5月29日の給食白身魚と野菜の炒め煮 田舎汁 牛乳 一口メモ おいしい和食を作るためには、おいしい出汁が欠かせません。給食でも、和食の時には必ず出汁を取っています。料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けています。 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか? (1) かつお節 (2) 昆布 (3) 煮干し 答えは、(3)の煮干しです。給食ではかつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違っているのが分かったと思います。 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。 栄養士さんの話(4年生)給食の残食は、給食室の裏にある「コンポスト」という箱にまとめて保管されています。実際にコンポストを開けて中身を見ると、その日の全校分の残食が入っていました。1つ目のコンポストをのぞき「まだうどんのいい匂いがする!」と嬉しそうな子供たち。2つ目のコンポストには、全校分のだしを取った大きな昆布がありました。初めて給食室の裏へ行き、たくさんの発見がありました。 給食の残食は、北区の処理場へと運ばれ、肥料として再利用されています。また、欠けてしまったお皿は岐阜県へと運ばれ、再利用されているようです。私たちの生活の中でどうしても出てしまうごみですが、その後の流れを知るとその見え方も変わってくるのではないでしょうか。 今回の学習を通して、子供たちは「残食を少しでも減らしたい」「分別をしっかりして、処理する方の負担を減らしたい」と、自分たちにできることについて前向きに考えていました。学校だけでなく、食とごみの関係について、日常的に考えるきっかけになれば幸いです。 カイコの飼育が始まります!(3年生)これまで、卵、1令幼虫の毛蚕(けご)、1令幼虫の3日目、2令幼虫、3令幼虫の姿を虫眼鏡を使って観察してきました。今日は、4令幼虫になった姿をじっくりと観察し、「すっかり白くなってる!」「3.5cmになった・・・先週の火曜日の2倍だ!?」と大きくなった姿にみんなびっくりしていました。1.5cmくらいになったら、一人に一頭ずつの配布を計画していましたが、数日であっという間に大きくなりました。 カイコガの幼虫は、4回脱皮をします。今後、子供たちが用意した飼育箱の中で最後の脱皮をする様子が見られる計画です。朝、登校したら桑の葉を取りにいく生活が始まります。やる気に満ちた子供たちの瞳の輝きを頼もしく思っています。 5月28日(火) その2今日は、「ふえるといくつ」のたし算について学習していました。水槽に金魚が5匹入っているところに、新たに3匹入れます。「5+3=8」になりますが、この場合の算数ブロックは、5個のブロックに横から3個のブロックが移動してきて合わさる動きになります。(最初の5個は動かさない。)こういう場合(増加する場合)もたし算であるということを理解させていきます。(写真上) 中休みに、6年生の子が校長室にやって来ました。6年生は、国語の時間に「聞いて、考えを深めよう」という「話すこと・聞くこと」の学習をしています。話を聞きたい相手にインタビューをして、自分の考えを深めていくという学習です。 「この学校になって(着任して)良かったことは何ですか?」という質問がありました。「練馬区の中でも、特に自然が多いところです。光が丘公園が近くにあり、いろいろな鳥がやって来るのもとても気に入っています。」と答えました。次に、「学校の中で好きな場所はどこですか?」と聞かれました。すかさず答えたのは、中庭です。「サクラ草を育てたり、池にはいろいろな生き物がいて楽しいところです。今は、大好きなバラの花が咲いています。」…こういう質問には、ついペラペラとしゃべってしまいます。さらに、「植物が好きなようですが、花を育てているとどんな気持ちになりますか?」という質問がありました。なかなかインタビュー名人な子です。話の流れをきちんとつかんで、相手から聞き出そうという気配りが感じられました。他の子ども達は、校内の主事さんや栄養士さん、副校長先生にインタビューをしているようです。今後、聞いた内容に対して自分の考えをどのように深め、クラスで発表し合っていくのか、楽しみにしていきたいと思います。 4校時に、1年1組の子ども達が、6年生からタブレットの使い方を教えてもらっていました。たてわり班の1年生と6年生が一緒になり、1年1組と6年1組の教室に分かれて行いました。 1年生にとっては、初めて学校のタブレットを使うことになります。まずは、ドングルを接続したり、初期設定の仕方を6年生から教えてもらいました。 タブレットケースとタッチペンは、新たに区から配布された新品です。一方、タブレットとその周辺機器は、昨年度の6年生が使用していたものが貸与されています。1年生は、しばらくは自分のIDとパスワードを入れる練習から少しずつ行っていくことになります。実際にタブレットを活用していくのは、2学期以降になると思います。(写真下) 5月28日(火) その1昨日、2年生のあるクラスでは、ハンカチを持ってきていない子が多いことに先生がびっくりしていました。驚いた先生が、「トイレから出てきた時や給食前に、いつもどうしているの?」と話すと、「だいじようぶだよ。」と子ども達は口々に言っていました。何が大丈夫なのでしょう・・・服やズボンで手を拭いているのか、そのままにしているのでしょうか? 保健・給食委員会の子ども達は、年間何回かこの取り組みを行っています。毎回事前に予告をするので、どのクラスもハンカチの携帯率は非常に高くなっています。それよりも、実際にハンカチを使うことが重要です。せっかくハンカチを持っていながら、違うところで手を拭いてしまっている子がいるのではないでしょうか。 1年生の教室で、委員会の子が最後にハンカチ占いをしていました。「今日ラッキーな人は、ピンク色のハンカチを持っている人です!」と話したら、ピンクの柄のハンカチを持っていた子が喜んでいました。(写真上) 4年2組の教室で、教育実習生による社会科の授業がありました。4年生では、社会科の時間に「わたしたちのくらしと水」という学習をしています。私たちの生活に必要な水道水が、どこでどのようにつくられているのかを調べ、大切な資源としての水を大切にしようという気持ちをもたせていきます。 単元の最初として、各家庭で水道水がどれくらい使われているのかを調べていました。子ども達の宿題になっていたようで、家庭でのトイレや手洗い、お風呂などの様子から、おおよそ使用した水の量を計算してきていました。一般的に、「1日に一人が使う水の量は、200〜300リットル」と言われています。これをペットボトルに換算したら、相当な量の水が使われていることが分かります。 授業では、続けて日本の水道水のすばらしさについて子ども達に指導していました。水道の蛇口を回すと「飲める水が出てくる」というのは、日本に住んでいる我々にとっては当たり前のことです。しかし、世界では、わずか12か国しか水道の水が飲めないそうです。さらには、水道のない国もたくさんあります。今日の授業で、水道水のすばらしさに関心をもたせることができました。今後は、どのような仕組みで水道の水が家庭まで届いているのか、詳しく調べていきます。来週金曜日に、教育実習生の研究授業があります。社会科の授業を計画しているようです。(写真下) 5月28日の給食ビーンズサラダ アンデスメロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、アンデスメロンです。全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。 甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは実は、きゅうりやかぼちゃと同じ「ウリ科」の仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちてしまうので、食べる1〜2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は次のうちのどれでしょう? (1) 南米のアンデスメロンが原産だから (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから (3) 「安心ですメロン」を略してアンデスメロンとしたから 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」から、アンデスメロンという名前で売り出したのが始まりだそうです。 5月27日(月) その2来週、全校で新体力テストがあります。ソフトボール投げもその中の一種目です。2回投げて、遠くまで飛んだ距離が記録されます。本番で2回しか投げることができないので、事前にしっかり練習しておくことが大切です。さらに当日は、中心角30度の測定範囲内に投げないと、「ファール」として記録になりません。ボールを投げることに慣れておかなければ、良い記録を出すことは難しいでしょう。 ソフトボールは、1号ボールを使います。高学年の子どもでもしっかり握るのに苦労するくらいなので、低学年にはとても大きく重く感じられるはずです。しかし、何度か投げる練習をしているうちに、足を振り上げたり、もう一方の手を前に突き出したりと、体全体で投げられるようになってきます。練習の成果は、きっと新体力テストの結果に表れてくることでしょう。(写真上) 都や区の新体力テストの傾向として、ソフトボール投げの記録の低さがよく話題になります。昔に比べて、ボールを投げる力が伸び悩んでいると言われいています。「投げる」という運動は、経験がなければ力がついていきません。公園でキャッチボールをする子がいなくなった。河原で石を投げる「水切り」をした経験がない。…これらは、「公園で硬いボールを使ってはいけない」とか「石を投げてはいけない」という、危険のために大人が禁止してきたことが影響しています。だからと言って危ないことをして良いというわけではありませんが、子どもの頃から様々な運動機能を使う「遊び」が必要な気がします。 4校時に、6年1組の授業観察がありました。担任とALTの先生とで行う外国語の授業が行われていました。ALTの勤務の関係で、土曜公開の日に外国語の授業を入れることがなかなかできません。普段、どのように外国語の授業が行われているのか、きっと多くの保護者の方々が知りたいはずです。 授業を見れば、「今は小学校でもこういうことまで指導しているのか…」と思われることでしょう。授業の初めに、「hの発音」を聞き取る学習が行われていました。hの発音は、日本人にとって発音しにくい音です。口を軽く開けて、のどの奥から「ハッ」と息を出しますが、声帯は振動させません。ALTがいくつかの単語を発音し、「h」が含まれていたかどうかを子ども達に聞き取らせていました。 また、外国語の授業では、英語を「聞く」「話す」「読む」「書く」ことと合わせて、様々な活動を入れています。電子黒板に動画を流し、リズムに合わせて発音するチャンツを楽しみます。さらに、単語が書かれているカードをすばやく取り合うゲームも行います。そして、学習の中心となる定型文を使った英語での会話を練習します。…というように、盛りだくさんの授業でした。(写真中) 今日から1年生が、5時間授業になりました。先週までは、給食の片づけが終わると下校していました。5時間授業になったことで、昼休みと掃除の時間も新たに始まりました。先週からたてわり清掃(たてわり班ごとに集まって掃除をします。)が始まっているので、今日から1年生も掃除の仲間入りです。 1年2組では、5校時に国語の授業がありました。「ねことねっこ」という促音について学ぶ学習単元でした。子ども達には「促音」とは言わずに、「つまる音」という呼び方をしています。 教科書には、促音がたくさん入った楽しい唱え歌が載っています。「ねこが いっぴき、はらっぱ はしる。ねっこ とびこえ、ばったと かけっこ。」この中からつまる音としての小さな「っ」を探していくと、たくさん見つけることができます。さらに、身近な言葉の中からつまる音が入る言葉を見つけていきます。(写真下) 促音として「っ」が書いてあっても、実際には「つ」と読まない文字です。「ねっこ」のように「つまる音」は、母音を急に止めてしばらくそのままにしておく音です。つまる音はそれだけで発音することはできないので、前の音節と合わせて長い1音節となります。よって、「ねっこ」は2拍分の長い音節になります。手をたたきながら発音させるという指導法がありますが、子ども達はどちらかというと促音を「書くこと」の方がつまづきやすいものです。これから文を書く練習をしていきながら、少しずつ獲得させていくことが大切です。 AED体験(6年生)6年生は、昨年度もAED体験をしていますが、約1年ぶりの活動でやり方を忘れてしまっている子ども達も多かったようです。まずは、光が丘消防の方のお話を聞いて、心臓マッサージに行くまでの流れを確認しました。二次被害を防いだり、自分の身を守るために周囲の状況を確認することが大切だと学びました。 実際に心臓マッサージをしてみると、体重をかけてもしっかりと沈み込まず、苦戦している様子が見られました。しかし、指導してくださっている方のアドバイスを受けて、全員がしっかりと行うことができました。 訓練用のAEDを使い、パッドを貼る位置や手順を確認しました。実際に誰かにやることはないことが一番いいのですが、もしそんな状況になったときには、今日の学習を思い出して行動できる6年生になってほしいです。 5年生「米づくりに挑戦しよう!」5年生は、総合「米づくりに挑戦しよう!」で稲の世話をするとともに、お米に関する疑問や関心を調べ、解決する学習を行います。 今回は、お米づくりの第一歩として、学校の田んぼと各自のバケツに苗を植えました。苗を植えるにあたっては、農家さんにもご協力をいただき、自分たちが育てた苗と頂いた苗をともに育てていきます。 初めての田植えに、喜びの歓声があがりあました。また、米づくりの苦労を体感する瞬間もあり、よい学びとなりました。今後の苗の成長が楽しみです。 AED体験(5年生)初めに消防署の方から、人が倒れていた時にやることや救急隊が到着するまでにする胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方、AEDの使い方について見本を見せていただきました。その後、グループに分かれて人の模型を前にし、実際にAEDを使う体験を行いました。 子どもたちは、見ているよりもやってみるほうが何倍も難しいことを肌で感じていました。特に心臓マッサージは、意外と力を要すること、長くやり続けるのは大変なことに気づきました。どの子も真剣な眼差しで取り組み、各グループで協力している姿が印象的でした。 ぜひ、ご家庭でも今日学んだことを聞いてみてください。 5月27日の給食チーズダッカルビ トックスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「トック」は韓国の食べ物で、うるち米で作る餅のことです。うるち米とは、いつも私たちがご飯として食べている米の種類です。日本の餅はもち米で作るので、もちもちとして伸びるのが特徴です。一方、トックはうるち米で作るので、餅のように伸びず、煮溶けません。 日本では、正月に餅が入った雑煮を食べます。同じように、韓国でもこのトックが入ったスープを食べるのが習わしになっているそうです。 5月27日(月) その1・・・みなさんに問題を出します。だまって自分の頭の中で考えてみてください。「子どもはすぐに…」と書いてあります。(1枚目の紙を見せる)校長先生が考えた「子どもだからよくしてしまうこと」、「子どもだからついついやってしまうこと」が2つあります。それは何でしょう? というのが今日のお話です。 つけ加えて説明しておくと、大人からするとやってもらっては困ることです。でも、子どもだからどうしてもそういうことをしてしまい、仕方のないところもあります。この場合の「子ども」というのは、幼い子どもであり、小学生で言うと1,2年生、さらには3年生ぐらいまでの年齢の子を示しています。ということは、4年生ぐらいからは、こういうことはしなくなるだろうなと思っています。さあ、子どもはすぐに、何をしてしまうのでしょうか? では、答えの発表です。1つ目の答えは、「子どもはすぐに、『走る』」です。(答えの紙を見せる)学校の中では、廊下を走っている子をよく見かけます。何も急ぐ必要もないのに、子どもはすぐに走り出します。なぜ先生方は廊下を走らないのでしょう。それは、人とぶつかったら危険だといつも考えているからです。あるいは、廊下をバタバタと走ったら、授業をしているクラスに迷惑がかかるからです。先週、トイレから出ようとして暖簾をくぐろうとしたら、飛び込んで入って来た子と危うくぶつかりそうになりました。また、廊下を走っていて転んでけがをした子が、全校で何人かいました。 外の道路でも同じです。飛び出しをして交通事故にあうのは、低学年の子どもが圧倒的に多いそうです。友達の姿が見えた…と、すぐに走り出す。ボールが転がって行った…と、すぐに走り出す。そうして事故にあうそうです。大人は、どんな時でも自転車や車は来ないかなと確認してから道路を歩きます。 次に、2つ目の答えです。それは、「子どもはすぐに、『しゃべる』」です。答えの紙を見せる)今日、このお話をする時に、「だまって自分の頭の中で考えてみてください。」と言いました。どうでしたか? 低学年の人たちは、しゃべってしまった子が何人かいたのはないでしょうか? 確かに、だまって話を聞いていられないのが幼い子どもの特徴ではあります。「先生がみんなに質問をしているのに、勝手に答えをしゃべってしまう子」「絵本を読み聞かせしてもらっている時に、ついついしゃべってしまう子」…みなさんの教室に行くと、こういう子をよく見かけます。大人はだまって人の話を聞いています。周りの人の気持ちを考えているからです。 「子どもはすぐに、『走る』」そして、「子どもはすぐに、『しゃべる』」ということは、最初に話したように、幼い子どもにとっての特徴です。しかし、だんだん成長していくと、「すぐに走らない」、「すぐにしゃべらない」といった大人に近づいた子どもになっていくのです。5年生のみなさんは、保健の授業で「心の発達」について勉強しました。心が発達してきた子は、廊下を走らなくなるし、だまって話を聞くことができるようになってきます。4年生から6年生のみなさん、自分自身を振り返ってみてください。「すぐに走らない」、「すぐにしゃべらない」はできていますか? 心が発達してきていますか? ・・・ 続けて、委員会からの連絡が3つありました。まず、保健委員会から、ハンカチ・ティッシュ調べについての連絡でした。今回は、ハンカチ占いを取り入れながら、楽しい取り組みを考えているようです。(写真上) 続いて、大谷選手から届いたグローブの活用について、運動委員会のお知らせがありました。昼休みに、投てき板のところでキャッチボールや的あてができるコーナーを設けました。学年で曜日が決められていて、ゼッケンをつけた運動委員会がつき、グローブやボールの管理をします。全校児童に遊び方の見本を見せて説明しました。(写真中) 最後に、代表委員会からあいさつ運動のお知らせがありました。来週一週間をあいさつ運動期間とし、代表委員が玄関前に立ちます。大きなポスターを示して全校に呼びかけていました。また、あいさつの上手な子を、お昼の放送で紹介したりもするそうです。(写真下) 5月24日(金)小学校で学習する毛筆指導は、その最初が肝心です。道具の用意の仕方や書く時の姿勢、書き終わった半紙の扱い方等々、指導すべきことがたくさんあります。この3年生のうちにしっかり指導しておくことで、きちんとした文字が書けるようになります。さらに、「まわりを汚さない&自分も汚れない」ということまで上手になります。ただし、習字道具を使う日は、汚れても良い服装で登校した方がよさそうです。 授業の後半になり、やっとすずりに墨汁を出し、筆に墨をつけて半紙に試し書きをすることになりました。縦や横の線を引いたり、太い線や細い線を書いてみたりしました。力の入れ加減で、いろいろな太さの線が書けるということが分かってきました。教室中に墨汁のにおいが漂い始め、初めて書いた作品を見て、どの子も満足そうな表情でした。(写真上) 2年1組の教室で、「いなばの 白うさぎ」という国語の授業が行われていました。神話の読み聞かせを聞き、我が国の伝統的な言語文化に親しむとともに、感想を伝え合う学習内容です。「神話」は、昔から伝えられている神を主人公にした話のことです。その中でも日本の神話は、「古事記」や「日本書紀」に神代の話として書き残されているものをさしています。 「いなばの 白うさぎ」は、子ども達に分かりやすいように、なかがわ りえこ さんが書き直した物語です。ちなみに、なかがわ りえこ さんは、日本の児童文学作家で、1年生の教科書に載っている「くじらぐも」の作者でもあります。他にも、「ぐりとぐら」など、多数の有名作品を書きました。このお話からは、「うそをついたらいけないこと」や「人に優しくすることの大切さ」を学ぶことができます。 教科書には、「先生に読んでもらって、お話をたのしみましょう。」と書いてあります。昨年までは、確かに担任の先生が読んであげていました。しかし、教師用の教科書がデジタル化され、電子黒板で絵と朗読を流すことができるようになりました。この動画は、子ども達の教科書にあるQRコードからも読み取ることができます。(写真中) 4校時に、6年2組の授業観察に行きました。「ロレンゾの友達」という資料を使った「友情、信頼」について考える道徳の授業でした。この資料は、罪を犯したかもしれないロレンゾという親友に対して、アンドレ、サバイユ、ニコライの3人の友達が、自分はどのように対応するか悩み、葛藤していくという内容です。(写真下) 2組では、ロレンゾに対する3人の考え方の違いを明確にするために、子ども達に役割演技をさせながら考えていきました。最後に、3人のどの考えに一番近いか、色分けしたカードを挙げさせてみました。「自首をすすめる。納得したらつきそっていく。だめだったら警察に知らせる。」というニコライの考えが圧倒的に多かったようです。…やはり、親友のためには、「いけないことはいけないとはっきり伝えることが大切だ。」と考えたのでしょう。 この資料は、6年生の道徳の定番とも言えるもので、昔からずっと使われてきています。「真の友情」について深く考えることができる資料ではありますが、小学生の道徳の資料としてはどうなのかなと私は思います。扱っている内容が「犯罪を犯したかもしれない友達」であり、「自首をさせるか逃がすか」というようなことを小学生に考えさせるべきでしょうか。さらに、その内容から一般化させる(自身の普段の生活について考えさせる)のには、どう考えても無理があります。 5月24日の給食魚の田楽焼き 切り干し大根のうま煮 豚汁 牛乳 一口メモ 「田楽って、どんな料理?」と思った人が多いかもしれません。田楽は、もともとは串に刺した豆腐やこんにゃくに、味噌をつけて焼いた料理のことを言います。 「田楽」という名前は、昔行われていた豊作を祈るための「田楽舞い」が由来とされています。この「田楽舞い」には、白い袴を身に付けて、一本の棒に乗って飛び跳ねる踊りがあります。この様子が、豆腐を串に刺した形に似ていることから名付けられたそうです。 今日は、鯖に味噌をぬって、オーブンで焼いています。味噌には、香りを出すためのにんにく、ネギの他に、みじん切りの大豆を入れました。みじん切りの大豆の食感がアクセントになって、とてもおいしく仕上がりました。 租税教室(6年生)1つ目は、「税金ってなんだろう?」です。税金は、私たちが「豊かに安全に、安心して暮らすためのもの」です。身の回りにある様々なものが、税金で作られています。例えば、水道、道路、ごみ処理場など、生活する上で必要不可欠なものが税金によって作られていることが分かりました。 2つ目は、「税金にはどんな種類があるの?」です。消費税、所得税、固定資産税、相続税など、日本には約50種類の税金があることを学びました。税金には国税や地方税という種類があり、納める先がちがうことなども知ることができました。 3つ目は、「税金はなぜ納めるの?」です。税金を集める法律は、国会で国会議員が多数決していることから、選挙で国会議員を選んでいる私たちみんなで決めたルールになっていることを学びました。 よりよい国にしていくためにはどのようなルールを作ったらいいのか、一人一人がしっかりと考えていくことが大切だと知るよいきっかけとなりました。 児童集会(旭町〇×クイズ)「旭町小学校は70周年である、○か×か。」「校長先生の好きなキャラクターはピカチュウである、○か×か。」「学校には門が3つある、○か×か。」など、2年生以上でも意外と知らない問題があり、とても楽しそうに取り組んでいました。 集会委員の子ども達は、今回の集会で自信がついたようで、次回の集会にも意欲的に企画していきたいと気持ちを高めていました。 5月23日(木)たし算には、大きく分けて2種類の場合があります。「合併」(2つのものの集まりを1つにまとめた時の全体の要素数)と「増加」(すでにあるものの集まりに新たな要素を追加したときの全体の要素数)の場合にたし算を使います。「合併」の場合が「あわせていくつ」で、「増加」の場合が「ふえるといくつ」に相当します。 1組では、「あわせていくつ」の最初の場面の学習をしていました。教科書の絵から、「女の子は、金魚を3匹水槽に入れました。男の子は、金魚を2匹入れました。水槽の中の金魚は、合わせて何匹になりましたか。」という問題場面を確認し、まず算数ブロックを操作していきます。ブロックの3個と2個を合体させて5個を作り、「3と2を合わせると、5になる」ということを確認しました。 そして、さらにこの状態を式に表す方法についても指導しています。「3+2=5」と書き表す「たし算の式と答え」について教えていました。教科書には、「+」と「=」の記号の書き方もきちんと示されています。全員で、記号の書き順について練習をしました。いよいよ、本格的な算数の学習が始まりました。(写真上) 2年1組の教室で、「角がついた かいじゅう」という資料を使った道徳の授業が行われていました。子ども達が内容をつかみやすいように、漫画で表された資料になっています。して良いことと、してはいけないことについて考える「善悪の判断」についての内容でした。 のりお君が、粘土で自分の家で飼っている犬を作りました。たくみ君は、それを怪獣だと思い込み、角をつけてあげました。通りがかった女の子が「人の作ったものを勝手にいじっちゃだめ」と注意しました。でも、たくみ君は、「かっこよくしてあげただけだ。」と言いました。そこへ、のりお君がやって来て、「ひどいよ」と悲しい顔をしました。・・・という内容です。 悪気があってやったことではなくても、常によく考えて行動することが大切です。して良いことか、してはいけないことか、相手の気持ちを考えて行動しなければなりません。善悪の判断が必要な場面は、子ども達の日常生活の中でたくさんあります。道徳の授業は、子ども達の心の中に、そのような気づきを生む役割があります。(写真中) 5年生は、総合の学習の時間に「米づくり」に挑戦しています。今日は、学校の田んぼを使って「田植え体験」をしました。昇降口の前(図書室の外)に、旭町小の5年生が毎年使っている田んぼがあります。田んぼと言っても、2m四方の狭いスペースですが、水をためて管理できる場所にしてあります。 稲の苗は、毎年埼玉県の川越の農家から分けていただいています。力強く青々と伸びた苗床から、3〜4本ずつ手でちぎり取って植え付けていきました。一人1回ずつの田植えでしたが、裸足になってにゅるっとした田んぼに入る貴重な体験ができました。(写真下) 5年生は、同時にバケツ稲にも挑戦していきます。一人ずつバケツを用意し、中庭で土と水を入れて準備をしました。余った苗を使って、明日以降田植えをするようです。 私の家の周りでは、ほとんどの農家が田植えを終えています。毎日帰る頃には、カエルの大合唱が聞こえてきます。 5月23日の給食チキンチキンごぼう 牛乳 一口メモ チキンチキンごぼうは、山口県の学校給食から広まりました。山口県では、おなじみの料理だそうです。一口サイズの鶏のから揚げと、素揚げにしたごぼうを甘辛いタレでからめた料理です。今日はうどんと組み合わせましたが、ご飯にもよく合うおかずです。 始まりは、ある小学校の栄養士が「給食のレシピがマンネリ化している」と考え、各家庭のオリジナル料理を募集したところから生まれました。「チキンチキンごぼう」という名前は、子ども達がリズムよく覚えられるようにと付けたそうです。 旭町小が発祥になるようなお勧めの家庭料理があったら、ぜひ教えてもらいたいです。 5月22日(水) その2子ども達に発芽に必要なものを予想させると、「光、水、土、空気、適温」などが予想として出てきます。それぞれの条件が発芽に必要かどうかを調べるためには、2つを同時にセットし、発芽したかどうかを比べながら実験をする必要があります。例えば、発芽の条件として「光」が必要であるかどうかを調べるとしたら、片方は光を与え、もう片方は光を与えないインゲンマメを用意します。ただし、他の条件(水や空気、温度など…)は同じように与えることとします。(この条件統一が重要!) 子ども達は、発芽には光が必要だろうと考える子が多いのですが、暗い箱の中に入れておいたインゲンマメは、ちゃんと発芽してきていました。ただし、もやしのように白っぽく、ひょろりと長く伸びていました。(これは、次に学習する「成長に必要な条件」を考えるヒントになります。)ほとんどの種が土の中にうめてから発芽してくることを考えれば、光は発芽に関係ないことが想像できます。(写真上) 6年生は、図工の時間に「コマコマアニメーション」という作品に取り組んでいます。タブレットを使った映像を制作する作品です。昨年度の6年生も取り組み、秋の展覧会での共同作品として出品していました。体育館にテレビモニターを入れ、子ども達が作ったコマコマアニメーションを流したところ、大人気でした。今年の6年生にとって、その時の印象が強かったのでしょう。自分たちも昨年の6年生のような作品を作ってみたいと、先週の図工の時間からとても意欲的に取り組んできています。 家からプラレールや人形を持ってきて、楽しいアニメーションを考えている子がいました。子ども達が持っているタブレットから、ブラウザで使えるコマ撮りアニメーション制作Webアプリを利用して製作していきます。一コマずつ写真を撮り、それを連続して再生する便利なアプリです。よりスムーズな動きになるように、撮影する子と人形を少しずつずらす子が協力して制作していました。床に顔をつけるほどの低姿勢で、夢中になっている様子が伝わってきました。出来栄えはいかに…。(写真中) 2年生は、生活科の時間に「めざせ、野菜作り名人」という学習をしています。ミニトマトは全員が鉢植えで育てていきますが、その他の野菜も学年の畑(2年1組の外にあります)に苗を植えて育てているところです。 2組では、野菜や果物の旬の時期を調べる学習を行っていました。生活科の教科書に、「野菜と果物のクイズ」が載っているページがあります。断面図から何の野菜や果物かを当てるクイズと、それぞれの旬の時期を答えるクイズがあります。 旬の時期を調べるために、タブレットを使いました。「やさいずかん」と「くだものずかん」という食育総合研究所から出されているアプリを使って、いろいろな野菜・果物の旬を調べました。ネギの旬は・・・冬です。いちごの旬は・・・春です。(ハウス栽培で冬から出回っていますが、露地栽培なら春です。) では、玉ねぎの旬はいつでしょう・・・調べてびっくり、「春夏秋冬」となっていました。新玉ねぎは「春」ですが、一般的に玉ねぎは様々な産地から時期を選ばずに一年中採れているようです。勉強になりました。(写真下) 公園たんけん(1年生)友達と仲良く遊んだり、花や虫を見つけたり、遊具を使ったりして過ごしました。 「ダンゴムシを3匹も捕まえた!」「赤いお花を見つけた。」「遠足みたいで楽しかった!」と話していました。きちんとお話を聞いて、安全に楽しく過ごすことができました。 |
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