歯みがき教室(3年生)子ども達は、まずスライドを使って歯の汚れの正体についてのクイズを交えた説明を受け、なぜ歯を磨くことが大切なのかについて教えてもらいました。 その後、4,5人のグループになり、歯科模型と歯ブラシのセットを使って実習をしました。実際に模型を触ったり見たりしながら、磨き残しになりやすい部分について考えました。 そして、教わった磨き方のポイントを意識して、先生方のお手本を見ながら一緒に歯ブラシを動かしました。一人ずつ交代で模型を使い、正しい歯ブラシの動かし方を学ぶことができました。 9月24日(火)彫刻刀は、4年生から使用する道具です。先日、のこぎりの使い方を3年生が習っていたように、正しい持ち方や姿勢、扱い方の注意をしっかり学んだうえで制作に取りかかりました。 今日、子ども達が使っていたのは、丸刀(大小)と三角刀、平刀の4種類です。最初に、それぞれの彫刻刀の刃のどの部分で彫ることができるのか、そして刃の向きや板との角度などについての指導がありました。 今日行っていたのは、小さな四角い板に名前などを彫る「試し彫り」の作品づくりです。丸刀は、柔らかな線を表現することができます。一方、三角刀は、鋭く細い線を彫ることができます。そして平刀は、線と線の間を広く彫り、柔らかな感じに仕上げることができます。子ども達は、いろいろな彫刻刀の削り跡を確かめながら、ていねいに彫り進めていきました。(写真上) 試し彫りなので、ある程度彫ったところで白い紙に印刷をしてみました。インクをつけてバレンでこすると、白と黒がはっきりした版画作品の出来上がりです。子ども達はそこで気がつきます。彫刻刀で彫った部分が白くなり、彫っていないところが黒くなるということです。ペンやマジックで描く作品とは逆の感覚です。この試し彫りを生かして、次回から本格的な版画作品に取り組んでいきます。 2年生の生活科の教科書に、「わたしの まちの 自まん」というページがあります。日本各地の有名な建物や景勝地の写真とともに、その土地の方言が掲載されています。 札幌の時計台の写真には、「札幌に来ればいいしょや。そだね〜。」(札幌に来たらいいよ。そうだね。)という方言。白神山地の写真には、「秋田へ来てけろ。」(秋田へ来てね。)という方言。桜島の写真には、「ゆくさ鹿児島へ。」(ようこそ鹿児島へ。)と言う方言が載っています。 2組では、NHK for Schoolの動画を使って、日本各地の方言を動画で確かめていました。「ありがとう」や「久し振り」という言葉でも、全国にはいろいろな言い方があるということが分かりました。(写真中) 子ども達は東京に住んでいるので、方言のある暮らしは身近なものではないかもしれません。テレビで目にしたり、田舎に行った時に感じるくらいでしょうか。日本の様々な土地に暮らしてみると分かります。私は、高校生までは新潟県、そして大学を卒業したすぐの3年間は静岡県(下田)に住んでいたので、方言にどっぷりと浸かりながらの毎日でした。…授業では方言がメインではなく、自分の住む町の自慢について考えさせていきました。光が丘公園など、旭町周辺の自慢できるものを出し合いました。 4年生は、国語の時間に物語教材「ごんぎつね」の学習に入りました。先週、6年生の「やまなし」の挿絵についてお伝えしましたが、4年生の「ごんぎつね」も絵が変更になっています。 「ごんぎつね」の挿絵は、昨年まで「かすや 昌宏」さんの絵が使われていました。あすなろ書房で出されている「ごんぎつね」の挿絵を描いた方です。はっきりとしたきれいな色づかいの絵で、長年にわたり親しまれてきました。(6年生の「やまなし」の挿絵も、昨年までは かすやさんの絵が使われていました。) それが今回の教科書改訂により、「あべ 弘士(ひろし)」さんの挿絵に変わりました。有名な絵本「あらしのよるに」の挿絵を担当した方です。水彩画で描かれた写実的な感じの絵になり、昨年までの「ごんぎつね」とはだいぶ違った印象を受けます。(写真下) ところで「ごんぎつね」は、4年生にとってはとても長い物語です。また、子どもにとって聞きなじみのない言葉も多く出てきます。毎日繰り返し音読し、読み親しむことが何より欠かせません。 9月24日の給食シシャモフライ 小松菜のからし和え 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ 今日のおかずは、「シシャモフライ」です。シシャモは、漢字で「柳の葉の魚」と書いて、「柳葉魚(ししゃも)」と読みます。15cm位の細長い魚で、日本では北海道でよく獲れます。しかし、あまりたくさんは獲れないので、私たちがよく目にしているシシャモは、ほとんどがロシアやカナダ、アメリカなどで獲れた「カラフトシシャモ」です。 シシャモは、頭からしっぽまで丸ごと食べられるため、カルシウムをたくさん摂ることができます。カルシウムは、体の骨や歯を作る材料になります。子ども達は、毎日成長しています。成長期には、骨も同時に成長し、太く長くなります。丈夫な骨をつくるためにも、シシャモのように骨ごと食べられる魚をよく噛んで食べるようにすることが大切です。 今日のシシャモは、パン粉をつけてフライにしました。苦手な子でもおいしく食べられるようにしてあります。 9月20日(金)この物語に登場しているのは、木の葉を食べる青虫たちです。自分のことだけを考えてけんかをしていた3匹の青虫が、大きな木のアドバイスにより、広い世界があることを知って驚きます。そして青虫たちは、「それなら、みんなでいこう。」と一緒に海に行くことを「やくそく」するというお話です。 物語の後半で、青虫たちが木のてっぺんまで登り、遠くの海を眺める場面があります。青虫のイラストがとてもカラフルで、かわいらしく描かれています。青虫たちは、今まで過ごしていた葉っぱの上の世界しか知りません。そこに突然、遠くに光る場所を見つけ、世界観が変わります。光っているところが海であるとは知らない青虫たちですが、「体がチョウに変わったら、あそこまで飛んでみたいな。」と言うセリフで、物語に明るい温もりが生まれます。小さな命の希望が、とてもさわやかな印象を与えるお話になっています。(写真上) ところで、約束をした後に3匹が木の枝を下りていく場面では、「くんねり くんねり」という表現が使われています。1年生の子ども達は、このオノマトペをどの程度理解できているでしょうか。青虫が動いている様子をよく観察したことがある子は分かるでしょう。こういう新しい言葉を獲得させるのも、物語教材の役割の一つです。 3年生の理科の学習では、1学期から今月まで、植物の栽培や昆虫の飼育・観察が主な内容となっています。先日は、1組で赤く熟したピーマンの中身を観察していました。今日の2組の授業では、栽培してきた植物の生育の様子を動画を使って学んでいました。 ヒマワリやホウセンカなど、花の種をまいて育ててきましたが、夏休み中にその様子を観察することができませんでした。それぞれの植物がどのように花をつけ実になっていくのかを、定点カメラでとらえられた動画で学習していました。(教科書会社で紹介されている動画などが使えます。)植物が伸びていき、つぼみがついて花が咲き、次第に枯れていく様子を見ると、「普段はじっとしている植物も生きているんだ」ということが分かります。(写真中) ヒマワリは、3年生の畑(校庭の西側)で栽培しましたが、中庭にもたくさん植えてありました。夏休み中は、サクラ草の作業があってよく中庭に行っていたので、ヒマワリの様子はよく目にしていました。真夏の太陽を浴びながら、花を太陽に向けている姿は、ヒマワリの雄々しさが感じられます。一方、しばらくして実がつき、重くなった頭を下に向けた姿からは、夏の終わりの寂しさを感じるものです。 日本の各地にひまわり畑が作られていて、ちょっとした観光名所になっているところがあります。一面のひまわり畑の真ん中に立つと、すばらしいパワーがもらえます。中庭のひまわりのベストシーズンが、夏休み中だったのは残念でした。子ども達にも見せてあげたかったです。 2年生は、国語の時間に「どうぶつ園のじゅうい」という説明文の学習をしています。1学期には、「たんぽぽのちえ」という説明文を学習してきました。2年生での2つ目の説明文になります。題材が動物園ということもあり、子ども達にはとても興味のある内容になっています。 この説明文は、動物園の獣医の1日の仕事について、日記のように書かれています。そのため、時間的な順序をとらえるのに適しています。「朝」「見回りがおわるころ」などの時間を表す言葉に着目させ、時間的な順序に沿って獣医の仕事を整理させていきます。ワークシートに「動物の名前」や「仕事」、「理由」、「仕事の工夫」に分けてまとめていきます。そのためには、本文を何度も読み返しながら、大切な部分を書き写す力が重要になってきます。 さらに、そのためにはスラスラと本文が音読できることが必須です。毎日家でも音読をしているでしょうか。文字を目で追い、正しく読めることから全ての学習が始まります。(写真下) 9月20日の給食レモドレサラダ さつまいものトリュフ 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「さつまいものトリュフ」です。さつまいもは、秋の味覚を楽しめる食材の一つです。今日は、さつまいもを蒸してからつぶし、砂糖や生クリームなどを混ぜて丸くし、オーブンで焼きました。そして、最後にココアパウダーをかけて仕上げています。 さつまいもは、沖縄では「からいも」、鹿児島では「琉球いも」、関東では「さつまいも」と呼ばれています。江戸時代に、雨が降らずに日照りが続く年がありました。米も野菜もできなくて、たくさんの人々がお腹を空かせて亡くなったと言います。そんな時、青木昆陽という人が、みんなにさつまいもの作り方を教えたそうです。そのおかげで、人々はさつまいもを食べて助かることができました。さつまいもは、おいしいだけでなく、歴史的にも重要な役割をしてきた食べ物なのです。 体育朝会ラジオ体操は、運動委員会の児童を手本に取り組みました。ポイントを意識して行うことができると、かなりの運動量になります。これを機に日常的にラジオ体操に取り組んでみるのもいいですね。 1年生 図工(にじのグラデーション)まず、額縁を好きな色のクレヨンで塗りました。そして、絵の具8色を使って横にまっすぐ塗り、にじのグラデーションを作りました。 色が混ざり合っている様子や彩り豊かな作品を見て、「わ〜!すごい!」「きれいな色になっている!」と感嘆の声が聞こえました。 準備の仕方や筆洗バケツの使い方に気をつけて、楽しく学習することができました。 中里郷土の森 出前授業
科学クラブでは、「中里郷土の森」の方から鳥の羽根のはたらきについて教えていただきました。普段の生活で見慣れている野鳥でも、はく製を間近で見たり、羽を実際に触ったりすることで、様々な発見がありました。
初めに「鳥の羽根パズル」を通して、4種類の羽根(体羽、雨覆羽、尾羽、風切羽)と、そのはたらきを確認しました。一見すると同じような羽根も、よく見ると一つ一つ違いがあることが分かりました。 次に、顕微鏡で羽根を観察しました。細かい毛同士がマジックテープのように緻密に噛み合っている構造を確認して、子ども達は「すごい」と感動していました。 最後に、羽根の上にスポイトで水滴を乗せるゲームをしました。1枚の羽根に、なんと30個も水滴を乗せた児童もいました。羽根が水をはじく性質を楽しみながら理解することができました。 9月19日(木)題名の「やまなし」は、実際にある落葉樹の木の実です。担任の先生が、実際の「やまなし」の写真を見せて、イメージをもたせていました。果物の梨を想像してしまいがちですが、ここで登場している「やまなし」は、賢治が住んでいた東北地方に自生している「イワテヤマナシ」のことです。梨よりもかなり小さな木の実ですが、香りはとてもよいそうです。 ところで、物語の冒頭に「小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。」という言葉が書かれていて、その後から5月と12月の場面が始まっています。登場するのは、カニの兄弟とその父親、クラムボン、魚、カワセミ、そしてやまなしです。 昨年までの教科書では、どのページにも抽象的な挿絵しか出てきませんでした。(多分、最初に教科書に載った当初から、同じ挿絵が続いていたと思います。)青や青緑色の中に、光の線や泡のようなものが描かれたのみの挿絵だったのです。それに対して今年の教科書は、かなり具体的な挿絵に様変わりしました。カニの兄弟や魚、そして最後の場面にはカニの父親が描かれています。さらに、水面に飛び込んだ「やまなし」も…。これでだいぶ子ども達が物語に対して抱くイメージが変わったことでしょう。しかし、「クラムボンとは何か?」という疑問は相変わらず残ったようです。 2年1組の教室では、「お月さまとコロ」という資料を使った道徳の授業がありました。「うそをついたりごまかしたりしないで、素直に伸び伸びと生活すること」について考える「正直、誠実」に関する内容の授業でした。 コオロギのコロは、自分の思い通りにならないとすぐに怒ったり文句を言ったりします。友達がいなくなり、ついに友達はギロだけになりました。そのギロにも文句を言ってしまい、「もうきみとは遊ばない。」と言われてしまいました。謝ろうか悩んでいたコロに、「きみの顔を、草のつゆの玉で見てごらん。」とお月様が話しかけました。暗く沈んだ自分の顔を見て、コロは謝ろうと決心したのでした。・・・「コロは、なかなか謝ることができません。」と先生が読んだところで、思わず「オレのことだ」とつぶやいた子がいました。子ども達の中にも、素直に謝ることができなかった経験はたくさんあることでしょう。 では、どうしてコロは謝ろうと決心したのでしょう? それは、お月様の助言で、「素直に謝ること=明るい気持ち」ということに気がついたからです。自分が悪いことをして謝った経験がある子もたくさんいるはずです。その時の気持ちを聞けば、謝って気持ちが晴れ晴れとしたと答えることでしょう。(写真中) 3年生は、国語の時間に「ローマ字」の学習をしています。日常生活の中で目にするローマ字に着目させ、ローマ字で書かれた簡単な言葉を読んだり書いたりする力を身に付けていく単元です。ローマ字は日本語であることや、平仮名と同じようにアルファベットの組み合わせで一つの音を表すことなどを学んでいきます。また、書き方のきまりを知り、そのきまりを使って書く力も身に付けさせていきます。さらに、ICTを使ったローマ字入力の仕方にも取り組みます。 3年生は、「ローマ字スキル」というワークブックを購入し、少しずつローマ字の書き方の練習を進めています。このワークブックには、「キーボード下敷き」が付録としてついてきています。ローマ字入力表とキーボードが見やすく載せてある下敷きです。さらにキーボードは指づかいで色分けしてあるので、タイピングの練習に役立つようになっています。 ローマ字の学習が一通り終わったら、タブレットを使ってローマ字入力にチャレンジさせていきます。(写真下) 9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、「長野県の郷土料理」の献立です。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしている人もいることでしょう。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つです。鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。 名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「とりあげる」から「鶏を揚げる」料理として、「山賊焼き」と呼ぶようになりました。 一方、「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は、長野県で多く作られていて、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、おもに漬け物に加工されています。ご飯によく合う副菜になっています。 9月18日(水)秋の味覚のさんまの時期になっていますが、今年もここ数年並みの不漁の予測が出ています。8月にさんま漁が始まり、一時期はたくさん獲れそうな勢いでした。そのニュースを聞いて、今年こそはと久し振りに新さんまを買い求めに行ったのは、8月下旬の頃でした。しかし、今年も海水温の上昇の影響で、近海にやって来るさんまは依然少ないようです。かつてはあんなに安くておいしい「大衆魚」であったのに…普通に食卓に戻る日は遠いまま、本格的な食欲の秋を迎えることになります。 今日の授業では、その次の内容となる「つくり、育てる漁業」について学習していました。養殖業やさいばい漁業についての学習です。資料集には、鹿児島県垂水市のカンパチの養殖の様子が載っています。また、全国で養殖業が盛んな地域や、どのような水産物が養殖されているのかが分かる資料が示されています。(写真上) 最近は、テレビでも様々な養殖業の様子が報道されています。マグロの養殖に成功したというニュースや、海のない県で養殖が行われていることなど、技術の向上が盛んに言われています。さぞかし昔に比べて養殖業はかなり伸びてきたのだろうと思っていました。・・・資料集のグラフを見てびっくりです。日本の養殖業は、生産量で見ると1990年を境に減少してきています。生産者の減少や、輸入が増えたことが主な原因のようです。私は肉よりも魚派なので、これからの食料生産がますます心配になってきました。 3,4校時に、3年生に「農家の仕事出前授業」がありました。3年生は、社会科の時間に「キャベツ農家の仕事」の学習をしています。それに合わせて、JAの職員の方とともに、田柄2丁目で農業をされている吉田さんに授業をしていただきました。昨年度2年生の時に、子ども達は生活科見学で芋掘りに行っています。その時の場所が吉田さんの畑で、芋の掘り方を指導していただきました。1年前のことでしたが、多くの子はちゃんと覚えていたようです。 最初に、様々な野菜の種について教えてもらいました。吉田さんの畑では、年間に25種類くらいの野菜を作っているそうです。その中から20種類の種の標本を見せてもらいました。どれも小さな種ばかりでした。キャベツの種もとても小さく、2〜3mmほどの大きさでした。そのままでは小さくてまきにくいので、カルシウムでコーティングして大きい粒にしたものを利用するそうです。全員に実物を触らせながら説明をしていただきました。(写真中) 練馬区は、23区の中でも畑の面積が一番広いことで有名です。光が丘公園3個分の面積があるそうです。そして、キャベツや枝豆、ブロッコリー、大根など、多くの野菜を栽培しています。野菜は全国各地から送られてきますが、都市農業としての利点を生かして栽培と販売に力を入れているそうです。新鮮でおいしい野菜を、すぐに消費者に届けられるのが都市農業です。 吉田さんの畑でとれた野菜は、年間を通じて旭町小の給食用食材として届けられています。大根やにんじん、キャベツなど、いつもおいしくいただいています。たくさんのたい肥を使っている吉田さんの畑から採れる野菜は、格別なおいしさが特徴です。 4校時と5校時に、1年生の各教室でタブレットを使った授業が行われていました。カフート(Kahoot!)というクイズ大会を開くことができるアプリケーションを使って、クラスのみんなで楽しくタブレットを利用していました。 クラス全体を3つのチームに分けて、個々の解答が得点になる団体戦で行いました。クイズは、4択問題になっていて、早く答えるほどポイントが多く入ります。算数で「10より大きいかず」を学習しているので、それに合わせた問題に挑戦しました。 全ての問題を終えると、ベスト3の表彰イベントもあり、大いに盛り上がりました。テレビのクイズ番組を教室で行っているようなアプリで、子ども達は大喜びでした。(写真下) 3年社会科「農家の仕事」出前授業吉田さんのお話を中心に農家の仕事について理解を深めるとともに、岩井さんからは練馬区全体の農業についてお話をしていただきました。20種類の作物の種の実物を見せていただき、さらに農業で扱う種の工夫についても教えていただきました。小さな種をまくのは大変なので、種をカルシウムで覆って大きさを均一にしていることや、種がカビや病気に負けないように消毒をしてあるということを知りました。 また、練馬区で最もたくさん収穫されている作物はキャベツで、23区内では一番多いのだそうです。果物では、なんと全国で一番ブルーベリーを生産しているのは練馬区なのだそうです。 お話を聞いた後は、これまでの学習を振り返って知りたかったことを質問させていただきました。たくさんの手が挙がり、意欲的に学習する子ども達の姿が見られました。 9月18日の給食サーモンチャウダー キャロットドレッシングサラダ 牛乳 一口メモ チャウダーと言うと、ハマグリやアサリなどが入ったクラムチャウダーが有名です。今日の給食では、鮭の角切りを入れた「サーモンチャウダー」を献立にしました。 チャウダーという名前は、フランス語の「大鍋」や「煮込む」という言葉からきているそうです。しかし、チャウダーは、アメリカを代表する料理の一つとなっています。 アメリカでは、地域によって味付けが異なります。日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てなのがニューイングランド風です。そして、トマトを加えた赤いスープがマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風です。それぞれの地域独特のチャウダーが作られています。 9月17日(火)運動会の歌の出だしは、「輝く秋の陽〜 希望に満ちて〜♪」で始まります。そして、途中で伴奏が止まり、「走れ! 投げろ! 引け!」というかけ声が入ります。それに合わせて子ども達は、体を使って「走る・投げる・引く」の動作をします。2番の同じ部分は、「燃えろ! 伸ばせ! 跳べ!」です。歌に夢中になっていると動作を忘れてしまい、動作に集中していると歌がおろそかになってしまい…何度も歌いながら練習していきました。(写真上) ところで、2番の出だしは、「旭町の丘に〜 笑顔あふれて〜♪」で始まります。ということは・・・この歌は、旭町小オリジナルの「運動会の歌」なのです。この歌は、私が担任として旭町小にいた時に誕生しました。当時の音楽専科の先生が作詞作曲して作った歌です。今から20年ほど前なので、もしかしたら本校出身の保護者の中で、この歌を知っている方がいらっしゃるかもしれません。 1年生の教室では、他にも「ゴーゴーゴー」と「つばさをください」の歌も練習していました。「ゴーゴーゴー」は、応援合戦の時の歌です。赤白に分かれて掛け合いで歌うことにより、大いに盛り上がります。「つばさをください」は、11月の音楽会の全校合唱曲です。低学年には少し難しいかもしれませんが、全校ですてきなハーモニーをめざしていきます。 5年生は、国語の時間に「新聞を読もう」という学習をしています。新聞の構成や特徴を理解するとともに、要旨や論の進め方などについて考えていく単元です。また、複数の記事を比較して読み、必要な情報を見つけたり、内容や書かれ方の違いについて考えていきます。 新聞の「比較」によって、より深い学びにすることができます。1組では、同じ話題の記事が載った「全国紙」と「地方紙」とを比較して、共通点や相違点を見つけていきました。教科書では、東京オリンピックで金メダルに輝いた柔道の阿部 一二三と阿部 詩 兄妹に関する記事を比較して扱っています。全国紙のリード文では「日本勢全体の活躍」について、一方の神戸で発行されている地方紙では「阿部兄妹が神戸出身であること」が書かれています。続いて全国紙の本文では、兄妹の金メダル獲得が強調して書かれています。それに対して地方紙は、2人の神戸での日々の様子や、神戸出身で競技の創始者である人物が強調されています。地方紙では、地元の人に関心を持ってもらいたいという意図がうかがえます。(写真中) 昨年までの教科書では、陸上の桐生選手が100mの日本新記録を出した時の新聞記事を例にしていました。教科書の改訂により、柔道の阿部兄妹が東京五輪で共に金メダルを獲った内容になりました。今後はパリオリンピックを受けて、また違う新聞記事が採用されることになるかもしれません。 3校時に、4年1組の授業観察に行きました。今週から10月上旬にかけて、先生方の授業を1時間ずつ管理職で見に行く授業観察を実施します。教員の指導力向上に向けて、毎学期1回ずつ実施しています。 「つまらなかった」という道徳の資料を使った、「相互理解、寛容」に関する授業でした。何気ない言葉を巡ってすれ違う2人の姿を通して、互いに分かり合うために大切なことを考えさせていきました。 公園で遊ぶ約束から、ちょっとした受けとめ方の違いや思い違い、説明不足な言葉によって、友達同士の関係が悪くなっていくという資料です。子ども達の普段の生活の中にも、たくさん似たようなことがありそうです。(写真下) 教科書には、「情報と向き合う」というコラムとして、インターネット上のやり取りの例が載っています。4人のラインでの会話画面が載っていて、最後のDさんのラインには、「Cちゃんの話、いつも楽しくない」と書かれています。この「楽しくない」が語尾が上がるのか下がるのかで、他の3人の気持ちが大きく変わります。話し言葉同様に、SNSでの言葉(書き込み)にも十分な配慮が必要です。…こういう内容が、今は道徳の授業として扱われるようになりました。 9月17日の給食サワラの西京焼き みぞれ汁 お月見団子 牛乳 一口メモ 今日、9月17日は、一年のうちで最も月がきれいに見える「十五夜」です。昔から十五夜には、満月に見立てた月見団子や収穫した農作物、すすきなどをお供えし、秋の実りに感謝しながらお月見をする風習があります。 今日の給食は、そのお月見にちなんだ献立です。十五夜の時期に収穫を迎える里芋をお供えすることから、十五夜は「芋名月」とも呼ばれています。そこで、ご飯に里芋や野菜を混ぜ込んだ「里芋ご飯」を作りました。 また、「月見団子」は、白玉団子に甘辛いタレのみたらしをかけています。(よく噛んで食べるように指導しています。) 自然の恵みに感謝したり、自然の美しさを大切にする心を受け継いだりしてほしいと思います。 9月14日(土)前回の学校公開は、6月にありました。3か月ぶりの授業の様子はいかがだったでしょうか? 1年生の教室では、「かたかなを みつけよう」という国語の学習が行われていました。片仮名を読んだり書いたりするとともに、片仮名の長音や拗音、促音などの表記についても理解し、使えるようにしていく単元です。本校では、1学期の後半から少しずつ片仮名の学習を先行して実施してきました。ですから、教科書に出てきた文章を、すぐにスラスラと読み進めることができたようです。 公開日では、学習内容の他にも様々な視点で授業を参観されたことでしょう。手の挙がり方だけでなく、先生の指示ですぐに取り組んでいるかということや話の聞き方など・・・きっと、自分のお子さんの様子を気にかけてご覧になっていたことでしょう。 また、教員の指導について、関心をもって参観された方々も多かったのではないでしょうか。子ども達が課題に取り組んでいる時は、教室内を歩き回る「机間指導」をします。個別に支援をしたり、机をまっすぐにそろえたりしながら、時々全体にも目を向けています。(写真上) 4年生は、総合の学習の時間に「考えよう、わたしたちの町のユニバーサルデザイン」という学習をしています。ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、文化の違い、障害の有無にかかわらずに、誰にとってもわかりやすく、使いやすい設計のことを言います。普段何気なく目にする物や、街中のさまざまな機能などに、ユニバーサルデザインがさりげなく組み込まれています。 今日は、各自が調べたユニバーサルデザインについて、グループ内で情報交換を行いました。今回4年生が調べたのは、ユニバーサルデザインの中でも「ピクトグラム」に相当するものです。ピクトグラムは、人や物を単純化したマークで表わされています。何を表現しているかが一目でわかるデザインになっているので、子どもや国外からの旅行者、高齢者などにも理解しやすいものになっています。また、面白い形などで表されているので、誰にとってもわかりやすいデザインと言えます。 調べてみて、トイレや非常口のピクトグラムなど、学校内でも見られるものがたくさんあることが分かりました。また、ヘルプマークやマタニティマークなど、電車内などで目にとまるピクトグラムの意味を知ることもできました。(写真中) ユニバーサルデザインには、ピクトグラムの他にも駅や交通機関、道路、家庭内で見られるものがたくさんあります。4年生では、今後さらに様々なユニバーサルデザインを調べるとともに、障害理解教育へとつなげていきます。 2校時は、全クラスとも防災の学習を行いました。防災学習として配布された冊子や、防災関係のホームページを使って授業をしていたクラスが多く見られました。各学年の発達段階に合わせて子ども達に指導しました。 3,4年生は、「家族で防災会議 〜地震のそなえノート〜」という冊子を使って授業を行いました。大きな地震が来た時の対応の仕方について、子ども向けに分かりやすく書かれているパンフレットです。 4年生の各教室では、そこに載っているQRコードをタブレットで読み取り、内閣府のホームページを使用して授業が行われていました。「震度6強体験シミュレーション」という、大きな地震が来た時の対処法を疑似体験しながら学ぶロールプレイングゲームになっています。震度6強の地震に対して、「どんな予防対策を取らなくてはいけないか」や「どんな避難行動をとるべきか」を楽しく学ぶことができます。大人がやっても、間違った行動を選択してしまうことが結構あります。ぜひ、各ご家庭でも挑戦してみてください。(写真下) 3校時は、引き渡し訓練を行いました。多くの保護者の方々にご協力いただきました。どうもありがとうございました。 図工「旭町 楽シーサー」(5年生)シーサーは沖縄などにみられる伝説の生き物で、魔よけやお守りの意味を持ちます。シーサーの顔や表情、たてがみやしっぽなどの形、お守りの効果など、自分だけのイメージを膨らませながらつくりました。 できた作品を見ると、どのシーサーもいきいきとした表情で、工夫して楽しくつくることができたことが伝わりました。一か月程度乾燥させ、素焼きし、さらに絵付けをしてから本焼きします。 完成はまだ先となりますが、子供たちはみんな、続きを楽しみにしています。 2学期の総合学習「カイコ大作戦」(3年生)1学期の学習を振り返り、繭の中の様子と成虫の観察から学習を始めました。繭の中で蛹に変態していることを理科で学習していますが、実際に中を開けて見るのは初めての経験です。 6個の繭のうち、しっかり蛹になれていたものもありましたが、成虫の姿のままで命を落としているものもありました。また、他よりも大きめの繭は2頭で一つの繭を作っていたことも分かりました。 真剣な眼差しで、命の活動の結果を受け止めていました。一方で、カイコガの成虫の愛らしい姿には、みんな口々に「かわいい!」「もう一回育てたいなぁ。」と改めて感動している様子でした。今後は、1学期に自分で育てたカイコの繭から糸をとる「糸引き」の作業を行って学習をすすめていきます。 9月13日(金)3年2組の教室では、「どうながのプレッツェル」という絵本の読み聞かせがありました。作者は、「ひとまねこざる(おさるのジョージ)」シリーズでも有名な、ドイツ出身のH.A.レイとマーグレット・レイ夫妻です。日本で翻訳・出版されてから、半世紀近くも経ちます。昔から読み継がれてきた絵本として有名です。 「プレッツェル」は、ダックスフントの犬の名前です。日本でも「ミニチュアダックス」として人気の犬種なのがダックスフントです。・・・5匹生まれた中の一匹でしたが、なぜかプレッツェルだけが世界一胴の長いダックスフントに成長しました。プレッツェルは、ドッグショーで優勝しますが、大好きなグレタはなかなか好意をもってくれません。あの手この手の末、プレッツェルにしかできない方法で、見事にグレタへのプロポーズが成功します。 この絵本には、続編があります。「どうながのプレッツェルと こいぬたち」という絵本で、日本では昨年4月にようやく発刊されました。プレッツェルとグレタの間に5匹の子どもが生まれます。プレッツェルが、立派なおとうさんになろうと奮闘するお話です。ぜひ、続編も読んでみてください。(写真上) 2年生は、音楽の時間に「虫のこえ」の歌を練習しています。「あれまつむしが 鳴いている チンチロチンチロチンチロリン♪」で始まる、誰もがよく知っている「文部省唱歌」です。今のこの時期にうってつけの曲と言えるでしょう。 1番の歌詞には、マツムシの他にスズムシが出てきます。そして、あまり知られていない2番には、コオロギとクツワムシ、ウマオイが出てきます。2番の出だしは、「キリキリキリキリ こおろぎや♪」です。しかし、作曲された当初は、コオロギではなく、キリギリスだったそうです。昔は、コオロギのことをキリギリスと言っていたため、作曲されてしばらくしてからコオロギに書き換えられました。それにしても、コオロギの鳴き声は「キリキリ」というより「リリリリ…」か「コロコロ…」だと思うのですが。 8月の下旬から、夜の虫の声が聞こえるようになりました。しかし、猛暑のためか、秋の虫の声はそれほど聞こえてきません。きっと、虫たちも「おかしいな…」と感じているはずです。昨日の朝、学校に来る途中でショウリョウバッタを捕まえた子が見せてくれました。まだとても小さな体で、虫たちの成長はこれからのようです。でも、音楽室での2年生の子ども達は、元気いっぱいに歌っていました。(写真中) 3年生は、理科の時間に「実ができたよ」という学習をしています。1学期の初めに種をまいて育ててきた植物の様子から、花が咲いた後の実のでき方について調べる学習内容です。 校庭の西側にある畑を使って、ピーマンやオクラ、ダイズ、ヒマワリ、ホウセンカの種をまき、その成長について調べてきました。夏休み中は、畑一面に雑草が生い茂っていましたが、そのような中でもしっかり生育してきたようです。(2学期が始まる前に、用務主事さんからきれいに雑草を刈っていただきました。) 1組の子ども達は、先生が畑から採ってきた赤いピーマンを見てびっくりしていました。「ピーマンは緑色なのに…」と誰もが思うでしょう。普通に売られているピーマンは緑色ですが、これは未熟な状態で収穫をしているためです。収穫せずにさらに完熟させていくと、緑色から黒っぽくなり、ついには真っ赤になります。 他にも、パプリカもピーマンと同じ仲間の野菜です。パプリカには、赤や黄色、オレンジ色など、いろいろな種類があります。どれも最初は緑色をしていて、熟すうちにそれらの色になっていきます。 赤いピーマンは、苦味が少なく甘くなっているのかもしれません。授業では、先生が実を割って、中の様子を子ども達に見せていました。中には、ピーマンの種がしっかりつまっていました。(写真下) 9月13日の給食韓国風肉じゃが 切り干し炒めナムル 梨 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、秋の味覚の「梨」です。梨は、西洋梨や日本梨など、いろいろな種類があります。さらに日本梨は、皮が赤い「赤梨」と皮が青い「青梨」に分けることができます。赤梨には、スーパーでよく見かける「豊水」や「幸水」、「新高」といった品種の梨があります。 クイズです。赤梨を選ぶ時には、どらちの梨を選ぶと良いでしょうか? (1) つるつる (2) ざらざら 答えは、(1)のつるつるした梨です。梨の皮の表面には、ブツブツした点の模様があります。熟すにつれて、その点が薄くつるつるになっていきます。そのため、表面がつるつるした梨の方が甘くておいしい梨と言えます。 |
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