼き 生揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ とうもろこしは、夏が旬の野菜です。今日は、2年生が生活科の時間を使って皮をむきました。 とうもろこしの粒の数と、先っぽに生えているひげの数は同じです。一番甘くておいしいのは、その日の朝収穫したものです。 今日の給食に使ったとうもろこしも、今朝茨城県でとれたばかりのものです。とうもろこしは、練馬区の畑でも作られています。 7月12日(月) その2メダカの卵は、区内の学校から先週分けていただきました。小さなジップロックに、メダカの卵を採取した日付が書いてあります。ですから、生まれて何日目の卵かが分かるようになっています。 2組は、理科室でグループごとにいろいろな日付の卵を観察していました。メダカの卵は、解剖顕微鏡や双眼実態顕微鏡ではっきりとその中の様子を観察することができます。(写真上) 顕微鏡をのぞきながら、子ども達は卵の中の様子を見て驚いていました。生まれて10日近く経つ卵は、すでに大きな2つの目がはっきりと見え、その間に赤信号が点滅しているようなものが見えます・・・心臓です。そして、ピントを前後に動かしながら見ていくと、ところどころに赤い小さな粒々が流れていく様子が確認できます。・・・血液の流れです。 一方、生まれたばかりの卵は、中には泡のようなものが見えるだけです。直径1mmほどの卵の中で、ほんの数日間のうちにすごい変化が起きていることが分かります。何もない状態から背骨(神経)ができ始め、血液が流れ、目や心臓ができ…と、メダカの赤ちゃんが形づくられていくのは、生命の神秘そのものです。 1年生は、国語の時間に「は を へ をつかおう」という学習をしています。「〜は」の場合は、「わ」ではなく、「は」と表記します。同様に、「お」と発音しながら「を」と表記したり、「え」と発音しながら「へ」と表記する場合があります。大人にとってはすでに簡単なことですが、これを1年生に理解させるのは、相当難しいことです。4月から一文字ずつ習ってきた平仮名が、やっと全て練習し終わったばかりの1年生ですから。これから少しずつ文章を書かせていくうえで、「は を へ」の助詞の使い方をしっかり身につけさせる必要があります。(2年生や3年生でも、まだこれらの使い方を間違える子がいるくらいです。) 教科書には、かわいらしいワニの絵が描いてありました。(写真下)そして、「かわに、わにが すんで いた。わには、かわから かおを だし、どこへ いこうか、かんがえた。わには、きしべに ねころぶと、なにを しようか、かんがえた。」という文章が書いてあります。3つの助詞がところどころに使われている文章です。 「〜は」の「は」は、言葉と言葉をつなぐ役割があります。同じく、「を」と「お」や「へ」と「え」も言葉と言葉をつなぐ時に使う「くっつき言葉」として教えるやり方があります。でも1年生にそんな理屈を話してもなかなか通じません。こういう時に「わ」でなくて「は」と書き、「WA」と読むんだよと覚えさせていくしかありません。 私が思うには、音読の重要性です。どの学年も、音読カードが宿題になっているでしょう。まずは、教科書の音読を毎日繰り返し行うことです。しかし、その時の音読の仕方にポイントがあります。意外と子どもは教科書の文字から目を離して音読をしやすいものです。(暗記してしまうと、特にその傾向があります。)しっかり文字を目で追いながら音読をさせることで、どういう時に「は を へ」を使うのかが頭に入ってきます。もちろん、読書も大切です。できたら1年生は、声に出して読書をさせると良いでしょう。 水泳指導(5年生)水泳の学習では、よく話を聞き、指示に従って行動することが必須です。子供たちは、担任が鳴らすハンドホイッスルの音をよく聞き、動かなければなりません。また、今年は特に友達との間隔を空けながら泳がなければいけないのですが、みんなよくできていました。 けのび、ターン、クロール、平泳ぎの4つの練習をしました。気持ちよさそうにスイスイ泳ぐ子もいれば、久しぶりの水泳で戸惑っていた子もいました。一回のみの実施でしたが、天候にも恵まれ、楽しく泳ぐ姿を見ることができました。実施できてよかったと感じています。 7月12日(月) その1今朝は、ユニセフ募金の最終日でした。お金の入った袋を手に、代表委員のもとに駆け寄っていく子ども達の姿が今日も見られました。 1年生は、登校して教室での準備が終わると、すぐにアサガオの水やりをするのが日課になっています。ペットボトルに水を入れ、アサガオの鉢が置いてある教室の外に子ども達がやって来ました。 7月に入り、アサガオの花が次々と咲いています。つるが伸び、お隣さんの鉢と仲良く肩を組むように、がっしりと絡み合っているところもあります。また、大きな葉っぱが茂るようになり、子どもの顔くらい大きなものも見られます。 アサガオは、花色が豊富な植物です。今年の1年生の鉢を見ると、赤、ピンク、青、うすい水色、紺色など、赤系と青系でも様々な色合いがあってきれいです。一人一人子ども達の顔が違うように、アサガオの花色も様々でおもしろいなと思います。 さらに、「覆輪(ふくりん)咲き」と言われる品種も混ざっていました。花びらの外側が白く縁どられた花色の品種です。(写真上)アサガオは、日本では江戸時代の園芸ブームで一躍全国に広まりました。(たくさんの記録が残っているそうです。)その頃、盛んに品種改良をして変わり咲きのアサガオを作り出し、品評会を開いていました。覆輪咲き以外にも、いろいろと変わった品種を当時の人達は楽しんでいたようです。江戸時代の人々の粋(いき)な姿は、こういうところにも感じられます。 どれも味わいのあるアサガオで、ずっとこうして学年分を並べて鑑賞する毎日でいたいものです。・・・しかし、学年だよりでもお伝えしたように、今週中に各家庭に持ち帰ることになっています。夏休みに観察して記録をすることが宿題にもなっています。(昔から続く、1年生らしい夏休みの課題の一つです。)夏休み中も、たくさんの花を毎日楽しむことができるでしょう。昼間の直射日光はそれほどいりません。逆に日当たりが良すぎると、水切れしやすいので注意が必要です。 4年生は、理科の時間に「星や月」の学習をしています。年間3回に分けて行う単元で、今回は「星の明るさや色」について学びます。1組では、星座早見盤の使い方を学習していました。観測する日付と時刻を合わせると、どの方位のどの高さに何の星が見られるかが分かります。(写真下) 練馬区の旭町で、今の時期にどの程度星を見ることができるでしょうか? 最近は全く晴天に恵まれていませんが、もうすぐ梅雨が明けたら、ぜひ夜空を見上げさせてあげてください。「星の明るさに違いはあるか」ということと、「星の色に違いはあるか」ということを視点に調べます。・・・これらの違いが分かるためには、複数の星が見えなければなりません。 夏休み中も…と言いたいところですが、緊急事態宣言中なのでそれも難しいかもしれません。しかし、もし田舎に行く機会があったら、夜空に注目させてあげてください。私の家の辺りなら、夜は恐ろしいほど真っ暗になり、無数の星を見ることができるのですが…。 7月12日の給食夏野菜の豆乳シチュー プラム 牛乳 一口メモ プラムは、夏が旬の果物で、モモやリンゴの仲間です。 皮ごとかぶりついて食べることができます。さわやかな酸っぱさは、クエン酸やリンゴ酸という栄養素です。疲れを回復させる働きがあります。このような「果実酸」は、生物が生きていくためのエネルギー代謝に必要不可欠な、まさに「生命の源」と言えるものです。 7月10日(土) その2音楽室では、3年生にリコーダーの指導が行われていました。リコーダーは、3年生になってから習う楽器です。最初はなかなか思うように音が出なくて苦労しますが、1学期中に指の押さえ方やタンギングの仕方を繰り返し練習していきます。そして、ようやく「シ」と「ラ」と「ソ」が吹けるようになるのが、通常の年の今頃です。 ところが、今年はリコーダーを手にしていても、緊急事態宣言中で音を出すことができませんでした。持ち方や指使いを指導してもらっても、音が出せないリコーダーには子ども達の興味がわきません。 ようやく、6月下旬からリコーダーを吹くことができるようになりました。最初に「シ」の音を出す練習をしました。そして次の「ラ」へ…というところで、来週からまた演奏禁止です。 今日は、ここ最近練習した「シ」の音がきれいに出せているか、一人一人先生が確認をしていました。「シー、シー、シー」と、左手の人差し指と親指で、リコーダーの上下の穴をふさぐだけなのですが、それでも一人ずつ吹かせてみるといろいろな音が聞こえてきます。指の押さえ方だけでなく、息の吹き方に課題があったりという場合もあります。(写真上) 結局、3年生のリコーダー指導は、1学期はここまでとなってしまいました。夏休みにリコーダーを持ち帰ると思いますので、興味のある子は家でも音の出し方を練習してみると良いと思います。 3校時に、体育館で6年2組が体育の授業を行っていました。バランス(片足で立ち、手を伸ばす)や肩倒立(頭と肩をつき、腰を手で支えながら両足を上げる)、ブリッジ(さらに、ブリッジから片足を上げる)など、一人技を練習していました。(写真下) 久し振りに見ましたね…そうです、6年生の組体操の一人技です。今年の運動会は、10月23日(土)に予定していますが、通常の運動会は考えていません。2学期の感染状況にもよりますが、今のところ学年ごとの練習の成果を見ていただく「体育発表会」(仮称)としての実施を予定しています。内容は、学年ごとの短距離走と表現(6年生は、それ以外にマーチング)を計画しています。 6年生は、夏休み前にこの一人技のポイントをしっかり指導する予定です。夏休みの課題として、家で練習をしておくことになるようです。今日の練習では、「カエル倒立」という技もありました。両手を地面につき、肘の部分に膝の横をあてて、ゆっくり体を前に倒してバランスをとる技です。結構地面すれすれまで額を前に倒すのがポイントです。 組体操は、一つ一つの技をきれいにピタッと決めることが重要です。学年全員の心が一つになって、48名でつくり上げる美しさを目指していきます。 7月10日(土) その1登校が始まり、募金を持ってきた子が次々と代表委員のところにかけ寄り、お金を入れていきました。背負っていたランドセルを下ろし、大切に紙袋に包んできた募金を見つけ、にこにこしながら箱に入れていた子がいました。受け取る代表委員の子も「ありがとうございました。」と言いながら笑顔になりました。募金は、単にお金を集めるだけでなく、心を受け取り心を返すものでもあります。(写真上) そんな様子を見て、「あっ、持ってくればよかったな…」と言っていた子もいました。来週月曜日が最後のユニセフ募金日です。ご協力をお願いします。 2年生は、国語の時間に「お気に入りの本をしょうかいしよう」という学習をしています。先月は、読書旬間を利用して、様々な本に出合いました。その時にも、読んだ本を紹介するカードを書きましたが、今回は夏休みの読書計画に向けての指導内容となっています。 教科書には、「ミリーのすてきなぼうし」のお話が掲載されています。そのお話をもとに紹介メモを作り、友達と感想を伝え合う学習に発展させていきます。 1組では、先生の範読を聞きながら、全員が教科書の文字を目で追っていきました。「ミリーのすてきなぼうし」は、とてもきれいな絵と、ページをめくる喜びにあふれた絵本です。・・・『お気に入りのぼうしを買おうと、お店に入ったミリーですが、お金がありません。代わりにお店の人がくれたのは、想像のぼうしでした。ミリーは、次から次へといろいろな想像のぼうしをかぶって街を歩いていきます。そうしていると、ミリーの目にうつる人々の頭には…。』子どもたちの想像力を刺激する、とても楽しい絵本です。 教科書には、絵本の挿絵が一緒に掲載されています。お店を出たミリーがまず想像したのは、たくさんの羽がついたクジャクの帽子でした。教科書を開くと、教室のあちこちから「えっ」とか「うわっ」という声が聞こえてきました。頭の上にクジャクが乗っている絵が、教科書1ページを使ってどかんと描かれているのですから、びっくりするはずです。(写真下) その後、ミリーは、通り過ぎる人々の頭にいろいろな帽子が見えてきます。やはり絵本は絵があるからおもしろいのであり、絵本ならではのすばらしい効果を生んでいます。いつもこの絵本を目にすると、自分だったらどんな帽子かなとか、あの人はこういう帽子だろうなと考えてしまいます。 7月9日(金) その25校時に、4年1組が理科の観察で校庭に出ていました。ツルレイシの観察をしていました。苗を植え付けて2か月以上が過ぎ、ここのところ急につるが伸び始めてきました。気が付くと、棚の一番上まで先端が届いています。そして、黄色い花が咲き始めていました。(写真上) ツルレイシは、雄花と雌花が分かれて咲きます。今日見ることができたのは雄花ばかりのようでした。もう少しすると雌花が見られるはずです。ツルレイシは、雌花が咲いてから20日ほどで実が大きくなります。きっと、夏休み中にごろごろと実がなることでしょう。 以前も紹介しましたが、ツルレイシというのは、一般にゴーヤと呼ばれているものです。(あるいはニガウリ)夏の野菜として、昔よりはポピュラーな野菜になりました。チャンプルー風に炒め物にするとおいしいです。 普段はスーパーで買う野菜ですが、夏本番になると、よく近所の方からいただきます。畑をやっている方が、次々ともってきてくれます。毎年たくさんできて困っているようなのですが、一度にいっぱいいただくこちらも実は困っています。 5,6校時に、6年生の水泳指導がありました。午前中まで降っていた雨がやみ、なんとか最後のチャンスでプールに入ることができました。最後のチャンスというのは…当初は、先週も今週も水泳ができなかった学年は、来週もう一度水泳指導の予定を入れることになっていました。しかし、来週から緊急事態宣言の対応になります。区の通知では、緊急事態宣言中は水泳指導を実施しないことにしています。2年ぶりの水泳指導ということで、多くの子ども達が喜んでいたのですが、梅雨の長雨と緊急事態宣言が重くのしかかることとなってしまいました。 6年生にとって、小学校で最後の水泳指導の日となりました。思い出の旭町小のプールに立つのも、今日で最後になりました。低学年の頃、このプール(シャワーも含めて)で泣いた子が何人いたことでしょう。そして、検定に合格して大喜びした思い出のプールでもあります。 毎年6年生は、9月の水泳記録会を目標に、各自の泳ぐ種目を決めて取り組んでいました。そして、目標タイムを設定し、夏休み中も学校の水泳指導に積極的に通わせ指導したものです。リレーの選手を選んで練習したり、コースロープを張って何度も各自の記録を計って励ましてきました。昨年に続き、そういう指導もできずに夏休みを迎えようとしています。 4年生の9月以来、スイミング等で泳いでいなければ、久し振りに水に浮く感覚を味わったという子が多かったはずです。シャワーを浴びるのも、プールサイドで座って待っている時も、黙っていなければならない水泳指導自体、通常とは別格の感じがしました。さらに、手をつながない、声を出さないバディーや、恒例の水かけっこが無い水慣れ…。しかし、一人一人が力いっぱい25mを泳ぐ様子を見て、やっと6年生らしい姿が見られた気がしました。 また、先ほどの1年生の音楽の授業同様に、ここでも6年生のマスク無しの表情を見ることができ、少しほっとさせられました。(写真下) 7月9日(金) その1久し振りに学校に来て、まず体育館が工事用の足場や網でおおわれている光景にびっくりしました。そう言えば、今週から体育館の空調設備の工事に向けた準備作業が始まる予定になっていました。 練馬区では、3年ほど前から、全小中学校の体育館にエアコンを設置する工事を順次進めてきています。7年間で99校に設置予定とのことで、3年目にしてようやく本校の体育館が予定に入りました。夏休みに入ると同時に、体育館は一切使用できなくなります。工事の進み具合にもよりますが、9月〜10月頃には工事が終了し、空調設備が使えるようになる予定です。 今まで体育館には、大型扇風機が3台ありました。今度はそれに代わって、エアコンで快適な運動空間を確保することができます。また、今は実施していませんが、体育館は全校児童が集まり、朝会や集会、各行事などで利用する場所です。冬は暖房として利用することもできるので、今後は体育館を一年中快適な状態で使うことができます。 やっぱり学校はいいなと感じました。それは、学校が子ども達の活動する声や音に満ち溢れているからです。正門に入る前から、1年生の教室から、鍵盤ハーモニカの音が聞こえてきました。学校に着くやいなや、1年1組に行ってみました。鍵盤ハーモニカの吹き口を手に、みんな一生懸命練習に励んでいました。(写真上) 緊急事態宣言中は鍵盤ハーモニカを使うことができなかったため、1年生にとっては、まだ始めたばかりの楽器です。しかし、みんな指使いがとても上手でした。今まで、1年生は鍵盤ハーモニカを使うことができないからといって、何もしていなかったわけではありません。鍵盤ハーモニカに替わり、ミニキーボードを使って、ちゃんと鍵盤の使い方を練習していました。ミニキーボードは電池式で、昨年度からクラス全員分の数をそろえてあります。 しかし、自分の息で吹いて鳴らすところが鍵盤ハーモニカの良さでもあります。やっと、「自分で音を出している」という実感が1年生なりにもてたことでしょう。 1組の今日の音楽の授業を見て、私にはとても新鮮で、またうれしく思えたことがありました。それは、1年生一人一人の顔をはっきりと見ることができた喜びです。今まで、給食中以外、ほとんどマスク姿の子ども達しか見たことがありません。子ども達の豊かな表情が見られる生活が、早く戻ってきてほしいなと思いました。 3年生は、理科の時間に「音のふしぎ」という学習をしています。「物から音が出たり伝わったりする時に、物が震えていること」や、「音の大きさが変わる時は、物の震え方が変わること」などを実験で確かめていく学習です。 音が震えで伝わるもの…まず考えられるのが「糸でんわ」です。紙コップとタコ糸があれば、簡単に作って遊ぶことができます。子ども達は、遊びの中からいろいろなことに気づいていきます。糸がたるんでいると音が伝わらなかったり、糸の途中を指で押さえると音が小さくなったりと、とにかく自分で試してみることが大切です。さらには、糸をつなげて3人や4人で電話が通じるかを調べ始めていました。(写真下) 音の学習は、今回の教科書から久し振り(20年振りです)に小学校で扱うことになりました。昔は、1,2年生でも理科の授業がありました。紙コップと糸を使って、糸電話でよく遊ばせていたものです。 水泳指導(6年生)先週は雨天のためプールに入れなかったので、子ども達からは、「やっとか!!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。 まずは、水に慣れるために、浮く練習や潜る練習をしました。上手に友達との間隔をとりながら、どの子もまじめに取り組みました。 次は、横泳ぎです。けのび、ばた足、クロール、平泳ぎなどに自分のペースで挑戦しました。けのびでは、「体の力を抜いて、しっかりのびる」というポイントを意識して学習しました。何回も取り組んで慣れていきました。 最後に、プールのコースを使って、25mを泳ぐ練習をしました。自分の好きな泳ぎ方で長い距離を泳ぐことができ、とても楽しそうでした。 小学校最後の年に、思い出の旭町小のプールで学習でき、子ども達にとって大切な時間になりました。 ユニセフ募金活動前日の8日(木)には、全校児童にユニセフ活動について知ってもらうため、「ユニセフ集会」をZOOMで行いました。写真を使用しながら世界の子供たちの様子や「こどもの権利条約」について、募金により購入できるもの等について調べたことを発表しました。その成果もあり、初日からたくさんの児童が募金に協力してくれました。 1日目の募金活動を終え、振り返りを行った代表委員会児童は、初日から多くの募金があったことに感謝し、世界の多くの子供たちのためになる「お金」について改めて考えていました。 保護者の皆様のご理解とご協力、誠にありがとうございました。9月の学校だよりに総額について改めてお知らせいたします。 7月9日の給食ひじきじゃこふりかけ 五目卵焼き 沢煮椀 牛乳 一口メモ 沢煮椀は、豚肉とせん切りの野菜が入ったすまし汁のことです。 「沢」には、「たくさんの」という意味があり、野菜がたくさん入っていることから、この料理の名前が付いたと言われています。 たけのこなどの歯ごたえの良い野菜も入っています。食感を楽しみながらいただける一品です。 7月8日(木)今日の5年生は、今もっている力でできる技ともう少し頑張ればできる技に挑戦しました。トリオ(3人組)で学習し、一人が跳んだ後、残りの二人がアドバイスするという学び合いをしました。一人で跳んだだけでは、自分のどこがよくて、どこが課題なのかを客観的に知ることは難しいです。そこで、このトリオ学習は、自分の運動のよさと課題を知る上でとても効果的です。 7月8日の給食もずくスープ サーターアンダギー 牛乳 一口メモ タコライスは、沖縄県の郷土料理の一つです。タコスというメキシコ料理がアメリカ兵を通して沖縄県に伝わり、それをアレンジしたものが現在も食べられています。 もずくは、沖縄県の特産品の一つで、つるつるした食感が特徴です。 サーターアンダギーは、沖縄風揚げドーナツです。サーターは砂糖、アンダギーは油で揚げるという意味です。沖縄県特産の黒砂糖で味付けしました。 |
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