10月31日(木) その2 給食試食会最初に、参加者の皆様に視聴覚室に集まっていただき、光が丘保健相談所の方からの話を聞きました。ご飯を作って食べることの大切さや、成長期のおやつについて、資料を使って説明していただきました。続いて本校の栄養士さんから、学校給食の概要や衛生管理、さらに本日の献立についての説明がありました。(写真上) 場所を5年生の教室に移して、いよいよ試食会です。運ばれてきた配膳台を囲み、何年振りかの「給食当番活動」が始まりました。さすが主婦・主夫の皆様です。手際よく、そして仲良く上手に給食を盛り付けていきました。(写真中) 「いただきます!」…今日の給食は、鹿児島県の郷土料理の献立でした。全体の彩りや味、デザートとして出された「さつま芋もち」、久し振りに飲むパック式の牛乳(今はストローで飲みます)、さらには磁器食器でできている器、お盆に箸など…試食会で新たな発見がたくさんあったのではないでしょうか。(写真下) 私はこの仕事柄、毎日の給食が当たり前のように感じていまいがちです。しかし、今日の試食会を通じて、改めて給食の大切さとありがたみを痛感しました。参加された保護者の皆様、お子さんと同じ給食を味わった今日は、共通の話題で盛り上がりそうですね。 10月31日の給食ピリ辛もやし ひじきキャベサラダ さつま芋もち 牛乳 一口メモ 今日は、鹿児島県の郷土料理の献立です。 鶏飯は、お茶漬けに近い料理で、鶏肉やしいたけ、卵などの具をご飯の上に乗せ、鶏ガラで作ったスープをかけていただきます。 昔の鹿児島県では、鶏を庭で飼うのが一般的で、お客様がある時には、その鶏肉を振る舞っていたそうです。ですから、昔はおもてなし料理として食べられていたわけです。それが今では、学校給食でも人気のメニューになっています。 今日の給食では、しいたけの煮物やにんじん、たくあんをご飯に混ぜています。溶き卵と小松菜が入ったスープの中に、このご飯を入れて食べるようにします。 一方、さつま芋もちは、「からいもねったぼ」とも呼ばれています。本来は、さつま芋と餅を混ぜて作りますが、今日は白玉粉を使って作っています。もちもちの食感がおいしいです。 10月31日(木) その1 武石移動教室の様子から学校を出発した時点では雨模様でしたが、関越に乗ると雨が上がり、順調に車山をめざして進むことができたようです。しかし、車山がある辺りは「霧ヶ峰」というだけあり、360度真っ白に写っています。(写真上) 宿舎では、部屋で楽しく過ごしたり、友達と一緒にお風呂に入ったりしました。夜は、ベルデの体育館でキャンドルファイヤーをしました。火の神も子ども達で行ったようです。点火後は楽しいレクをして、みんなで盛り上がりました。(写真中) 2日目の朝、とてもよい天気に恵まれました。6時半に玄関前に集合し、朝会を行いました。気持ちのよい空気をたっぷり吸って、体操をしたのでしょう。周りはすでに紅葉が進んでいるようです。(写真下) 全員元気とのことでした。 10月30日(水) その2「たまごから何が生まれてくるかな?」と問いかけると、子ども達からは、「恐竜」や「カメ」などの生き物だけではなく、「ロケット」や「ぬいぐるみ」など、様々な答えが返ってきます。大人に聞いたら、きっとそういう発想は浮かびません。子どもならではの豊かな想いを大切にして取り組みます。また、そのイメージを表すために色や形、描き方を工夫することで、表現する楽しさを味わわせていきます。 先週は、卵の形が印刷された紙が渡され、自分のイメージで卵の模様や色を考えました。大きな卵は、真ん中にギザギザが入っています。色を塗った後、卵の形とギザギザの線に沿って切り取り、割れた卵の殻ができ上がりました。 1組では、今度は台紙となる画用紙に、卵から生まれ出たものを描き表していきました。後から貼り付ける卵の殻の部分は残し、一人一人いろいろな世界ができ上がっていきました。クレヨンで描いた後、最後に背景を絵の具で塗りました。絵の具は、薄く溶いて塗り広げていきました。(写真上) 今日はここまでで、よく乾かしておくことにしました。あとは、この画用紙に先週作った卵の殻を貼り付けると完成です。きっとすばらしい作品になること間違いなしです。 3年生は、音楽の時間に「エンターテイナー」という合奏曲の練習をしています。音楽会で発表する曲の一つです。リコーダーや鍵盤ハーモニカの他に、大太鼓、小太鼓、トライアングル、タンバリン、鉄琴、木琴…と、様々な楽器で構成されています。繰り返し何度も演奏しながら、音楽専科の先生は音楽室を行ったり来たりしてメモを取っていました。子ども達の希望を最大限に生かしながら、誰がどの楽器を担当するか、しっかり見極めています。音楽会はちょうど1か月後です。ある程度演奏ができていても、それまでに練習して仕上がるかどうかも大切なポイントです。もちろん、練習への取り組み姿勢もちゃんとチェックしたうえで楽器配置を考えています。(写真中) ところで、「エンターテイナー」は、CMでもよく使われているほど誰もがよく聞いたことのある曲です。もともとは、アメリカの作曲家、スコット・ジョプリンによって作曲されたピアノのためのラグタイム曲です。それが1973年に映画「スティング」のテーマ曲として使われて大ヒットしました。その頃は、「映画音楽」というジャンルがあるほど世界中の人たちが映画で使われていた音楽を愛好していました。ちなみに「スティング」は、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが共演した犯罪コメディ映画です。 6年生は、理科の時間に「大地のつくり」という学習をしています。地球の内部の様子は、なかなか見ることができません。大きな地層が見られるところに行くことができればよいのですが、写真や動画の資料を見るしかありません。しかし、学校の理科室にはボーリング資料といって、学校を建設した時の地中20m位までの砂や礫のサンプルがあります。それらを使いながら授業を進めてきました。 1組では、理科室で地層をつくるモデル実験を行っていました。この実験は、台風などで大雨が降った際に、川から海に大量の土砂が運び込まれた状態をモデル化したものです。そして実際は、何年もかけて繰り返し土砂が海に運ばれ、海底で長い年月をかけて押し縮められて地層ができていきます。 教科書に出ている実験装置と同じものが用意してあり、海に見立てた水槽にといから土と水を流し込み、どのように層ができていくのかを確かめました。実験をしてみると、大きな粒が下に沈み、徐々に粒の大きさが小さくなって堆積していく様子や、再び土砂が流れてきたところでまた粒の大きい砂が堆積していく様子を確認することができました。 この実験セット、とてもうまくできていて、流す土もセットに含まれています。土の粒の大きさによって色が変えてあるので、できた地層がはっきりとした縞模様になって見えます。今年から新しくなった教科書会社に併せて購入しました。しかし、1セットの値段が高いので、今年は4台だけです。(写真下) 10月30日の給食魚のハーブ焼き ひじきキャベサラダ オニオンスープ 牛乳 一口メモ キャロットライスは、みじん切りにしたにんじんをバターで炒めてご飯に混ぜました。バターの香りとにんじんの甘味が楽しめます。 にんじんは、給食には欠かせない野菜の一つです。給食でにんじんを使わない日は、年に1〜2回ほどしかありません。では、なぜそんなににんじんを給食で使っているのでしょうか? にんじんはカロテンが豊富で、根を食べる野菜の中では珍しく、緑黄色野菜に分類されます。オレンジ色の色素のカロテンの量は、緑黄色野菜の中でもトップクラスで多く含まれています。 また、給食では、でき上がってから食べるまで少し時間があるので、彩りが暗くなりがちです。しかし、時間が経っても変色しないにんじんの鮮やかなオレンジ色は、給食を彩りよくしてくれます。 10月30日(水) その1出発式は、昇降口の中で行いました。昨日の夕方、5年生の各家庭にはメールでお伝えしましたが、体調不良の校長に代わり、副校長が同行することになりました。出発式やバスの乗り込み、さらに出発するバスに向かって手を振るのは、私にとっては今までにない経験になりました。(写真上) 引率者の紹介もありましたが、今回は写真屋さんと同行看護士さんを含めて10名で引率します。通常の移動教室では8名体制ですが、これはバスガイドが配置されないための措置です。練馬区では、前年度の終わりにバス会社と移動教室の契約をしていますが、武石方面の契約が不調に終わりました。なんとかバスを手配するために、今年度はバスガイドをつけずに実施することになりました。 今頃バスの中では、楽しいバスレクで盛り上がっているかもしれません。しかし、マイクを準備したりCDをかけたりするのも、全て担任が対応しているはずです。 出発式が終わり、7時を過ぎました。見送りに来ていただいた家の方々に声をかけられながら、バスに乗り込みました。校庭に停まっているバスが、いつもすぐに発車しないのはなぜ? と思われるかもしれません。まず、子ども達に座席に座らせるのに時間がかかります。あらかじめ席は決めてあるものの、場所が分からずに迷う子がいます。次に、エチケット袋を用意させたり、校帽や荷物の置き方を指示したりということで時間がかかります。さらには号車ごとの人数を運転手さんに伝え、運転手同士でも無線のやり取りがあります。2台のバスがきちんとそろうまで出発することができず、いつも見送る手を振り続けて出発を待ってもらうことになります。(写真中) 雨でぬかるんだ校庭でしたが、無事に出発していきました。窓越しに手を振る子ども達は、とても元気そうでした。3日間、とにかく元気に過ごしてもらいたいと思います。健康が何よりということは、身をもって私が経験しました。 雨雲レーダーを見ると、長野県はすでに雨がやんでいるようです。予定通り車山から八島湿原までハイキングができるか、あるいはコースを変更しながら歩ける場所に変更するか・・・子ども達がバスレクで楽しんでいる間、先生方の打ち合わせが行われてるのではないかと思います。(写真下) 10月29日の給食パンプキンシチュー フレンチサラダ 牛乳 一口メモ 今日は少し早いですが、31日のハロウィンにちなんだ献立です。ハロウィンとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す西洋のお祭りで、アメリカでは子供の大晦日とも呼ばれるほど、子供にとってはとても大きなイベントになっているそうです。 大きなかぼちゃをくりぬいて、目・鼻・口をつけたジャックオランタンを飾り、パーティーを開いたりします。そして子供たちが「ごちそうをくれないといたずらするぞ」を合言葉に、夜になると近くの家をまわりお菓子をもらいます。 今日の給食では、かぼちゃとかぼちゃのペーストを使ったパンプキンシチューを作りました。かぼちゃの甘みときれいな色が楽しめるシチューです。 写真2、3枚目は、シナモンレーズンロールです。グラニュー糖、シナモンを混ぜたバターをパン屋さんが焼いてくれたレーズンロールにたっぷり乗せてオーブンで焼きました。バターシュガーがカリカリの焼き上がりになっていて、とてもおいしく出来上がりました。 3年総合「ダイズ大作戦」しょうゆのいい香りに包まれながら、授業がスタートしました。しょうゆの香りには300種類の成分が含まれているそうですが、しょうゆの原料はなんと3つなのだそうです。大豆、麦、塩をどのように加工すれば、しょうゆの姿に変わっていくのか詳しくお話を聞くことができました。3つの原料以外にも微生物が美味しさを造り出していること、そして、しょうゆ造りにおいて微生物の仕事を「発酵」と呼ぶことを学びました。3つの材料が発酵して「諸味」になったら、絞ってしょうゆを取り出します。このとき、しょうゆは茶色ではなく「明るい赤色」であることを本物を見て学ぶことができました。また、「諸味」「生しぼりしょうゆ」「市販のしょうゆ」を実際に試食し、味の違いを体験させていただきました。 しょうゆの「香り・色・味」それぞれに美味しさの秘密があることを学ぶことができました。今後は、国語「すがたをかえる大豆」とも合わせて学習していきます。 4年生ブックトーク「世界のおはなしめぐり〜北欧編〜」
光が丘図書館の方に来ていただき、ブックトークの授業をしていただきました。
ブックトークとは、1つのテーマに沿って、いろんな本を幅広く紹介する手法のことです。 本のあらすじを紹介したり、本文を一部分読んだりして、児童の本に対する興味を引き出します。 今回は「世界のおはなしめぐり〜北欧編〜」をテーマとして北欧に関係する本を紹介していただきました。 「キツネザルのあったかいセーター」は、マダガスカルから北欧まで移動するお話。世界地図で国の位置や、国旗についてクイズを交えながら紹介していただき、子ども達は興味津々でした。漫画ワンピースのきっかけとなった物語と言われている「小さなバイキング ビッケ」、仲良しの二人が一緒におうちに住もうとするお話「オンネリとアンネリのおうち」、字のない本「旅の絵本」では、それぞれのページに出てくる「旅人」を探したり街の様子を見ながら楽しめる本。子ども達は「自分で読んでみたい」と、本を借りるのを楽しみにしている様子でした。 旭町小学校では、現在読書旬間を実施しています。今回のブックトークをきっかけに読みたくなった本に、ぜひ積極的にふれてほしいと思います。 10月28日の給食つくね焼き いそ和え 根菜のごまみそ汁 牛乳 一口メモ 今日のみそ汁には練ごまを入れました。練りごまを入れるとごまの香りはもちろん、コクが出るのでいつものみそ汁とはまた違った美味しさが楽しめます。 練りごまはごまをよくすりつぶしてペースト状にしたものですが、ここでクイズです。ごまをすりつぶす時にはすり鉢と「棒」を使いますが、この棒のことをなんというでしょうか? (1)すりこ木 (2)すりすり (3)めん棒 答えは(1)の「すりこ木」です。すりこ木には香りがよくて丈夫な山椒の木を使うことが多いそうです。すりこ木はクッキーやパンの生地をのばす「めん棒」に似ていますが、よく見ると形が違います。めん棒はすべて同じ太さですが、すりこ木は持ちやすいように上(持ち手側)の方が細くなっています。 10月28日(月)
雨が降っていたため、全校朝会は体育館で行いました。今日は、「一言の言葉」というテーマで話をしました。
・・・先週からサクラ草の植え替え作業が始まりました。毎年、高学年から順にサクラ草の植え替えをしています。全校のトップバッターとして、木曜日に6年生の各クラスに植え替えの指導をしました。6年生は、3年生の頃からサクラ草を育ててきているので、植え替え作業にとても慣れていて上手でした。高学年は、自分用のサクラ草の鉢だけでなく、学校用の植木鉢にも植え替えをしなければなりません。それでもきちんと説明を聞き、てきぱきと作業を進めていました。そして、早く終わった子が友達の作業を手伝ってあげたり、後片付けを進んで行ったりする姿も見られて立派でした。 さらに、「さすが6年生だな」と感じたことがあります。それは、「よろしくお願いします」と「ありがとうございました」という言葉を自然に言えていたことです。サクラ草の植え替え作業では、説明を聞いてから自分で苗を植え付けていきます。植え替えが終わったら、一人ずつ校長先生のところに持ってきて、点検をしてもらうことになっています。6年生のみなさんは、必ずどの子も校長先生に植木鉢を差し出すときに「よろしくお願いします」と言っていました。そして、点検が終わって鉢を受け取る時には、「ありがとうございました」と言っていました。全員の作業が終わってから6年生に聞いてみたら、「よろしくお願いします」と「ありがとうございました」と言うのは常識であり、日常的にいつでも言えていると話していました。 みなさんはどうですか? 人に何かを頼むときに、「よろしくお願いします」と言えていますか? そして、人に何かをしてもらったら、「ありがとうございました」と伝えているでしょうか? 言葉は、相手に自分の気持ちを伝える大切な手段です。言葉はほんの一言で相手の気持ちを温かくし、心と心をつなげてくれます。そういう意味では、毎朝のあいさつの「おはようございます」の一言も同じですよね。 みなさんの中には、いろいろなスポーツ団体に入ってよく試合をしている子が多いのではないでしょうか。試合の最初と最後には、お互いのチームが向き合ってあいさつをします。それは、「よろしくお願いします」と「ありがとうございました」ではないでしょうか? 夏の甲子園での高校野球でも、必ず試合の前と後に「よろしくお願いします」と「ありがとうございました」と伝え合います。普段の生活の中から、こういう言葉が自然に言えるようにしていきましょう。 さて、今週の金曜日から11月に入ります。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。・・・ 図書集会まず始めに、図書館管理員の長井先生から「和食」をテーマにおすすめの本を紹介していただきました。お味噌汁やお寿司に関連する馴染みのある食材の本や、無形文化遺産に登録されたことに関連する本等、幅広く紹介していただきました。 次に、紹介していただいた本に関するクイズを図書委員が出題しました。声を大きくハキハキとしゃべることを意識して練習してきたその成果がきちんと発揮できました。 この集会が、多くの子どもたちが図書室を積極的に利用し、様々な本に触れ合うきっかけになれば嬉しいです。 保幼小交流会(1年生)22日(火)は旭幼稚園との交流会、今日は旭町保育園、旭町第二保育園、さくらさくみらい旭町保育園との交流会を実施しました。 まず1年生が、運動会で踊った「トライ・トライ・トライ」を披露しました。年長さんたちの前で、しっかりと踊ることができました。 続いて保育園の皆さんからは、すてきな歌のプレゼントがありました。また。旭幼稚園の皆さんからは、すばらしい寄せ書きをいただきました。 1年生から、「年長さんたちの歌がすてきだった。」「来年、一緒に遊ぶのが楽しみです。」などと感想を話していました。1年生のこどもたちにとっても、とても貴重な機会になりました。 生活科見学(2年生)朝、雨が少し降っていましたが、出発時には止んでいて、元気に出発しました。畑に着いたら、苗のまわりにある土を一生懸命掘りました。掘り進めていくと、大きさサツマイモを見つけ「取れた!」「3こつながっている。」「まだまだ掘らないと取れない。」といろいろな声があちこちから聞こえてきて、大興奮の子どもたちでした。 その後、光が丘公園で昼食をとり、公園の遊具でたっぷり遊び、学校に戻りました。 たくさん歩いた一日になりましたが、「大きなサツマイモがとれてうれしかった。」「疲れたけど友達とたくさん遊べた。」と笑顔いっぱいに感想を伝えていました。サツマイモはしばらく置くとおいしくなるとのことで、食べる日を楽しみにしているようです。 10月25日(金)火曜日には幼稚園との交流会を行っています。今回の保育園との交流会では、ゲームの代わりに歌の発表を行いました。まず、それぞれの保育園の子ども達が1年生の前に並んで、元気よく歌を歌ってくれました。最後は、1年生からの歌のプレゼントです。旭町小の校歌を全員で歌いました。 その後、校内や校庭の遊具を案内してからお別れしました。池の中のコイや校庭の三角すべり台に、みんな興味津々で見入っていました。ランドセルのことを聞いてみたら、ほとんどの子がもう用意してあるとのことでした。今日の交流会を通じて、小学校への希望と期待が大きく膨らんだことでしょう。 その1年生、1組では、4校時に外国語活動の授業がありました。ALTのエリン先生と講師の辻先生、担任の3名で授業が行われていました。旭町小では、2学期から低学年にも10時間程度、外国語活動の時間を設けています。 今日は、「食べ物の名前を知ろう」というテーマで、楽しいゲームを交えながら英語を学んでいました。おにぎりは、英語で「rice ball」です。「onigiri」でも通じそうですが、まだそこまで世界中に広まっていないようです。では、カレーライスはどうでしょうか。カレーライスを直訳すると、「curry rice」です。しかし、これは和製英語であるため日本のカレーだけを表すことになります。「curry and rice」が英語でのカレーライスにふさわしいようです。(写真上) ALTのエリン先生には、給食交流もしていただいています。2学期にいろいろなクラスに入り、子ども達と一緒に給食を食べてもらっています。 5年生は、図工の時間に「1×4=?」という学習をしています。題名だけではどんな作品なのか想像がつかないでしょう。しかし、その作品を見れば「なるほど」と思うはずです。 彫刻刀を使った木版画の制作です。正方形の版木に、彫刻刀で模様を彫ります。その版木を回転させながら4回刷ると、模様がつながり見事な版画作品に仕上がります。子ども達は、何度か試し刷りをしながら彫刻刀を入れ、納得のいく作品になるようにがんばっていました。版画は、1枚の版木があれば、繰り返し刷って同じ絵を印刷することができます。そのような面白さが楽しめる作品です。(写真中) 音楽室では、6年生が音楽会の練習に向けてがんばっていました。合奏曲の「アフリカン・シンフォニー」は、そろそろ楽器の担当を確定する頃です。それが決まれば、学年がそろった練習も入れていくことができるでしょう。(写真下) アフリカン・シンフォニーは、小学校の高学年の合奏曲として有名ですが、広く吹奏楽のコンサートでもよく演奏される曲です。もともとは、50年前の大ヒット曲「ハッスル」でも知られるヴァン・マッコイが発表したアルバムに収録されていた楽曲です。いわゆる「ディスコ・ミュージック」のひとつとして発表されていました。一方、日本では、その後全国高等学校野球選手権大会に初出場を果たした智辯和歌山が応援曲として演奏したのが始まりでした。次第に他校にも徐々に広がり、その後高校野球の応援歌として定着しました。今でも高い人気を誇っています。勇ましいファンファーレで始まり、アフリカを彷彿とさせるリズムとダイナミックなサウンドが魅力です。 授業の終わりに、合奏曲のもう一曲の楽譜が配られました。その曲を聞いてすぐに子ども達は気がつきました。映画「ミッションインポッシブル」のテーマ音楽でした。ミッションインポッシブルは、トム・クルーズ主演のアクション映画です。昨年夏に7作目が公開されました。2部作になっていて、その続編は、来年公開される予定です。 ところで、楽譜の題名の下にカッコ書きで、「スパイ大作戦のテーマ」と書かれていました。ミッションインポッシブルの大元は、アメリカのテレビドラマ「スパイ大作戦」です。(子どもの頃、見ていました。)政府が手を下せない極秘任務を遂行するスパイ組織の活躍のドラマで、その頃からあのテーマ音楽が使われていました。6年生の合奏でどのようにアレンジして演奏されるのか、とても楽しみになりました。 10月25日の給食れんこん豆腐ナゲット みかん 牛乳 一口メモ 「お切り込み風うどん」は、群馬県の郷土料理の一つです。群馬県は、全国有数の小麦の産地です。その小麦で作った手打ちの平たい太めの麺を、鍋に「切っては入れ、切っては入れ」して煮込んで食べたことから、「お切り込み」と呼ばれるようになりました。地域によっては、「おっ切り込み」とも呼ばれています。 具材は、その土地でとれた野菜をたっぷりと使い、味付けはしょう油や味噌などときまりはありません。麺を作る時に使う打ち粉で、汁にとろみがついているのが特徴です。 汁にうどんを入れて作ると食べる時に麺がのびてしまうので、給食ではうどんと汁を別々に盛り付けて食べるようにしています。 サクラ草植え替え(6年生)まず初めに、校長先生の説明を聞いて、やり方を確認します。サクラ草の植え替えを慣れた手つきで行う子ども達を見て、成長を感じました。 サクラ草が咲き始めるのが12月頃です。卒業まで残り半年。さらにサクラ草のように成長することを願って、大切に育てていきたいです。 10月24日(木)繰り上がりのあるたし算の考え方として、「加数分解」と「被加数分解」の方法について学習していきます。(もちろん、これは算数用語であり、1年生に「加数分解」や「被加数分解」という名称を使って教えるわけではありません。)1組では、前時に行った「9+4=13」の計算方法について復習をしていました。9は、あと1あれば10になるので、たす数(加数)の4を1と3に分けます。分けた1をたされる数(被加数)の9に加えて10をつくり、残りの3と合わせて答えは13となります。この考え方が「加数分解」です。(写真上) 一方の被加数分解は、たされる数(たし算の式の最初の数)を分解する方法です。「9+4」で9を6と3に分けてもよいのですが、これはあまり考えない方法です。しかし、「4+9」なら4を1と3に分解して計算するでしょう。さらに、「6+7」は、6を3と3に分けて10をつくり、答えが13となります。 結局、加数、被加数のどちらを分けてもよいのですが、基本は10のまとまりをつくるように計算する方法で指導します。この他に、加数、被加数とも5といくつに分解して、その5同士で10をつくるという方法もあります。(五二進法と言われています。)また、素朴な方法として、例えば8+3を9、10、11と数えながらたしていき、求める子もいるかもしれません。しかし、なるべく早く、正確に、分かりやすくということでは、加数分解と被加数分解が一番の方法と言えます。 1校時の図書室は、1年2組が利用していました。読書旬間中ということもあり、今週と来週は、どの学年も図書室の利用が多くなることでしょう。 低学年の図書の時間には、図書管理員の先生が毎回読み聞かせをしてくれます。今日は、「いもいもほりほり」という絵本の読み聞かせがありました。ちょうど今の時期にぴったりな絵本です。3匹のこぶたが、ねずみくんと一緒にヤギじいさんの畑で芋掘りをします。いろいろな形の芋をどっさり収穫することができました。最後は、みんなで焼き芋にして食べました。・・・明日、2年生は生活科見学で芋掘りに行きます。場所は、田柄小の隣の吉田さんの畑です。(吉田さんには、先月3年生にキャベツ農家の授業に来ていただいています。)芋掘りの楽しさは、見えない土の中から大きなサツマイモが出てくるところにあります。明日は、2年生の子ども達のどんな表情が見られるか、とても楽しみです。(写真中) 5校時に、2年2組で道徳の研究授業がありました。使った資料は、「およげないりすさん」でした。自分との違いにとらわれず、誰に対しても公正、公平に接していこうとする心情を育てる内容です。 かめ、あひる、白鳥が池の中の島へ行くことになりました。「一緒に連れて行ってほしい」と言うりすに、「泳げないから駄目だ」と断ってしまいます。りすがいないまま遊んでも楽しくなかった3匹は、次の日、りすに昨日のことを謝ります。そして、今度はりすをかめの背中に乗せて、みんなで島に向かうという話です。 お話を伝えるために、担任の先生がペープサートを使って行っていました。低学年の道徳では、とても効果的な資料提示になります。さらに、中心発問では3匹の動物になりきって気持ちを言葉にする「役割演技」をさせていました。内容価値に迫るための手立てとして、とても有効な手段でした。今回も、本校歴代校長の土屋先生にお越しいただき、たくさんのご指導をいただきました。(写真下) 10月24日の給食ポークストロガノフ かぼちゃのサラダ 牛乳 一口メモ 「ストロガノフ」は、ロシアを代表する郷土料理です。肉や玉ねぎ、マッシュルームを炒めてから煮込みます。さらに、仕上げに酸味があるサワークリームを入れて完成です。 今日は、給食で食べやすいようにアレンジして、サワークリームではなく生クリームを使いました。ストロガノフという名前の由来は諸説ありますが、ロシアの伯爵「ストロガノフ家」で作られていたのでこの名前がついたと言われています。 かぼちゃのサラダは、蒸したかぼちゃとにんじん、きゅうりに塩、こしょうで下味をつけて、マヨネーズをかけています。とても色鮮やかなサラダです。かぼちゃは、ゆでてしまうと水っぽくなっておいしくないので、蒸して作るのがポイントです。 10月23日(水)6年生ともなると、それぞれに個性が表れます。中二階にベッドを置き、そこに通じる階段やはしごを渡し、空間をうまく利用した家がありました。また、大きな暖炉のある暖かそうな部屋が再現されているものもありました。子ども達は、大きなベッドや大スクリーンのテレビが理想なのでしょうか。豪華な部屋や自分の個室のような空間を作っているものも見られます。さらには、室内犬を飼っている家もありました。かわいらしいワンコは、クラフト粘土で作ってありました。ペットと暮らす生活にあこがれているのもすてきなことです。(写真上) 材料は、図工室で用意したものや、各自が家から持ってきたものなどが使われていました。材料の工夫次第で、本物そっくりに見えてくるから不思議です。 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。「ちいちゃんのかげおくり」は、日本の児童文学作家として有名な あまん きみこさんが著した絵本・童話作品です。太平洋戦争の悲惨さを伝える物語としても有名で、長らく3年生の国語の教科書に掲載され続けています。4年生で指導する「一つの花」も戦争の悲惨さが描かれていますが、「ちいちゃんのかげおくり」はより一層悲しく切ない物語作品です。 ちいちゃんは、幼い女の子です。お父さんに「かげおくり」という遊びを教えてもらいます。家族みんなで手をつなぎ、地面に伸びている自分たちの影を見つめてから空を見上げると、影の残像が空に映し出されます。やがてお父さんは出征し、戦争に行きます。お母さんとお兄ちゃんと3人で暮らしていた夏の夜、突然空襲警報が鳴ります。ちいちゃん一家は空襲から逃れるために外へ飛び出したものの、逃げる途中で家族とはぐれてしまいます。家族と会えないまま暗い防空壕の中でちいちゃんは過ごしますが、やがて幼い命は空に消えていくのでした。 教科書の挿絵は、全て白黒で描かれています。唯一色がついているのが第二場面の挿絵です。お母さんと手をつないで逃げるちいちゃんが、赤く塗られています。(写真中) 「ちいちゃんが一番幸せだったのは、どの場面でしょう」と子ども達に聞いてみると、大きく2つの意見に分かれます。どちらも家族4人でかげおくりをした場面が選ばれます。最初のかげおくりは戦争に行く前ですが、最後のかげおくりは4人が死んでしまった場面です。それでも「この時が一番幸せだったと思う」と答える子がいます。なるほど…。 午後は、中学校区別協議会がありました。近隣の小中学校の教員が集まり、お互いの授業を見たり、テーマごとに話し合いをしたりする取り組みです。旭町小は、隣の豊渓中学校といつも連携して協議会を行っています。練馬区では、年に2回校区別協議会の日が設定されていて、2回目の今回は、旭町小が会場校となりました。 5校時は、全学年の授業を公開し、中学校の先生方に各教室を回っていただきました。中学校と小学校とで大きく違うのは、教科指導に携わる教員です。学級担任がほとんどの教科を指導する小学校に対して、中学校は教科担任制です。家庭科室では、5年2組が授業をしていましたが、もちろん小学校では担任が家庭科の授業をしています。 ちなみに、5年生は現在、ウォールポケットの製作に取りかかっています。ミシンの使い方を学習することが主なねらいで、9月から少しずつ練習してきました。まず、巾着袋の製作から始め、出来上がった子はウォールポケットに取りかかります。ミシンの使い方に少しずつ慣れてきたようですが、子ども同士でも教え合いながら、楽しそうに製作に励んでいました。(写真下) |
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