3月8日(火)*豚丼 *けんちん汁 *清美オレンジ *牛乳 豚丼は北海道の十勝地方の郷土料理です。昭和の初めごろ(今から90年ぐらい前)に北海道の帯広にある食堂で炭火で焼いた豚肉にウナギの蒲焼風のタレをかけて丼を出したのが豚丼のはじめてのようです。本当は農家の人や開拓している人が汗を流して仕事しているのでスタミナのつくウナギを出したかったのですが、ウナギが高くて手に入らないので、手に入りやすい豚肉で作ったようです。給食の豚丼はたけのこ、しらたき、にんじん、あさつきも入り、最後に葛粉でトロミをつけました。ご飯のススム一品でした。 今日の清美オレンジは和歌山県の紀の川農協から届きました。ちょっと酸っぱいけれど、ビタミンCたっぷりの季節の味でした。 3月7日(月)*七分づきご飯 *油みそ *赤魚の照り焼き *吉野汁 *牛乳 今日は和食の献立です。油みそは沖縄の料理です。豚肉を炒めてみそと砂糖で甘辛く煮た料理です。給食ではここに大豆ミートも加えて、よりヘルシーに作ります。ご飯のススム一品です。吉野汁にはたくさんの野菜とでんぷんをまぶしてからとり肉を入れるので、汁はとろりとして、肉もツルンと柔らかく仕上がります。紅白の丸いはんぺんも入り春らしい汁物でした。美味しく食べられたかな? 3月4日(金)*七分づきご飯 *お好みバーグ *ABCスープ *せとか *牛乳 今日のお好みバーグは挽き肉にたまねぎと、たっぷりのキャベツ、紅生姜を混ぜて作りました。これをオーブンでしっかり焼いてから、お好みソースと青海苔、かつおぶしをたっぷりかけます。(写真右) お好みソースは中濃ソースとトマトケチャップ、ナンプラー、砂糖、はちみつをブレンドして作りました。このソースをかけると、お好み焼き風になります。 せとかは、『清美オレンジ』『マーコットオレンジ』『アンコールオレンジ』のかけ合わせで生まれたみかんです。大きめのみかんで、皮がうすくて、糖度が高いのが特徴です。甘くて美味しくて、お代わりジャンケンが白熱しました。 3月3日(木)*ちらし寿司 *沢煮碗 *もものスフレ *牛乳 今日はひな祭りです。毎年恒例の行事給食の日です。 定番のちらし寿司にはとり肉、かんぴょう、ごぼう、しいたけ、油揚げ、えびなど10種類もの具が入っています。桃の節句にちなんで黄桃を使って作る【もものスフレ】は年に一度しか作らないのにリクエストされるメニューです。 そして今日の給食のスペシャルは、3年生が昨年の9月から約半年育てた桜島だいこんを沢煮碗に入れました。一番大きいもので何と3.62キロもありました。(写真右)よく味わって食べましょう。 3月2日(水)*きなこ揚げパン *ワンタンスープ *コールスローサラダ *牛乳 給食で人気のある揚げパンは、今から60年以上前(昭和27年ごろ)に、東京の品川区で小学校の給食を作っていた調理師さんが、『固くなったパンをどうしたら美味しく食べてもらえるか』と考え悩んだ末に思いついたのが、パンを揚げて砂糖をまぶことでした。当時は食べ物や甘いものがあまり手に入りにくい時代でしたから、この揚げたパンはとても人気でした。 給食の揚げパンは約50kgの油の中で揚げます。一度にたくさん入れないことと、短時間で揚げるのが美味しく作るポイントです。揚げたら、熱いうちにきなこと砂糖をまぶします。きな粉は富山県産の国産大豆のきな粉です。美味しく食べましょう。 3月1日(火)*七分づきご飯 *かつおでんぶ *真珠団子 *太平燕(タイピーエン) *牛乳 今日のタイピーエンは熊本の郷土料理です。もともとは中国福建省の料理で、明治時代に中国人の華僑によって日本に伝えられました。日本で色々アレンジされて、今では熊本ではおなじみの料理だそうです。鶏ガラや豚骨からスープをとり、豚肉、いかげそ、えび、白菜、春雨、うずらの卵など、たくさんの材料が入っています。 真珠団子は肉団子を1つ1つ丸めて(写真まん中)、ここにもち米をつけてから蒸し器で30分蒸しあげます。蒸し上がりはもち米がピカピカしてまるで真珠のようです。(写真右)味わって食べましょう。 |
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