4月19日(金) その22組の子ども達は、絵からいろいろな歌を見つけて発表していました。泣いているネコの近くには、お巡りさんがいます。しっぽがついていることから、「犬のお巡りさん♪」の歌が思いつきます。その他にも、チューリップやちょうちょ、こいのぼり、小鳥、カエル、メダカ、ポストの脇に2匹のヤギ・・・今まで、保育園や幼稚園でも歌ってきたのでしょうか、曲がかかるとみんな元気に歌っていました。 今年から、教師用の指導書がデジタル教科書になりました。電子黒板に教科書のページを映すことができるのはもちろんですが、様々な機能も兼ね備えています。絵をクリックすると、歌の歌詞が出てくるとともに、音源も同時に流れる仕組みになっています。子ども達の学習にも役立ちますが、授業をする先生にとっても指導の幅が広がりました。(写真上) 一方、1組では、旭町小の校歌を練習していました。先生の伴奏に合わせて、歌の本の最初に載っている校歌のページを見ながら一生懸命練習歌っていました。校歌の歌詞には、ところどころ1年生には難しい言葉が出てきます。まだ歌詞の意味がよく分からずに歌っているのだろうなと思います。しかし、最後の「あ〜あ、旭町、しょう〜がっ〜こう♪」のところだけはみんな大きな声になります。 3年生は、国語の時間に「国語辞典を使おう」という学習をしています。国語辞典の使い方を知るとともに、言葉の意味や使い方、漢字での書き表し方などを自ら調べられるようにする学習です。五十音順に言葉が並んでいる国語辞典の仕組みを知ることから始まり、様々な言葉を探す練習をしながら早く引けるようにしていきます。(写真中) 学校には、3階と4階のそれぞれに、国語辞典が一教室の人数分用意してあります。つまり、家庭から国語辞典を持ってくるのではなく、学校で全て用意して指導しています。昔は、全ての家庭に国語辞典を用意してもらったものでした。学校から購入するサンプルを見せて、申し込み封筒を配っていました。しかし、国語辞典について学習するのは3年生のこの時期のみで、それも2時間扱いでしかありません。さらに、タブレットが貸与されている現在では、辞典を使わなくてもインターネットで検索することが可能です。大人の我々でさえも、国語辞典をもう何年も手にしていないのではないでしょうか。小学校の教科書から、国語辞典の学習がなくなる日が近いのかもしれません。 3校時に、1年生が校庭で体育の授業をしていました。様々な遊具を使って体を動かしていました。登り棒やジャングルジムが大人気のようでした。登り棒は、靴と靴下をぬいで、スルスルとてっぺんまで上がっていく子がいました。 また、フジ棚の下には、5年生が図工の学習でスケッチに来ていました。「季節を感じて」という学習で、春の季節が感じられるものを描き、次の時間に水彩絵の具で仕上げをしていました。1週間前に、フジの花芽が伸びてきていることを伝えたばかりでしたが、今週に入って見事な満開になりました。きれいな藤色のシャンデリアを、5年生はどのように描き表したでしょうか。(写真下) 4月19日(金) その1年度始めの避難訓練なので、各クラスでしっかり事前指導をしてから実施しています。特に1年生は、小学校で初めての避難訓練です。防災頭巾の使い方から指導していました。地震の際には、まず自分の机の下に頭を隠すようにもぐります。揺れが収まり、校庭に避難する際には、防災頭巾をかぶって整列します。 1年1組では、椅子の背もたれにかけてある袋から防災頭巾を取り出して身につける練習をしていました。防災頭巾は、入学のお祝い品として毎年練馬区から支給されています。昔に比べて、耐火性のあるじょうぶなものになった気がします。1年生がかぶると、雪ん子のようでとてもかわいらしく見えます。6年生まで使用することになります。(写真上) 本番の訓練は、9時15分から始まりました。放送は、副校長が職員室から行います。緊急地震速報のチャイムを全校に流し、大きな地震が発生したことを伝えると、校内から一斉に椅子を動かす音が響いてきます。 職員室に一番近い2年2組の様子を見に行ってみました。頭をしっかり机の下に入れ、机の脚を両手できちんと押さえていました。両手を前後に開き、机の脚を対角線上になるように押さえて持ちます。上の学年になるほど全身を机の下に入れることが難しくなっていきますが、最低限頭をしっかり入れるように指導しています。(写真中) その後、地震の発生とともに火災が発生したという想定で、校庭に避難を開始します。避難経路は、何パターンか決めてあります。火災の発生場所によっては、避難経路として使えない階段が出てくるためです。南校舎の3階や4階は、非常階段も利用し、全校児童がすみやかに校庭まで避難できるようにしています。 集合場所は、校庭の南側です。クラスごとに整列し、担任の先生が人員を確認してから、本部の副校長に報告していきます。校内を点検して回る主事さんたちも、取り残された子どもがいなかったかを報告します。避難訓練は、子ども達の訓練だけでなく、教職員のための訓練でもあります。(写真下) 全員の避難が完了したところで、ハンドマイクを持って話をしました。まず、「避難訓練は、自分の命と周りの人の命を守る大切な勉強であること」について伝えています。そのために、「真剣に行うこと」と「先生の指示に従うこと」が大切であるとも話しました。つい先日、愛媛や高知で震度6弱の地震があったばかりです。また、1月には能登半島で大地震がありました。毎月実施する避難訓練をきちんと行い、いざという場合に備えていきます。 4月19日の給食鶏のから揚げ 千草和え すまし汁 牛乳 一口メモ 今日は、新しく旭町小学校に入学してきた1年生をお祝いするとともに、 2〜6年生の進級をお祝いする献立になっています。赤飯と大人気の鶏のから揚げをメニューにし、お祝いの気持ちを込めました。 日本では、お祝い事がある時に、赤飯を食べるという習慣があります。米を「あずき」や「ささげ」という赤色の豆を煮た汁に浸してから作るため、赤い色のご飯ができます。「赤いものを食べると、悪いことを追い払う力がつく」と昔から伝えられてきました。 この新年度、子ども達が元気に過ごせるようにと願いを込めて作りました。 4月18日(木)テストの内容は、5年生までに習った内容が出題範囲です。まだプレス発表されていないので、詳細をお伝えすることはできませんが、大人が見てもちょっと考えてしまうような設問が毎年多いです。(明日の朝刊には出題内容が公開されるので、ぜひご確認ください。)国語も算数も、昨年度までの既習内容のみならず、それらの知識を応用した問題形式になっています。特に国語では、長文を読んで理解するとともに、その物語についての感想をまとめる作文問題が出題されています。何字以上何字以内という文字数が指定され、さらに感想のまとめ方の条件に合うように書かなければなりません。今まで学校のテストとして行ってきた「ワークテスト」では、このような出題形式はありません。算数でも、複数の数学的な見方・考え方を応用して解く問題になっていました。 2学期以降、6年生には結果が届く予定です。6年生の子ども達に聞いてみたところ、それほど難しくなかったと言っていた子がたくさんいました。毎年、「国語が難しかった」とか、「時間が足りなかった」という声が多いのですが、今年の6年生は手ごたえありだったようです。結果はいかに…。 なお、学習意欲や学習方法、学習環境、生活の仕方に関する質問調査(児童質問調査)は、タブレットを使って来週の月曜日に行うことになっています。 木曜日は、低学年の各クラスに図書の時間が設けられています。図書館管理員の先生が勤務されている曜日なので、図書の指導をしていただけます。特に今日は、1年生にとって初めての図書の時間でした。オリエンテーションとして、図書室の使い方や本がどのような種分けになっているのかを教えてもらいました。 また、絵本の読み聞かせもしてもらいました。「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」という五味太郎さんの絵本です。虫歯になって歯医者に向かうワニさんと、ワニさんを患者として受け入れた歯医者さんの気持ちが、同じ言葉で表現されながら話が進んでいきます。読み聞かせをしているうちに、その仕組みに段々子ども達が気づいていきます。治療を受けていたワニさんが、思わず歯医者さんの腕を噛んでしまった場面では、2人とも「いたい!」と言います。そして、治療が終わるとどちらも「ほっ」という声。立場が違うのに同じセリフ…実によくできている絵本です。(写真中) 図書室にはたくさんの本があります。この一年間で、多くの本との出会いができるように指導していきます。 4年生の音楽の時間に、鑑賞教材「ピーターと狼(おおかみ)」の学習をしていました。この曲は、ロシアの作曲家であるプロコフィエフが、子ども用のオーケストラ曲として作ったものです。純粋にオーケストラ曲として聴くこともできますが、よくナレーション入りのCDとして発売される場合があります。主人公のピーターが、動物たちと一緒に狼をやっつける様子が、絶妙な音楽で表現されている曲です。冒頭のバイオリンで奏でられるピーターのモチーフはとくに有名で、CMやバラエティー番組でもよく耳にします。また、小鳥はフルート、アヒルはオーボエ、猫はクラリネット、狼はホルンというように、楽器ごとに動物の様子を表しています。登場人物と楽器の組み合わせを楽しむところが、鑑賞教材として扱われている理由です。(写真下) プロコフィエフは、1936年にこの曲を作曲しています。アメリカのアニメーション映画「ファンタジア」は、ディズニーの制作で1940年に公開されました。様々なクラシック音楽にアニメーションを合体させたファンタジアのアイデアは、もしかしたらピーターと狼がヒントになっていたのかもしれません。 実際ディズニーは、この曲を大変気に入っていたようで、「メイク・マイン・ミュージック」の中に「ピーターと狼」のアニメ版を制作しています。 4月18日の給食肉じゃが 大根とツナのサラダ 牛乳 一口メモ 肉じゃがは、肉とじゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどの野菜を煮込んだ煮物料理です。各家庭でもよく作られている料理の一つです。肉じゃがの歴史は古く、すでに明治の海軍で使われていた料理の教科書にも、肉じゃがに近い料理のレシピがあったそうです。 肉じゃがに使う肉は、関西では牛肉、関東では豚肉が使われることが多いようです。みなさんのご家庭では、どの肉を使っているでしょうか? 今日の給食では、豚肉を使いました。朝早くから煮込んで作ったので、じゃがいもにも味がしっかりとしみ込んでいて、とてもおいしく仕上がりました。 交通安全教室(1年生)最初は、命を守るために交通安全が大切だということを教わり、標識や右側通行について学びました。 次に、10人ずつのグループに分かれて、実際に光が丘公園に向かう道路を歩いて、横断の仕方や歩行訓練をしました。 最後に、警察官の方が3つの大切なことをお話ししていました。「1.道路で遊ばない 2.道路に飛び出さない 3.青信号でも一回止まる」・・・声に出して子ども達も確認しました。 4月30日からは、1年生だけでの集団下校になります。自分でしっかり道路の安全を確認して、落ち着いて歩けるようになってほしいです。 4月17日(水)これらのページは、国語の「話すこと・聞くこと」の学習教材です。絵を見て、見つけたことや思ったことを自由にお話しするという学習をしていきます。と同時に、友達の発表を聞くということも含まれます。教科書の絵には、いろいろな色や生き物、食べ物などが描かれています。1年生の子ども達は、次々と絵の中から知っているものを見つけていきます。1組では、先生が「どんなものがありますか?」と聞いただけで、元気な手がたくさん挙がっていました。(写真上) 一方、2年生は、国語の時間に「ふきのとう」という学習をしています。2年生に進級して、初めて学習する物語文の教材です。この物語は、日本の詩人でもあり童話作家としても有名な工藤直子さんが書きました。昭和の終わりごろから教科書に採用されてきているので、2年生の国語の定番となっている物語です。 内容は、「竹やぶ」「ふきのとう」「雪」「お日さま」「はるかぜ」というたくさんの登場人物が順々に現れ、会話をしていくお話になっています。誰がどのようなことをしたかや、どのようなことを言ったかに気をつけて、音読することを中心に学習していきます。 この物語は、雪がとけてふきのとうが顔を出し、春になるというお話ですが、だれかのおかげで物事がどんどん解決していくところに面白さがあります。お日さまが春風を起こして風が吹き、その風が竹やぶをゆらし、それによって雪がとけて水になり・・・と、「風が吹くと桶屋が儲かる」という話のように描かれています。今日も2年生の教室から、元気に音読する声が聞こえてきました。(写真中) 5年生は、社会科の時間に「世界の中の日本の国土」という学習をしています。世界地図や地球儀を活用して、世界の大陸と主な海洋、国の名前と位置について学んでいきます。2組の教室では、地図帳から世界遺産や名所を調べ、地球儀を使ってそれらの場所をたどっていく活動をしていました。(写真下) 5年生は、3年生の時には練馬区、4年生では東京都、さらには47都道府県について学習してきました。5年生では、いよいよ世界全体にも目を向けていきます。しかし、5年生の社会科では、日本全土に関することが中心になります。日本の国土と気候から始まり、農業や水産業、工業などの各産業について詳しく学んでいきます。 それにしても、5年生になると社会科の教科書のページ数が一気に多くなっていることにびっくりです。書かれている内容を読むだけでも、かなりの時間がかかりそうです。他の教科も含めて、高学年の学習には「読む力」が欠かせません。 4月17日の給食若草ポテト ミネストローネ 牛乳 一口メモ 若草ポテトは、角切りにしたじゃがいもを油で揚げて、パセリをまぶして作りました。残食がほとんどない人気メニューの一つです。 じゃがいもは、カレーやシチュー、ポトフなどには欠かせない食材です。また、ポテトサラダやフライドポテト、ポテトチップス、肉じゃがといったように、様々な調理法でいろいろな料理が作られています。 じゃがいもには、旬の時期が春と秋の2回あります。この時期に楽しめる新じゃがいもは、皮が薄くてみずみずしく、甘味があるのが特徴です。皮ごと素揚げにしたり、ふかし芋にして「じゃがバター」にするなど、じゃがいもそのものの味が楽しめる料理がおすすめです。 4月16日(火)昨日は4年生と6年生の各クラスに、そして今日は3年生と5年生の教室で最初の授業が行われました。まず、エリン先生の自己紹介から始まりました。昨日の自己紹介では分からなかったことがようやく理解できました。好きな色や趣味、好きなキャラクターについての紹介がありました。 また、出身のユタ州についても詳しく話を聞くことができました。ハチミツが有名であることや、寒暖差の大きな気候であること、そして高い山々と有名な観光地がたくさんあることが分かりました。それらの中には、映画やCMなどのロケ地になっている場所がたくさんあるようです。きっと子ども達は、「行ってみたいな〜」と思ったことでしょう。 ユタ州での有名な食べ物の紹介もありました。ハンバーガーとサラダの写真を見せてもらいました。ハンバーガーは、並大抵の大きさではなさそうです。「パストラミバーガー」と呼ばれれ、牛肉の燻製がたくさん挟まっています。(さらにたっぷりのチーズも!)その隣のサラダは、ゼリーで固めてある「ゼリーサラダ」とのことでした。(写真上) 今年度の外国語の指導は、エリン先生が週3日間勤務し、3年生以上の全てのクラスを担当します。(3,4年生は外国語活動として週1時間、5,6年生は外国語として週2時間です。)また、担任の他に外国語講師の辻先生も指導に加わります。 1年生は、先週から毎日一文字ずつひらがなの練習が始まっています。ひらがなの練習は「あ」から始まると考えがちですが、「あ」を練習するのはだいぶ後になります。「1年生のひらがなは、『つくし』から始めよう」という言葉があります。つまり、一画で書くひらがなから練習を始めた方が良いということです。 今日は、「つ」の書き方を練習していました。マス目をさらに4等分し、1の部屋から4の部屋の呼び名をつけて指導しています。どの位置から鉛筆を入れ、どの部屋を通って書いていくのか、毎回ていねいに指導しています。平仮名プリントは、「つ」の練習とともに、「つ」で始まる言葉も書くようになっています。「つき」、「つくえ」、「つくし」、「つなひき」・・・また習っていないひらがなが含まれていますが、なぞって書くようになっています。漢字を練習する時に、熟語や文章で書くのと同様に、ひらがなも物の名前を書きながら覚えさせていくことが大切です。裏面は宿題になっているようなので、家庭でも見てあげてください。(写真中) 6年生は、社会科の時間に「憲法とわたしたちの暮らし」という学習をしています。6年生の社会科では、政治に関することと日本の歴史、さらには世界の中の日本について学習します。以前は歴史の学習からスタートしていましたが、今は政治についての学習から始めます。 2組の教室では、日本国憲法の前文を印刷したプリントが配られ、ノートに貼る作業から始めていました。そして、日本国憲法の三大原則「国民主権」、「基本的人権の尊重」、「平和主義」について調べていきました。今後は、国会や内閣、裁判所のはたらき、税金の仕組みなど、国政にかかわる内容を学んでいきます。毎日のニュースを見ていると、必ず政治にかかわることが報道されています。社会科の学習は、まず学習内容に関心をもたせることが肝心です。 ところで、ノートに貼った日本国憲法の前文ですが、暗記するように話がありました。やればできます。(写真下) 4月16日の給食中華風コーンスープ パインゼリー 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「正しい給食の仕方を身につけよう」です。給食当番の時の身じたくがきちんとできているかどうか、当番は帽子に髪の毛を入れて、マスクをしているかどうか、手は石鹸できれいに洗っているかどうか、さらに当番で体調が悪い場合は、先生に相談することも大切です。 給食当番以外の子は、机を整えて手洗いをすませ、静かに待つ約束になっています。 みんなで協力し、できるだけ短時間で給食の準備ができると、ゆっくりと給食を食べられて、片付けも落ち着いて行うことができます。 初めての給食(1年生)初日のメニューは、みんなが大好きなカレーでした。おかわりもたくさんの子がしに来て、頼もしく感じました。 給食を心配していた子もいましたが、班のみんなと楽しく食べることができ、いいスタートがきれました。これからいろいろなメニューが出て、食べられるものも増えてくると思います。 一年生を迎える会全校児童による拍手の中、体育館の中央に6年生のお兄さんお姉さんが作った花のアーチの下を通っての入場です。少し緊張しながらも嬉しそうにしていた1年生。司会進行や始めの言葉・終わりの言葉は、昨年度の代表委員の4・5年生が少しずつ準備をしてくれていました。 入学式からずっと、1年生にとっては初めてのことばかりです。旭町小学校のいろいろな場面の映像を見ながら、紹介の話も聞きました。全校児童による校歌斉唱の時には、一緒に歌っている児童もいて驚きました。 今日から正式に旭町小学校の児童の仲間入りをした1年生。いろいろなところでお兄さんやお姉さんが声を掛けて、一緒に遊んだり活動をしたりしていきます。2〜6年生の児童も、この日をとても楽しみにしていました。 4月15日(月)今日から1年生は、中休みに校庭に出て遊んでいます。外遊びの時には、1年生はいつも赤白帽子をかぶることになっています。(1組は赤、2組は白帽子)校庭で遊んでいる他の子ども達に、1年生の存在を知らせるためです。登校班やたてわり班活動が盛んな旭町小では、下学年に対する優しさを常に指導しています。1年生が近くにいることが分かれば、遊具を優先してあげたり、ぶつからないように気を配ってあげたりすることにつながります。(写真上) ところで、土曜日から急に暑い日が続くようになりました。休み時間が終わって教室に向かう子ども達は、汗をたくさんかいていた子がいたようです。冷水器や水道の水をおいしそうに飲む姿が見られました。 水筒の持参については、5月中旬から運動会が終わる10月下旬までの期間を考えています。昨年までのコロナ禍においては、感染症対策として冷水器の使用を止めていました。また、蛇口に触れる機会を減らすことを考慮して水筒を持参させていました。現在は、もちろん水道の水も冷水器も自由に使うことができます。一方、水筒を教室内で管理するのは教員であり、異物混入などに十分気をつけるなど配慮が欠かせません。さらに、タブレットが導入されたことから、なるべく子どもの荷物を減らすということも考えなければなりません。以上の理由をご理解いただければと思います。 4年生は、国語の時間に「春のうた」という詩の学習をしています。「春のうた」は、福島県出身の詩人である草野 心平が作った有名な詩です。4年生の国語の教科書には、1977年から掲載されてきたというので、いかにこの時期にふさわしく人気のある教材であるかが分かります。 この詩には、題名の後に前書きがあります。「かえるは、冬の間は土の中にいて、春になると地上に出てきます。その初めての日のうた。」と書いてあり、詩が始まります。冬眠から目覚め、地上に出てきたかえるの気持ちを思い浮かべながら音読を楽しみます。さらに、「ほっ まぶしいな。ほっ うれしいな。」という第一連から、見るもの全てが新鮮でうきうきとした気持ちが読み取れます。また、「ケルルン クック。」というかえるのなんともかわいらしい鳴き声の描写も楽しい詩です。 途中、「いぬのふぐりが咲いている。」という言葉が出てきます。春先に小さなブルーの花をつける「オオイヌノフグリ」は、誰もが目にする花です。4年2組の教室では、電子黒板に写真を映していましたが、実際はとても小さな雑草です。きっと、かえるの目には、とてつもなく大きくきれいな花に見えたのでしょう。(写真中) 「春のブルーの花」というと、最近は「ネモフィラ」が主流と言えます。どこの公園でもネモフィラを一面に咲かせると、たくさんの人が集まり、映えスポットになります。オオイヌノフグリも、よくよく見ればとてもきれいな花なのですが…。 今日から1年生の給食が始まりました。小学校で初めての給食指導なので、準備の仕方から食事のルール、片づけまで、覚えることがたくさんあります。今日は、4校時から給食の指導が始まりました。 給食当番の子は、給食着(かっぽう着と帽子)を身につけます。ちょっとぶかぶかの給食着を身につけて、当番の子たちが先生の指示で給食の準備をしていきました。今週一週間は、地域連携事業でお世話になっている方々に配膳指導を手伝ってもらっています。(写真下) 今日は、カレーライスとサラダ、牛乳の献立でした。盛り付けは、しばらくは先生が行いますが、徐々に子ども達ができるように指導していきます。4校時の終わりの時間には、みんなで「いただきます」のあいさつができました。子ども達の大好きなカレーライスだったこともあり、みんなパクパクとおいしそうに食べていました。 4月15日の給食キャベツシュウマイ 広東スープ 牛乳 一口メモ コメッコチキンカレーの「コメッコ」とは、「米粉」のことです。いつものカレーは小麦粉やカレー粉、サラダ油かバターで作ったルーでカレーのとろみをつけています。今日は、小麦粉やバターが食べられない人もみんなと同じものが食べられるように、アレルゲンフリーのカレーになっています。 また、今日から1年生の給食がスタートしました。初めての給食をおいしく食べられるようにと、人気のカレーライスにしました。給食では、自分の好きな料理ばかりが出るわけではありません。様々な料理に挑戦していくうちに、自然と6年生までには食べられる料理が多くなっていきます。これからどんな給食が出るのか、毎日楽しみになってくれると嬉しいです。 最高学年としての役割(6年生)入学式で1年生のお世話をしている様子が見られましたが、今週はさらに頼もしく感じられるほど1年生に優しく声をかけていました。 6年生は、1年生の朝の支度のお手伝いに教室に行きます。「やってあげる」のではなく、「言葉で教える」のがとても難しかったようです。しかし、教室に戻ってくる6年生は、「1年生、かわいかった〜!」ととても嬉しそうに話していました。 校旗を上げたり下げたりすることも6年生の仕事です。毎朝、忘れずに行うことができています。 今後も6年生の成長を見守りながら、最高学年としての役割を全うできるように指導していきたいです。 4月12日(金)また、ちょうど1校時に、いろいろな学年の子ども達が外で授業をしていました。校庭で体育の授業をしていたクラスや、中庭で理科の観察をしていたクラス、さらには図工の学習で絵を描いていたクラスもありました。 校庭の東側にあるジャングルジムの隣には、立派なフジ棚があります。今週は暖かい日が続いたこともあり、フジの枝先からは花芽が一気に伸び始めていました。中にはすでに花房が広がり、きれいな紫色の花びらが見えているところもあります。明日からさらに暖かい日が続くようなので、来週中には見事なフジのシャンデリアが見られることでしょう。同時に、フジの独特な強い香りが校庭いっぱいに漂ってくるはずです。(写真上) 一方、中庭で植物や生き物の観察をしていたのは、4年1組の子ども達でした。理科の「あたたかくなると」という単元では、動物の活動や植物の成長の様子を調べる学習をします。そして、夏から秋、冬と一年を通じて調べることにより、季節と生き物との関係を学んでいきます。 多くの子が最初に向かったのは、中庭の池でした。水面には桜の花びらがたくさん浮いていて、その隙間には無数のオタマジャクシが泳いでいました。また、中庭のあちこちには、たくさんのチューリップがきれいに咲いています。これらのチューリップは、球根を植え付けたのではなく、毎年自然に咲いています。昔、チューリップを育てていた1年生が、鉢土を中庭に捨てていたのでしょう。その中にあった球根が何年かかけて育ち、花を咲かせているようです。(写真中) 先週の日曜日に、「大宮花の丘農林公苑」に行ってきました。チューリップの花を見るために、毎年この時期に訪れています。私の家からは車で30分ほどのところにあります。一面のチューリップ畑は圧巻です。さらに、今年は同時に満開の桜も楽しめました。 3校時に、1年生は校庭で体育の学習をしていました。いよいよ校庭の遊具を使って運動することになりました。登り棒やジャングルジム、ブランコ、鉄棒、うんていと、様々な遊具がありますが、やはり一番の人気は「三角すべり台」です。たくさんの子ども達が大きな三角すべり台をめざして走っていきました。 喜び勇んでてっぺんまで登ってみたものの、意外と高さのあることにびっくりした子もいたようです。すべる面が広いこともあり、ちょっとおっかなびっくりで躊躇してしまったようでした。しかし、何人かが喜んですべったのをきっかけに、次々とお尻をつけてすべり始めました。(写真下) 旭町小では、三角すべり台は低学年のみ使ってよいことになっています。今後、休み時間の外遊びが1年生も始まったら、きっと三角すべり台にたくさんの子が集まってくるでしょう。しかし、慣れてくると勢い余ってスピードを出し、お尻に穴を開けてしまう子が時々見られます。上手に足でスピードをコントロールすればよいのですが、1年生には最初は難しいのかもしれません。小学校では、「普段から汚れてもよい服、傷んでもよい服を着させた方がよい」と言われますが、全くその通りです。1年生に限らず、図工や書写(習字)などの学習では、服を汚さずに作品を仕上げる方が難しいくらいです。 せっかく楽しく遊具に挑戦していた1年生でしたが、3校時の途中からまさかの雨になりました。あわてて教室に戻り、着替えをしているうちに帰りの時間になりました。まだ雨が降っていたので、学校の貸し出し用の傘を持たせた子もいます。(月曜日に返すようにしてください。) 校庭たんけん(1年生)校庭探検に行く前に、朝礼順を確認し、整列の練習をしました。校庭探検では、中庭の様子をを見に行ったり、校庭にある三角滑り台の使い方を学んだりしました。「早く校庭であそびたい!」「三角滑り台が楽しそう!」とわくわくした様子を見せていました。 来週の月曜日の1年生を迎える会が終わった後、1年生も中休みに校庭に出て遊び始めます。1年生の楽しい笑顔を見るのが楽しみです。 4月12日の給食キャベツシュウマイ 広東スープ 牛乳 一口メモ 今日のシュウマイには、キャベツをたっぷり使っています。キャベツは一年中栽培されている野菜です。春キャベツは秋ごろに苗を植えて、3〜5月ぐらいに旬を迎えます。春キャベツは、葉の巻き方がゆるく、柔らかいのが特徴です。また、とてもみずみずしく甘味があります。今日はみじん切りにしてシュウマイに混ぜました。春キャベツは、生で食べると甘味や葉の柔らかさをより感じることができるのでお勧めです。 一般的には、キャベツの大きさは直径20cmくらいで、重さは1kgぐらいです。一方、北海道で作られている「札幌大球」という種類のキャベツは、直径30cmで重さは大きいものだと20kgもあるそうです。一度実物を見てみたいですね。 4月11日(木)カードの左側は、「3月に書いた名前」の欄になっていました。担任が今日書いたカードを学年末まで大切に残しておき、3月にもう一度自分の名前を左側に書かせる予定です。入学当初の今日書いた名前と比較できるようになっています。その頃は、4月に書いた自分の文字を見て、「こんな字を書いていたのか…」と思うことでしょう。(写真上) 3年2組で道徳の授業がありました。今年度から教科書がマイナーチェンジされたということは、先日お伝えしたばかりです。道徳の教科書は、会社は昨年度までと同じですが、一部内容が変更になっています。 今まではいきなり道徳の資料で始まっていましたが、今回の教科書では、冒頭にオリエンテーションのページとなる「道徳が始まるよ」が設けられています。これから道徳の時間を通じて、何を学んでいくのかをはっきりと意識させるページが追加されました。(全学年にあります。) まず、「道徳で学ぶ20のとびら」と名付けられた内容が、2ページにわたって載っています。20のとびら(項目)は、4つの大きなくくりになっています。「自分について」、「相手とのかかわり」、「社会とのかかわり」、「命、自然とのかかわり」の4つです。各項目は、それぞれの学年の子ども達にも分かりやすい言い方で書かれています。例えば、「善悪の判断、自律、自由と責任」という道徳の内容項目は、「正しいと考えたことを、どうどうと行う」と言い換えられています。今までは教師側の用語として使われていた内容項目でした。しかし、今回の教科書では、子ども達にもどのような道徳の内容なのかを知らせるという意図があるようです。(写真中) さらに教科書の右下には、資料としてQRコードがついています。開いてみると、20のとびらを動画で分かりやすく示したアニメーションを見ることができます。2年2組では5校時に道徳の授業があり、みんなでこの動画を見ていました。 6年生は、理科の時間に「物の燃え方と空気」の学習をしています。5,6校時に、6年2組が理科室で実験をしていました。まず、燃えているろうそくに底のない集気びんをかぶせて、蓋をして様子を見ました。ろうそくの火は、しばらくして消えます。(この「しばらくして」が、後々大切になってきます。)この結果を受けて、「集気びんの中でろうそくを燃やし続けるには、どうすればよいのだろうか?」というテーマで実験を計画し、予想を立てました。底のない集気びんの上下に隙間をつくり、ろうそくの火が燃え続けるかどうかを調べます。蓋をして下に隙間をつくった場合や、蓋はしないで下に隙間がない場合、さらに上下に隙間がある場合と、様々な方法を考え、実験をしました。(写真下) 実験の結果から、「物が燃え続けるには、空気の出入りが関係するのではないか」という考察にたどり着きます。(その後、線香の煙を使って空気の出入りを調べます。) 理科の教科書は、今年度から違う教科書会社のものに変更になりました。学年によっては、年間の単元の配列が大きく変わったところがあります。また、タブレットの利用についての記載が入るようになりました。今回の実験のことが書かれているページには、タブレットで実験の様子を動画で記録する例が載っています。 4月11日の給食野菜のおかか和え よもぎ団子 牛乳 一口メモ 山菜は、山などに自然に生えてくる植物のことで、春は特に山菜が多く採れる季節です。今日の山菜うどんには、「わらび」と「ぜんまい」が入っています。また、よもぎ団子の「よもぎ」も山菜の一つです。 わらびは山菜の代表的なもので、煮物によく使われます。根っこからとれる「でんぷん」は、わらび餅の原料になります。 ぜんまいは、先がくるっと丸まっていて、綿のようなものでおおわれています。成長するとこの綿毛が落ち、青い葉が広がってきます。 季節の味を楽しむ献立になっています。よもぎ団子は、のどに詰まらせないようにするため、よく噛んで食べるように指導しています。 |
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