10月25日(金)火曜日には幼稚園との交流会を行っています。今回の保育園との交流会では、ゲームの代わりに歌の発表を行いました。まず、それぞれの保育園の子ども達が1年生の前に並んで、元気よく歌を歌ってくれました。最後は、1年生からの歌のプレゼントです。旭町小の校歌を全員で歌いました。 その後、校内や校庭の遊具を案内してからお別れしました。池の中のコイや校庭の三角すべり台に、みんな興味津々で見入っていました。ランドセルのことを聞いてみたら、ほとんどの子がもう用意してあるとのことでした。今日の交流会を通じて、小学校への希望と期待が大きく膨らんだことでしょう。 その1年生、1組では、4校時に外国語活動の授業がありました。ALTのエリン先生と講師の辻先生、担任の3名で授業が行われていました。旭町小では、2学期から低学年にも10時間程度、外国語活動の時間を設けています。 今日は、「食べ物の名前を知ろう」というテーマで、楽しいゲームを交えながら英語を学んでいました。おにぎりは、英語で「rice ball」です。「onigiri」でも通じそうですが、まだそこまで世界中に広まっていないようです。では、カレーライスはどうでしょうか。カレーライスを直訳すると、「curry rice」です。しかし、これは和製英語であるため日本のカレーだけを表すことになります。「curry and rice」が英語でのカレーライスにふさわしいようです。(写真上) ALTのエリン先生には、給食交流もしていただいています。2学期にいろいろなクラスに入り、子ども達と一緒に給食を食べてもらっています。 5年生は、図工の時間に「1×4=?」という学習をしています。題名だけではどんな作品なのか想像がつかないでしょう。しかし、その作品を見れば「なるほど」と思うはずです。 彫刻刀を使った木版画の制作です。正方形の版木に、彫刻刀で模様を彫ります。その版木を回転させながら4回刷ると、模様がつながり見事な版画作品に仕上がります。子ども達は、何度か試し刷りをしながら彫刻刀を入れ、納得のいく作品になるようにがんばっていました。版画は、1枚の版木があれば、繰り返し刷って同じ絵を印刷することができます。そのような面白さが楽しめる作品です。(写真中) 音楽室では、6年生が音楽会の練習に向けてがんばっていました。合奏曲の「アフリカン・シンフォニー」は、そろそろ楽器の担当を確定する頃です。それが決まれば、学年がそろった練習も入れていくことができるでしょう。(写真下) アフリカン・シンフォニーは、小学校の高学年の合奏曲として有名ですが、広く吹奏楽のコンサートでもよく演奏される曲です。もともとは、50年前の大ヒット曲「ハッスル」でも知られるヴァン・マッコイが発表したアルバムに収録されていた楽曲です。いわゆる「ディスコ・ミュージック」のひとつとして発表されていました。一方、日本では、その後全国高等学校野球選手権大会に初出場を果たした智辯和歌山が応援曲として演奏したのが始まりでした。次第に他校にも徐々に広がり、その後高校野球の応援歌として定着しました。今でも高い人気を誇っています。勇ましいファンファーレで始まり、アフリカを彷彿とさせるリズムとダイナミックなサウンドが魅力です。 授業の終わりに、合奏曲のもう一曲の楽譜が配られました。その曲を聞いてすぐに子ども達は気がつきました。映画「ミッションインポッシブル」のテーマ音楽でした。ミッションインポッシブルは、トム・クルーズ主演のアクション映画です。昨年夏に7作目が公開されました。2部作になっていて、その続編は、来年公開される予定です。 ところで、楽譜の題名の下にカッコ書きで、「スパイ大作戦のテーマ」と書かれていました。ミッションインポッシブルの大元は、アメリカのテレビドラマ「スパイ大作戦」です。(子どもの頃、見ていました。)政府が手を下せない極秘任務を遂行するスパイ組織の活躍のドラマで、その頃からあのテーマ音楽が使われていました。6年生の合奏でどのようにアレンジして演奏されるのか、とても楽しみになりました。 10月25日の給食れんこん豆腐ナゲット みかん 牛乳 一口メモ 「お切り込み風うどん」は、群馬県の郷土料理の一つです。群馬県は、全国有数の小麦の産地です。その小麦で作った手打ちの平たい太めの麺を、鍋に「切っては入れ、切っては入れ」して煮込んで食べたことから、「お切り込み」と呼ばれるようになりました。地域によっては、「おっ切り込み」とも呼ばれています。 具材は、その土地でとれた野菜をたっぷりと使い、味付けはしょう油や味噌などときまりはありません。麺を作る時に使う打ち粉で、汁にとろみがついているのが特徴です。 汁にうどんを入れて作ると食べる時に麺がのびてしまうので、給食ではうどんと汁を別々に盛り付けて食べるようにしています。 サクラ草植え替え(6年生)まず初めに、校長先生の説明を聞いて、やり方を確認します。サクラ草の植え替えを慣れた手つきで行う子ども達を見て、成長を感じました。 サクラ草が咲き始めるのが12月頃です。卒業まで残り半年。さらにサクラ草のように成長することを願って、大切に育てていきたいです。 10月24日(木)繰り上がりのあるたし算の考え方として、「加数分解」と「被加数分解」の方法について学習していきます。(もちろん、これは算数用語であり、1年生に「加数分解」や「被加数分解」という名称を使って教えるわけではありません。)1組では、前時に行った「9+4=13」の計算方法について復習をしていました。9は、あと1あれば10になるので、たす数(加数)の4を1と3に分けます。分けた1をたされる数(被加数)の9に加えて10をつくり、残りの3と合わせて答えは13となります。この考え方が「加数分解」です。(写真上) 一方の被加数分解は、たされる数(たし算の式の最初の数)を分解する方法です。「9+4」で9を6と3に分けてもよいのですが、これはあまり考えない方法です。しかし、「4+9」なら4を1と3に分解して計算するでしょう。さらに、「6+7」は、6を3と3に分けて10をつくり、答えが13となります。 結局、加数、被加数のどちらを分けてもよいのですが、基本は10のまとまりをつくるように計算する方法で指導します。この他に、加数、被加数とも5といくつに分解して、その5同士で10をつくるという方法もあります。(五二進法と言われています。)また、素朴な方法として、例えば8+3を9、10、11と数えながらたしていき、求める子もいるかもしれません。しかし、なるべく早く、正確に、分かりやすくということでは、加数分解と被加数分解が一番の方法と言えます。 1校時の図書室は、1年2組が利用していました。読書旬間中ということもあり、今週と来週は、どの学年も図書室の利用が多くなることでしょう。 低学年の図書の時間には、図書管理員の先生が毎回読み聞かせをしてくれます。今日は、「いもいもほりほり」という絵本の読み聞かせがありました。ちょうど今の時期にぴったりな絵本です。3匹のこぶたが、ねずみくんと一緒にヤギじいさんの畑で芋掘りをします。いろいろな形の芋をどっさり収穫することができました。最後は、みんなで焼き芋にして食べました。・・・明日、2年生は生活科見学で芋掘りに行きます。場所は、田柄小の隣の吉田さんの畑です。(吉田さんには、先月3年生にキャベツ農家の授業に来ていただいています。)芋掘りの楽しさは、見えない土の中から大きなサツマイモが出てくるところにあります。明日は、2年生の子ども達のどんな表情が見られるか、とても楽しみです。(写真中) 5校時に、2年2組で道徳の研究授業がありました。使った資料は、「およげないりすさん」でした。自分との違いにとらわれず、誰に対しても公正、公平に接していこうとする心情を育てる内容です。 かめ、あひる、白鳥が池の中の島へ行くことになりました。「一緒に連れて行ってほしい」と言うりすに、「泳げないから駄目だ」と断ってしまいます。りすがいないまま遊んでも楽しくなかった3匹は、次の日、りすに昨日のことを謝ります。そして、今度はりすをかめの背中に乗せて、みんなで島に向かうという話です。 お話を伝えるために、担任の先生がペープサートを使って行っていました。低学年の道徳では、とても効果的な資料提示になります。さらに、中心発問では3匹の動物になりきって気持ちを言葉にする「役割演技」をさせていました。内容価値に迫るための手立てとして、とても有効な手段でした。今回も、本校歴代校長の土屋先生にお越しいただき、たくさんのご指導をいただきました。(写真下) 10月24日の給食ポークストロガノフ かぼちゃのサラダ 牛乳 一口メモ 「ストロガノフ」は、ロシアを代表する郷土料理です。肉や玉ねぎ、マッシュルームを炒めてから煮込みます。さらに、仕上げに酸味があるサワークリームを入れて完成です。 今日は、給食で食べやすいようにアレンジして、サワークリームではなく生クリームを使いました。ストロガノフという名前の由来は諸説ありますが、ロシアの伯爵「ストロガノフ家」で作られていたのでこの名前がついたと言われています。 かぼちゃのサラダは、蒸したかぼちゃとにんじん、きゅうりに塩、こしょうで下味をつけて、マヨネーズをかけています。とても色鮮やかなサラダです。かぼちゃは、ゆでてしまうと水っぽくなっておいしくないので、蒸して作るのがポイントです。 10月23日(水)6年生ともなると、それぞれに個性が表れます。中二階にベッドを置き、そこに通じる階段やはしごを渡し、空間をうまく利用した家がありました。また、大きな暖炉のある暖かそうな部屋が再現されているものもありました。子ども達は、大きなベッドや大スクリーンのテレビが理想なのでしょうか。豪華な部屋や自分の個室のような空間を作っているものも見られます。さらには、室内犬を飼っている家もありました。かわいらしいワンコは、クラフト粘土で作ってありました。ペットと暮らす生活にあこがれているのもすてきなことです。(写真上) 材料は、図工室で用意したものや、各自が家から持ってきたものなどが使われていました。材料の工夫次第で、本物そっくりに見えてくるから不思議です。 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。「ちいちゃんのかげおくり」は、日本の児童文学作家として有名な あまん きみこさんが著した絵本・童話作品です。太平洋戦争の悲惨さを伝える物語としても有名で、長らく3年生の国語の教科書に掲載され続けています。4年生で指導する「一つの花」も戦争の悲惨さが描かれていますが、「ちいちゃんのかげおくり」はより一層悲しく切ない物語作品です。 ちいちゃんは、幼い女の子です。お父さんに「かげおくり」という遊びを教えてもらいます。家族みんなで手をつなぎ、地面に伸びている自分たちの影を見つめてから空を見上げると、影の残像が空に映し出されます。やがてお父さんは出征し、戦争に行きます。お母さんとお兄ちゃんと3人で暮らしていた夏の夜、突然空襲警報が鳴ります。ちいちゃん一家は空襲から逃れるために外へ飛び出したものの、逃げる途中で家族とはぐれてしまいます。家族と会えないまま暗い防空壕の中でちいちゃんは過ごしますが、やがて幼い命は空に消えていくのでした。 教科書の挿絵は、全て白黒で描かれています。唯一色がついているのが第二場面の挿絵です。お母さんと手をつないで逃げるちいちゃんが、赤く塗られています。(写真中) 「ちいちゃんが一番幸せだったのは、どの場面でしょう」と子ども達に聞いてみると、大きく2つの意見に分かれます。どちらも家族4人でかげおくりをした場面が選ばれます。最初のかげおくりは戦争に行く前ですが、最後のかげおくりは4人が死んでしまった場面です。それでも「この時が一番幸せだったと思う」と答える子がいます。なるほど…。 午後は、中学校区別協議会がありました。近隣の小中学校の教員が集まり、お互いの授業を見たり、テーマごとに話し合いをしたりする取り組みです。旭町小は、隣の豊渓中学校といつも連携して協議会を行っています。練馬区では、年に2回校区別協議会の日が設定されていて、2回目の今回は、旭町小が会場校となりました。 5校時は、全学年の授業を公開し、中学校の先生方に各教室を回っていただきました。中学校と小学校とで大きく違うのは、教科指導に携わる教員です。学級担任がほとんどの教科を指導する小学校に対して、中学校は教科担任制です。家庭科室では、5年2組が授業をしていましたが、もちろん小学校では担任が家庭科の授業をしています。 ちなみに、5年生は現在、ウォールポケットの製作に取りかかっています。ミシンの使い方を学習することが主なねらいで、9月から少しずつ練習してきました。まず、巾着袋の製作から始め、出来上がった子はウォールポケットに取りかかります。ミシンの使い方に少しずつ慣れてきたようですが、子ども同士でも教え合いながら、楽しそうに製作に励んでいました。(写真下) 10月23日の給食もやしの中華スープ おかしなおかしな目玉焼き 牛乳 一口メモ 今日のスープは、「もやしの中華スープ」です。 では、もやしはどこで作られているでしょうか? (1) 畑 (2) 工場 答えは、(2)の工場です。畑で育つ野菜がほとんどですが、もやしは工場で作られています。気候に左右されずに一年中栽培されているので、値段が安定しています。そのため、給食でもよく使う野菜の一つになっています。 豆を水につけ、暗い所に置いておくと数日でもやしができます。光を当てずに暗い場所で育てることで、白くて長いもやしになります。 「もやし」というのは植物名ではありません。豆などを水に浸し、暗い場所で発芽して成長させたものを「もやし」と呼んでいます。もやしに使われている豆は、主に緑豆とブラックマッペ、大豆の3種類で、その中でもよく使われているのは緑豆もやしです。 10月22日(火)各教室では、運動会のことを様々な形で振り返らせていました。低学年では、絵日記形式で運動会の思い出を書かせていました。また、作文用紙に書かせていたクラスもありました。 一方、6年2組では、タブレットに運動会の感想を入力させていました。6年生にとって運動会といっても、いろいろな思い出が残っていることでしょう。学年の種目(表現・団体競技、徒競走)はもちろんですが、応援団やリレー選手として活躍した子もいます。また、運動会の係活動やマーチングも、6年生にとっては貴重な思い出となりました。「小学校最後の運動会」という熱い思いで臨んだこの1か月間の練習を振り返ると、さらに各自の心の中にはたくさんの出来事が蘇ってくるはずです。 タブレットで入力させていたのには、先生側の意図があったのかもしれません。今学期の後半は、6年生が卒業アルバムの文集ページに取りかかる時期です。運動会の思い出だけを文集に残すわけではありませんが、一人1ページの文章量からすると、大切な作文素材として今日作成した文章が使えそうです。(写真上) 今日のお昼の放送で、「旭町小らっこたんタイピング」に挑戦している子のランキング(途中経過)を発表しました。今月、教育ネットに支援していただき、「らっこたん」というタイピングソフトの大会を開いています。低学年は、アルファベットを入力する問題です。3年生は、ローマ字入力で言葉をタイピングします。そして4年生以上は、ローマ字入力で文章をタイピングする問題になっています。1分間当たりに入力した数を競う大会で、光が丘地区の7校で同時に取り組んでいます。 今日は、各学年の1位〜3位に入った子の名前を発表しました。放送中に、いろいろな教室から歓声が聞こえてきました。これを機に、全校児童の挑戦意欲がさらに高まることを期待したいと思います。今月が終わると、7校の中での順位も発表される予定になっています。 2校時に、1年生が旭幼稚園の松組さんと交流会を行いました。体育館に幼稚園の子ども達を招きました。3クラスで90人以上もいる大規模な幼稚園です。体育館では、学校紹介のあいさつの後、運動会で踊った「トライ! トライ! トライ!」のダンスを披露しました。校庭で行った隊形移動や退場まで、体育館バージョンで堂々と踊って見せました。幼稚園の子ども達は、目の前でダンスを見ながら圧倒されていたようでした。一方、幼稚園の先生方は、卒園生の子どもに注目しながら、半年の成長に目を細めて見てくださっていました。(写真中) 3週間前に、旭幼稚園の運動会が本校の校庭で行われました。同じようにダンスやソーランなどを踊っていましたが、隊形移動があるのが小学校のダンスの特徴です。 続いてみんなでゲームをしてから、交流会が終了しました。今週の金曜日には、今度は3つの保育園の子ども達と交流会を行う予定です。さらに3学期にも、もう一度交流会を計画していきます。 交流会の後は、私が引率して校内と校庭の案内をしました。いろいろな教室の中を廊下からのぞき込んだり、トイレの様子を見せてあげたりしました。また、校庭の周りを歩きながら、様々な遊具や大きなプールの説明をしました。小学校がとっても広い場所であるということが理解できたようです。 2年生は、算数の時間に、いよいよ「かけ算」の学習単元に入りました。「かけ算」と言っても、最初からいきなり九九を教えるわけではありません。数量の関係に着目させ、「1つ分の数」をひとまとまりと見て、その「いくつ分」ととらえさせていくことから始めます。 2組では、教科書の遊園地の絵の中から、様々な乗り物に乗る子どもの人数に注目させていきました。観覧車には、1台に4人ずつ乗っていて、それが5台分あります。(全部で20人)また、ゴーカートは、1台に4人ずつ乗っている車が3台あります。(全部で12人)それらのことから、1つ分の数といくつ分が分かれば全部の数が分かるということを理解させ、新しく「かけ算」という表し方があることを教えていきます。(写真下) 九九の暗記に入るのは、来週後半頃からでしょうか。確実に覚えていけるようにしたいものです。 10月22日の給食シシャモの青のり焼き 小松菜のおひたし さつま汁 牛乳 一口メモ 「さつま汁」は、薩摩の国(今の鹿児島県)の郷土料理の一つです。さつま芋を入れるから「さつま汁」ではありません。味噌汁にさつま鶏という種類の鶏肉を使ったことから「さつま汁」と言われるようになりました。 今日のさつま汁には、鶏肉の他にさつま芋やごぼう、大根、にんじん、こんにゃく、油揚げ、豆腐が入っています。具だくさんなので、栄養がたっぷりです。 さつま芋に関するクイズです。さつま芋は、ある夏の花の仲間です。その花は、次のうちのどれでしょうか? (1) アサガオ (2) ヒマワリ (3) ハイビスカス 答えは、(1)のアサガオです。さつま芋とアサガオは、同じ「ヒルガオ科サツマイモ属」に分類される植物です。そのため、さつま芋の花はアサガオの花によく似ています。 10月19日(土) その2教室でお弁当を食べた後の午後の部は、6年生のマーチングから始まりました。旭町小の伝統となっているマーチングを引き継ぎ、すばらしい演奏と演技でした。多くの地域の方々も、旭町小のこのマーチングを毎年楽しみにしている様子が感じられました。 応援合戦の後に行われた午後の部は、団体競技が続きました。3,4年生の台風の目「旭町タイフーン」、5,6年生の「騎馬戦 〜旭町小の乱〜」、そして1,2年生のかわいらしい「チェッコリ玉入れ」が行われました。午前の部最後の大玉送りもそうでしたが、練習の時とは違った結果になり、大盛り上がりでした。やはり本番での子ども達の力は、すごいものがあります。 最後は、中高学年リレーで締めくくりました。リレーの選手たちも、休み時間を中心に何度もバトンパスの練習をしてきました。力強い走りで会場を沸かせました。リレー選手としての緊張感をはねのけ、すばらしい活躍でした。 閉会式では、最初に得点発表がありました。白組が優勝しましたが、最後までみんなよくがんばった運動会でした。児童代表の言葉を6年生が担当し、立派に運動会を締めくくりました。 保護者の皆様の温かいご声援と励ましに、改めて感謝を申し上げます。運動会を通じて、子ども達がとても輝いて見えました。また、多くの方々に片付け作業を手伝っていただきましたことにもお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。PTAの「一致団結」もすばらしかったです。 10月19日(土) その1午前の部は、各学年の徒競走と表現種目が行われました。低学年は50m、中学年は80m、高学年は100mを全力で走り抜きました。 表現種目では、1年生のかわいらしいダンスから高学年のたくましい踊りプラス組運動まで、それぞれの学年の特色を生かした演技が光りました。 5年生の「旭町ソーランNEXT…→」と、6年生の「最高到達点・最後までフルスイング」の写真を紹介します。 午後の部もよろしくお願いいたします。 本日の運動会について
本日の運動会は、予定通り実施いたします。
9月27日に配布した「運動会のご案内」の裏面に、会場図が載っています。トラックの周囲は全て立見席となります。 入場行進は、8時50分から行います。開会式の様子から、ぜひ子ども達の姿をご覧ください。たくさんの声援をよろしくお願いいたします。 10月18日(金)「お手紙」という物語は、昔から2年生の国語の教科書に掲載されてきています。アメリカの絵本作家であるアーノルド・ローベルの代表作となっているのが、「がまくんとかえるくん」シリーズです。さらにそのシリーズの代表作が「ふたりはともだち」という一冊で、「お手紙」はその5話目に入っています。 がまくんは、ちょっぴりわがままでのんびり屋さんです。一方のかえるくんは、明るくて優しいしっかり者として書かれています。そんな2人のやりとりから、ほっこりとした温かみが感じられる物語になっています。それは、性格の違う2匹だからこそ生まれる友情なのでしょう。 ところで、2年2組の子ども達が音読をしている教科書を見て気がつきました。なんとなく昨年度までの教科書と絵が違って見えたのです。昨年と今年の教科書と比べてみて分かりました…挿絵の色合いが変わっています。今までは、明るいはっきりとした感じだったのですが、今年の教科書は落ち着いた色になりました。元々の絵本は、今年の教科書のような落ち着いたトーンの挿絵なので、より原作に近づけるための改訂だったのかもしれません。(写真上) 4年生は、理科の時間に「すずしくなると」という学習をしています。夏の頃に比べて、秋になると動物や植物がどのように変化してきているのかを調べていく単元です。気温の変化と関連付けて、生きものの様子に着目させていきます。 1組では、まず中庭に行って、池の中や草むらの様子を観察していました。池の中のメダカは、夏の頃と比べて動きが違ってきています。また、あいにく小雨が降っていたので見つけられませんでしたが、バッタやコオロギなどの秋の虫が見られるようになってきています。 教科書には、オオカマキリが卵を産んだり、ヒキガエルが土の中に入ってじっとしている様子が写真とともに書かれています。また、ツバメの写真があり、その下に「すずしくなると、暖かい南の方へ飛び立っていく。」と書いてあります。確かに、5〜6月にはツバメの姿をいろいろなところで見ることができました。盛んに巣作りをして雛を育てている光景が見られましたが、いつの間にか姿を消してしまいました。 ツバメは、春から夏にかけて日本にやって来る渡り鳥の一種です。そして、涼しくなる秋前ぐらいには日本を離れ、南方にまた帰っていきます。ツバメは、フィリピンやインドネシアなどの東南アジアと日本を行き来しているようです。何千キロも離れた海の上を、あの小さな鳥たちがよく飛んでくるなと思います。ずっと日本にいればいいのに…と思いますが、南の方に帰っていく一番の理由は。餌となる虫が少なくなるからです。ですから、こういうところにも、「すずしくなると」という学習が関係していることが分かります。(写真中) 5校時は、運動会の前日準備を行いました。教職員と5,6年生とで校庭に出て、力を合わせて会場準備に取りかかりました。 テントは、昨日のうちに職員で組み立てておきました。テーブルやパイプ椅子を運んだり、校庭のラインをきれいに消したりと、たくさんの作業がありましたが、あっという間に準備が整いました。後半は、それぞれの係の先生の指示で、準備や練習に取り組みました。放送係は、各競技のアナウンスを担当します。原稿の読み合わせを熱心に行っていました。(写真下) 子ども達を帰した後、教職員でラインを引いたり杭打ち・ロープ張りなどをしたりして、夕方にはすっかり運動会の準備が整いました。あとは、明日の天気を願うばかりです。 10月18日の給食コーン入りキャベツサラダ りんご 牛乳 一口メモ 今日の給食は、「運動会応援献立」になっています。 いよいよ明日は運動会です。よく試験の前日や試合の前には、「勝(かつ)」というげん担ぎで「カツ」が食べられています。給食でも、全校児童が今まで練習してきた成果が出せるように、カツを作りました。さらに子ども達が大好きなカレーと組み合わせて、チキンカツカレーにしています。 元気に明日を迎えるために、よく噛んで好き嫌いをせずにしっかり食べるようにさせましょう。また、早寝をして明日に備えるようにしたいものです。朝ご飯は、パワーの源になるご飯やパン、うどんなどの炭水化物を中心に食べて登校すれば、運動会はばっちりです。 10月17日(木)閉会式では、得点係の子ども達が前に出て、赤組と白組それぞれの得点を発表します。いつもの年は、南校舎の教室の窓に得点板を表示していました。しかし、南校舎の工事のために、今年は得点板を本部席前に置くことにしました。一の位から百の位まで、赤白で計6人の係の子がカードを掲げ、得点を全校に見せていきます。どちらが勝ったか最後まで分からないように、数字を見せていく位の開け方が重要になります。今日は、赤白それぞれが勝った場合、さらに引き分けの場合も全て練習していました。 昨日の夕方、校庭に万国旗を用意しました。本部裏にあるネットの支柱のてっぺんから、3本の万国旗が校庭の上空にピンと張られています。これで一気に運動会の雰囲気が増してきた感じがします。(写真上) また、代表委員会が書いたスローガンの垂れ幕も、工事のためにプールのネットに取り付けようかと考えていました。ところが、工事業者に頼んだところ、南校舎を覆っているカバーに取り付けてもらえることになりました。当日は、黒いカバーで覆われた南校舎に、今年のスローガンが映えて見えることでしょう。 今朝、主事室前の飼育ケースの中でアゲハチョウが姿を現しました。用務主事さんがアゲハの幼虫を見つけて持ってきてくれたのは、9月30日のことです。それからしばらくしてさなぎになったので、約2週間で成虫になったことになります。私が朝見つけた時には、まださなぎから出てきたばかりだったのでしょう。羽を休めたまま、じっとしていました。 子ども達が登校してくる頃、「誰が最初に気がつくかな…」と見ていましたが、なかなかアゲハを発見する子が現れませんでした。しかし、全校練習が終わって戻ってくると、一人の発見があっという間に大ニュースになりました。その頃には、アゲハは元気よくケースの中で飛び回るほどになっていました。1年生の子ども達によく観察させた後、外に逃がしてあげました。 ケース内にはまだ他のさなぎや幼虫がいます。寒くなる前に成虫になってほしいものです。(写真中) 5,6年生は、運動会全体を支える係活動があります。応援団もその一つですが、準備係や採点係、放送係等、全員が運動会当日の役割を担っています。様々な競技に目が行くと思いますが、ぜひ高学年の子ども達の係活動にも注目してみてください。 自分たちの学年の競技や表現の練習で忙しい中、6年生はマーチングの練習にも力を注いできました。これは、旭町小の伝統です。大変な練習に中にも、当日の成功がこれからの6年生の支えとなっていきます。さらに、全校児童にその勇姿を見せることがとても重要です。きっとどの学年の子ども達も、6年生のすばらしさに感化され、旭町小の伝統と校風を心に刻み込んでいくはずです。 一方、5年生も運動会の練習と並行して進めている取り組みがあります。武石移動教室に向けた準備です。再来週の水曜日から、2泊3日で移動教室に出かけます。子ども達の班や係が決まり、今日は係ごとに集まって準備活動を行っていました。 役割分担は、班長、副班長の他に、保健係、レク係、食事係があります。班長は、出発式や開校式など、それぞれの取り組みの中で司会をしたり児童代表の言葉を話したりします。副班長は、シーツやまくらカバーを配布するなど、生活全般の役割を担います。また、レク係は、バスレクやキャンドルファイヤーの仕事に分かれて活動しています。どの係も、お互いのアイデアを出し合いながら意欲的に活動していました。(写真下) 高学年は、子ども達も担任も、日々の学習プラスαの活動でいっぱいの毎日を過ごしています。 10月17日の給食イカシューマイ 春雨スープ 牛乳 一口メモ 今日の「イカシューマイ」は、イカのみじん切りを入れて作っています。イカの歯ごたえとうま味がプラスされて、とてもおいしく仕上がっています。 日本は、世界一イカをよく食べる国と言われています。さらに、刺身でイカを食べることも、世界的には珍しいようです。 イカの種類はとても多く、約450種類ものイカが世界中の海を泳いでいます。大きさもいろいろで、3cmぐらいの小さなものから、15mもの巨大なイカもいます。 イカには、「タウリン」という成分が多く含まれています。タウリンは、疲労を回復したり、貧血の予防にも良いとされています。 10月16日(水)開会式では、優勝杯・準優勝杯返還から始まり、校長の話の後に児童代表の言葉があります。開会式の児童代表の言葉は、毎年1年生が担当しています。今年は、4名の1年生が選ばれ、朝礼台の上で言葉を言うことになりました。 続くスローガン発表では、代表委員の6年生が朝礼台に上がります。「太陽のように輝き、雷のように突き進め! 〜一致団結〜」のスローガンを紹介するとともに、全校児童で復唱します。 後半は、全校競技「大玉送り」の練習をしました。大玉送りは午前の部の最後に行われ、運動会を大いに盛り上げる種目です。高学年の係児童(赤白それぞれ4名ずつ)がスタートとともに大玉を転がして1年生のところにもっていきます。1,2年生は2列になって並んでいるので、その間を転がしていきます。続く3年生以上は、4列に並んでいます。係の児童が大玉を持ち上げて、頭上で大玉を送るようにしていきます。4〜5年生の辺りがちょうどカーブになっていて、大玉が落ちやすいところです。大玉が落ちてしまった場合は、その地点からやり直します。これを2周して、大玉が元の位置に置かれた状態でゴールになります。2回戦行って勝敗を決めます。(1勝1敗なら引き分け) 今日の練習では、2回戦とも赤が勝ちました。途中まで白組がリードしていましたが、大玉が落ちて逆転されてしまいました。本番まで、もう練習はありません。赤組はとてもスムーズに大玉を送っていましたが、焦れば焦るほど大玉はよく落下します。当日は、きっと接戦になって盛り上がることでしょう。(写真上) 5年生が、バケツ稲を移動させていました。今までは図書室前に全員のバケツ稲を置いて管理してきました。そろそろ稲刈りの時期を迎えるため、水を切って乾かし気味にしていきます。全員でプールの更衣室前に持っていき、ネットをかけることにしました。(写真中) 毎年2学期に入ると、スズメがやってきてせっかく実った稲が食べられてしまいます。田んぼの稲も含めて、ネットをしっかりかけておかないと丸坊主になってしまいます。(ネットの間からもスズメが入り込むほどです。)ところが、不思議なことに今年はスズメの姿をちっとも見かけませんでした。私は毎朝早く学校に来ていますが、稲穂に来るスズメの姿を見たことがありません。他の先生方に聞いても同じです。 5年生の先生に聞いてみると、いつも工事のガードマンの人が田んぼの近くにいたので、「かかし」の替わりになっていたのではないか…とのことでした。しかし、私は「スズメが減少している」という近年のニュースに注目しています。環境省の調査によると、ここ数年で大きく個体数が減ってきていて、近い将来にはスズメが絶滅危惧種に指定されるかもしれないと言われているそうです。原因ははっきりしませんが、餌となる虫の減少や穀物を栽培する耕地が少なくなっていることが考えられます。こうしてみると、チュンチュンと鳴くスズメがとても愛おしい存在に思えてきます。 3校時に、3,4年生が団体競技「台風の目」(プログラムでは「旭町タイフーン」)の練習をしていました。長い竹の棒を4人で持ち、2か所の三角コーンをぐるぐると回って戻ってきます。戻ってきた台風は、並んで待っている子ども達の足元を通り、次は頭の上を通ってスタート地点に帰ってきます。 4人のうち、内側の子と外側の子とで回転する時のスピードが違うため、コーンを回る時にお互いの協力が必要です。また、竹の棒が足元を通ったり頭上を通ったりするので、待っている時も油断することができません。まさに3,4年生全員の協力とがんばりが必要な競技です。(写真下) 昨年の中学年の団体競技は、「かけつけつな引き」でした。今年は台風の目を通じて、元気いっぱいの3,4年生が活躍します。 朝顔のリース作り(1年生)お家の方に用意していただいた材料を使って、リボンを巻いたり、モールを結ったりしました。工夫して作り上げる様子が見られました。 友達の作ったリースを見て、「素敵だね。」「その貼り方いいね!」と声を掛け合っていました。 10月16日の給食五目卵焼き 野菜のごま和え 白菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 今日の「野菜のごま和え」は、にんじんやほうれん草、きのこ、コーンなどをゆでて、砂糖としょう油、ごまを混ぜて作りました。 ごまは、昔から「不老長寿の薬」とも言われるほど、栄養豊富な食材として知られています。ごまの一粒はとても小さいですが、その中に栄養がギュッと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が詰まっているのです。 ごまは、花の咲いた後に「さく果」という実をつけます。一つのさく果には、ごまが約160粒入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から、「開け、ごま!」という言葉が生まれたそうです。 10月15日(火)運動会特別号には、それぞれの学年の種目や見どころが掲載されています。徒競走は、レースとコースを一覧にして、学年全員の走順をお知らせしています。何レースの何コースを走るのか、事前に確認をしておいてください。また、表現(ダンス)では、校庭のどの位置で踊り、途中でどのような隊形移動があるのかを図で示しています。学年によっては次々と隊形移動していくので、お子さんの踊っている位置を全て把握するのは難しいかもしれません。(ダンスの途中で学年だよりに目をやったら、見失ってしまう可能性があります。)そのため、まずは最初に踊る位置を確実に覚えておくことをお勧めします。 どの学年も、最初はおおよそクラスごとにまとまって踊り始めます。朝礼台を向いて校舎側なのか南門側なのか、そして前から何列目にいるのかを、お子さんと確認しておくと良いと思います。 1年1組では、学年だよりを配ると、自分の踊る場所を赤鉛筆で色をつけるようにさせていました。しかし、1年生には図の見方がかなり難しく、理解できていない子が多かったようです。ご家庭で、最初に並ぶ位置が前から何番目なのか、そして何色のポンポンを持つのかを聞いてみてください。そうすれば、最初の大体の位置が分かります。学年全体を赤・緑・青・黄色の4色のポンポンに分けています。(写真上) 中・高学年は、隊形移動したそれぞれの自分の位置をきちんと伝えることができると思います。その他、団体競技(低学年は玉入れ、中学年は台風の目、高学年は騎馬戦)は赤白に分かれて対戦します。先週から校庭で練習をしているので、どのあたりで競技をするのかは、お子さんを通じて知ることができます。 2年2組では、「わたしと小鳥と鈴と」の詩の視写を指導していました。有名な金子みすゞさんの詩です。なぜ、この詩の視写をすることになったのか…クラスの子ども達には伝えていないと思いますが、来週木曜日の5校時に、2年2組で道徳の研究授業があります。その時間に指導する学習内容と関係がある詩で、今から伏線を張っておこうというねらいです。学校の先生は、いつも先のことを考えて授業を計画しています。 全員が詩を書き写し終わったところで、今度はこの詩に作曲した歌をみんなで練習しました。(写真中)NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」という番組で、Konishikiさんが歌っていた動画がYouTubeにあります。今後は、この歌を毎日朝の会で歌い、クラスの歌として練習していきます。(ここだけの話ですが、この歌が研究授業で大活躍する予定です。) ところで、「わたしと小鳥と鈴と」の詩に作曲した人はたくさんいます。「にほんごであそぼ」で歌われていたのは、「BANANA ICE」という人が作曲したバージョンです。この番組が放送された少し前のNHK「みんなのうた」では、杉本 竜一さんが作曲したバージョンで歌われていました。歌っていたのは、盲目のテノールとして有名な新垣 勉さんです。17年前、旭町小の体育館に新垣 勉さんに来ていただいたことがありました。自身の子どもの頃の話や、絶望していた自分に声の才能を見出してくれた牧師さんとの出会いの話をしていただきました。全校児童と一緒に聞いたその時のことは、忘れられない思い出です。 今日から今年度の「地域未来塾」が始まりました。2年生と3年生の希望者が参加し、放課後の時間を使って算数の補修学習をします。これは、練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への学習支援を行う取り組みです。地域の方々に指導員として入っていただき、丸付けをしたり解らない問題を教えてもらったりします。受講料は一切かかりません。 今年度は2年2組の教室を使い、2月まで毎月2回ずつ、計10回実施する予定です。2年生12名、3年生11名の申し込みがありました。2年生は5校時が終わった後、3年生は6校時が終わった後の時間を使って行います。どちらの学年も、算数の復習プリントを中心に行い、終わった子から指導員の先生に丸付けをしてもらいます。 子ども達の学力と学習意欲の向上につながるように、地域連携事業を進めていきます。(写真下) |
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