11月1日(金) その31組の子ども達が視聴覚室に行き、空気でっぼうで遊んでいました。(実験です)4年生は、全員に実験セットを購入しています。(これはとても大事なこと!)学習が終わった後も、家に持ち帰って遊ぶことができます。理科では、たっぷり遊ばせながら科学的思考を高めていくことが重要です。 「スポン!!」とか「スポッ!」という気持ちのよい音がして、黒板に書いた的に向かって玉が勢いよく飛んでいました。透明のプラスチックの筒に、押し棒、そして玉はフォームポリエチレン製のものを使っています。筒に両側から玉を詰め、片方を押し棒で押していきます。最初は、「後ろの玉が前の玉を押すから飛び出すのかな?」と考える子がいます。実験していくうちに、中の空気が押し縮められて飛んでいくという仕組みに気付いていきます。さらに、「押し縮める空気の量(体積)を変えるとどうなるか」という実験にも挑戦していました。(写真上) 一方屋上では、3年1組が理科の学習をしていました。「太陽とかげ」の学習でした。太陽と日陰や影の位置、日なたと日陰の地面の様子について調べていく学習単元です。こういう太陽がさんさんと輝いている日でないとできない学習です。 1,2校時に、1組の子ども達が北校舎の屋上に行って学習していました。単元の最初は、「かげふみ遊び」をよくさせます。逃げ回る友達の陰を足で踏むという遊びです。そういう遊びを通して、人の陰ができる方向と太陽の位置との関係に気付かせていきます。 また、太陽の向きと陰との関係を調べるために、遮光プレートを使って太陽を見させていました。太陽を直接見ることはできませんが、濃いサングラスのはたらきをする遮光プレートを使えば見ても大丈夫です。「太陽ってホントにまん丸なんだ」と子ども達が言っていました。以前、皆既日食があった時にこの遮光プレートを使って観察したことがあります。(写真中) 6年生は、社会科の時間に「江戸時代の文化」について学習しています。6年生は、2人の担任で社会科と外国語の交換授業を行っています。今日の2校時は、2組の担任が1組の社会科を指導し、1組の担任が2組の外国語の授業を行っていました。 江戸時代は260年もの長きにわたったこと、さらに鎖国の影響もあり、庶民を中心に様々な文化が花開きました。文学や学問だけでなく、歌舞伎や落語、相撲なども庶民の支持を集めて栄えました。さらに浮世絵の技術も発達し、葛飾北斎や歌川(安藤)広重などが活躍しました。 授業では、同時期に西洋で有名になっていたゴッホの油絵と広重の浮世絵とを比較して考えていきました。ゴッホの描いた「ひまわり」は58億円であったのに対し、浮世絵は1枚あたり100〜500円でした。浮世絵は版画です。何枚も同じ絵を刷ることができるため、値段としては安いものでした。 しかし、その浮世絵が西洋に伝わると、一気に日本の文化が注目されることになります。あのゴッホさえも、浮世絵を真似て油絵に表しました。他にもモネ、マネ、ドガ、クリムトなど、多くの画家が影響を受けています。(写真下) また、音楽の分野でも浮世絵が与えた影響は大きなものがありました。フランスの作曲家ドビュッシーは、日本の浮世絵にインスピレーションを受け、交響詩「海」を作曲したのではないかと言われています。北斎の「神奈川沖波裏」(富嶽三十六景の1つ)がドビュッシーのお気に入りでした。(よくこの曲のレコードのジャケットにも使われていました)それだけに、鎖国をしていなかったら、もっと日本の多くの画家が海外に出て活躍していたことでしょう。同様に他の文化人も…。 しかし、逆に鎖国をしていたからこそ注目されたということも考えられます。東洋の神秘的な国として、多くの西洋人があこがれる「ジャパン」であったわけです。 サクラ草の植え替え(4年生)
サクラ草の植え替えを行いました。
毎年行っているので、子供たちの手際がよく、素早く植え替え作業を終えることができました。自分のサクラ草の植え替えを終わらせると、友達の手伝いや片付けを率先して行う姿も見られて素晴らしかったです。 これからたっぷりの愛情とお水をあげて育てていきます。どの子も自分の植えたサクラ草が、きれいな花を咲かせる日を心待ちにしています。 11月1日(金) その2 武石移動教室の様子から移動教室のあるある・・・東京との空気の違いです。バスを降りたとたん、武石の空気との違いを子どもながらに実感していたようです。しかしそれと同時に、家の人たちのお迎えの姿を見て、ホッとした気持ちも強かったことでしょう。(写真中) 最後に解散式を行いました。副校長先生の話や児童代表の言葉を聞きながら、一人一人語り尽くせない3日間の思い出を振り返っていたことでしょう。「家に帰ったら、家族にお土産を渡すとともに、いろいろな話を伝えましょう。」とは言いますが、きっと子どもにとって表現できないほどの想いがいっぱいあったはずです。 天候もよく、全員元気にそろって帰って来ることができ、ハナマルの移動教室でした。今後の5年生の活躍に期待しています。(写真下) おはなし会(1年生)おはなし会のテーマは「はんぶんこ」でした。「ぱくぱくぶんぶん」「すっぱりめがね」「だんめんず」「うれしいさん かなしいさん」など、様々な本を紹介していただきました。子ども達は、とても楽しみながら聞いていました。 今、学級にある50冊の光が丘図書館の本の他に、さらに20冊ほど本を貸し出していただきました。ぜひ本に親しんでほしいです。 11月1日の給食鶏肉と野菜のカラフルサラダ ABCトマトスープ 牛乳 一口メモ 11月に入りました。今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家でも食事の時にあいさつをしているでしょうか? 今、私たちの目の前にある食べ物は、どれだけの人が関わってできているのでしょうか? 野菜を育てている農家さん、魚をとる漁師さん、肉や牛乳を生産する畜農家さん、またその他にも食材を加工する人や運搬する人、店に並べて売っている人もいます。そして、食事を考えて作ってくれている人などなど、数えきれない人々が関わって食事が成り立っています。 さらに、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝の気持ちも忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて心を込めて「いただきます」と言えるようにしましょう。 11月1日(金) その1 武石移動教室の様子から2日目は快晴に恵まれ、標高2000mを超える美ヶ原高原美術館でも快適に過ごせたそうです。 まず、鷹山ファミリー牧場で体験活動を行いました。最初は乳しぼり体験です。この牧場では、体験活動の前に命の大切さについての話があります。命とは動物の命のことです。動物たちの命を人間がいただくことで、毎日の食生活が成り立っています。その話を真剣に聞くことから始まります。その後、全員が乳しぼり体験をしました。(写真上) 続いて、飯盒水さんをしました。飯盒でご飯を炊き、鍋でカレーを作ります。薪や食材などは全て用意してありますが、かまどに火をつけたり、米を研ぐ、カレーの材料を切るところから全て自分たちの手で行いました。もちろん、各班に牧場のスタッフの方々が助言してもらえますが、なるべく子ども達の手で…というのが方針になっています。悪戦苦闘しながら出来上がったカレーをおいしく食べることができたようです。(写真中) 片付けのチェックも厳しいことで有名な体験です。鍋や飯盒を洗うのに、何度もやり直しになった班があったようです。そういう指導をしていただけるのもありがたいことです。 午後は、そこからバス乗って美ヶ原高原美術館に行きました。屋外の彫刻の数々を見て回ったり、お土産を買ったりしました。お小遣いの2千円を上手に使おうと、頭の中の電卓で計算しながら買い物を進めました。移動教室の学校には1割引きになっています。その計算が難しかったのか、お釣りを見ながらまた買い物を考えていたようです。家族へのお土産にどんなものを買ったのでしょう。お楽しみに…。(写真下) 夜は、館内で肝試しを行いました。おどかし役は教員です。副校長いわく…「すごく楽しかった」そうです。 |
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