10月3日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 主人公の「ぼく」には、北山という友達がいます。北山は何事にも積極的な「ぼく」とは対照的で、クラスでも目立つことがありません。全くタイプの違う2人でありながら、気が合い、いつもいっしょに過ごしていました。ある朝、コスモスを上手に生けた北山に対して、クラスメイトの関心が集まります。「ぼく」は、普段注目されることのない北山がみんなの関心を引いている様子に、釈然としない思いを抱いてしまいます。昼休みになっても北山の周りには人が集まっていたその時、「ぼく」の耳に北山を悪く言う声が聞こえてきました。先ほどの思いとは裏腹に、「ぼく」は思わず「やめろよ−。」と声を出したのでした。・・・ 6年生は、1年生の時から道徳の時間に、何度となく「友情・信頼」について考えてきたはずです。しかし、今回の内容は、またちょっと違った要素が含まれています。授業の中で、子ども達から「嫉妬(しっと)」や「妬み(ねたみ)」という言葉が聞こえてきました。仲の良い友達には、それなりの力関係があるものですが、そのバランスが崩れた時に芽生える感情です。そのようなことを経験している子は、6年生であれば多いのではないかなと思います。(私は、同じ6年生〜中1の頃、友達への嫉妬心を抱いた経験があります。) しかし、それでありながら主人公の「ぼく」は、なぜ周りの子に「やめろよ−」と言えたのでしょうか? この資料を「友情」として扱うか、それとも「信頼」として扱うかによって、少し違いが出てくるように思います。(写真上) 4年生は、理科の時間に「自然のなかの水のすがた」という学習をしています。この単元では、初めに「水のゆくえ」について学んでいます。校庭に雨が降ってできた水たまりは、しばらくするとなくなっています。土にしみ込んだと考える子もいれば、空気中に蒸発したと考える子もいます。そこで、ビーカーに水を入れ、ラップで蓋をする場合と蓋をしない場合とで実験をします。数日後、蓋をしない方のビーカーの水が減っていることに気がつきます。また、蓋をした方のビーカーには、ラップの内側に水滴がついていることにも気づきます。 水が蒸発する(水が空気中に出ていく)ということは、日常生活の中で経験が多いことでしょう。しかし、目に見えない現象であるだけに、科学的にとらえられていなかった子どもも多いはずです。 1組では、今までの学習の逆…つまり、「蒸発した水が、また目に見える姿(水)に戻るのだろうか」ということについて実験で確かめていました。先生が、冷蔵庫に入れておいた空のビーカーを子ども達に渡して、その様子を観察させていました。ビーカーの周りは白く曇っていて、指で触ると水滴がつきます。(写真中) 日常生活の中で、同様の経験のある子は多いことでしょう。冷蔵庫から出した冷たい飲み物の周りに水滴がつく、あるいは寒い日の朝、窓ガラスの外側に水滴がつくといった現象です。目に見えない姿に変わった水を「水蒸気」と言うのに対して、目に見える水に戻ることを「結露」と言います。この名称についても指導することになっています。 1年2組の教室で、昨日の生活科見学で抱っこしたモルモットについてカードにまとめていました。1年生の国語の教科書に、「しらせたいな、見せたいな」という学習があります。自ら経験したことから書くことを見つけて、五感をはたらかせながら観察したことを文章に書き表わす学習単元です。動物とのふれあいは、生活科の学習として行いましたが、国語の学習としてもジャストタイミングな教材になりました。 モルモットの名前や体の色、さわった感じ、口や目の様子、手足の様子など、昨日抱っこしたことを思い出しながら言葉にしていきました。そして、もちろんモルモットの絵も描きました。旭町小の1年生の膝の上に乗ったモルモットは、全部で10匹いました。色や模様がそれぞれ違っていました。1匹ずつちゃんと名前がつけられていて、「夜月(よづき)」や「ちょこん」など、ユニークなものもありました。 こども動物園では、他にもたくさんのモルモットを飼育しています。その全てに名前がついていて、係の人たちは全部のモルモットの名前と顔を覚えているそうです。きっと、名前を考えてあげるのも大変なはずです。(写真下) 10月3日の給食![]() ![]() サバのトウバンジャン焼き すき昆布の煮物 せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日の汁物は「せんべい汁」です。せんべい汁は、青森県の郷土料理の一つです。せんべい汁用の「かやきせん」と呼ばれるせんべいを使って作ります。そのままだと大きいので、給食室でひと口大にに割っています。割る時には、「パリンパリン」という気持ちのよい音がします。だし汁がたっぷりとしみ込んだせんべいは、もちもちとした食感で、とてもおいしい汁物になります。 昔、青森県では、冷夏などでお米がとれない年があり、その対策として小麦を栽培してきました。そのため、「せんべい汁」や「ひっつみ」など、小麦粉を使った料理が家庭料理として受け継がれ、郷土料理となりました。 5年生「ものづくり体験教室」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 実際に石を削って作った印鑑は、一人一人の作品に味があり、すてきな仕上がりになりました。今後の図工作品等にも印鑑を押し、活用していきます。 子供たちのものづくりに対する関心が高まり、作り出すことの喜びを体験することができました。 10月2日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 出発前に、生活科の学習として「道路の歩き方や電車の乗り方」、「動物とのふれあい」、「自分の荷物の管理」、「友達と仲良く過ごすこと」などの目的があることを伝えました。また、「最後までわがままを言わずにがんばろう」という話もしました。「疲れた」、「暑い」、「のどが渇いた」、「お腹が空いた」など、校外学習の時にはつきものの言葉ですが、弱音をはかずに最後までがんばるように励まして出発しました。 「こども動物園」は、下板橋の駅から歩いて20分ほどのところにあります。入場料がいらないうえに、子どもが遊べる公園が隣接しているため、近くの保育園の子どもや家族連れでいつも賑わっている場所です。 最初に、動物園の係の方から、仲よく動物と触れ合う方法を教えてもらいました。その後、学年を3つのグループに分けて、3か所をローテーションしながら見学・体験をしていきました。 放牧広場では、ヤギやヒツジが自由に歩き回っています。後ろや横からそっと近づき、頭や背中をなでながら感触を確かめました。大声を出したり走り回ったりしなければ、動物たちはとても穏やかです。最初は自分よりも大きなヒツジやヤギに、少し驚いていた様子でした。しかし、そっと手を伸ばしているうちに慣れてきたのか、平気で触ることができるようになりました。(写真上) モルモットのふれあい広場では、全員が膝の上に乗せてもらい、感触を確かめることができました。とてもおとなしいモルモット達で、膝の上に乗ってもみんなじっとしていました。1年生の子ども達は、体を触ったり頭をなでたりしながら、モルモットの温もりを感じ取っていきました。ペットとして飼ってみたくなった子がたくさんいたようです。こんなにかわいらしくておとなしい子が、ペットとしていつも身近にいたら…膝の上に乗せてもらったら、大人でも誰もがそう思うことでしょう。(写真中) クラス写真を撮ってから、みんなでお弁当を食べました。その後の自由時間には、公園にあるいろいろな遊具で楽しく遊びました。暑い中でも元気いっぱいの1年生でした。(写真下) 電車の乗り降りや道路の安全な歩行も含めて、生活科見学としてたくさんのことが学べた一日になりました。きっと、たくさん疲れてたくさんのどが渇いたはずです。入学してちょうど半年が経ちますが、がまん強さとたくましさが身についてきたことも感じられた生活科見学になりました。 生活科見学(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 10月とは思えないほどのいいお天気で、元気いっぱいの1年生でした。 モルモットを抱っこすること、ヒツジやヤギと触れ合うことをずっと楽しみにしていました。 どのモルモットもとても可愛くて、子どもたちは優しくなでたり、声をかけたりしながら触れ合いを楽しんでいました。それぞれに名前が付いていて、名前で呼びかけている姿も見られました。 モルモットについて詳しく観察したので、国語の学習にも生かしていく予定です。 ヒツジやヤギはとても穏やかで、子どもたちに応えてくれました。最初は怖がっていた子どもたちも、その様子を見て触れることができるようになったり、近くに寄ったりできるようになりました。 お弁当も、とても美味しくいただきました。保護者の皆様、朝早くからご準備いただきありがとうございました。 暑い中、電車に乗ってたくさん歩いた一日でした。みんな弱音を吐かず立派でした。 大根の間引き(4年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 引っこ抜いたものは間引き菜と言うそうです。子供たちは、たくさんの間引き菜を収穫することができ、大喜びでした。 10月2日の給食![]() ![]() ![]() ![]() かぼちゃ入り大学芋 牛乳 一口メモ かぼちゃ入り大学芋は、さつま芋とかぼちゃを一口大に切って、油でカリっと揚げて、甘いタレを絡めました。ほくほくとしたお芋とかぼちゃが楽しめる料理です。(写真2枚目) クイズです。さつま芋の芋掘りの季節になりましがたが、さつま芋が一番おいしいのはいつでしょうか? (1)掘りたてすぐ (2)1週間後 (3)2〜3か月後 答えは(3)です。さつま芋の中のでんぷんが少しずつ糖分に変わっていくので、掘りたてより貯蔵させたお芋の方がおいしいそうです。お芋掘りに行く人もいるかもしれませんが、少し我慢すると、さらにおいしくなりますよ。お店で売っているような土がついていないものは傷みやすいので、早めに食べるようにしてください。 |
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