3月9日(水)*ガーリックフランス *春野菜のクリーム煮 *だいこんサラダ *牛乳 今日はソフトフランスパンにすりおろしたにんにくを混ぜたマーガリンをぬって、パセリをふってこんがり焼きました。表面はパリパリで中はふわふわの食感が美味しいです。 春野菜のクリーム煮にはにんじん、たまねぎ、じゃが芋とかぶが入っています。バターと小麦粉をじっくりと炒めて作ったルウでなめらかなクリーム煮に仕上げました。だいこんサラダも南町小の子供たちに人気のあるメニューです。今日も食缶が空っぽになるクラスが多そうです。 3月8日(火)*豚丼 *けんちん汁 *清美オレンジ *牛乳 豚丼は北海道の十勝地方の郷土料理です。昭和の初めごろ(今から90年ぐらい前)に北海道の帯広にある食堂で炭火で焼いた豚肉にウナギの蒲焼風のタレをかけて丼を出したのが豚丼のはじめてのようです。本当は農家の人や開拓している人が汗を流して仕事しているのでスタミナのつくウナギを出したかったのですが、ウナギが高くて手に入らないので、手に入りやすい豚肉で作ったようです。給食の豚丼はたけのこ、しらたき、にんじん、あさつきも入り、最後に葛粉でトロミをつけました。ご飯のススム一品でした。 今日の清美オレンジは和歌山県の紀の川農協から届きました。ちょっと酸っぱいけれど、ビタミンCたっぷりの季節の味でした。 3月7日(月)*七分づきご飯 *油みそ *赤魚の照り焼き *吉野汁 *牛乳 今日は和食の献立です。油みそは沖縄の料理です。豚肉を炒めてみそと砂糖で甘辛く煮た料理です。給食ではここに大豆ミートも加えて、よりヘルシーに作ります。ご飯のススム一品です。吉野汁にはたくさんの野菜とでんぷんをまぶしてからとり肉を入れるので、汁はとろりとして、肉もツルンと柔らかく仕上がります。紅白の丸いはんぺんも入り春らしい汁物でした。美味しく食べられたかな? 3月4日(金)*七分づきご飯 *お好みバーグ *ABCスープ *せとか *牛乳 今日のお好みバーグは挽き肉にたまねぎと、たっぷりのキャベツ、紅生姜を混ぜて作りました。これをオーブンでしっかり焼いてから、お好みソースと青海苔、かつおぶしをたっぷりかけます。(写真右) お好みソースは中濃ソースとトマトケチャップ、ナンプラー、砂糖、はちみつをブレンドして作りました。このソースをかけると、お好み焼き風になります。 せとかは、『清美オレンジ』『マーコットオレンジ』『アンコールオレンジ』のかけ合わせで生まれたみかんです。大きめのみかんで、皮がうすくて、糖度が高いのが特徴です。甘くて美味しくて、お代わりジャンケンが白熱しました。 3月3日(木)*ちらし寿司 *沢煮碗 *もものスフレ *牛乳 今日はひな祭りです。毎年恒例の行事給食の日です。 定番のちらし寿司にはとり肉、かんぴょう、ごぼう、しいたけ、油揚げ、えびなど10種類もの具が入っています。桃の節句にちなんで黄桃を使って作る【もものスフレ】は年に一度しか作らないのにリクエストされるメニューです。 そして今日の給食のスペシャルは、3年生が昨年の9月から約半年育てた桜島だいこんを沢煮碗に入れました。一番大きいもので何と3.62キロもありました。(写真右)よく味わって食べましょう。 3月2日(水)*きなこ揚げパン *ワンタンスープ *コールスローサラダ *牛乳 給食で人気のある揚げパンは、今から60年以上前(昭和27年ごろ)に、東京の品川区で小学校の給食を作っていた調理師さんが、『固くなったパンをどうしたら美味しく食べてもらえるか』と考え悩んだ末に思いついたのが、パンを揚げて砂糖をまぶことでした。当時は食べ物や甘いものがあまり手に入りにくい時代でしたから、この揚げたパンはとても人気でした。 給食の揚げパンは約50kgの油の中で揚げます。一度にたくさん入れないことと、短時間で揚げるのが美味しく作るポイントです。揚げたら、熱いうちにきなこと砂糖をまぶします。きな粉は富山県産の国産大豆のきな粉です。美味しく食べましょう。 3月1日(火)*七分づきご飯 *かつおでんぶ *真珠団子 *太平燕(タイピーエン) *牛乳 今日のタイピーエンは熊本の郷土料理です。もともとは中国福建省の料理で、明治時代に中国人の華僑によって日本に伝えられました。日本で色々アレンジされて、今では熊本ではおなじみの料理だそうです。鶏ガラや豚骨からスープをとり、豚肉、いかげそ、えび、白菜、春雨、うずらの卵など、たくさんの材料が入っています。 真珠団子は肉団子を1つ1つ丸めて(写真まん中)、ここにもち米をつけてから蒸し器で30分蒸しあげます。蒸し上がりはもち米がピカピカしてまるで真珠のようです。(写真右)味わって食べましょう。 2月28日(月)*カレー南蛮 *みそポテト *いちご *牛乳 今日はカレー南蛮を作りました。カレー南蛮のなんばんとはネギのことです。これは日本が鎖国をしていた時代に長崎の出島で交流のあった【南蛮人】が健康のためにネギを好んで食べていたことから、南蛮人が好んで食べている【ネギ】の入っている料理の名前に『南蛮』をつけたのが始まりのようです。 みそポテトは埼玉県秩父のB級グルメです。皮をむいてから一度蒸してから、天ぷらの衣をつけて揚げます。この揚げた芋に甘みそをからめます。以前食べたことを覚えている児童が『これ大好き〜』と言っていました。 いちごは埼玉県産の『とちおとめ』でした。 2月25日(金)*高野豆腐のたまごとじ丼 *大根のごまあえ *清美オレンジ *牛乳 今日は高野豆腐を美味しく煮ました。 高野豆腐は、およそ800年前の鎌倉時代に和歌山県の高野山のお坊さんが、うっかり寺の外に置き忘れた豆腐が次の朝にカチコチに凍ってしまったものを、もったいないので食べてみたら、いつも食べている豆腐とは違う食感になることに気づいたことから生まれた食べものです。この高野豆腐は1994年に日本初の女性宇宙飛行士の向井千秋さんがスペースシャトル【コロンビア】に持ち込んだことでも話題になりました。世界に誇れる日本の食べもの【高野豆腐】を味わって食べましょう。 2月24日(木)*丸パン *ポテトコロッケ *ゆで野菜 *ABCスープ *牛乳 今日はコロッケを作りました。じゃが芋を蒸してつぶして、ここに挽き肉、たまねぎ、にんじんを炒めた物をまぜます。これを丸めて、小麦粉、卵、パン粉で衣をつけてから、油で揚げます。給食室の大きな鍋には約50kgの油が入ります。一度に60個揚げます。一度にたくさん入れすぎると、コロッケが割れてしまうので、調理師さんはいつも以上に慎重に揚げていました。今日のパンには切れ目が入っているので、コロッケと野菜を自分ではさんでコロッケバーガーにできます。(写真右)美味しく食べましょう。 2月22日(火)*七分づきご飯 *かつおでんぶ *揚げだし豆腐 *けんちん汁 *牛乳 今日は揚げだし豆腐を作りました。水気をきった豆腐に1つ1つ丁寧に米粉をつけて、油でカラッと揚げます。ここに鶏のひき肉とだいこんおろしで作ったそぼろあんをかけます。アメリカやヨーロッパでは今、豆腐が注目されています。それは、豆腐は牛肉や豚肉と同じくらいタンパク質が多く含まれているのに、肥満の原因となる脂肪がすくないからです。ヨーロッパでは豆腐のことを『太らないチーズ』とも呼ぶそうです。おいしくて体にも良い豆腐をたくさん食べましょう。 2月21日(月)*ガーリックライス *タンドリーチキン *レンズ豆のスープ *牛乳 タンドリーチキンはインド料理の一つです。とり肉をヨーグルトやスパイスにつけ込んで、『タンドール』と呼ばれる筒型の土釜の中で焼く料理です。給食では、ヨーグルトではなくマヨネーズとケチャップ、カレー粉、にんにく、生姜でとり肉をつけ込んでから、オーブンでこんがり焼き上げました。スパイシーなお肉の味を味わって食べましょう。 2月18日(金)*鶏ごぼうピラフ *キャベツのキッシュ風 *ペイザンヌスープ *牛乳 今日はフランス料理です。ピラフは米といっしょに豆乳バターを炊き込んでパラッと炊けたご飯に、とり肉、ごぼう、コーン、にんじんを炒めて味付けした具を混ぜました。 キャベツのキッシュ風は、たまごに、キャベツ・たまねぎ・にんじん・パセリと生クリーム、チーズを混ぜて焼くのでコクのある玉子焼きです。野菜もたっぷりで朝ごはんのおかずにもなりそうです。ペイザンヌスープはじゃが芋、かぶの入ったスープです。 バターや生クリームを使った洋風の給食です。味わって食べましょう。 2月17日(木)*チキンカレーライス *コールスローサラダ *りんご *牛乳 日本人はカレーが好きな人が多いです。南町小でもカレーは人気のあるメニューです。 日本人が初めてカレーに出会ったのは江戸時代の最後ごろです。でも、この時代には日本ではお肉を食べないので、日本最初のカレーの具材はカエルだったようです。 明治維新後に日本でも肉が食べられるようになり、また1905年に日本で初めてカレー粉が売られるようになり、日本中にカレーが広まっていきました。 南町小のカレーは、小麦粉とバターを1時間ほどよく炒めてカレールウをつくり、野菜も良く炒めて、じっくり煮込んで作ります。味のポイントは、トマト缶や、砂糖を焦がしてカラメルにしたものをいれてコクやうま味をひきだしています。 まだまだ寒い日が続きますが、たくさん食べて元気に過ごしましょう。 2月16日(水)*ゆかりご飯 *えびたましゅうまい *だまこ汁 *牛乳 今日は秋田の郷土料理を作りました。きりたんぽが有名ですが、きりたんぽはすりつぶしたご飯を棒につけて焼きますが、だまこはつぶしたご飯を丸めるだけなので、秋田ではだまこを食べるほうが多いようです。 今日のだまこ汁には、鶏ガラでとったスープでとり肉、まいたけ、だいこん、にんじんを煮て、玄米のだまこもちとセリをいれて作りました。体のあたたまる汁物です。味わって食べましょう。 2月15日(火)*ごまご飯 *カマスのゆずみそ焼き *のっぺい汁 *甘平 *牛乳 今日は6年生からのリクエストのあった魚のゆずみそ焼きを作りました。ゆずみそはゆずの皮を刻んで汁は絞って、みそ、砂糖と煮て甘味噌にします。焼いた魚につけて食べると美味しいです。そしてまだまだ寒いので、トロミのある汁物が体にしみます。 今日のデザートの甘平は、2007年に生まれたばかりの新しいみかんです。『西の香』と『ポンカン』から生まれました。皮がうすくて甘いのが特徴です。味わって食べましょう。 2月14日(月)*練馬スパゲティ *もやしサラダ *チョコチップマフィン *牛乳 今日はバレンタインデーです。 バレンタインとは実は人の名前です。今から1800年ほど昔のローマ帝国では、王様が戦争をするために若者が結婚することを禁止しました。このことをかわいそうに思ったバレンタイン神父は、こっそり結婚させてあげていました。このことを知った国王は怒って、バレンタイン神父を殺してしまいました。のちにバレンタイン神父が色々な人が結婚できるように頑張ったことに感謝して、2月14日はバレンタインの日になりました。だから、バレンタインデーは『みんなが好きな人と一緒にいられますように』という願いがこめられた日です。 日本でのバレンタインデーは女の人が男の人にチョコレートを贈りますが、これは日本で生まれた習慣です。今から85年ほど前にあるお菓子メーカーが新聞の広告に『バレンタインにチョコを贈ろう』というメッセージをのせたのがきっかけのようです。 今日はココアとチョコチップをいれてマフィンを作りました。ピンクのかわいいカップにいれて焼きました。味わって食べましょう。 2月10日(木)*七分づきご飯 *シャーレン豆腐 *カリカリ油揚げのサラダ *牛乳 今日のシャーレン豆腐は中華料理の一つです。漢字で書くと蝦(シャー)、仁(レン)です。蝦とは小さなえびのことで、仁は皮をむいたという意味があるので、シャーレン豆腐は『からをむいたえびの入った豆腐料理』ということです。 給食のシャーレン豆腐にはえびと豆腐だけではなく、たけのこ、にんじん、たまねぎ、チンゲン菜などの野菜がたっぷりはいっています。くずこでトロミをつけているので、冷めにくく今日のような寒い日には体を温めてくれます。 ごはんにのせて美味しく食べましょう。 2月9日(水)*タレカツ丼 *スキー汁 *牛乳 今日は新潟の郷土料理を作りました。 新潟市では昔から卵でとじない『タレカツ丼』を食べてきました。揚げたてのとんカツに甘辛いしょうゆダレをかけて、ご飯にのせて食べるシンプルな料理です。 そして、新潟と言えばスキーが有名です。今から111年前に、日本人に初めてスキーを教えたのがオーストリアの軍人のレリヒ少佐でした。この時に冷えた体を温めるために食べたのがスキー汁だそうです。スキー汁は味噌味で一見豚汁のようですが、肉はとり肉で、じゃが芋ではなくさつま芋が入っています。これは、スキーをレリヒ少佐に教わった日本人の軍隊の中に鹿児島出身の人がいたからだそうです。 今日は新潟の味を満喫しましょう。 2月8日(火)*七分づきご飯 *仙台肉じゃが *白菜のごまサラダ *みかんゼリー *牛乳 今日の仙台肉じゃがには仙台の食材【油麸】が入っています。肉じゃがに【油麸】をいれると、油麸が肉じゃがの煮汁を吸っておいしくなるのと、肉じゃがにもコクがでておいしくなります。ぜひお家でもお試しください。 今日は南町小のみかんの日なのでみかんゼリーを作りました。お休みの子のゼリーでお代わりジャンケンが白熱していました。 |
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